JP4706526B2 - キーボードを用いた入力装置及び入力方法 - Google Patents

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Description

本発明はキーボードを用いた入力装置及び入力方法に関し、特に継続してキーを押し続ける間は定周期で任意の処理を実行させる動作(以下、アナログ操作と呼ぶ)の動作応答を向上させた入力装置及び入力方法に関する。
プラント監視制御システムなどの分散制御システム(DCS:distributed control system)では、オペレータが監視及び操作を行うためのHMI(human machine interface)手段として、専用キーボードが使用される。このようなシステムに用いられる専用キーボードは、ノイズ等によるキー入力データの変化が事故の発生につながることもあるため、送受信間でのデータに高い信頼性が要求される。
近年、DCSにおいてはパソコンを用いてシステムを構築することが多く、上記専用キーボードのインターフェースとしてPS/2インターフェースが使用されるようになってきた。しかし、PS/2インターフェースは、通信伝文中に巡回冗長検査やチェックサム等の伝送データを保障するためのデータを有していないので、特に、専用キーボードがパソコン本体から離れた位置に設置されて、それら相互を接続するケーブルが長くなるときは、パソコン本体において信頼性の高いキーコードを得られなくなるおそれがある。
そこで、キーの押圧時にキーコードをコンピュータに伝送するとともに、キーの押圧解除時にキーコードに関する認証データをコンピュータに伝送し、コンピュータ側でこのキーコードのデータと認証データとを照合するという技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この技術によれば、例えば、ノイズによりキーコードが変化したときに、そのキー入力データの誤りをコンピュータ側で判定することが可能になる。
特開2004−192605号広報
上記従来の技術方法では、キーの押圧解除時点がキーコードの入力時点になるので、オペレータがキー操作時に違和感やストレスを感じることがある。また、アナログ操作中であるかどうかの判定処理に対応できない。
本発明は、上記問題点を鑑み、キーコードの伝送品質を確保しつつ、アナログ操作を可能にしたキーボードを用いた入力装置及び入力方法を提供することを課題とする。
上記の課題を解決する手段として、本発明は以下のように構成する。
第1に、キーボードに設け、該キーボードのいずれのキーにおいても、押したときから離すまで、或いは押したときから次のキーが押されるまでは、その押したキーを特定するキーコードを含む第5のデータと該キーコードに識別コードを付加した第6のデータとを周期的に作成して送信する第4のキーコード作成手段と、押したキーが離されたときは、その離されたキーを特定するキーコードを含む第7のデータと該キーコードに識別コードを付加した第8のデータとを作成して送信する第5のキーコード作成手段と、該キーボードの1つ或いは複数のキーが押され続ける間は、キーが押されていることを特定するキー
コードを含む第9のデータと該キーコードに識別コードを付加した第10のデータとを周期的に作成して送信する第6のキーコード作成手段と、前記1つ或いは複数のキーが全て離されたときはキーが離されたことを特定するキーコードを含む第11のデータと該キーコードに識別コードを付加した第12のデータとを作成して送信するする第7のキーコード作成手段と、前記第5及び前記第6のデータ、或いは前記第7及び前記第8のデータ、或いは前記第9及び前記第10のデータ、或いは前記第11及び前記第12のデータを受信し、それらのデータに含まれる前記キーコードを相互に照合して前記キーコードの適否
を判定する第2の判定手段と、前記第5及び前記第6のデータ、或いは前記第7及び前記第8のデータ、或いは前記第9及び前記第10のデータ、或いは前記第11及び前記第12のデータを受信し、それらのデータを受信した時系列に従いキーコードに戻すことにより、いずれのキーが押され続けているか/いないかを判断する判断手段と、を機能させるように構成する。
第2に、上記の第1に加えて、前記キーボードの特殊キー、或いは非特殊キー、或いは特殊キー及び非特殊キーの組合せを、前記キーボード上に専用キーとして設けた専用キーにキーコードを割り付ける手段と、割り付けられた該専用キーが押されている間は、その他のキーの入力を無視する受信手段と、を機能させるように構成する。
第3に、キーボードの任意のキーが押されたときに、その押されたキーを特定するキーコードを含む第5のデータと該キーコードに識別コードを付加した第6のデータとを作成して送信し、押され続けている間は、前記第5及び前記第6のデータを周期的に作成して送信し、該キーボードの他のキーが押されたとき、或いは押しているキーが離されたときはその離されたキーを特定するキーコードを含む第7のデータと該キーコードに識別コードを付加した第8のデータとを作成して送信し、前記任意のキー或いは前記他のキーが押され続ける間は、キーが押されていることを特定するキーコードを含む第9のデータと該
キーコードに識別コードを付加した第10のデータとを周期的に作成して送信し、キーが全て離されたときはキーが離されたことを特定するキーコードを含む第11のデータと該キーコードに識別コードを付加した第12のデータとを作成して送信し、前記第5及び前記第6のデータ、或いは前記第7及び前記第8のデータ、或いは前記第9及び前記第10のデータ、或いは前記第11及び前記第12のデータを受信し、それらのデータに含まれる前記キーコードを相互に照合して前記キーコードの適否を判定し、判定結果に基づいて受信したデータを、時系列に従いキーコードに戻すことにより、いずれのキーが押され続
けているか/いないかを判断する。
第4に、上記の第3に加えて、前記キーボードの特殊キー、或いは非特殊キー、或いは特殊キー及び非特殊キーの組合せを、前記キーボード上に専用キーとして設けた専用キーにキーコードを割り付け、割り付けられた該専用キーが押されている間は、その他のキーの入力を無視する。
本発明によれば、キーの押圧操作と同時に、キー入力データの適否を判定することができるので、キーデータの入力遅れに伴う違和感やストレスを受けることがない。また、キーの押圧時、押圧中、押圧解除の各時点でキー入力データの適否を判定するので信頼性が高くなる。加えて、アナログ操作中は、周期的にキー入力データを送信するのでアナログ操作中かどうかが判別可能になる。
更に、複数のキーにおいてアナログ操作中のときは、全てのアナログ操作中のキー入力データを周期的に送信するのではなく、必要なキー入力データのみを送信することにしたので、システムの負荷量も少なくて済む。また、アナログ操作中は、通常のキー操作を受けつけなくし、誤った操作を回避している。
図3は、本発明における入力装置に適用されたHMI、つまり、監視対象設備とオペレータとの間におけるインターフェース装置を示している。
このHMI30は、監視用モニタ32、専用キーボード34、HMI本体としてのコンピュータ36、専用キーボード34とコンピュータ36とを接続するPS/2インターフェースケーブル38、および制御用LAN40を備えている。監視用モニタ32では、専用キーボード34で入力したデータや制御LAN40を経由して収集した監視対象機器の動作状態を示すデータ等が表示される。
図4は、本発明における入力装置が有するキーコードの発生機構の一例を示している。任意のキー42では、押されたり離されたりすると、該キー42に付設された図示していないスイッチがそれぞれオン/オフされることにより信号を送信し、この信号に応じて、キーコード発生器44よりキーコードを含むデータを生成する。
図5は、本発明における入力装置におけるキーの名称とキーコードの割り付けの一例を示している。また、図6は、キーコードと本発明で作成するデータの関係の一例を示している。ここでは、一定時間キーを押し続けることにより計器の値を上昇させる事を目的としたUP-1、UP-2、UP-3、UP-4、…の専用キー群、同じく計器の値を降下させる事を目的としたDOWN-1、DOWN-2、DOWN-3、DOWN-4、…の専用キー群を設ける。専用キーボード34上において、例えば、これらの専用キーを上下に組として設置することにより、オペレータにアナログ操作を意識させることができる。これらの専用キーには、既存のキーコードを割り付ける。ここで言うキーコードとは、通常はキーボード上の全てのキーに割り当てられており、“Shift”、“Ctrl”、“Alt”等の他のキーとの組み合わせての使用を主とする特殊キーのキーコードと、その他の非特殊キー(例えば、英数字キーやファンクションキーF1〜F12)のキーコードからなる。図5の割り付け例では、例えば、専用キーUP-1には、押したときのキーコードとして特殊キー“Ctrl”と非特殊キー“1”を、離したときのキーコードとして特殊キー“Ctrl”と非特殊キー“Q”を割り付けている。なお、ここではアナログ操作用として専用キーを用意したが、従来のキーボードの任意のキーをアナログ操作に用いても構わない。
ところでキーボードのインターフェースにおいては、キーボードの信号を送受信するコードセットとして、コードセット“Scan Code Set 1”、“Scan Code Set 2”、“Scan Code Set 3”の3種類がある。ここでは、PC/AT互換機において一般的に使用されている“Scan Code Set 2”を使用する。“Scan Code Set 2”では、第1のデータに1バイトのときは、第2のデータに2バイトを使用する。具体的には、例えば、オペレータがキー42として“1”を押したときは、図6(a)に示すように、1バイトのキーコード16が第1のデータとして作成され、さらに、このキーコード16に1バイトの識別コードF0を付加した2バイトのキーコードF0・16が第2のデータとして作成される。図6(b)、(c)は特殊キー及び非特殊キーが組み合わされたときの一例になる。“Ctrl”と“1”を押したときは、キーコード14とキーコード16が第1のデータとして作成され、それぞれに識別コードF0を付加したキーコードF0・14とキーコードF0・16が第2のデータとして作成される。そこで、第1のデータに2バイト、第2のデータに4バイトを使用する。以降、図6(d)、(e)、(f)、(g)も同様にしてデータを作成する。ここで、第1のデータ14・16に対して、第2のデータF0・16・F0・14では、キーコード14、16の順が入れ替わっているが、後述の判定手順におけるフローにおける処理量を軽減させることを配慮してのことだが、正順でも構わなく、これは発明を限定するものでは無い。
本発明の実施例1を、機能で大別すると、キーコードの作成・送信部と受信部に分かれる。ここでは一例として、任意の専用キーをアナログ操作した場合について説明する。
(1)始めにキーコードの作成・送信部を説明する。
図2は、専用キーのアナログ操作とキーコードに対応したデータの発生タイミングの関係の一例を説明した図である。ここでは、時刻T1において専用キーUP-1を押し、時刻T2に離している。専用キーUP-1には、押したときのキーコードとして“Ctrl”と“1”、離したときのキーコードとして“Ctrl”と“Q”が割り付けられている(図5参照)。
専用キーUP-1が押された後に、キーコード発生器44は、専用キーUP-1に割り付けられたキーを押したときのキーコードを含むデータを作成し送信する。ここで、押したときのキーコードである“Ctrl”と“1”を特定することのできるデータは14・16とし、識別コードを付加したデータはF0・16・F0・14とする(図6(b)参照)。これらのデータは、公用技術のMAKE/BREAKを拡張したものであり、組で送信するものなので、以後、14・16/F0・16・F0・14と記述する。
図2の塗りつぶしの上矢印は、上記データが送信されるタイミングを示している。これらのデータは時刻T2でキーが離されるまで周期的に送信される。この周期は任意に設定が可能であり、例えば、1msecで等間隔にして良いし、10msec・100msec・10msec・・・のような一定のルールに従い設定しても良い。時刻T2でキーが離された後に、キーコード発生器44は、専用UP-1に割り付けられたキーを離したときのキーコードを含むデータを作成し送信する。ここで、離したときのキーコードである“Ctrl”と“Q”を特定することのできるデータは14・15とし、識別コードを付加したデータはF0・15・F0・14とする(図6(c)参照)。
以上のステップにより、コードはデータとして送信される。
(2)次にキーコードの受信部を説明する。
前述の作成・送信部から、14・16/F0・16・F0・14、或いは14・15/F0・15・F0・14が送信されてくるので、受信部ではこれらのデータからキーコードを抽出する。
図7は、受信部におけるキーコードを抽出するフローを説明した図である。また図9は、記憶領域内の記憶データを説明した図である。図9のShiftフラグ、Ctrlフラグ、Altフラグは、それぞれ“Shift”、“Ctrl”、“Alt”キーが押されているか否かを判別する情報が入力されるものであり、一方で、キーコード記憶領域には、キーコードの値が入力される。初期化したときには、例えば0が代入される。
ところで、図3に示すケーブル38等で伝送路上の送信中にデータの変化がないときは、前述の14・16/F0・16・F0・14、或いは14・15/F0・15・F0・14を受け取る。両者のフローは同じになるので、ここでは14・16/F0・16・F0・14が送られてきたときの処理を説明する。
まず初期動作として、コンピュータ36に設けられた、図9に示す記憶領域60を初期化し(ステップ502)、その後、最初の1バイトのコードを受けとるとともに、その受けとったコードが識別コードであるか否かを判断する(ステップ504、506)。最初の1バイトのコードは、14である。ここで14は識別コードではないので、ステップ506の判断結果がNOになる。そこで、次に14が特殊キー(Shift、Ctrl、Alt等)に係るものであるか否かを判断する(ステップ518)。14は、特殊キーに係るものではないため、ステップ518の判断結果はNOである。そこで、当該キーコード14が記憶領域60のキーコード記憶領域に記憶される(ステップ522)。ステップ522の処理が終了すると、次のコードがあるか否かを判定する(ステップ512)。ここでは16が続くのでステップ512の判断結果はYESであり、処理を続ける。
手順が前記ステップ504に戻されて、次の1バイトのコードを受けとるとともに、その受けとったコードが識別コードであるか否かを判断する(ステップ504、506)。次の1バイトのコードは、16である。ここで16は識別コードではないので、ステップ506の判断結果がNOになる。そこで、次に16が特殊キー(Shift、Ctrl、Alt等)に係るものであるか否かを判断する(ステップ518)。キーコード16は、特殊キーに係るものなので、ステップ518の判断結果はYESである。そこで、記憶領域60において、キーコード16は“Ctrl”なので、Ctrlフラグを1にする(ステップ520)。ステップ520の処理が終了すると、次のコードがあるか否かを判定する(ステップ512)。ここではF0が続くのでステップ512の判断結果はYESであり、処理を続ける。
手順が前記ステップ504に戻されて、次の1バイトのコードを受けとるとともに、その受けとったコードが識別コードであるか否かを判断する(ステップ504、506)。次の1バイトのコードは、F0である。ここでF0は識別コードなので、ステップ506の判断結果がYESになる。そこで、さらに次の1バイトのキーコードを受けとる(ステップ508)。受けとった1バイトのコードは、16である。そこで、次に16が特殊キー(Shift、Ctrl、Alt等)に係るものであるか否かを判断する(ステップ510)。ここで16は特殊キーに係るものではないため、ステップ510の判断結果がNOになる。そこで、受けとったキーコード16が前記ステップ522で記憶領域60のキーコード記憶領域に記憶されたキーコードと同一か否かを判断する(ステップ514)。記憶領域に記憶されたキーコードは16、受けとったキーコードも16で同一なので、ステップ514の判断結果はYESになる。そこで、16をキーコードとして受信する。また、記憶領域60の各フラグにおいて、その値が1のフラグの特殊キーは押されていると判断する(ステップ516)。
以上のステップにより、データは照合され、受信側でも“Ctrl”と“1”が特定される。
(3)キーコードの受信部の他の一例を説明する。
図8は、受信部におけるキーコードを抽出するフローを説明した図である。図7との相違点は、特殊キーを全て受信するまで処理を継続することにより、信頼性を向上させている点にある。この図8のフローチャートにおいて、ステップ702〜710は、図7のステップ502〜510にそれぞれ対応し、ステップ730と732は、図7のステップ518と522にそれぞれ対応、ステップ720と726は、図7のステップ514と516にそれぞれ対応している。また図10は、記憶領域内の記憶データを説明した図であり、図9にキーフラグを追加している。キーフラグでは、非特殊キーが押されているかを判別する情報が入力されるものであり、初期化したときには、例えば0が代入される。
ここでは14・16/F0・16・F0・14が送られてきたときの処理を説明する。
まず初期動作として、コンピュータ36に設けられた、図10に示す記憶領域80を初期化し(ステップ702)、そののち、最初の1バイトのコードを受けとるとともに、その受けとったコードが識別コードであるか否かを判断する(ステップ704、706)。最初の1バイトのコードは、14である。ここで14は識別コードではないので、ステップ706の判断結果がNOになる。そこで、記憶領域80において、該当するフラグであるキーフラグを1にする(ステップ728)。次に14が特殊キー(Shift、Ctrl、Alt等)に係るものであるか否を判断する(ステップ730)。キーコード14は、特殊キーに係るものではないため、ステップ730の判断結果はNOである。そこで、当該キーコード14が記憶領域80のキーコード記憶領域に記憶される(ステップ732)。ステップ732の処理が終了すると、次のコードがあるか否かを判定する(ステップ734)。ここでは16が続くのでステップ734の判断結果はYESであり、処理を続ける。
手順が前記ステップ704に戻されて、次の1バイトのコードを受けとるとともに、その受けとったコードが識別コードであるか否かを判断する(ステップ704、706)。次の1バイトのコードは、16である。ここで16は識別コードではないので、ステップ706の判断結果がNOになる。そこで、記憶領域80において、該当するフラグであるCtrlフラグを1にする(ステップ728)。次に16が特殊キー(Shift、Ctrl、Alt等)に係るものであるか否かを判断する(ステップ730)。キーコード16は、特殊キーに係るものなので、ステップ730の判断結果はYESである。そこで、次のコードがあるか否かを判定する(ステップ734)。ここではF0が続くのでステップ734の判断結果はYESであり、処理を続ける。
手順が前記ステップ704に戻されて、次の1バイトのコードを受けとるとともに、その受けとったコードが識別コードであるか否かを判断する(ステップ704、706)。次の1バイトのコードは、F0である。ここでF0は識別コードなので、ステップ706の判断結果がYESになる。そこで、さらに次の1バイトのキーコードを受けとる(ステップ708)。受けとった1バイトのコードが特殊キー(Shift、Ctrl、Alt等)に係るものであるか否かを判断する(ステップ710)。受けとったキーコード16は特殊キー係るものではないので、ステップ710の判断結果がNOになる。そこで、受けとった16が前記ステップ732で記憶領域80のキーコード記憶領域に記憶されたキーコードと同一か否かを判断する(ステップ720)。記憶領域に記憶されたキーコードは16、受けとったキーコードも16で同一なので、ステップ720の判断結果はYESになる。そこで、記憶領域80において、該当するフラグであるキーフラグを2にする(ステップ722)。次に全ての特殊キーのフラグが0か否かを判断する(ステップ724)。ここで、記憶領域80のキーコード記憶領域に記憶された全ての特殊キーのフラグが0ではないので、ステップ724の判断結果がNOになる。そこで、次のコードがあるか否かを判定する(ステップ734)。ここではF0が続くのでステップ734の判断結果はYESであり、処理を続ける。
手順が前記ステップ704に戻されて、次の1バイトのコードを受けとるとともに、その受けとったコードが識別コードであるか否かを判断する(ステップ704、706)。次の1バイトのコードは、F0である。ここでF0は識別コードなので、ステップ706の判断結果がYESになる。そこで、さらに次の1バイトのキーコードを受けとる(ステップ708)。受けとった1バイトのコードが特殊キー(Shift、Ctrl、Alt等)に係るものであるか否かを判断する(ステップ710)。受けとったキーコード14は特殊キーに係るものなので、ステップ710の判断結果がYESになる。そこで、該当するフラグが0か否かを判断する(ステップ712)。ここで、記憶領域80において、該当するフラグであるCtrlフラグは1なので、ステップ712の判断結果がNOになる。次に最後のコードか否かを判断する(ステップ714)。これは最後のコードなので、ステップ714の判断結果がYESになる。そこで、受信処理を行う。まず、記憶領域80のキーコード記憶領域に記憶されている16をキーコードとして受信する。また、記憶領域80の各フラグにおいて、その値が1以上のフラグの特殊キーは押されていると判断する(ステップ716)。その後、次のコードがあるか否かを判定する(ステップ734)。続くコードは無いのでステップ734の判断結果はNOであり、処理を終了する。
以上のステップにより、データは照合され、受信側でも“Ctrl”と“1”が特定される。
本発明の実施例2を、機能で大別すると、キーコードの作成・送信部と受信部に分かれる。また受信部はキーコードを正常に受信したかの判定部を有する。ここでは一例として、任意の専用キーをアナログ操作した場合について説明する。
(1)始めにキーコードの作成・送信部を説明する。
図1は、専用キーのアナログ操作とキーコードに対応したデータの発生タイミングの関係の一例を説明した図である。時刻T1において専用キーUP-1を押し、更に時刻T2において専用キーUP-2を押し、時刻T3において専用キーUP-2離して、最後に時刻T4において専用キーUP-1を離している。専用キーUP-1には、押したときのキーコードとして“Ctrl”と“1”、離したときのキーコードとして“Ctrl”と“Q”が割り付けられており、専用キーUP-2には、押したときのキーコードとして“Ctrl”と“2”、離したときのキーコードとして“Ctrl”と“W”が割り付けられている(図5参照)。また、アナログ操作特有のキーが押されて続けている事を判別する内部キーをRepeatキーと呼称することにする。このRepeatキーは、特定のキーに付随するものではなく、いずれかのキーが一つでも押され続けるときを対象とする。Repeatキーには、押したときのキーコードとして“Ctrl”と“P”、離したときのキーコードとして“Ctrl”と“L”が割り付けられている(図5参照)。
実施例1と同様に、各キーの操作に対応して図6(b)、(c)、(d)、(e)、(f)、(g)のデータが作成される。図11は、キーコードからデータを作成・送信するフローを説明した図である。フローで示すアナログキーとは、アナログ操作するキーを対象としており、ここでは専用キーを指すが、前述した通り、従来のキーボードの任意のキーをアナログキーとして用いても構わない。以下、図1で示すようなアナログ操作について、図11のフローの処理を説明する。
・時刻T1
まず時刻T1になり専用キーUP-1が押される。ここでキーが押されているので、ステップ202の判断結果がYESになる(ステップ202)。また、ここではアナログキーが押されているので、ステップ204の判断結果がYESになる(ステップ204)。専用キーUP-1は新たに押されたキーなので、ステップ206の判断結果がYESになる(ステップ206)。ここでキーコード発生器44は、新しいアナログキーとして、専用キーUP-1を押したときのキーコードである14・16/F0・16・F0・14を送信する(ステップ208)。次にRepeatキーの開始として、押したときのコードである14・4D/F0・4D・F0・14を送信する(ステップ210)。ここで、一定時間として前述の周期(例えば、1msecで等間隔にして良いし、10msec・100msec・10msec・・・のような一定のルールに従い設定しても良い。)が経過するまで待機する(ステップ232)。
・時刻T1〜時刻T2
前記周期の時間が経過後、手順が前記ステップ202に戻される。この時点の時刻が、時刻T1〜時刻T2の間であるとする。ここでキーが押されているので、ステップ202の判断結果がYESになる(ステップ202)。また、ここではアナログキーが押されているので、ステップ204の判断結果がYESになる(ステップ204)。専用キーUP-1以降は新たに押されたわけではないので、ステップ206の判断結果がNOになる(ステップ206)。専用キーUP-1は前回送信から押され続けているので、ステップ212の判断結果がYESになる(ステップ212)。ここでキーコード発生器44は、アナログキーとして、専用キーUP-1を押したときのキーコードである14・16/F0・16・F0・14を送信する(ステップ214)。専用キーは離されていないので、ステップ216の判断結果がNOになる(ステップ216)。次にRepeatキーとして、押したときのコードである14・4D/F0・4D・F0・14を送信する(ステップ210)。ここで、一定時間経過するまで待機する(ステップ232)。
・時刻T2
前記周期の時間が経過後、手順が前記ステップ202に戻される。この時点の時刻が、時刻T2だとする。ここでは、新たに専用キーUP-2が押される。ここでキーが押されているので、ステップ202の判断結果がYESになる(ステップ202)。また、ここではアナログキーが押されているので、ステップ204の判断結果がYESになる(ステップ204)。専用キーUP-2は新たに押されたキーなので、ステップ206の判断結果がYESになる(ステップ206)。ここでキーコード発生器44は、新しいアナログキーとして、専用キーUP-2を押したときのキーコードである14・26/F0・26・F0・14を送信する(ステップ208)。次にRepeatキーとして、押したときのコードである14・4D/F0・4D・F0・14を送信する(ステップ210)。ここで、一定時間経過するまで待機する(ステップ232)。
・時刻T2〜T3
前記周期の時間が経過後、手順が前記ステップ202に戻される。この時点の時刻が、時刻T2〜時刻T3の間だとする。ここでキーが押されているので、ステップ202の判断結果がYESになる(ステップ202)。また、ここではアナログキーが押されているので、ステップ204の判断結果がYESになる(ステップ204)。専用キーUP-2以降は新たに押されたわけではないので、ステップ206の判断結果がNOになる(ステップ206)。専用キーUP-2は前回送信から押され続けているので、ステップ212の判断結果がYESになる(ステップ212)。ここでキーコード発生器44は、アナログキーとして、専用キーUP-2を押したときのキーコードである14・26/F0・26・F0・14を送信する(ステップ214)。専用キーは離されていないので、ステップ216の判断結果がNOになる(ステップ216)。次にRepeatキーとして、押したときのコードである14・4D/F0・4D・F0・14を送信する(ステップ210)。ここで、一定時間経過するまで待機する(ステップ232)。
・時刻T3
前記周期の時間が経過後、手順が前記ステップ202に戻される。この時点の時刻が、時刻T3だとする。ここでは、専用キーUP-2が離される。ここでキーが押されているので、ステップ202の判断結果がYESになる(ステップ202)。また、ここではアナログキーが押されているので、ステップ204の判断結果がYESになる(ステップ204)。専用キーUP-2以降は新たに押されたわけではないので、ステップ206の判断結果がNOになる(ステップ206)。専用キーUP-2は前回送信から離されたので、ステップ212の判断結果がNOになる(ステップ212)。専用キーUP-2が離されてたので、ステップ216の判断結果がYESになる(ステップ216)。ここでキーコード発生器44は、、アナログキーとして、専用キーUP-2を離したときのキーコードである14・1D/F0・1D・F0・14を送信する(ステップ218)。次にRepeatキーとして、押したときのコードである14・4D/F0・4D・F0・14を送信する(ステップ210)。ここで、一定時間経過するまで待機する(ステップ232)。
・時刻T3〜T4
前記周期の時間が経過後、手順が前記ステップ202に戻される。この時点の時刻が、時刻T3〜時刻T4の間だとする。ここでキーが押されているので、ステップ202の判断結果がYESになる(ステップ202)。また、ここではアナログキーが押されているので、ステップ204の判断結果がYESになる(ステップ204)。専用キーUP-2以降は新たに押されたわけではないので、ステップ206の判断結果がNOになる(ステップ206)。専用キーUP-2は前回送信から離されたので、ステップ212の判断結果がNOになる(ステップ212)。専用キーは離されていないので、ステップ216の判断結果がNOになる(ステップ216)。次にRepeatキーとして、押したときのコードである14・4D/F0・4D・F0・14を送信する(ステップ210)。ここで、一定時間経過するまで待機する(ステップ232)。
・時刻T4
前記周期の時間が経過後、手順が前記ステップ202に戻される。この時点の時刻が、時刻T4だとする。ここでは、専用キーUP-1が離される。ここでキーは何も押されていないので、ステップ202の判断結果がNOになる(ステップ202)。専用キーUP-1が離されてたので、ステップ224の判断結果がYESになる(ステップ224)。ここでキーコード発生器44は、、アナログキーとして、専用キーUP-1を離したときのキーコードである14・15/F0・15・F0・14を送信する(ステップ226)。ここで前回は専用キーUP-1が押されていたので、ステップ228の判断結果がYESになる(ステップ228)。次にRepeatキーの終了として、離したときのコードである14・4B/F0・4B・F0・14を送信する(ステップ230)。ここで、一定時間経過するまで待機する(ステップ232)。
以上のステップにより、コードはデータとして送信される。
(2)次にキーコードの受信部を説明する。
前述の作成・送信部から、キーコードを含んだデータが送られてくる。これらにデータは、実質上、対をなすデータで送られてくる。これらのデータを相互に照合することにより、送信中にエラーが生じていないか確認する方法は、前述した実施例1の受信部で説明したものと同様である。エラーがなく正常と判定されたデータからキーコードをどのように受信処理するかを説明する。
前述の作成・送信部から、専用キーUP-1を押したときのデータ、離したときのデータ、専用キーUP-2を押したときのデータ、離したときのデータ、Repeatキーを押したときのデータ、離したときのデータ、のいずれかのデータが送信される。それぞれ、
14・16/F0・16・F0・14
14・15/F0・15・F0・14
14・26/F0・26・F0・14
14・1D/F0・1D・F0・14
14・4D/F0・4D・F0・14
14・4B/F0・4B・F0・14
が相当する。受信部ではこれらからキーコードを抽出し、どのキーが押されている状態か判断する。
図12は、キーコードを抽出するフローを説明した図である。また図13は、専用キーの受信状況フラグの一例を説明した図である。ここで、専用キーの受信状況フラグ90は、例えば、記憶領域にあるビット情報を格納するアドレス番号であり、アドレス番号4〜7には専用キーUP-1〜4を、アドレス番号12〜15には専用キーDOWN-1〜4を割り付けられている。いずれのアドレスもビット情報を格納し、TはTrue(真)、FはFalse(偽)を表し、初期の状態、或いは初期化した段階で全てのアドレスにFが格納されるものとする。そこで図13の受信状況フラグ90の状態は、専用キーUP-1を押したときのコードと専用キーUP-2を押したときのコードを受信中であることを意味する。
・時刻T1
まず時刻T1になり専用キーUP-1が押される。ここで送信中にエラーが無いときは、専用キーUP-1を押したときの送信部で送信したデータである14・16/F0・16・F0・14を受信する(ステップ102)。14・16/F0・16・F0・14は前述の判定部で“Ctrl”と“1”を正常に受信したと処理されるので、ステップ104の判断結果がYESになる(ステップ104)。キー操作が初めて処理されたときは、受信状況フラグ90は初期状態であり、これは初期化されている状態なのでステップ106の判断結果がNOになる(ステップ106)。ここでは図5のように専用キーとキーコードの割り付けを設定しており、“Ctrl”と“1”は専用キーUP-1におけるアナログ操作なので、ステップ112の判断結果がYESになる(ステップ112)。ここで、受信したキーコードにより処理するが、“Ctrl”と“1”は専用キーUP-1を押したときのキーコードなので、ステップ116に分岐する(ステップ114)。これは専用キーUP-1を押したときのキーコードを受信したことになるので、受信状況フラグ90のアドレス番号4をTにする(ステップ116)。その後、手順が前記ステップ102に戻される。
続けて、Repeatキーを押したときの送信部で送信したデータである14・4D/F0・4D・F0・14を受信する(ステップ102)。14・4D/F0・4D・F0・14は前述の判定部で“Ctrl”と“P”を正常に受信したと処理されるので、ステップ104の判断結果がYESになる(ステップ104)。受信状況フラグ90は少なくともアドレス番号4がTなので初期状態ではない。そこでステップ106の判断結果がYESになる(ステップ106)。ここでは最後にキーが押されてから経過時間として、キーを押したときのキーコードを受信してからn秒経過したかを確認する。経過時間は、例えば、図示しない内部カウンタ等により測定する。押したときのキーコードが、最後にステップ104をYESで通過してからの経過時間を測定しているものとする。また、閾値としてn秒を任意に設定可能とし、通常は送信エラー等でリセットしても構わないと判断される値、例えばn=3を設定する。ここでは、n秒経過しなかったものとし、ステップ108の判断結果がNOになる(ステップ108)。“Ctrl”と“P”はRepeatキーによるアナログ操作の一つなので、ステップ112の判断結果がYESになる(ステップ112)。ここで、受信したキーコードにより処理するが、“Ctrl”と“P”はRepeatキーを押したときのキーコードなので、ステップ120に分岐する(ステップ114)。ここで、受信状況フラグ90において、押したときのキーのアドレス番号がTになっているキー全てが押されている状態と判定する。アドレス番号4だけがTなので、専用キーUP-1が押されていると判定する。(ステップ120)。その後、手順が前記ステップ102に戻される。
・時刻T1〜T2
次に時刻T1〜時刻T2の間だとする。ここで14・16/F0・16・F0・14を受信すると(ステップ102)、前述と同様に、ステップ104はYES、ステップ106はYES、ステップ108はNO、ステップ112はYES、ステップ114は押したときのキーコードとなり、専用キーUP-1を押したときのキーコードを受信したので、対象である、受信状況フラグ90のアドレス番号4をTで維持する(ステップ116)。その後、手順が前記ステップ102に戻される。
続けて、14・4D/F0・4D・F0・14を受信すると(ステップ102)、前述と同様に、ステップ104はYES、ステップ106はYES、ステップ108はNO、ステップ112はYES、ステップ114は押したときのキーコード(Repeat)となり、ここで、受信状況フラグ90において、押したときのキーのアドレス番号がTになっているキー全てが押されている状態と判定する。アドレス番号4だけがTなので、専用キーUP-1が押されていると判定する(ステップ120)。その後、手順が前記ステップ102に戻される。
・時刻T2
次に時刻T2になり、14・26/F0・26・F0・14を受信すると(ステップ102)、前述と同様に、ステップ104はYES、ステップ106はYES、ステップ108はNO、ステップ112はYES、ステップ114は押したときのキーコードとなり、専用キーUP-2を押したときのキーコードを受信したので、対象である、受信状況フラグ90のアドレス番号5をTにする(ステップ116)。その後、手順が前記ステップ102に戻される。
続けて、14・4D/F0・4D・F0・14を受信すると(ステップ102)、前述と同様に、ステップ104はYES、ステップ106はYES、ステップ108はNO、ステップ112はYES、ステップ114は押したときのキーコード(Repeat)となり、ここで、受信状況フラグ90において、押したときのキーのアドレス番号がTになっているキー全てが押されている状態と判定する。アドレス番号4と5がTなので、専用キーUP-1と専用キーUP-2が押されていると判定する(ステップ120)。その後、手順が前記ステップ102に戻される。
・時刻T2〜T3
次に時刻T2〜時刻T3の間だとする。ここで14・26/F0・26・F0・14を受信すると(ステップ102)、前述と同様に、ステップ104はYES、ステップ106はYES、ステップ108はNO、ステップ112はYES、ステップ114は押したときのキーコードとなり、専用キーUP-2を押したときのキーコードを受信したので、対象である、受信状況フラグ90のアドレス番号5をTで維持する(ステップ116)。その後、手順が前記ステップ102に戻される。
続けて、14・4D/F0・4D・F0・14を受信すると(ステップ102)、前述と同様に、ステップ104はYES、ステップ106はYES、ステップ108はNO、ステップ112はYES、ステップ114は押したときのキーコード(Repeat)となり、ここで、受信状況フラグ90において、押したときのキーのアドレス番号がTになっているキー全てが押されている状態と判定する。アドレス番号4と5がTなので、専用キーUP-1と専用キーUP-2が押されていると判定する(ステップ120)。その後、手順が前記ステップ102に戻される。
・時刻T3
次に時刻T3になり、14・1D/F0・1D・F0・14を受信すると(ステップ102)、前述と同様に、ステップ104はYES、ステップ106はYES、ステップ108はNO、ステップ112はYES、ステップ114は離したときのキーコードとなり、専用キーUP-2を離したときのキーコードを受信したので、対象である、受信状況フラグ90のアドレス番号5をFにする(ステップ118)。その後、手順が前記ステップ102に戻される。
続けて、14・4D/F0・4D・F0・14を受信すると(ステップ102)、前述と同様に、ステップ104はYES、ステップ106はYES、ステップ108はNO、ステップ112はYES、ステップ114は押したときのキーコード(Repeat)となり、ここで、受信状況フラグ90において、押したときのキーのアドレス番号がTになっているキー全てが押されている状態と判定する。アドレス番号4だけがTなので、専用キーUP-1が押されていると判定する(ステップ120)。その後、手順が前記ステップ102に戻される。
・時刻T3〜T4
次に時刻T3〜時刻T4の間だとする。ここで14・4D/F0・4D・F0・14を受信すると(ステップ102)、前述と同様に、ステップ104はYES、ステップ106はYES、ステップ108はNO、ステップ112はYES、ステップ114は押したときのキーコード(Repeat)となり、ここで、受信状況フラグ90において、押したときのキーのアドレス番号がTになっているキー全てが押されている状態と判定する。アドレス番号4だけがTなので、専用キーUP-1が押されていると判定する(ステップ120)。その後、手順が前記ステップ102に戻される。
・時刻T4
次に時刻T4になり、14・15/F0・15・F0・14を受信すると(ステップ102)、前述と同様に、ステップ104はYES、ステップ106はYES、ステップ108はNO、ステップ112はYES、ステップ114は離したときのキーコードとなり、専用キーUP-1を離したときのキーコードを受信したので、対象である、受信状況フラグ90のアドレス番号4をFにする(ステップ118)。その後、手順が前記ステップ102に戻される。
続けて、14・4B/F0・4B・F0・14を受信すると(ステップ102)、前述と同様に、ステップ104はYES、ステップ106はYES、ステップ108はNO、ステップ112はYES、ステップ114は離したときのキーコード(Repeat)となり、ここで、受信状況フラグ90を初期化する(ステップ126)。その後、手順が前記ステップ102に戻される。
以上のステップにより、データはキーコードとして受信され、受信側でもデータを受信した時点におけるアナログ操作の状態が特定される。
以上の記載から明らかなように、実施例1において、受信した第1のデータに含まれるキーコードが受信した第2のデータを照合し、両者に一致したキーコードが確認され場合のみキーコードを最終的に受信処理するようにしている。
またキーボードのキーが押された時点でキーコードが入力されるので、オペレータに対してキーデータの入力遅れに伴う違和感やストレスを与えないという効果を奏する。加えて、キーを押している間はキーコードを周期的に作成して送信することにより、アナログ操作を可能にしている。
実施例2は、上記に加えて、複数のアナログ操作を実現可能にしている。この際に、キーを押されていること自体をRepeatキーと言うキーコードで共有することにより、押されているキー全てのキーコードを周期的に作成して送信するような負荷の高い処理を回避するという効果を奏する。
また、図11の送信処理ステップ204以降の処理により、アナログキーが押されている間は、通常キーの操作を受けつけなくし、誤った操作を回避するという効果を奏する。
複数のキー操作に対するデータの発生タイミングを示す概略図 キー操作に対するデータの発生タイミングを示す概略図 本発明における入力インターフェースの実施形態を示すブロック図 キーとキーコード発信器との接続形態を示す概略図 キーの名称とキーコード割り付けとの関係を示す図 キーコードと本発明で作成するデータとの関係を示す図 本発明の受信部におけるキーコードを抽出するフローを説明した図 本発明の受信部におけるキーコードを抽出するフローを説明した図 記憶領域内の記憶データを示す概略図 記憶領域内の記憶データを示す概略図 本発明の送信部におけるキーコードからデータを作成・送信するフローを説明した図 本発明の受信部におけるキーコードを抽出するフローを説明した図 記憶領域内の受信状況フラグを説明した図
符号の説明
N…ネットワーク
30…HMI
32…監視用モニタ
34…専用キーボード
36…コンピュータ
38…PS/2インターフェースケーブル
40…制御用LAN
42…キー
44…キーコード発生部
60、80…記憶領域
90…受信状況フラグ

Claims (4)

  1. キーボードに設けられ、
    該キーボードのいずれのキーにおいても、押したときから離すまで、或いは押したときから次のキーが押されるまでは、その押したキーを特定するキーコードを含む第5のデータと該キーコードに識別コードを付加した第6のデータとを周期的に作成して送信する第4のキーコード作成手段と、
    押したキーが離されたときは、その離されたキーを特定するキーコードを含む第7のデータと該キーコードに識別コードを付加した第8のデータとを作成して送信する第5のキーコード作成手段と、
    該キーボードの1つ或いは複数のキーが押され続ける間は、キーが押されていることを特定するキーコードを含む第9のデータと該キーコードに識別コードを付加した第10のデータとを周期的に作成して送信する第6のキーコード作成手段と、
    前記1つ或いは複数のキーが全て離されたときはキーが離されたことを特定するキーコードを含む第11のデータと該キーコードに識別コードを付加した第12のデータとを作成して送信する第7のキーコード作成手段と、
    前記第5及び前記第6のデータ、或いは前記第7及び前記第8のデータ、或いは前記第9及び前記第10のデータ、或いは前記第11及び前記第12のデータを受信し、それらのデータに含まれる前記キーコードを相互に照合して前記キーコードの適否を判定する第2の判定手段と、
    前記第5及び前記第6のデータ、或いは前記第7及び前記第8のデータ、或いは前記第9及び前記第10のデータ、或いは前記第11及び前記第12のデータを受信し、それらのデータを受信した時系列に従いキーコードに戻すことにより、いずれのキーが押され続けているか/いないかを判断する判断手段と、
    を備えることを特徴とするキーボードを用いた入力装置。
  2. 請求項1に記載のキーボードを用いた入力装置において、
    前記キーボードの特殊キー、或いは非特殊キー、或いは特殊キー及び非特殊キーの組合せを、前記キーボード上に専用キーとして設けた専用キーにキーコードを割り付ける手段と、
    割り付けられた該専用キーが押されている間は、その他のキーの入力を無視する受信手段と
    を備えることを特徴とするキーボードを用いた入力装置。
  3. キーボードの任意のキーが押されたときに、その押されたキーを特定するキーコードを含む第5のデータと該キーコードに識別コードを付加した第6のデータとを作成して送信し、
    押され続けている間は、前記第5及び前記第6のデータを周期的に作成して送信し、
    該キーボードの他のキーが押されたとき、或いは押しているキーが離されたときはその離されたキーを特定するキーコードを含む第7のデータと該キーコードに識別コードを付加した第8のデータとを作成して送信し、
    前記任意のキー或いは前記他のキーが押され続ける間は、キーが押されていることを特定するキーコードを含む第9のデータと該キーコードに識別コードを付加した第10のデータとを周期的に作成して送信し、キーが全て離されたときはキーが離されたことを特定するキーコードを含む第11のデータと該キーコードに識別コードを付加した第12のデータとを作成して送信し、
    前記第5及び前記第6のデータ、或いは前記第7及び前記第8のデータ、或いは前記第9及び前記第10のデータ、或いは前記第11及び前記第12のデータを受信し、それらのデータに含まれる前記キーコードを相互に照合して前記キーコードの適否を判定し、判定結果に基づいて受信したデータを、時系列に従いキーコードに戻すことにより、いずれのキーが押され続けているか/いないかを判断すること
    を特徴とするキーボードを用いた入力方法。
  4. 請求項3に記載のキーボードを用いた入力方法において、
    前記キーボードの特殊キー、或いは非特殊キー、或いは特殊キー及び非特殊キーの組合せを、前記キーボード上に専用キーとして設けた専用キーにキーコードを割り付け、割り付けられた該専用キーが押されている間は、その他のキーの入力を無視すること
    を特徴とするキーボードを用いた入力方法。
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