JP2004194168A - トリミング処理装置及びトリミング処理プログラム - Google Patents

トリミング処理装置及びトリミング処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】水平に撮られていない原画像から水平の画像をトリミングして得る際に、簡単な操作によって好適なトリミング範囲の設定やトリミングを可能にする。
【解決手段】モニタ画面に表示されている原画像から水平線を見つけ、その水平線上の2点をマウスを使用して指定する(ステップS12)。指定された2点の座標位置に基づいて原画像の水平に対する回転角を算出し、この回転角に基づいて原画像とアスペクト比が同一で、かつ原画像の周囲の4辺のうちの3辺で内接するトリミング枠をモニタ画面に表示する(ステップS14)。その後、ユーザからのトリミング指示入力があると、原画像を前記回転角に基づいて回転させて原画像の水平に対する回転角を補正するとともに、回転した原画像から前記決定したトリミング範囲内の画像を抽出してトリミング画像を生成する(ステップS20、S22)。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトリミング処理装置及びトリミング処理プログラムに係り、特にフレーミング失敗を補償するためのトリミング処理装置及びトリミング処理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
初心者がデジタルカメラを使用して撮影を行った場合、フレーミングの失敗によって、地平線や水平線が撮影枠の上下辺(又は左右辺)に対し傾いて撮影される場合がある。従来はレタッチ(retouch)ソフトウェアを使用して、画像の微妙な回転処理を行って、地平線や水平線が撮影枠の上下辺(又は左右辺)と平行になるように修正を行っていた。
【0003】
また、補正角度数値を入力することのできるソフトウェアや、マウスのドラッギングによって、図形の回転を行わせるようにしたソフトウェアもある。
【0004】
一方、ビデオカメラによって撮影された撮影画像と、予め設定されたポートレート用の枠画とを重畳させてCRTの画面上に表示させ、人物が枠画の内側に位置するように、ビデオカメラの上下左右の位置を調整するようにした撮影装置が提案されている(特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−58936号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、レタッチ・ソフトウェア等を使用して、画像の微妙な回転処理を行う場合には、回転角度の指定方法が難しく、使い勝手が悪いという欠点があり、また、画像を回転させた結果、余白が生じるのを回避するために、長方形領域をとるようにトリミングすると、その長方形領域が最初の画像の内接枠となって事実上トリミングされることになるが、画像を回転してみるまでは、トリミングのされ方が分からないという不具合がある。
【0007】
更に、デジタルカメラを使用して人物のポートレート撮影を行ったときに、人物の顔の部分が小さく撮影された場合、トリミングを行ってその顔の部分が大きくなるようにするが、矩形領域の切り取り方に判断基準がないために、特に初心者が戸惑う場合が多々あった。
【0008】
一方、特許文献1に記載のものは、撮影時にポートレート用の画枠を出す工夫を行っているが、撮影済み画像から簡単にトリミング切り出しすることはできない。
【0009】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、トリミング前の原画像内の2箇所の位置を指定するだけで、好適なトリミング範囲を事前にユーザに提示することができ、ユーザの確認の指示入力があると、そのトリミング範囲内の画像を原画像から切り出すことができるトリミング処理装置及びトリミング処理プログラムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために請求項1に係るトリミング処理装置は、画像表示手段に表示されている原画像の水平に対する回転角を検出すべく該原画像上の2点を指示するポインティングデバイスと、前記指示された2点の座標位置に基づいて前記原画像の水平に対する回転角を算出する回転角算出手段と、前記算出した回転角だけ回転したトリミング枠であって、前記原画像とアスペクト比が同一で、かつ原画像の周囲の4辺のうちの2辺以上で内接するトリミング枠内を前記原画像のトリミング範囲として決定するトリミング範囲決定手段と、前記トリミング範囲決定手段によって決定されたトリミング範囲を示すトリミング枠を前記画像表示手段に表示させるトリミング枠表示制御手段と、前記画像表示手段にトリミング枠が表示された後にトリミング指示入力があると、前記算出した回転角に基づいて前記原画像の水平に対する回転角を補正すべく原画像を回転させるとともに、回転させた原画像から前記トリミング範囲決定手段によって決定されたトリミング範囲内の画像を抽出してトリミング画像を生成するトリミング画像生成手段と、を備えたことを特徴としている。
【0011】
即ち、画像表示手段に表示されている原画像から水平や垂直を示す境界線を見つけ、その境界線上の2点をマウス等のポインティングデバイスを使用して指定する。
【0012】
この指定された2点の座標位置に基づいて前記原画像の水平に対する回転角を算出する。尚、2点の座標位置から±90°の角度を求めることができるが、求めた角度が±45°以内の場合には、水平を示す境界線上の2点が指定されたものとし、それ以外の場合には、垂直を示す境界線(高層ビル等の長辺)上の2点が指定されたものとして原画像の水平に対する回転角を算出する。
【0013】
このようにして算出した回転角に基づいて前記原画像とアスペクト比が同一で、かつ原画像の周囲の4辺のうちの2以上で内接するトリミング枠内を前記原画像のトリミング範囲として決定する。例えば、原画像が正方形(縦横のアスペクト比が1:1)の場合には、同じアスペクト比のトリミング枠は、原画像の周囲の4辺にそれぞれ内接し、原画像が長方形の場合には、同じアスペクト比のトリミング枠は、原画像の周囲の3辺又は2辺(この場合の2辺は、互いに対向する長辺)に内接し、このようにして内接するトリミング枠は、最大のトリミング範囲となる。尚、2辺以上に内接する上記トリミング枠は複数あるが、例えば、特定の3辺に内接する1つトリミング枠を予め設定しておいてもよいし、適宜選択できるようにしてもよい。
【0014】
上記のようにしてトリミング範囲が決定されると、そのトリミング範囲を示すトリミング枠を画像表示手段に表示させ、ユーザにトリミング範囲を提示する。その後、トリミング指示入力があると、原画像を前記算出した回転角に基づいて回転させて原画像の水平に対する回転角を補正するとともに、回転した原画像から前記決定したトリミング範囲内の画像を抽出してトリミング画像を生成する。尚、原画像を回転してからトリミングする場合に限らず、原画像からトリミングした画像を回転させるようにしてもよい。
【0015】
上記トリミング画像は、原画像とは別の画像として記録媒体に保存されたり、プリンタに出力される。
【0016】
請求項2に係るトリミング処理装置は、画像表示手段に表示されているポートレートの原画像における人物の両目の位置を指示すべく該原画像上の2点を指示するポインティングデバイスと、前記指示された2点の座標位置を前記原画像における人物の両目の位置として検出する検出手段と、前記検出した人物の両目の位置と、予め人物の両目の位置を基準にして定められたトリミング枠とに基づいて前記検出した人物の両目の位置が前記トリミング枠内の基準位置となるように前記原画像のトリミング範囲を決定するトリミング範囲決定手段と、前記トリミング範囲決定手段によって決定されたトリミング範囲を示すトリミング枠を前記画像表示手段に表示させるトリミング枠表示制御手段と、前記画像表示手段にトリミング枠が表示された後にトリミング指示入力があると、前記原画像から前記トリミング範囲決定手段によって決定されたトリミング範囲内の画像を抽出してトリミング画像を生成するトリミング画像生成手段と、を備えたことを特徴としている。
【0017】
即ち、画像表示手段に表示されているポートレートの原画像から人物の両目の位置がそれぞれマウス等のポインティングデバイスによって指定されると、この指定された2点の座標位置を原画像における人物の両目の位置として検出する。この検出した人物の両目の位置が、トリミング画像上の適正な位置にくるように原画像のトリミング範囲を自動的に決定する。即ち、前記検出した人物の両目の位置と、予め人物の両目の位置を基準にして定められたトリミング枠とに基づいて前記検出した人物の両目の位置が前記トリミング枠内の基準位置となるように原画像のトリミング範囲を決定する。
【0018】
このようにして決定したトリミング範囲を示すトリミング枠を画像表示手段に表示させ、ユーザにトリミング範囲を提示する。その後、トリミング指示入力があると、原画像から前記決定したトリミング範囲内の画像を抽出してトリミング画像を生成する。
【0019】
上記トリミング画像は、原画像とは別の画像として記録媒体に保存されたり、プリンタに出力される。
【0020】
請求項3に係るトリミング処理プログラムは、原画像を画像表示手段に表示させる機能と、前記画像表示手段に表示されている原画像上の2点がそれぞれポインティングデバイスで指示されると、該2点の座標位置を取り込む機能と、前記取り込んだ2点の座標位置に基づいて前記原画像の水平に対する回転角を算出する機能と、前記算出した回転角だけ回転したトリミング枠であって、前記原画像とアスペクト比が同一で、かつ原画像の周囲の4辺のうちの2辺以上で内接するトリミング枠内を前記原画像のトリミング範囲として決定する機能と、前記決定したトリミング範囲を示すトリミング枠を前記画像表示手段に表示させる機能と、前記画像表示手段にトリミング枠が表示された後にトリミング指示入力があると、前記算出した回転角に基づいて前記原画像の水平に対する回転角を補正すべく原画像を回転させるとともに、回転させた原画像から前記決定したトリミング範囲内の画像を抽出してトリミング画像を生成する機能と、をコンピュータに実現させることを特徴としている。
【0021】
請求項4に係るトリミング処理プログラムは、ポートレートの原画像を画像表示手段に表示させる機能と、前記画像表示手段に表示されている原画像上の2点がそれぞれポインティングデバイスで指示されると、該2点の座標位置を人物の両目の位置として検出する機能と、前記検出した人物の両目の位置と、予め人物の両目の位置を基準にして定められたトリミング枠とに基づいて前記検出した人物の両目の位置が前記トリミング枠内の基準位置となるように前記原画像のトリミング範囲を決定する機能と、前記決定したトリミング範囲を示すトリミング枠を前記画像表示手段に表示させる機能と、前記画像表示手段にトリミング枠が表示された後にトリミング指示入力があると、前記原画像から前記決定したトリミング範囲内の画像を抽出してトリミング画像を生成する機能と、をコンピュータに実現させることを特徴としている。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って本発明に係るトリミング処理装置及びトリミング処理プログラムの好ましい実施の形態について詳説する。
【0023】
図1は本発明に係るトリミング処理プログラムを有するパーソナル・コンピュータ(以下、「パソコン」という)のハードウェア構成例を示すブロック図である。
【0024】
図1に示すようにパソコン1は、主として各構成要素の動作を制御する中央処理装置(CPU)10と、装置の制御プログラムが格納されたり、プログラム実行時の作業領域となる主メモリ12と、パソコン1のオペレーティングシステム(OS)、パソコン1に接続された周辺機器のデバイスドライバ、本発明に係るトリミング処理プログラムを含む各種のアプリケーションソフト、ユーザの画像等が格納されるハードディスク装置14と、CD−ROMドライブ16と、表示用データを一時記憶する表示メモリ18と、この表示メモリ18からの画像データ、文字データ等により画像や文字等を表示するCRTモニタや液晶モニタ等のモニタ装置20と、キーボード22と、位置入力装置としてのマウス24と、マウス24の状態を検出してモニタ装置20上のマウスポインタの位置やマウス24の状態等の信号をCPU10に出力するマウスコントローラ26と、デジタルカメラ2と接続して画像データ等の入力が可能なUSB(Universal Serial Bus)などのインターフェース27と、上記各構成要素を接続するバス28とから構成されている。
【0025】
尚、上記構成のパソコン1は、ハードディスク装置14に格納されている、本発明に係るトリミンング処理を行うためのトリミング処理プログラムを除いて周知のものであるため、各構成要素の詳細な説明については省略する。このトリミング処理プログラムは、例えば、デジタルカメラ2の購入時に同梱されているCD−ROMなどに記録されており、このCD−ROMをパソコン1のCD−ROMドライブ16にセットすることにより、パソコン1にインストールすることができる。また、図示しない通信手段を介して画像合成プログラムを提供するサーバからダウンロードすることもできる。
【0026】
次に、本発明に係るトリミング処理プログラムの処理内容について説明する。
【0027】
このトリミング処理プログラムは、撮影画像の水平(垂直)を補正するためにトリミング処理を行う水平補正モードと、人物が撮影されている撮影画像から証明写真などに適用できるポートレート画像を切り出すためのポートレートモードの2つのモードを有しており、いずれのモードによるトリミング処理を行うかは、トリミング処理プログラムを起動した後、又は起動前に選択する。
【0028】
以下、図2乃至図5を参照しながら水平補正モードによるトリミング処理について説明する。
【0029】
図2において、水平補正モードによるトリミングを行う画像(以下、「原画像」という)を、ハードディスク装置14に記録されている画像又はデジタルカメラ2の記録媒体に記録されている画像の中から選択し、選択した原画像をモニタ装置20に表示させる(ステップS10)。
【0030】
図3は水平補正モードによって水平を補正するために選択された原画像の一例を示している。即ち、モニタ装置20のモニタ画面20Aには、人物30と、水平線HLを含む背景とを含む原画像が表示されている。
【0031】
次に、モニタ画面20A上の原画像の中から水平(又は垂直)を示す境界線(図3では、水平線HL)を探し、この水平線HL上の2点に順次マウスカーソルを合わせてクリックする。2点クリックされると、ステップS14の処理に移行する(ステップS12)。
【0032】
ステップS14では、まず、クリックされた2点の原画像上の座標位置を求め、原画像の水平に対する回転角を算出する。いま、2点のP1,P2の座標をP1(x1,1)、P1(x2 2)とすると、線分P1,P2と原画像の水平とのなす角αは、次式、
【0033】
【数1】
Figure 2004194168
但し、d=√{(x2 −x1 2 +(y2 −y1 2
によって求めることができる。そして、x1 ≦x2 とすると、αの範囲は−90°≦α≦90°であり、水平に対する原画像の回転角をθとすると、回転角θは、αの範囲によって、次式、
【0034】
【数2】
θ=α (−45°≦α≦45°)
θ=α−90°(45°<α≦90°)
θ=α+90°(−90°≦α<−45°)
となる。尚、−45°≦α≦45°の場合は、水平とみなせる境界線上の2点に基づいて算出された角度であり、それ以外の範囲は、垂直とみなせる境界線上の2点に基づいて算出された角度であり、いずれも原画像の水平に対する回転角θは、±45°以下である。
【0035】
上記のようにして回転角θを算出すると、ステップS14は、その回転角θに基づいてトリミング範囲を決定し、図4に示すようにトリミング範囲を示すトリミング枠TRをモニタ画面20A上に表示させる。
【0036】
前記トリミング枠TRは、図4に示すように前記算出した回転角θだけ回転させたものであり、原画像とアスペクト比が同一で、かつ原画像の周囲の4辺のうちの3辺で内接することを条件に決定され、このトリミング枠TR内が原画像のトリミング範囲として決定される。尚、図4に示す例は、トリミング枠TRの4隅ABCDのうちの、ACDの3点が原画像の辺に内接する場合に関して示しているが、それ以外にABCの3点の3点が原画像の辺に内接する場合、及びACの2点が原画像の辺(長辺)に内接する場合がある。ステップS14の実施の形態では、ACDの3点が原画像の辺に内接することを条件にトリミング枠TR(トリミング範囲)を決定している。
【0037】
また、図3等に示した例では、原画像の縦横のアスペクト比が1:1以外の場合(原画像が長方形の場合)について説明したが、原画像の縦横のアスペクト比が1:1の場合(原画像が正方形の場合)には、任意に回転させた同じアスペクト比のトリミング枠の4隅の点は、原画像の4辺に内接する。
【0038】
更に、原画像のアスペクト比と回転角θとが既知の場合には、トリミング枠(トリミング範囲)を決定することができるため、原画像のアスペクト比と回転角θとに対応して予めトリミング枠(トリミング範囲)を示すテーブルを準備しておき、このテーブルから対応するトリミング枠(トリミング範囲)を読み出すようにしてもよい。
【0039】
図4に示すようにモニタ画面20A上にトリミング枠TRが表示されるとともに、[トリミングOK?]の確認メッセージが表示される。前記トリミング枠TRの表示により、原画像に対するトリミング範囲が事前に分かる。ここで、図示しない「戻る」ボタンをクリックするとステップS18に進み、「OK」ボタンをクリックするとステップS20に進む(ステップS16)。
【0040】
ステップS18では、トリミング枠の表示が解除されるとともに、クリックした2点の座標位置も解除されて、ステップS12に戻る。これにより、水平と見なせる境界線の2点を再度クリックすることが可能となる。尚、前述したように4通りのトリミング枠があるため、ステップS16で「戻る」ボタンをクリックした場合には、他のトリミング枠を表示するようにしてもよい。
【0041】
ステップS20では、原画像の回転処理が行われる。この場合、ステップS1
4で求めた回転角θ(
【数2】参照)と同じ角度だけ原画像を逆方向に回転させる。
【0042】
続いて、原画像からトリミング枠TR内の画像を切り出すことによりトリミング画像を生成する(ステップS22)。
【0043】
このようにして生成したトリミング画像は、図5に示すようにモニタ装置20のモニタ画面20Aに表示される(ステップS24)。その後、プリント指示や保存指示入力があると、前記トリミング画像はプリンタに出力され、又は記録媒体に記録される(ステップS26)。
【0044】
次に、図6及び図7を参照しながらポートレートモードによるトリミング処理について説明する。
【0045】
図6において、ポートレートモードによるトリミングを行う原画像を、ハードディスク装置14に記録されている画像又はデジタルカメラ2の記録媒体に記録されている画像の中から選択し、選択した原画像をモニタ装置20に表示させる(ステップS30)。
【0046】
図7(A)はポートレートモードによってトリミングされる原画像の一例を示しており、モニタ装置20のモニタ画面20Aには、人物32を含む原画像が表示されている。
【0047】
次に、モニタ画面20A上の原画像の中から両目を探し、両目(2点)に順次マウスカーソルを合わせてクリックする。2点クリックされると、ステップS34の処理に移行する(ステップS32)。
【0048】
ステップS34では、クリックされた2点(m1,m2)の原画像上の座標位置m1(a1,b1)、m1(a2,b2) を求め、これらの座標位置m1(a1,b1)、m1(a2,b2) に基づいてトリミング範囲を決定し、図7(B)に示すようにトリミング範囲を示すトリミング枠TR1をモニタ画面20A上に表示させる。
【0049】
ここで、前記トリミング範囲(トリミング枠TR1)の決定は、以下のようにして行う。
【0050】
図7(C)に示すように予め所定のトリミング枠TRref を準備しておく。このトリミング枠TRref は、X1×Y1の大きさを有し、更にトリミング枠TRref 内において人物の両目が配置されるべき最適な位置座標M1(A1,B1)、M2(A2,B2)を有している。
【0051】
図7(B)に示したトリミング枠TR1の大きさをx1×y1とすると、x1、y1は、次式によって求めることができる。
【0052】
【数3】
X1:x1=(A2−A1):(b2−b1)
X1:Y1=x1:y1
また、トリミング枠TR1の点Pの座標をP(xp,p ) とすると、xp 、yp は、次式によって求めることができる。
【0053】
【数4】
p =a1−A1×x1/X1
p =b1−B1×y1/Y1
即ち、上記P(xp,p ) 及びx1×y1によってトリミング枠TR1を決定することができ、このトリミング枠TR1は、トリミング枠TRref と同じアスペクト比となり、かつトリミング枠TR1に対する両目の位置が、トリミング枠TRref に対して規定した両目の位置と相似の位置にくるようになる。
【0054】
図7(B)に示すようにモニタ画面20A上にはトリミング枠TR1が表示されるとともに、[トリミングOK?]の確認メッセージが表示される。前記トリミング枠TR1の表示により、原画像に対するトリミング範囲が事前に分かる。ここで、図示しない「戻る」ボタンをクリックするとステップS38に進み、「OK」ボタンをクリックするとステップS40に進む(ステップS36)。
【0055】
ステップS38では、トリミング枠の表示が解除されるとともに、クリックした2点の座標位置も解除されて、ステップS32に戻る。これにより、両目の2点を再度クリックすることが可能となる。尚、原画像中の両目の2点m1,m2よりも左右方向に広めに2点を指定すると、前記トリミング枠TR1よりも顔が縮小されるようにトリミング枠が決定され、逆に狭めに2点を指定すると、前記トリミング枠TR1よりも顔が拡大されるようにトリミング枠が決定される。また、予めアスペクト比が異なるとともに、人物の両目が配置されるべき最適な位置座標を有する複数のトリミング枠を準備しておき、これらのトリミング枠から所望のトリミング枠を選択できるようにしてもよい。
【0056】
ステップS40では、原画像から前記決定したトリミング枠TR1内の画像を切り出すことによりトリミング画像を生成する。
【0057】
このようにして生成したトリミング画像は、図7(D)に示すようにモニタ装置20のモニタ画面20Aに表示される(ステップS42)。その後、プリント指示や保存指示入力があると、前記トリミング画像はプリンタに出力され、又は記録媒体に記録される(ステップS44)。
【0058】
尚、この実施の形態では、トリミング枠を示す枠線をモニタ画面上に表示するようにしたが、これに限らず、トリミング枠内の画像とトリミング枠外の画像とに輝度差を設けたり、カラー画像とモノクロ画像とに色分けすることでトリミング範囲を提示するものも含む。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、原画像から水平や垂直を示す境界線を見つけ、その境界線上の2点をマウス等のポインティングデバイスを使用して指定するだけで、原画像の回転を補正することができるとともに、原画像と同じアスペクト比で、かつ余白のない最大のトリミング範囲を示すトリミング枠を提示することができ、これによりトリミング後の画像を事前に知ることができ、また、ユーザの確認の指示入力があると、原画像の回転が補正され、かつ前記提示されたトリミング枠内の画像を原画像から切り出すことができる。
【0060】
また、本発明の他の態様によれば、ポートレートの原画像における人物の両目の位置を指示するだけで、原画像の人物を適正な大きさ及び位置で切り出すためのトリミング枠を提示することができ、これによりトリミング後のポートレート画像を事前に知ることができ、また、ユーザの確認の指示入力があると、前記提示されたトリミング枠内の画像を原画像から切り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る本発明に係るトリミング処理プログラムを有するパソコンのハードウェア構成例を示すブロック図
【図2】水平補正モードによるトリミング処理を説明するために用いたフローチャート
【図3】トリミング前の原画像が表示されたモニタ画面の一例を示す図
【図4】トリミング前の原画像とトリミング枠とが表示されたモニタ画面の一例を示す図
【図5】トリミング画像が表示されたモニタ画面の一例を示す図
【図6】ポートレートモードによるトリミング処理を説明するために用いたフローチャート
【図7】ポートレートモードによるトリミング処理を説明するために用いた図
【符号の説明】
1…パソコン、2…デジタルカメラ、10…中央処理装置(CPU)、12…主メモリ、14…ハードディスク装置、16…CD−ROMドライブ、20…モニタ装置、22…キーボード、24…マウス、27…インターフェース

Claims (4)

  1. 画像表示手段に表示されている原画像の水平に対する回転角を検出すべく該原画像上の2点を指示するポインティングデバイスと、
    前記指示された2点の座標位置に基づいて前記原画像の水平に対する回転角を算出する回転角算出手段と、
    前記算出した回転角だけ回転したトリミング枠であって、前記原画像とアスペクト比が同一で、かつ原画像の周囲の4辺のうちの2辺以上で内接するトリミング枠内を前記原画像のトリミング範囲として決定するトリミング範囲決定手段と、
    前記トリミング範囲決定手段によって決定されたトリミング範囲を示すトリミング枠を前記画像表示手段に表示させるトリミング枠表示制御手段と、
    前記画像表示手段にトリミング枠が表示された後にトリミング指示入力があると、前記算出した回転角に基づいて前記原画像の水平に対する回転角を補正すべく原画像を回転させるとともに、回転させた原画像から前記トリミング範囲決定手段によって決定されたトリミング範囲内の画像を抽出してトリミング画像を生成するトリミング画像生成手段と、
    を備えたことを特徴とするトリミング処理装置。
  2. 画像表示手段に表示されているポートレートの原画像における人物の両目の位置を指示すべく該原画像上の2点を指示するポインティングデバイスと、
    前記指示された2点の座標位置を前記原画像における人物の両目の位置として検出する検出手段と、
    前記検出した人物の両目の位置と、予め人物の両目の位置を基準にして定められたトリミング枠とに基づいて前記検出した人物の両目の位置が前記トリミング枠内の基準位置となるように前記原画像のトリミング範囲を決定するトリミング範囲決定手段と、
    前記トリミング範囲決定手段によって決定されたトリミング範囲を示すトリミング枠を前記画像表示手段に表示させるトリミング枠表示制御手段と、
    前記画像表示手段にトリミング枠が表示された後にトリミング指示入力があると、前記原画像から前記トリミング範囲決定手段によって決定されたトリミング範囲内の画像を抽出してトリミング画像を生成するトリミング画像生成手段と、
    を備えたことを特徴とするトリミング処理装置。
  3. 原画像を画像表示手段に表示させる機能と、
    前記画像表示手段に表示されている原画像上の2点がそれぞれポインティングデバイスで指示されると、該2点の座標位置を取り込む機能と、
    前記取り込んだ2点の座標位置に基づいて前記原画像の水平に対する回転角を算出する機能と、
    前記算出した回転角だけ回転したトリミング枠であって、前記原画像とアスペクト比が同一で、かつ原画像の周囲の4辺のうちの2辺以上で内接するトリミング枠内を前記原画像のトリミング範囲として決定する機能と、
    前記決定したトリミング範囲を示すトリミング枠を前記画像表示手段に表示させる機能と、
    前記画像表示手段にトリミング枠が表示された後にトリミング指示入力があると、前記算出した回転角に基づいて前記原画像の水平に対する回転角を補正すべく原画像を回転させるとともに、回転させた原画像から前記決定したトリミング範囲内の画像を抽出してトリミング画像を生成する機能と、
    をコンピュータに実現させることを特徴とするトリミング処理プログラム。
  4. ポートレートの原画像を画像表示手段に表示させる機能と、
    前記画像表示手段に表示されている原画像上の2点がそれぞれポインティングデバイスで指示されると、該2点の座標位置を人物の両目の位置として検出する機能と、
    前記検出した人物の両目の位置と、予め人物の両目の位置を基準にして定められたトリミング枠とに基づいて前記検出した人物の両目の位置が前記トリミング枠内の基準位置となるように前記原画像のトリミング範囲を決定する機能と、
    前記決定したトリミング範囲を示すトリミング枠を前記画像表示手段に表示させる機能と、
    前記画像表示手段にトリミング枠が表示された後にトリミング指示入力があると、前記原画像から前記決定したトリミング範囲内の画像を抽出してトリミング画像を生成する機能と、
    をコンピュータに実現させることを特徴とするトリミング処理プログラム。
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