JP2004196034A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両取付レイアウトの自由度を増大して、ギヤ比等の設計自由度を大きくし、ひいては、ラック推力を増加すること。
【解決手段】電動モータ50の回転駆動力をボールナット35に伝達する動力伝達機構は、電動モータ50側の一対のモータ側ギヤ52及び中間ギヤ54(一対のモータ側駆動要素)と、ボールナット35側の一対のナット側ギヤ58及び中間ギヤ57(一対のナット側駆動要素)と、モータ側中間ギヤ54からナット側中間ギヤ57に回転駆動力を伝達する中間軸55(中間伝達部材)と、を有している。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボールねじ式ラックアシスト型の電動パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の操舵系では、外部動力源を用いて操舵アシストを行わせる、いわゆるパワーステアリング装置が広く採用されている。従来、パワーステアリング装置用の動力源としては、ベーン方式の油圧ポンプが用いられており、この油圧ポンプをエンジンにより駆動するものが多かった。ところが、この種のパワーステアリング装置は、油圧ポンプを常時駆動することによるエンジンの駆動損失が大きい(最大負荷時において、数馬力〜十馬力程度)ため、小排気量の軽自動車等への採用が難しく、比較的大排気量の自動車でも走行燃費が無視できないほど低下することが避けられなかった。
【0003】
そこで、これらの問題を解決するものとして、電動モータを動力源とする電動パワーステアリング装置(Electric Power Steering、以下EPSと記す)が近年注目されている。EPSには、電動モータの電源に車載バッテリを用いるために直接的なエンジンの駆動損失が無く、電動モータが操舵アシスト時にのみに起動されるために走行燃費の低下も抑えられる他、電子制御が極めて容易に行える等の特長がある。
【0004】
一方、乗用車用のステアリングギヤとしては、高剛性かつ軽量であること等から、現在ではラックピニオン式が主流となっている。そして、ラック&ピニオン式ステアリングギヤ用のEPSとしては、ステアリングシャフトやピニオン自体を駆動するべくコラム側部に電動モータを配置したコラムアシスト型等の他、電動式のボールねじ機構によりラックシャフトを駆動するボールねじ式ラックアシスト型も用いられている。ボールねじ式ラックアシスト型のEPSでは、アシスト力がピニオンとラックとの噛合面に作用しないため、摩耗や変形の要因となる両部材間の接触面圧が比較的小さくなる。
【0005】
ラックアシスト型EPSでは、ラックシャフトに形成されたボールねじ軸の雄ねじ溝とボールナットに形成された雌ねじ溝とが多数個の循環ボール(鋼球)を介して係合しており、ラックシャフトと同軸あるいは別軸に配置された電動モータによってボールナットが回転駆動され、これによりラックシャフトが軸方向に移動する。別軸式ラックアシスト型EPSにおける電動モータとボールナットとの間の動力伝達方法としては、特許文献1に記載されたタイミングベルト式の他、特許文献2に記載されたギヤ式等が一般的である。
【0006】
また、ボールねじ式ラックアシスト型の電動パワーステアリング装置としては、特許文献3に示されているものがある。この特許文献3では、電動モータの駆動軸に、モータ側ギヤが設けてあると共に、ボールナットには、ナット側ギヤが一体的に設けてある。これにより、電動モータの駆動力は、モータ側ギヤ及びナット側ギヤを介して、ボールナットに減速して伝達される。
【0007】
このように、特許文献3では、減速機構(動力伝達機構)は、一対のモータ側ギヤとナット側ギヤとからなり、一段減速ギヤタイプとなっている。
【0008】
【特許文献1】
実公平6−49489号公報
【特許文献2】
特許第3062852号公報
【特許文献3】
特公平6−504号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一段減速ギヤタイプの減速機構では、電動モータの軸上に配置したモータ側ギヤの中心と、ボールナットに一体的に設けたナット側ギヤの中心とは、ラック軸方向に直交する、同一平面上になければならない。
【0010】
このため、電動モータと、ボールナットとは、ラック軸方向において、略同じ位置に配置せざれるを得ないことから、車両取り付けレイアウト上の制限を受けるといったことがある。
【0011】
また、ギヤ設計を行う際に、このようなレイアウト的な制限から、ナット側ギヤの径を大きくできず、上記一対のギヤのギヤ比を大きく取れない。その結果、ラック推力を増加することは、比較的困難になっているといったこともある。
【0012】
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであって、車両取付レイアウトの自由度を増大して、ギヤ比等の設計自由度を大きくし、ひいては、ラック推力を増加することができる、ボールねじ式ラックアシスト型の電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の請求項1に係る電動パワーステアリング装置は、内周面に雌ねじ溝が形成されたボールナットと、このボールナットの軸心に配置されると共に外周面に前記雌ねじ溝に対峙する雄ねじ溝が形成されたラックシャフトと、前記雌ねじ溝と前記雄ねじ溝との間に介装された複数個の循環ボールとからなるボールねじ機構と、
当該ボールねじ機構を収納するステアリングギヤケースと、
前記ラックシャフトと別軸に配置され、前記ボールナット機構の駆動に供される電動モータと、
当該電動モータの回転駆動力を前記ボールナットに伝達する動力伝達機構と
を有するラックアシスト型の電動パワーステアリング装置において、
前記動力伝達機構は、
前記電動モータ側の一対のモータ側駆動要素と、
前記ボールナット側の一対のナット側駆動要素と、
これら一対のモータ側駆動要素から、一対のナット側駆動要素に回転駆動力を伝達する中間伝達部材と、を有することを特徴とする。
【0014】
このように、請求項1によれば、動力伝達機構は、電動モータ側の一対のモータ側駆動要素と、ボールナット側の一対のナット側駆動要素と、これら一対のモータ側駆動要素から一対のナット側駆動要素に回転駆動力を伝達する中間伝達部材と、を有している。
【0015】
従って、電動モータ側の一対のモータ側駆動要素は、第1次減速部を構成し、ボールナット側の一対のナット側駆動要素は、第2次減速部を構成し、これら両減速部の間に、中間伝達部材を設けていることから、動力伝達機構(減速機構)は、二段減速タイプとすることができる。
【0016】
また、一対のモータ側駆動要素の第1次減速部と、一対のナット側駆動要素の第2次減速部とは、ラック軸方向において、異なる位置に配置することができる。従って、電動モータと、ボールナットとは、ラック軸方向において、別々の位置に配置することができ、車両取付レイアウトの自由度を増大することができる。
【0017】
さらに、このように、取付レイアウトの自由度を増大できることから、ギヤ比等の設計自由度を大きくすることができ、ひいては、容易に、ラック推力を増加することができる。更に、ラックサポートであるボールナット位置を、理想的な位置に配置することができる。
【0018】
また、本発明の請求項2に係る電動パワーステアリング装置は、前記一対のモータ側駆動要素は、一対のギヤからなり、
前記一対のナット側駆動要素も、一対のギヤからなることを特徴とする。
【0019】
このように、動力伝達機構(減速機構)は、ギヤ減速機構であってもよい。
【0020】
さらに、本発明の請求項3に係る電動パワーステアリング装置は、前記一対のモータ側駆動要素は、ベルトを巻回した一対のプーリからなり、
前記一対のナット側駆動要素も、ベルトを巻回した一対のプーリからなることを特徴とする。
【0021】
このように、動力伝達機構(減速機構)は、ベルトドライブ機構であってもよい。
【0022】
さらに、本発明の請求項4に係る電動パワーステアリング装置は、前記一対のモータ側駆動要素は、チェーンを巻回した一対のスプロケットからなり、
前記一対のナット側駆動要素も、チェーンを巻回した一対のスプロケットからなることを特徴とする。
【0023】
このように、動力伝達機構(減速機構)は、チェーンドライブ機構であってもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置を図面を参照しつつ説明する。
【0025】
(全体構成)
図1は、本発明に係る電動パワーステアリング装置の車室側部分を示した斜視図である。同図中に符号1で示した部材は、ステアリングコラムであり、アッパステアリングシャフト3を回動自在に支持している。アッパステアリングシャフト3には、その上端にステアリングホイール5が装着される一方、下端にユニバーサルジョイント7を介してロアステアリングシャフト9が連結されている。
【0026】
ロアステアリングシャフト9には、その下端に更にラック&ピニオン機構やパワーアシスト機構等からなるステアリングギヤ11が連結されている。図1中、符号13はステアリングコラム1を覆うコラムカバーを示し、符号15はステアリングギヤ11の左右端に連結されたタイロッドを示している。
【0027】
(実施の形態)
図2は、本発明の実施の形態に係るステアリングギヤの縦断面図である。図3は、図2中の要部拡大図である。
【0028】
図2中で符号21で示した部材はステアリングギヤケースを構成するラック&ピニオンハウジングであり、ラック&ピニオン機構を構成するラックシャフト23やピニオン(図示せず)を保持している。ラックシャフト23は、ピニオンに噛み合うラック25を図中左側に有すると共に、その端部には、タイロッド15を揺動自在に支持する球面継手27が固着されている。
【0029】
パワーアシスト機構は、ラック&ピニオンハウジング21の図中右端にボルト締めされたギヤハウジング31と、ギヤハウジング31にボルト締めされてラック&ピニオンハウジング21やギヤハウジング31と伴にステアリングギヤケースを構成するボールねじハウジング33と、を外郭としている。
【0030】
また、図3に示すように、ボールねじハウジング33には、ボールナット35が複列アンギュラ玉軸受(以下、単に軸受と記す)37を介して回動自在に保持されている。
【0031】
ラックシャフト23には、雄ねじ溝41が形成される一方、ボールナット35には雌ねじ溝43が形成され、雄ねじ溝41と雌ねじ溝43との間には、循環ボールたる多数個の鋼球45が介装されている。また、ボールナット35には、鋼球45を循環させるための循環こま(図示せず)が装着されている。
【0032】
本実施の形態では、図3に示すように、ハウジング31には、電動モータ50が装着してあり、その駆動軸51には、第1次減速部を構成するモータ側ギヤ52が取付けてある。このモータ側ギヤ52は、一対の軸受53により回転自在に支持してある。
【0033】
このモータ側ギヤ52には、第1次減速部を構成するモータ側中間ギヤ54が噛合してある。このモータ側ギヤ54には、中間軸55が設けてあり、この中間軸55は、一対の軸受56により回転自在に支持してある。
【0034】
中間軸55の他端には、第2次減速部を構成するナット側中間ギヤ57が設けてある。このナット側中間ギヤ57には、第2次減速部を構成するナット側ギヤ58が噛合してある。このナット側ギヤ58は、一対の軸受59により回転自在に支持してある。
【0035】
このナット側ギヤ58の軸芯内径側と、ボールナット35の外径側との間には、スプライン嵌合部60が設けてある。これにより、ナット側ギヤ58とボールナット35とは、一体的に回転できると共に、相互に軸方向に移動することができる。
【0036】
また、ステアリングギヤ11は、図2に示すように、一対のラバーマウント61により弾性的に車体に支持してある。
【0037】
なお、一対のモータ側ギヤ52及び中間ギヤ54は、ラック軸方向に直交した同一平面に配置してあり、中間軸55は、ラック軸方向に平行に配置してあり、一対のナット側ギヤ58及び中間ギヤ57は、ラック軸方向に直交した同一平面に配置してある。
【0038】
以上のように構成してあるため、図3に示すように、運転者がステアリングホイール5を回転させると、アッパステアリングシャフト3およびロアステアリングシャフト9を介して、その回転力がステアリングギヤ11に伝達される。ステアリングギヤ11内には回転入力を直線運動に変換するラックアンドピニオン機構が内蔵されているため、ラックシャフト23が左右いずれかの方向に移動し、タイロッド15を介して車輪の舵角が変動して操舵が行われる。
【0039】
同時に、パワーアシスト機構内では、図示しない操舵トルクセンサの出力に基づき、電動モータ50は、正逆いずれかの方向に所定の回転トルクをもって回転する。
【0040】
この電動モータ50の回転駆動力は、モータ側ギヤ52、モータ側中間ギヤ54、中間軸55、ナット側中間ギヤ57、及びナット側ギヤ58を介して、スプライン係合したボールナット35に減速・伝達される。
【0041】
ボールナット35が回転すると、その雌ねじ溝43に係合した鋼球45を介してラックシャフト23の雄ねじ溝41にスラスト力が作用し、これにより操舵アシストが実現される。
【0042】
このように、本実施の形態によれば、動力伝達機構は、電動モータ50側の一対のモータ側ギヤ52及び中間ギヤ54(一対のモータ側駆動要素)と、ボールナット35側の一対のナット側ギヤ58及び中間ギヤ57(一対のナット側駆動要素)と、モータ側中間ギヤ54からナット側中間ギヤ57に回転駆動力を伝達する中間軸55(中間伝達部材)と、を有している。
【0043】
従って、図3に示すように、電動モータ50側の一対のモータ側ギヤ52及び中間ギヤ54(一対のモータ側駆動要素)は、第1次減速部を構成し、ボールナット35側の一対のナット側ギヤ58及び中間ギヤ57(一対のナット側駆動要素)は、第2次減速部を構成し、これら両減速部の間に、中間軸35(中間伝達部材)を設けていることから、動力伝達機構(減速機構)は、二段減速タイプとすることができる。
【0044】
また、モータ側ギヤ52及び中間ギヤ54の第1次減速部と、ナット側ギヤ58及び中間ギヤ57の第2次減速部とは、ラック軸方向において、異なる位置に配置することができる。従って、電動モータ50と、ボールナット35とは、ラック軸方向において、別々の位置に配置することができ、車両取付レイアウトの自由度を増大することができる。
【0045】
さらに、このように、取付レイアウトの自由度を増大できることから、ギヤ比等の設計自由度を大きくすることができ、ひいては、容易に、ラック推力を増加することができる。更に、ラックサポートであるボールナット35の位置を、理想的な位置に配置することができる。
【0046】
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されず、種々変形可能である。
【0047】
一対のモータ側駆動要素は、ベルトを巻回した一対のプーリからなり、一対のナット側駆動要素も、ベルトを巻回した一対のプーリからなり、動力伝達機構(減速機構)は、ベルトドライブ機構であってもよい。
【0048】
また、一対のモータ側駆動要素は、チェーンを巻回した一対のスプロケットからなり、一対のナット側駆動要素も、チェーンを巻回した一対のスプロケットからなり、動力伝達機構(減速機構)は、チェーンドライブ機構であってもよい。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1によれば、動力伝達機構は、電動モータ側の一対のモータ側駆動要素と、ボールナット側の一対のナット側駆動要素と、これら一対のモータ側駆動要素から一対のナット側駆動要素に回転駆動力を伝達する中間伝達部材と、を有している。
【0050】
従って、電動モータ側の一対のモータ側駆動要素は、第1次減速部を構成し、ボールナット側の一対のナット側駆動要素は、第2次減速部を構成し、これら両減速部の間に、中間伝達部材を設けていることから、動力伝達機構(減速機構)は、二段減速タイプとすることができる。
【0051】
また、一対のモータ側駆動要素の第1次減速部と、一対のナット側駆動要素の第2次減速部とは、ラック軸方向において、異なる位置に配置することができる。従って、電動モータと、ボールナットとは、ラック軸方向において、別々の位置に配置することができ、車両取付レイアウトの自由度を増大することができる。
【0052】
さらに、このように、取付レイアウトの自由度を増大できることから、ギヤ比等の設計自由度を大きくすることができ、ひいては、容易に、ラック推力を増加することができる。更に、ラックサポートであるボールナット位置を、理想的な位置に配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動パワーステアリング装置の車室側部分を示した斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るステアリングギヤの縦断面図である。
【図3】図2中の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 ステアリングコラム
3 アッパステアリングシャフト
5 ステアリングホイール
7 ユニバーサルジョイント
9 ロアステアリングシャフト
11 ステアリングギヤ
13 コラムカバー
15 タイロッド
21 ラック&ピニオンハウジング
23 ラックシャフト
25 ラック
27 球面継手
31 ギヤハウジング
33 ボールねじハウジング
35 ボールナット
37 複列アンギュラ玉軸受
41 雄ねじ溝
43 雌ねじ溝
45 鋼球
50 電動モータ
51 駆動軸
52 モータ側ギヤ
53 軸受
54 モータ側中間ギヤ
55 中間軸
56 軸受
57 ナット側中間ギヤ
58 ナット側ギヤ
59 軸受
60 スプライン嵌合部
61 ラバーマウント

Claims (4)

  1. 内周面に雌ねじ溝が形成されたボールナットと、このボールナットの軸心に配置されると共に外周面に前記雌ねじ溝に対峙する雄ねじ溝が形成されたラックシャフトと、前記雌ねじ溝と前記雄ねじ溝との間に介装された複数個の循環ボールとからなるボールねじ機構と、
    当該ボールねじ機構を収納するステアリングギヤケースと、
    前記ラックシャフトと別軸に配置され、前記ボールナット機構の駆動に供される電動モータと、
    当該電動モータの回転駆動力を前記ボールナットに伝達する動力伝達機構と
    を有するラックアシスト型の電動パワーステアリング装置において、
    前記動力伝達機構は、
    前記電動モータ側の一対のモータ側駆動要素と、
    前記ボールナット側の一対のナット側駆動要素と、
    これら一対のモータ側駆動要素から、一対のナット側駆動要素に回転駆動力を伝達する中間伝達部材と、を有することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記一対のモータ側駆動要素は、一対のギヤからなり、
    前記一対のナット側駆動要素も、一対のギヤからなることを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記一対のモータ側駆動要素は、ベルトを巻回した一対のプーリからなり、
    前記一対のナット側駆動要素も、ベルトを巻回した一対のプーリからなることを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記一対のモータ側駆動要素は、チェーンを巻回した一対のスプロケットからなり、
    前記一対のナット側駆動要素も、チェーンを巻回した一対のスプロケットからなることを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
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