JP2004192605A - 無線キーボードのデータ送信及び受信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は無線キーボードのデータ送信及び受信方法に関する。
【解決手段】本発明は複数の一般キー及び機能変換キーを有する無線キーボードとコンピュータ間のキーボードデータ送信方法において、キーの押圧または押圧解除に応じて、キーボードデータの伝送を意味するリードを含む固定データと、機能変換キーの押圧の有無を知らせる1ビットを有するスペシャルビット、キーの押圧の有無を知らせるメーク/ブレークビット、そして押圧または押圧解除されたキーに対応するスキャンコードを含む変動データと、前記変動データをインバートしたインバーティドデータを含むキーボードデータを生成する段階(S41〜S51);及び、前記生成したキーボードデータを無線で伝送する段階(S52〜S53)を具備することを特徴とする。
【選択図】 図2
【解決手段】本発明は複数の一般キー及び機能変換キーを有する無線キーボードとコンピュータ間のキーボードデータ送信方法において、キーの押圧または押圧解除に応じて、キーボードデータの伝送を意味するリードを含む固定データと、機能変換キーの押圧の有無を知らせる1ビットを有するスペシャルビット、キーの押圧の有無を知らせるメーク/ブレークビット、そして押圧または押圧解除されたキーに対応するスキャンコードを含む変動データと、前記変動データをインバートしたインバーティドデータを含むキーボードデータを生成する段階(S41〜S51);及び、前記生成したキーボードデータを無線で伝送する段階(S52〜S53)を具備することを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は無線キーボードのデータ送信及び受信方法に関するもので、とりわけ新たなプロトコルに基づいて、入力キーに応じて変化する変動データと共にこの変動データのインバーティドデータ(Inverted data)及び固定データを提供することにより、チェックサム(checksum)のためのビットを別途に割当てる必要が無く、データ誤謬を正確に確認でき、また変調方式に係らずバッテリー消耗量を最小に保持することができ、データサイズ(DATA SIZE)の増加無しでも別途の機能変換キーを追加できるようにする無線キーボードのデータ送信及び受信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、IR(InfraRed)またはRF(Radio Frequency)などの無線キーボードの通信プロトコルにおいて、現在最も広く使用される方式には4PPM(Pulse Position Modulator)方式、PWM(Pulse Width Modulator)方式及び単純PULSE方式である。このうち単純パルス方式と共にPWM方式はパルス幅の大きさで論理「0」または「1」を表現するのでデータのコードによってパルス幅が変化し、このように論理「0」または「1」を表現するためのパルス幅の変化により、場合によってはデータサイズが増加し兼ねなく、そうして多くの電力消耗が必要となる。従って、バッテリーの消耗量を最小に保持できないとの欠点がある。
【0003】
こうした欠点を解決するために、パルスの発生位置を以って論理「0」または「1」を表現する4PPM方式を取り入ることができるが、こうした4PPM方式を用いたプロトコルにおいてはキーボードの機能変換キーの伝送エラーを防ぐために各機能変換キーに対応する複数のスペシャルビット(SPECIAL BIT)を設け、キーボードデータの伝送時に、こうした複数のスペシャルビットを同時に送ってデータ伝送のうちデータ伝送エラーが発生しても次に押圧されたキーデータが伝送されると機能変換キーの押圧と押圧解除の情報を与えることで伝送エラーを補償する。こうした従来の4PPM方式による無線キーボードのデータ送信方法のうち一例を説明する。
【0004】
図7は従来の無線キーボードの概略ブロック図である。図7によると、従来の無線キーボード(101)はマイクロプロセッサー(111)、キーマトリックス(113)及び送信部(115)から成り、こうした構成においてマイクロプロセッサー(111)はスキャニング信号をキーマトリックス(113)に印加することによりキーマトリックス(113)のキーのうち押圧されたり押圧の解除されたキーを探索し、該当キーのスキャンコードを含むキーボードデータを送信部(115)を通してパーソナルコンピュータ(103)に送信する。
【0005】
図8は従来の無線キーボードの4PPM方式プロトコルを用いたキーボードデータ送信方法によるデータ構造図である。図8によると、従来のパーソナルコンピュータ(103)と無線キーボード(101)が多数個接続される場合、チャネルIDデータのための領域が割当てられている。また、キーボードに別途のウィンドウキーが設けられた場合、該キーのためのウィンドウキープラグ領域が割当てられている。即ち、図8に表すように、従来のシステムのキーボードデータは総32ビット、即ち総4バイト(B1、B2、B3、B4)から成り、こうしたキーボードデータのうち最初の第1バイト(B1)内の5個のビット(Bit7、Bit6、Bit5、Bit4、Bit3)はキーボード(101)のIDに該当する。
【0006】
こうしたID情報は、入力手段にマウスまたは遠隔制御器(Remote Controller)などを使用できるので、こうした無線装置からのデータのうちキーボードデータを認識するための情報である。この際、第8ビット(Bit7)にはキーボードデータの伝送を知らせるリーダー(Leader)が割当てられることができる。そして、前記第1バイト(byte1、以下B1と略す)内の残りの3個のビット(Bit2、Bit1、Bit0)には上述のようにウィンドウキーに対応するデータが割当てられる。ここで第1、第2ビット(Bit0、Bit1)には左側及び右側ウィンドウキーの状態情報が割当てられ、第3ビット(Bit2)には余分のウィンドウキーを割当てるための予備ビットが割当てられる。
【0007】
次の第2バイト(byte2、以下B2と略す)は機能変換キーの押圧をあらわすデータである。図8に表すように第8ビット(Bit7)は機能変換キーのメーク及びブレークのプラグ用に割当てられ、残りの第1〜第7ビット(Bit0〜Bit6)は各機能変換キーのプラグビットに割当てられる。
【0008】
次の第3バイト(byte3、以下B3と略す)には各キーに割当てられるスキャンコードに該当するキーコードが割当てられる。ここで、第3バイト(B3)には該当キーのメーク及びブレークコードが含まれる。
【0009】
次の第4バイト(byte4、以下B4と略す)の第5〜第8ビット(Bit4〜Bit7)にはチャネルIDが割当てられ、第1〜第4ビット(Bit0〜Bit3)にはキーボードデータの伝送エラーをチェックするためのチェックサム(check sum)情報が割当てられる。ここで、チャネルIDは多数個の無線キーボードが使用される場合に無線キーボードを識別するためのチャネル情報である。
【0010】
一方、実際にユーザーが機能変換キーと一般キーとを組み合せる際、機能変換キー2個と一般キー1個を組み合せる「2+1」方式や「3+1」方式よりは機能変換キーと一般キーとを各々1個ずつ使った「1+1」方式を多く用いる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のように各機能変換キー毎にスペシャルビットを各々割当てる方法は機能変換キーの数十ビットを有する機能変換キーデータフィールド(DATA FIELD)を割当てなければならず機能変換キーの拡張毎にデータフィールド(DATA FIELD)の大きさが増し、これによってキーボードデータの大きさが増加するとの欠点があり、こうしたデータサイズの増加は電力消耗を増大させる問題があり、また伝送エラーをチェックするため別途のチェックサム(CHECKSUM)コードを割当てなければならない分だけデータサイズが増加してしまう問題点もある。
【0012】
さらに、機能変換キーの追加の際にキーボードデータのサイズが増加するので、その効率性が悪くなり、爾後、機能変換キーが持続して追加される場合にデータフィールド(DATA FIELD)が拡大され続けなければならない問題点がある。
【0013】
本発明は前記問題点を解決すべく案出されたもので、本発明の目的は新たなプロトコルに基づき、入力キーに応じて変化する変動データと共にこの変動データのインバーティドデータ(Inverted data)及び固定データを提供する無線キーボードのデータ送信及び受信方法を提供することにある。
【0014】
また、本発明の他の目的はチェックサム(checksum)のためのビットを別途に割当てる必要が無く、またデータ誤謬を正確に確認できる無線キーボードのデータ送信及び受信方法を提供することにある。
【0015】
さらに、本発明の他の目的は変調方式に関係無くバッテリー消耗量を最小に保持でき、データサイズ(DATA SIZE)の増加無しでも別途の機能変換キーを追加できる無線キーボードのデータ送信及び受信方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記した本発明の目的を成し遂げるための技術的手段として、本発明の第1特徴は、複数の一般キー及び機能変換キーを有する無線キーボードとコンピュータ間のキーボードデータ送信方法において、キーの押圧または押圧解除に応じて、キーボードデータの伝送を意味するリードを含む固定データと、機能変換キーの押圧の有無を知らせる1ビットを有するスペシャルビット、キーの押圧の有無を知らせるメーク/ブレークビット、そして押圧または押圧解除されたキーに対応するスキャンコードを含む変動データと、前記変動データをインバートしたインバーティドデータを含むキーボードデータを生成する段階;及び、前記生成したキーボードデータを無線で伝送する段階を具備する無線キーボードのデータ送信方法を提供することである。
【0017】
さらに、本発明の第2特徴は、複数の一般キー及び機能変換キーを有する無線キーボードとコンピュータ間のキーボードデータ受信方法において、キーボードデータの伝送を意味するリードを含む固定データと、機能変換キーの押圧の有無を知らせる1ビットを有するスペシャルビット、キーの押圧の有無を知らせるメーク/ブレークビット、押圧または押圧解除されたキーに対応するスキャンコードを含む変動データと、前記変動データをインバートしたインバーティドデータを含むキーボードデータを受信処理する段階;及び、前記受信したキーボードデータに該当する動作を処理する段階を具備する無線キーボードデータ受信方法を提供するものである。さらに、本発明の第1特徴及び第2特徴を相互結合して異なる特徴を提供することもできる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による無線キーボードのデータ送信及び受信方法に対して添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明を行うための無線キーボードのデータ送信装置の構成図である。図1によると、本発明を行うための無線キーボードのデータ送信装置は、キーボードに必要な電源を供給する電源部(31)と、キーの押圧または押圧解除に応じたキー入力のためのキーマトリックス(32)と、前記電源部(31)から電源を供給してもらい動作状態になり、前記キーマトリックス(32)のキーの押圧または押圧解除を認識してこれに該当するキーボードデータの無線送信を制御するメイン送信制御ユニット(33)と、前記メイン送信制御ユニット(33)の制御に応じてデータを無線信号に変換して無線で送信する無線送信部(34)とを含む。前記メイン送信制御ユニット(33)の制御に応じて下記のような本発明による無線キーボードのデータ送信過程が行われる。
【0019】
図2は本発明による無線キーボードのデータ送信方法を表すフローチャートである。図2によると、本発明のデータ無線送信部からデータを生成して無線受信部にデータを無線で送信するが、これについて説明すると次のとおりである。本発明による無線キーボードのデータ送信方法は複数の一般キー及び機能変換キーを有する無線キーボードとコンピュータ間のキーボードデータ送信方法において、キーの押圧または押圧解除に応じて、キーボードデータの伝送を意味するリードを含む固定データと、機能変換キーの押圧の有無を知らせる1ビットを有するスペシャルビット、キーの押圧の有無を知らせるメーク/ブレークビット、そして押圧または押圧解除されたキーに対応するスキャンコードを含む変動データと、前記変動データをインバートしたインバーティドデータを含むキーボードデータを生成し、こうして生成した前記キーボードデータを無線で伝送する。
【0020】
前記固定データはキーボードデータの伝送を意味するリーダー(leader)を含み、前記変動データは機能変換キーの押圧の有無を知らせるスペシャルビット、キーの押圧の有無を知らせるメーク/ブレークビット及び押圧または押圧解除されたキーに対応するスキャンコードを含み、前記インバーティドデータは前記変動データに含まれるスペシャルビット、メーク/ブレークビット及びスキャンコードに対する各インバーティドデータを含む。ここで、前記固定データはキーボードデータの伝送を知らせるリーダーを含んでいるが、適用される製品や使用環境に応じてチャネル情報をさらに含むことができる。
【0021】
前記受信するキーボードデータのうち第1バイトは前記リーダー、スペシャルビット、そして前記スペシャルビットのインバーティドビットを含み、前記第2バイトはメーク/ブレークビット及びスキャンコードを含み、前記第3バイトは前記第2バイトのメーク/ブレークビット及びスキャンコードに対するインバーティドデータを含む。
【0022】
さらに、本発明によるスペシャルビット及びスペシャルビットのインバーティドビットは機能変換キー毎に割当てられる従来のものとは異なって、一つのビット(1ビット)に割当てられる。従って、機能変換キーの追加がある場合にはスペシャルビットの増加は無く、こうしてキーボードデータのサイズも増加しない。
【0023】
先ず、図3に表すように、キーボードデータ生成段階のうち第1バイトを生成する段階(S41〜S45図2参照)においてはキーの押圧または押圧解除に応じて、キーボードデータの伝送を意味する固定バイトのリーダー(L)と、機能変換キーの押圧の有無を知らせる1つのビットを有するスペシャルビット(SP)及び前記スペシャルビットのインバーティドビット(-SP)を含む第1バイト(byte1、以下B1と略す)を生成する。
【0024】
そして、前記第1バイト(B1)はスペシャルビットのインバーティドビット(-SP)を含むが、これはスペシャルビット(SP)の伝送エラーチェックを確実に保障するために使われ、前記スペシャルビットとこのスペシャルビットのインバーティドビットはキーボードデータのサイズを考慮して各々1ビットに割当てることが好ましい。ここで、前記スペシャルビット(SP)は機能変換キー(通常機能キー)がメークされるとセット(「1」)され、機能変換キーがブレークされるとクリア(「0」)される。
【0025】
そして、第2バイトを生成する段階(S46〜S48)においてはキーの押圧の有無を知らせるメーク/ブレークビット(M/B)と、押圧または押圧解除されたキーに対応するスキャンコード(SCD)を生成し、前記メーク/ブレークビット(M/B)及びスキャンコード(SCD)を含む第2バイト(byte2、以下B2と略す)を生成するが、この段階はキー押圧が選択されるとメーク/ブレークビット(M/B)をセット(「1」)し、キー押圧が解除されるとメーク/ブレークビット(M/B)をクリア(「0」)し、こうしたメーク/ブレークビット(M/B)及びスキャンコード(SCD)を含む第2バイト(B2)を生成する。こうして生成した第1バイト(B1)及び第2バイト(B2)を伝送前にバッファに貯蔵する。
【0026】
そして、第3バイトを生成する段階(S49〜S51)においては前記第2バイト(B2)のメーク/ブレークビット(M/B)及びスキャンコード(SCD)の各インバーティドデータを含む第3バイト(byte3、以下B3と略す)を生成するが、この段階について具体的に説明すれば、先ず、現在キーボードデータの伝送中であるのかチェックして伝送中であれば第1バイトを生成する段階に進み、伝送中でなければ前記バッファに貯蔵された第2バイト(B2)のメーク/ブレークビット(M/B)及びスキャンコード(SCD)に対するインバーティドデータを取り、以後、前記インバーティドデータであるインバーティドメーク/ブレークビット(-M/B)及びインバーティドスキャンコード(-SCD)を含む第3バイト(B3)を生成する。
【0027】
次に、キーボードデータを伝送する段階(S52〜S53)においては前記生成した複数の第1〜第3バイト(B1、B2、B3)を含むキーボードデータを無線信号に変換して送信するが、この段階においては伝送するキーボードデータの各バイトにパリティビットを追加し、これら各バイト前後にキーボードデータに含まれる各バイトを区分できるよう開始ビット(ST)及び終了ビット(STP)を追加する。さらに、前記データを無線信号に変換して伝送する段階は前記生成した第1ないし第3バイトを含むキーボードデータをパケット単位の無線信号に変換して送信できる。
【0028】
図3は本発明による無線キーボードデータの構造図として、本発明のデータは第1バイト(B1)、第2バイト(B2)及び第3バイト(B3)を含むが、こうしたバイトは各々開始ビット(ST)、パリティビット(P)及び終了ビット(STP)を共通に含むことができる。前記第1バイト(B1)はキーボードデータの伝送を意味するリーダー(L)、機能変換キーの押圧の有無を知らせるスペシャルビット(SP)及びスペシャルビットのインバーティドビット(-SP)を含み、前記第2バイト(B2)はキーの押圧の有無を知らせるメーク/ブレークビット(M/B)、押圧または押圧解除されたキーに対応するスキャンデータ(SCD)を含み、そして前記第3バイト(B3)は前記第2バイト(B2)のメーク/ブレークビット(M/B)及びスキャンコード(SCD)の補修値、即ちメーク/ブレークビットのインバーティドビット(-M/B)及びスキャンコードのインバーティドコード(-SCD)を含む。
【0029】
前述したように、本発明のキーボードデータに含まれる第2バイトのメーク/ブレークビット(M/B)及びスキャンコード(SCD)を補修値で取ると、第3バイトのメーク/ブレークビット(M/B)及びスキャンコード(SCD)のインバーティドデータと同一になるので、こうした第2バイトと第3バイトを利用すれば別途のチェックサムコードを割当てる必要無しに伝送エラーがチェックできるようになる。さらに、前記のような第1バイト(B1)、第2バイト(B2)及び第3バイト(B3)を含むキーボードデータを無線信号、例えばIR信号またはRF信号に変換して無線伝送することができる。
【0030】
本発明によるキーボードデータのパケットを最小サイズに保持させるために、本発明のキーボードデータのパケット構造は図4に表すようにデータパケット構造のようになる。図4は本発明による無線キーボードデータパケットの構造図である。図4によると、本発明のキーボードデータの各パケットのサイズは約23msecに設定され、各パケット同士の間隔は約77msecに設定され、前記各パケット内の各バイトは11ビットで成り、各ビットのサイズは約696.9μsに設定される。
【0031】
図5は本発明を行うための無線キーボードデータ受信装置の構成図である。図5によると、本発明を行うための無線キーボードデータ受信装置は無線で送信されるキーボードデータを無線で受信する無線受信部(61)と、前記無線受信部(61)から受信されたキーボードデータに該当する動作を制御するメイン受信制御ユニット(62)と、前記メイン受信制御ユニット(62)の制御に応じてキーボードデータの送信状態を表示する送信状態表示部(63)とを含む。前記メイン受信制御ユニット(62)の制御に応じて本発明の無線キーボードデータ受信過程が行われる。
【0032】
以下、本発明による無線キーボードのデータ受信方法を説明する。図6は本発明による無線キーボードのデータ受信方法を表すフローチャートである。図6によると、本発明を行う無線受信部はデータ無線送信部から送信されるデータを無線で受信するが、これを具体的に説明すれば次のとおりである。
【0033】
本発明による無線キーボードのデータ受信方法は複数の一般キー及び機能変換キーを有する無線キーボードとコンピュータ間のキーボードデータ受信方法において、キーボードデータの伝送を意味するリードを含む固定データと、機能変換キーの押圧の有無を知らせる1ビットを有するスペシャルビット、キーの押圧の有無を知らせるメーク/ブレークビット、押圧または押圧解除されたキーに対応するスキャンコードを含む変動データと、前記変動データをインバートしたインバーティドデータを含むキーボードデータを前記無線キーボードデータ受信装置が受信処理し、こうして受信した前記キーボードデータに該当する動作を処理する。
【0034】
前記受信するデータのうち固定データはキーボードデータの伝送を意味するリーダーを含み、前記変動データは機能変換キーの押圧の有無を知らせるスペシャルビット、キーの押圧の有無を知らせるメーク/ブレークビット及び押圧または押圧解除されたキーに対応するスキャンコードを含み、前記インバーティドデータは前記スペシャルビット、メーク/ブレークビット及びスキャンコード各々に対するインバーティドデータを含む。とりわけ、前記スペシャルビット及びスペシャルビットのインバーティドビットは各々1ビットに割当てられる。
【0035】
前記受信するキーボードデータは第1ないし第3バイトを含み、前記第1バイトはリーダー、スペシャルビット、及び前記スペシャルビットのインバーティドビットを含み、前記第2バイトはメーク/ブレークビット及びスキャンコードを含み、前記第3バイトは前記第2バイトのメーク/ブレークビット及びスキャンコードのインバーティドデータを含む。さらに、前記キーボードデータの各バイトはパリティビット、前後に追加される開始ビット及び終了ビットを含む。
【0036】
先ず、キーボードデータを受信する段階(S71-S73)においては、前記無線キーボードデータ受信装置の無線受信部(61)からメイン受信制御ユニット(62)が第1バイト(B1)、第2バイト(B2)及び第3バイト(B3)を含むキーボードデータを無線受信するが、これを具体的に説明すると、先ず、受信する無線信号を元のキーボードデータに復元し、この復元したデータに含まれた第1ないし第3バイトをその開始ビット(ST)と終了ビット(STP)に各々認識し、以後、第1バイト(B1)のリーダー(L)に基づきキーボードデータであるか判断する。そして、もしキーボードデータであれば第1バイト(B1)、第2バイト(B2)及び第3バイト(B3)を含むキーボードデータを受信する。
【0037】
そして、伝送エラーをチェックする段階(S74)においてはキーボードデータの第2バイト(B2)と第3バイト(B3)に基づき伝送エラーをチェックするが、これを具体的に説明すると、先ずキーボードデータに含まれる各バイト内のパリティビット(P)を利用して各バイトの伝送エラーをチェックし、以後、第2バイト(B2)のメーク/ブレークビット及びスキャンコードのインバーティドデータが第3バイト(B3)のメーク/ブレークビット及びスキャンコードと同一か否かにより伝送エラーをチェックする。前記伝送エラーチェック過程において伝送エラーがあれば受信したキーボードデータを無視し、伝送エラーが無ければ次の段階に進む。
【0038】
そして、メークかブレークかを判断する段階(S75)においては、受信したデータの第2バイト(B2)に含まれたメーク/ブレークビット(M/B)を基にメークかブレークか判断するのであるが、これは前記第2バイト(B2)のメーク/ブレークビット(M/B)がセット(「1」)されればメークと判断し、メーク/ブレークビットがクリア(「0」)されればブレークと判断する。
【0039】
そして、メークコードを生成する段階(S77a〜S77c)においてはメークの場合、第1バイト(B1)に含まれたスペシャルビット(SP)に基づき機能変換キーであるか判断し、機能変換キーであればスペシャルビット(SP)をセットした後にメークコードを生成するが、この段階においては第1バイト(B1)のスペシャルビット(SP)がセットされた場合には機能変換キーと認識し、スペシャルビットがクリアされた場合には一般キーと認識する。
【0040】
続いて、ブレークコードを生成する段階(S76a〜S76c)においては、ブレークの場合、第1バイトに含まれたスペシャルビットに基づき機能変換キーであるか判断し、機能変換キーでなければスペシャルビットをクリアした後にブレークコードを生成するが、この段階は第1バイトのスペシャルビットがセットされた場合には機能変換キーと認識し、スペシャルビットがクリアされた場合には一般キーと認識する。
【0041】
最後に、データコードに応じて該当動作を処理する段階(S78〜S81)においては前記スペシャルビット、メークコードまたはブレークコード、スキャンコードにより該当動作を処理するが、これを具体的に説明すれば、前記メークコード及びブレークコードを生成する各段階において生成したメークコード及びブレークコードを臨時的にバッファに貯蔵し、以後、ホストの命令語が存在すればホストの命令語を処理し、ホストの命令語が無ければ前記スペシャルビット、メークコードまたはブレークコード、スキャンコードによって該当動作を処理する。
【0042】
以上の説明は本発明の具体的な実施の形態に対する説明に過ぎず、本発明はこうした具体的な実施の形態に限定されず、また本発明に対する上述の具体的な実施の形態からその構成の多様な変更及び改造が可能なことを本発明の属する技術分野において通常の知識を有する者であれば容易に想到することができる。
【0043】
【発明の効果】
上述したような本発明によれば、新たなプロトコルに基づき、入力キーにより変化する変動データと共にこの変動データのインバーティドデータ(Inverted data)及び固定データを提供することにより、チェックサム(checksum)のためのビットを別途に割当てる必要が無く、データ誤謬を正確に確認でき、また、変動データと共に変動データのインバーティドデータを使用するので変調方式に係らずバッテリー消耗量を最小に保持することができ、データサイズ(DATA SIZE)の増加無しに別途の機能変換キーが追加できる効果を奏する。即ち、本発明は従来の方式の4PPMを使用せず、如何なる変調方式を用いてもバッテリー消耗量を最小限に保つことができ、機能変換キーが拡張し続けてもデータフィールドに変化を与えないのでデータサイズも一定に維持する新たな通信プロトコルを提案し、この新たなプロトコルによれば、固定ビットを除けばデータの変化がある部分に常にインバータデータを割当てることによりバッテリー消耗量を最小限で一定に保持するのはいうまでもなく、データサイズを一定に保つ。また、各データのインバーティドデータが存在し別途のチェックサム(CHECKSUM)を設ける必要無しにデータの誤謬状態を正確に読み取ることができ、機能変換キーのビットを1ビットだけ与えることで機能変換キーが拡張されてもデータサイズが爾後変更されないとの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を行うための無線キーボードのデータ送信装置の構成図である。
【図2】本発明による無線キーボードのデータ送信方法を表すフローチャートである。
【図3】本発明による無線キーボードデータの構造図である。
【図4】本発明による無線キーボードデータパケットの構造図である。
【図5】本発明を行うための無線キーボードのデータ受信装置の構成図である。
【図6】本発明による無線キーボードのデータ受信方法を表すフローチャートである。
【図7】従来の無線キーボードの概略ブロック図である。
【図8】従来の無線キーボードのキーボードデータ送信方法によるデータの構造図である。
【符号の説明】
31 電源部
32 キーマトリックス
33 メイン送信制御ユニット
34 無線送信部
61 無線受信部
62 メイン受信制御ユニット
63 送信状態表示部
70 ホストコンピュータ
【発明の属する技術分野】
本発明は無線キーボードのデータ送信及び受信方法に関するもので、とりわけ新たなプロトコルに基づいて、入力キーに応じて変化する変動データと共にこの変動データのインバーティドデータ(Inverted data)及び固定データを提供することにより、チェックサム(checksum)のためのビットを別途に割当てる必要が無く、データ誤謬を正確に確認でき、また変調方式に係らずバッテリー消耗量を最小に保持することができ、データサイズ(DATA SIZE)の増加無しでも別途の機能変換キーを追加できるようにする無線キーボードのデータ送信及び受信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、IR(InfraRed)またはRF(Radio Frequency)などの無線キーボードの通信プロトコルにおいて、現在最も広く使用される方式には4PPM(Pulse Position Modulator)方式、PWM(Pulse Width Modulator)方式及び単純PULSE方式である。このうち単純パルス方式と共にPWM方式はパルス幅の大きさで論理「0」または「1」を表現するのでデータのコードによってパルス幅が変化し、このように論理「0」または「1」を表現するためのパルス幅の変化により、場合によってはデータサイズが増加し兼ねなく、そうして多くの電力消耗が必要となる。従って、バッテリーの消耗量を最小に保持できないとの欠点がある。
【0003】
こうした欠点を解決するために、パルスの発生位置を以って論理「0」または「1」を表現する4PPM方式を取り入ることができるが、こうした4PPM方式を用いたプロトコルにおいてはキーボードの機能変換キーの伝送エラーを防ぐために各機能変換キーに対応する複数のスペシャルビット(SPECIAL BIT)を設け、キーボードデータの伝送時に、こうした複数のスペシャルビットを同時に送ってデータ伝送のうちデータ伝送エラーが発生しても次に押圧されたキーデータが伝送されると機能変換キーの押圧と押圧解除の情報を与えることで伝送エラーを補償する。こうした従来の4PPM方式による無線キーボードのデータ送信方法のうち一例を説明する。
【0004】
図7は従来の無線キーボードの概略ブロック図である。図7によると、従来の無線キーボード(101)はマイクロプロセッサー(111)、キーマトリックス(113)及び送信部(115)から成り、こうした構成においてマイクロプロセッサー(111)はスキャニング信号をキーマトリックス(113)に印加することによりキーマトリックス(113)のキーのうち押圧されたり押圧の解除されたキーを探索し、該当キーのスキャンコードを含むキーボードデータを送信部(115)を通してパーソナルコンピュータ(103)に送信する。
【0005】
図8は従来の無線キーボードの4PPM方式プロトコルを用いたキーボードデータ送信方法によるデータ構造図である。図8によると、従来のパーソナルコンピュータ(103)と無線キーボード(101)が多数個接続される場合、チャネルIDデータのための領域が割当てられている。また、キーボードに別途のウィンドウキーが設けられた場合、該キーのためのウィンドウキープラグ領域が割当てられている。即ち、図8に表すように、従来のシステムのキーボードデータは総32ビット、即ち総4バイト(B1、B2、B3、B4)から成り、こうしたキーボードデータのうち最初の第1バイト(B1)内の5個のビット(Bit7、Bit6、Bit5、Bit4、Bit3)はキーボード(101)のIDに該当する。
【0006】
こうしたID情報は、入力手段にマウスまたは遠隔制御器(Remote Controller)などを使用できるので、こうした無線装置からのデータのうちキーボードデータを認識するための情報である。この際、第8ビット(Bit7)にはキーボードデータの伝送を知らせるリーダー(Leader)が割当てられることができる。そして、前記第1バイト(byte1、以下B1と略す)内の残りの3個のビット(Bit2、Bit1、Bit0)には上述のようにウィンドウキーに対応するデータが割当てられる。ここで第1、第2ビット(Bit0、Bit1)には左側及び右側ウィンドウキーの状態情報が割当てられ、第3ビット(Bit2)には余分のウィンドウキーを割当てるための予備ビットが割当てられる。
【0007】
次の第2バイト(byte2、以下B2と略す)は機能変換キーの押圧をあらわすデータである。図8に表すように第8ビット(Bit7)は機能変換キーのメーク及びブレークのプラグ用に割当てられ、残りの第1〜第7ビット(Bit0〜Bit6)は各機能変換キーのプラグビットに割当てられる。
【0008】
次の第3バイト(byte3、以下B3と略す)には各キーに割当てられるスキャンコードに該当するキーコードが割当てられる。ここで、第3バイト(B3)には該当キーのメーク及びブレークコードが含まれる。
【0009】
次の第4バイト(byte4、以下B4と略す)の第5〜第8ビット(Bit4〜Bit7)にはチャネルIDが割当てられ、第1〜第4ビット(Bit0〜Bit3)にはキーボードデータの伝送エラーをチェックするためのチェックサム(check sum)情報が割当てられる。ここで、チャネルIDは多数個の無線キーボードが使用される場合に無線キーボードを識別するためのチャネル情報である。
【0010】
一方、実際にユーザーが機能変換キーと一般キーとを組み合せる際、機能変換キー2個と一般キー1個を組み合せる「2+1」方式や「3+1」方式よりは機能変換キーと一般キーとを各々1個ずつ使った「1+1」方式を多く用いる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のように各機能変換キー毎にスペシャルビットを各々割当てる方法は機能変換キーの数十ビットを有する機能変換キーデータフィールド(DATA FIELD)を割当てなければならず機能変換キーの拡張毎にデータフィールド(DATA FIELD)の大きさが増し、これによってキーボードデータの大きさが増加するとの欠点があり、こうしたデータサイズの増加は電力消耗を増大させる問題があり、また伝送エラーをチェックするため別途のチェックサム(CHECKSUM)コードを割当てなければならない分だけデータサイズが増加してしまう問題点もある。
【0012】
さらに、機能変換キーの追加の際にキーボードデータのサイズが増加するので、その効率性が悪くなり、爾後、機能変換キーが持続して追加される場合にデータフィールド(DATA FIELD)が拡大され続けなければならない問題点がある。
【0013】
本発明は前記問題点を解決すべく案出されたもので、本発明の目的は新たなプロトコルに基づき、入力キーに応じて変化する変動データと共にこの変動データのインバーティドデータ(Inverted data)及び固定データを提供する無線キーボードのデータ送信及び受信方法を提供することにある。
【0014】
また、本発明の他の目的はチェックサム(checksum)のためのビットを別途に割当てる必要が無く、またデータ誤謬を正確に確認できる無線キーボードのデータ送信及び受信方法を提供することにある。
【0015】
さらに、本発明の他の目的は変調方式に関係無くバッテリー消耗量を最小に保持でき、データサイズ(DATA SIZE)の増加無しでも別途の機能変換キーを追加できる無線キーボードのデータ送信及び受信方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記した本発明の目的を成し遂げるための技術的手段として、本発明の第1特徴は、複数の一般キー及び機能変換キーを有する無線キーボードとコンピュータ間のキーボードデータ送信方法において、キーの押圧または押圧解除に応じて、キーボードデータの伝送を意味するリードを含む固定データと、機能変換キーの押圧の有無を知らせる1ビットを有するスペシャルビット、キーの押圧の有無を知らせるメーク/ブレークビット、そして押圧または押圧解除されたキーに対応するスキャンコードを含む変動データと、前記変動データをインバートしたインバーティドデータを含むキーボードデータを生成する段階;及び、前記生成したキーボードデータを無線で伝送する段階を具備する無線キーボードのデータ送信方法を提供することである。
【0017】
さらに、本発明の第2特徴は、複数の一般キー及び機能変換キーを有する無線キーボードとコンピュータ間のキーボードデータ受信方法において、キーボードデータの伝送を意味するリードを含む固定データと、機能変換キーの押圧の有無を知らせる1ビットを有するスペシャルビット、キーの押圧の有無を知らせるメーク/ブレークビット、押圧または押圧解除されたキーに対応するスキャンコードを含む変動データと、前記変動データをインバートしたインバーティドデータを含むキーボードデータを受信処理する段階;及び、前記受信したキーボードデータに該当する動作を処理する段階を具備する無線キーボードデータ受信方法を提供するものである。さらに、本発明の第1特徴及び第2特徴を相互結合して異なる特徴を提供することもできる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による無線キーボードのデータ送信及び受信方法に対して添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明を行うための無線キーボードのデータ送信装置の構成図である。図1によると、本発明を行うための無線キーボードのデータ送信装置は、キーボードに必要な電源を供給する電源部(31)と、キーの押圧または押圧解除に応じたキー入力のためのキーマトリックス(32)と、前記電源部(31)から電源を供給してもらい動作状態になり、前記キーマトリックス(32)のキーの押圧または押圧解除を認識してこれに該当するキーボードデータの無線送信を制御するメイン送信制御ユニット(33)と、前記メイン送信制御ユニット(33)の制御に応じてデータを無線信号に変換して無線で送信する無線送信部(34)とを含む。前記メイン送信制御ユニット(33)の制御に応じて下記のような本発明による無線キーボードのデータ送信過程が行われる。
【0019】
図2は本発明による無線キーボードのデータ送信方法を表すフローチャートである。図2によると、本発明のデータ無線送信部からデータを生成して無線受信部にデータを無線で送信するが、これについて説明すると次のとおりである。本発明による無線キーボードのデータ送信方法は複数の一般キー及び機能変換キーを有する無線キーボードとコンピュータ間のキーボードデータ送信方法において、キーの押圧または押圧解除に応じて、キーボードデータの伝送を意味するリードを含む固定データと、機能変換キーの押圧の有無を知らせる1ビットを有するスペシャルビット、キーの押圧の有無を知らせるメーク/ブレークビット、そして押圧または押圧解除されたキーに対応するスキャンコードを含む変動データと、前記変動データをインバートしたインバーティドデータを含むキーボードデータを生成し、こうして生成した前記キーボードデータを無線で伝送する。
【0020】
前記固定データはキーボードデータの伝送を意味するリーダー(leader)を含み、前記変動データは機能変換キーの押圧の有無を知らせるスペシャルビット、キーの押圧の有無を知らせるメーク/ブレークビット及び押圧または押圧解除されたキーに対応するスキャンコードを含み、前記インバーティドデータは前記変動データに含まれるスペシャルビット、メーク/ブレークビット及びスキャンコードに対する各インバーティドデータを含む。ここで、前記固定データはキーボードデータの伝送を知らせるリーダーを含んでいるが、適用される製品や使用環境に応じてチャネル情報をさらに含むことができる。
【0021】
前記受信するキーボードデータのうち第1バイトは前記リーダー、スペシャルビット、そして前記スペシャルビットのインバーティドビットを含み、前記第2バイトはメーク/ブレークビット及びスキャンコードを含み、前記第3バイトは前記第2バイトのメーク/ブレークビット及びスキャンコードに対するインバーティドデータを含む。
【0022】
さらに、本発明によるスペシャルビット及びスペシャルビットのインバーティドビットは機能変換キー毎に割当てられる従来のものとは異なって、一つのビット(1ビット)に割当てられる。従って、機能変換キーの追加がある場合にはスペシャルビットの増加は無く、こうしてキーボードデータのサイズも増加しない。
【0023】
先ず、図3に表すように、キーボードデータ生成段階のうち第1バイトを生成する段階(S41〜S45図2参照)においてはキーの押圧または押圧解除に応じて、キーボードデータの伝送を意味する固定バイトのリーダー(L)と、機能変換キーの押圧の有無を知らせる1つのビットを有するスペシャルビット(SP)及び前記スペシャルビットのインバーティドビット(-SP)を含む第1バイト(byte1、以下B1と略す)を生成する。
【0024】
そして、前記第1バイト(B1)はスペシャルビットのインバーティドビット(-SP)を含むが、これはスペシャルビット(SP)の伝送エラーチェックを確実に保障するために使われ、前記スペシャルビットとこのスペシャルビットのインバーティドビットはキーボードデータのサイズを考慮して各々1ビットに割当てることが好ましい。ここで、前記スペシャルビット(SP)は機能変換キー(通常機能キー)がメークされるとセット(「1」)され、機能変換キーがブレークされるとクリア(「0」)される。
【0025】
そして、第2バイトを生成する段階(S46〜S48)においてはキーの押圧の有無を知らせるメーク/ブレークビット(M/B)と、押圧または押圧解除されたキーに対応するスキャンコード(SCD)を生成し、前記メーク/ブレークビット(M/B)及びスキャンコード(SCD)を含む第2バイト(byte2、以下B2と略す)を生成するが、この段階はキー押圧が選択されるとメーク/ブレークビット(M/B)をセット(「1」)し、キー押圧が解除されるとメーク/ブレークビット(M/B)をクリア(「0」)し、こうしたメーク/ブレークビット(M/B)及びスキャンコード(SCD)を含む第2バイト(B2)を生成する。こうして生成した第1バイト(B1)及び第2バイト(B2)を伝送前にバッファに貯蔵する。
【0026】
そして、第3バイトを生成する段階(S49〜S51)においては前記第2バイト(B2)のメーク/ブレークビット(M/B)及びスキャンコード(SCD)の各インバーティドデータを含む第3バイト(byte3、以下B3と略す)を生成するが、この段階について具体的に説明すれば、先ず、現在キーボードデータの伝送中であるのかチェックして伝送中であれば第1バイトを生成する段階に進み、伝送中でなければ前記バッファに貯蔵された第2バイト(B2)のメーク/ブレークビット(M/B)及びスキャンコード(SCD)に対するインバーティドデータを取り、以後、前記インバーティドデータであるインバーティドメーク/ブレークビット(-M/B)及びインバーティドスキャンコード(-SCD)を含む第3バイト(B3)を生成する。
【0027】
次に、キーボードデータを伝送する段階(S52〜S53)においては前記生成した複数の第1〜第3バイト(B1、B2、B3)を含むキーボードデータを無線信号に変換して送信するが、この段階においては伝送するキーボードデータの各バイトにパリティビットを追加し、これら各バイト前後にキーボードデータに含まれる各バイトを区分できるよう開始ビット(ST)及び終了ビット(STP)を追加する。さらに、前記データを無線信号に変換して伝送する段階は前記生成した第1ないし第3バイトを含むキーボードデータをパケット単位の無線信号に変換して送信できる。
【0028】
図3は本発明による無線キーボードデータの構造図として、本発明のデータは第1バイト(B1)、第2バイト(B2)及び第3バイト(B3)を含むが、こうしたバイトは各々開始ビット(ST)、パリティビット(P)及び終了ビット(STP)を共通に含むことができる。前記第1バイト(B1)はキーボードデータの伝送を意味するリーダー(L)、機能変換キーの押圧の有無を知らせるスペシャルビット(SP)及びスペシャルビットのインバーティドビット(-SP)を含み、前記第2バイト(B2)はキーの押圧の有無を知らせるメーク/ブレークビット(M/B)、押圧または押圧解除されたキーに対応するスキャンデータ(SCD)を含み、そして前記第3バイト(B3)は前記第2バイト(B2)のメーク/ブレークビット(M/B)及びスキャンコード(SCD)の補修値、即ちメーク/ブレークビットのインバーティドビット(-M/B)及びスキャンコードのインバーティドコード(-SCD)を含む。
【0029】
前述したように、本発明のキーボードデータに含まれる第2バイトのメーク/ブレークビット(M/B)及びスキャンコード(SCD)を補修値で取ると、第3バイトのメーク/ブレークビット(M/B)及びスキャンコード(SCD)のインバーティドデータと同一になるので、こうした第2バイトと第3バイトを利用すれば別途のチェックサムコードを割当てる必要無しに伝送エラーがチェックできるようになる。さらに、前記のような第1バイト(B1)、第2バイト(B2)及び第3バイト(B3)を含むキーボードデータを無線信号、例えばIR信号またはRF信号に変換して無線伝送することができる。
【0030】
本発明によるキーボードデータのパケットを最小サイズに保持させるために、本発明のキーボードデータのパケット構造は図4に表すようにデータパケット構造のようになる。図4は本発明による無線キーボードデータパケットの構造図である。図4によると、本発明のキーボードデータの各パケットのサイズは約23msecに設定され、各パケット同士の間隔は約77msecに設定され、前記各パケット内の各バイトは11ビットで成り、各ビットのサイズは約696.9μsに設定される。
【0031】
図5は本発明を行うための無線キーボードデータ受信装置の構成図である。図5によると、本発明を行うための無線キーボードデータ受信装置は無線で送信されるキーボードデータを無線で受信する無線受信部(61)と、前記無線受信部(61)から受信されたキーボードデータに該当する動作を制御するメイン受信制御ユニット(62)と、前記メイン受信制御ユニット(62)の制御に応じてキーボードデータの送信状態を表示する送信状態表示部(63)とを含む。前記メイン受信制御ユニット(62)の制御に応じて本発明の無線キーボードデータ受信過程が行われる。
【0032】
以下、本発明による無線キーボードのデータ受信方法を説明する。図6は本発明による無線キーボードのデータ受信方法を表すフローチャートである。図6によると、本発明を行う無線受信部はデータ無線送信部から送信されるデータを無線で受信するが、これを具体的に説明すれば次のとおりである。
【0033】
本発明による無線キーボードのデータ受信方法は複数の一般キー及び機能変換キーを有する無線キーボードとコンピュータ間のキーボードデータ受信方法において、キーボードデータの伝送を意味するリードを含む固定データと、機能変換キーの押圧の有無を知らせる1ビットを有するスペシャルビット、キーの押圧の有無を知らせるメーク/ブレークビット、押圧または押圧解除されたキーに対応するスキャンコードを含む変動データと、前記変動データをインバートしたインバーティドデータを含むキーボードデータを前記無線キーボードデータ受信装置が受信処理し、こうして受信した前記キーボードデータに該当する動作を処理する。
【0034】
前記受信するデータのうち固定データはキーボードデータの伝送を意味するリーダーを含み、前記変動データは機能変換キーの押圧の有無を知らせるスペシャルビット、キーの押圧の有無を知らせるメーク/ブレークビット及び押圧または押圧解除されたキーに対応するスキャンコードを含み、前記インバーティドデータは前記スペシャルビット、メーク/ブレークビット及びスキャンコード各々に対するインバーティドデータを含む。とりわけ、前記スペシャルビット及びスペシャルビットのインバーティドビットは各々1ビットに割当てられる。
【0035】
前記受信するキーボードデータは第1ないし第3バイトを含み、前記第1バイトはリーダー、スペシャルビット、及び前記スペシャルビットのインバーティドビットを含み、前記第2バイトはメーク/ブレークビット及びスキャンコードを含み、前記第3バイトは前記第2バイトのメーク/ブレークビット及びスキャンコードのインバーティドデータを含む。さらに、前記キーボードデータの各バイトはパリティビット、前後に追加される開始ビット及び終了ビットを含む。
【0036】
先ず、キーボードデータを受信する段階(S71-S73)においては、前記無線キーボードデータ受信装置の無線受信部(61)からメイン受信制御ユニット(62)が第1バイト(B1)、第2バイト(B2)及び第3バイト(B3)を含むキーボードデータを無線受信するが、これを具体的に説明すると、先ず、受信する無線信号を元のキーボードデータに復元し、この復元したデータに含まれた第1ないし第3バイトをその開始ビット(ST)と終了ビット(STP)に各々認識し、以後、第1バイト(B1)のリーダー(L)に基づきキーボードデータであるか判断する。そして、もしキーボードデータであれば第1バイト(B1)、第2バイト(B2)及び第3バイト(B3)を含むキーボードデータを受信する。
【0037】
そして、伝送エラーをチェックする段階(S74)においてはキーボードデータの第2バイト(B2)と第3バイト(B3)に基づき伝送エラーをチェックするが、これを具体的に説明すると、先ずキーボードデータに含まれる各バイト内のパリティビット(P)を利用して各バイトの伝送エラーをチェックし、以後、第2バイト(B2)のメーク/ブレークビット及びスキャンコードのインバーティドデータが第3バイト(B3)のメーク/ブレークビット及びスキャンコードと同一か否かにより伝送エラーをチェックする。前記伝送エラーチェック過程において伝送エラーがあれば受信したキーボードデータを無視し、伝送エラーが無ければ次の段階に進む。
【0038】
そして、メークかブレークかを判断する段階(S75)においては、受信したデータの第2バイト(B2)に含まれたメーク/ブレークビット(M/B)を基にメークかブレークか判断するのであるが、これは前記第2バイト(B2)のメーク/ブレークビット(M/B)がセット(「1」)されればメークと判断し、メーク/ブレークビットがクリア(「0」)されればブレークと判断する。
【0039】
そして、メークコードを生成する段階(S77a〜S77c)においてはメークの場合、第1バイト(B1)に含まれたスペシャルビット(SP)に基づき機能変換キーであるか判断し、機能変換キーであればスペシャルビット(SP)をセットした後にメークコードを生成するが、この段階においては第1バイト(B1)のスペシャルビット(SP)がセットされた場合には機能変換キーと認識し、スペシャルビットがクリアされた場合には一般キーと認識する。
【0040】
続いて、ブレークコードを生成する段階(S76a〜S76c)においては、ブレークの場合、第1バイトに含まれたスペシャルビットに基づき機能変換キーであるか判断し、機能変換キーでなければスペシャルビットをクリアした後にブレークコードを生成するが、この段階は第1バイトのスペシャルビットがセットされた場合には機能変換キーと認識し、スペシャルビットがクリアされた場合には一般キーと認識する。
【0041】
最後に、データコードに応じて該当動作を処理する段階(S78〜S81)においては前記スペシャルビット、メークコードまたはブレークコード、スキャンコードにより該当動作を処理するが、これを具体的に説明すれば、前記メークコード及びブレークコードを生成する各段階において生成したメークコード及びブレークコードを臨時的にバッファに貯蔵し、以後、ホストの命令語が存在すればホストの命令語を処理し、ホストの命令語が無ければ前記スペシャルビット、メークコードまたはブレークコード、スキャンコードによって該当動作を処理する。
【0042】
以上の説明は本発明の具体的な実施の形態に対する説明に過ぎず、本発明はこうした具体的な実施の形態に限定されず、また本発明に対する上述の具体的な実施の形態からその構成の多様な変更及び改造が可能なことを本発明の属する技術分野において通常の知識を有する者であれば容易に想到することができる。
【0043】
【発明の効果】
上述したような本発明によれば、新たなプロトコルに基づき、入力キーにより変化する変動データと共にこの変動データのインバーティドデータ(Inverted data)及び固定データを提供することにより、チェックサム(checksum)のためのビットを別途に割当てる必要が無く、データ誤謬を正確に確認でき、また、変動データと共に変動データのインバーティドデータを使用するので変調方式に係らずバッテリー消耗量を最小に保持することができ、データサイズ(DATA SIZE)の増加無しに別途の機能変換キーが追加できる効果を奏する。即ち、本発明は従来の方式の4PPMを使用せず、如何なる変調方式を用いてもバッテリー消耗量を最小限に保つことができ、機能変換キーが拡張し続けてもデータフィールドに変化を与えないのでデータサイズも一定に維持する新たな通信プロトコルを提案し、この新たなプロトコルによれば、固定ビットを除けばデータの変化がある部分に常にインバータデータを割当てることによりバッテリー消耗量を最小限で一定に保持するのはいうまでもなく、データサイズを一定に保つ。また、各データのインバーティドデータが存在し別途のチェックサム(CHECKSUM)を設ける必要無しにデータの誤謬状態を正確に読み取ることができ、機能変換キーのビットを1ビットだけ与えることで機能変換キーが拡張されてもデータサイズが爾後変更されないとの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を行うための無線キーボードのデータ送信装置の構成図である。
【図2】本発明による無線キーボードのデータ送信方法を表すフローチャートである。
【図3】本発明による無線キーボードデータの構造図である。
【図4】本発明による無線キーボードデータパケットの構造図である。
【図5】本発明を行うための無線キーボードのデータ受信装置の構成図である。
【図6】本発明による無線キーボードのデータ受信方法を表すフローチャートである。
【図7】従来の無線キーボードの概略ブロック図である。
【図8】従来の無線キーボードのキーボードデータ送信方法によるデータの構造図である。
【符号の説明】
31 電源部
32 キーマトリックス
33 メイン送信制御ユニット
34 無線送信部
61 無線受信部
62 メイン受信制御ユニット
63 送信状態表示部
70 ホストコンピュータ
Claims (17)
- 複数の一般キー及び機能変換キーを有する無線キーボードとコンピュータ間のキーボードデータ送信方法において、
キーの押圧または押圧解除により、キーボードデータの伝送を意味するリードを含む固定データと、機能変換キーの押圧の有無を知らせる1ビットを有するスペシャルビット、キーの押圧の有無を知らせるメーク/ブレークビット、押圧または押圧解除されたキーに対応するスキャンコードを含む変動データと、前記変動データをインバートしたインバーティドデータを含むキーボードデータを生成する段階と、
前記生成したキーボードデータを無線で伝送する段階と、
を具備することを特徴とする無線キーボードのデータ送信方法。 - 前記キーボードデータを生成する段階は、前記キーボードデータは第1ないし第3バイトから成り、キーの押圧または押圧解除によって、固定ビットのリーダー、機能変換キーの状態情報を有するスペシャルビット及び前記スペシャルビットのインバーティドビットを含む第1バイトを生成する段階と、
キーの押圧の有無を知らせるメーク/ブレークビットと、押圧または押圧解除されたキーに対応するスキャンコードを含む第2バイトを生成する段階と、
前記第2バイトのメーク/ブレークビット及びスキャンコードのインバーティドデータである第3バイトを生成する段階と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の無線キーボードのデータ送信方法。 - 前記第1バイトを生成する段階は、予め設定された機能変換キーがメークであればスペシャルビットをセットし、機能変換キーがブレークであればスペシャルビットをクリアすることを特徴とする請求項2に記載の無線キーボードのデータ送信方法。
- 前記キーボードデータの無線伝送段階は、伝送するキーボードデータの各バイトにパリティビットを追加し、これら各バイト前後に開始ビット及び終了ビットを追加する段階と、
前記キーボードデータを無線で伝送する段階と、
を有することを特徴とする請求項2に記載の無線キーボードのデータ送信方法。 - 前記キーボードデータの無線伝送段階は、前記生成した第1ないし第3バイトを含むキーボードデータをパケット単位の無線信号に変換して伝送することを特徴とする請求項4に記載の無線キーボードのデータ送信方法。
- 前記キーボードデータの各パケットのサイズは約23msecに設定し、各パケット同士の間隔は約77msecに設定することを特徴とする請求項5に記載の無線キーボードのデータ送信方法。
- 前記各パケット内の各バイトは11ビットから成り、各ビットのサイズは約696.9μsに設定されたことを特徴とする請求項6に記載の無線キーボードのデータ送信方法。
- 複数の一般キー及び機能変換キーを有する無線キーボードとコンピュータ間のキーボードデータ受信方法において、
キーボードデータの伝送を意味するリードを含む固定データと、機能変換キーの押圧の有無を知らせる1ビットを有するスペシャルビット、キーの押圧の有無を知らせるメーク/ブレークビット、押圧または押圧解除されたキーに対応するスキャンコードを含む変動データと、前記変動データをインバートしたインバーティドデータを含むキーボードデータを受信処理する段階と、
前記受信したキーボードデータに該当する動作を処理する段階と、
を具備することを特徴とする無線キーボードのデータ受信方法。 - 前記キーボードデータは第1ないし第3バイトを含み、
前記キーボードデータの第1バイトはリーダー、スペシャルビット、前記スペシャルビットのインバーティドビットを含み、
前記第2バイトはメーク/ブレークビット、スキャンコードを含み、
前記第3バイトは前記第2バイトのメーク/ブレークビット、スキャンコードに対するインバーティドデータを含むことを特徴とする請求項8に記載の無線キーボードのデータ受信方法。 - 前記キーボードデータの各バイトは、パリティビット、前後に追加される開始ビット及び終了ビットをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の無線キーボードのデータ送信方法。
- 前記キーボードデータを受信処理する段階は、前記第1バイトないし第3バイトを含むキーボードデータを無線により伝送される段階と、
前記第2バイト及び第3バイトのデータに基づき伝送エラーをチェックする段階と、
前記第2バイトに含まれたメーク/ブレークビットに基づきメークかブレークかを判断する段階と、
メークの場合、前記第1バイトのスペシャルビットに基づき機能変換キーであるか判断し、機能変換キーであればスペシャルビットをセットした後にメークコードを生成する段階と、
ブレークの場合、前記第1バイトのスペシャルビットに基づき機能変換キーであるか判断し、機能変換キーでなければスペシャルビットをクリアした後にブレークコードを生成する段階と、
を有することを特徴とする請求項10に記載の無線キーボードのデータ受信方法。 - 前記受信したキーボードデータに該当する動作を処理する段階は、前記スペシャルビット、メークコードまたはブレークコード、そしてスキャンコードにより該当動作を処理することを特徴とする請求項8に記載の無線キーボードのデータ受信方法。
- 前記キーボードデータが伝送される段階は、受信する無線信号から元のキーボードデータに復元する段階と、
前記復元したキーボードデータに含まれる第1ないし第3バイトを前記キーボードデータの開始ビットと終了ビットにより認識する段階と、
前記第1バイトのリーダーに基づいてキーボードデータであるかを判断する段階と、
キーボードデータの場合には前記第1バイトないし第3バイトを含むキーボードデータを受信する段階と、
と有することを特徴とする請求項11に記載の無線キーボードのデータ受信方法。 - 前記伝送エラーをチェックする段階は、前記受信したキーボードデータの各バイト内のパリティビットを用いて各バイトの伝送エラーをチェックする段階と、
前記第2バイトのメーク/ブレークビット及びスキャンコードのインバーティドデータが第3バイトのメーク/ブレークビット及びスキャンコードと同一か否かにより伝送エラーをチェックする段階と、
前記各段階において伝送エラーがあれば受信したキーボードデータを無視し、伝送エラーが無ければ次の段階に進む段階と、
を有することを特徴とする請求項11に記載の無線キーボードのデータ受信方法。 - 前記メークかブレークかを判断する段階は、前記第2バイトのメーク/ブレークビットがセットされた場合にはメークと判断し、メーク/ブレークビットがクリアされた場合にはブレークと判断することを特徴とする請求項11に記載の無線キーボードのデータ受信方法。
- 前記メークコードを生成する段階及び前記ブレークコードを生成する段階は、前記第1バイトのスペシャルビットがセットされた場合には機能変換キーと認識し、スペシャルビットがクリアされた場合には一般キーと認識することを特徴とする請求項11に記載の無線キーボードのデータ受信方法。
- 複数の一般キー及び機能変換キーを有する無線キーボードとコンピュータ間のキーボードデータ送受信方法において、
キーの押圧または押圧解除によって開始ビット、固定ビットのリーダー、機能変換キーの状態情報を有する1ビットのスペシャルビット、このスペシャルビットのインバーティドビット、パリティビット及び終了ビットを含む第1バイトを生成する段階と、
キーの押圧または押圧解除によって開始ビット、キーの押圧の有無を知らせるメーク/ブレークビット、押圧及び押圧解除されたキーのスキャンコードに該当するスキャンコード、パリティビット及び終了ビットを含む第2バイトを生成する段階と、
キーの押圧または押圧解除によって開始ビット、前記第2バイトのメーク/ブレークビット及びスキャンコードのインバーティドデータ、パリティビット及び終了ビットを含む第3バイトを生成する段階と、
前記生成した第1ないし第3バイトを含むキーボードデータを無線信号に変換して送信する段階と、
前記第1バイトないし第3バイトを含むキーボードデータを無線受信する段階と、
前記キーボードデータの第2バイトと第3バイトに基づき伝送エラーをチェックする段階と、
前記キーボードデータの第2バイトに含まれたメーク/ブレークビットに基づきメークかブレークかを判断する段階と、
メークの場合、前記第1バイトに含まれた1ビットから成るスペシャルビットに基づき機能変換キーか判断し、機能変換キーであればスペシャルビットをセットした後にメークコードを生成する段階と、
ブレークの場合、前記第1バイトに含まれたスペシャルビットに基づき機能変換キーか判断し、機能変換キーでなければスペシャルビットをクリアした後にブレークコードを生成する段階と、
前記スペシャルビット、メークコードまたはブレークコード、スキャンコードによって該当動作を処理する段階と、
を具備することを特徴とする無線キーボードデータ送受信方法。
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