JPH04130254A - 液体封入容器の気泡検出方法及び装置 - Google Patents

液体封入容器の気泡検出方法及び装置

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JPH04130254A
JPH04130254A JP2251591A JP25159190A JPH04130254A JP H04130254 A JPH04130254 A JP H04130254A JP 2251591 A JP2251591 A JP 2251591A JP 25159190 A JP25159190 A JP 25159190A JP H04130254 A JPH04130254 A JP H04130254A
Authority
JP
Japan
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container
image
bubbles
liquid
rays
Prior art date
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Pending
Application number
JP2251591A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Miyatake
宮武 省三
Koji Nomura
野村 康次
Takeshi Nonaka
武 野中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Publication of JPH04130254A publication Critical patent/JPH04130254A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内部に液体を封入しである紙パツク飲料容器
に残留する気泡を検出する方法及び装置に関する。
〔従来の技術〕
内部に液体(牛乳や各種の液体飲料更にはヨーグルト等
のゲル状物質やゾル状物質を含む)を封入した紙容器や
プラスチック容器等は、生産ライン上で次々に製造され
てゆく、この場合、容器内に気泡が残留するとその内容
物の腐敗につながることがあり、容器管理上好ましくな
い。
従来、残留気泡の検出には、容器全体の重量を計測し、
気泡骨の重量の差分が出れば、気泡残留と判断するやり
方をとった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の重量測定のやり方では、容器内の充頃量のば
らつきもあってQ、lcc程度の微量の気泡検出は不可
能であった。
本発明の目的は、微量の気泡残留をも正確に検出可能・
とする、液体封入容器の気泡検出方法及び装置を提供す
るものである。
更に、本発明の目的は、画像処理技術を利用して気泡残
留を検出可能とする、液体封入容器の気泡検出装置を提
供するものである。
〔課題を達成するための手段〕
本発明の液体封入容器の気泡検出方法は、検査対象とな
る液体封入容器を水平位置から傾け、この傾けた状態で
の液体封入容器にX線を照射し、その透過X線の様子か
ら液体封入容器内での気泡の有無を特徴する請求項1)
更に本発明の液体封入容器の気泡検出装置は、水平状態
から傾けた、検査対象となる液体封入容器にX線を照射
する手段と、液体封入容器からの透過X線を検出するX
線検出器と、該検出信号から得られるXIII透視画像
から容器内の気泡の有無を検出する処理手段と、より成
る(請求項2)。
更に本発明の液体封入容器の気泡検出装置では、上記処
理手段は、X!I!透視画像を2値化処理し、該2値化
処理後の画像と、気泡のない状態で得られた基準2値化
画像との“1゛又は“0”の占有面積の大小比較を行い
、この比較結果で気泡の有無を検出することとした(請
求項3)。
〔作用〕
本発明によれば、容器を水平方向から傾けてX線を照射
するようにしたため、気泡が残留していた場合その容器
の片隅の部分に残留気泡が現れ、透過XMで検出可能に
なる(請求項1.2)。
更に本発明によれば、透過X線から得られるX線透視画
像から2値化画像を得、これと気泡のない基準2値化画
像との間で、“l”又は“0”の占有面積の大小比較を
行い、これによって画像処理的に気泡のを無を検出する
(請求項3)。
〔実施例〕
第4図は、製造ライン2上を、液体を封入した紙容器l
が流れる様子を示す、液体の封入は、別の個所で既にな
され、容器自体も密封封入されて、内部の液体が外部に
流出しないようになっている。
封入した液体とは、牛乳や各種飲料水の他に、ヨーグル
ト等のゲル状物質やゾル状物質、或いは缶詰内容物等の
広い意味を持つものとする。
第5図は、気泡検出のために、容器1を傾斜台13上に
乗せた様子を示す、容器1は、傾斜台13の傾斜に従っ
て左方向が下になるように傾かせる。
傾斜台13及び傾斜角度は、この台13上での容器1に
おいてその片隅部1aの個所1bに残留気泡が出現でき
るように、設定する。
従って、残留気泡があれば個所1bに気泡が出現する。
この個所1bを含めた領域にX線を照射すれば、気泡の
有無で透過X線の量が異なり、気泡の有無を知ることが
できる。
尚、傾斜台13の代わりに、製造ライン(又は検査ライ
ン)2を傾斜させた構成にしてもよい。
第1図は本発明の検出装置の実施例図を示す。
第3図はそのタイムチャートを示す、先ず、製造ライン
2上の検査位置に容器1を移動し、光電スイッチ3が、
容器lの規定検査位置にあることを検出する。−次に、
X線制御器4を駆動し、X線発生器5から、容器1の片
隅部1aの個所1bに向けてXvA6を照射する。
透過X線はX線検出器(図示せず)で検出される。X線
検出器は、X線/光変換器であり、これをテレビカメラ
7が透視画像として撮像する。
画像処理回路8は、透視画像2値化処理し、2値化画像
を得る。この2値化画像は、テレビモニタ9に送られて
、表示対象となる。透視画像を表示させてもよい。
信号処理回路11は、光電スイッチ3の容器3の検出信
号によって起動され、内部に既に格納済みの基準2値化
画像を判定回路10へ送る。ここで、基準2値化画像と
は、気泡の全く存在しない容器についての2値化画像の
ことであり、気泡の存在の有無判定用に使う、この基準
2値化画像は、理論的に得てもよく、又は、実際に気泡
の全く存在しない容器を規定検定位置に置き、これから
実測して得た2値化画像であってもよい。
判定回路10は、2値化画像52と基準2値化画像53
との間で、“1”又は10”の占有面積の大小比較を行
い、気泡の有無及びその量を判定する。
この判定の結果、気泡の存在する容器1であると判定し
た時には、排斥器12を駆動してその容器1をライン2
から排除する。
第2図は、画像処理の様子を時系列的に示した。
(イ)図は、気泡のない場合、(ロ)図は気泡のある場
合を示す。先ず、(イ)図の透視画像21aと(ロ)図
の透視画像21bとを対比して示しである。透視画像2
1bでは気泡Aの存在によってX線の減弱量が少ないた
め白色で欠落部分が現れている。次に、画像21a、2
1bを2値化して得た2値化画像を222,22bとし
て示した。画像22bでは、気泡Aの存在によって頂上
部分に欠落が現れる。
この画像22b、22aを基準2値化画像と、“1”又
は“0”の占有面積の大小で比較してもよいが、より簡
単なやり方を、第2図の右側に示した。基準位置を固定
し、この基準位置の固定面積(ウィンド)23b、23
aを抽出する。これと、基準2値化画像から得た、同位
置同面積の画像との間で、“1”又は“O”の占有面積
を対比比較する。
第2図では、容器の存在部分を“1”とし、それ以外の
部分を“0”とする2値化法を採用している。気泡部分
Aは、(ロ)図から明らかなように、“0”として扱わ
れる。この結果、面積23aでは“1”がその全ビット
を占め、面積23bでは、“1゛は下部23cに示すよ
うに面積の1部が“1”となっているだけである。従っ
て、この“1”の数量から気泡の存在の有無及びその存
在量を知ることができる。
尚、第2図では、モニタ9上に表示している例を示した
が、これは表示しながら処理をなしとげるためである。
必ずしも表示の必要性はない。
本実施例によれば残留気泡が容器の1つの隅に出現する
ように容器を傾けたことにより、透過X線にその残留気
泡の有無が反映する。従って、透過X線を監視すること
で、気泡の残留の有無を知ることができる。更に、透視
画像を2値化して画像処理にて気泡の有無及び量を精度
よく判定できるようになった。
尚、以下の変形がある。
(i)製造ラインを搬送させながら気泡検査するやり方
、搬送を、検査時−時中断して検査するやり方等種々、
ラインの変形がありうる。
(ii)容器の検出手段は光電スイッチ例を示したが、
機械的スイッチや静電スイッチ等種々ありうる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、容器を傾斜させてX線を照射したこと
により、残留気泡の精度のよい検出が可能となる(請求
項1.2)。
更に、本発明によれば、画像処理的に残留気泡の量まで
も検出できるため、残留気泡の検出精度を向上できた(
請求項3)。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の気泡検出装置の実施例図、第2図(イ
)、(ロ)は気泡検出処理の様子を示す図、第3図は第
1図の気泡検出装置のタイムチャート、第4図は製造ラ
インでの容器の配置別図、第5図は製造ラインでの本実
施例での容器傾斜を実現した図である。 1・・・液体封入容器、2・・・製造ライン、5・・・
X線発生器、7・・・テレビカメラ、 8・・・画像処
理回路、10・・・判定回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)検査対象となる液体封入容器を水平位置から傾け
    、この傾けた状態での液体封入容器にX線を照射し、そ
    の透過X線の様子から液体封入容器内での気泡の有無を
    検出する液体封入容器の気泡検出方法。
  2. (2)水平状態から傾けた、検査対象となる液体封入容
    器にX線を照射する手段と、液体封入容器からの透過X
    線を検出するX線検出器と、該検出信号から得られるX
    線透視画像から容器内の気泡の有無を検出する処理手段
    と、より成る液体封入容器の気泡検出装置。
  3. (3)上記処理手段はX線透視画像を2値化処理し、該
    2値化処理後の画像と、気泡のない状態で得られた基準
    2値化画像との“1”又は“0”の占有面積の大小比較
    を行い、この比較結果で気泡の有無を検出することとし
    た請求項2の液体封入容器の気泡検出装置。
JP2251591A 1990-09-20 1990-09-20 液体封入容器の気泡検出方法及び装置 Pending JPH04130254A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002168805A (ja) * 2000-11-28 2002-06-14 Anritsu Corp X線異物検出装置
JP2003065976A (ja) * 2001-08-29 2003-03-05 Anritsu Corp X線異物検出装置
JP2018503084A (ja) * 2014-12-27 2018-02-01 ヒルズ・ペット・ニュートリシャン・インコーポレーテッド 食品処理方法およびシステム

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