JP2004195820A - 記録材料及び記録シート - Google Patents

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JP2004195820A JP2002367645A JP2002367645A JP2004195820A JP 2004195820 A JP2004195820 A JP 2004195820A JP 2002367645 A JP2002367645 A JP 2002367645A JP 2002367645 A JP2002367645 A JP 2002367645A JP 2004195820 A JP2004195820 A JP 2004195820A
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博 藤井
Shinichi Sato
真一 佐藤
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Abstract

【課題】地肌カブリがなく、発色感度に優れ、かつ地肌の保存性、特に地肌の耐熱性に優れた記録材料、及び基材シート上に該記録材料から形成されてなる記録材料層を有する記録シートを提供する。
【解決手段】発色性染料を含有する記録材料において、式(1)
【化1】
Figure 2004195820

で表される化合物の少なくとも1種、並びに式(2)
【化2】
Figure 2004195820

で表される化合物の少なくとも1種及び/又は式(3)
【化3】
Figure 2004195820

で表される化合物の少なくとも1種を含有し、かつビフェニル誘導体を含有することを特徴とする記録材料により解決できる。
【選択図】 なし。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発色感度に優れ、かつ地肌の保存安定性、特に地肌の耐熱性に優れた記録材料、及び基材シート上に該記録材料から形成されてなる記録材料層を有する記録シートに関する。
【0002】
【従来技術】
発色性染料と顕色剤との反応による発色を利用した記録材料は、現像定着等の煩雑な処理を施すことなく比較的簡単な装置で短時間に記録できることから、ファクシミリ、プリンター等の出力記録のための感熱記録材料又は感圧複写材料等に広く使用されている。
【0003】
これらの記録材料は、速やかに発色し、未発色部分(以下、「地肌」という。)の白度が保持され、かつ、発色した画像及び地肌の堅労性の高いものが要望されている。特に、近年においては、高速記録に対する要求が高くなり、高速記録に十分対応できる高感度の記録材料の開発が望まれている。一般に、特定の増感剤を使用して感度を高くする研究がなされているが、感度は高くなるものの、その一方で地肌が着色する現象(いわゆる「地肌カブリ」)が生じたり、地肌の保存安定性が悪くなる等の欠点を有し、地肌カブリがなく、発色感度及び地肌の保存性に優れる記録材料は未だ見出されていなかった。
【0004】
また、本発明の前記式(1)で表される化合物、前記式(2)で表される化合物及び前記式(3)で表される化合物は次の特許文献に記載されている(特許文献1及び2)。
【0005】
【特許文献1】
WO01/25193号公報
【特許文献2】
WO02/81229号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる実状に鑑みてなされたものであり、地肌カブリがなく、発色感度に優れ、かつ地肌の保存性、特に地肌の耐熱性に優れた記録材料、及び基材シート上に該記録材料から形成されてなる記録材料層を有する記録シートを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は第1に、発色性染料を含有する記録材料において、式(1)
【0008】
【化5】
Figure 2004195820
【0009】
〔式中、R1及びR2は、それぞれ独立して水素原子又はC1〜C6アルキル基を表し、a1は1〜6の整数を表し、n1は0、1又は2の整数を表し、m1は0又は1〜3の整数を表す。
3及びR4は、それぞれ独立してニトロ基、カルボキシル基、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基又はC2〜C6アルケニル基を表し、m2及びm3は、それぞれ独立して0、1又は2の整数を表し、m2及びm3がそれぞれ2のとき、R3及びR4はそれぞれ異なってもよく、Y1は、CO又はNR5CO(式中、R5は、水素原子又はC1〜C6アルキル基を表す。)を表す。〕で表される化合物の少なくとも1種、並びに式(2)
【0010】
【化6】
Figure 2004195820
【0011】
〔式中、R6及びR7は、それぞれ独立して水素原子又はC1〜C6アルキル基を表し、a2は1〜6の整数を表し、n2は0、1又は2の整数を表し、m4は0又は1〜3の整数を表す。
8及びR9は、それぞれ独立してニトロ基、カルボキシル基、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基又はC2〜C6アルケニル基を表し、m5及びm6は、それぞれ独立して0、1又は2の整数を表し、m5及びm6がそれぞれ2のとき、R8及びR9はそれぞれ異なってもよく、Y2は、CO又はNR10CO(式中、R10は、水素原子又はC1〜C6アルキル基を表す。)を表す。〕で表される化合物の少なくとも1種及び/又は式(3)
【0012】
【化7】
Figure 2004195820
【0013】
〔式中、R11及びR12は、それぞれ独立して水素原子又はC1〜C6アルキル基を表し、a3は1〜6の整数を表し、n3は0、1又は2の整数を表し、m7は0又は1〜3の整数を表す。
13及びR14は、それぞれ独立してニトロ基、カルボキシル基、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基又はC2〜C6アルケニル基を表し、m8及びm9は、それぞれ独立して0、1又は2の整数を表し、m8及びm9がそれぞれ2のとき、R13及びR14はそれぞれ異なってもよく、Y3は、CO又はNR15CO(式中、R15は、水素原子又はC1〜C6アルキル基を表す。)を表す。〕で表される化合物の少なくとも1種を含有し、かつビフェニル誘導体を含有することを特徴とする記録材料を提供する。
【0014】
第1の発明においては、該ビフェニル誘導体が式(4)
【化8】
Figure 2004195820
〔式中、R16及びR17は、それぞれ独立して水酸基、カルボキシル基、C1〜C6アルキル基、C2〜C6アルケニル基、C1〜C6アルコキシ基、C1〜C6アルキルカルボニル基、C1〜C6アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいアリール基又は置換基を有していてもよいアラルキル基を表し、m10及びm11は、それぞれ独立して0又は1〜5の整数を表し、m10及びm11がそれぞれ2以上の整数のとき、R16及びR17は異なってもよい。〕で表されるのが好ましく、4−アセチルビフェニルであるのがより好ましい。
【0015】
また、第1の発明においては、該ビフェニル誘導体が、前記式(1)で表される化合物、並びに前記式(2)で表される化合物及び/又は前記式(3)で表される化合物100重量部に対して、10〜1000重量部配合されてなるのが好ましい。
【0016】
また、本発明は第2に、基材シートと、該基材シート上に第1の発明の記録材料から形成されてなる記録材料層を有する記録シートを提供する。
【0017】
本発明の記録材料から形成される記録材料層は、地肌カブリを生じることなく、発色感度に優れ、かつ地肌の保存性、特に地肌の耐熱性に優れている。
【0018】
本発明は、発色性染料を含有する記録材料において、前記式(1)で表される化合物の少なくとも1種、並びに前記式(2)で表される化合物の少なくとも1種及び/又は前記式(3)で表される化合物の少なくとも1種を含有し、かつビフェニル誘導体を含有することを特徴とする。該ビフェニル誘導体の含有率は任意であるが、前記式(1)で表される化合物、並びに前記式(2)で表される化合物及び/又は前記式(3)で表される化合物100重量部に対して、通常10〜1000重量部、好ましくは20〜300重量部、より好ましくは30〜200重量部の範囲である。
【0019】
本発明の前記式(1)で表される化合物、並びに前記式(2)で表される化合物及び/又は前記式(3)で表される化合物は、顕色剤混合物として使用される。その混合方法としては、それぞれの粉体での混合、溶融混合、前記式(1)で表される化合物の晶析時添加混合、及び原料のヒドロキシアニリンとして、o−ヒドロキシアニリン、m−ヒドロキシアニリン、p−ヒドロキシアニリン等の混合物を用いて反応させて、同時に2種又は3種以上の化合物を合成・含有させる方法等がある。
【0020】
式(1)中、R1及びR2は、それぞれ独立して水素原子;メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチル基等のC1〜C6アルキル基を表す。a1は1〜6の整数を表し、n1は0、1又は2を表す。m1は0又は1〜3の整数を表す。
【0021】
3及びR4は、それぞれ独立してニトロ基;カルボキシル基;フッ素、塩素、臭素、ヨウ素原子等のハロゲン原子;メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチル基等のC1〜C6アルキル基;プロペニル、イソプロペニル、ブテニル基等のC2〜C6アルケニル基を表す。
【0022】
2及びm3は、それぞれ独立して0、1又は2を表し、Y1は、CO又はNR5COを表す。
5は、水素原子;メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチル基等のC1〜C6アルキル基を表す。
【0023】
これらの中でも、本発明においては、式(1)中、Y1がNR5COである化合物が好ましく、Y1がNHCOである化合物であるのがより好ましい。
かかる式(1)で表される化合物としては、例えば、N−(2’−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル−2−ヒドロキシアニリン、N−(3’−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル−2−ヒドロキシアニリン、N−(4’−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル−2−ヒドロキシアニリン等が挙げられる。
【0024】
式(2)中、R6及びR7は、それぞれ独立して水素原子;メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチル基等のC1〜C6アルキル基を表す。a2は1〜6の整数を表し、n2は0、1又は2を表す。
4は0又は1〜3の整数を表す。
【0025】
8及びR9は、それぞれ独立してニトロ基;カルボキシル基;フッ素、塩素、臭素、ヨウ素原子等のハロゲン原子;メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチル基等のC1〜C6アルキル基;プロペニル、イソプロペニル、ブテニル基等のC2〜C6アルケニル基を表す。
【0026】
5及びm6は、それぞれ独立して0、1又は2を表し、Y2は、CO又はNR10COを表す。
10は、水素原子;メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチル基等のC1〜C6アルキル基を表す。
【0027】
これらの中でも、本発明においては、式(2)中、Y2がNR10COである化合物が好ましく、Y2がNHCOである化合物であるのがより好ましい。
かかる式(2)で表される化合物としては、例えば、N−(2’−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル−4−ヒドロキシアニリン、N−(3’−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル−4−ヒドロキシアニリン、N−(4’−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル−4−ヒドロキシアニリン等が挙げられる。
【0028】
式(3)中、R11及びR12は、それぞれ独立して水素原子;メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチル基等のC1〜C6アルキル基を表す。a3は1〜6の整数を表し、n3は0、1又は2を表す。
7は0又は1〜3の整数を表す。
【0029】
13及びR14は、それぞれ独立してニトロ基;カルボキシル基;フッ素、塩素、臭素、ヨウ素原子等のハロゲン原子;メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチル基等のC1〜C6アルキル基;プロペニル、イソプロペニル、ブテニル基等のC2〜C6アルケニル基を表す。
【0030】
8及びm9は、それぞれ独立して0、1又は2を表し、Y3は、CO又はNR1 5COを表す。
15は、水素原子;メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチル基等のC1〜C6アルキル基を表す。
【0031】
これらの中でも、本発明においては、式(3)中、Y3がNR15COである化合物が好ましく、Y3がNHCOである化合物であるのがより好ましい。
かかる式(3)で表される化合物としては、例えば、N−(2’−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル−3−ヒドロキシアニリン、N−(3’−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル−3−ヒドロキシアニリン、N−(4’−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル−3−ヒドロキシアニリン等が挙げられる。
【0032】
前記式(1)で表される化合物、並びに前記式(2)及び/又は前記式(3)で表される化合物よりなる混合物の好ましい例としては、次の(a)〜(c)のものが挙げられる。
(a)N−(4’−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル−2−ヒドロキシアニリン及びN−(4’−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル−4−ヒドロキシアニリン
(b)N−(4’−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル−2−ヒドロキシアニリン及びN−(4’−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル−3−ヒドロキシアニリン
(c)N−(4’−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル−2−ヒドロキシアニリン、N−(4’−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル−4−ヒドロキシアニリン及びN−(4’−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル−3−ヒドロキシアニリン
【0033】
式(4)中、R16及びR17は、それぞれ独立して水酸基、カルボキシル基;メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチル基等のC1〜C6アルキル基;プロペニル、イソプロペニル、ブテニル基等のC2〜C6アルケニル基;メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、t−ブトキシ基等のC1〜C6アルコキシ基;メチルカルボニル、エチルカルボニル、n−プロピルカルボニル、イソプロピルカルボニル、n−ブチルカルボニル、t−ブチルカルボニル基等のC1〜C6アルキルカルボニル基;メチルカルボニルオキシ、エチルカルボニルオキシ、n−プロピルカルボニルオキシ、イソプロピルカルボニルオキシ、n−ブチルカルボニルオキシ、t−ブチルカルボニルオキシ基等のC1〜C6アルキルカルボニルオキシ基;置換基を有していてもよい(フェニル、ナフチル、ピリジル基等の)アリール基;置換基を有していてもよい(ベンジル、フェネチル基等の)アラルキル基を表し、アリール基又はアラルキル基が置換基を有していてもよいとあるのは、アリール基又はアラルキル基のベンゼン環、ナフタレン環又はピリジン環はさらに置換基を有していてもよく、このような置換基として、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチル基等のC1〜C6アルキル基;プロペニル、イソプロペニル、ブテニル基等のC2〜C6アルケニル基が挙げられる。m10及びm11は、それぞれ独立して0又は1〜5の整数を表す。
【0034】
かかる式(4)で表される化合物としては、ビフェニル、2,2’−ビフェノール、4,4’−ビフェノール、4,4’−ジアセトキシビフェニル、4−アセトキシビフェニル、4−アセチルビフェニル、4−メトキシビフェニル、4,4’−ジアセチルビフェニル、4,4’−ジメチルビフェニル、4−ベンジルビフェニル、m−ターフェニル等を挙げることができ、これらは1種又は2種以上を混合して使用することもできる。これらの中でも、4−アセチルビフェニルが好ましい。
【0035】
本発明は、発色性染料の少なくとも1種、並びに前記式(1)で表される化合物の少なくとも1種、並びに前記式(2)で表される化合物の少なくとも1種及び/又は前記式(3)で表される化合物の少なくとも1種を含有し、かつビフェニル誘導体を含有する記録材料であればどのような用途にも使用でき、例えば、感熱記録材料又は感圧複写材料等に利用することができる。
【0036】
本発明の記録材料に使用される発色性染料としては、酸性物質である顕色剤と接触することにより発色する発色性染料であれば特に制限はない。その具体例としては、フルオラン系、フタリド系、ラクタム系、トリフェニルメタン系、フェノチアジン系、スピロピラン系等のロイコ染料が挙げられる。
【0037】
フルオラン系の発色性染料としては、例えば、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−イソブチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−メチル−N−プロピルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−イソペンチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジブチルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−シクロヘキシル−N−メチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジメチルアミノ−7−(m−トリフロロメチルアニリノ)フルオラン、3−ジペンチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エトキシプロピル−N−エチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジブチルアミノ−7−(o−フロロアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノベンゾ[a]フルオラン、3−ジメチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−5−メチル−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−5−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−(N,N’−ジベンジルアミノ)フルオラン、3,6−ジメトキシフルオラン、2,4−ジメチル−6−(4−ジメチルアミノフェニル)アミノフルオラン等が挙げられる。
【0038】
また、フタリド系の発色性染料としては、3−{4−[4−(4−アニリノ)−アニリノ]アニリノ}−6−メチル−7−クロロフルオラン、3,3−ビス[2−(4−ジメチルアミノフェニル)−2−(4−メトキシフェニル)ビニル]−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3,6,6’−トリス(ジメチルアミノ)スピロ(フルオレン−9,3’−フタリド)、3,3−ビス(4’−ジエチルアミノフェニル)−6−ジエチルアミノフタリド等が挙げられる。
【0039】
これらの中でも、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−イソブチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−メチル−N−プロピルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−イソペンチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジブチルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−シクロヘキシル−N−メチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジメチルアミノ−7−(m−トリフロロメチルアニリノ)フルオラン、3−ジペンチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エトキシプロピル−N−エチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジブチルアミノ−7−(o−フロロアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノベンゾ[a]フルオラン、3−ジメチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−5−メチル−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−5−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−(N,N’−ジベンジルアミノ)フルオラン、3,6−ジメトキシフルオラン、2,4−ジメチル−6−(4−ジメチルアミノフェニル)アミノフルオラン等のフルオラン系の発色性染料が好ましく、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−イソブチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−メチル−N−プロピルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−イソペンチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−シクロヘキシル−N−メチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオランがより好ましい。
【0040】
これらの発色性染料は、単独で使用してその発色する色の記録材料を得ることができることは勿論であるが、それらの2種以上を混合して使用することもできる。例えば、赤色、青色、緑色の3原色の発色性染料又は黒色染料を混合使用して真に黒色に発色する記録材料を製造することができる。
【0041】
本発明の記録材料の中には、発色性染料、前記式(1)で表される化合物、前記式(2)で表される化合物、前記式(3)で表される化合物及びビフェニル誘導体以外に公知の顕色剤、画像安定剤、増感剤、填料、分散剤、酸化防止剤、減感剤、粘着防止剤、消泡剤、光安定剤、蛍光増白剤等を必要に応じ1種又は2種以上含有させることができる。
【0042】
これらの薬剤は、発色層中に含有せしめてもよいが、多層構造からなる場合には、例えば保護層等任意の層中に含有せしめてもよい。特に、発色層の上部及び/又は下部にオーバーコート層やアンダーコート層を設けた場合、これらの層には酸化防止剤、光安定剤等を含有することができる。さらに、酸化防止剤、光安定剤は必要に応じマイクロカプセルに内包するかたちで、これらの層に含有させることができる。
【0043】
他の顕色剤としては、感熱記録材料用のものと、感圧記録材料用のものが挙げられるが、前者としては、例えば、ビスフェノールA、4,4’−sec−ブチリデンビスフェノール、4,4’−シクロヘキシリデンビスフェノール、2,2−ジメチル−3,3−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2’−ジヒドロキシジフェニル、ペンタメチレン−ビス(4−ヒドロキシベンゾエート)、2,2−ジメチル−3,3−ジ(4−ヒドロキシフェニル)ペンタン、2,2−ジ(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン等のビスフェノール化合物;4,4’−ジヒドロキシジフェニルチオエーテル、1,7−ジ(4−ヒドロキシフェニルチオ)−3,5−ジオキサヘプタン、2,2’−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)ジエチルエーテル、4,4’−ジヒドロキシ−3,3’−ジメチルジフェニルチオエーテル等の含硫黄ビスフェノール化合物;
【0044】
4−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、4−ヒドロキシ安息香酸エチル、4−ヒドロキシ安息香酸プロピル、4−ヒドロキシ安息香酸イソプロピル、4−ヒドロキシ安息香酸ブチル、4−ヒドロキシ安息香酸イソブチル、4−ヒドロキシ安息香酸クロロベンジル、4−ヒドロキシ安息香酸メチルベンジル、4−ヒドロキシ安息香酸ジフェニルメチル等の4−ヒドロキシ安息香酸エステル類;安息香酸亜鉛、4−ニトロ安息香酸亜鉛等の安息香酸金属塩、4−[2−(4−メトキシフェニルオキシ)エチルオキシ]サリチル酸等のサリチル酸類;サリチル酸亜鉛、ビス[4−(オクチルオキシカルボニルアミノ)−2−ヒドロキシ安息香酸]亜鉛等のサリチル酸金属塩;
【0045】
4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、2,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4’−メチルジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4’−ブトキシジフェニルスルホン、4,4’−ジヒドロキシ−3,3’−ジアリルジフェニルスルホン、3,4−ジヒドロキシ−4’−メチルジフェニルスルホン、4,4’−ジヒドロキシ−3,3’,5,5’−テトラブロモジフェニルスルホン等のヒドロキシスルホン類;4−ヒドロキシフタル酸ジメチル、4−ヒドロキシフタル酸ジシクロヘキシル、4−ヒドロキシフタル酸ジフェニル等の4−ヒドロキシフタル酸ジエステル類;2−ヒドロキシ−6−カルボキシナフタレン等のヒドロキシナフトエ酸のエステル類;トリブロモメチルフェニルスルホン等のトリハロメチルスルホン類;4,4’−ビス(p−トルエンスルホニルアミノカルボニルアミノ)ジフェニルメタン等のスルホニルウレア類;ヒドロキシアセトフェノン、p−フェニルフェノール、4−ヒドロキシフェニル酢酸ベンジル、p−ベンジルフェノール、ハイドロキノン−モノベンジルエーテル、2,4−ジヒドロキシ−2’−メトキシベンズアニリド、テトラシアノキノジメタン類;又は下記式(5)
【0046】
【化9】
Figure 2004195820
で表されるジフェニルスルホン架橋型化合物若しくはそれらの混合物等が挙げられる。
【0047】
また、感圧記録材料用の顕色剤としては、例えば、酸性白土、活性白土、アパタルジャイト、ベントナイト、コロイダルシリカ、珪酸アルミニウム、珪酸マグネシウム、珪酸亜鉛、珪酸錫、焼成カオリン、タルク等の無機酸性物質;シュウ酸、マレイン酸、酒石酸、クエン酸、コハク酸、ステアリン酸等の脂肪族カルボン酸;安息香酸、p−t−ブチル安息香酸、フタル酸、没食子酸、サリチル酸、3−イソプロピルサリチル酸、3−フェニルサリチル酸、3−シクロヘキシルサリチル酸、3,5−ジ−t−ブチルサリチル酸、3−メチル−5−ベンジルサリチル酸、3−フェニル−5−(2,2−ジメチルベンジル)サリチル酸、3,5−ジ−(2−メチルベンジル)サリチル酸、2−ヒドロキシ−1−ベンジル−3−ナフトエ酸等の芳香族カルボン酸;これら芳香族カルボン酸の亜鉛、マグネシウム、アルミニウム、チタン等の金属塩;p−フェニルフェノール−ホルマリン樹脂、p−ブチルフェノール−アセチレン樹脂等のフェノール樹脂系顕色剤;これらフェノール樹脂系顕色剤と上記芳香族カルボン酸の金属塩との混合物等が挙げられる。
【0048】
画像保存安定剤としては、例えば、4−ベンジルオキシ−4’−(2−メチルグリシジルオキシ)−ジフェニルスルホン、4,4’−ジグリシジルオキシジフェニルスルホン等のエポキシ基含有ジフェニルスルホン類;1,4−ジグリシジルオキシベンゼン、4−[α−(ヒドロキシメチル)ベンジルオキシ]−4’−ヒドロキシジフェニルスルホン、2−プロパノール誘導体、サリチル酸誘導体、オキシナフトエ酸誘導体の金属塩(特に亜鉛塩)、2,2−メチレンビス(4,6−t−ブチルフェニル)フォスフェイトの金属塩、その他水不溶性の亜鉛化合物等が挙げられる。
【0049】
増感剤としては、例えば、ステアリン酸アミド等の高級脂肪酸アミド;ベンズアミド;チオアセトアニリド、アセト酢酸アニリド、p−アセトトルイジド、o−アセトトルイジド、m−アセトトルイジド、o−アセトアニシジド、m−アセトアニシジド、p−アセトアニシジド、N−アセトアセチル−o−トルイジン、N−アセトアセチル−m−トルイジン、N−アセトアセチル−p−トルイジン、N−メチルアセトアニリド、o−アセトアセトアニシジド、m−アセトアセトアニシジド、p−アセトアセトアニシジド、ステアリン酸アニリド等のアニリド類;イソフタル酸ジメチル、テレフタル酸ジメチル、イソフタル酸ジエチル、イソフタル酸ジフェニル、テレフタル酸ジベンジル等のフタル酸ジエステル類;シュウ酸ジベンジル、シュウ酸ジ(4−メチルベンジル)、シュウ酸ジ(4−クロロベンジル)、ビス(t−ブチルフェノール)類;ジフェニルスルホン及びその誘導体;4,4’−ジメトキシジフェニルスルホン、4,4’−ジエトキシジフェニルスルホン、4,4’−ジプロポキシジフェニルスルホン、4,4’−ジイソプロポキシジフェニルスルホン、4,4’−ジブトキシジフェニルスルホン、4,4’−ジイソブトキシジフェニルスルホン、4,4’−ジペンチルオキシジフェニルスルホン、4,4’−ジヘキシルオキシジフェニルスルホン等の4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホンのジエーテル類;2,4’−ジメトキシジフェニルスルホン、2,4’−ジエトキシジフェニルスルホン、2,4’−ジプロポキシジフェニルスルホン、2,4’−ジイソプロポキシジフェニルスルホン、2,4’−ジブトキシジフェニルスルホン、2,4’−ジイソブトキシジフェニルスルホン、2,4’−ジペンチルオキシジフェニルスルホン、2,4’−ジヘキシルオキシジフェニルスルホン等の2,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホンのジエーテル類;
【0050】
1,2−ビス(フェノキシ)エタン、1,2−ビス(4−メチルフェノキシ)エタン、1,2−ビス(3−メチルフェノキシ)エタン、2−ナフトールベンジルエーテル、ジフェニルアミン、カルバゾール、2,3−ジ−m−トリルブタン、ジ−β−ナフチルフェニレンジアミン、1−ヒドロキシ−ナフトエ酸フェニル、2−ナフチルベンジルエーテル、4−メチルフェニル−ビフェニルエーテル、2,2−ビス(3,4−ジメチルフェニル)エタン、2,3,5,6−テトラメチル−4’−メチルジフェニルメタン、炭酸ジフェニル等が挙げられる。
【0051】
填料としては、例えば、シリカ、クレー、カオリン、焼成カオリン、タルク、サテンホワイト、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化亜鉛、酸化チタン、硫酸バリウム、珪酸マグネシウム、珪酸アルミニウム、プラスチックピグメント等が挙げられる。これらの中でも、好ましくは、アルカリ土類金属の塩、より好ましくは炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム等の炭酸塩である。
【0052】
分散剤としては、例えば、スルホコハク酸ジオクチルナトリウム等のスルホコハク酸エステル類、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリルアルコール硫酸エステルのナトリウム塩、脂肪酸塩等が挙げられる。
【0053】
酸化防止剤としては、例えば、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−メチレンビス(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−プロピルメチレンビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−ブチリデンビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−チオビス(2−t−ブチル−5−メチルフェノール)、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−シクロヘキシルフェニル)ブタン、4−{4−[1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エチル]−α,α−ジメチルベンジル}フェノール等が挙げられる。
【0054】
減感剤としては、例えば、脂肪族高級アルコール、ポリエチレングリコール、グアニジン誘導体等が挙げられる。
粘着防止剤としては、例えば、ステアリン酸、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、カルナウバワックス、パラフィンワックス、エステルワックス等が挙げられる。
【0055】
光安定剤としては、例えば、フェニルサリシレート、p−t−ブチルフェニルサリシレート、p−オクチルフェニルサリシレート等のサリチル酸系紫外線吸収剤;2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−ベンジルオキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベンゾフェノン、ビス(2−メトキシ−4−ヒドロキシ−5−ベンゾイルフェニル)メタン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤;2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−アミルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−3’−(3'',4'',5'',6''−テトラヒドロフタルイミドメチル)−5’−メチルフェニル]ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−3’,5’−ビス(α,α−ジメチルベンジル)フェニル]−2H−ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−ドデシル−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、
【0056】
2−(2’−ヒドロキシ−3’−ウンデシル−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−トリデシル−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−テトラデシル−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−ペンタデシル−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−ヘキサデシル−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−4’−(2''−エチルヘキシル)オキシフェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−4’−(2''−エチルヘプチル)オキシフェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−4’−(2''−エチルオクチル)オキシフェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−4’−(2''−プロピルオクチル)オキシフェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−4’−(2''−プロピルヘプチル)オキシフェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−4’−(2''−プロピルヘキシル)オキシフェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−4’−(1''−エチルヘキシル)オキシフェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−4’−(1''−エチルヘプチル)オキシフェニル]ベンゾトリアゾール、
【0057】
2−[2’−ヒドロキシ−4’−(1’−エチルオクチル)オキシフェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−4’−(1''−プロピルオクチル)オキシフェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−4’−(1''−プロピルヘプチル)オキシフェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−4’−(1''−プロピルヘキシル)オキシフェニル]ベンゾトリアゾール、2,2’−メチレンビス[4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)]フェノール、ポリエチレングリコールとメチル−3−[3−t−ブチル−5−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−ヒドロキシフェニル]プロピオネートとの縮合物等のベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤;2’−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレート、エチル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレート等のシアノアクリレート系紫外線吸収剤;ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、コハク酸−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)エステル、2−(3,5−ジ−t−ブチル)マロン酸−ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)エステル等のヒンダードアミン系紫外線吸収剤;1,8−ジヒドロキシ−2−アセチル−3−メチル−6−メトキシナフタレン等を挙げられる。
【0058】
蛍光増白剤としては、例えば、4,4’−ビス[2−アニリノ−4−(2−ヒドロキシエチル)アミノ−1,3,5−トリアジニル−6−アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸=二ナトリウム塩、4,4’−ビス[2−アニリノ−4−ビス(ヒドロキシエチル)アミノ−1,3,5−トリアジニル−6−アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸=二ナトリウム塩、4,4’−ビス[2−メトキシ−4−(2−ヒドロキシエチル)アミノ−1,3,5−トリアジニル−6−アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸=二ナトリウム塩、4,4’−ビス[2−メトキシ−4−(2−ヒドロキシプロピル)アミノ−1,3,5−トリアジニル−6−アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸=二ナトリウム塩、4,4’−ビス[2−m−スルホアニリノ−4−ビス(ヒドロキシエチル)アミノ−1,3,5−トリアジニル−6−アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸=二ナトリウム塩、4−[2−p−スルホアニリノ−4−ビス(ヒドロキシエチル)アミノ−1,3,5−トリアジニル−6−アミノ]−4’−[2−m−スルホアニリノ−4−ビス(ヒドロキシエチル)アミノ−1,3,5−トリアジニル−6−アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸=四ナトリウム塩、4,4’−ビス[2−p−スルホアニリノ−4−ビス(ヒドロキシエチル)アミノ−1,3,5−トリアジニル−6−アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸=四ナトリウム塩、
【0059】
4,4’−ビス[2−(2,5−ジスルホアニリノ)−4−フェノキシアミノ−1,3,5−トリアジニル−6−アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸=六ナトリウム塩、4,4’−ビス[2−(2,5−ジスルホアニリノ)−4−(p−メトキシカルボニルフェノキシ)アミノ−1,3,5−トリアジニル−6−アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸=六ナトリウム塩、4,4’−ビス[2−(p−スルホフェノキシ)−4−ビス(ヒドロキシエチル)アミノ−1,3,5−トリアジニル−6−アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸=四ナトリウム塩、4,4’−ビス[2−(2,5−ジスルホアニリノ)−4−ホルマリニルアミノ−1,3,5−トリアジニル−6−アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸=六ナトリウム塩、4,4’−ビス[2−(2,5−ジスルホアニリノ)−4−ビス(ヒドロキシエチル)アミノ−1,3,5−トリアジニル−6−アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸=六ナトリウム塩等が挙げられる。
【0060】
上述した顕色剤、画像安定剤、増感剤、填料、分散剤、酸化防止剤、減感剤、粘着防止剤、消泡剤、光安定剤、蛍光増白剤等は、それぞれ1種単独あるいは2種以上を混合して使用することができる。それぞれの使用量は、発色性染料1重量部に対して、通常0.1〜15重量部、好ましくは1〜10重量部の範囲である。
【0061】
本発明の記録シートは、基材シート上に、本発明の記録材料を用いて形成されてなる記録材料層を有する。基材シートとしては、紙基材シート、合成樹脂フィルム又は合成樹脂シート等が挙げられる。紙基材シートとしては、例えば、薄葉紙、クラフト紙、チタン紙、リンター紙、板紙、上質紙、コート紙、アート紙、硫酸紙、グラシン紙、パーチメント紙、パラフィン紙、再生紙等が挙げられる。合成樹脂フィルム又は合成樹脂シートとしては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリスチレン、三酢酸セルロース、セロハン、ポリカーボネート等のフィルム又はシートが挙げられる。これらの中でも、紙基材シートの使用が好ましい。基材シートの厚みは特に制限はないが、通常1〜500μm程度である。
【0062】
記録材料層は、例えば、記録材料の溶液又は分散液を基材シート上に公知の塗工法により塗工することにより形成することができる。塗工量は、記録材料の溶液又は分散液の濃度にもよるが、通常乾燥後で0.1〜100g/m2、好ましくは1〜20g/m2の範囲である。
【0063】
本発明の記録材料の溶液又は分散液を基材シート上に塗布する方法としては、例えば、ロールコート法、カーテンフローコート法、マイヤバーコート法、リバースコート法、グラビアコート法、グラビアリバースコート法、エアーナイフコート法、キスコート法、ブレードコート法、スムーズコート法、ロールナイフコート法等が挙げられる。
【0064】
さらに、記録材料層は基材シート上に直接形成されてもよいし、例えばアンカーコート層等の他の層を介在させて形成することもできるし、記録材料層上にさらに保護層を形成することもできる。かかるアンカーコート層及び保護層は、公知の合成樹脂の1種又は2種以上を含む溶液又は分散液から形成でき、前述の他の顕色剤、他の画像安定剤、増感剤、填料、分散剤、酸化防止剤、減感剤、粘着防止剤、消泡剤、光安定剤、蛍光増白剤等を必要に応じて含有させることができる。
【0065】
これらの中でも、本発明の記録シートは、感熱記録紙や感圧複写紙であるのが好ましい。感熱記録紙は、例えば、発色性染料の微粒子及び記録材料の微粒子をそれぞれポリビニルアルコールやセルロース等の水溶性結合剤の水溶液中に分散させて分散液を調製し、得られた分散液を基材シート上に塗布し、乾燥することにより製造することができる。
【0066】
また、感圧複写紙は、例えば、公知の方法によりマイクロカプセル化した発色性染料を適当な分散剤によって分散させ発色性染料分散液を調製し、該分散液を第1の紙基材シート上に塗布して発色性染料シートを作製し、一方、顕色剤の分散液を第2の紙基材シートに塗布して顕色剤シートを作製し、得られた両シートを組合せて感圧複写紙を製造することができる。その際、本発明の記録材料を発色性染料分散液若しくは顕色剤の分散液のいずれか又は両方の分散液中に分散させる。
【0067】
感圧複写紙は、発色性染料の有機溶媒溶液を内包するマイクロカプセルが下面に塗布担持されてなる上用紙と、顕色剤(酸性物質)が上面に塗布担持されてなる下用紙とからなるユニットからなっていてもよく、あるいは、発色性染料の有機溶媒溶液を内包するマイクロカプセルと顕色剤とが同一の紙面に塗布されてなるいわゆるセルフコンテントペーパーであってもよい。顕色剤としては、前記感圧記録材料用の顕色剤として用いることができるものとして列記したものと同様なものが挙げられる。
【0068】
【実施例】
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。なお、特に断りがない限り「部」は、「重量部」を意味する。画像濃度(マクベス値)は、マクベス反射濃度計(商品名:RD−514、使用フィルター:#106、マクベス社製)で測定した。
【0069】
実施例1(感熱記録紙の作成)
まず、下記成分を含む分散液(A〜D液)を調製した。ただし、各成分は、それぞれサンドグラインダーで十分に魔砕したものを用いた。
・染料分散液(A液)
3−ジ−n−ブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン 16部
ポリビニルアルコール10%水溶液 84部
・顕色剤分散液(B液)
N−(4’−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル−2−ヒドロキシアニリン8部とN−(4’−ヒドロキシフェニルチオ)アセチル−4−ヒドロキシアニリン8部の混合物(WO02/81229号公報記載の合成例4の方法に準じて合成した。)
ポリビニルアルコール10%水溶液 84部
・助剤分散液(C液)
4−アセチルビフェニル 16部
ポリビニルアルコール10%水溶液 84部
・填料分散液(D液)
炭酸カルシウム 27.8部
ポリビニルアルコール10%水溶液 26.2部
水 71部
これらの分散液を、A液1重量部、B液2重量部、C液1重量部、D液4重量部の割合で混合し、感熱記録紙用記録材料の塗布液を調製した。
次いで、記録材料の塗布液をワイヤーロッド(商品名:ワイヤーバー、No.12、ウェブスター社製)を使用して白色紙上に塗布(塗布量=乾燥重量で約5.5g/m2)し、乾燥した後、カレンダー掛け処理して、感熱記録紙を作成した。得られた感熱記録紙を目視観察した結果、地肌カブリは見られなかった。
【0070】
比較例1
実施例1の助剤分散液(C液)中、4−アセチルビフェニルの代わりにシュウ酸ジ(4−メチルベンジル)を用いた以外は、実施例1に記載の方法と同様にして記録材料を調製し、感熱記録紙を作成した。
【0071】
試験例1(動的発色感度)
実施例1及び比較例1で作成した感熱記録紙の一部を切り取り、これをそれぞれ各試験紙とした。各試験紙について、感熱紙発色試験装置(商品名:TH−PMD型、大倉電気(株)製)を使用し、1ドットあたり0.32、0.44mJの各条件で熱を加え、市松模様に飽和発色させ、その印字濃度(マクベス値)をマクベス反射濃度計(商品名:RD−514、Macbeth社製)で測定した。その結果を第1表に示した。
【0072】
【表1】
Figure 2004195820
【0073】
試験例2(地肌耐熱性試験)
実施例1及び比較例1で作成した感熱記録紙の一部を切り取り、各試験紙を定温恒温器(商品名:DK−400型、ヤマト科学(株)製)中、80℃、90℃及び100℃で24時間保持した。
定温恒温器で24時間保持した後の地肌濃度(マクベス値)を測定した。測定結果を第2表に示した。
【0074】
【表2】
Figure 2004195820
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、地肌カブリがなく、発色感度に優れ、地肌の保存安定性、特に地肌の耐熱性に優れた記録材料及び記録シートが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】動的発色感度の比較試験(試験例1)で示したグラフである。

Claims (5)

  1. 発色性染料を含有する記録材料において、式(1)
    Figure 2004195820
    〔式中、R1及びR2は、それぞれ独立して水素原子又はC1〜C6アルキル基を表し、a1は1〜6の整数を表し、n1は0、1又は2の整数を表し、m1は0又は1〜3の整数を表す。
    3及びR4は、それぞれ独立してニトロ基、カルボキシル基、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基又はC2〜C6アルケニル基を表し、m2及びm3は、それぞれ独立して0、1又は2の整数を表し、m2及びm3がそれぞれ2のとき、R3及びR4はそれぞれ異なってもよく、Y1は、CO又はNR5CO(式中、R5は、水素原子又はC1〜C6アルキル基を表す。)を表す。〕で表される化合物の少なくとも1種、並びに式(2)
    Figure 2004195820
    〔式中、R6及びR7は、それぞれ独立して水素原子又はC1〜C6アルキル基を表し、a2は1〜6の整数を表し、n2は0、1又は2の整数を表し、m4は0又は1〜3の整数を表す。
    8及びR9は、それぞれ独立してニトロ基、カルボキシル基、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基又はC2〜C6アルケニル基を表し、m5及びm6は、それぞれ独立して0、1又は2の整数を表し、m5及びm6がそれぞれ2のとき、R8及びR9はそれぞれ異なってもよく、Y2は、CO又はNR10CO(式中、R10は、水素原子又はC1〜C6アルキル基を表す。)を表す。〕で表される化合物の少なくとも1種及び/又は式(3)
    Figure 2004195820
    〔式中、R11及びR12は、それぞれ独立して水素原子又はC1〜C6アルキル基を表し、a3は1〜6の整数を表し、n3は0、1又は2の整数を表し、m7は0又は1〜3の整数を表す。
    13及びR14は、それぞれ独立してニトロ基、カルボキシル基、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基又はC2〜C6アルケニル基を表し、m8及びm9は、それぞれ独立して0、1又は2の整数を表し、m8及びm9がそれぞれ2のとき、R13及びR14はそれぞれ異なってもよく、Y3は、CO又はNR15CO(式中、R15は、水素原子又はC1〜C6アルキル基を表す。)を表す。〕で表される化合物の少なくとも1種を含有し、かつビフェニル誘導体を含有することを特徴とする記録材料。
  2. 該ビフェニル誘導体が式(4)
    Figure 2004195820
    〔式中、R16及びR17は、それぞれ独立して水酸基、カルボキシル基、C1〜C6アルキル基、C2〜C6アルケニル基、C1〜C6アルコキシ基、C1〜C6アルキルカルボニル基、C1〜C6アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいアリール基又は置換基を有していてもよいアラルキル基を表し、m10及びm11は、それぞれ独立して0又は1〜5の整数を表し、m10及びm11がそれぞれ2以上の整数のとき、R16及びR17は異なってもよい。〕で表されることを特徴とする請求項1記載の記録材料。
  3. 該ビフェニル誘導体が、4−アセチルビフェニルであることを特徴とする請求項2記載の記録材料。
  4. 該ビフェニル誘導体が、前記式(1)で表される化合物、並びに式(2)で表される化合物及び/又は式(3)で表される化合物100重量部に対して、10〜1000重量部配合されてなることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の記録材料。
  5. 基材シートと、該基材シート上に請求項1〜4いずれかに記載の記録材料から形成されてなる記録材料層を有する記録シート。
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