JP2004192294A - オブジェクト表示方法及びその実施装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現実の世界に近い直感性に優れたマンマシンインターフェースを実現し、画面の見易さや疲れ難さを損ねること無く操作対象の視認性を向上させる。
【解決手段】立体表示装置上の操作オブジェクト表示面にツールオブジェクトを表示し、立体表示装置上のデータオブジェクト表示面にデータオブジェクトを表示するステップと、前記操作オブジェクト表示面上のツールオブジェクトによるデータオブジェクトへの操作指示を受け付けるステップと、前記受け付けた操作指示の内容がデータオブジェクトへのフォーカスを実行するものである場合に、そのデータオブジェクトを前記データオブジェクト表示面よりも手前の表示面に表示し、前記受け付けた操作指示の内容がデータオブジェクトへのフォーカスを解除するものである場合に、そのデータオブジェクトを前記データオブジェクト表示面に表示するステップとを有するものである。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコンピュータのマンマシンインターフェースとしてオブジェクトの表示を行うオブジェクト表示装置に関し、特にユーザの操作に基づいて立体表示装置上にオブジェクトを表示するオブジェクト表示装置に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在の計算機のマンマシンインターフェースは、GUI(グラフィカルユーザインターフェース)が主流であり、オブジェクトは絵で表現され、操作も日常の動作に近い表現なので分かり易いものとなっているが、従来のディスプレイは、平面表示なので、オブジェクトの表現や操作の表現が現実の世界とは異ならざるを得ない場合もあった。
【0003】
例えば、GUIでは基本的な動作の一つであるドラッグアンドドロー(引っ張って動かす)等の操作においては、対象オブジェクトをドラッグした時、現実の世界では引っ張られて見えるはずが、平面ディスプレイではこの様子をうまく表現できない為に、色や明るさを変えることによってドラッグされていることを示していた。しかし、これは非日常的な表現であり、本来のGUIの理想である現実の世界に近いマンマシンインターフェースとはかけ離れている。その他、従来の技術において画面上のオブジェクトは、以下の様な表示と問題点を抱えている。
【0004】
(1)マウスポインタ等のツールオブジェクトは、小さく表示される為、視認性が悪い。
(2)フォーカスされたデータオブジェクトは、色を変えて表示されるが、色の差が小さいと分かり難く、差が大きいと目が疲れる。
(3)フォーカスされたデータオブジェクトと同じ属性を持つオブジェクトについては、表示上の変化は何も無く、同じ属性の異なるオブジェクトを一目で見分けることができない。ここで色を変えたりすると、オブジェクトの数によっては目の疲れる画面になる。
(4)警告や注意等のメッセージオブジェクトは、色を変えて表示されたり、点滅して表示され、また表示開始時にビープ音が出力されるが、ビープ音を聞き逃すと分かり難く、また点滅表示は目立つが目が疲れる。
(5)ボタンオブジェクトは、押された場合に色を変えて表示されるが、ボタンが押されていることが直感的に分かり難く、また一つのボタンに複数のボタンの機能を持たせられない。
(6)ドラッグアンドドローでは、ドラッグされると色が変わり、変色領域だけドローされるが、ドラッグされていることが直感的には分かり難い。
【0005】
なお、従来の立体画像表示装置において、各アイコン画像として左眼用及び右眼用の2個の画像を予め用意しておき、マウスを操作してマウスカーソルを移動させ、マウスカーソルがアイコンと重なった場合にアイコン画像を通常状態よりも飛び出させ、マウスカーソルがアイコンと重なり且つマウスを押したときはアイコン画像を通常状態よりも引っ込ませることにより、アイコン画像も立体視表示可能としているものがある(例えば特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−92656号公報(第5頁、第5図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記の様に従来の技術では、色や明るさの変化やまたは点滅表現だけでオブジェクトまたはオブジェクトの状態を識別する為、直感的に分かり難い場合があり、視認性の良さと疲労感の無さが両立しない(特に疲労感に配慮して淡い色の変化を用いると、弱視者等に不便を強いる)という問題がある。
【0008】
本発明の目的は上記問題を解決し、現実の世界に近い直感性に優れたマンマシンインターフェースを実現し、画面の見易さや疲れ難さを損ねること無く、操作対象の視認性を向上させることが可能な技術を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ユーザの操作に基づいて立体表示装置上にオブジェクトを表示するオブジェクト表示装置において、立体表示装置によりオブジェクトを表示する際に、そのオブジェクトの種類、属性、動作状態に応じて奥行き方向の位置を変えて表示を行うものである。
【0010】
本発明のオブジェクト表示装置では、オブジェクトを立体的に表示することが可能な立体表示装置を具備し、その立体表示装置上の操作オブジェクト表示面にツールオブジェクトを表示し、データオブジェクト表示面にデータオブジェクトを表示する。ここで、操作オブジェクト表示面とデータオブジェクト表示面は、表示の奥行き方向の異なる位置に配置されており、例えば操作オブジェクト表示面が手前に、データオブジェクト表示面が奥に配置されているものとする。
【0011】
本発明のオブジェクト表示装置は、前記操作オブジェクト表示面上に表示されているツールオブジェクトがマウスやタッチパネルにより操作され、データオブジェクトへの操作指示がユーザから入力されているかどうかを調べ、前記操作指示が入力されている場合には、その操作指示を受け付ける。
【0012】
次にオブジェクト表示装置は、前記受け付けた操作指示の内容がデータオブジェクトへのフォーカスを実行するもの、すなわち入力を受け付けるオブジェクトとして特定のデータオブジェクトを対応付ける操作を行うものであるかどうかを調べ、前記フォーカスを実行するものである場合には、そのデータオブジェクトの表示を、前記データオブジェクト表示面から手前の操作オブジェクト表示面に移動させる処理を行う。また、前記受け付けた操作指示の内容がデータオブジェクトへのフォーカスを解除するものである場合には、そのフォーカスの解除されたデータオブジェクトの表示を、操作オブジェクト表示面からデータオブジェクト表示面に移動する。
【0013】
更に本発明のオブジェクト表示装置では、データオブジェクトのドラッグアンドドロー操作を操作オブジェクト表示面上で行ったり、警告や注意を促す為のメッセージオブジェクトを操作オブジェクト表示面とデータオブジェクト表示面に交互に表示したり、操作オブジェクト表示面上のボタンオブジェクトを押下時にデータオブジェクト表示面へ表示したり、前記ボタンオブジェクトの表示面の位置に応じてデータオブジェクトに異なる処理を実行したり、フォーカスされたデータオブジェクトと同じ属性を持つ全てまたは一部のデータオブジェクトを操作オブジェクト表示面に表示する様にしても良い。
【0014】
以上の様に本発明のオブジェクト表示装置によれば、立体表示装置によりオブジェクトを表示する際に、そのオブジェクトの種類、属性、動作状態に応じて奥行き方向の位置を変えて表示を行うので、現実の世界に近い直感性に優れたマンマシンインターフェースを実現し、画面の見易さや疲れ難さを損ねること無く、操作対象の視認性を向上させることが可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下にユーザの操作に基づいて立体表示装置上にオブジェクトを表示する一実施形態のオブジェクト表示装置について説明する。
【0016】
図1は本実施形態のオブジェクト表示装置100の概略構成を示す図である。図1に示す様に本実施形態のオブジェクト表示装置100は、CPU101と、メモリ102と、磁気ディスク装置103と、入力装置104と、3次元表示装置105と、CD−ROM装置106と、通信装置107と、表示位置管理テーブル108とを有している。
【0017】
CPU101は、オブジェクト表示装置100全体の動作を制御する装置である。メモリ102は、オブジェクト表示装置100全体の動作を制御する際にその為の各種処理プログラムやデータをロードする記憶装置である。
【0018】
磁気ディスク装置103は、前記各種処理プログラムやデータを格納しておく記憶装置である。入力装置104は、オブジェクトに対する操作指示を入力するマウスやタッチパネル等の装置である。3次元表示装置105は、マウスポインタ等のツールオブジェクトを表示する操作オブジェクト表示面と、ファイル一覧や文書ファイル等のデータオブジェクトを表示するデータオブジェクト表示面とを備え、ユーザの操作に基づいて立体的にオブジェクトを表示する装置である。
【0019】
CD−ROM装置106は、前記各種処理プログラムを記録したCD−ROMの内容を読み出す装置である。通信装置107は、インターネットやイントラネット等のネットワークを介して他の処理装置との通信を行う装置である。表示位置管理テーブル108は、ツールオブジェクトやデータオブジェクトがどの表示面に表示されているかを示す情報を格納するテーブルである。
【0020】
またオブジェクト表示装置100は、オブジェクト表示処理部111と、操作指示受付処理部112と、表示面変更処理部113とを有している。
【0021】
オブジェクト表示処理部111は、3次元表示装置105に備えられた操作オブジェクト表示面にツールオブジェクトを表示し、3次元表示装置105に備えられたデータオブジェクト表示面にデータオブジェクトを表示する処理部である。
【0022】
操作指示受付処理部112は、前記操作オブジェクト表示面上のツールオブジェクトによるデータオブジェクトへの操作指示を受け付ける処理部である。表示面変更処理部113は、前記受け付けた操作指示の内容がデータオブジェクトへのフォーカスを実行するものである場合に、そのデータオブジェクトを前記データオブジェクト表示面よりも手前の操作オブジェクト表示面に表示し、前記受け付けた操作指示の内容がデータオブジェクトへのフォーカスを解除するものである場合に、そのデータオブジェクトを前記データオブジェクト表示面に表示する処理部である。
【0023】
オブジェクト表示装置100をオブジェクト表示処理部111、操作指示受付処理部112及び表示面変更処理部113として機能させる為のプログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録され磁気ディスク等に格納された後、メモリにロードされて実行されるものとする。なお前記プログラムを記録する記録媒体はCD−ROM以外の他の記録媒体でも良い。また前記プログラムを当該記録媒体から情報処理装置にインストールして使用しても良いし、ネットワークを通じて当該記録媒体にアクセスして前記プログラムを使用するものとしても良い。
【0024】
図2は本実施形態のオブジェクト表示処理の処理手順を示すフローチャートである。図2に示す様に本実施形態のオブジェクト表示装置100は、3次元表示装置105にオブジェクトを表示する際に、そのオブジェクトの種類、属性、動作状態に応じて、オブジェクトの奥行き方向の位置を変えて表示を行う。
【0025】
ステップ201でオブジェクト表示装置100のオブジェクト表示処理部111は、3次元表示装置105に備えられた操作オブジェクト表示面にマウスポインタ等のツールオブジェクトを表示し、それらのツールオブジェクトの表示されている表示面を示す表示位置情報を表示位置管理テーブル108に格納する。
【0026】
ステップ202では、データオブジェクト表示面にファイル名一覧等のデータオブジェクトを表示し、それらのデータオブジェクトの属性情報と表示されている表示面を示す表示位置情報を表示位置管理テーブル108に格納する。
【0027】
ここで、操作オブジェクト表示面とデータオブジェクト表示面は、表示の奥行き方向の異なる位置に配置されており、本実施形態では操作オブジェクト表示面が手前に、データオブジェクト表示面が奥に配置されているものとする。
【0028】
ステップ203で操作指示受付処理部112は、前記操作オブジェクト表示面上に表示されているツールオブジェクトがマウスやタッチパネルにより操作され、データオブジェクトへの操作指示がユーザから入力されているかどうかを調べ、前記操作指示が入力されている場合には、その操作指示を受け付けてステップ204へ進む。
【0029】
ステップ204で表示面変更処理部113は、前記受け付けた操作指示の内容がデータオブジェクトへのフォーカスを実行するもの、すなわち、入力を受け付けるオブジェクトとして特定のデータオブジェクトを対応付ける操作を行うものであるかどうかを調べ、前記フォーカスを実行するものである場合にはステップ205へ進む。
【0030】
ステップ205では、そのデータオブジェクトの表示を、前記データオブジェクト表示面から手前の操作オブジェクト表示面に移動し、表示位置管理テーブル108中の当該データオブジェクトの表示位置情報を、フォーカスにより操作オブジェクト表示面に表示されていることを示す情報に更新する。
【0031】
ステップ206では、表示位置管理テーブル108中の各データオブジェクトの属性情報と表示位置情報を参照し、前記フォーカスされたデータオブジェクトと同じ属性を持つデータオブジェクトがデータオブジェクト表示面に表示されているかどうかを調べ、同じ属性を持つものがデータオブジェクト表示面に表示されている場合にはステップ207へ進む。
【0032】
ステップ207では、前記フォーカスされたデータオブジェクトと同じ属性を持つデータオブジェクトの表示を、前記データオブジェクト表示面から手前の操作オブジェクト表示面に移動し、表示位置管理テーブル108中の当該データオブジェクトの表示位置情報を、操作オブジェクト表示面に表示されていることを示す情報に更新する。ここで、操作オブジェクト表示面とデータオブジェクト表示面との間に他の表示面が有るものとし、前記フォーカスされたデータオブジェクトと同じ属性を持つデータオブジェクトの表示を前記他の表示面に移動するものとしても良い。
【0033】
一方、ステップ204で調べた結果、前記操作指示の内容がフォーカスを解除するものである場合にはステップ208へ進む。
【0034】
ステップ208では、表示位置管理テーブル108中の各データオブジェクトの表示位置情報を参照し、その表示位置情報がフォーカスにより操作オブジェクト表示面に表示されていることを示す情報であるデータオブジェクトを検索した後、そのデータオブジェクトの表示を、前記操作オブジェクト表示面から奥のデータオブジェクト表示面に移動し、表示位置管理テーブル108中の当該データオブジェクトの表示位置情報をデータオブジェクト表示面に表示されていることを示す情報に戻す。
【0035】
ステップ209では、前記受け付けた操作指示の内容がデータオブジェクトのドラッグアンドドロー操作を実行するものであるかどうか、すなわち前記フォーカスされたデータオブジェクトから選択された特定部分について、その部分を指示しているツールオブジェクトが操作オブジェクト表示面上で移動している等、ドラッグアンドドローの実行を示す所定の操作が行われているかどうかを調べ、ドラッグアンドドロー操作が行われている場合にはステップ210へ進む。
【0036】
ステップ210では、前記特定部分のデータオブジェクトの表示を操作オブジェクト表示面上で移動して当該データオブジェクトのドラッグアンドドローを実行する。
【0037】
またステップ209で調べた結果、前記操作指示の内容がデータオブジェクトのドラッグアンドドロー操作を解除するものであるかどうか、すなわち前記所定のドラッグアンドドロー操作の終了を示すものである場合にはステップ211へ進む。
【0038】
ステップ211では、前記特定部分のデータオブジェクトの表示を操作オブジェクト表示面からデータオブジェクト表示面に移動し、データオブジェクト表示面上の当該位置に表示されているデータオブジェクト中に前記特定部分のデータオブジェクトを挿入する。
【0039】
ステップ212では、前記受け付けた操作指示の内容がユーザへの警告や注意を促す必要のある操作であるかどうかを調べ、警告や注意を促す必要のある操作である場合にはステップ213へ進み、その操作に対する警告や注意を促す為のメッセージオブジェクトを、他のオブジェクトの表示されているデータオブジェクト表示面よりも手前の操作オブジェクト表示面に表示したり、手前の操作オブジェクト表示面と奥のデータオブジェクト表示面に交互に表示する処理を行う。
【0040】
ステップ214では、前記受け付けた操作指示の内容が操作オブジェクト表示面上のボタンオブジェクトを操作するものであるかどうかを調べ、ボタンオブジェクトを操作するものである場合にはステップ215へ進む。
【0041】
ステップ215では、そのボタンに対する操作種別が、ボタンの表示深さを変更する為の第1の操作であるか、または、その表示深さに応じた処理の実行を指示する為の第2の操作であるかを調べ、その操作種別が第1の操作、例えばマウスの右クリックによるボタンオブジェクトの押下である場合にはステップ218へ進み、その操作種別が第2の操作、例えばマウスの左クリックによるボタンオブジェクトの押下である場合にはステップ216へ進む。
【0042】
ステップ216では、表示位置管理テーブル108中の当該ボタンオブジェクトの表示位置情報を参照して、前記押下されたボタンオブジェクトの表示面を調べ、そのボタンオブジェクトが手前の操作オブジェクト表示面に表示されている場合にはステップ217へ進む。
【0043】
ステップ217では、手前の操作オブジェクト表示面に表示されているボタンオブジェクトに対応付けられた処理、例えば画像を所定の倍率で拡大する処理を実行する。
【0044】
またステップ215でボタンに対する操作種別を調べた結果、その操作種別が第1の操作、例えばマウスの右クリックによるボタンオブジェクトの押下である場合にはステップ218へ進む。
【0045】
ステップ218では、そのボタンオブジェクトの表示を、前記操作オブジェクト表示面から奥のデータオブジェクト表示面に移動し、表示位置管理テーブル108中の当該ボタンオブジェクトの表示位置情報をデータオブジェクト表示面に表示されていることを示す情報に更新する。
【0046】
この後、左クリックによるボタン操作が行われるとステップ214及びステップ215を経てステップ216に進み、表示位置管理テーブル108中の当該ボタンオブジェクトの表示位置情報を参照して、押下されたボタンオブジェクトの表示面を調べ、そのボタンオブジェクトが奥のデータオブジェクト表示面に表示されている場合にはステップ219へ進む。
【0047】
ステップ219では、奥のデータオブジェクト表示面に表示されているボタンオブジェクトに対応付けられた処理、例えば画像を最大倍率で拡大する処理を実行する。
【0048】
図3は本実施形態のフォーカスされたデータオブジェクトの表示例を示す図である。図3の様に本実施形態の表示面変更処理部113は、受け付けた操作指示の内容がデータオブジェクトへのフォーカスを実行するものである場合に、そのデータオブジェクトをデータオブジェクト表示面302よりも手前の操作オブジェクト表示面301に表示する処理を行う。
【0049】
図3の処理では、操作オブジェクト表示面301とデータオブジェクト表示面302を有する3次元表示装置105で、ファイル名一覧データオブジェクト303をデータオブジェクト表示面302に表示し、「ファイル名1」がマウスポインタ304によって選択されると、フォーカスされた「ファイル名1」のデータオブジェクト305を、手前の操作オブジェクト表示面301に浮き上がる様に表示している。
【0050】
図3では奥行きが2段階の例を示しているが、これはあくまで一例を示すものであり、奥行きの段階は2段階に限らないものとする。
【0051】
図4は本実施形態のタッチパネルを用いる場合の表示例を示す図である。図4の様に本実施形態の操作指示受付処理部112は、操作オブジェクト表示面301上のツールオブジェクトによるデータオブジェクトへのフォーカスの実行及び解除をタッチパネルにより受け付ける処理を行う。
【0052】
図4の処理では、タッチパネル付き3次元表示装置105が指で触られると、タッチパネルで指の位置を読み取り、該位置にあるデータオブジェクト305を手前の操作オブジェクト表示面301に表示する。この処理で操作者は、自分の選んだデータオブジェクト305が、あたかも指に貼り付くかの様に感じることができる。
【0053】
図4では、タッチパネル(指で触ると接触トリガ信号と接触位置を出力する入力デバイス)の例を示しているが、この他、専用ペンで入力するタッチパネル等も含むものとし、また、タッチパネルには抵抗式、電磁誘導式、超音波式等様々な方式があるが、本実施形態の処理は特定の方式に限定されないものとする。
【0054】
図5は本実施形態のドラッグアンドドロー操作時のオブジェクト選択例を示す図である。図5の様に本実施形態の表示面変更処理部113は、ドラッグアンドドロー操作を実行する際に、操作対象となるデータオブジェクトの選択を受け付けて操作オブジェクト表示面301上に表示する処理を行う。
【0055】
図6は本実施形態のドラッグアンドドロー操作時のオブジェクト移動例を示す図である。図6の様に本実施形態の表示面変更処理部113は、前記選択されたデータオブジェクトを操作オブジェクト表示面301上で移動させた後、データオブジェクト表示面302への表示に戻す処理を行う。
【0056】
図5のステップ1の様にデータオブジェクトをデータオブジェクト表示面302に表示している状態で、ステップ2の様に、指でドラッグしたい部分がなぞられ、操作対象のデータオブジェクト501が選択されると、表示面変更処理部113は、その選択された部分のデータオブジェクト501を手前の操作オブジェクト表示面301に表示する。この処理で操作者は、動かしたい文字が指に貼り付くかの様に感じることができる。
【0057】
図6のステップ3で、操作者が、動かしたい先の位置に指を移動させると、表示面変更処理部113は、前記選択されたデータオブジェクト501を操作オブジェクト表示面301上で前記位置まで移動させる。この処理で操作者は、選んだ文字が指に貼り付いてどこへでも移動できる様に感じることができる。
【0058】
ステップ4で、手が3次元表示装置105から離されると、前記選択されていたデータオブジェクト501をデータオブジェクト表示面302上の該位置に内挿する。この処理で操作者は、前記選んだ文字が沈み込んで文章の中に挿入された様に感じることができる。
【0059】
図5及び図6では、タッチパネルを用いる場合の例を表しているが、従来のマウスポインタで指定する方法も含まれるものとする。
【0060】
ステップ2とステップ3の指の動きを区別する為、ステップ2とステップ3の間で選択終了の合図を入力する必要が有り、例えば、もう一方の手でマウスボタンかキーボードで選択終了の合図を入力したり、専用入力ペンを用いるタッチパネルを使ってペンに付いているボタンで終了の合図を入れるものとする。
【0061】
図7は本実施形態の警告や注意を促す為のメッセージオブジェクトの表示例を示す図である。図7の様に本実施形態の表示面変更処理部113は、受け付けた操作指示の内容がユーザへの警告や注意を促す必要のある操作である場合に、その操作に対する警告や注意を促す為のメッセージを、メッセージオブジェクト701の様に他のオブジェクトの表示されている表示面よりも手前の操作オブジェクト表示面301に表示したり、メッセージオブジェクト701及び702の様に手前の操作オブジェクト表示面301と奥のデータオブジェクト表示面302に交互に表示する処理を行う。
【0062】
図7では手前と奥の表示面を不連続に切り替えて表示する様に見えるが、手前と奥の間を徐々に移動し、連続的に浮き沈みする様に表示しても良い。また、警告や注意の重要度が増す程、浮き沈みの振幅を大きくしたり、振動数を増やすことや、或いは、より浅い位置で表示を行う等の表現を取ることによって、重要度をアナログ的に提示することができる。
【0063】
図8は本実施形態のボタンオブジェクトの表示例を示す図である。図8の様に本実施形態の表示面変更処理部113は、受け付けた操作指示の内容がボタンオブジェクト801の押下である場合に、そのボタンオブジェクト801を操作オブジェクト表示面301よりも奥のデータオブジェクト表示面302に表示する処理を行う。
【0064】
図8の処理では、タッチパネル付き3次元表示装置105で、ボタンオブジェクト801を手前の操作オブジェクト表示面301に表示し、タッチパネルが押されたことを感知すると、該位置のボタンオブジェクト801を奥のデータオブジェクト表示面302にボタンオブジェクト802の様に表示する。この処理で操作者は、あたかも自分の指でボタンが奥に押されたかの様に感じることができる。
【0065】
図8ではタッチパネルを用いる場合の例を表しているが、従来のマウスポインタでボタンを押す方法も含まれるものとする。
【0066】
図9は本実施形態のボタンオブジェクトの表示位置に応じた処理の例を示す図である。図9の様に本実施形態のオブジェクト表示装置は、前記ボタンオブジェクトの表示面の位置に応じてデータオブジェクトに異なる処理を実行する。
【0067】
図9の処理では、画像901と、拡大を行う為のボタンオブジェクト902を手前の操作オブジェクト表示面301に表示し、マウスの左ボタンで拡大のボタンオブジェクト902がクリックされると、画像901を拡大画像903の様にやや大きく拡大表示する。また、マウスの右ボタンで拡大のボタンオブジェクト902がクリックされると、拡大のボタンオブジェクト902をボタンオブジェクト904の様に奥側のデータオブジェクト表示面302に表示し、その後、マウスの左ボタンでクリックが行われると、画像901を拡大画像905の様に非常に大きく拡大表示する。
【0068】
図9では、前記の様に画面の表示深さによって同じボタンでも異なる処理を実行する例を表しており、この例では、ボタンの表示深さを変更する為の第1の操作をマウスの右クリックとし、その表示深さに応じた処理の実行を指示する為の第2の操作をマウスの左クリックとしているがこれに限定するものではなく、例えば、シングルクリックとダブルクリック、指のタッチと他の入力装置(マウスまたはキーボード)のボタン、専用ペンのタッチと専用ペンに付いているボタン等により前記第1及び第2の操作を行うことが考えられる。
【0069】
図9では、奥行き表現が2通りである場合の例を示しているが、この処理は奥行き表現を2値に限るものではなく、また表示深さに応じた具体的な処理内容を画像901の拡大表示として示しているが、表示深さに応じた処理は拡大表示に限定されるものではないものとする。
【0070】
図10は本実施形態の同じ属性のデータオブジェクトの表示例を示す図である。図10の様に本実施形態の表示面変更処理部113は、受け付けた操作指示の内容がファイルオブジェクト1001へのフォーカスを実行するものである場合に、そのファイルオブジェクト1001と同じ属性を持つ全てまたは一部の文書ファイルオブジェクト1002をデータオブジェクト表示面302よりも手前の操作オブジェクト表示面301に表示する処理を行う。
【0071】
図10の処理では、マウスポインタ1000で1つのワープロ文書オブジェクトにフォーカスされると、同じワープロ文書属性を持つ文書ファイルオブジェクト1002を全て手前に表示している。
【0072】
図10では、画面に表示された全てのオブジェクトの内でフォーカスされたオブジェクトと同じ属性を持つものが前面に表示される例を示しているが、例えば、フォーカスされたオブジェクトと同じディレクトリ内のオブジェクトの内で同じ属性を持つものを前面に表示する様にしても良い。
【0073】
またこの処理では、フォーカスされたオブジェクトと同じ前面に属性の同じオブジェクトが全て表示されているが、フォーカスされたオブジェクトと同じ属性のオブジェクトについては、フォーカスされたオブジェクトよりもやや奥の面に浮き上がる様に表示しても良く、フォーカスされたオブジェクトと同じ奥行きに表示することに限定するものではないものとする。
【0074】
前記の様に本実施形態では、立体表示装置によって奥行きのある表現を用いることにより、直感的に分かり易く、視認性の良さと疲労感の無さの両立を計った表現方法を提供することが可能であり、すなわち以下の様な長所がある。
【0075】
(1)マウスポインタ等のツールオブジェクトやフォーカスされたデータオブジェクトを浮き上がる様に表示するので直感的に分かり易く、色を変えたりしないので目が疲れない。
【0076】
(2)フォーカスされたデータオブジェクトと同じ属性を持つオブジェクトを浮き上がる様に表示するので、同じ属性を持つ他のオブジェクトを一目で見分けることができる。
【0077】
(3)警告や注意等のメッセージオブジェクトを、浮き沈みを繰り返す様に表示することにより表示を目立つ様にするので視認性が良く、色を変えたりしないので目が疲れない。また、ビープ音を聞き逃しても、表示が目立つので表示されていればすぐに識別することができる。
【0078】
(4)ボタンオブジェクトが押されると沈み込む様に表示するので、直感的に分かり易く、計算機の知識を持たない人間でもボタンを押したと言うことが理解可能である。また沈み込みの深さを表示することによって異なるボタン状態にあることが表現可能である。
【0079】
(5)ドラッグアンドドローでは、ドラッグされた領域を浮き上がる様に表示して、そのままドローし、離されると沈む様に表示して対象となるデータオブジェクトと同じ深さの表示に戻すので、ドラッグ(引っ張る)と言う行為が直感的に理解し易く、ドラッグされた領域の視認性に優れている。
【0080】
以上説明した様に本実施形態のオブジェクト表示装置によれば、立体表示装置によりオブジェクトを表示する際に、そのオブジェクトの種類、属性、動作状態に応じて奥行き方向の位置を変えて表示を行うので、現実の世界に近い直感性に優れたマンマシンインターフェースを実現し、画面の見易さや疲れ難さを損ねること無く、操作対象の視認性を向上させることが可能である。
【0081】
【発明の効果】
本発明によれば立体表示装置によりオブジェクトを表示する際に、そのオブジェクトの種類、属性、動作状態に応じて奥行き方向の位置を変えて表示を行うので、現実の世界に近い直感性に優れたマンマシンインターフェースを実現し、画面の見易さや疲れ難さを損ねること無く、操作対象の視認性を向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のオブジェクト表示装置の概略構成を示す図である。
【図2】本実施形態のオブジェクト表示処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図3】本実施形態のフォーカスされたデータオブジェクトの表示例を示す図である。
【図4】本実施形態のタッチパネルを用いる場合の表示例を示す図である。
【図5】本実施形態のドラッグアンドドロー操作時のオブジェクト選択例を示す図である。
【図6】本実施形態のドラッグアンドドロー操作時のオブジェクト移動例を示す図である。
【図7】本実施形態の警告や注意を促す為のメッセージオブジェクトの表示例を示す図である。
【図8】本実施形態のボタンオブジェクトの表示例を示す図である。
【図9】本実施形態のボタンオブジェクトの表示位置に応じた処理の例を示す図である。
【図10】本実施形態の同じ属性のデータオブジェクトの表示例を示す図である。
【符号の説明】
100…オブジェクト表示装置、101…CPU、102…メモリ、103…磁気ディスク装置、104…入力装置、105…3次元表示装置、106…CD−ROM装置、107…通信装置、108…表示位置管理テーブル、111…オブジェクト表示処理部、112…操作指示受付処理部、113…表示面変更処理部、301…操作オブジェクト表示面、302…データオブジェクト表示面、303…ファイル名一覧データオブジェクト、304…マウスポインタ、305…データオブジェクト、501…データオブジェクト、701及び702…メッセージオブジェクト、801及び802…ボタンオブジェクト、900…マウスポインタ、901…画像、902…ボタンオブジェクト、903…拡大画像、904…ボタンオブジェクト、905…拡大画像、1000…マウスポインタ、1001…ファイルオブジェクト、1002…文書ファイルオブジェクト。

Claims (14)

  1. ユーザの操作に基づいて立体表示装置上にオブジェクトを表示するオブジェクト表示方法において、
    立体表示装置上の操作オブジェクト表示面にツールオブジェクトを表示し、立体表示装置上のデータオブジェクト表示面にデータオブジェクトを表示するステップと、
    前記操作オブジェクト表示面上のツールオブジェクトによるデータオブジェクトへの操作指示を受け付けるステップと、
    前記受け付けた操作指示の内容がデータオブジェクトへのフォーカスを実行するものである場合に、そのデータオブジェクトを前記データオブジェクト表示面よりも手前の表示面に表示し、前記受け付けた操作指示の内容がデータオブジェクトへのフォーカスを解除するものである場合に、そのデータオブジェクトを前記データオブジェクト表示面に表示するステップとを有することを特徴とするオブジェクト表示方法。
  2. 前記操作指示をタッチパネルにより受け付けることを特徴とする請求項1に記載されたオブジェクト表示方法。
  3. 前記受け付けた操作指示の内容がデータオブジェクトのドラッグアンドドロー操作を実行するものである場合に、前記データオブジェクト表示面よりも手前の表示面上で当該データオブジェクトのドラッグアンドドローを実行し、前記受け付けた操作指示の内容がデータオブジェクトのドラッグアンドドロー操作を解除するものである場合に、そのデータオブジェクトを前記データオブジェクト表示面に表示することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載されたオブジェクト表示方法。
  4. 前記受け付けた操作指示の内容がユーザへの警告や注意を促す必要のある操作である場合に、その操作に対する警告や注意を促す為のメッセージオブジェクトを、他のオブジェクトの表示されている表示面よりも手前の表示面に表示したり、手前の表示面と奥の表示面に交互に表示することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載されたオブジェクト表示方法。
  5. 前記受け付けた操作指示の内容がボタンオブジェクトの押下である場合に、そのボタンオブジェクトを前記操作オブジェクト表示面よりも奥の表示面に表示することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載されたオブジェクト表示方法。
  6. 前記ボタンオブジェクトの表示面の位置に応じてデータオブジェクトに異なる処理を実行することを特徴とする請求項5に記載されたオブジェクト表示方法。
  7. 前記受け付けた操作指示の内容がデータオブジェクトへのフォーカスを実行するものである場合に、そのデータオブジェクトと同じ属性を持つ全てまたは一部のデータオブジェクトを前記データオブジェクト表示面よりも手前の表示面に表示することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載されたオブジェクト表示方法。
  8. ユーザの操作に基づいて立体表示装置上にオブジェクトを表示するオブジェクト表示装置において、
    立体表示装置上の操作オブジェクト表示面にツールオブジェクトを表示し、立体表示装置上のデータオブジェクト表示面にデータオブジェクトを表示するオブジェクト表示処理部と、
    前記操作オブジェクト表示面上のツールオブジェクトによるデータオブジェクトへの操作指示を受け付ける操作指示受付処理部と、
    前記受け付けた操作指示の内容がデータオブジェクトへのフォーカスを実行するものである場合に、そのデータオブジェクトを前記データオブジェクト表示面よりも手前の表示面に表示し、前記受け付けた操作指示の内容がデータオブジェクトへのフォーカスを解除するものである場合に、そのデータオブジェクトを前記データオブジェクト表示面に表示する表示面変更処理部とを備えることを特徴とするオブジェクト表示装置。
  9. 前記操作指示受付処理部は、前記操作指示をタッチパネルにより受け付けるものであることを特徴とする請求項8に記載されたオブジェクト表示装置。
  10. 前記表示面変更処理部は、前記受け付けた操作指示の内容がデータオブジェクトのドラッグアンドドロー操作を実行するものである場合に、前記データオブジェクト表示面よりも手前の表示面上で当該データオブジェクトのドラッグアンドドローを実行し、前記受け付けた操作指示の内容がデータオブジェクトのドラッグアンドドロー操作を解除するものである場合に、そのデータオブジェクトを前記データオブジェクト表示面に表示するものであることを特徴とする請求項8または請求項9のいずれかに記載されたオブジェクト表示装置。
  11. 前記表示面変更処理部は、前記受け付けた操作指示の内容がユーザへの警告や注意を促す必要のある操作である場合に、その操作に対する警告や注意を促す為のメッセージオブジェクトを、他のオブジェクトの表示されている表示面よりも手前の表示面に表示したり、手前の表示面と奥の表示面に交互に表示するものであることを特徴とする請求項8乃至請求項10のいずれか1項に記載されたオブジェクト表示装置。
  12. 前記表示面変更処理部は、前記受け付けた操作指示の内容がボタンオブジェクトの押下である場合に、そのボタンオブジェクトを前記操作オブジェクト表示面よりも奥の表示面に表示するものであることを特徴とする請求項8乃至請求項11のいずれか1項に記載されたオブジェクト表示装置。
  13. 前記ボタンオブジェクトの表示面の位置に応じてデータオブジェクトに異なる処理を実行することを特徴とする請求項12に記載されたオブジェクト表示装置。
  14. 前記表示面変更処理部は、前記受け付けた操作指示の内容がデータオブジェクトへのフォーカスを実行するものである場合に、そのデータオブジェクトと同じ属性を持つ全てまたは一部のデータオブジェクトを前記データオブジェクト表示面よりも手前の表示面に表示するものであることを特徴とする請求項8乃至請求項13のいずれか1項に記載されたオブジェクト表示装置。
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