JP2004194905A - 刺繍機 - Google Patents

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JP2004194905A
JP2004194905A JP2002367084A JP2002367084A JP2004194905A JP 2004194905 A JP2004194905 A JP 2004194905A JP 2002367084 A JP2002367084 A JP 2002367084A JP 2002367084 A JP2002367084 A JP 2002367084A JP 2004194905 A JP2004194905 A JP 2004194905A
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JP
Japan
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work
arm
embroidery
holding body
embroidery machine
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JP2002367084A
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Inventor
Hisaharu Goto
久晴 五藤
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

【課題】ワークのサイズ変化に即応できる刺繍機を提供すること。
【解決手段】ミシンベッド12に対して相互に直交する第1方向X及び第2方向Yに移動可能であり且つ前記第1方向Xに延在する長尺保持体40と、前記第1方向Xのスパンが可変となるように前記長尺保持体40保持されて、刺繍が施されるワーク90を保持するワーク保持体50とを備えた、刺繍機を構成した。ワーク90のサイズの変化(刺繍範囲の変化)があっても、従来のように、刺繍枠を変える煩わしなく、ワーク保持体50の第1方向Xへのスパンを調整することで、当該変化に即応する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、刺繍機に関し、特に刺繍機のワーク保持体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の刺繍機においては、刺繍枠は、ミシンベッドに対して相互に直交する第1方向及び第2方向に駆動され、刺繍枠に展張・保持されたワークに所定の刺繍がなされる(例えば特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−315983号公報 (第1〜4頁、図1〜4)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、刺繍枠に展張・保持された状態で刺繍が施されるワークは、タオルやハンカチといった小物からマフラーのような長尺物まで多種多様であるので、ワークのサイズに応じて刺繍枠を準備せねばならない。更に、サイズの異なる刺繍枠を交換する場合、工数がかかり、縫製作業の効率化が阻害されていた。
【0005】
それ故に、本発明は、刺繍が施されるワークのサイズの多様性に即応できる刺繍機を提供することを、技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために講じた技術的手段は、
「ミシンベッドに対して相互に直交する第1方向及び第2方向に移動可能であり且つ前記第1方向に延在する長尺保持体と、前記第1方向のスパンが可変となるように前記長尺保持体に保持されて、刺繍が施されるワークを保持するワーク保持体とを備えた、刺繍機。」
を構成したことである。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1〜図3に依拠して、本発明にかかる刺繍機の一実施形態について説明する。
【0008】
刺繍機10は、ミシンベッド12を備える。ミシンベッド12から立設されたアーム14の水平先端部は、縫製部16となっている。
【0009】
ミシンベッド12にはY方向に移動する一対の移動体20(一方のみ図示)が設けられている。一対の移動体20は、図示されないモータと連結されており、このモータが一方向(他方向)に回転すると、一対の移動体20が同期して、Y方向の一方側(他方側)に移動するようになっている。モータと一対の移動体20との連係機構は、周知であるので、その説明は省略する。
【0010】
一方の移動体20(他方の移動体20)上には、駆動ユニット30の一方端(他方端)が固定されている。駆動ユニット30には、周知の機構を介して、長尺保持体40がX方向に移動可能に設けられている。しかして、長尺保持体40には、第1腕部52及び第2腕部54とから構成されるワーク保持体50が保持されている。そして、ワーク保持体50の第1腕部52(第2腕部54)上には、一対のクランプ部材60・60により、ワーク90の端部近傍が挟持されており、ワーク90がワーク保持体50に展張・保持されるようになっている。かくして、ワーク90を展張・保持するワーク保持体50は、長尺保持体40と共に、ミシンヘッド12に対して、X−方向及びY方向に移動され、所定の刺繍が施されることになる。
【0011】
ワーク保持体50のX方向の長さ、つまり第1腕部52と第2腕部54との間のスパンは可変となっており、これにより、刺繍が施されるワーク90のX方向の長さが短くなっても長くなっても、ワーク90のワーク保持体50への展張・保持を確実なものと出来るようになっている。
【0012】
第1腕部52と第2腕部54との間のスパン調整は、長尺保持体40に片もち梁の形態にて保持された第1腕部52の基端部521及び第2腕部54の基端部(図示略)を、長尺保持体40の延在方向(つまりX方向)に沿って移動することにより行うことが出来る。
【0013】
すなわち、第1腕部52の基端部521は、下板522と一体的に連結される。この下板522は、長尺保持体40の下側に位置して、長尺保持体40の延在方向に沿って刻設された溝42に対峙する。長尺保持体40の上側にも上板5244が溝42に対峙すべ位置しており、上板524と下板522とは、ネジ80により緊緩自在に連結される。しかして、ネジ80を緩めると、第1腕部52の基端部521は、ネジ80を介して、溝42に沿ってスライド可能となり、第1腕部52の第2腕部54に対する位置を変更でき、当該位置変更が済んだ後、ネジ80を締めれば、第1腕部52と第2腕部54との間のスパンを調整できる。第2腕部54の基端部も、第1腕部52の基端部521と同様の構成を備え溝42に沿ってスライド可能となっている。しかし、第2腕部54の基端部を長尺保持体40に固定しても、実用上、差し支えない。
【0014】
尚、第1腕部52(第2腕部54)の遊端部側を伸縮自在に構成すれば(具体的には、内外二重管で構成することにより)、第1腕部52(第2腕部54)のY方向への延出量、つまり第1腕部52(第2腕部54)の軸方向長さを調整でき、ワーク90のY方向へのサイズ変化にも対応できる。
【0015】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定される意図はなく、本発明の趣旨に沿った形態の刺繍機であれば、どのようなものでもよい。
【0016】
【発明の効果】
ミシンベッドに対して相互に直交する第1方向及び第2方向に移動可能であり且つ前記第1方向に延在する長尺保持体と、前記第1方向のスパンが可変となるように前記長尺保持体に保持されて、刺繍が施されるワークを保持するワーク保持体とを備えた、刺繍機を構成したので、ワークのサイズの変化(刺繍範囲の変化)があっても、従来のように、刺繍枠を変える煩わしなく、ワーク保持体の第1方向へのスパンを調整することにより、当該変化に即応することが出来、実用上、多大な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる刺繍機の一実施態様の斜視図である。
【図2】本発明の要部たる部位の平面図である。
【図3】図2のA部の拡大詳細断面図である。
【符号の説明】
12・・・ミシンベッド
40・・・長尺保持体
50・・・ワーク保持体
52・・・第1腕部
54・・・第2腕部
80・・・ねじ

Claims (4)

  1. ミシンベッドに対して相互に直交する第1方向及び第2方向に移動可能であり且つ前記第1方向に延在する長尺保持体と、前記第1方向のスパンが可変となるように前記長尺保持体に保持されて、刺繍が施されるワークを保持するワーク保持体とを備えた、刺繍機。
  2. 前記ワーク保持体は、前記長尺保持体に片もち梁の形態にて前記第1方向に移動可能に保持され且つ前記第2方向に延出する第1腕部と、前記長尺保持体に片もち梁の形態にて前記第1方向に移動可能に保持され且つ前記第2方向に延出する第2腕部とから構成される、請求項1記載の刺繍機。
  3. 前記ワーク保持体は、前記長尺保持体に片もち梁の形態にて固定され且つ前記第2方向に延出する第1腕部と、前記長尺保持体に片もち梁の形態にて前記第1方向に移動可能に保持され且つ前記第2方向に延出する第2腕部とから構成される、請求項1記載の刺繍機。
  4. 前記第1腕部材及び前記第2腕部材は、前記第2方向に沿って伸縮自在となっている、請求項2または3記載の刺繍機。
JP2002367084A 2002-12-18 2002-12-18 刺繍機 Pending JP2004194905A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130031803A (ko) * 2011-09-21 2013-03-29 레써 아크티엔게젤샤프트 직물 인장 장치를 구비한 자수기

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