JP2004194117A - 携帯型情報端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像手段の機能を用いる第1のモードと、第1の機能とは異なる機能を用いる第2のモードとのうち、いずれのモードを使用するかに応じて、第三者の使用に対して制限を課すことができる携帯型情報端末装置を提供する。
【解決手段】携帯型情報端末装置においては、選択されたモードがCamera,View,Telのいずれかのモードである場合(ステップS2)、使用者の認証を行わずに、選択されたモード(Camera,View,Telのいずれかのモード)を起動し(ステップS3)、選択されたモードがPDAモードである場合(ステップS2)、使用者の認証を行い、その認証結果に応じてPDAモードを起動する(ステップS4,S5,S6,S7)。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被写体を撮像するための撮像手段を有する携帯型情報端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のデジタルカメラ付き携帯型情報端末装置(以下、携帯機器という)として、特開2000−270069号公報に提案されているものがある。
【0003】
この携帯機器の構成について図8および図9を参照しながら説明する。図8は従来の携帯機器(デジタルカメラ付き携帯型情報端末)の外観を示す斜視図、図9は図8の携帯機器の構成を示すブロック図である。
【0004】
携帯機器は、図8に示すように、カメラ部1および操作部2を備え、カメラ部1と操作部2とはヒンジ部3により連結されている。ヒンジ部3は、互いに直交する回転軸11および回転軸12の周りに回転可能な構造を有し、このヒンジ部3により、カメラ部1を操作部2に対して折り畳み可能にしかつ回転可能にする。カメラ部1には、後述する撮像部200のレンズ108およびストロボ109と、後述のPHS部303のレシーバ106とが設けられている。また、操作部2には、シャッタボタン103、キーボード104、液晶パネル105、およびマイク107が設けられている。
【0005】
この携帯機器の内部構成は、図9に示すように、撮像部200、制御部201、サブ制御部302、PHS部303からなる。撮像部200は、レンズ108および光電変換素子204を有する。制御部201は、CPU206、フラッシュメモリ207、および液晶パネル105を有する。サブ制御部302は、Sub CPU208、シャッタボタン103およびキーボード104を有する。PHS部303は、CPU310、レシーバ106およびマイク107を有する。
シャッタからなる。
【0006】
このように構成された携帯機器は、少なくともカメラ機能、電話機能、および、スケジュール帳、電話帳などの個人情報管理機能を実現することが可能である。
【0007】
カメラ機能を使用する場合、レンズ108と光電変換素子204によって被写体を撮像し、この撮像された画像は、液晶パネル105に表示される。そして、ユーザは、液晶パネル105に表示された画像を見ながら、シャッタボタン103を押下すれば、所望の画像が取り込まれる。
【0008】
電話機能を使用する場合は、相手先の電話番号がキーボード104から入力される。この際、入力された電話番号は液晶パネル105に表示される。そして、入力された電話番号に間違いがなければ、この電話番号への発呼手続きが実行され、相手が呼び出される。相手先が呼び出しに応答すれば、相手先とマイク107とレシーバ106を用いて通話をすることが可能になる。
【0009】
個人情報管理機能を使用する場合、必要な操作画面を液晶パネル105に表示し、この操作画面上で、キーボード104を用いて、登録されている個人情報を読み出し、また個人情報を入力するなどの操作が行われる。これにより、随時、登録されている個人情報の参照、個人情報の登録を行うことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の携帯機器においては、他人が携帯機器を使用する際に何ら制限を設けていないので、携帯機器に記憶されている個人の住所や電話番号、所有者のスケジュールなど、他人には見られたくない個人情報を他人に見られる恐れがある。
【0011】
このような問題を解決するために、携帯機器を使用する前に使用者の認証を行う方法が考えられる。しかし、携帯機器を使用する前に、使用者の認証を行う場合、カメラとして使用する場合や、携帯機器本体に記憶されている画像などを見る場合など、他人に使用されても特に問題がないような場合でも、携帯機器を使用する毎に使用者の認証を行うことが必要になり、使用者の認証に手間が掛かり、面倒である。特にカメラとして携帯機器を使用する場合は、使用者の認証を行っている間に、シャッタチャンスを逃す恐れがあると考えられる。
【0012】
本発明の目的は、撮像手段の機能を用いる第1のモードと、第1の機能とは異なる機能を用いる第2のモードとのうち、いずれのモードを使用するかに応じて、第三者の使用に対して制限を課すことができる携帯型情報端末装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、被写体を撮像するための撮像手段を有する携帯型情報端末装置であって、前記撮像手段の機能を用いる第1のモードと、前記第1の機能とは異なる機能を用いる第2のモードとのいずれか一方を選択するモード選択手段と、使用者が適正者であるかを認証する認証手段と、前記モード選択手段により前記第1のモードが選択された場合、前記認証手段を動作させず、前記第2のモードが選択された場合、前記認証手段を動作させるように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0015】
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係る携帯型情報端末装置の外観斜視図、図2は図1のモードダイヤルの拡大斜視図、図3は図2のモードダイヤルで選択可能なモードのそれぞれの機能を示す図、図4は図1の携帯型情報端末装置の電源オン状態での待ち受け画面の一例を示す図、図5は図1の携帯型情報端末装置の構成を示すブロック図である。
【0016】
携帯型情報端末装置は、図1に示すように、カメラ部1および操作部2を備え、カメラ部1と操作部2とはヒンジ部3により連結されている。ヒンジ部3は、互いに直交する回転軸11および回転軸12の周りに回転可能な構造を有し、このヒンジ部3により、カメラ部1を操作部2に対して折り畳み可能にしかつ回転可能にする。カメラ部1には、後述する撮像部200のレンズ108およびストロボ109と、後述の携帯電話部202のレシーバ106とが設けられている。また、操作部2には、電源スイッチ101、モードダイヤル102、シャッタボタン103、キーボード104、液晶パネル105、マイク107および十字キー110が設けられている。
【0017】
モードダイヤル102は、図2に示すように、シャッタボタン103の周りを回転するダイヤルスイッチからなり、モードダイヤル102をM1、M2、M3、M4のいずれかの位置に回転すると、モードが対応する位置のモードに切り換えられる。ここで、位置M1には、カメラ撮影可能なCameraモードが、位置M2には、本体に記憶された画像、音声、テキストを表示するViewモード、位置M3には、電話機能(着信、発信)を実行するためのTelモードが、位置M4には、本体に記憶された各種情報の利用、編集、登録を行うことが可能なPDAモードがそれぞれ対応付けられている。
【0018】
具体的には、図3に示すように、Cameraモードは、カメラ部1に設けられているレンズ108を介して結像した画像をCCDなどの光電変換素子によって電気信号に変え、必要に応じて本体で画像の処理を加えフラッシュメモリなどの記憶手段に記憶するモードである。また、Cameraモードでは、音声を記録することもできる。Viewモードは、Cameraモードで撮影された画像、記録された音声、テキスト情報を選択して再生または表示を行うモードである。Telモードは、通常の携帯電話機としての電話機能を実現するためのモードである。すなわち、Telモードでは、キーボード104からの電話番号入力や、液晶パネル105への入力番号表示、電話帳表示が可能で、通話はカメラ部1に設けられているレシーバ106と、操作部2に設けられているマイク107を用いて行われる。PDAモードは、所有者のスケジュール管理、個人の住所、電話番号、電子メールアドレスなどの登録を行うアドレス帳機能、電子メールの送受信機能、テキスト文書の作成機能、テーマ別、目的別に関連情報をまとめて編集する情報ファイル機能、電卓機能、インターネット接続機能を有するモードである。各機能での文字入力、メニュー選択はキーボード104、十字キー110を用いて行われ、液晶パネル105には様々な情報が表示される。
【0019】
また、Camera,View,Tel,PDAモードの全てのモードにおいては、電話の着信を受けることが可能である。
【0020】
本携帯型情報端末装置においては、電源スイッチ101が投入されると、図4に示す待ち受け画面が液晶パネル105に表示される。この待ち受け画面では、カレンダー情報とモード選択画面が表示され、このモード選択画面には、モードダイヤル102で現在選択されているモードが識別可能に表示される。使用者は電源スイッチ101で電源を投入した後、待ち受け画面が表示された状態で、モードダイヤル102で所望のモードを選択し、キーボード104で決定することにより、選択されたモードを起動することができる。
【0021】
この携帯型情報端末装置の内部構成は、図5に示すように、撮像部200、制御部201、携帯電話部202および認証処理部203からなる。撮像部200は、レンズ108と、レンズ108により投影された画像を電気信号に変換するCCDなどの光電変換素子204と、光電変換素子204から出力された電気信号をA/D変換し、デジタル化された信号に各種画像処理を施す画像処理部205とを有する。
【0022】
制御部201は、CPU206、フラッシュメモリ207、Sub CPU208、入力装置209および液晶パネル105を有する。ここで、入力装置209は、シャッタボタン103、モードダイヤル102、キーボード104などを含む。制御部201は、装置全体を制御するとともに、撮像部200から入力された画像情報や、携帯電話部202から入力された画像情報、音声情報、またはアドレス帳に登録された住所、電話番号などのテキスト情報を記憶することができる。CPU206は、フラッシュメモリ207に格納された情報を必要に応じて読み出し、また消去することができる。Sub CPU208は、入力装置209から入力された信号に応じたコマンドをCPU206に送信する。液晶パネル105には、記憶されている画像やテキスト、およびビューファインダとしての撮像部200からの入力画像表示、様々な条件設定のためのメニュー表示が行われる。
【0023】
携帯電話部202は、CPU210、レシーバ106およびマイク107を有する。携帯電話部202は、マイク107からの信号をデジタル信号に変換してデータ圧縮を行い、また圧縮されている信号を伸長し音声信号に変換した後、レシーバ106から出力する。また、携帯電話部202は、電子メール機能、インターネット接続に伴うテキストデータ、画像データの送受信を行うことが可能である。受信されたデータは、CPU210を介して、制御部201のCPU206へ送られる。
【0024】
認証処理部203は、入力処理部211、記憶装置212およびデータ処理部213を有する。認証処理部203は、PDAモード選択時またはPDAモードの機能の中で、第三者から保護すべき情報が記憶されている機能を使用する場合に、使用者が適正者であるかの認証を行う。使用者の認証の際には、使用者によって入力装置209から入力された信号が入力処理部211において使用者情報として処理され、データ処理部213は、記憶装置212に予め登録されている認証用データを読み出し、この認証用データに基づいて、入力処理部211からの使用者情報を処理し、本装置の使用者が適正者であるか否かの認証を行う。このデータ処理部213による認証結果は、CPU206に送られる。
【0025】
このように、携帯型情報端末装置においては、撮像部200、制御部201、携帯電話部202が協働して、Camera,View,Tel,PDAの各モードにおける各機能を実現する。
【0026】
次に、本携帯型情報端末装置による使用者の認証処理について図6を参照しながら説明する。図6は図1の携帯型情報端末装置の動作手順を示すフローチャートである。図6のフローチャートに示す手順は、制御部201(CPU206)により実行されるものである。
【0027】
制御部201は、図6に示すように、電源スイッチ101で電源が投入されると、液晶パネル105に待ち受け画面を表示し(ステップS1)、モードダイヤル102およびキーボード104を選択されたモードを判別する(ステップS2)。ここで、選択されたモードがCamera,View,Telモードのいずれかである場合、制御部201は、使用者の認証を行わずに、選択されたモード(Camera,View,Telのいずれかのモード)を起動する(ステップS3)。
【0028】
これに対し、選択されたモードがPDAモードである場合(ステップS2)、制御部201は、キーボード104を介して使用者認証のための入力情報を入力する(ステップS4)。ここで、使用者認証のための入力情報とは、例えば4桁や8桁の数字の組み合わせによるパスワードである。しかし、これに限定されることはなく、本装置と別途のIDカードに使用者情報を書き込んでおき、IDカードの情報を読み込ませるようにしてもよい。この使用者情報が入力されると、認証処理部203は、入力された使用者情報と記憶装置212に記憶されている認証データとに基づいて、使用者が適正者であるかの認証を行う。この認証結果は、制御部201に送られる。
【0029】
次いで、制御部201は、認証処理部203の認証結果に基づいて認証が成功したか否かを判定する(ステップS5)。ここで、認証が成功した場合、制御部201は使用者が適正者であると判断してPDAモードを起動する(ステップS6)。認証処理が失敗した場合は、制御部201は、入力情報の入力回数がN回より少ないか否かを判定する(ステップS7)。これは使用者が適正者であった場合でも、使用者が使用者情報の入力をミスする可能性があるからであり、例えばN=3とし、3回までは使用者情報の入力を許可し、入力回数が3回未満の場合は使用者情報が誤っている旨を液晶パネル105に表示した後、再度ステップS4において入力情報の入力を行う。上記ステップS7で入力回数がN以上であると判定された場合、制御部201は、例えば警告音、警告表示などで使用者に警告を与え、PDAモードを起動せずに、ステップS1の待ち受け画面に戻る。
【0030】
このように、本実施形態では、選択されたモードがCamera,View,Telのいずれかのモードである場合、使用者の認証を行わずに、選択されたモード(Camera,View,Telのいずれかのモード)を起動し、選択されたモードがPDAモードである場合、使用者の認証を行い、その認証結果に応じてPDAモードを起動するので、Cameraモード(カメラ機能)を使用する場合には、使用者が適正者であるかの認証を行うことなく撮影が可能になり、カメラ機能を簡便に使用することができる。その結果、認証に手間が掛かり、シャッタチャンスを逃すなどということを回避することができる。
【0031】
また、PDAモードが選択されている場合、使用者の認証を行うことによって、所有者のスケジュール管理、個人の住所、電話番号、電子メールアドレスなどを他人に見られることを未然に防止することができる。
【0032】
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図7を参照しながら説明する。図7は本発明の第2実施形態に係る携帯型情報端末装置の動作の手順を示すフローチャートである。本実施形態は、上記第1実施形態と同じ構成を有し、ここでは、その説明は省略する。また、以下の説明においては、上記第1実施形態と同じ符号を用いるものとする。
【0033】
上記第1実施形態では、PDAモードが選択された場合に、使用者の認証を行うようにしているが、このPDAモード(図3に示す)の機能のうち、電卓とインターネット接続機能は、個人情報の保護の点では、所有者以外の使用者すなわち他人に使用されても特に問題はない。
【0034】
そこで、本実施形態では、上記電卓とインターネット接続機能の2つの機能を利用可能機能とし、残りの機能(アドレス帳機能、電子メールの送受信機能、情報ファイル機能など)を保護機能として、この保護機能が選択された場合に使用者の認証を行う。
【0035】
制御部201は、図7に示すように、電源スイッチ101で電源が投入されると、液晶パネル105に待ち受け画面を表示し(ステップS11)、モードダイヤル102およびキーボード104を選択されたモードを判別する(ステップS12)。ここで、選択されたモードがCamera,View,Telモードのいずれかである場合、制御部201は、使用者の認証を行わずに、選択されたモード(Camera,View,Telのいずれかのモード)を起動する(ステップS13)。
【0036】
これに対し、選択されたモードがPDAモードである場合(ステップS12)、制御部201は、液晶パネル105にPDAモードで使用可能な機能を一覧表示し、この一覧表示された機能の中から選択された機能を判別する。この機能の選択および決定には、キーボード104や十字キー110が用いられる。そして、選択された機能が上記利用可能機能(電卓とインターネット接続機能)である場合、制御部201は、PDAモードを起動する(ステップS15)。
【0037】
選択された機能が保護機能(アドレス帳機能、電子メールの送受信機能、情報ファイル機能など)である場合、制御部201は、キーボード104を介して使用者認証のための入力情報を入力する(ステップS16)。ここで、使用者認証のための入力情報は、上記第1実施形態と同じである。この使用者情報が入力されると、認証処理部203は、入力された使用者情報と記憶装置212に記憶されている認証データとに基づいて、使用者が適正者であるかの認証を行う。この認証結果は、制御部201に送られる。
【0038】
次いで、制御部201は、認証処理部203の認証結果に基づいて認証が成功したか否かを判定する(ステップS17)。ここで、認証が成功した場合、制御部201は使用者が適正者であると判断してPDAモードを起動する(ステップS15)。認証処理が失敗した場合は、制御部201は、入力情報の入力回数がN回より少ないか否かを判定する(ステップS18)。ここで、入力回数がN以上であると判定された場合、制御部201は、例えば警告音、警告表示などで使用者に警告を与え、PDAモードを起動せずに、ステップS11の待ち受け画面に戻る。
【0039】
このように、本実施形態では、PDAモードの機能のうち、所有者以外の第三者から保護すべき情報を扱う保護機能を使用する場合には、使用者の認証を行い、第三者の使用に対して制限を課すことができ、その他の機能すなわち利用可能機能を使用する場合には、認証を行うことなく使用可能になるので、所有者および所有者以外の使用者がその機能を簡単に使用することができる。
【0040】
なお、本発明の目的は、前述した各実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0041】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはうまでもない。
【0042】
以下に、本発明の実施態様を列挙する。
【0043】
[実施態様1] 被写体を撮像するための撮像手段を有する携帯型情報端末装置であって、前記撮像手段の機能を用いる第1のモードと、前記第1の機能とは異なる機能を用いる第2のモードとのいずれか一方を選択するモード選択手段と、使用者が適正者であるかを認証する認証手段と、前記モード選択手段により前記第1のモードが選択された場合、前記認証手段を動作させず、前記第2のモードが選択された場合、前記認証手段を動作させるように制御する制御手段と
を備えることを特徴とする携帯型情報端末装置。
【0044】
[実施態様2] 前記第1のモードは、前記撮像手段によって被写体の撮像を可能とするモードであることを特徴とする実施態様1記載の携帯型情報端末装置。
【0045】
[実施態様3] 前記撮像手段によって撮像された画像を再生する再生モードを有し、前記制御手段は、前記選択手段によって前記再生モードが選択された場合、前記認証手段を動作させないことを特徴とする実施態様1記載の携帯型情報端末装置。
【0046】
[実施態様4] 外部と通話を行う電話モードを有し、前記制御手段は、前記選択手段によって前記電話モードが選択された場合、前記認証手段を動作させないことを特徴とする実施態様1記載の携帯型情報端末装置。
【0047】
[実施態様5] 前記第2のモードは、所有者のスケジュール管理を行う機能、個人の住所・電話番号・電子メールアドレスなどの登録を行う機能、電子メールの送受信機能、テキスト文書の作成機能、テーマ別、目的別に関連情報をまとめて編集可能な情報ファイル機能、電卓機能、インターネット接続機能のうち少なくとも一つの機能を有するモードであることを特徴とする実施態様1記載の携帯型情報端末装置。
【0048】
[実施態様6] 被写体を撮像するための撮像手段および使用者が適正者であるかを認証する認証手段を有する携帯型情報端末装置の制御方法であって、前記撮像手段の機能を用いる第1のモードと、前記第1の機能とは異なる機能を用いる第2のモードとのいずれか一方を選択するモード選択工程と、前記モード選択工程により前記第1のモードが選択された場合、前記認証手段を動作させず、前記第2のモードが選択された場合、前記認証手段を動作させるように制御する制御工程とを有することを特徴とする携帯型情報端末装置の制御方法。
【0049】
[実施態様7] 前記第1のモードは、前記撮像手段によって被写体の撮像を可能とするモードであることを特徴とする実施態様6記載の携帯型情報端末装置の制御方法。
【0050】
[実施態様8] 前記撮像手段によって撮像された画像を再生する再生モードを有し、前記制御工程では、前記選択工程によって前記再生モードが選択された場合、前記認証手段を動作させないことを特徴とする実施態様6記載の携帯型情報端末装置の制御方法。
【0051】
[実施態様9] 外部と通話を行う電話モードを有し、前記制御工程では、前記選択工程によって前記電話モードが選択された場合、前記認証手段を動作させないことを特徴とする実施態様6記載の携帯型情報端末装置の制御方法。
【0052】
[実施態様10] 前記第2のモードは、所有者のスケジュール管理を行う機能、個人の住所・電話番号・電子メールアドレスなどの登録を行う機能、電子メールの送受信機能、テキスト文書の作成機能、テーマ別、目的別に関連情報をまとめて編集可能な情報ファイル機能、電卓機能、インターネット接続機能のうち少なくとも一つの機能を有するモードであることを特徴とする実施態様6記載の携帯型情報端末装置の制御方法。
【0053】
[実施態様11] 被写体を撮像するための撮像手段および使用者が適正者であるかを認証する認証手段を有する携帯型情報端末装置の制御プログラムであって、前記撮像手段の機能を用いる第1のモードと、前記第1の機能とは異なる機能を用いる第2のモードとのいずれか一方を選択するモード選択ステップと、前記モード選択ステップにより前記第1のモードが選択された場合、前記認証手段を動作させず、前記第2のモードが選択された場合、前記認証手段を動作させないように制御する制御ステップと
を有することを特徴とする携帯型情報端末装置の制御プログラム。
【0054】
[実施態様12] 実施態様11記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に格納したことを特徴とする記憶媒体。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、撮像手段の機能を用いる第1のモードと、第1の機能とは異なる機能を用いる第2のモードとのうち、いずれのモードを使用するかに応じて、第三者の使用に対して制限を課すことができる。例えば、本装置をカメラとして使用する場合、使用者が適正者であるかの認証を行うことなく撮影が可能になり、カメラ機能を簡便に使用することができる。その結果、認証に手間が掛かり、シャッタチャンスを逃すなどということを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る携帯型情報端末装置の外観斜視図である。
【図2】図1のモードダイヤルの拡大斜視図である。
【図3】図2のモードダイヤルで選択可能なモードのそれぞれの機能を示す図である。
【図4】図1の携帯型情報端末装置の電源オン状態での待ち受け画面の一例を示す図である。
【図5】図1の携帯型情報端末装置の構成を示すブロック図である。
【図6】図1の携帯型情報端末装置の動作手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2実施形態に係る携帯型情報端末装置の動作の手順を示すフローチャートである。
【図8】従来の携帯機器(デジタルカメラ付き携帯情報端末)の外観を示す斜視図である。
【図9】図8の携帯機器の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 カメラ部
2 操作部
3 ヒンジ部
101 電源スイッチ
102 モードダイヤル
103 シャッタボタン
104 キーボード
105 液晶パネル
106 レシーバ
107 マイク
108 レンズ
109 ストロボ
110 十字キー
200 撮像部
201 制御部
202 携帯電話部
203 認証処理部
204 光電変換素子
205 画像処理部
206,210 CPU

Claims (1)

  1. 被写体を撮像するための撮像手段を有する携帯型情報端末装置であって、
    前記撮像手段の機能を用いる第1のモードと、前記第1の機能とは異なる機能を用いる第2のモードとのいずれか一方を選択するモード選択手段と、
    使用者が適正者であるかを認証する認証手段と、
    前記モード選択手段により前記第1のモードが選択された場合、前記認証手段を動作させず、前記第2のモードが選択された場合、前記認証手段を動作させるように制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする携帯型情報端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100641884B1 (ko) 2005-07-14 2006-11-02 이재준 휴대용 저장장치의 고유번호를 이용한 사용자 구분 및어플리케이션 구동시스템 및 그 방법.
JP2010056972A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Kyocera Corp 携帯電子機器
KR101321479B1 (ko) 2012-02-22 2013-10-28 숭실대학교산학협력단 프로세스의 접근 제어를 이용한 응용 소프트웨어의 불법 복제 방지 방법 및 장치

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