JP2004189366A - エレベータのつり合いおもり - Google Patents

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Kaizan Fukunaga
海山 福永
Yutaka Ohashi
豊 大橋
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B17/00Hoistway equipment
    • B66B17/12Counterpoises

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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

【課題】通しボルト及びナットの着脱を要せずに、容易にかつ少ないコストでサブウェートを追加できるエレベータのつり合いおもりの提供。
【解決手段】サブウェート7に通しボルト3及びナット4を挿入可能な通し孔8を形成するとともに、一対の枠体1にレールクリップ10にて固定され、サブウェート7を保持する押えブラケット9を設けた。これにより、主ウェート2を通しボルト3及びナット4で一体に固定した状態で、上部主ウェート2a上にサブウェート7を載置するとともに、サブウェート7の通し孔8に通しボルト3及びナット4を挿入した後、サブウェート7を押えブラケット9で保持する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、乗りかごの重量の変化に伴って主ウェート上にサブウェートを装着可能なエレベータのつり合いおもりに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5はこの種のエレベータのつり合いおもりの一例を示す正面図である。
【0003】
図5に示すつり合いおもりは、図示しない昇降路内のガイドレールに沿って昇降する一対の枠体1と、積層された状態で両端のそれぞれが枠体1に保持される複数の主ウェート2と、これらの主ウェート2を貫通する2本の通しボルト3と、これらの通しボルト3の両端に螺合するナット4とを備えている。このつり合いおもりの枠体1は、吊りロープ5により吊上げられ、この吊りロープ5の他端は図示しない乗りかごに連結されている。また、枠体1の上下端には図示しないガイドレールに沿って案内するガイドシュー6が設けられている。
【0004】
このようなつり合いおもりを備えたエレベータでは、つり合いおもりが乗りかごの重量に相応する重量を有することにより、つり合いおもりと乗りかごとがつり合いの取れた状態で乗りかごの運行を円滑に行なうようになっている。また、例えば乗りかごの改造などにより乗りかごの重量が増加した場合には、主ウェート2のうちの最上部に位置する上部主ウェート2aの上部にこの主ウェート2と同形の図示しないサブウェートを取付けることがある。このようにサブウェートを装着した場合、通しボルト3の上端のナット4をそれぞれ外した後、上部主ウェート2aの上部にサブウェートを載置させるとともに、このサブウェートの貫通孔に通しボルト3を挿入して上端を上部主ウェート2aの上方へ突出され、次いで、この通しボルト3の上端にナット4を再び螺合するようになっている。しかしながら、このようなつり合いおもりにあっては、通しボルト3の長さが足りなくなった際に、より長い通しボルトを新たに作り直す必要があり、かなりの期間や費用を要するという問題がある。
【0005】
そこで、このような従来の問題を解決する一手段として、複数の主ウェート2を連結する通しボルト3が挿通可能な第1の孔、およびこの第1の孔とは別に形成したボルト孔を有するベースウェートと、このベースウェート上に配置され、上記のボルト孔に対向する通し孔を有する補助ウェートとを含むとともに、この補助ウェートの通し孔に挿通され、上記のボルト孔に螺合する補助ボルトを備えたエレベータのつり合いおもりが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開2000―313579号公報
(段落番号0016〜0020、図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記した従来技術にあっては、複数の主ウェート2上にベースウェートを装着する際に複数の主ウェート2を貫通する通しボルト3及びナット4を一旦緩める必要があるが、エレベータ据付時から長年の期間を経た後に乗りかごの改造を行なうのが一般的であるので、通しボルト3とナット4との間で錆付いて抜けないという問題がある。また、通しボルト3が抜けないよう針金などを用いて抜止め防止策を講じるのに煩雑な手間を要するという問題もある。
【0008】
本発明は、上記した従来技術における実状を鑑みてなされたもので、その目的は、複数の主ウェートを貫通する通しボルト及びナットの着脱を要せずに、容易にかつ少ないコストでサブウェートを追加することのできるエレベータのつり合いおもりを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、昇降路内のガードレールに沿って昇降し、吊りロープを介して乗りかごと連結される一対の枠体と、これらの枠体に保持される複数の主ウェートと、これらの主ウェートを貫通する通しボルトと、この通しボルトの端部に螺合され、上記主ウェートを押えるナットとを備え、前記乗りかごの重量に相応する重量を有するとともに、上記乗りかごの重量の変化に伴って上記主ウェートの上部にサブウェートを装着可能なエレベータのつり合いおもりにおいて、上記サブウェートに上記通しボルト及びナットを挿入可能な挿入孔を形成するとともに、上記一対の枠体にレールクリップにて固定され、上記サブウェートを保持する押えブラケットを設けた構成にした。
【0010】
このように構成した本発明によれば、複数の主ウェートを通しボルト及びナットにより一体に固定したままの状態で、複数の主ウェート上にサブウェートを載置した後、一対の枠体にレールクリップにて押えブラケットを固定し、この押えブラケットでサブウェートを保持する。これにより、従来のように複数の主ウェートを貫通する通しボルト及びナットを要せずに、容易にかつ少ないコストでサブウェートを追加することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のエレベータのつり合いおもりの実施の形態を図に基づいて説明する。
【0012】
図1は本発明の一実施形態に係わるエレベータのつり合いおもりを示す正面図、図2は図1のつり合いおもりのA―A線に沿う横断面図、図3は図1のつり合いおもりに設けられるサブウェートの平面図、図4は図1のつり合いおもりに設けられる押えブラケットの正面図である。なお、図1、図2において前述した図5に示すものと同等のものには同一符号を付してある。
【0013】
図1に示す本実施形態のつり合いおもりでは、前述した図5に示すものと比べて、複数の主ウェート2のうちの上部主ウェート2a上に載置されるサブウェート7が、通しボルト3及びナット4を挿入可能な挿入孔、例えば通し孔8を有するとともに、一対の枠体1にレールクリップ10にて両端が固定され、サブウェート7を保持する押えブラケット9を設けた点が異なっており、その他の構成は基本的に同様である。
【0014】
レールクリップ10は、図2に示すように、ボルト10a、ワッシャ10b、スプリングワッシャ10c及びナット10dから構成され、このナット10dに適応する図示しないスパナなどの工具によりナット10dを締付けることでレールクリップ10を押圧する力を得るようになっている。
【0015】
この実施形態にあっては、例えば図示しない乗りかごの改造工事に伴う部品の増加により乗りかごの重量が増加した場合、複数の主ウェート2を通しボルト3及びナット4で一体に固定した状態で、上部主ウェート2a上にサブウェート7を載置するとともに、このサブウェート7の通し孔8に通しボルト3及びナット4を挿入する。その後、サブウェート7の上方に押えブラケット9を配置して、この押えブラケット9の両端をレールクリップ10を介して枠体1に固定することにより、サブウェート7を上方から保持する。
【0016】
このように構成した本実施形態によれば、サブウェート7を追加するに際し、通しボルト3及びナット4の着脱作業が不要であるとともに、従来のように通しボルト3の落下防止策を講じる必要がないため、必要な重量のサブウェート7を容易に追加することができる。また、既設のサブウェート7を用いる場合には、この既設のサブウェート7に通しボルト3及びナット4を挿入可能な通し孔8を加工して、押えブラケット9を設けるだけでよく、新たに要する費用を抑えることができる。
【0017】
なお、上記実施形態では、サブウェート7を主ウェート2と同形としたが、サブウェート7の両端が枠体1に保持される構造であるならば、サブウェートを主ウェート2と異形とすることもできる。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、複数の主ウェートを貫通する通しボルト及びナットの着脱を要せずに、容易にかつ少ないコストでサブウェートを追加できるエレベータのつり合いおもりを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わるエレベータのつり合いおもりを示す正面図である。
【図2】図1のつり合いおもりのA―A線に沿う横断面図である。
【図3】図1のつり合いおもりに設けられるサブウェートの平面図である。
【図4】図1のつり合いおもりに設けられる押えブラケットの正面図である。
【図5】エレベータのつり合いおもりの一例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 枠体
2 主ウェート
2a 上部主ウェート
3 通しボルト
4 ナット
5 吊りロープ
7 サブウェート
8 通し孔(挿入孔)
9 押えブラケット
10 レールクリップ
10a ボルト
10b ワッシャ
10c スプリングワッシャ
10d ナット

Claims (1)

  1. 昇降路内のガードレールに沿って昇降し、吊りロープを介して乗りかごと連結される一対の枠体と、これらの枠体に保持される複数の主ウェートと、これらの主ウェートを貫通する通しボルトと、この通しボルトの端部に螺合され、上記主ウェートを押えるナットとを備え、前記乗りかごの重量に相応する重量を有するとともに、上記乗りかごの重量の変化に伴って上記主ウェートの上部にサブウェートを装着可能なエレベータのつり合いおもりにおいて、
    上記サブウェートに上記通しボルト及びナットを挿入可能な挿入孔を形成するとともに、上記一対の枠体にレールクリップにて固定され、上記サブウェートを保持する押えブラケットを設けたことを特徴とするエレベータのつり合いおもり。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104960482A (zh) * 2015-06-29 2015-10-07 安徽中鼎减震橡胶技术有限公司 一种汽车用防共振吸振块
CN106672773A (zh) * 2017-03-07 2017-05-17 江苏西德电梯有限公司 一种对重块压紧装置
US11040859B2 (en) 2018-08-20 2021-06-22 Otis Elevator Company Frameless elevator counterweight

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