JP2004189243A - ボトル結束具 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のボトルを確実に結束することができるだけでなく、配列されたボトルへの組み付け作業が容易に行なえ、また、結束されたボトルを容易に取り外すことができるボトル結束具を提供する。
【解決手段】基板3に複数のボトルの頸部が挿通自在の複数の第1挿通穴4を設ける。各第1挿通穴4の内周縁に鍔部に係止する複数の係止片6を設ける。基板3の両側縁に、基板3の裏面側に折り返して重合される一対の折返し片11,12を設ける。各折返し片11,12に、ボトルの頸部が挿通自在の第2挿通穴13,15を設ける。
【選択図】図2
【解決手段】基板3に複数のボトルの頸部が挿通自在の複数の第1挿通穴4を設ける。各第1挿通穴4の内周縁に鍔部に係止する複数の係止片6を設ける。基板3の両側縁に、基板3の裏面側に折り返して重合される一対の折返し片11,12を設ける。各折返し片11,12に、ボトルの頸部が挿通自在の第2挿通穴13,15を設ける。
【選択図】図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の合成樹脂製ボトルを一体的に結束するボトル結束具に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、飲料水等を収容する合成樹脂製ボトル(例えばPETボトル)は、複数本を束ねた状態での展示・販売が行なわれている。そして、複数本のボトルを束ねるために、ボトル結束具が用いられることが知られている。
【0003】
この種のボトル結束具は、例えば、下記特許文献1に見られるように、一枚の厚紙製の基板にボトルの頸部に形成された鍔部の径よりも大きい穴が、6本のボトルの配列に対応して6個形成されている。基板には、該基板の上面に折り返す折返し片が連設されている。折返し片には、折り返したときに前記穴に挿通されたボトルの鍔部の下部に当接して前記ボトルの落下を阻止する半円状の凹部が形成されている。
【0004】
ところで、特許文献1のようなボトル結束具によって複数(6本)のボトルを束ねるときには、基板を水平に保ちつつ各穴を6本のボトルの頸部に同時に挿通させて組み付けることが行なわれるが、6本のボトルの配列状態に位置ズレや基板の歪みが生じやすく、組み付け作業が煩わしいだけでなく各穴へのボトルの頸部の挿通が不十分となる不都合がある。これによって、各ボトルの結束状態を確実に維持することができず、持ち上げた際にボトルが脱落するおそれがある。
【0005】
また、特許文献1のようなボトル結束具においては、基板の上面に重合する折返し片がボトルの鍔部の下方に強固に嵌め込まれているため、基板から各ボトルを取り外すことが困難となる不都合がある。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−130128号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
かかる不都合を解消して、本発明は、複数のボトルを確実に結束することができるだけでなく、配列されたボトルへの組み付け作業が容易に行なえ、また、結束されたボトルを容易に取り外すことができるボトル結束具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明は、複数の合成樹脂製ボトルの頸部を結束保持する板紙によって形成されたボトル結束具において、略矩形状の基板と、該基板の所定位置に貫通して形成されて、各ボトルの頸部が各別に挿通自在の複数の第1挿通穴と、各第1挿通穴の内周縁に配設され、該第1挿通穴に挿通された前記ボトルの頸部の側壁に沿って上方に折れ曲がって該ボトルの頸部の外周に突設された鍔部に係止する複数の係止片と、前記基板の両側縁のそれぞれに折目線を介して連設され、該基板の裏面側に折り返して重合される一対の折返し片とを備えてなり、各折返し片は、前記基板の裏面側に折り返されたときに前記第1挿通穴に対応してボトルの頸部が挿通自在に形成された第2挿通穴を備えることを特徴とする。
【0009】
本発明のボトル結束具を複数のボトルに組み付けるときには、先ず、前記両折返し片を基板の裏面方向に折返して、各折返し片に設けられた前記第2挿通穴をボトルの頸部に挿通させる。こうすることにより、ボトルの頸部が折返し片を介して基板の第1挿通穴の下方に対向して位置決めされる。次いで、基板をボトルの方向に押し下げて各第1挿通穴にボトルの頸部を挿通させる。このとき、基板の下降に相対してボトルの頸部が第2挿通穴により第1挿通穴に向って確実に案内されるので、ボトルの頸部を第1挿通穴に円滑且つ確実に挿通させることができる。更に、該第1挿通穴に設けられた係止片は、該第1挿通穴へのボトルの頸部の挿入に伴ってボトルの頸部の外壁に沿って起立し、ボトルの鍔部の下方に入って該鍔部を係止する。これにより、第1挿通穴からのボトルの鍔部の抜け落ちを防止することができる。一方、ボトルの頸部が第2挿通穴に挿通して基板の裏面側に重合された折返し片は、第2挿通穴を介してボトルの頸部の下方に挟み込まれて基板との重合状態が維持される。これによって、基板の両側縁を補強して基板の強度を向上させることができ、基板が不用意に破断される等によるボトルの脱落を確実に防止することができる。
【0010】
また、本発明の好ましい態様として、前記基板の各第1挿通穴は、2列に配列された複数のボトルの各頸部に対応して2列に配設され、前記各折返し片は、ボトルの配列方向に沿った前記基板の側縁に連設されていることが挙げられる。これにより、各折返し片がボトルの各列に沿って設けられているので、各ボトルに対応する基板の側縁を補強することができ、第1挿通穴を設けたことによる基板の強度低下を防止することができる。
【0011】
また、このとき、前記各折返し片は、ボトルの配列方向に沿った一端部に単一の前記第2挿通穴を備え、一方の折返し片の第2挿通穴と他方の折返し片の第2挿通穴とは基板の略対角位置に対応して設けられていることが好ましい。2列に配列されたボトルを前記基板により結束するとき、両折返し片を基板の裏面側に折り返した後、基板の略対角位置に対応するボトルの頸部のみが第2挿通穴に挿通される。そして、各折返し片の第2挿通穴をそれぞれ単一としても、両第2挿通穴が互いに基板の対角位置に対応して設けられていることで、十分にボトルの頸部を基板の第1挿通穴に精度良く案内することができる。しかも、折返し片における第2挿通穴以外の位置においては、該折返し片の幅寸法を比較的小とすることができ、材料の使用量を削減してコストを低減するこができる。
【0012】
また、このとき、前記各折返し片は、前記第2挿通穴を除く先端縁に、各第1挿通穴に対応する半円状の凹部が形成されていることが好ましい。これにより、各第1挿通穴の内縁の一部を半円状の凹部によって補強することができ、第1挿通穴を設けたことによる基板の強度低下を防止することができる。
【0013】
また、本発明において、前記基板には、該基板の外側縁から2列に配設された各第1挿通穴の列間に沿って引き裂くことにより各第1挿通穴における頸部の保持を解除する破断可能部が設けられ、前記各折返し片には、前記第2挿通穴の一部を分断して頸部の挿通状態を解除する切込が設けられていることを特徴とする。
【0014】
これにより、破断可能部を破断するだけで、各第1挿通穴を容易に開放することができるので、基板からボトルを取り外す際の作業を容易とすることができる。更に、第2挿通穴の一部が前記切込により分断されるので、第2挿通穴の開放が容易とされ、基板からのボトルの取り外しの際に、第2挿通穴へのボトルの頸部の挿通状態を極めて容易に解除することができる。
【0015】
また、前記基板の周縁の一部に、所定の表示が施される舌片を連設することにより、所定の表示(例えば商品情報を示すバーコード等)を視認しやすい位置に設けることができる。
【0016】
更に、前記基板に、手指を挿入して把持可能とする把持穴を形成しておくことにより持ち運びを容易とすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態のボトル結束具によるボトルの結束状態を示す説明的斜視図、図2は本実施形態のボトル結束具を示す展開図、図3は折返し片を折り返した状態の平面図、図4はボトルの結束作業を示す説明図、図5は第1挿通穴におけるボトルの頸部の係止状態を示す説明的断面図、図6はボトルの取外し工程を示す説明図である。
【0018】
本実施形態のボトル結束具1は、図1に示すように、3本ずつ2列に配列された6本の合成樹脂製ボトル2を一体的に結束するものであり、図2に示すように、板紙を打抜くことによって構成されている。該ボトル結束具1は、大略矩形状の基板3を備え、該基板3にはボトル2の配列に対応する6個の第1挿通穴4が形成されている。各第1挿通穴4は、ボトル2の頸部5、即ち、キャップ5a及び鍔部5bが挿通可能な大きさに形成されている。各第1挿通穴4の内周縁には、所定間隔を存して複数の係止片6が連設されている。
【0019】
また、各第1挿通穴4の列間には、各列の第1挿通穴4に沿って断続する切れ目7が一対ずつ設けられ、各切れ目7を結ぶ2列の直線間が破断可能な破断可能部8とされている。該破断可能部8の両端には破断開始用の突片9が形成されている。各突片9は、その基端部が前記切れ目7に連続しており、後述するが、突片9を上方に引き裂くように持ち上げることによって、各第1挿通穴4を形成する基板3の一部が破断されるようになっている。
【0020】
更に、基板3の中央位置には指を挿入して基板を把持することができる一対の把持穴10が形成されており、該把持穴10に指を挿し込んで基板3を介して結束状態のボトル2を持ち運ぶことができる。
【0021】
また、前記基板3の各第1挿通穴4の配列方向に沿った両端縁には、それぞれ折目線a,bを介して折返し片11,12が連設されている。両折返し片11,12は、図3に示すように、基板3の裏面側に折り返して重合される。図2に示すように、一方の折返し片11には単一の第2挿通穴13が設けられ、2つの凹部14が形成されている。他方の折返し片12には第2挿通穴15と凹部16とが一つずつ形成されている。各第2挿通穴13,15は、各第1挿通穴4と同様に、ボトル2の頸部5におけるキャップ5a及び鍔部5bが挿通可能な大きさに形成されている。各折返し片11,12の各第2挿通穴13,15の周囲を形成している部分には各第2挿通穴13,15を開放させるための切込17が形成されている。
【0022】
そして、一方の折返し片11の第2挿通穴13と他方の折返し片12の第2挿通穴15とは基板3の略対角位置に対応して設けられている。即ち、図3に示すように、一方の第2挿通穴13は、折返し片11が基板3の裏面側に折り返されたとき基板3の一方の端部に位置する第1挿通穴4に対応し、他方の第2挿通穴15は、基板3の一方の端部に位置する第1挿通穴4に対応するように設けられている。更に、両折返し片11,12が基板3の裏面側に折り返されたとき、各凹部14,16は第1挿通穴4の一部において略半円に対応する。
【0023】
また、他方の折返し片12に隣接する基板3の側縁の一部には、図2に示すように、該折返し片12から切れ目18によって分割して形成された舌片19が連設されている。該舌片19には、例えば商品情報を示すバーコード等の表示20を設けることができるようになっている。
【0024】
以上の構成からなるボトル結束具1によってボトル2を結束するときには、先ず、図3に示すように、両折返し片11,12を基板3の裏面側に折り返す。次いで、図4(a)に示すように、第2挿通穴13,15をボトル2の頸部5に挿通する。これにより、基板3が位置決めされて、各第1挿通穴4とボトル2の頸部5とが対向した状態となる。
【0025】
続いて、図4(b)に示すように、基板3を押し下げると、ボトル2の頸部5が第2挿通穴13,15に案内されると共に、ボトル2の頸部5が各第1挿通穴4に精度良く挿通される。このとき、ボトル2の頸部5の第2挿通穴13,15への挿通状態が維持されるので、基板3に歪みが生じることなく、ボトル2の頸部5は的確に各第1挿通穴4に挿通される。そしてこのとき、各係止片6がボトル2の頸部5に摺接されて起立する。
【0026】
その後、更に基板3を押し下げると、図5に示すように、係止片6がボトル2の鍔部5bの下方に入り込み、抜け止め状態で頸部5が保持される。このようにして、図1に示すようにボトル2の結束状態を形成することができ、前記把持穴10を把持して一体的に持ち運ぶことができる。
【0027】
また、本実施形態のボトル結束具1においてボトル2の結束状態を解除する場合には、先ず、図6(a)に示すように、破断可能部8の一端の突片9を上方に引き裂くように持ち上げる。これにより、第1挿通穴4に保持されたボトル2の頸部5が開放状態となり、図6(b)に示すように、ボトル2を引っ張るだけで、基板3による結束が解除される。更に、折返し片11(12)は図示するように前記切込17において分断されて第2挿通穴13(15)における挿通状態が解除される。このように、破断可能部8を破断することによって、ボトル2を容易に取り外すことができる。
【0028】
なお、本実施形態においては、6本のボトル2を結束するボトル結束具1を示したが、前記第1挿通穴4の数を加減することによって所望の数のボトルを結束することができる。
【0029】
また、本実施形態においては、それぞれの折返し片11,12に前記第2挿通穴13,15を一つずつ設けたものを示したが、図示しないが、各折返し片11,12に複数の第2挿通穴が設けられていても本実施形態と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のボトル結束具によるボトルの結束状態を示す説明的斜視図。
【図2】本実施形態のボトル結束具を示す展開図。
【図3】折返し片を折り返した状態の平面図。
【図4】ボトルの結束作業の一工程を側面示する説明図。
【図5】第1挿通穴におけるボトル頸部の係止状態を示す説明的断面図。
【図6】ボトルの取外し工程を示す説明図。
【符号の説明】
1…ボトル結束具、2…ボトル、3…基板、4…第1挿通穴、5…頸部、5b…鍔部、6…係止片、8…破断可能部、10…把持穴、11,12…折返し片、13,15…第2挿通穴、14,16…凹部、17…切込、19…舌片。
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の合成樹脂製ボトルを一体的に結束するボトル結束具に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、飲料水等を収容する合成樹脂製ボトル(例えばPETボトル)は、複数本を束ねた状態での展示・販売が行なわれている。そして、複数本のボトルを束ねるために、ボトル結束具が用いられることが知られている。
【0003】
この種のボトル結束具は、例えば、下記特許文献1に見られるように、一枚の厚紙製の基板にボトルの頸部に形成された鍔部の径よりも大きい穴が、6本のボトルの配列に対応して6個形成されている。基板には、該基板の上面に折り返す折返し片が連設されている。折返し片には、折り返したときに前記穴に挿通されたボトルの鍔部の下部に当接して前記ボトルの落下を阻止する半円状の凹部が形成されている。
【0004】
ところで、特許文献1のようなボトル結束具によって複数(6本)のボトルを束ねるときには、基板を水平に保ちつつ各穴を6本のボトルの頸部に同時に挿通させて組み付けることが行なわれるが、6本のボトルの配列状態に位置ズレや基板の歪みが生じやすく、組み付け作業が煩わしいだけでなく各穴へのボトルの頸部の挿通が不十分となる不都合がある。これによって、各ボトルの結束状態を確実に維持することができず、持ち上げた際にボトルが脱落するおそれがある。
【0005】
また、特許文献1のようなボトル結束具においては、基板の上面に重合する折返し片がボトルの鍔部の下方に強固に嵌め込まれているため、基板から各ボトルを取り外すことが困難となる不都合がある。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−130128号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
かかる不都合を解消して、本発明は、複数のボトルを確実に結束することができるだけでなく、配列されたボトルへの組み付け作業が容易に行なえ、また、結束されたボトルを容易に取り外すことができるボトル結束具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明は、複数の合成樹脂製ボトルの頸部を結束保持する板紙によって形成されたボトル結束具において、略矩形状の基板と、該基板の所定位置に貫通して形成されて、各ボトルの頸部が各別に挿通自在の複数の第1挿通穴と、各第1挿通穴の内周縁に配設され、該第1挿通穴に挿通された前記ボトルの頸部の側壁に沿って上方に折れ曲がって該ボトルの頸部の外周に突設された鍔部に係止する複数の係止片と、前記基板の両側縁のそれぞれに折目線を介して連設され、該基板の裏面側に折り返して重合される一対の折返し片とを備えてなり、各折返し片は、前記基板の裏面側に折り返されたときに前記第1挿通穴に対応してボトルの頸部が挿通自在に形成された第2挿通穴を備えることを特徴とする。
【0009】
本発明のボトル結束具を複数のボトルに組み付けるときには、先ず、前記両折返し片を基板の裏面方向に折返して、各折返し片に設けられた前記第2挿通穴をボトルの頸部に挿通させる。こうすることにより、ボトルの頸部が折返し片を介して基板の第1挿通穴の下方に対向して位置決めされる。次いで、基板をボトルの方向に押し下げて各第1挿通穴にボトルの頸部を挿通させる。このとき、基板の下降に相対してボトルの頸部が第2挿通穴により第1挿通穴に向って確実に案内されるので、ボトルの頸部を第1挿通穴に円滑且つ確実に挿通させることができる。更に、該第1挿通穴に設けられた係止片は、該第1挿通穴へのボトルの頸部の挿入に伴ってボトルの頸部の外壁に沿って起立し、ボトルの鍔部の下方に入って該鍔部を係止する。これにより、第1挿通穴からのボトルの鍔部の抜け落ちを防止することができる。一方、ボトルの頸部が第2挿通穴に挿通して基板の裏面側に重合された折返し片は、第2挿通穴を介してボトルの頸部の下方に挟み込まれて基板との重合状態が維持される。これによって、基板の両側縁を補強して基板の強度を向上させることができ、基板が不用意に破断される等によるボトルの脱落を確実に防止することができる。
【0010】
また、本発明の好ましい態様として、前記基板の各第1挿通穴は、2列に配列された複数のボトルの各頸部に対応して2列に配設され、前記各折返し片は、ボトルの配列方向に沿った前記基板の側縁に連設されていることが挙げられる。これにより、各折返し片がボトルの各列に沿って設けられているので、各ボトルに対応する基板の側縁を補強することができ、第1挿通穴を設けたことによる基板の強度低下を防止することができる。
【0011】
また、このとき、前記各折返し片は、ボトルの配列方向に沿った一端部に単一の前記第2挿通穴を備え、一方の折返し片の第2挿通穴と他方の折返し片の第2挿通穴とは基板の略対角位置に対応して設けられていることが好ましい。2列に配列されたボトルを前記基板により結束するとき、両折返し片を基板の裏面側に折り返した後、基板の略対角位置に対応するボトルの頸部のみが第2挿通穴に挿通される。そして、各折返し片の第2挿通穴をそれぞれ単一としても、両第2挿通穴が互いに基板の対角位置に対応して設けられていることで、十分にボトルの頸部を基板の第1挿通穴に精度良く案内することができる。しかも、折返し片における第2挿通穴以外の位置においては、該折返し片の幅寸法を比較的小とすることができ、材料の使用量を削減してコストを低減するこができる。
【0012】
また、このとき、前記各折返し片は、前記第2挿通穴を除く先端縁に、各第1挿通穴に対応する半円状の凹部が形成されていることが好ましい。これにより、各第1挿通穴の内縁の一部を半円状の凹部によって補強することができ、第1挿通穴を設けたことによる基板の強度低下を防止することができる。
【0013】
また、本発明において、前記基板には、該基板の外側縁から2列に配設された各第1挿通穴の列間に沿って引き裂くことにより各第1挿通穴における頸部の保持を解除する破断可能部が設けられ、前記各折返し片には、前記第2挿通穴の一部を分断して頸部の挿通状態を解除する切込が設けられていることを特徴とする。
【0014】
これにより、破断可能部を破断するだけで、各第1挿通穴を容易に開放することができるので、基板からボトルを取り外す際の作業を容易とすることができる。更に、第2挿通穴の一部が前記切込により分断されるので、第2挿通穴の開放が容易とされ、基板からのボトルの取り外しの際に、第2挿通穴へのボトルの頸部の挿通状態を極めて容易に解除することができる。
【0015】
また、前記基板の周縁の一部に、所定の表示が施される舌片を連設することにより、所定の表示(例えば商品情報を示すバーコード等)を視認しやすい位置に設けることができる。
【0016】
更に、前記基板に、手指を挿入して把持可能とする把持穴を形成しておくことにより持ち運びを容易とすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態のボトル結束具によるボトルの結束状態を示す説明的斜視図、図2は本実施形態のボトル結束具を示す展開図、図3は折返し片を折り返した状態の平面図、図4はボトルの結束作業を示す説明図、図5は第1挿通穴におけるボトルの頸部の係止状態を示す説明的断面図、図6はボトルの取外し工程を示す説明図である。
【0018】
本実施形態のボトル結束具1は、図1に示すように、3本ずつ2列に配列された6本の合成樹脂製ボトル2を一体的に結束するものであり、図2に示すように、板紙を打抜くことによって構成されている。該ボトル結束具1は、大略矩形状の基板3を備え、該基板3にはボトル2の配列に対応する6個の第1挿通穴4が形成されている。各第1挿通穴4は、ボトル2の頸部5、即ち、キャップ5a及び鍔部5bが挿通可能な大きさに形成されている。各第1挿通穴4の内周縁には、所定間隔を存して複数の係止片6が連設されている。
【0019】
また、各第1挿通穴4の列間には、各列の第1挿通穴4に沿って断続する切れ目7が一対ずつ設けられ、各切れ目7を結ぶ2列の直線間が破断可能な破断可能部8とされている。該破断可能部8の両端には破断開始用の突片9が形成されている。各突片9は、その基端部が前記切れ目7に連続しており、後述するが、突片9を上方に引き裂くように持ち上げることによって、各第1挿通穴4を形成する基板3の一部が破断されるようになっている。
【0020】
更に、基板3の中央位置には指を挿入して基板を把持することができる一対の把持穴10が形成されており、該把持穴10に指を挿し込んで基板3を介して結束状態のボトル2を持ち運ぶことができる。
【0021】
また、前記基板3の各第1挿通穴4の配列方向に沿った両端縁には、それぞれ折目線a,bを介して折返し片11,12が連設されている。両折返し片11,12は、図3に示すように、基板3の裏面側に折り返して重合される。図2に示すように、一方の折返し片11には単一の第2挿通穴13が設けられ、2つの凹部14が形成されている。他方の折返し片12には第2挿通穴15と凹部16とが一つずつ形成されている。各第2挿通穴13,15は、各第1挿通穴4と同様に、ボトル2の頸部5におけるキャップ5a及び鍔部5bが挿通可能な大きさに形成されている。各折返し片11,12の各第2挿通穴13,15の周囲を形成している部分には各第2挿通穴13,15を開放させるための切込17が形成されている。
【0022】
そして、一方の折返し片11の第2挿通穴13と他方の折返し片12の第2挿通穴15とは基板3の略対角位置に対応して設けられている。即ち、図3に示すように、一方の第2挿通穴13は、折返し片11が基板3の裏面側に折り返されたとき基板3の一方の端部に位置する第1挿通穴4に対応し、他方の第2挿通穴15は、基板3の一方の端部に位置する第1挿通穴4に対応するように設けられている。更に、両折返し片11,12が基板3の裏面側に折り返されたとき、各凹部14,16は第1挿通穴4の一部において略半円に対応する。
【0023】
また、他方の折返し片12に隣接する基板3の側縁の一部には、図2に示すように、該折返し片12から切れ目18によって分割して形成された舌片19が連設されている。該舌片19には、例えば商品情報を示すバーコード等の表示20を設けることができるようになっている。
【0024】
以上の構成からなるボトル結束具1によってボトル2を結束するときには、先ず、図3に示すように、両折返し片11,12を基板3の裏面側に折り返す。次いで、図4(a)に示すように、第2挿通穴13,15をボトル2の頸部5に挿通する。これにより、基板3が位置決めされて、各第1挿通穴4とボトル2の頸部5とが対向した状態となる。
【0025】
続いて、図4(b)に示すように、基板3を押し下げると、ボトル2の頸部5が第2挿通穴13,15に案内されると共に、ボトル2の頸部5が各第1挿通穴4に精度良く挿通される。このとき、ボトル2の頸部5の第2挿通穴13,15への挿通状態が維持されるので、基板3に歪みが生じることなく、ボトル2の頸部5は的確に各第1挿通穴4に挿通される。そしてこのとき、各係止片6がボトル2の頸部5に摺接されて起立する。
【0026】
その後、更に基板3を押し下げると、図5に示すように、係止片6がボトル2の鍔部5bの下方に入り込み、抜け止め状態で頸部5が保持される。このようにして、図1に示すようにボトル2の結束状態を形成することができ、前記把持穴10を把持して一体的に持ち運ぶことができる。
【0027】
また、本実施形態のボトル結束具1においてボトル2の結束状態を解除する場合には、先ず、図6(a)に示すように、破断可能部8の一端の突片9を上方に引き裂くように持ち上げる。これにより、第1挿通穴4に保持されたボトル2の頸部5が開放状態となり、図6(b)に示すように、ボトル2を引っ張るだけで、基板3による結束が解除される。更に、折返し片11(12)は図示するように前記切込17において分断されて第2挿通穴13(15)における挿通状態が解除される。このように、破断可能部8を破断することによって、ボトル2を容易に取り外すことができる。
【0028】
なお、本実施形態においては、6本のボトル2を結束するボトル結束具1を示したが、前記第1挿通穴4の数を加減することによって所望の数のボトルを結束することができる。
【0029】
また、本実施形態においては、それぞれの折返し片11,12に前記第2挿通穴13,15を一つずつ設けたものを示したが、図示しないが、各折返し片11,12に複数の第2挿通穴が設けられていても本実施形態と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のボトル結束具によるボトルの結束状態を示す説明的斜視図。
【図2】本実施形態のボトル結束具を示す展開図。
【図3】折返し片を折り返した状態の平面図。
【図4】ボトルの結束作業の一工程を側面示する説明図。
【図5】第1挿通穴におけるボトル頸部の係止状態を示す説明的断面図。
【図6】ボトルの取外し工程を示す説明図。
【符号の説明】
1…ボトル結束具、2…ボトル、3…基板、4…第1挿通穴、5…頸部、5b…鍔部、6…係止片、8…破断可能部、10…把持穴、11,12…折返し片、13,15…第2挿通穴、14,16…凹部、17…切込、19…舌片。
Claims (7)
- 複数の合成樹脂製ボトルの頸部を結束保持する板紙によって形成されたボトル結束具において、
略矩形状の基板と、
該基板の所定位置に貫通して形成されて、各ボトルの頸部が各別に挿通自在の複数の第1挿通穴と、
各第1挿通穴の内周縁に配設され、該第1挿通穴に挿通された前記ボトルの頸部の側壁に沿って上方に折れ曲がって該ボトルの頸部の外周に突設された鍔部に係止する複数の係止片と、
前記基板の両側縁のそれぞれに折目線を介して連設され、該基板の裏面側に折り返して重合される一対の折返し片とを備えてなり、
各折返し片は、前記基板の裏面側に折り返されたときに前記第1挿通穴に対応してボトルの頸部が挿通自在に形成された第2挿通穴を備えることを特徴とするボトル結束具。 - 前記基板の各第1挿通穴は、2列に配列された複数のボトルの各頸部に対応して2列に配設され、
前記各折返し片は、ボトルの配列方向に沿った前記基板の側縁に連設されていることを特徴とする請求項1記載のボトル結束具。 - 前記各折返し片は、ボトルの配列方向に沿った一端部に単一の前記第2挿通穴を備え、
一方の折返し片の第2挿通穴と他方の折返し片の第2挿通穴とは基板の略対角位置に対応して設けられていることを特徴とする請求項2記載のボトル結束具。 - 前記各折返し片は、前記第2挿通穴を除く先端縁に、各第1挿通穴に対応する半円状の凹部が形成されていることを特徴とする請求項2又は3記載のボトル結束具。
- 前記基板には、該基板の外側縁から2列に配設された各第1挿通穴の列間に沿って引き裂くことにより各第1挿通穴における頸部の保持を解除する破断可能部が設けられ、
前記各折返し片には、前記第2挿通穴の一部を分断して頸部の挿通状態を解除する切込が設けられていることを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項記載のボトル結束具。 - 前記基板の周縁の一部に、所定の表示が施される舌片が連設されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載のボトル結束具。
- 前記基板には、手指を挿入して把持可能とする把持穴が形成されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項記載のボトル結束具。
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