JP2004194008A - 電話機 - Google Patents

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Abstract

【課題】電話着信時に、声紋認証を用いて簡単にユーザ認証が行えるようにすると共に、声紋抽出の精度向上を図る工夫を取り入れた電話機を提供する。
【解決手段】電話の着信中にユーザによる特定操作を検知した場合に、着信音の出力を停止する制御を行い、その後に、前記ユーザにより入力された音声から抽出した声紋を用いて当該ユーザが正当ユーザであるか否かに係る認証を行う。前記ユーザが正当ユーザであると認証された場合に、オフフックする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、声紋を用いてユーザ認証を行う声紋認証手段を備えた電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より携帯電話機には、プライバシー保護及び他者による電話の無断使用を防止することを目的としたロック機能が備わっている。ユーザが携帯電話機のロック機能を作動させることで当該携帯電話機はロックモードとなり、ユーザが正当ユーザであると認証されない限りロックモードは解除されず、電話の発信やアドレス帳表示等の機能の実行が制限される。
【0003】
現在多くの携帯電話機のロック機能に導入されているユーザ認証方法は、正当ユーザにより設定された文字列からなるパスワードを用いてユーザ認証を行うパスワード認証方法である。しかし、パスワード認証は、セキュリティの低下を防ぐために、パスワードを時々変更する必要があり、また、携帯電話機に備わる操作ボタンの操作性及びボタン構成を考慮すると、パスワード入力の煩雑さは否めない。
【0004】
そこで、バイオメトリクス技術を応用したユーザ認証手段を備えた携帯電話機の開発が進められている。バイオメトリクス技術とは、生物個体が持つ特性によりユーザを認識する技術であり、用いられる特性としては、指紋、顔、声紋、網膜等が挙げられる。バイオメトリクスを応用したユーザ認証の利点は、従来のパスワード認証のように煩雑なパスワード入力を行う必要がなく、ユーザが有する特性をそのまま提示さえすれば、ユーザ認証が行われる点である。
【0005】
携帯電話機の場合、マイクが備わっているので、声紋を用いたユーザ認証(以下、「声紋認証」という。)の適用が考えられている。声紋とは、人間の声を、どの時間に、どの周波数の音を、どれくらい含んでいるかをソナグラフという機械で視覚的に三次元表示した紋様のことをいう。声紋認証では、ユーザが発声した特定のフレーズの音声、又は所定時間、発声された音声から声紋をデジタル数値で抽出し、当該声紋と予め記憶されている正当ユーザの声紋とを照合することでユーザ認証を行う。
【0006】
下記に示す特許文献において開示されている携帯通信装置は、音声識別機能を備えることにより、他人による不正使用の防止を図っている。
【0007】
【特許文献1】特開平11−331367号公報
【0008】
【特許文献2】特開平8−223281号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の携帯電話機のロック機能は、電話着信に対する応答操作は制限対象外としているため、着信音が鳴っている間に通話開始ボタンが押下されることでオフフックとなり、誰でも通話を行うことができる。そのため、プライバシーの侵害問題が生じる可能性がある。例えば、秘密の相手からの着信電話を、他人がユーザになりすまして通話する場合が挙げられる。
【0010】
これは、携帯電話機だけではなく、一般的な電話機、電話機能を備えたパソコン等においても同様の問題は生じる。
係る問題は、電話着信時のオフフック操作をロック機能の制限対象にすることで解消できるが、着信時は、すぐに応答したいという人間心理が働くので、ロックモードを解除するためのユーザ認証方法として従来のパスワード認証方法を適用すると、パスワード入力の煩雑さがネックとなり、ユーザに受け入れられない可能性が高い。
【0011】
そこで本発明は、電話着信時に、声紋認証を用いて簡単にユーザ認証が行えるようにすると共に、声紋抽出の精度向上を図る工夫を取り入れた電話機を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る電話機は、電話の着信を着信音で通知する電話機であって、ユーザによる特定操作を検知する検知手段と、電話の着信中にユーザによる特定操作を検知した場合に、着信音の出力を現状より小さく絞る又は出力を停止する制御を行う第1制御手段と、前記ユーザにより入力された音声から抽出した声紋を用いて当該ユーザが正当ユーザであるか否かに係る認証を行う声紋認証手段と、前記声紋認証手段により前記ユーザが正当ユーザであると認証された場合に限り、オフフックする第2制御手段とを備えることを特徴とする。
【0013】
また、本発明に係る制御方法は、電話の着信を着信音で通知する電話機の制御方法であって、ユーザによる特定操作を検知する検知ステップと、電話の着信中にユーザによる特定操作を検知した場合に、着信音の出力を小さく絞る、又は出力を停止する制御を行う第1制御ステップと、前記第1制御ステップにおいて前記制御が行われた後に、前記ユーザにより入力された音声から抽出した声紋を用いて当該ユーザが正当ユーザであるか否かに係る認証を行う声紋認証ステップと、前記声紋認証ステップにおいて前記ユーザが正当ユーザであると認証された場合に、オフフックする第2制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0014】
また、本発明に係る制御プログラムは、電話の着信を着信音で通知し、ユーザによる特定操作を検知する検知手段を備えた電話機に用いられる制御プログラムであって、電話の着信中にユーザによる特定操作を検知した場合に、着信音の出力を現状より小さく絞る、又は出力を停止する制御を行う第1制御ステップと、前記第1制御ステップにおいて前記制御が行われた後に、前記ユーザにより入力された音声から抽出した声紋を用いて当該ユーザが正当ユーザであるか否かに係る認証を行う声紋認証ステップと、前記声紋認証ステップにおいて前記ユーザが正当ユーザであると認証された場合に、オフフックする第2制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0015】
これらにより、電話着信時における声紋認証において、ユーザにより発声された音声を収拾する際に、着信音がノイズとして混入しないので、声紋抽出の精度向上を図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る電話機の各実施形態について、図面を用いて説明する。
<実施形態1>
<構成>
図1は、本発明に係る携帯電話機1のブロック構成図である。携帯電話機1は、音声入力部11、声紋認証部12、操作部15、記憶部16、制御部17、着信音調整部18、送受信部19、出力部20等から成る。なお、当ブロック図は本発明の特徴を説明するために必要な機能部のみを表しており、それ以外は省略している。
【0017】
音声入力部11は、制御部17、声紋認証部12及び記憶部16と接続されており、ユーザが発声した音声を拾って音声信号(アナログ信号)に変換し、更に、当該音声信号を音声データ(デジタル信号)に変換して声紋抽出部13に送出する機能を有する。音声入力部11は、制御部17からの指示に基づいて、音声収拾を行う。
【0018】
声紋認証部12は、音声入力部11、記憶部16及び制御部17と接続されており、声紋抽出部13、声紋照合部14を含む。
声紋抽出部13は、音声入力部11から伝送された音声データから声紋データをデジタル数値として抽出する機能を有し、抽出した声紋データを声紋照合部14に伝送する。
【0019】
声紋照合部14は、声紋抽出部13から伝送された声紋データと、予め記憶部16に記憶している正当ユーザの声紋データとを照合する機能を有する。
声紋認証部12は、声紋データを照合した結果、概略一致していれば、ユーザを正当ユーザとして認証する機能を有する。ユーザ認証の結果は、制御部17に伝送される。
【0020】
操作部15は、制御部17と接続されており、0から9までのテンキーボタン、実行ボタン、通話開始ボタン等の各種操作ボタンを有する。各操作ボタンの各機能は、制御部17により割り当てられている。いずれかの操作ボタンがユーザにより押下されると、操作部15は、当該押下を検出して、押下された操作ボタンを特定する信号を制御部17に伝送する。
【0021】
記憶部16は、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)であり、音声入力部11、声紋認証部12及び制御部17と接続されている。記憶部16に記憶されているデータは、声紋データ、音声データ、ユーザが登録した電話番号等である。
着信音調整部18は、出力アンプ等を含み、制御部17、出力部20と接続されている。着信音調整部18は、制御部17からの指示に基づいて、着信音の出力レベルの調整を行う機能を有する。着信音は、着信音調整部18において調整された出力レベルの音量で出力部20から出力される。出力レベル0で、出力停止となる。
【0022】
送受信部19は、制御部17と接続されており、通信データの送受信を行う機能と、送信用通信データを変調し、受信用通信データを復調する変復調する機能とを有する。ここで、通信データとは、通話の音声データ、メールのパケットデータ、及び通信制御のために用いられる制御データ等のことをいう。
制御部17は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等から構成されており、ROMに格納されている制御プログラムに従って、各種の制御を行う機能を有する。例えば、通話制御、声紋認証制御等を行う。制御部17は、操作部15から伝送された信号を受けて、ユーザからの各種指示を制御に反映させる。制御部17は、音声入力部11、声紋認証部12、操作部15、記憶部16、着信音調整部18及び送受信部19と接続されている。
【0023】
<ロック機能>
ここで、本発明に係るロック機能について説明する。
ロック機能は、正当ユーザの声紋が登録されていれば、実行ボタンがユーザに長押し(2秒以上)されることで作動する。ロックモードの携帯電話機1は、声紋認証によりユーザが正当ユーザであると認証されない限り、電源切断、電話発信、電話着信応答、アドレス帳表示等の実行が制限される。
【0024】
正当ユーザの声紋登録は、正当ユーザが携帯電話機1を声紋登録モードに設定して行う。声紋登録は、音声入力部11に入力された正当ユーザの音声から、声紋抽出部13において声紋データを抽出し、抽出した声紋データを記憶部16に記憶することで登録される。
声紋認証は、携帯電話機1がロックモードのときに、いずれかの操作ボタンが押下されると作動する。ユーザが声紋認証により正当ユーザであると認証されると、ロックモードは解除される。
【0025】
続いて、ロックモードの携帯電話機1に電話着信があった場合に行われる制御について説明する。
図2は、実施形態1において、ロックモードの携帯電話機1に電話着信があった場合に行われる制御のフロー図である。まず、電話着信が有れば(ステップS1:Yes)、制御部17は、予めユーザに設定されている着信音を、設定された出力レベルで出力するように着信音調整部18に指示する(ステップS2)。
【0026】
続いて、いずれかの操作ボタンの押下を検知すれば(ステップS3)、制御部17は、着信音の出力を停止するように着信音調整部18に指示する(ステップS4)。
続いて、制御部17は音声入力部11に音声収拾の開始を指示し、声紋認証部12に、収拾した音声から抽出した声紋データと、記憶部16に記憶している正当ユーザの声紋データとを照合させて、ユーザ認証を行わせる(ステップS5)。
【0027】
ステップS5の認証結果、ユーザが正当ユーザであると認証された場合(ステップS6)、オフフックして、回線接続する(ステップS7)。
これにより、着信音の出力が停止されるので、ユーザにより発声された音声を収拾する際に、着信音がノイズとして混入せず、声紋抽出の精度向上を図ることができる。
<実施形態2>
以下、実施形態2の電話機について説明する。実施形態2の電話機の構成は、実施形態1において説明した構成と同様であるので、実施形態1と異なる点である、制御フローについてのみ説明する。
【0028】
図3は、実施形態2において、ロックモードの携帯電話機1に電話着信があった場合に行われる制御のフロー図である。実施形態1において説明した制御と異なる点は、ステップS14において、着信電話の相手電話番号が携帯電話機1に記憶されている電話番号であるか否かを判定する点である。日本では、電話発信の際に、発信側の電話番号を含む発信者情報を着信側の電話機に通知するサービスが行われており、通知された電話番号で、発信者が誰かを特定することができる。
【0029】
前記判定で、発信側から通知された電話番号が、記憶部16に記憶されている電話番号であると判定された場合(ステップS14:Yes)、着信音を停止し(ステップS15)、声紋認証を行う(ステップS16)。
前記判定で、記憶部16に記憶されている電話番号からの着信電話でないと判定された場合(ステップS14:No)、オフフックして回線接続する(ステップS18)。
【0030】
これにより、携帯電話機1に記憶している電話番号からの着信電話の場合のみ声紋認証を実施するので、他人に知られたくない電話相手の電話番号を記憶しておくことで、当該電話相手からの着信電話を他人が取れないようにすることができる。
また、記憶部16に記憶されている電話番号の中から特定の電話番号の指定をユーザから受け付けて、指定された電話番号からの電話着信の場合のみ、声紋認証を行うとしてもよい。
<実施形態3>
以下、実施形態3の電話機について説明する。実施形態3の電話機の構成は、実施形態1において説明した構成と同様であるので、実施形態1と異なる点である、制御フローについてのみ説明する。
【0031】
図4は、実施形態3において、ロックモードの携帯電話機1に電話着信があった場合に行われる制御のフロー図である。実施形態1において説明した制御と異なる点は、ステップS26において、ユーザが正当ユーザであると認証されない場合に、ステップS22に戻って、停止されていた着信音が再び出力される点である。
【0032】
これにより、正当ユーザであると認証されなかった不正ユーザに対して、認証されなかった事実を強調して印象付けて、心理的ダメージを与えることができるので、なりすましの防止に効果がある。
また、ユーザが正当ユーザであると認証されなかった場合に、設定された出力レベルよりレベルを上げて着信音を出力するように制御してもよいし、通常の着信音ではなく、警告音に替えて出力するように制御してもよい。
<実施形態4>
以下、実施形態4の電話機について説明する。実施形態4の電話機の構成は、実施形態1において説明した構成と同様であるので、実施形態1と異なる点である、制御フローについてのみ説明する。
【0033】
図5は、実施形態4において、ロックモードの携帯電話機1に電話着信があった場合に行われる制御のフロー図である。実施形態1において説明した制御と異なる点は、ステップS35において、入力された音声から声紋を抽出すると共に、当該音声を記憶部16に記憶し、ユーザが正当ユーザであると認証された場合に(ステップS36:Yes)、記憶した音声を発信側の電話機に伝送する(ステップS37)点である。
【0034】
これにより、「もしもし」又は「はい、○○(ユーザ名)です。」といった、電話会話において一般的に用いられるフレーズから声紋を抽出して声紋認証を行い、ユーザ認証された後は、これらのフレーズが相手側電話機に伝送されるので、再度、同じフレーズを繰り返す必要がないので、シームレスなユーザ認証を実現することができる。
<実施形態5>
以下、実施形態5の電話機について説明する。実施形態5の電話機の構成は、実施形態1において説明した構成と同様であるので、実施形態1と異なる点である、制御フローについてのみ説明する。
【0035】
図6は、実施形態5において、ロックモードの携帯電話機1に電話着信があった場合に行われる制御のフロー図である。実施形態1において説明した制御と異なる点は、ステップS46において、ユーザが正当ユーザであると認証された場合に(ステップS46:Yes)、ステップS47において、入力された音声から抽出した声紋を登録した声紋と置き換えて記憶することで登録した声紋を更新する点である。
【0036】
声紋は、ユーザの年齢と共に徐々に変化するので、正当ユーザであるにも関わらず、ある日突然、正当ユーザであると認証されなくなる場合が考えられる。そこで、声紋認証において正当ユーザであると認証される毎に登録した声紋を更新すれば、係る問題を防止することができる。
<補足>
なお、本発明は、上記各実施形態に限定されないのはもちろんである。以下のような場合も本発明に含まれる。
(1)各実施形態では、本発明を携帯電話機を例にして説明したが、本発明は、有線の一般電話機、無線子機、又は電話機能を備えたパソコン等の機器であってもよい。
(2)声紋認証時にユーザが発声しなければならない音声は、キーワード、フリーキーワードのいずれであってもよい。
(3)実施形態1において、携帯電話機1がロックモードのときに電話の着信があった場合に、着信音の出力を停止するとしていたが、着信音の出力を小さく絞るように制御してもよい。
(4)本発明は、ロックモードの設定に関わらず常に着信に対して声紋認証を行う電話機であってもよい。
(5)ユーザが正当ユーザであると認証された場合に、認証された旨をユーザに通知してもよい。例えば、所定の効果音を出力することで認証された旨をユーザに通知してもよい。また、電話機にLED(Light Emitting Diode)を有していれば、当該LEDを発光させて認証を通知してもよいし、LCD(Liquid Crystal Display)を有していれば、当該LCD に認証されたことを示すアニメーションや文字情報を表示させてもよいし、バイブレーション装置を有していれば、振動させて認証を通知してもよい。
(6)各実施形態では、声紋認証を行う前に、着信音を停止する制御を行っていたが、着信を振動で通知する設定がなされている場合、振動の大きさを現状より小さくする又は振動を停止する制御を行うようにしてもよい。
(7)声紋認証において、ユーザが正当ユーザであると認証されなかった場合に、警告音を出力するようにしてもよい。
(8)実施形態1において、携帯電話機1がロックモードのときに、いずれかの操作ボタンの押下が検知されることで、声紋認証が開始されるとしたが、携帯電話機1が折畳式携帯電話機であれば、本電話機の筐体が閉状態から開状態になったことを検知して、声紋認証を開始してもよく、携帯電話機1のアンテナが伸縮アンテナであれば、当該アンテナが縮んだ状態から伸びた状態になったことを検知して、声紋認証を開始してもよい。更に、電話機の筐体に接触センサーを備えて、ユーザが当該電話機に接触したことを検知して、声紋認証を開始してもよい。
(9)本発明は、上記実施の形態に示す制御方法であるとしてもよい。また、制御方法をコンピュータにより実現する制御プログラムであるとしてもよいし、前記制御プログラムからなるデジタル信号であるとしてもよい。
(10)本発明は、前記制御プログラム又は前記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD―ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray Disc)、半導体メモリ等に記録したものとしてもよい。
(11)本発明は、前記制御プログラム又は前記デジタル信号を、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク等を経由して伝送するものとしてもよい。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る電話機は、電話の着信を着信音で通知する電話機であって、ユーザによる特定操作を検知する検知手段と、電話の着信中にユーザによる特定操作を検知した場合に、着信音の出力を現状より小さく絞る又は出力を停止する制御を行う第1制御手段と、前記第1制御手段による制御が行われた後に、前記ユーザにより入力された音声から抽出した声紋を用いて当該ユーザが正当ユーザであるか否かに係る認証を行う声紋認証手段と、前記声紋認証手段により前記ユーザが正当ユーザであると認証された場合に限り、オフフックする第2制御手段とを備えることを特徴とする。
【0038】
これにより、電話着信時における声紋認証において、ユーザにより発声された音声を収拾する際に、着信音がノイズとして混入しないので、声紋抽出の精度向上を図ることができる。
また、前記声紋認証手段により前記ユーザが正当ユーザであると認証されない場合に、前記第1制御手段により小さく絞った着信音の出力を元の出力に戻す、又は停止した着信音の出力を再開する制御を行う第3制御手段を更に備えることとしてもよい。
【0039】
また、前記声紋認証手段により前記ユーザが正当ユーザであると認証されない場合に、前記第1制御手段により小さく絞った着信音の出力を元の出力より大きな出力にする、又は停止した着信音の出力を元の出力より大きな出力で再開する制御を行う第4制御手段を更に備えることとしてもよい。
これにより、正当ユーザであると認証されなかった不正ユーザに対して、認証されなかった事実を強調して印象付けて、心理的ダメージを与えることができるので、なりすましの防止に効果がある。
【0040】
また、本発明に係る電話機は、電話の着信を振動で通知する電話機であって、ユーザによる特定操作を検知する検知手段と、電話の着信中にユーザによる特定操作を検知した場合に、振動の大きさを現状より小さくする又は振動を停止する制御を行う第1制御手段と、前記第1制御手段による制御が行われた後に、前記ユーザにより入力された音声から抽出した声紋を用いて当該ユーザが正当ユーザであるか否かに係る認証を行う声紋認証手段と、前記声紋認証手段により前記ユーザが正当ユーザであると認証された場合に限り、オフフックする第2制御手段とを備えることを特徴とする。
【0041】
これにより、電話着信時における声紋認証において、ユーザにより発声された音声を収拾する際に、振動により発生する音がノイズとして混入しないので、声紋抽出の精度向上を図ることができる。
また、前記声紋認証手段により前記ユーザが正当ユーザであると認証されない場合に、音を出力する出力手段を更に備えることとしてもよい。
【0042】
これにより、ユーザが正当ユーザであると認証されない場合に、音を出力するので、不正ユーザに対して認証されなかった事実を強調して印象付けて、心理的ダメージを与えることができるので、なりすましの防止に効果がある。
また、前記電話機は、電話番号を記憶する記憶手段と、電話の着信時に伝送される発信者情報に基づいて、当該着信が前記記憶手段に記憶されている電話番号からの発信によるものか否かを判定する判定手段とを更に備え、前記電話の着信が、前記記憶手段に記憶されている電話番号からの発信によるものであると判定された場合に、前記声紋認証手段により認証を行うこととしてもよい。
【0043】
これにより、ユーザは、他人に知られたくない電話相手の電話番号を電話機に記憶しておくことで、当該電話相手からの着信電話を他人が取れないようにすることができる。
また、前記電話機は、前記記憶手段に記憶されている電話番号の中から特定電話番号の指定をユーザから受け付ける指定受付手段を更に備え、前記判定手段は、前記着信が、前記指定受付手段により受け付けられた特定電話番号からの発信によるものか否かを判定することとしてもよい。
【0044】
これにより、ユーザは、電話機に記憶している電話番号のうち、他人に知られたくない電話相手の電話番号を指定することで、指定された電話番号からの電話着信の場合のみ、声紋認証を行って、他人が取れないようにすることができる。
また、前記電話機は、前記ユーザにより入力された音声を記憶する音声記憶手段と、前記声紋認証手段により前記ユーザが正当ユーザであると認証された場合に、前記音声記憶手段により記憶された音声を発信側の電話機に伝送する伝送手段とを更に備えることとしてもよい。
【0045】
これにより、「もしもし」又は「はい、○○(ユーザ名)です。」といった、電話会話において一般的に用いられるフレーズから声紋を抽出して声紋認証を行い、ユーザ認証された後は、これらのフレーズが相手側電話機に伝送されるので、再度、同じフレーズを繰り返す必要がないので、シームレスなユーザ認証を実現することができる。
【0046】
また、前記電話機は、正当ユーザにより入力された音声から抽出した第1声紋を記憶する声紋記憶手段と、前記声紋認証手段により前記ユーザが正当ユーザであると認証された場合に、当該ユーザにより入力された音声から抽出した第2声紋を、前記第1声紋と置き換えて記憶する声紋更新手段を更に備えることとしてもよい。
【0047】
声紋は、ユーザの年齢と共に徐々に変化するので、正当ユーザであるにも関わらず、ある日突然、正当ユーザであると認証されなくなる場合が考えられる。そこで、声紋認証において正当ユーザであると認証される毎に登録した声紋を更新すれば、係る問題を防止することができる。
また、前記声紋認証手段により前記ユーザが正当ユーザであると認証された場合に、認証された旨をユーザに通知する認証通知手段を更に備えることとしてもよい。
【0048】
これにより、ユーザは、電話機が当該ユーザを認証したことを認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電話機のブロック構成図の一例である。
【図2】本発明に係る電話機の電話着信時における制御フローの一例である。
【図3】本発明に係る電話機の電話着信時における制御フローの一例である。
【図4】本発明に係る電話機の電話着信時における制御フローの一例である。
【図5】本発明に係る電話機の電話着信時における制御フローの一例である。
【図6】本発明に係る電話機の電話着信時における制御フローの一例である。
【符号の説明】
1 携帯電話機
11 音声入力部
12 声紋認証部
13 声紋抽出部
14 声紋照合部
15 操作部
16 記憶部
17 制御部
18 着信音調整部
19 送受信部

Claims (16)

  1. 電話の着信を着信音で通知する電話機であって、
    ユーザによる特定操作を検知する検知手段と、
    電話の着信中にユーザによる特定操作を検知した場合に、着信音の出力を現状より小さく絞る又は出力を停止する制御を行う第1制御手段と、
    前記第1制御手段による制御が行われた後に、前記ユーザにより入力された音声から抽出した声紋を用いて当該ユーザが正当ユーザであるか否かに係る認証を行う声紋認証手段と、
    前記声紋認証手段により前記ユーザが正当ユーザであると認証された場合に限り、オフフックする第2制御手段とを備える
    ことを特徴とする電話機。
  2. 前記声紋認証手段により前記ユーザが正当ユーザであると認証されない場合に、前記第1制御手段により小さく絞った着信音の出力を元の出力に戻す、又は停止した着信音の出力を再開する制御を行う第3制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載の電話機。
  3. 前記声紋認証手段により前記ユーザが正当ユーザであると認証されない場合に、前記第1制御手段により小さく絞った着信音の出力を元の出力より大きな出力にする、又は停止した着信音の出力を元の出力より大きな出力で再開する制御を行う第4制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載の電話機。
  4. 電話の着信を振動で通知する電話機であって、
    ユーザによる特定操作を検知する検知手段と、
    電話の着信中にユーザによる特定操作を検知した場合に、振動の大きさを現状より小さくする又は振動を停止する制御を行う第1制御手段と、
    前記第1制御手段による制御が行われた後に、前記ユーザにより入力された音声から抽出した声紋を用いて当該ユーザが正当ユーザであるか否かに係る認証を行う声紋認証手段と、
    前記声紋認証手段により前記ユーザが正当ユーザであると認証された場合に限り、オフフックする第2制御手段とを備える
    ことを特徴とする電話機。
  5. 前記声紋認証手段により前記ユーザが正当ユーザであると認証されない場合に、音を出力する出力手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は4記載の電話機。
  6. 前記電話機は、
    電話番号を記憶する記憶手段と、
    電話の着信時に伝送される発信者情報に基づいて、当該着信が前記記憶手段に記憶されている電話番号からの発信によるものか否かを判定する判定手段とを更に備え、
    前記電話の着信が、前記記憶手段に記憶されている電話番号からの発信によるものであると判定された場合に、前記声紋認証手段により認証を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の電話機。
  7. 前記電話機は、前記記憶手段に記憶されている電話番号の中から特定電話番号の指定をユーザから受け付ける指定受付手段を更に備え、
    前記判定手段は、前記着信が、前記指定受付手段により受け付けられた特定電話番号からの発信によるものか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項6記載の電話機。
  8. 前記電話機は、前記ユーザにより入力された音声を記憶する音声記憶手段と、
    前記声紋認証手段により前記ユーザが正当ユーザであると認証された場合に、前記音声記憶手段により記憶された音声を発信側の電話機に伝送する伝送手段とを更に備える
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項記載の電話機。
  9. 前記電話機は、正当ユーザにより入力された音声から抽出した第1声紋を記憶する声紋記憶手段と、
    前記声紋認証手段により前記ユーザが正当ユーザであると認証された場合に、当該ユーザにより入力された音声から抽出した第2声紋を、前記第1声紋と置き換えて記憶する声紋更新手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項記載の電話機。
  10. 前記声紋認証手段により前記ユーザが正当ユーザであると認証された場合に、認証された旨をユーザに通知する認証通知手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項記載の電話機。
  11. 前記検知手段は、本電話機に備わる操作ボタンがユーザに押下されたことを検知することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項記載の電話機。
  12. 前記電話機は、折畳式携帯電話機であって、
    前記検知手段は、本電話機がユーザに閉状態から開状態にされたことを検知することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項記載の電話機。
  13. 前記電話機は、伸縮アンテナが備わる携帯電話機であって、前記検知手段は、ユーザに前記伸縮アンテナを縮んだ状態から伸ばした状態にされたことを検知することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項記載の電話機。
  14. 前記検知手段は、接触センサーであり、本電話機がユーザに接触されたことを検知することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項記載の電話機。
  15. 電話の着信を着信音で通知する電話機の制御方法であって、
    ユーザによる特定操作を検知する検知ステップと、
    電話の着信中にユーザによる特定操作を検知した場合に、着信音の出力を小さく絞る、又は出力を停止する制御を行う第1制御ステップと、
    前記第1制御ステップにおいて前記制御が行われた後に、前記ユーザにより入力された音声から抽出した声紋を用いて当該ユーザが正当ユーザであるか否かに係る認証を行う声紋認証ステップと、
    前記声紋認証ステップにおいて前記ユーザが正当ユーザであると認証された場合に、オフフックする第2制御ステップとを含む
    ことを特徴とする制御方法。
  16. 電話の着信を着信音で通知し、ユーザによる特定操作を検知する検知手段を備えた電話機に用いられる制御プログラムであって、
    電話の着信中にユーザによる特定操作を検知した場合に、着信音の出力を現状より小さく絞る、又は出力を停止する制御を行う第1制御ステップと、
    前記第1制御ステップにおいて前記制御が行われた後に、前記ユーザにより入力された音声から抽出した声紋を用いて当該ユーザが正当ユーザであるか否かに係る認証を行う声紋認証ステップと、
    前記声紋認証ステップにおいて前記ユーザが正当ユーザであると認証された場合に、オフフックする第2制御ステップとを含む
    ことを特徴とする制御プログラム。
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