JP2006323492A - 制御装置およびプログラム - Google Patents

制御装置およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2006323492A
JP2006323492A JP2005144083A JP2005144083A JP2006323492A JP 2006323492 A JP2006323492 A JP 2006323492A JP 2005144083 A JP2005144083 A JP 2005144083A JP 2005144083 A JP2005144083 A JP 2005144083A JP 2006323492 A JP2006323492 A JP 2006323492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
input
operation information
image
dimensional
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005144083A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Nakahira
篤 中平
Takafumi Suzuki
尚文 鈴木
Daisuke Ochi
大介 越智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2005144083A priority Critical patent/JP2006323492A/ja
Publication of JP2006323492A publication Critical patent/JP2006323492A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】 立体表示による実在感のある表示オブジェクトに対して、わかりやすく使いやすい操作方法を提示可能なユーザインタフェースを提供する。
【解決手段】 表示装置と、前記表示装置に表示されたオブジェクト画像をポインティングする入力装置と、制御装置とから構成されるユーザインタフェース装置の制御装置であって、前記入力装置を操作した操作情報が入される操作情報入力手段と、前記入力された操作情報に基づき、被制御装置を制御するための制御パラメータを算出する制御パラメータ算出手段と、前記算出された制御パラメータに基づき、所定のオブジェクト画像を予め定めた複数の表示領域のいずれかの領域内の所定位置に表示するようにオブジェクト位置を算出するオブジェクト位置算出手段と、前記算出されたオブジェクト位置に基づき、前記オブジェクト画像を前記表示装置に表示させる表示制御手段とを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、制御装置およびプログラムに係り、特に、コンピュータシステムのグラフィカルユーザインタフェースにおいて、表示オブジェクトを直接操作する端末コンピュータの操作方法と操作に伴う表示方法に関する。
銀行のATM(Automatic Teller Machine)やコンビニエンスストアのキオスク端末、或いは駅での券売機など、電子ディスプレイとタッチパネル入力を組み合わせた端末が広く普及している。
サービス提供者側としては、電子ディスプレイによって、多種多様なメニュー画面を提示できるため、多くのサービスを1台の端末で提供することができる利点がある。
これに対して、タッチパネル入力装置は、多様なメニューに対して、その表示メニューに触れることにより、メニューの選択が可能であるため、比較的容易に利用者が使い方を学習できると考えられている。このような背景の下、タッチパネル入力を用いた端末が広く普及している。
しかしながら、現在広く用いられている端末では、操作画面としては、メニューの項目とその入力受付領域を表示するだけであり、操作としてはその画面に触れるという単調なルーチンになっている。(下記、非特許文献1参照)
なお、本願発明に関連する先行技術文献としては以下のものがある。
河村正行、「よくわかるタッチパネル」、電波新聞社、2004年5月1日、p.28-31 特許第3022558号明細書 特許第3460671号明細書
タッチパネル入力を用いた端末では、一二回の操作で、目的が達成できる場合には、前述したような単調な手順が、利用者にとっても使い勝手のよいものであった。
しかしながら、サービスが多様化していく中で、利用者は単調な手順を繰り返し何度も行うことが必要とされている場合には、必ずしも使いやすいとは言えない。
また、操作結果の表示による呈示の方法も乏しいため、繰り返し操作をおこなう中では、操作者が意図した操作をおこなえているかの確認も十分にとれているとはいえない。
また、メニュー項目を選択する操作では、使い方が限られてしまう。例えば、ある数値の微調整をおこなう場合、「+」メニューで数値を一定の割合で増やしていくことがある。この場合、一定の割合を変化しないと、微調整をおこなうことは困難であるが、微調整をおこなうためにさらに別のメニューが必要になる。
こうした状況では、メニューによる操作が、複雑化し操作途中で誤操作を起こしやすいことや、数値を確定するまでに長い時間がかかってしまうことが予想される。
このように、操作としては、単に触れるだけの操作ではなく、行いたいタスクに応じて、柔軟な操作方法が求められていた。
本発明は、前記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、立体表示による実在感のある表示オブジェクトに対して、わかりやすく使いやすい操作方法を提示可能なユーザインタフェースを提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにする。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。
前述の課題を達成するために、本発明は、表示装置と、前記表示装置に表示されたオブジェクト画像をポインティングする入力装置と、制御装置とから構成されるユーザインタフェース装置の制御装置であって、前記入力装置を操作した操作情報が入される操作情報入力手段と、前記入力された操作情報に基づき、被制御装置を制御するための制御パラメータを算出する制御パラメータ算出手段と、前記算出された制御パラメータに基づき、所定のオブジェクト画像を予め定めた複数の表示領域のいずれかの領域内の所定位置に表示するようにオブジェクト位置を算出するオブジェクト位置算出手段と、前記算出されたオブジェクト位置に基づき、前記オブジェクト画像を前記表示装置に表示させる表示制御手段とを有する。
即ち、本発明は、操作画面と操作に対する応答を3次元表示により呈示するとともに、単に一点を触る操作のみならず、指等でなぞる操作(ドラッグ操作)など、タッチパネル等における入力軌跡に応じた入力を受け付けることを最も主要な特徴とする。
従来の技術とは、奥行き方向への変化を表示できる点が異なっており、本発明では、奥行き方向の表示を行うことができるので、従来の2次元表示を損なうことなく、視認性が高い表示により利用者にわかりやすい状態呈示が可能であるとともに付加情報の提示が可能である。
さらに、3次元表示により実在感のある表示オブジェクトに対して、入力軌跡に応じた入力を行うことで、実物体を操作するのに近い感覚を利用者に呈示でき、利用者の操作性を向上させることができる利点もある。
従来の端末は、2次元表示装置を利用して、メニュー項目とそのメニューの選択領域の表示を行い、入力としては、タッチパネルのどの場所に利用者が触れたかを用いている。そのために、表示と操作が単調で視認性に乏しい。
一方、3次元表示装置を用いた端末では、入力画面の操作箇所を視認性高く表示し、表示に応じて受け付けられる入力方法も多様化している。従って、視認性の高いユーザインタフェースとすることが可能となり、本発明の目的である利用者にわかりやすく使いやすいユーザインタフェースを提供することができるようになる。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである。
本発明によれば、3次元表示を用いて実在感のある操作オブジェクトを実物体に近い形で操作できるので、操作性の高いユーザインタフェースが実現可能である。
また、操作に対する表示を3次元化したので、視認性の高いユーザインタフェースが実現可能である。
さらに、操作オブジェクトの表示領域を複数設定し、出力値がある閾値を超える場合などに、通常のドラッグ操作以外の所定の操作によって操作オブジェクトの表示領域を変化させるようにしたので、操作者に対して直感的な注意喚起を呈示可能なユーザインタフェースが実現可能である。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
始めに、本発明で使用されるDFD(Depth-Fused-3D)方式の3次元表示装置について説明する。
[DFD方式の3次元表示装置の一例]
図12は、DFD方式の3次元表示装置の一例を説明するための図である。
図12に示す3次元表示装置は、観察者100の前面に複数の面、例えば、表示面(101,102)(表示面101が表示面102より観察者100に近い)を設定し、これらの表示面(101,102)に複数の2次元像を表示するために、2次元表示装置と種々の光学素子を用いて光学系103を構築する。
前記2次元表示装置としては、例えば、CRT、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ、プラズマディスプレイ、ELディスプレイ、FEDディスプレイ、DMD、プロジェクション方式ディスプレイ、オシロスコープのような線描画型ディスプレイなどを用い、光学素子としては、例えば、レンズ、全反射鏡、部分反射鏡、曲鏡、プリズム、偏光素子、波長板などを用いる。
なお、図12は、前述の特許文献1に記載されているものと同じ構成のものであり、また、この表示面の設定方法については、前述の特許文献1を参照されたい。
図12に示す3次元表示装置では、図13に示すように、観察者100に提示したい3次元物体104を、観察者100の両眼の視線方向から、前述の表示面(101,102)へ射影した像(以下、「2D化像」と呼ぶ)(105,106)を生成する。
この2D化像の生成方法としては、例えば、視線方向から3次元物体104をカメラで撮影した2次元像を用いる方法、あるいは別の方向から撮影した複数枚の2次元像から合成する方法、あるいはコンピュータグラフィックによる合成技術やモデル化を用いる方法など種々の方法がある。
図12に示すように、前記2D化像(105,106)を、各々表示面101と表示面102の双方に、観察者100の右眼と左眼とを結ぶ線上の一点から見て重なるように表示する。これは、例えば、2D化像(105,106)の各々の中心位置や重心位置の配置と、各々の像の拡大・縮小を制御することで可能となる。
かかる構成を有する装置上で、2D化像(105,106)の各々の輝度を、観察者100から見た総体的な輝度を一定に保ちつつ、3次元物体104の奥行き位置に対応して変えることで、3次元物体104の3次元立体像を表示する。
その2D化像(105,106)の各々の輝度の変え方の一例について説明する。なお、ここでは、白黒図面であるため、分かりやすいように、以下の図面では、輝度の高い方を濃く示してある。
例えば、3次元物体104が表示面101上にある場合には、図14に示すように、この上の2D化像105の輝度を3次元物体104の輝度に等しくし、表示面102上の2D化像106の輝度はゼロとする。
次に、例えば、3次元物体104が観察者100より少し遠ざかって表示面101より表示面102側に少し寄った位置にある場合には、図15に示すように、2D化像105の輝度を少し下げ、2D化像106の輝度を少し上げる。
次に、例えば、3次元物体104が観察者100よりさらに遠ざかって表示面101より表示面102側にさらに寄った位置にある場合には、図16に示すように、2D化像105の輝度をさらに下げ、2D化像106の輝度をさらに上げる。
さらに、例えば、3次元物体104が表示面102上にある場合には、図17に示すように、この上の2D化像106の輝度を3次元物体104の輝度に等しくし、表示面101上の2D化像105の輝度はゼロとする。
このように表示することにより、観察者(人)100の生理的あるいは心理的要因あるいは錯覚により、表示しているのが2D化像(105,106)であっても、観察者100にはあたかも表示面(101,102)の中間に3次元物体104が位置しているように感じられる。
例えば、表示面(101,102)にほぼ等輝度の2D化像(105,106)を表示した場合には、表示面(101,102)の奥行き位置の中間付近に3次元物体104があるように感じられる。この場合に、この3次元物体104は、観察者100には立体感を伴って知覚される。
なお、前記説明においては、例えば、3次元物体全体の奥行き位置を、例えば、表示面(101,102)に表示した2次元像を用いて表現する方法について主に述べたが、図12に示す3次元表示装置は、例えば、3次元物体自体が有する奥行きを表現する方法としても使用できることは明らかである。
3次元物体自体が有する奥行きを表現する場合における重要な要点は、図12に示す構成を有する装置上で、2D化像(105,106)の各々の部位の輝度を、観察者100から見た総体的な輝度を一定に保ちつつ、3次元物体104の各部位が有する奥行き位置に対応して変えることである。
なお、前述の説明では、2次元像を配置する面の中で主に2つの面に関してのみ記述し、かつ観察者に提示する物体が2つの面の間にある場合について述べたが、2次元像を配置する面の個数がこれよりも多く、あるいは提示する物体の位置が異なる場合であっても、同様な手法により3次元立体像を表示することが可能であることは明らかである。
例えば、面が3つで、観察者100に近い面と、中間の面との間に第1の3次元物体が、中間の面と、観察者100に遠い面との間に第2の3次元物体が存在する場合には、観察者100に近い面と、中間の面とに、第1の3次元物体の2D化像を表示し、中間の面と、観察者100に遠い面とに第2の3次元物体の2D化像を表示することで、第1および第2の3次元物体の3次元立体像を表示することができる。
さらに、2D化像が3次元的に移動する場合に関しては、観察者の左右上下方向への移動に関しては通常の2次元表示装置の場合と同様に表示面内での動画再生によって可能であり、奥行き方向への移動に関しては、2D化像(105,106)の各々の輝度を、観察者100から見た総体的な輝度を一定に保ちつつ、3次元立体像の奥行き位置の時間的変化に対応して変化させることにより、3次元像の動画を表現できることは明らかである。
例えば、3次元立体像が表示面101より表示面102まで時間的に移動する場合について説明する。
3次元立体像が表示面101上にある場合には、図14に示すように、表示面101上の2D化像105の輝度を3次元立体像の輝度に等しくし、表示面102上の2D化像106の輝度はゼロとする。
次に、例えば、3次元立体像が、次第に観察者100より時間的に少し遠ざかり、表示面101より表示面102側に時間的に少し寄ってくる場合には、図15に示すように、3次元立体像の奥行き位置の移動に対応させて2D化像105の輝度を時間的に少し下げ、かつ2D化像106の輝度を時間的に少し上げる。
次に、例えば、3次元立体像が観察者100より時間的にさらに遠ざかり、表示面101より表示面102側にさらに寄った位置に時間的に移動する場合には、図16に示すように、3次元立体像の奥行き位置の移動に対応させて2D化像105の輝度を時間的にさらに下げ、かつ2D化像106の輝度を時間的にさらに上げる。
さらに、例えば、3次元立体像が表示面102上まで時間的に移動してきた場合には、図17に示すように、3次元立体像の奥行き位置の移動に対応させてこの上の2D化像106の輝度を3次元立体像の輝度に等しくなるまで時間的に変化させ、かつ表示面101上の2D化像105の輝度がゼロとなるまで変化させる。
このように表示することにより、人の生理的あるいは心理的要因あるいは錯覚により、表示しているのが2D化像(105,106)であっても、観察者100にはあたかも表示面(101,102)の間を、表示面101から表示面102に3次元立体像が奥行き方向に移動するように感じられる。
なお、前述の説明では、3次元立体像が表示面101から表示面102まで移動する場合について述べたが、これが表示面(101,102)の間の途中の奥行き位置から表示面102まで移動する場合や、表示面101から表示面(101,102)の間の途中の奥行き位置まで移動する場合や、表示面(101,102)の間の途中の奥行き位置から表示面(101,102)の間の途中の別な奥行き位置まで移動する場合であっても、同様なことが可能なことは明らかである。
なお、前述の説明では、2D化像を配置する面の中で主に2つの面に関してのみ記述し、かつ観察者100に提示する3次元立体像が2つの面の間を移動する場合について述べたが、2次元像を配置する面の個数がこれよりも多く、あるいは提示する3次元物体が複数の面をまたがって移動する場合であっても、同様な手法により、3次元立体像を表示可能であり、同様な効果が期待できることは明らかである。
また、前述の説明では、1個の3次元立体像が2次元像を配置する二つの面内で移動する場合について説明したが、複数個の3次元物体が移動する場合、即ち、表示される2次元像が、それぞれ移動方向の異なる複数の物体像を含む場合には、各表示面に表示される物体像の輝度を、物体像毎に、その物体の移動方向および移動速度に応じて変化させればよいことは明らかである。
[DFD方式の3次元表示装置の他の例]
図18は、DFD方式の3次元表示装置の他の例を説明するための図である。
図18に示す3次元表示装置は、観察者100の前方に、複数の透過型表示装置、例えば、透過型表示装置(111,112)(透過型表示装置111が透過型表示装置112より観察者100に近い)と、種々の光学素子と、光源110を用いて光学系103を構築する。即ち、本実施例では、前述の図12における表示面(101,102)に代えて、透過型表示装置(111,112)を用いるものである。
前記透過型表示装置(111,112)としては、例えば、ツイストネマティック型液晶ディスプレイ、イン・プレイン型液晶ディスプレイ、ホモジニアス型液晶ディスプレイ、強誘電液晶ディスプレイ、ゲスト−ホスト型液晶ディスプレイ、高分子分散型液晶ディスプレイ、ホログラフィック高分子分散型液晶ディスプレイ、あるいはこれらの組み合わせなどを使用する。また、光学素子としては、例えば、レンズ、全反射鏡、部分反射鏡、曲面鏡、プリズム、偏光素子、波長板などを用いる。
なお、図18では、バックライト(光源)110が、観察者100から見て最も後方に配置された場合を示し、また、図18は、前述の特許文献2に記載されているものと同じ構成のものである。
図18に示す3次元表示装置においても、前述の図13に示すように、観察者100に提示したい3次元物体104を、観察者100から見て、前記透過型表示装置(111,112)へ射影した2D化像(107,108)を生成する。
前記2D化像(107,108)を、図18に示すように、各々透過型表示装置111と透過型表示装置112との双方に、観察者100の右眼と左眼を結ぶ線上の一点から見て重なるように、2D化像(107,108)として表示する。
これは、例えば、2D化像(107,108)の各々の中心位置や重心位置の配置と、各々の像の拡大/縮小率を制御することで可能となる。
前記構成を有する装置上で、観察者100が見る像は、光源110から射出された光で、2D化像108を透過し、さらに2D化像107を透過した光によって生成される。
図18に示す3次元表示装置では、前記構成を有する装置上で、2D化像(107,108)の各々の透過度の配分を、観察者100から見た総体的な輝度を一定に保ちつつ、3次元物体104の奥行き位置に対応して変えて、透過型表示装置111と透過型表示装置112との間に存在する3次元物体の3次元立体像を表示する。
その2D化像(107,108)の各々の透過度の変え方の一例について説明する。
例えば、3次元物体104が透過型表示装置111上にある場合には、透過型表示装置111上の透過度を、2D化像107の輝度が3次元物体104の輝度に等しくなるように設定し、透過型表示装置112上の2D化像108の部分の透過度を、例えば、その透過型表示装置112の最大値とする。
次に、例えば、3次元物体104が観察者100より少し遠ざかって、透過型表示装置111より透過型表示装置112側に少し寄った位置にある場合には、透過型表示装置111上の2D化像107の部分の透過度を少し増加させ、透過型表示装置112上の2D化像108の部分の透過度を少し減少させる。
次に、例えば、3次元物体104が観察者100よりさらに遠ざかって、透過型表示装置111より透過型表示装置112側にさらに寄った位置にある場合には、透過型表示装置111上の2D化像107の部分の透過度をさらに増加させ、透過型表示装置112上の2D化像108の部分の透過度をさらに減少させる。
さらに、例えば、3次元物体104が透過型表示装置112上にある場合には、透過型表示装置112上の透過度を、2D化像108の輝度が3次元物体104の輝度に等しくなるように設定し、透過型表示装置111上の2D化像107の部分の透過度を、例えば、透過型表示装置111の最大値とする。
このように表示することにより、観察者(人)100の生理的あるいは心理的要因あるいは錯覚により、表示しているのが2D化像(107,108)であっても、観察者100にはあたかも透過型表示装置(111,112)の中間に3次元物体104が位置しているように感じられる。
即ち、例えば、透過型表示装置(111,112)にほぼ等輝度の2D化像(107,108)を表示した場合には、透過型表示装置(111,112)の奥行き位置の中間付近に3次元物体104があるように感じられる。この場合に、この3次元物体104は、観察者100には立体感を伴って知覚される。
なお、前述の説明においては、例えば、3次元物体全体の奥行き位置を、例えば、透過型表示装置(111,112)に表示した2次元像を用いて表現する方法について主に述べたが、図18に示す3次元表示装置においても、図12に示す3次元表示装置で説明した方法と同様の手法により、例えば、3次元物体自体が有する奥行きを表現する方法としても使用できることは明らかである。
また、図18に示す3次元表示装置においても、図12に示す3次元表示装置で説明した方法と同様の手法により、2D化像が3次元的に移動する場合には、観察者100の左右上下方向への移動に関しては通常の2次元表示装置の場合と同様に透過型表示装置内での動画再生によって可能であり、また、奥行き方向への移動に関しては、複数の透過型表示装置における透過度の変化を時間的に行うことで、3次元立体像の動画を表現することができることは明らかである。
[実施例1]
図1は、本発明の実施例1のユーザインタフェース装置のシステム構成を示す図であり、図1に示すユーザインタフェース装置は、制御装置1と、表示装置2と、入力装置3とで構成される。ここで、表示装置2は、前述したDFD方式の3次元表示装置が使用され、入力装置3として、タッチパネル入力装置が使用される。
図2は、図1に示す制御装置1の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、制御装置1は、入力装置(タッチパネル入力装置)3に接続され、入力装置3を操作した操作情報が入力される操作情報入力部12と、入力された操作情報に基づき、被制御装置を制御するための制御パラメータを算出する制御パラメータ算出部13と、算出された制御パラメータに基づき、オブジェクト画像を所定位置に表示するようにオブジェクト位置を算出するオブジェクト位置算出部11と、算出されたオブジェクト位置に基づき、オブジェクト画像を表示装置(DFD方式の3次元表示装置)2に表示させる表示制御部10と、制御パラメータの範囲とオブジェクト画像の表示領域の座標範囲とを対応付けて記憶する記憶部15と、制御パラメータを出力する制御パラメータ出力部14とで構成される。
以下、制御パラメータの値の微調整が容易なユーザインタフェースについて説明する。
図3に、本実施例における制御パラメータを操作するインタフェース操作画面の一例の模式図を示す。
制御パラメータの値は、図3に示すスライダオブジェクト20の位置を移動させることによって変化させることができる。スライダオブジェクト20は、DFD表示方式で3次元表示することで、実物に近い実在感を持つ表示が可能である。
本実施例では、スライダオブジェクト20の表示上を図3における上下方向に指先でなぞる操作、すなわち、指によるドラッグ操作によって、スライダオブジェクト20の位置が変化する。
このドラッグ操作は、実物体の操作に近いため、利用者に対して簡単な説明で、利用者は操作を習得可能である。
また、スライダオブジェクト20に隣接して、制御パラメータの値を示すインジケータ21も表示される。
このインジケータ21は、スライダオブジェクト20が変化するにつれて点灯するが、その点灯位置は、DFD表示方式で3次元表示することにより、図4に示すように、奥行き方向に変化させることができる。
このため、インジケータ21の奥行き位置によっても、利用者は制御パラメータの変化を的確にとらえることができるため、視認性に優れた表示を呈示することができる。
なお、図4において、7−1、7−2は、DFD表示方式で3次元表示するための2枚のディスプレイである。
図5は、図1に示す制御装置1の処理手順を示すフローチャートである。以下、図5を用いて、図1に示す制御装置1の処理手順について説明する。
始めに、表示装置2に、スライダオブジェクト20およびインジケータ21を表示する(ステップ201)。
次に、操作情報入力部12において、座標位置の入力があったか否かを判断し(ステップ202)、ステップ202においてyesの場合は、制御パラメータ算出部13が記憶部15に記憶された表示領域座標範囲を読み出し、入力位置がスライダオブジェクト20の判定領域内であるか否かを判断する(ステップ203)。
ステップ203においてyesの場合は、ドラッグ判定処理に移り、引き続き座標位置の入力があるか否か(ステップ204)、入力位置は変化したか否か(ステップ205)、変化した入力位置は特定の領域内にあるか否かを判断する(ステップ206)。
なお、ステップ202、ステップ203、ステップ204においてnoの場合は、ステップ202に戻り、前述した処理手順を繰り返す。同様に、ステップ205、ステップ206においてnoの場合は、ステップ204に戻り、前述した処理手順を繰り返す。
ステップ206においてyesの場合は、記憶部15に記憶された制御パラメータの範囲を読み出し、入力位置から制御パラメータ値を算出し(ステップ207)、制御パラメータ値を記憶部15に記憶する。
制御パラメータ出力部14は、制御パラメータ算出部13から出力された制御パラメータ値を出力する(ステップ208)。
オブジェクト位置算出部11は、制御パラメータ算出部13から出力された制御パラメータ値に基づき、スライダオブジェクト20およびインジケータ21のそれぞれの表示位置を算出し(ステップ209)、記憶部15に記憶する。
表示制御部10は、表示装置2における、オブジェクト位置算出部11で算出されたそれぞれの表示位置にスライダオブジェクト20およびインジケータ21を表示し(ステップ210)、ステップ202に戻る。
なお、本実施例では、入力装置3として、タッチパネル入力装置を用いたが、ペン入力装置、あるいは、マウスやトラックパッド、トラックボールなど、その他のポインティングデバイスを用いても構わない。
また、従来技術では、タッチパネルで出力値を変化させる操作は、出力値を増やすプラスメニュー部分と、出力値を減らすマイナスメニュー部分をタッチすることによって、その値を制御していた。
この場合、1回の操作で変化させる変化量があらかじめ設定されており、プラス(マイナス)メニュー部分に触れる回数で変化量が決定されるため、出力値を微妙に調整するなど自由度の高い制御ができなかった。
また、インジケータも2次元表示の単調な表現にとどまっており、そのため、従来技術は視認性に乏しいという問題もあった。
[実施例2]
図6は、本発明の実施例2のユーザインタフェース装置のシステム構成を示す図であり、図6に示すシステムは、制御装置1と、表示装置2と、入力装置3とで構成される。
ここで、表示装置2は、前述したDFD方式の3次元表示装置が使用され、入力装置3として、入力ペン4を備えるペン入力装置が使用される。
図7は、図6に示す制御装置1の概略構成を示すブロック図である。
図7に示すように、制御装置1は、入力装置(ペン入力装置)3に接続され、入力装置3を操作した操作情報が入力される操作情報入力部12と、入力された操作情報に基づき、被制御装置を制御するための制御パラメータを算出する制御パラメータ算出部13と、算出された制御パラメータに基づき、オブジェクト画像を所定位置に表示するようにオブジェクト位置を算出するオブジェクト位置算出部11と、算出されたオブジェクト位置に基づき、オブジェクト画像を表示装置(DFD方式の3次元表示装置)2に表示させる表示制御部10と、予め定めた複数の表示領域ごとに表示領域を識別する情報と制御パラメータの範囲とオブジェクト画像の表示領域の座標範囲とを対応付けて記憶する記憶部15と、制御パラメータを出力する制御パラメータ出力部14とで構成される。
以下、制御パラメータの値の微調整が容易なユーザインタフェースについて説明する。
図8に、本実施例における制御パラメータを操作するインタフェース操作画面の一例の模式図を示す。
制御パラメータの値は、図8に示されたスライダオブジェクト20の位置を移動させることによって変化させることができる。
スライダオブジェクト20は、DFD表示方式の3次元表示により、実物に近い実在感を持つ表示が可能である。
本実施例では、スライダオブジェクト20の表示上を、図8における上下方向に、入力ペン4のペン先でなぞる操作、すなわち、入力ペン4によるドラッグ操作によって、スライダオブジェクト20の位置が変化する。
このドラッグ操作は、実物体の操作に近いため、利用者に対して簡単な説明で、利用者は操作を習得可能である。
スライダオブジェクト20のレール部分、すなわち、スライダオブジェクト20が移動する領域は、第1の表示領域30と第2の表示領域31の2つの領域に分割されており、これらの表示領域間で、図9に示すように、DFD表示方式の3次元表示により、スライダオブジェクト20のレール部分の奥行き位置が異なる表示を行っている。
この2つの表示領域間の境界を越えてスライダオブジェクト20を移動させるためには、境界領域で、一旦、ドラッグ操作をやめてから一定時間以上、スライダオブジェクト20を選択し続ける操作が必要である。
しかし、これらの表示領域間では、前述したように、スライダオブジェクト20のレール部分の奥行き位置が異なって表示されるため、スライダオブジェクト20が境界領域で一旦停止しても、操作者にとっては違和感がない。このため、この境界で新たに操作が必要であることも操作者にとってわかりやすい。
また、スライダオブジェクト20に隣接して、制御パラメータの値を示すメータ型のオブジェクト(以下、単に、メータという)22も表示している。
このメータ22は、スライダオブジェクト20が変化するにつれて回転するが、その針の奥行き位置は回転角度に応じて変化している。
このため、メータ22の奥行き位置によっても、利用者は制御パラメータの変化をとらえることができるため、視認性に優れた表示を呈示することができる。
本実施例では、スライダオブジェクト20の第2の表示領域31と、図9に示すメータ22のレッドゾーン23とを対応させている。
制御パラメータの値がある閾値を超える場合などに、このような複数の表示領域を設定することにより、操作者に対して直感的な注意喚起も呈示することが可能となる。
図10、図11は、図6に示す制御装置1の処理手順を示すフローチャートである。以下、図10、図11を用いて、図6に示す制御装置1の処理手順について説明する。
始めに、スライダオブジェクト20の表示領域(第1の表示領域30、第2の表示領域31)を設定し、表示装置2に、スライダオブジェクト20およびインジケータ21を表示する(ステップ201)。なお、スライダオブジェクト20の表示領域(第1の表示領域30、第2の表示領域31)は、記憶部15に記憶される。
次に、操作情報入力部12において、座標位置の入力があったか否かを判断し(ステップ302)、ステップ302においてyesの場合は、制御パラメータ算出部13が記憶部15に記憶された表示領域座標範囲を読み出し、入力位置がスライダオブジェクト20の判定領域内であるか否かを判断する(ステップ303)。
ステップ303においてyesの場合は、ドラッグ判定処理に移り、引き続き座標位置の入力があるか否か(ステップ304)、入力位置は変化したか否か(ステップ305)、変化した入力位置は特定の領域内にあるか否かを判断する(ステップ306)。
なお、ステップ302、ステップ303、ステップ304においてnoの場合は、ステップ302に戻り、前述した処理手順を繰り返す。同様に、ステップ305、ステップ306においてnoの場合は、ステップ304に戻り、前述した処理手順を繰り返す。
ステップ306においてyesの場合は、記憶部15に記憶された制御パラメータの範囲を読み出し、入力位置から制御パラメータ値を算出し(ステップ307)、制御パラメータ値を記憶部15に記憶する。
次に、制御パラメータ値がスライダオブジェクト20の表示領域に対応する範囲を超えるか否かを判断する(ステップ308)。
ステップ308においてnoの場合は、制御パラメータ出力部14は、制御パラメータ算出部13から出力された制御パラメータ値を出力する(ステップ309)。
オブジェクト位置算出部11は、制御パラメータ算出部13から出力された制御パラメータ値に基づき、スライダオブジェクト20およびインジケータ21のそれぞれの表示位置を算出し(ステップ310)、記憶部15に記憶する。
表示制御部10は、表示装置2における、オブジェクト位置算出部11で算出されたそれぞれの表示位置にスライダオブジェクト20およびインジケータ21を表示し(ステップ311)、ステップ302に戻る。
ステップ308においてyesの場合は、スライダオブジェクト20が表示されている領域の境界値を制御パラメータ値とし(ステップ312)、記憶部15に記憶する。
制御パラメータ出力部14は、制御パラメータ算出部13から出力された制御パラメータ値を出力する(ステップ313)。
オブジェクト位置算出部11は、制御パラメータ算出部13から出力された制御パラメータ値に基づき、スライダオブジェクト20およびインジケータ21のそれぞれの表示位置を算出し(ステップ314)、記憶部15に記憶する。
表示制御部10は、表示装置2における、オブジェクト位置算出部11で算出されたそれぞれの表示位置にスライダオブジェクト20およびインジケータ21を表示する(ステップ315)。
次に、操作情報入力部12において、引き続き座標位置の入力があるか否かを判断し(ステップ316)、ステップ316においてyesの場合は、ステップ305に戻り、前述した処理手順を繰り返す。
ステップ316においてnoの場合は、座標位置の入力があったか否かを判断し(ステップ317)、ステップ317においてyesの場合は、記憶部15に記憶された表示領域座標範囲を読み出し、入力位置がスライダオブジェクト20の判定領域内であるか否かを判断する(ステップ318)。
ステップ317、ステップ318においてnoの場合は、ステップ317に戻り、前述した処理手順を繰り返す。
ステップ318においてyesの場合は、引き続き所定時間以上、一定座標位置の入力が維持されたか否かを判断し(ステップ319)、ステップ319においてnoの場合は、ステップ316に戻り、前述した処理手順を繰り返す。
ステップ319においてyesの場合は、スライダオブジェクト20の表示領域を制御パラメータ値に対応する境界値を有する隣接表示領域に変更し(ステップ320)、ステップ310に戻り、前述した処理手順を繰り返す。
なお、本実施例では、入力装置3として、ペン入力装置を用いたが、実施例1と同様、タッチパネル入力装置を用いても構わないし、マウスやトラックパッド、トラックボールなど、その他のポインティングデバイスを用いても構わない。
また、前述の説明では、領域間の境界を越えてスライダオブジェクト20を移動させるための操作として、一定時間以上スライダオブジェクト20を選択し続ける操作を行う例を説明したが、このような操作の代わりに、他の特定のオブジェクトを選択する操作、スライダの領域外の方向へのドラッグ操作(例えば、スライダオブジェクト20のレール部分に沿った可動方向に対して直角方向へのドラッグ操作)、あるいは、外部スイッチを切り替える操作などを行うようにしてもよい。
また、ペン入力の圧力を検知可能なペン入力装置を用いた場合には、ペン入力の圧力を変化させる(例えば、圧力を所定の閾値以上に強くする)操作を行うようにしてもよい。
このように、本実施例によれば、直接操作による入力を行う端末において、立体表示による実在感のある表示オブジェクトに対して、わかりやすく使いやすい操作方法を提供することが可能となる。
なお、本実施例の制御装置1は、プログラムにより、制御装置1の各部の処理をコンピュータに実行させることにより、コンピュータとプログラムによっても実現でき、プログラムを記録媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
本発明の実施例1のユーザインタフェース装置のシステム構成を示す図である。 図1に示す制御装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1のユーザインタフェース装置の操作画面の一例を示す図である。 図1、図2に示す表示装置に表示される操作画面の奥行き関係を表した図である。 図1に示す制御装置の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例2のユーザインタフェース装置のシステム構成を示す図である。 図6に示す制御装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2のユーザインタフェース装置の操作画面の一例を示す図である。 図6、図7に示す表示装置に表示される操作画面の奥行き関係を表した図である。 図6に示す制御装置の処理手順を示すフローチャートである。 図6に示す制御装置の処理手順を示すフローチャートである。 DFD方式の3次元表示装置の一例の概略構成を示す図である。 DFD方式の3次元表示装置において、各表示面に表示する2D化像の生成方法を説明するための図である。 DFD方式の3次元表示装置の表示原理を説明するための図である。 DFD方式の3次元表示装置の表示原理を説明するための図である。 DFD方式の3次元表示装置の表示原理を説明するための図である。 DFD方式の3次元表示装置の表示原理を説明するための図である。 DFD方式の3次元表示装置の他の例を説明するための図である。
符号の説明
1 制御装置
2 表示装置
3 入力装置
4 入力ペン
7−1,7−2 ディスプレイ
10 表示制御部
11 オブジェクト位置算出部
12 操作情報入力部、
13 制御パラメータ算出部、
14 制御パラメータ出力部
15 記憶部
20 スライダオブジェクト
21 インジケータ
22 メータ型オブジェクト
23 レッドゾーン
30,31 表示領域
100 観察者
101,102 表示面
103 光学系
104 3次元物体
105,106,107,108 2D化像
111,112 透過型表示装置
110 バックライト


Claims (7)

  1. 表示装置と、前記表示装置に表示されたオブジェクト画像をポインティングする入力装置と、制御装置とから構成されるユーザインタフェース装置の制御装置であって、
    前記入力装置を操作した操作情報が入力される操作情報入力手段と、
    前記入力された操作情報に基づき、被制御装置を制御するための制御パラメータを算出する制御パラメータ算出手段と、
    前記算出された制御パラメータに基づき、所定のオブジェクト画像を予め定めた複数の表示領域のいずれかの領域内の所定位置に表示するようにオブジェクト位置を算出するオブジェクト位置算出手段と、
    前記算出されたオブジェクト位置に基づき、前記オブジェクト画像を前記表示装置に表示させる表示制御手段とを有することを特徴とする制御装置。
  2. 前記表示装置に表示されるオブジェクト画像は、3次元空間内に表示される画像であり、前記複数の表示領域は、隣接する領域間で奥行き位置が異なることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記操作情報入力手段には、第1の操作情報と、前記第1の操作情報とは異なる第2の操作情報とが入力され、
    前記操作情報入力手段に前記第1の操作情報が入力された場合には、前記制御パラメータ算出手段が、前記第1の操作情報に基づき、前記制御パラメータを、前記複数の表示領域のうち前記オブジェクト画像の現状の表示領域内での前記オブジェクト位置の移動に相当する範囲内で変化させ、
    前記操作情報入力手段に前記第2の操作情報が入力された場合には、前記オブジェクト位置算出手段が、前記オブジェクト位置を、前記複数の表示領域のうち前記オブジェクト画像の現状の表示領域内から隣接する他の表示領域内に変更することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記第1の操作情報は、前記オブジェクト画像に対するドラッグ操作によって入力される操作情報であることを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記第2の操作情報は、前記オブジェクト画像を所定時間以上選択し続ける操作、前記オブジェクト画像に対する前記複数の表示領域外の方向へのドラッグ操作、前記オブジェクト画像以外の所定のオブジェクト画像を選択する操作、あるいは、前記入力装置とは異なる第2の入力装置の操作のいずれかによって入力される操作情報であることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記入力装置は、ペン入力の圧力を検知するペン入力装置であり、
    前記第2の操作情報は、ペン入力の圧力を変化させる操作によって入力される操作情報であることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の制御装置。
  7. 前記請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の制御装置の各手段をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2005144083A 2005-05-17 2005-05-17 制御装置およびプログラム Pending JP2006323492A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005144083A JP2006323492A (ja) 2005-05-17 2005-05-17 制御装置およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005144083A JP2006323492A (ja) 2005-05-17 2005-05-17 制御装置およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006323492A true JP2006323492A (ja) 2006-11-30

Family

ID=37543146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005144083A Pending JP2006323492A (ja) 2005-05-17 2005-05-17 制御装置およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006323492A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009301811A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Toshiba Lighting & Technology Corp 出力レベル表示装置及び調光システム
CN103857551A (zh) * 2011-10-15 2014-06-11 大众汽车有限公司 用于提供在车辆中的操作装置的方法和操作装置
JP2015158764A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 アンリツ株式会社 試験装置及び試験方法
WO2017013834A1 (ja) * 2015-07-23 2017-01-26 株式会社デンソー 表示操作装置
WO2019150475A1 (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 三菱電機株式会社 タッチパネル装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH117372A (ja) * 1997-06-17 1999-01-12 Hitachi Ltd 図形選択装置
JP2002091502A (ja) * 2000-09-19 2002-03-29 Toshiba Corp プラント監視制御装置
WO2003085481A2 (en) * 2002-04-03 2003-10-16 Immersion Corporation Haptic shifting devices
JP2004192294A (ja) * 2002-12-11 2004-07-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> オブジェクト表示方法及びその実施装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH117372A (ja) * 1997-06-17 1999-01-12 Hitachi Ltd 図形選択装置
JP2002091502A (ja) * 2000-09-19 2002-03-29 Toshiba Corp プラント監視制御装置
WO2003085481A2 (en) * 2002-04-03 2003-10-16 Immersion Corporation Haptic shifting devices
JP2004192294A (ja) * 2002-12-11 2004-07-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> オブジェクト表示方法及びその実施装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009301811A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Toshiba Lighting & Technology Corp 出力レベル表示装置及び調光システム
CN103857551A (zh) * 2011-10-15 2014-06-11 大众汽车有限公司 用于提供在车辆中的操作装置的方法和操作装置
US9499052B2 (en) 2011-10-15 2016-11-22 Volkswagen Ag Method for providing an operating device in a vehicle and operating device
JP2015158764A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 アンリツ株式会社 試験装置及び試験方法
WO2017013834A1 (ja) * 2015-07-23 2017-01-26 株式会社デンソー 表示操作装置
WO2019150475A1 (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 三菱電機株式会社 タッチパネル装置
JPWO2019150475A1 (ja) * 2018-01-31 2020-05-28 三菱電機株式会社 タッチパネル装置
CN111902802A (zh) * 2018-01-31 2020-11-06 三菱电机株式会社 触摸面板装置
US11182062B2 (en) 2018-01-31 2021-11-23 Mitsubishi Electric Corporation Touch panel device
CN111902802B (zh) * 2018-01-31 2023-11-14 三菱电机株式会社 触摸面板装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11875013B2 (en) Devices, methods, and graphical user interfaces for displaying applications in three-dimensional environments
US9704285B2 (en) Detection of partially obscured objects in three dimensional stereoscopic scenes
JP4468370B2 (ja) 三次元表示方法、装置およびプログラム
JP3939709B2 (ja) 情報入力方法および情報入出力装置
TWI471820B (zh) 行動終端機及其操作控制方法
Hachet et al. Toucheo: multitouch and stereo combined in a seamless workspace
JP6569496B2 (ja) 入力装置、入力方法、及びプログラム
Steinicke et al. Multi-touching 3D data: Towards direct interaction in stereoscopic display environments coupled with mobile devices
KR20120034891A (ko) 이동 단말기 및 그 제어방법
WO2013018099A2 (en) System and method for interfacing with a device via a 3d display
US20020047835A1 (en) Image display apparatus and method of displaying image data
EP3007441A1 (en) Interactive displaying method, control method and system for achieving displaying of a holographic image
JP2012252627A (ja) プログラム、情報記憶媒体及び画像生成システム
US11720171B2 (en) Methods for navigating user interfaces
JP2012203644A (ja) 電子機器
JP2006323492A (ja) 制御装置およびプログラム
JP6081839B2 (ja) 表示装置および同装置における画面制御方法
JP2005189426A (ja) 情報表示装置および情報入出力装置
KR100815505B1 (ko) 삼차원 표시방법, 장치 및 프로그램
CN202887197U (zh) 具有立体视觉显示的医学影像工作站
US20240152245A1 (en) Devices, Methods, and Graphical User Interfaces for Interacting with Window Controls in Three-Dimensional Environments
US20240104873A1 (en) Devices, Methods, and Graphical User Interfaces for Interacting with Window Controls in Three-Dimensional Environments
Steinicke et al. 3d user interfaces for collaborative work
JP2018159886A (ja) 表示装置
GB2547701A (en) Method and apparatus for autostereoscopic display platform

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070807

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091215

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100608