JP2005167641A - カメラ付き携帯端末及びそれに用いる画像セキュリティ設定方法並びにそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 自端末で撮影された画像及びそれ以外の画像の外部への誤流出を低減可能なカメラ付き携帯端末を提供する。
【解決手段】 ユーザ操作によって外部記憶装置2への複写処理が選択されると、制御部11は外部記憶装置2が接続されていれば、複写画像選択画面を表示し、複写画像の選択処理を行わせる。制御部11は選択された画像の撮影画像データファイルにユーザに関する情報があれば、撮影画像データファイルのユーザに関する情報内の複写設定を参照して複写設定の判断を行う。制御部11は複写設定が「許可」に設定されている場合、外部記憶装置2に撮影画像データファイルを複写し、画像の複写を終了した後、複写完了の表示を行う。制御部11は複写設定が「不許可」に設定されている場合、複写が不許可である旨の表示を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明はカメラ付き携帯端末及びそれに用いる画像セキュリティ設定方法並びにそのプログラムに関し、特にカメラ付き携帯端末にて撮影した画像のセキュリティに関する。
従来、この種のカメラ付き携帯端末においては、自端末に搭載されたディジタルカメラにて撮影を行って保存した画像の外部記録媒体等への複写や他の端末等への転送を自由に行うことができる(例えば、特許文献1,2参照)。
また、他のカメラ付き携帯端末にて撮影された画像を通信手段を用いて受け取った場合でも、さらにその画像を別の端末に転送することが可能となっており、その画像を複写することで1枚の画像を複数枚の画像として記録することができる。
特開2003−91485号公報 特開2002−84448号公報
上述した従来のカメラ付き携帯端末では、自端末にて撮影を行って保存した画像の外部記録媒体等への複写や他の端末等への転送を自由に行うことができるので、他の端末にて撮影された画像を受け取った場合でも、さらにその画像を別の端末に転送することができるため、個人情報が大勢に流出する可能性がある。したがって、携帯端末の進化にともなって画像各々にセキュリティ設定を行える方法が求められている。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、自端末で撮影された画像及びそれ以外の画像の外部への誤流出を低減することができるカメラ付き携帯端末及びそれに用いる画像セキュリティ設定方法並びにそのプログラムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、自端末で撮影された画像及びそれ以外の画像の外部への誤流出等の情報流出をより低減することができるカメラ付き携帯端末及びそれに用いる画像セキュリティ設定方法並びにそのプログラムを提供することにある。
本発明によるカメラ付き携帯端末は、画像を撮影する撮影手段を搭載するカメラ付き携帯端末であって、前記撮影手段にて撮影した画像を記録する記録手段と、前記画像に少なくとも当該撮影手段にて撮影されたことを示す判別情報と外部からの指定に基づいて少なくとも前記画像の複写の可否を示す複写設定及び前記画像の転送の可否を示す転送設定からなる画像セキュリティ設定とを付加して前記記録手段に記録する手段とを備えている。
本発明による他のカメラ付き携帯端末は、上記の構成のほかに、前記判別情報が自端末に保存された判別情報と一致した時に前記記録手段に記録された画像の前記画像セキュリティ設定を変更する手段を具備している。
本発明による画像セキュリティ設定方法は、画像を撮影する撮影手段を搭載するカメラ付き携帯端末の画像セキュリティ設定方法であって、前記カメラ付き携帯端末側に、前記撮影手段にて撮影した画像に少なくとも当該撮影手段にて撮影されたことを示す判別情報と外部からの指定に基づいて少なくとも前記画像の複写の可否を示す複写設定及び前記画像の転送の可否を示す転送設定からなる画像セキュリティ設定とを付加して前記撮影手段にて撮影した画像を記録する記録手段に記録するステップを備えている。
本発明による他の画像セキュリティ設定方法は、上記のステップのほかに、前記カメラ付き携帯端末側に、前記判別情報が自端末に保存された判別情報と一致した時に前記記録手段に記録された画像の前記画像セキュリティ設定を変更するステップを具備している。
本発明による画像セキュリティ設定方法のプログラムは、画像を撮影する撮影手段を搭載するカメラ付き携帯端末の画像セキュリティ設定方法のプログラムであって、コンピュータに、前記撮影手段にて撮影した画像に少なくとも当該撮影手段にて撮影されたことを示す判別情報と外部からの指定に基づいて少なくとも前記画像の複写の可否を示す複写設定及び前記画像の転送の可否を示す転送設定からなる画像セキュリティ設定とを付加して前記撮影手段にて撮影した画像を記録する記録手段に記録する処理を実行させている。
本発明による他の画像セキュリティ設定方法のプログラムは、前記コンピュータに、上記の処理のほかに、前記判別情報が自端末に保存された判別情報と一致した時に前記記録手段に記録された画像の前記画像セキュリティ設定を変更する処理を実行させている。
すなわち、本発明のカメラ付き携帯端末は、他の端末から転送されてきた画像を外部記憶装置に複写したり、通信手段を用いて他の外部機器に転送する場合に、誤って外部へ流出してしまうことを低減させることを目的とし、撮影画像保存時に自端末に設定された判別情報(例えば、ユーザが設定したパスワード等を含む個別情報やメールアドレス、及び自端末の製造番号等)を記録し、それを鍵とすることで、自端末で撮影した画像に限って複写や転送を指定可能とすることを特徴とする。
本発明のカメラ付き携帯端末では、自端末に搭載されたディジタルカメラにて撮影を行って保存する際に、自端末で撮影した全ての画像に対して、画像セキュリティ設定を付加して記録するとともに、その画像セキュリティ設定に対応するユーザ情報を記録している。ここで、画像セキュリティ設定とはユーザ操作によって画像の複写や転送の許可及び不許可を設定する機能であり、ユーザ情報とは自端末のメーカ名や機種名、及びその画像セキュリティ設定を行うための判別情報等の自端末固有の情報を指している。
本発明のカメラ付き携帯端末では、ユーザ操作によって複写設定を行うことで、自端末内部に保存された画像の複写時に設定内容の確認を行い、複写設定が「不許可」の場合に画像の複写を抑止し、画像を複写できない旨の表示を行っている。
また、本発明のカメラ付き携帯端末では、ユーザ操作によって転送設定を行うことで、自端末内部に保存された画像の転送時に設定内容の確認を行い、転送設定が「不許可」の場合に画像の転送を抑止し、画像を転送できない旨の表示を行っている。
さらに、本発明のカメラ付き携帯端末では、自端末にて撮影された画像や、転送や複写によって保存された画像を含め、既に保存されている画像が、画像撮影時に記録されたユーザ情報(判別情報)と自端末内に保存されているユーザ情報(判別情報)との比較を行い、それらが一致した場合のみ画像セキュリティ設定の変更を行えるようにしている。
これは、画像を撮影した自端末のみが既に保存されている画像セキュリティ設定を変更可能とするためであり、複写設定と転送設定との組合せによって、他の外部機器に画像が保存された場合に、撮影を行ったカメラ付き携帯端末と他の外部機器とを判別するために行うものである。
これによって、本発明のカメラ付き携帯端末では、自端末内に保存された画像に対して外部記憶装置への複写や通信手段による他の外部機器への転送を抑止することで、自端末で撮影された画像及びそれ以外の画像の外部への誤流出を低減可能としている。
また、本発明のカメラ付き携帯端末では、画像データ自体に自端末にて予め設定された判別情報を記録することで、撮影者以外の機器において簡単に画像のセキュリティ設定を変更できないようにしており、情報流出のさらなる低減を可能としている。
本発明は、以下に述べるような構成及び動作とすることで、自端末で撮影された画像及びそれ以外の画像の外部への誤流出を低減することができるという効果が得られる。
また、本発明は、以下に述べるような構成及び動作とすることで、自端末で撮影された画像及びそれ以外の画像の外部への誤流出等の情報流出をより低減することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によるカメラ付き携帯端末機の構成を示すブロック図である。図1において、カメラ付き携帯端末機1は制御部11と、撮影部(ディジタルカメラ)12と、操作部(キー)13と、表示部(ディスプレイ)14とから構成されている。
制御部11はユーザデータ情報記憶部111と、画像や自端末にて実行されるプログラム等を記憶する記憶装置112と、外部記憶装置2のインタフェース21に接続するためのインタフェース113とを備えている。
ユーザ情報記憶部111には自端末のメーカ名や機種名、画像が自端末で撮影されたものか否かを判別するための判別情報とがユーザ情報として記録されている。判別情報としては、例えば、ユーザが設定したパスワード等を含む個別情報、メールアドレス、自端末の電話番号、自端末の製造番号等が考えられ、転送先で復号可能であればそれらを暗号化した情報等も考えられる。
撮影部12、操作部13、表示部14はそれぞれ制御部11に接続されており、それぞれの起動または終了の確認及び制御が制御部11によって行われる。インタフェース113と外部記憶装置2内のインタフェース21とを接続することで、自端末と外部記憶装置2とを接続することができる。
尚、本実施例の説明において、「表示」と示す場面では、全て表示部14であるディスプレイにて表示するものとする。
図2は本発明の一実施例による撮影画像データの構成例を示す図である。図2において、カメラ付き携帯端末機1で撮影された画像は撮影画像データファイル31として記憶装置112に記録される。
撮影画像データファイル31の具体的な例としてJPEG(Joint Photographic Experts Group)ファイルのフォーマットを用いて説明する。
撮影画像データファイル31は画像データの開始を示す圧縮データスタートタグ(Start Of Image)32と、撮影画像の情報が格納されている付属情報部33と、ヘッダ部34と、主画像圧縮データ35と、画像データの終了を示す圧縮データ終了タグ(End Of Image)36とから構成されている。ここで、主画像圧縮データ35の主画像とは、実際に撮影された画像を指している。
付属情報33はデータ形式を識別可能とするコード等を格納したアプリケーション領域情報37と、主画像情報38と、主画像のサムネイルを格納したサムネイル部39とのの3つによって構成されている。
主画像情報38は画像ファイルフォーマットバージョンに関する情報40と、画像データの特性に関する情報41と、画像データの構成に関する情報42と、ユーザ情報に関する情報43と、関連ファイルに関する情報44と、日付に関する情報45と、撮影条件に関する情報46とから構成されている。
本実施例では、撮影画像保存時に、主画像情報38内のユーザに関する情報43に、ユーザ操作によって設定された画像セキュリティ設定を保存するようにしている。また、カメラ付き携帯端末機1の制御部11が備えているユーザ情報記憶部111の記憶内容も、上記と同様に、撮影画像保存時に、ユーザに関する情報43に保存される。
図3は本発明の一実施例によるカメラ付き携帯端末機1の撮影画像保存処理を示すフローチャートであり、図4は本発明の一実施例によるカメラ付き携帯端末機1の撮影画像保存処理における操作画面を示す図である。これら図1〜図4を参照して本発明の一実施例によるカメラ付き携帯端末機1の撮影画像保存処理について説明する。尚、図3に示す処理は制御部11が記憶装置112のプログラムを実行することで実現される。
カメラ付き携帯端末機1の撮影部12であるディジタルカメラが起動され[図3(a)ステップS1]、ユーザ操作によって操作部13のシャッタボタンであるキーが押下されると[図3(a)ステップS2]、制御部11は撮影を行った画像Aに対して保存するか否かの選択画面を表示部14に表示する[図4(a)参照]。
制御部11はユーザ操作によって操作部13の保存決定キーが押下されると[図3(a)ステップS3]、撮影画像セキュリティ設定選択画面を表示部14に表示する[図3(a)ステップS4][図4(b)参照]。この撮影画像セキュリティ設定選択画面で、「はい」が選択されると、制御部11はセキュリティ設定を行う。
続いて、制御部11は外部記憶装置2への画像Aの複写を許可するか否かの選択画面を表示させ[図3(a)ステップS5][図4(c)参照]、「許可」が選択されると、撮影画像データファイル31のユーザに関する情報43に複写設定「許可」を設定する[図3(a)ステップS6]。また、制御部11は「不許可」が選択されると、撮影画像データファイル31のユーザに関する情報43に複写設定「不許可」を設定する[図3(a)ステップS7]。
次に、制御部11は図示せぬ外部機器への画像Aの転送を許可するか否かの選択画面を表示させる[図3(a)ステップS8][図4(d)参照]。ここで、制御部11は「許可」が選択されると、撮影画像データファイル31のユーザに関する情報43に転送設定「許可」を設定する[図3(a)ステップS9]。また、制御部11は「不許可」が選択されると、撮影画像データファイル31のユーザに関する情報43に転送設定「不許可」を設定する[図3(a)ステップS10]。
次に、制御部11はユーザ情報記憶部111から、カメラ付き携帯端末機1のメーカ名・機種名・判別情報(自端末の製造番号等)を読出し[図3(a)ステップS11]、撮影画像データファイル31のユーザに関する情報43に記録し、撮影画像Aを記憶装置112に保存し[図3(a)ステップS12]、ステップS2のディジタルカメラの撮影状態に戻る。
また、撮影画像セキュリティ設定にて「いいえ」が選択されると、制御部11はセキュリティ設定を行わずに、ユーザ情報記憶部112から、カメラ付き携帯端末機1のメーカ名・機種名・判別情報(自端末の製造番号等)を読出し[図3(a)ステップS11]、撮影画像Aの保存のみの処理を行い[図3(a)ステップS12]、ステップS2のディジタルカメラの撮影状態へ戻る。
カメラ付き携帯端末機1では、ディジタルカメラの起動後、どの処理中においても操作部13のカメラ終了キーが押下されると、割込みが発生してディジタルカメラの終了となる[図3(b)ステップS13]。
図5は本発明の一実施例によるカメラ付き携帯端末機1に保存されている画像の外部記憶装置2への複写処理を示すフローチャートであり、図6は本発明の一実施例によるカメラ付き携帯端末機1に保存されている画像の外部記憶装置2への複写処理における操作画面を示す図である。これら図1と図2と図5と図6とを参照して本発明の一実施例によるカメラ付き携帯端末機1に保存されている画像の外部記憶装置2への複写処理について説明する。尚、図5に示す処理は制御部11が記憶装置112のプログラムを実行することで実現される。
ユーザ操作によって外部記憶装置2への複写処理が選択されると、制御部11は外部記憶装置2が接続されているか否かの判断を行い(図5ステップS21)、接続されていなければ、その旨の表示を行った後(図5ステップS23)[図6(a)参照]、処理を終了する。
制御部11は外部記憶装置2が接続されていれば、複写画像選択画面を表示し、複写画像の選択処理を行わせる(図5ステップS23)[図6(b)参照]。制御部11は選択された画像A〜Dの撮影画像データファイル31にユーザに関する情報43があるかを判断する(図5ステップS24)。
制御部11は撮影画像データファイル31にユーザに関する情報43があれば、撮影画像データファイル31のユーザに関する情報43内の複写設定を参照して複写設定の判断を行う(図5ステップS25)。
制御部11は複写設定が「許可」に設定されている場合、外部記憶装置2に撮影画像データファイル31を複写し(図5ステップS26)、画像の複写を終了した後、複写完了の表示を行う(図5ステップS27)[図6(c)参照]。
制御部11は撮影画像データファイル31にユーザに関する情報43がない場合、あるいは複写設定が「不許可」に設定されている場合、複写が不許可である旨の表示を行い(図5ステップS28)[図6(d)参照]、処理を終了する。尚、撮影画像データファイル31にユーザに関する情報43がない場合には、ユーザに関する情報43がない旨を表示するようにしてもよい。
図7は本発明の一実施例によるカメラ付き携帯端末機1に保存されている画像の外部機器への転送処理を示すフローチャートであり、図8は本発明の一実施例によるカメラ付き携帯端末機1に保存されている画像の外部機器への転送処理における操作画面を示す図である。これら図1と図2と図7と図8とを参照して本発明の一実施例によるカメラ付き携帯端末機1に保存されている画像を通信手段にて外部機器へ転送する処理について説明する。
尚、図7に示す処理は制御部11が記憶装置112のプログラムを実行することで実現される。以下、電子メール(E−mail)にカメラ付き携帯端末機1に保存されている画像を添付して転送する際の処理について説明する。
送信メール作成画面にて宛先、件名、本文の作成が行われると(図7ステップS31)[図8(a)参照]、制御部11は記憶装置112に保存されている画像を送信メールに添付するかの判断を行い(図7ステップS32)、保存画像の送信メールへの添付を行わなければ、操作部13の送信キーが押下され次第、送信メールの送信を行う(図7ステップS38)。
制御部11は送信メールに保存画像を添付する場合、転送画像選択画面を表示させて転送画像の選択処理を行わせる(図7ステップS33)[図8(b)参照]。制御部11は選択された画像の撮影画像データファイル31にユーザに関する情報43があるかを判断する(図7ステップS34)。
制御部11は撮影画像データファイル31にユーザに関する情報43があれば、撮影画像データファイル31のユーザに関する情報43内の転送設定を参照して転送設定の判断を行う(図7ステップS35)。制御部11は転送設定が「許可」に設定されている場合、選択された保存画像の送信メールへの添付を行い、添付の欄にファイル名を表示する(図8ステップS36)[図8(c)参照]。
制御部11は撮影画像データファイル31にユーザに関する情報43がない場合、あるいは転送設定が「不許可」に設定されている場合、転送不許可である旨の表示を行い(図7ステップS37)[図8(d)参照]、操作部13の送信キーが押下され次第、送信メールの送信を行う(図7ステップS38)。尚、撮影画像データファイル31にユーザに関する情報43がない場合には、ユーザに関する情報43がない旨を表示するようにしてもよい。
図9は本発明の一実施例によるカメラ付き携帯端末機1に保存されている画像のセキュリティ設定の変更処理を示すフローチャートである。これら図1と図2と図9とを参照して本発明の一実施例によるカメラ付き携帯端末機1に保存されている画像のセキュリティ設定を変更する処理について説明する。尚、図9に示す処理は制御部11が記憶装置112のプログラムを実行することで実現される。
既に記憶装置112に保存されている画像の中からセキュリティ設定を変更したい画像を選択すると(図9ステップS41)、制御部11は選択された画像の撮影画像データファイル31にユーザに関する情報43があるかを判断する(図9ステップS42)。
制御部11は撮影画像データファイル31にユーザに関する情報43があれば、選択された画像の撮影画像データファイル31のユーザに関する情報43内に記録されている判別情報を参照し、ユーザ情報記憶部111に記憶されている判別情報との比較を行う(図9ステップS43)。本実施例では、判別情報の比較を行うことで、選択された画像が自端末の撮影部12で撮影されたものであるか否かを判断することができる。
判別情報が一致した場合、制御部11は上述した撮影画像保存時に行うセキュリティ設定と同様に、複写設定の設定(図9ステップS45〜S47)、転送設定の設定(図9ステップS48〜S50)をそれぞれ行い、新たなセキュリティ設定を保存し(図9ステップS51)、処理を終了する。
制御部11は撮影画像データファイル31にユーザに関する情報43がない場合、あるいは判別情報が不一致の場合、選択された画像が他の機器にて撮影されたものであるため、セキュリティ設定の変更ができない旨を表示し(図9ステップS44)、処理を終了する。尚、撮影画像データファイル31にユーザに関する情報43がない場合には、ユーザに関する情報43がない旨を表示するようにしてもよい。
このように、本実施例では、カメラ付き携帯端末機1にて保存された画像(自端末や他の機器で撮影された画像)を外部記憶装置2に複写したり、通信手段を用いて他の外部機器に転送したりする際に、自端末や他の機器で撮影された画像を誤って外部へ流出させてしまうことを低減させることができる。
また、本実施例では、画像データ自体に、その画像を撮影したカメラ付き携帯端末機1にて予め設定された判別情報を記録することで、撮影者以外の機器では簡単にセキュリティ設定変更ができないので、自端末や他の機器で撮影された画像等の情報流出をより低減することができる。
尚、本実施例では、セキュリティ設定を撮影画像データファイル31に保存しているので、転送設定にて「許可」としたものに対し、携帯電話機限定の転送許可指定を選択することもできる。
携帯電話機に表示可能な画像は限られており、また画像の加工も限定であること、撮影画像データファイル31の実データを変更するのが容易でないことから、携帯電話機にのみ転送を許可することで、撮影者の意志に反するデータの加工が防止され、待ち受け画面の設定や着信表示等の限られた範囲だけの使用が可能となる。
ここで、携帯電話機限定の転送許可指定とは、画像の転送先を携帯電話機に限定して許可するものである。転送先の端末が携帯電話機であるかどうかの判断は、宛先に記されているメールアドレスのドメイン名を判断して行うものとする。
図10は本発明の他の実施例によるカメラ付き携帯端末機の撮影画像保存処理を示すフローチャートである。本発明の他の実施例によるカメラ付き携帯端末機は図1に示すカメラ付き携帯端末機1と同様の構成となっており、本発明の他の実施例による撮影画像データファイルの構成も図2に示す撮影画像データファイル31と同様となっているので、これら図1と図2と図10とを参照して本発明の他の実施例によるカメラ付き携帯端末機1の撮影画像保存処理について説明する。
尚、図10に示す処理は制御部11が記憶装置112のプログラムを実行することで実現される。また、図10(a)のステップS61〜S69,S71,S73,S74及び図10(b)のステップS75の処理は図3(a)のステップS1〜S8,S10〜S12及び図3(b)のステップS13の処理と同様であるので、その説明は省略する。
カメラ付き携帯端末機1にて画像を撮影し、その画像を保存する際に撮影画像セキュリティ設定が行われると、制御部11は転送設定の選択にて「許可」が選択された場合[図10(a)ステップS68]、転送先が携帯電話機である場合のみ転送可能とする設定を行うか否かの判断をする[図10(a)ステップS70]。
制御部11は携帯電話機限定の転送許可が指定されると、携帯電話機限定の転送許可を設定し[図10(a)ステップS72]、携帯電話機限定の許可指定が行われなければ、全ての外部機器に対して転送許可を設定する[図10(a)ステップS71]。
図11は本発明の他の実施例によるカメラ付き携帯端末機1に保存されている画像の外部機器への転送処理を示すフローチャートである。これら図1と図2と図11とを参照して本発明の他の実施例によるカメラ付き携帯端末機1に保存されている画像を通信手段にて外部機器へ転送する処理について説明する。
尚、図11に示す処理は制御部11が記憶装置112のプログラムを実行することで実現される。以下、電子メール(E−mail)にカメラ付き携帯端末機1に保存されている画像を添付して転送する際の処理について説明する。また、図11のステップS81〜S86,S89,S91の処理は図7のステップS31〜S38の処理と同様であるので、その説明は省略する。
制御部11は送信メールに添付して転送する画像が選択され、その画像の転送設定が許可であった場合(図11ステップS85)、携帯電話機限定の転送許可であるかの判断を行う(図11ステップS87)。ここで、制御部11は携帯電話機限定の転送許可でなかった場合、選択された画像を送信メールに添付する(図11ステップS89)。
携帯電話機限定の転送許可であった場合、制御部11は宛先に記載されているアドレスのドメイン名が全て携帯電話会社のものであるか否かの判断を行う(図11ステップS88)。制御部11は全てが携帯電話会社のものであった場合、選択された画像を送信メールに添付する(図11ステップS89)。また、制御部11は携帯電話会社以外のドメイン名が含まれていた場合、その旨の表示を行い(図11ステップS90)、選択された画像の送信メールへの添付を行わない。
本発明の一実施例によるカメラ付き携帯端末機の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例による撮影画像データの構成例を示す図である。 本発明の一実施例によるカメラ付き携帯端末機の撮影画像保存処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施例によるカメラ付き携帯端末機の撮影画像保存処理における操作画面を示す図である。 本発明の一実施例によるカメラ付き携帯端末機に保存されている画像の外部記憶装置2への複写処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施例によるカメラ付き携帯端末機に保存されている画像の外部記憶装置への複写処理における操作画面を示す図である。 本発明の一実施例によるカメラ付き携帯端末機に保存されている画像の外部機器への転送処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施例によるカメラ付き携帯端末機に保存されている画像の外部機器への転送処理における操作画面を示す図である。 本発明の一実施例によるカメラ付き携帯端末機に保存されている画像のセキュリティ設定の変更処理を示すフローチャートである。 本発明の他の実施例によるカメラ付き携帯端末機の撮影画像保存処理を示すフローチャートである。 本発明の他の実施例によるカメラ付き携帯端末機1に保存されている画像の外部機器への転送処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 カメラ付き携帯端末機
2 外部記憶装置
11 制御部
12 撮影部
13 操作部
14 表示部
21,113 インタフェース
31 撮影画像データファイル
32 圧縮データスタートタグ
33 付属情報部
34 ヘッダ部
35 主画像圧縮データ
36 圧縮データ終了タグ
37 アプリケーション領域情報
38 主画像情報
39 サムネイル部
40 画像ファイルフォーマットバージョンに関する情報
41 画像データの特性に関する情報
42 画像データの構成に関する情報
43 ユーザ情報に関する情報
44 関連ファイルに関する情報
45 日付に関する情報
46 撮影条件に関する情報
111 ユーザデータ情報記憶部
112 記憶装置

Claims (12)

  1. 画像を撮影する撮影手段を搭載するカメラ付き携帯端末であって、前記撮影手段にて撮影した画像を記録する記録手段と、前記画像に少なくとも当該撮影手段にて撮影されたことを示す判別情報と外部からの指定に基づいて少なくとも前記画像の複写の可否を示す複写設定及び前記画像の転送の可否を示す転送設定からなる画像セキュリティ設定とを付加して前記記録手段に記録する手段とを有することを特徴とするカメラ付き携帯端末。
  2. 前記複写設定が不許可の時に前記記録手段に記録された画像の複写を抑止する手段を含むことを特徴とする請求項1記載のカメラ付き携帯端末。
  3. 前記転送設定が不許可の時に前記記録手段に記録された画像の転送を抑止する手段を含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載のカメラ付き携帯端末。
  4. 前記判別情報が自端末に保存された判別情報と一致した時に前記記録手段に記録された画像の前記画像セキュリティ設定を変更する手段を含むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載のカメラ付き携帯端末。
  5. 前記画像の転送を許可する転送設定を携帯電話機に限定して設定自在としたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載のカメラ付き携帯端末。
  6. 画像を撮影する撮影手段を搭載するカメラ付き携帯端末の画像セキュリティ設定方法であって、前記カメラ付き携帯端末側に、前記撮影手段にて撮影した画像に少なくとも当該撮影手段にて撮影されたことを示す判別情報と外部からの指定に基づいて少なくとも前記画像の複写の可否を示す複写設定及び前記画像の転送の可否を示す転送設定からなる画像セキュリティ設定とを付加して前記撮影手段にて撮影した画像を記録する記録手段に記録するステップを有することを特徴とする画像セキュリティ設定方法。
  7. 前記カメラ付き携帯端末側に、前記複写設定が不許可の時に前記記録手段に記録された画像の複写を抑止するステップを含むことを特徴とする請求項6記載の画像セキュリティ設定方法。
  8. 前記カメラ付き携帯端末側に、前記転送設定が不許可の時に前記記録手段に記録された画像の転送を抑止するステップを含むことを特徴とする請求項6または請求項7記載の画像セキュリティ設定方法。
  9. 前記カメラ付き携帯端末側に、前記判別情報が自端末に保存された判別情報と一致した時に前記記録手段に記録された画像の前記画像セキュリティ設定を変更するステップを含むことを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか記載の画像セキュリティ設定方法。
  10. 前記画像の転送を許可する転送設定を携帯電話機に限定して設定自在としたことを特徴とする請求項6から請求項9のいずれか記載の画像セキュリティ設定方法。
  11. 画像を撮影する撮影手段を搭載するカメラ付き携帯端末の画像セキュリティ設定方法のプログラムであって、コンピュータに、前記撮影手段にて撮影した画像に少なくとも当該撮影手段にて撮影されたことを示す判別情報と外部からの指定に基づいて少なくとも前記画像の複写の可否を示す複写設定及び前記画像の転送の可否を示す転送設定からなる画像セキュリティ設定とを付加して前記撮影手段にて撮影した画像を記録する記録手段に記録する処理を実行させるためのプログラム。
  12. 前記コンピュータに、前記判別情報が自端末に保存された判別情報と一致した時に前記記録手段に記録された画像の前記画像セキュリティ設定を変更する処理を実行させるための請求項11記載のプログラム。
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