JP2004191078A - 容器外観検査装置 - Google Patents

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JP2004191078A
JP2004191078A JP2002356154A JP2002356154A JP2004191078A JP 2004191078 A JP2004191078 A JP 2004191078A JP 2002356154 A JP2002356154 A JP 2002356154A JP 2002356154 A JP2002356154 A JP 2002356154A JP 2004191078 A JP2004191078 A JP 2004191078A
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ray
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Tetsuya Tashiro
哲也 田代
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
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Hitachi Medical Corp
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Abstract

【課題】ニューボトル缶を含む容器の外観不良を実情に合った検査のできる容器外観検査装置を提供する。
【解決手段】ニューボトル缶容器2に発生したしわやキズを含む外観不良が想定される透過X線量を予め計測し記憶し、該記憶された透過X線量と実際に計測した透過X線量とを比較し、該比較された結果に基き前記外観不良を検査する制御装置9を備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、ニューボトル缶など飲料用容器の生産ラインにおいて、キャップ巻締め時や生産時に発生する“しわ”、“キズ”を含む外観不良を検査する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
容器外観検査装置の前の技術であるX線液量検査装置は、[特許文献1]のように、アルミ又は鉄製の缶の形状が円筒形状であるものが検査対象であって、缶容器にX線を透過させ、その透過X線によって内容物の液面の高さが適正であるか否かを検査するものであった。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−185840号公報
【0004】
最近、従来の円筒形の缶容器に加えて、スクリューキャップがついて形で保存ができる缶としてニューボトル缶と呼ばれる形状のものが飲料用容器として出回っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ニューボトル缶のキャップ巻締め時にボトル胴体部にできるおそれのある“しわ”、“キズ”を含む外観不良については検査を行えていないので、目視による検査がされており、容器の外観不良検査のニーズが高まっていた。
【0006】
また、外観不良はボトルのどの位置に発生するかわからないため、容器の外周全体を確認するために複数のカメラ等が必要となり、この多カメラ方式はスペース面やコスト面で実情に合わない。
【0007】
本発明の目的は、ニューボトル缶を含む容器の外観不良を実情に合った検査のできる容器外観検査装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、コンベアで搬送された容器にX線を照射するX線源と、このX線源と対向配置され前記容器の透過X線を検出する検出器と、この検出器に検出された透過X線の強弱を画像化する信号処理部とを備えた容器外観検査装置において、前記容器に発生したしわやキズを含む外観不良が想定される透過X線量を予め計測し記憶する手段と、該記憶された透過X線量と実際に計測した透過X線量とを比較する手段と、該比較された結果に基き前記外観不良を検査する手段とを備えたことで達成される。
【0009】
つまり、容器に対して、X線透視を行い、“しわ”、“キズ”を含む外観不良の部分を透視画像として取得し、予め計測した透視画像と実際に計測した透視画像の比較を行うことにより外観不良検出する。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
【0011】
図4は、“しわ”、“キズ”外観検査装置の一実施形態を示すもので、1はX線照射装置、2はニューボトル缶容器、3はフォトセンサーアレイまたはイメージインテンシファイアなどのX線検出手段である。X線発生装置1とX線検出手段3を対向させてコンベア10に挟んで配置する。X線発生装置1はコンベア10に流れるニューボトル缶容器2にX線を照射する。X線検出手段3はニューボトル缶容器の透過X線を検出する。
【0012】
図1は上面から見た一実施形態を示すブロック図であり、4は外観検査装置、5は外観検査装置にニューボトル缶容器2が流れてきたことを検出する位置検出A、6は外観検査位置にニューボトル缶容器2が流れてきたことを検出する位置検出B、7はX線照射開始、停止を制御するX線制御装置である。
【0013】
位置検出器5にて、ニューボトル缶容器2を検出すると、X線制御装置7は、X線照射装置1に信号を出力しX線を発生させる。
【0014】
図2は側面から見た一実施形態を示すブロック図であり、8は判定回路、9は装置全体の動作を制御する制御装置である。
【0015】
X線検出手段3は容器2を透過したX線を電気信号(X線減弱信号)に変換し判定回路8に出力する。判定回路8では、電気信号を画像処理し、“しわ”、“キズ”の有無を解析する。“しわ”、“キズ”が発生している場合は、通常より黒画素(X線減弱量が大きいため)の数が増えることを利用して検出を行う。X線を利用することにより容器2の外周を一度に検査することができる。
【0016】
判定回路8では、図3のようにして外観不良の適否を判定する。
【0017】
位置検出器Bが容器2を検出すると(ステップ301)、容器2を透過したX線減弱信号の判定を開始する(ステップ302)。センシングの方向は、上から下に向けて又はその逆のいずれに設定してもよい。
【0018】
容器が検査位置を通過する(ステップ303)までのX線減弱信号の判定を行う。この判定は容器に対して、X線透視を行い、“しわ”、“キズ”を含む外観不良の部分を透視画像として取得して予めメモリ(図示省略)に記憶し、予め計測した透視画像と実際に計測した透視画像の比較を行うことにより外観不良検出する。容器2からのX線減弱信号を判定した結果、通常よりX線減弱量が大き場合(ステップ304)“しわ”、“キズ”を含む外観不良を検出したとして排斥信号を排斥機構(図示省略)に送り、容器2を生産ラインから排斥させる(ステップ305)。
【0019】
更に、X線ラインセンサ6から取り込まれたX線減弱信号を順次メモリ(図示せず)に記憶させると、そのメモリ上に被検査容器7のX線透視像が構成されるが、これをビデオ信号に変換してディスプレイ装置(図示せず)に表示させることにより、被検査容器7の液面レベル等の内部状態を画像として観察することもできる。
【0020】
以上説明したように上記実施形態では、ニューボトル缶などの容器の巻締め時や生産時に“しわ”、“キズ”が発生した外観不良品を検出することができる。
【0021】
【発明の効果】
本発明は、ニューボトル缶を含む容器の外観不良を実情に合った検査のできる容器外観検査装置を提供するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置を上部から見た一実施形態を示すブロック図。
【図2】本発明装置を側面から見た一実施形態を示すブロック図。
【図3】“しわ”、“キズ”を検出する動作を示すフローチャート。
【図4】ニューボトル缶容器に“しわ”、“キズ”が発生した容器の検査例。
【符号の説明】
1…X線照射装置、2…ニューボトル缶容器、3…X線検出手段、4…外観検査装置本体、5…位置検出器A 、6…位置検出器B、7…X線制御装置 、8…判定回路、9…制御装置、10…コンベア

Claims (1)

  1. コンベアで搬送された容器にX線を照射するX線源と、このX線源と対向配置され前記容器の透過X線を検出する検出器と、この検出器に検出された透過X線の強弱を画像化する信号処理部とを備えた容器外観検査装置において、前記容器に発生したしわやキズを含む外観不良が想定される透過X線量を予め計測し記憶する手段と、該記憶された透過X線量と実際に計測した透過X線量とを比較する手段と、該比較された結果に基き前記外観不良を検査する手段とを備えたことを特徴とする容器外観検査装置。
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