JP2004195390A - 生ゴミ処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】処理物の全量取り出しを、別容器を必要とすることなく容易に行える生ゴミ処理装置を提供すること。
【解決手段】生ゴミを分解して処理する処理部と、分解処理された処理物を回収する回収部と、処理部或いは回収部からの臭気を排気する排気部とを備えた生ゴミの処理装置において、処理槽の側部槽壁の上部に、処理物のオーバーフロー口を設けると共に、その槽壁の下部には、処理物の全量取出口を設け、その処理槽槽壁に対向させて、開蓋可能な回収器を配設し、回収器を開蓋することで処理物を全量取り出し可能にする。回収器を、蓋の着脱自在な略箱状とし、処理槽槽壁に対して回動可能に構成してもよい。
【選択図】 図3
【解決手段】生ゴミを分解して処理する処理部と、分解処理された処理物を回収する回収部と、処理部或いは回収部からの臭気を排気する排気部とを備えた生ゴミの処理装置において、処理槽の側部槽壁の上部に、処理物のオーバーフロー口を設けると共に、その槽壁の下部には、処理物の全量取出口を設け、その処理槽槽壁に対向させて、開蓋可能な回収器を配設し、回収器を開蓋することで処理物を全量取り出し可能にする。回収器を、蓋の着脱自在な略箱状とし、処理槽槽壁に対して回動可能に構成してもよい。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、家庭等の調理場や食品工場などの食品加工現場、更には、野菜等の田畑など食品生産現場から排出される生物系のゴミ一般を分解処理する生ゴミ処理装置に関する。特に、処理物の全量取り出しを容易にする構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
生ゴミを分解処理する生ゴミ処理装置は、諸々の装置が既に市場で流通している。
例えば、生ゴミを発酵処理する処理部と、発酵処理された処理物を回収する回収部と、処理部からの臭気を脱臭して排気する脱臭排気部と、を備えた生ゴミ発酵処理装置は、公知である。
この種の生ゴミ処理装置では、生ゴミは、まず、発酵菌等の発酵促進材料と共に、処理部の発酵処理槽に投入される。投入された生ゴミは、発酵処理槽に装備された回転撹拌爪によって撹拌され、発酵熟成を促進される。発酵処理された処理物は、回収部の処理物回収器へ収容される。そして、最終処理物は、肥料などとして再利用される。
【0003】
従来の回収器は、例えば、
【特許文献1】特願2001−354101号
のように、処理槽の下部に横臥されたものや、処理槽の側部槽壁に対向して立設されたものがある。
処理槽の側部に立設してあると、装置全体を低くコンパクトに設計できる利点がある。しかし、処理物の全量取り出しが容易でなく、専用の容器が別に必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、処理物の全量取り出しを、別容器を必要とすることなく容易に行える生ゴミ処理装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、本発明の生ゴミ処理装置は、次の構成を備える。
すなわち、生ゴミを分解して処理する処理部と、分解処理された処理物を回収する回収部と、処理部或いは回収部からの臭気を排気する排気部とを備えた生ゴミの処理装置において、処理槽の側部槽壁の上部に、処理物のオーバーフロー口を設けると共に、その槽壁の下部には、処理物の全量取出口を設け、その処理槽槽壁に対向させて、開蓋可能な回収器を配設し、回収器を開蓋することで処理物を全量取り出し可能にしたことを特徴とする。
【0006】
ここで、回収器を、蓋の着脱自在な略箱状とし、処理槽槽壁に対して回動可能に構成して、全量取り出しの利便に寄与してもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を図面の例に基づいて説明する。
本発明は、生ゴミを分解して処理する処理部と、分解処理された処理物を回収する回収部と、処理部或いは回収部からの臭気を排気する排気部とを備えた任意の生ゴミ処理装置を対象とすることができる。
しかし、以下では、好適実施例として、典型的な生ゴミ発酵処理装置を例示して説述する。なお、本発明の構成は、その主旨から逸脱しない限り適宜設計変更可能なものである。
【0008】
ここでは、生ゴミは、処理部で発酵菌によって分解処理される。発酵による処理方法は、連続運転と経費節減の点で利用価値が高い。
しかし、生ゴミの処理方法は、発酵菌によって糖質を分解する狭義の発酵に限らず、他の微生物が関与する諸々の分解や、微生物より薬品類の関与が深い分解処理であってもよい。
【0009】
例えば、澱粉やセルロース、キチンなどの天然高分子、ポリカプロラクトンなどの合成高分子を分解する微生物を、発酵菌に混入させてもよい。
すると、これら高分子を原料とした分解性プラスティックで形成された包装材や容器も、分解処理される。
そのため、生ゴミを、包装材や容器から分ける必要なく、一緒に処理部へ投入して分解処理することが可能になる。
【0010】
図1及び2は、それぞれ、本発明による生ゴミ発酵処理装置の一部切欠正面図と側面断面図である。
1.要部構成
生ゴミ発酵処理装置は、その主な構成要素として、少なくとも、処理部(S)、回収部(K)、脱臭排気部(D)を備える。
処理部(S)は、生ゴミを発酵熟成させて分解処理する部分であり、回収部(K)は、処理部(S)で処理された処理物を回収する部分であり、脱臭排気部(D)は、処理部(S)或いは回収部(K)からの臭気を脱臭して排気する部分である。
なお、処理物は、回収部(K)から装置外へ取り出され、肥料等として再利用される。
【0011】
2.生ゴミ投入部
この生ゴミ発酵処理装置は、立脚姿勢では縦長の略直方体であり、その上面に、平板状の蓋(10)が、開閉自在に設置されている。生ゴミは、この蓋(10)を開けて投入され自由落下し、その直下の処理部(S)に収容される。
蓋(10)の内部(11)は中空であり、発泡樹脂等の断熱材が充填されている。
【0012】
3.処理部(S)
処理部(S)において、生ゴミは、処理槽(20)内で、撹拌爪(30)によって撹拌されることで、発酵熟成が促進され処理される。
処理の際に生じる臭気は、脱臭排気部(D)へ送られて脱臭された後に排気される。処理物は、処理槽(20)の下に位置する回収部(K)へ送られて装置外へ排出される。
【0013】
3−1.処理槽(20)
処理槽(20)は、生ゴミの投入口(20a)が、上方の蓋(10)に面して開口し、生ゴミの溜まる底部(20b)が、U字状に形成されている。この底部(20b)のU字形状は、図2に明示されるように、撹拌爪(30)の回転軌跡に呼応させるためである。
処理槽底部(20b)の裏面には、パネルヒーター(22)が略全面にわたって張設され、処理槽(10)の室温が加熱制御されている。室温は、およそ45〜50℃が発酵熟成に好適である。
処理槽(10)は、2重の槽になっていて、内外の槽壁の間に中空部分(21)が設けられ、断熱が図られている。
【0014】
3−2.撹拌爪(30)
処理槽(20)には、細長い薄板状の撹拌爪(30)が複数連架されている。
撹拌爪(30)は、その中央に設けられた孔に、撹拌爪支軸(31)を貫通されて支持される。撹拌爪(30)の長さは、処理槽底部(20b)のU字形状における円弧の径より若干短い。
撹拌爪支軸(31)は、処理槽底部(20b)の円弧の中心位置で水平に懸架され、回転駆動される。
この配置により、処理槽(20)に投入された生ゴミは、処理槽底部(20b)と撹拌爪(30)先端との間で着実に破砕される。
撹拌爪(30)を回転させて生ゴミを撹拌するのは、生ゴミに十分な空気を均等に供給しながら破砕すると共に、熱伝導を促進するためである。これによって、生ゴミの発酵熟成と乾燥が、均一に高速で行なわれる。
なお、撹拌爪支軸(31)は、モーター(35)の動力を伝動チェーン(33)を介して受けて回転駆動される。
【0015】
3−3.生ゴミ発酵熟成方法
生ゴミは、上記のように、処理槽(20)に投入され、ヒーターによる加熱と撹拌爪(30)による撹拌を受けて、発酵熟成されて処理される。
生ゴミを発酵させるためには、発酵菌が必要である。
そこで、初めて生ゴミを投入する場合や、発酵菌を補給したい場合には、発酵菌の付着した副資材を処理槽(20)に投入する。その副資材としては、好気性の発酵菌を種菌として付着させたおが屑やゼオライトなどが好適である。
生ゴミは、例えば1ヶ月等の所定期間、処理槽(20)に滞留され、発酵熟成処理された後、回収部(K)へ送られる。
この際、処理槽(20)に、生ゴミの半処理物を一部残留させておくと、それに発酵菌が含有されているので、生ゴミを追加して連続投入することができ、処理効率が向上する。
【0016】
生ゴミを効率よく着実に発酵熟成させるためには、処理槽(20)の環境を調整したり、撹拌爪(30)による撹拌を制御することが好ましい。
【0017】
3−3−1.処理槽(20)の環境調整
処理槽(20)の室内を、生ゴミが発酵熟成し易い環境になるように調整するパラメーターとしては、温度、pHなどが挙げられる。
温度は、処理槽底部(20b)の裏面に張設されたヒーターによって司り、pHは、石灰や米糠等のpH調整剤を添加することによって司る。
発酵菌の活性を向上させるためには、酸素発生剤を添加する。
【0018】
3−3−2.撹拌爪(30)の撹拌制御
撹拌爪(30)による撹拌運転を制御する際のパラメーターとしては、生ゴミの内容や量、含水率などが挙げられる。
生ゴミの内容が、蛋白質分の高い肉類など発酵し易い物か、繊維質の野菜など発酵し難い物かによって、撹拌爪(30)の回転速度や回転数を変えたり、場合によっては形状の異なる撹拌爪に交換したりする。
生ゴミの処理程度に応じて、運転様式は変えられる。その運転様式としては、生ゴミが液状化しない程度に粉砕する破砕運転や、加熱しながら断続的に短い時間だけ撹拌する発酵運転、放置時間の長い熟成運転などが挙げられる。
【0019】
4.回収部(K)
発酵熟成処理された処理物は、処理槽底部(20b)に連結された排出路(42)を経て、その下に位置する回収部(K)へ送られる。
回収部(K)には、箱形の処理物回収器(40)が備わり、排出路(42)から落下する処理物を収容する。
処理物回収器(40)は、生ゴミ発酵処理装置の表面に開口した処理物排出口(41)に、引き出し自在に挿入設置されている。これによって、回収器(40)に充満した処理物は、装置外へ排出され肥料等として再利用される。
【0020】
5.脱臭排気部(D)
発酵熟成処理の際に生じる臭気は、脱臭排気部(D)へ送られて脱臭された後に排気される。
脱臭排気部(D)は、臭気を脱臭して排気する脱臭ケース(60)と、この脱臭ケース(60)へ生ゴミ処理槽(20)を連通する臭気案内ダクト(50)とから成る。
回収部(K)の処理物回収器(40)と脱臭ケース(60)とを連通する臭気案内ダクトを付設して、回収部(K)からの臭気も脱臭するように構成してもよい。
【0021】
5−1.臭気案内ダクト(50)
生ゴミ処理槽(20)の上部には、幅広の排気口(51)が、図示しない網体及びフィルターを装備されて開口している。この排気口(51)に、臭気案内ダクト(50)の上流端(50a)が連結される。
臭気案内ダクト(50)の上流部分には、上流排気ファン(52)が設けられ、生ゴミ処理槽(20)から臭気案内ダクト(50)への送気に寄与している。
臭気案内ダクト(50)は、図3に明示されるように、その上流端(50a)から下方へ進むに連れ、断面積が減少していく。
そして、下流端(50b)が、脱臭ケース(60)天井壁のダクト連結口(71)に連結される。
【0022】
5−2.脱臭ケース(60)
脱臭ケース(60)は、横長の略箱形であり、臭気案内ダクト下流端(50b)が連結された端部であるダクト連結口の他端に、排気口が開口している。
臭気案内ダクト(50)から流入した臭気は、脱臭ケース(60)内を、ダクト連結口から排気口へ向かって流れる。
その中流部に相当する脱臭ケース(60)の中央部には、触媒が配設されている。脱臭ケース(60)は、この触媒を仕切として、上流側の脱臭空間と下流側の排気空間とに分けられる。
なお、脱臭ケース(60)を開いて清掃等に寄与する平板状のカバーが、生ゴミ発酵処理装置の表面に着脱可能に取り付けられている。
【0023】
6.本発明
以上のような生ゴミ処理装置において、本発明は、処理物の全量取り出しを、別容器を必要とすることなく容易に行えるように改善した。
【0024】
図4は、回収器(40)の一実施例を示す斜視説明図である。
本発明による回収器(40)は、略箱形であり、収容部(40a)と蓋部(40b)とから成る。蓋部(40b)は、凹凸嵌合など従来公知の任意の連結機構により、収容部(40a)に対して手動で着脱自在である。収容部(40a)は、少なくとも一面が大きく開口している。
この回収器(40)は、図1に示すように、立てた形態で、処理槽の側部に設置される。
【0025】
処理槽(20)の側部槽壁には、上部に処理物のオーバーフロー口(20c)と、下部に処理物の全量取出口(20d)が開口している。
回収器(40)は、蓋部(40b)の側が処理槽(20)に面する形態で配置される。
そして、オーバーフロー口(20c)から排出された処理物は、通路(41)を介して、回収器(40)にフロー口(40c)から収容される。
【0026】
ここで、回収器(20)の蓋部(40b)を取り外すと共に、下部を支点にして回動させると、図3に示すように、収容部(40a)を略水平に配置できる。すると、処理物が一括して、全量取出口(20d)から、通路(42)を介して、回収器(40)の収容部(40b)の上に排出される。
収容部(40a)の先端を差し込んで支持する受け溝を、装置本体側に設けて、回動後の安定に寄与させてもよい。
【0027】
なお、ここで、蓋部(40b)は全量取出口(20d)のシャッターとしても機能している。
通路(41)(42)は、必ずしも設置する必要はなく、オーバーフロー口(20c)や全量取出口(20d)から、回収器(40)に直接処理物が移行するように構成してもよい。
【0028】
図5は、脱臭ケース(60)の実施例を示す説明図である。
脱臭ケース(60)には、光触媒(61)やUVランプ(62)、ファン(63)(64)が備わるが、分流室(65)を介して通気路が複数に分岐している。
そのため、一方のファン(63)のみを駆動すると、破線で示すように、ファン(64)を逆流して外気が取り込まれるので、その外気によって光触媒を再生することができる。
【0029】
【発明の効果】
本発明は、以上の構成を備えることによって、下記の効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の生ゴミ処理装置によると、回収器が処理槽槽壁に対向して開蓋可能なので、その開蓋によって処理物を容易に全量取り出しすることができる。
【0030】
請求項2に記載の生ゴミ処理装置によると、回収器が、蓋の着脱自在な略箱状で処理槽槽壁に対して回動可能なので、開蓋した収容部で処理物を受け容れることができ、全量取り出しの利便性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一部切欠正面図
【図2】同、側面断面図
【図3】回収器を開蓋して回動させた状態を示す正面図
【図4】回収器の一実施例を示す斜視説明図
【図5】脱臭ケースの実施例を示す説明図
【符号の説明】
S 処理部
K 回収部
D 脱臭排気部
10 蓋
11 中空部分
12 開閉支軸
13 取手
20 処理槽
20a 投入口
20b 底部
20c オーバーフロー口
20d 全量取出口
21 中空部分
22 パネルヒーター
23 側壁
30 撹拌爪
31 撹拌爪支軸
32、34 スプロケット
33 伝動チェーン
35 モーター
40 処理物回収器
40a 蓋部
40b 収容部
40c フロー口
41、42 処理物排出口
50 臭気案内ダクト
50a 臭気案内ダクトの上流端
50b 臭気案内ダクトの下流端
51 排気口
52 上流排気ファン
60 脱臭ケース
61 光触媒
62 UVランプ
63、64 ファン
65 分流室
【発明が属する技術分野】
本発明は、家庭等の調理場や食品工場などの食品加工現場、更には、野菜等の田畑など食品生産現場から排出される生物系のゴミ一般を分解処理する生ゴミ処理装置に関する。特に、処理物の全量取り出しを容易にする構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
生ゴミを分解処理する生ゴミ処理装置は、諸々の装置が既に市場で流通している。
例えば、生ゴミを発酵処理する処理部と、発酵処理された処理物を回収する回収部と、処理部からの臭気を脱臭して排気する脱臭排気部と、を備えた生ゴミ発酵処理装置は、公知である。
この種の生ゴミ処理装置では、生ゴミは、まず、発酵菌等の発酵促進材料と共に、処理部の発酵処理槽に投入される。投入された生ゴミは、発酵処理槽に装備された回転撹拌爪によって撹拌され、発酵熟成を促進される。発酵処理された処理物は、回収部の処理物回収器へ収容される。そして、最終処理物は、肥料などとして再利用される。
【0003】
従来の回収器は、例えば、
【特許文献1】特願2001−354101号
のように、処理槽の下部に横臥されたものや、処理槽の側部槽壁に対向して立設されたものがある。
処理槽の側部に立設してあると、装置全体を低くコンパクトに設計できる利点がある。しかし、処理物の全量取り出しが容易でなく、専用の容器が別に必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、処理物の全量取り出しを、別容器を必要とすることなく容易に行える生ゴミ処理装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、本発明の生ゴミ処理装置は、次の構成を備える。
すなわち、生ゴミを分解して処理する処理部と、分解処理された処理物を回収する回収部と、処理部或いは回収部からの臭気を排気する排気部とを備えた生ゴミの処理装置において、処理槽の側部槽壁の上部に、処理物のオーバーフロー口を設けると共に、その槽壁の下部には、処理物の全量取出口を設け、その処理槽槽壁に対向させて、開蓋可能な回収器を配設し、回収器を開蓋することで処理物を全量取り出し可能にしたことを特徴とする。
【0006】
ここで、回収器を、蓋の着脱自在な略箱状とし、処理槽槽壁に対して回動可能に構成して、全量取り出しの利便に寄与してもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を図面の例に基づいて説明する。
本発明は、生ゴミを分解して処理する処理部と、分解処理された処理物を回収する回収部と、処理部或いは回収部からの臭気を排気する排気部とを備えた任意の生ゴミ処理装置を対象とすることができる。
しかし、以下では、好適実施例として、典型的な生ゴミ発酵処理装置を例示して説述する。なお、本発明の構成は、その主旨から逸脱しない限り適宜設計変更可能なものである。
【0008】
ここでは、生ゴミは、処理部で発酵菌によって分解処理される。発酵による処理方法は、連続運転と経費節減の点で利用価値が高い。
しかし、生ゴミの処理方法は、発酵菌によって糖質を分解する狭義の発酵に限らず、他の微生物が関与する諸々の分解や、微生物より薬品類の関与が深い分解処理であってもよい。
【0009】
例えば、澱粉やセルロース、キチンなどの天然高分子、ポリカプロラクトンなどの合成高分子を分解する微生物を、発酵菌に混入させてもよい。
すると、これら高分子を原料とした分解性プラスティックで形成された包装材や容器も、分解処理される。
そのため、生ゴミを、包装材や容器から分ける必要なく、一緒に処理部へ投入して分解処理することが可能になる。
【0010】
図1及び2は、それぞれ、本発明による生ゴミ発酵処理装置の一部切欠正面図と側面断面図である。
1.要部構成
生ゴミ発酵処理装置は、その主な構成要素として、少なくとも、処理部(S)、回収部(K)、脱臭排気部(D)を備える。
処理部(S)は、生ゴミを発酵熟成させて分解処理する部分であり、回収部(K)は、処理部(S)で処理された処理物を回収する部分であり、脱臭排気部(D)は、処理部(S)或いは回収部(K)からの臭気を脱臭して排気する部分である。
なお、処理物は、回収部(K)から装置外へ取り出され、肥料等として再利用される。
【0011】
2.生ゴミ投入部
この生ゴミ発酵処理装置は、立脚姿勢では縦長の略直方体であり、その上面に、平板状の蓋(10)が、開閉自在に設置されている。生ゴミは、この蓋(10)を開けて投入され自由落下し、その直下の処理部(S)に収容される。
蓋(10)の内部(11)は中空であり、発泡樹脂等の断熱材が充填されている。
【0012】
3.処理部(S)
処理部(S)において、生ゴミは、処理槽(20)内で、撹拌爪(30)によって撹拌されることで、発酵熟成が促進され処理される。
処理の際に生じる臭気は、脱臭排気部(D)へ送られて脱臭された後に排気される。処理物は、処理槽(20)の下に位置する回収部(K)へ送られて装置外へ排出される。
【0013】
3−1.処理槽(20)
処理槽(20)は、生ゴミの投入口(20a)が、上方の蓋(10)に面して開口し、生ゴミの溜まる底部(20b)が、U字状に形成されている。この底部(20b)のU字形状は、図2に明示されるように、撹拌爪(30)の回転軌跡に呼応させるためである。
処理槽底部(20b)の裏面には、パネルヒーター(22)が略全面にわたって張設され、処理槽(10)の室温が加熱制御されている。室温は、およそ45〜50℃が発酵熟成に好適である。
処理槽(10)は、2重の槽になっていて、内外の槽壁の間に中空部分(21)が設けられ、断熱が図られている。
【0014】
3−2.撹拌爪(30)
処理槽(20)には、細長い薄板状の撹拌爪(30)が複数連架されている。
撹拌爪(30)は、その中央に設けられた孔に、撹拌爪支軸(31)を貫通されて支持される。撹拌爪(30)の長さは、処理槽底部(20b)のU字形状における円弧の径より若干短い。
撹拌爪支軸(31)は、処理槽底部(20b)の円弧の中心位置で水平に懸架され、回転駆動される。
この配置により、処理槽(20)に投入された生ゴミは、処理槽底部(20b)と撹拌爪(30)先端との間で着実に破砕される。
撹拌爪(30)を回転させて生ゴミを撹拌するのは、生ゴミに十分な空気を均等に供給しながら破砕すると共に、熱伝導を促進するためである。これによって、生ゴミの発酵熟成と乾燥が、均一に高速で行なわれる。
なお、撹拌爪支軸(31)は、モーター(35)の動力を伝動チェーン(33)を介して受けて回転駆動される。
【0015】
3−3.生ゴミ発酵熟成方法
生ゴミは、上記のように、処理槽(20)に投入され、ヒーターによる加熱と撹拌爪(30)による撹拌を受けて、発酵熟成されて処理される。
生ゴミを発酵させるためには、発酵菌が必要である。
そこで、初めて生ゴミを投入する場合や、発酵菌を補給したい場合には、発酵菌の付着した副資材を処理槽(20)に投入する。その副資材としては、好気性の発酵菌を種菌として付着させたおが屑やゼオライトなどが好適である。
生ゴミは、例えば1ヶ月等の所定期間、処理槽(20)に滞留され、発酵熟成処理された後、回収部(K)へ送られる。
この際、処理槽(20)に、生ゴミの半処理物を一部残留させておくと、それに発酵菌が含有されているので、生ゴミを追加して連続投入することができ、処理効率が向上する。
【0016】
生ゴミを効率よく着実に発酵熟成させるためには、処理槽(20)の環境を調整したり、撹拌爪(30)による撹拌を制御することが好ましい。
【0017】
3−3−1.処理槽(20)の環境調整
処理槽(20)の室内を、生ゴミが発酵熟成し易い環境になるように調整するパラメーターとしては、温度、pHなどが挙げられる。
温度は、処理槽底部(20b)の裏面に張設されたヒーターによって司り、pHは、石灰や米糠等のpH調整剤を添加することによって司る。
発酵菌の活性を向上させるためには、酸素発生剤を添加する。
【0018】
3−3−2.撹拌爪(30)の撹拌制御
撹拌爪(30)による撹拌運転を制御する際のパラメーターとしては、生ゴミの内容や量、含水率などが挙げられる。
生ゴミの内容が、蛋白質分の高い肉類など発酵し易い物か、繊維質の野菜など発酵し難い物かによって、撹拌爪(30)の回転速度や回転数を変えたり、場合によっては形状の異なる撹拌爪に交換したりする。
生ゴミの処理程度に応じて、運転様式は変えられる。その運転様式としては、生ゴミが液状化しない程度に粉砕する破砕運転や、加熱しながら断続的に短い時間だけ撹拌する発酵運転、放置時間の長い熟成運転などが挙げられる。
【0019】
4.回収部(K)
発酵熟成処理された処理物は、処理槽底部(20b)に連結された排出路(42)を経て、その下に位置する回収部(K)へ送られる。
回収部(K)には、箱形の処理物回収器(40)が備わり、排出路(42)から落下する処理物を収容する。
処理物回収器(40)は、生ゴミ発酵処理装置の表面に開口した処理物排出口(41)に、引き出し自在に挿入設置されている。これによって、回収器(40)に充満した処理物は、装置外へ排出され肥料等として再利用される。
【0020】
5.脱臭排気部(D)
発酵熟成処理の際に生じる臭気は、脱臭排気部(D)へ送られて脱臭された後に排気される。
脱臭排気部(D)は、臭気を脱臭して排気する脱臭ケース(60)と、この脱臭ケース(60)へ生ゴミ処理槽(20)を連通する臭気案内ダクト(50)とから成る。
回収部(K)の処理物回収器(40)と脱臭ケース(60)とを連通する臭気案内ダクトを付設して、回収部(K)からの臭気も脱臭するように構成してもよい。
【0021】
5−1.臭気案内ダクト(50)
生ゴミ処理槽(20)の上部には、幅広の排気口(51)が、図示しない網体及びフィルターを装備されて開口している。この排気口(51)に、臭気案内ダクト(50)の上流端(50a)が連結される。
臭気案内ダクト(50)の上流部分には、上流排気ファン(52)が設けられ、生ゴミ処理槽(20)から臭気案内ダクト(50)への送気に寄与している。
臭気案内ダクト(50)は、図3に明示されるように、その上流端(50a)から下方へ進むに連れ、断面積が減少していく。
そして、下流端(50b)が、脱臭ケース(60)天井壁のダクト連結口(71)に連結される。
【0022】
5−2.脱臭ケース(60)
脱臭ケース(60)は、横長の略箱形であり、臭気案内ダクト下流端(50b)が連結された端部であるダクト連結口の他端に、排気口が開口している。
臭気案内ダクト(50)から流入した臭気は、脱臭ケース(60)内を、ダクト連結口から排気口へ向かって流れる。
その中流部に相当する脱臭ケース(60)の中央部には、触媒が配設されている。脱臭ケース(60)は、この触媒を仕切として、上流側の脱臭空間と下流側の排気空間とに分けられる。
なお、脱臭ケース(60)を開いて清掃等に寄与する平板状のカバーが、生ゴミ発酵処理装置の表面に着脱可能に取り付けられている。
【0023】
6.本発明
以上のような生ゴミ処理装置において、本発明は、処理物の全量取り出しを、別容器を必要とすることなく容易に行えるように改善した。
【0024】
図4は、回収器(40)の一実施例を示す斜視説明図である。
本発明による回収器(40)は、略箱形であり、収容部(40a)と蓋部(40b)とから成る。蓋部(40b)は、凹凸嵌合など従来公知の任意の連結機構により、収容部(40a)に対して手動で着脱自在である。収容部(40a)は、少なくとも一面が大きく開口している。
この回収器(40)は、図1に示すように、立てた形態で、処理槽の側部に設置される。
【0025】
処理槽(20)の側部槽壁には、上部に処理物のオーバーフロー口(20c)と、下部に処理物の全量取出口(20d)が開口している。
回収器(40)は、蓋部(40b)の側が処理槽(20)に面する形態で配置される。
そして、オーバーフロー口(20c)から排出された処理物は、通路(41)を介して、回収器(40)にフロー口(40c)から収容される。
【0026】
ここで、回収器(20)の蓋部(40b)を取り外すと共に、下部を支点にして回動させると、図3に示すように、収容部(40a)を略水平に配置できる。すると、処理物が一括して、全量取出口(20d)から、通路(42)を介して、回収器(40)の収容部(40b)の上に排出される。
収容部(40a)の先端を差し込んで支持する受け溝を、装置本体側に設けて、回動後の安定に寄与させてもよい。
【0027】
なお、ここで、蓋部(40b)は全量取出口(20d)のシャッターとしても機能している。
通路(41)(42)は、必ずしも設置する必要はなく、オーバーフロー口(20c)や全量取出口(20d)から、回収器(40)に直接処理物が移行するように構成してもよい。
【0028】
図5は、脱臭ケース(60)の実施例を示す説明図である。
脱臭ケース(60)には、光触媒(61)やUVランプ(62)、ファン(63)(64)が備わるが、分流室(65)を介して通気路が複数に分岐している。
そのため、一方のファン(63)のみを駆動すると、破線で示すように、ファン(64)を逆流して外気が取り込まれるので、その外気によって光触媒を再生することができる。
【0029】
【発明の効果】
本発明は、以上の構成を備えることによって、下記の効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の生ゴミ処理装置によると、回収器が処理槽槽壁に対向して開蓋可能なので、その開蓋によって処理物を容易に全量取り出しすることができる。
【0030】
請求項2に記載の生ゴミ処理装置によると、回収器が、蓋の着脱自在な略箱状で処理槽槽壁に対して回動可能なので、開蓋した収容部で処理物を受け容れることができ、全量取り出しの利便性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一部切欠正面図
【図2】同、側面断面図
【図3】回収器を開蓋して回動させた状態を示す正面図
【図4】回収器の一実施例を示す斜視説明図
【図5】脱臭ケースの実施例を示す説明図
【符号の説明】
S 処理部
K 回収部
D 脱臭排気部
10 蓋
11 中空部分
12 開閉支軸
13 取手
20 処理槽
20a 投入口
20b 底部
20c オーバーフロー口
20d 全量取出口
21 中空部分
22 パネルヒーター
23 側壁
30 撹拌爪
31 撹拌爪支軸
32、34 スプロケット
33 伝動チェーン
35 モーター
40 処理物回収器
40a 蓋部
40b 収容部
40c フロー口
41、42 処理物排出口
50 臭気案内ダクト
50a 臭気案内ダクトの上流端
50b 臭気案内ダクトの下流端
51 排気口
52 上流排気ファン
60 脱臭ケース
61 光触媒
62 UVランプ
63、64 ファン
65 分流室
Claims (2)
- 生ゴミを分解して処理する処理部と、分解処理された処理物を回収する回収部と、処理部或いは回収部からの臭気を排気する排気部とを備えた生ゴミの処理装置において、
処理槽の側部槽壁の上部に、処理物のオーバーフロー口を設けると共に、その槽壁の下部には、処理物の全量取出口を設け、
その処理槽槽壁に対向させて、開蓋可能な回収器を配設し、
回収器を開蓋することで、処理物を全量取り出し可能にした
ことを特徴とする生ゴミ処理装置。 - 回収器が、蓋の着脱自在な略箱状であり、処理槽槽壁に対して回動可能である請求項1に記載の生ゴミ処理装置。
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2002
- 2002-12-19 JP JP2002368273A patent/JP2004195390A/ja not_active Withdrawn
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