JP2004189150A - 車両盗難防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成で盗難監視モードの設定を行うことができるようにして、低コストな盗難防止装置を提供すること。
【解決手段】自動車11のシート12との距離およびシート12に着座した運転手13との距離の差異に基づいて運転手13の有無を検出し、施錠制御部3がドアロックを検出したとき、超音波センサ1の検出情報に基づいて盗難監視モードの設定を行い、盗難監視モード設定後に超音波センサ1の検出結果に基づいてシート12に着座有りと判断したときに、警報発生部5により警報を発生させる。
【選択図】 図1
【解決手段】自動車11のシート12との距離およびシート12に着座した運転手13との距離の差異に基づいて運転手13の有無を検出し、施錠制御部3がドアロックを検出したとき、超音波センサ1の検出情報に基づいて盗難監視モードの設定を行い、盗難監視モード設定後に超音波センサ1の検出結果に基づいてシート12に着座有りと判断したときに、警報発生部5により警報を発生させる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の室内に不審者が侵入して車両を運転する等して車両が盗難されること等を防止することができる車両盗難防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両の盗難防止を図るための車両盗難防止装置が種々開発されており、この種の車両盗難防止装置は、車両の室内に不審者が侵入したことをルームミラーに取付けられた赤外線センサや超音波センサ等により、後方に放射した超音波や赤外線の反射波を検出することにより、警報装置から警報を鳴らすようにしている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
この特許文献1および特許文献2は、特に、車両の後部座席に不審者が侵入したときには、シートの背もたれによって遮られて赤外線や超音波が後部座席に届かないことから、シートの背もたれが前方または後方に倒したことを検出する検出手段を設け、検出手段によって背もたれが倒れたことを検出するとともに、施錠されたことを検出したときに、赤外線センサや超音波センサを起動し、赤外線センサや超音波センサによって室内に人が侵入したことを検出したときに、警報装置によって警報を鳴らすようにしている。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−258671号公報
【0005】
【特許文献2】
特開平6−286582号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の車両盗難防止装置にあっては、検出手段によって背もたれが倒れたことを検出するとともに、施錠されたことを検出したときを条件にして赤外線センサや超音波センサを起動するようにしていたため、赤外線センサや超音波センサの起動トリガが多くなってしまい、その分だけ車両盗難防止装置の構成が複雑になってしまい、車両盗難防止装置のコストが増大してしまうという問題があった。
【0007】
また、特許文献1および特許文献2に限らず、シートの背もたれを倒さずに赤外線センサや超音波センサで不審者を室内に侵入したことを検出する場合には、施錠されたことをトリガとして赤外線センサや超音波センサを起動するようにしているため、施錠した状態で運転手が室内にいる場合には、赤外線センサや超音波センサを起動するスイッチをオフにしておく必要がある。そして、車両を離れる場合に、前記スイッチをオンにして赤外線センサや超音波センサを起動させる必要があるため、スイッチをオンするのを忘れた場合に、赤外線センサや超音波センサが起動しないため、盗難防止を図ることができない。この盗難防止装置にあっても、赤外線センサや超音波センサをオンまたはオフするためのスイッチが必要になるため、その分だけ車両盗難防止装置の構成が複雑になってしまい、車両盗難防止装置のコストが増大してしまうという問題があった。
【0008】
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、簡単な構成で盗難防止モードの設定を行うことができるようにして、低コストな盗難防止装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の車両盗難防止装置は、車両の乗員の着座の有無を検出する着座検出手段と、前記車両外から前記車両のドアがロックされたことを検出するドアロック検出手段と、警報を発生する警報発生手段と、前記ドアロック検出手段がドアロックを検出し、前記着座検出手段の検出情報に基づいて盗難監視モードを設定し、前記盗難監視モード設定後に前記着座検出手段によって乗員の着座を検出したときに、前記警報発生手段により警報を発生させるように制御する制御手段とを備えたものから構成される。
【0010】
このような構成により、車外から正常にドアロックされたときに、着座検出手段が乗員の有無を検出することにより、盗難監視モードの設定を行うことができる。この結果、盗難防止装置の構成を簡素化することができ、盗難防止装置のコストを低減することができる。
【0011】
また、盗難監視モードの設定時に、座席に不審者が着座したことを着座検出手段が検出したときに、警報を発生させるようにしたので、不審者が車両のイグニッションスイッチ等を不正に作動させてそのまま車両を運転して盗難すること等を防止することができる。
【0012】
また、本発明の車両盗難防止装置は、前記着座検出手段は、前記車両の前面に設けられた超音波放射器および超音波検出器を有する超音波センサを備え、前記制御手段は、前記超音波検出器からの入力信号に基づき、前記座席と超音波放射器および超音波検出器の間の距離を基準距離として乗員着座無しと判断するとともに、前記基準距離よりも短い距離の場合に乗員着座有りと判断するものから構成される。
【0013】
このような構成により、乗員の着座が無いときには、超音波放射器から放射され、座席を反射して超音波検出器で検出した超音波を基準距離とし、超音波の測定距離が基準距離よりも短い場合には、超音波放射器から放射された超音波が乗員を反射して超音波検出器で検出したものであることから乗員着座有りと判断するので、乗員の有無を簡単な構成で判断することができる。
【0014】
また、本発明の車両盗難防止装置は、前記座席は、パワーシートから構成され、前記盗難防止装置は、前記座席が予め設定された移動位置にあるときの前記超音波測定手段と前記座席との測定距離を基準距離として記憶するものから構成される。
【0015】
このような構成により、パワーシートを予め設定された移動位置に移動させたときの超音波センサの測定距離を基準距離に設定し、乗員が車両を離れたときに、パワーシートを前記移動距離に移動させることにより、超音波センサの測定結果を前記基準距離と比較して乗員不在と判断する。
【0016】
そして、超音波センサの測定結果が前記基準距離と異なるときに乗員着座有りと判断して警報発生手段を作動させる。この結果、乗員の着座の目安となる基準距離を設定するための手間を省くことができ、より一層簡素な車両盗難防止装置を提供することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0018】
図1乃至図3は本発明の車両盗難防止装置の一実施の形態を示す図であり、車両として自動車に適用した例を示している。
【0019】
まず、構成を説明する。図1、図2において、着座検出手段としての超音波センサ1は自動車11の室内正面のルームミラーに設けられた超音波放射器1aおよび超音波検出器1bから構成され、超音波放射器1aおよび超音波検出器1bの超音波送受信面はシート(座席)12に対向している。なお、シート12はパワーシートから構成されている。
【0020】
この超音波センサ1は超音波放射器1aから放射された超音波をシート12または乗員(以下、乗員を運転手として説明する)13で反射して超音波検出器1bで受信することにより、超音波の測定距離によって運転手13の着座の有無を測定するようになっている。
【0021】
具体的には、運転手が不在の場合には、超音波センサ1の測定距離は、超音波放射器1aからシート12までの距離の2倍(以下、この距離を基準距離という)となり、運転手13が着座している場合には、超音波センサ1の測定距離は、超音波放射器1aから運転手13までの距離の2倍となり、この距離は基準距離よりも短くなる。
【0022】
なお、運転手13が車両から離れるときには、シート12が予め設定された移動位置に移動されるようになっている。例えば、シフトレバーをパーキングの位置に移動させたときに、自動的にシート12が移動される。
【0023】
この超音波センサ1の測定結果はCPUやメモリ等から構成される着座判定部2に入力され、着座判定部2は、超音波センサ1の測定結果に基づいて運転手13の有無を判定するようになっている。
【0024】
本実施の形態では、シート12が予め設定された移動位置にあるときの超音波センサ1とシート12との測定距離を着座判定部2のメモリに記憶しておき、この測定距離と異なる測定結果となっときに、運転手13の着座有りと判断する。
【0025】
また、施錠制御部3はドアに設けられた錠(キーシリンダ)をロックしたり、ロックを解除したりするものであり、ロック時またはロック解除時に着座判定部2にロック信号またはロック解除信号を送信するようになっている。
【0026】
特に、本実施の形態の施錠制御部3は、錠が外部からキー操作によりロックおよびロック解除されたことをキーシリンダの回転角度を検出すること等によって判断するようになっており、ドアガラスが割られて内側からドアロックが解除された場合には、ロック解除信号が発生しないようになっている。
【0027】
車速検出センサ4は自動車11の速度を検出するセンサであり、車速を検出して着座判定部2に信号を送信するようになっている。なお、車速センサ4は車輪の回転パルスを時間で割ることにより車速を検出すること等により車速を検出するようになっている。
【0028】
警報発生部(発生手段)5は着座判定部2からの信号に基づいて車両盗難を知らせるための警報を鳴らすようになっており、警報発生部5としてクラクションを鳴らしたり、ライトを激しく点滅させたり、無線通信によって外部(例えば、警察)に連絡するための通信システム等から構成されている。
【0029】
着座判定部2は、施錠制御部3から入力されるロック信号およびロック解除信号に基づいてドアロックされているか否かを判別するようになっており、施錠制御部3と共にドアロック検出手段を構成している。
【0030】
また、着座判定部2は施錠制御部3からロック信号が入力したときに、超音波センサ1からの入力信号によって運転手13の着座有りと判断したときには、盗難監視モードを設定しないようになっており、このとき、警報発生部5を作動しない。
【0031】
また、着座判定部2は施錠制御部3からロック信号が入力したときに、超音波センサ1からの入力信号によって運転手13の不在と判断したときには盗難監視モードを設定し、盗難監視モード設定時に超音波センサ1からの入力信号に基づいて運転手13の着座有りと判断したときに、警報発生部5を作動して警報を発生させるようになっている。本実施の形態では、着座判定部2が制御手段を構成している。なお、車両盗難防止装置の電源としては乾電池を用いたり、自動車11のバッテリーを利用しても良い。
【0032】
次に、車両盗難防止処理を図3のフローチャートに基づいて説明する。なお、図3のフローチャートは着座判定部3のメモリに格納され、CPUによって実行される処理プログラムである。
【0033】
まず、施錠制御部3からの検出情報に基づいてドアのロックがキー操作により正常にドアロックされたか否かを判別し(ステップS1)、正常にドアロックされた場合には、超音波センサ1からの検出情報に基づいて運転手13が着座しているか否かを判別する(ステップS2)。
【0034】
ステップS2で超音波センサ1の測定距離が基準距離よりも短い場合には、運転手13がシート12に着座しているものと判断して盗難監視モードを解除する(ステップS7)。
【0035】
また、ステップS2で超音波センサ1の測定距離が基準距離にある場合には、運転手13が不在であるものと判断して盗難監視モードを設定する(ステップS3)。
【0036】
次いで、キーによって正常にドアロックが解除されたか否かを判別し(ステップS4)、キーによって正常にドアロックが解除された場合には、盗難監視モードを解除する(ステップS7)。
【0037】
また、キーによってドアロックが解除されていない場合には、超音波センサ1からの検出情報に基づいて運転手13が着座しているか否かを判別する(ステップS5)。このとき、超音波センサ1の測定距離が基準距離にある場合には、運転手13か着座していないものと判断してステップS4に戻り、超音波センサ1の測定距離が基準距離よりも短い場合には、不審者が室内に侵入して着座しているものと判断して警報発生部5がクラクションやライト等である場合には、これらを一定時間(例えば、30秒)作動させることにより、周囲に車両の盗難があったことを知らせる。また、警報発生部5が通信システムである場合には、警察等に発信し、回線が接続されたときに、予め設定された音声データによって自動車11のナンバーや盗難が発生したこと等を知らせる。
【0038】
このように本実施の形態では、自動車11のシート12との距離およびシート12に着座した運転手13との距離の差異に基づいて運転手13の有無を検出し、施錠制御部3がドアロックを検出したとき、超音波センサ1の検出情報に基づいて盗難監視モードの設定を行い、盗難監視モード設定後に超音波センサ1の検出結果に基づいてシート12に着座有りと判断したときに、警報発生部5により警報を発生させるようにしたため、車外から正常にドアロックされたときに着座の有無によって盗難監視モードの設定を行うことができる。この結果、盗難防止装置の構成を簡素化することができ、盗難防止装置のコストを低減することができる。
【0039】
また、盗難監視モードの設定時に、シート12に不審者が着座したことを超音波センサ1が検出したときに、警報を発生させるようにしたので、不審者が自動車11のイグニッションスイッチ等を不正に作動させてそのまま自動車11を運転して盗難すること等を防止することができる。
【0040】
また、本実施の形態では、超音波センサ1が超音波放射器1aおよび超音波検出器1bを備えており、運転手13の不在時には、超音波放射器1aから放射され、シート12を反射して超音波検出器1bで検出した超音波を基準距離とし、超音波の測定距離が基準距離よりも短い場合には、超音波放射器1aから放射された超音波が運転手13を反射して超音波検出器1bで検出したものであることから運転手13の着座と判断するようにしたので、運転手13の有無を簡単な構成で判断することができる。
【0041】
また、本実施の形態では、シート12が予め設定された移動位置にあるときの超音波センサ1とシート12との測定距離を着座判定部2に設けられたメモリに記憶しておき、この測定距離と異なる測定結果となったときに、運転手13の着座と判断するようになっているので、運転手13の着座の目安となる基準距離を設定するための手間を省くことができ、より一層簡素な車両盗難防止装置を提供することができる。
【0042】
なお、本実施の形態では、着座検出手段を超音波センサから構成しているが、シートに荷重がかかったことを検出する重量センサや、運転手が着座したことを検出するタッチセンサ等であっても良い。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、簡単な構成で盗難防止モードの設定を行うことができるようにして、低コストな盗難防止装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の車両盗難防止装置のブロック図
【図2】本発明の一実施の形態の車両盗難防止装置の超音波センサによる測定状態を示す図
(a)運転手着座時の測定状態
(b)運転手不在時の測定状態
【図3】本発明の一実施の形態の車両盗難防止処理のフローチャート
【符号の説明】
1 超音波センサ(着座検出手段)
1a 超音波放射器
1b 超音波検出器
2 着座判定部(ドアロック検出手段、制御手段)
3 施錠制御部(ドアロック検出手段)
5 警報発生部(警報発生手段)
11 自動車(車両)
12 シート(座席)
13 運転手
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の室内に不審者が侵入して車両を運転する等して車両が盗難されること等を防止することができる車両盗難防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両の盗難防止を図るための車両盗難防止装置が種々開発されており、この種の車両盗難防止装置は、車両の室内に不審者が侵入したことをルームミラーに取付けられた赤外線センサや超音波センサ等により、後方に放射した超音波や赤外線の反射波を検出することにより、警報装置から警報を鳴らすようにしている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
この特許文献1および特許文献2は、特に、車両の後部座席に不審者が侵入したときには、シートの背もたれによって遮られて赤外線や超音波が後部座席に届かないことから、シートの背もたれが前方または後方に倒したことを検出する検出手段を設け、検出手段によって背もたれが倒れたことを検出するとともに、施錠されたことを検出したときに、赤外線センサや超音波センサを起動し、赤外線センサや超音波センサによって室内に人が侵入したことを検出したときに、警報装置によって警報を鳴らすようにしている。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−258671号公報
【0005】
【特許文献2】
特開平6−286582号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の車両盗難防止装置にあっては、検出手段によって背もたれが倒れたことを検出するとともに、施錠されたことを検出したときを条件にして赤外線センサや超音波センサを起動するようにしていたため、赤外線センサや超音波センサの起動トリガが多くなってしまい、その分だけ車両盗難防止装置の構成が複雑になってしまい、車両盗難防止装置のコストが増大してしまうという問題があった。
【0007】
また、特許文献1および特許文献2に限らず、シートの背もたれを倒さずに赤外線センサや超音波センサで不審者を室内に侵入したことを検出する場合には、施錠されたことをトリガとして赤外線センサや超音波センサを起動するようにしているため、施錠した状態で運転手が室内にいる場合には、赤外線センサや超音波センサを起動するスイッチをオフにしておく必要がある。そして、車両を離れる場合に、前記スイッチをオンにして赤外線センサや超音波センサを起動させる必要があるため、スイッチをオンするのを忘れた場合に、赤外線センサや超音波センサが起動しないため、盗難防止を図ることができない。この盗難防止装置にあっても、赤外線センサや超音波センサをオンまたはオフするためのスイッチが必要になるため、その分だけ車両盗難防止装置の構成が複雑になってしまい、車両盗難防止装置のコストが増大してしまうという問題があった。
【0008】
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、簡単な構成で盗難防止モードの設定を行うことができるようにして、低コストな盗難防止装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の車両盗難防止装置は、車両の乗員の着座の有無を検出する着座検出手段と、前記車両外から前記車両のドアがロックされたことを検出するドアロック検出手段と、警報を発生する警報発生手段と、前記ドアロック検出手段がドアロックを検出し、前記着座検出手段の検出情報に基づいて盗難監視モードを設定し、前記盗難監視モード設定後に前記着座検出手段によって乗員の着座を検出したときに、前記警報発生手段により警報を発生させるように制御する制御手段とを備えたものから構成される。
【0010】
このような構成により、車外から正常にドアロックされたときに、着座検出手段が乗員の有無を検出することにより、盗難監視モードの設定を行うことができる。この結果、盗難防止装置の構成を簡素化することができ、盗難防止装置のコストを低減することができる。
【0011】
また、盗難監視モードの設定時に、座席に不審者が着座したことを着座検出手段が検出したときに、警報を発生させるようにしたので、不審者が車両のイグニッションスイッチ等を不正に作動させてそのまま車両を運転して盗難すること等を防止することができる。
【0012】
また、本発明の車両盗難防止装置は、前記着座検出手段は、前記車両の前面に設けられた超音波放射器および超音波検出器を有する超音波センサを備え、前記制御手段は、前記超音波検出器からの入力信号に基づき、前記座席と超音波放射器および超音波検出器の間の距離を基準距離として乗員着座無しと判断するとともに、前記基準距離よりも短い距離の場合に乗員着座有りと判断するものから構成される。
【0013】
このような構成により、乗員の着座が無いときには、超音波放射器から放射され、座席を反射して超音波検出器で検出した超音波を基準距離とし、超音波の測定距離が基準距離よりも短い場合には、超音波放射器から放射された超音波が乗員を反射して超音波検出器で検出したものであることから乗員着座有りと判断するので、乗員の有無を簡単な構成で判断することができる。
【0014】
また、本発明の車両盗難防止装置は、前記座席は、パワーシートから構成され、前記盗難防止装置は、前記座席が予め設定された移動位置にあるときの前記超音波測定手段と前記座席との測定距離を基準距離として記憶するものから構成される。
【0015】
このような構成により、パワーシートを予め設定された移動位置に移動させたときの超音波センサの測定距離を基準距離に設定し、乗員が車両を離れたときに、パワーシートを前記移動距離に移動させることにより、超音波センサの測定結果を前記基準距離と比較して乗員不在と判断する。
【0016】
そして、超音波センサの測定結果が前記基準距離と異なるときに乗員着座有りと判断して警報発生手段を作動させる。この結果、乗員の着座の目安となる基準距離を設定するための手間を省くことができ、より一層簡素な車両盗難防止装置を提供することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0018】
図1乃至図3は本発明の車両盗難防止装置の一実施の形態を示す図であり、車両として自動車に適用した例を示している。
【0019】
まず、構成を説明する。図1、図2において、着座検出手段としての超音波センサ1は自動車11の室内正面のルームミラーに設けられた超音波放射器1aおよび超音波検出器1bから構成され、超音波放射器1aおよび超音波検出器1bの超音波送受信面はシート(座席)12に対向している。なお、シート12はパワーシートから構成されている。
【0020】
この超音波センサ1は超音波放射器1aから放射された超音波をシート12または乗員(以下、乗員を運転手として説明する)13で反射して超音波検出器1bで受信することにより、超音波の測定距離によって運転手13の着座の有無を測定するようになっている。
【0021】
具体的には、運転手が不在の場合には、超音波センサ1の測定距離は、超音波放射器1aからシート12までの距離の2倍(以下、この距離を基準距離という)となり、運転手13が着座している場合には、超音波センサ1の測定距離は、超音波放射器1aから運転手13までの距離の2倍となり、この距離は基準距離よりも短くなる。
【0022】
なお、運転手13が車両から離れるときには、シート12が予め設定された移動位置に移動されるようになっている。例えば、シフトレバーをパーキングの位置に移動させたときに、自動的にシート12が移動される。
【0023】
この超音波センサ1の測定結果はCPUやメモリ等から構成される着座判定部2に入力され、着座判定部2は、超音波センサ1の測定結果に基づいて運転手13の有無を判定するようになっている。
【0024】
本実施の形態では、シート12が予め設定された移動位置にあるときの超音波センサ1とシート12との測定距離を着座判定部2のメモリに記憶しておき、この測定距離と異なる測定結果となっときに、運転手13の着座有りと判断する。
【0025】
また、施錠制御部3はドアに設けられた錠(キーシリンダ)をロックしたり、ロックを解除したりするものであり、ロック時またはロック解除時に着座判定部2にロック信号またはロック解除信号を送信するようになっている。
【0026】
特に、本実施の形態の施錠制御部3は、錠が外部からキー操作によりロックおよびロック解除されたことをキーシリンダの回転角度を検出すること等によって判断するようになっており、ドアガラスが割られて内側からドアロックが解除された場合には、ロック解除信号が発生しないようになっている。
【0027】
車速検出センサ4は自動車11の速度を検出するセンサであり、車速を検出して着座判定部2に信号を送信するようになっている。なお、車速センサ4は車輪の回転パルスを時間で割ることにより車速を検出すること等により車速を検出するようになっている。
【0028】
警報発生部(発生手段)5は着座判定部2からの信号に基づいて車両盗難を知らせるための警報を鳴らすようになっており、警報発生部5としてクラクションを鳴らしたり、ライトを激しく点滅させたり、無線通信によって外部(例えば、警察)に連絡するための通信システム等から構成されている。
【0029】
着座判定部2は、施錠制御部3から入力されるロック信号およびロック解除信号に基づいてドアロックされているか否かを判別するようになっており、施錠制御部3と共にドアロック検出手段を構成している。
【0030】
また、着座判定部2は施錠制御部3からロック信号が入力したときに、超音波センサ1からの入力信号によって運転手13の着座有りと判断したときには、盗難監視モードを設定しないようになっており、このとき、警報発生部5を作動しない。
【0031】
また、着座判定部2は施錠制御部3からロック信号が入力したときに、超音波センサ1からの入力信号によって運転手13の不在と判断したときには盗難監視モードを設定し、盗難監視モード設定時に超音波センサ1からの入力信号に基づいて運転手13の着座有りと判断したときに、警報発生部5を作動して警報を発生させるようになっている。本実施の形態では、着座判定部2が制御手段を構成している。なお、車両盗難防止装置の電源としては乾電池を用いたり、自動車11のバッテリーを利用しても良い。
【0032】
次に、車両盗難防止処理を図3のフローチャートに基づいて説明する。なお、図3のフローチャートは着座判定部3のメモリに格納され、CPUによって実行される処理プログラムである。
【0033】
まず、施錠制御部3からの検出情報に基づいてドアのロックがキー操作により正常にドアロックされたか否かを判別し(ステップS1)、正常にドアロックされた場合には、超音波センサ1からの検出情報に基づいて運転手13が着座しているか否かを判別する(ステップS2)。
【0034】
ステップS2で超音波センサ1の測定距離が基準距離よりも短い場合には、運転手13がシート12に着座しているものと判断して盗難監視モードを解除する(ステップS7)。
【0035】
また、ステップS2で超音波センサ1の測定距離が基準距離にある場合には、運転手13が不在であるものと判断して盗難監視モードを設定する(ステップS3)。
【0036】
次いで、キーによって正常にドアロックが解除されたか否かを判別し(ステップS4)、キーによって正常にドアロックが解除された場合には、盗難監視モードを解除する(ステップS7)。
【0037】
また、キーによってドアロックが解除されていない場合には、超音波センサ1からの検出情報に基づいて運転手13が着座しているか否かを判別する(ステップS5)。このとき、超音波センサ1の測定距離が基準距離にある場合には、運転手13か着座していないものと判断してステップS4に戻り、超音波センサ1の測定距離が基準距離よりも短い場合には、不審者が室内に侵入して着座しているものと判断して警報発生部5がクラクションやライト等である場合には、これらを一定時間(例えば、30秒)作動させることにより、周囲に車両の盗難があったことを知らせる。また、警報発生部5が通信システムである場合には、警察等に発信し、回線が接続されたときに、予め設定された音声データによって自動車11のナンバーや盗難が発生したこと等を知らせる。
【0038】
このように本実施の形態では、自動車11のシート12との距離およびシート12に着座した運転手13との距離の差異に基づいて運転手13の有無を検出し、施錠制御部3がドアロックを検出したとき、超音波センサ1の検出情報に基づいて盗難監視モードの設定を行い、盗難監視モード設定後に超音波センサ1の検出結果に基づいてシート12に着座有りと判断したときに、警報発生部5により警報を発生させるようにしたため、車外から正常にドアロックされたときに着座の有無によって盗難監視モードの設定を行うことができる。この結果、盗難防止装置の構成を簡素化することができ、盗難防止装置のコストを低減することができる。
【0039】
また、盗難監視モードの設定時に、シート12に不審者が着座したことを超音波センサ1が検出したときに、警報を発生させるようにしたので、不審者が自動車11のイグニッションスイッチ等を不正に作動させてそのまま自動車11を運転して盗難すること等を防止することができる。
【0040】
また、本実施の形態では、超音波センサ1が超音波放射器1aおよび超音波検出器1bを備えており、運転手13の不在時には、超音波放射器1aから放射され、シート12を反射して超音波検出器1bで検出した超音波を基準距離とし、超音波の測定距離が基準距離よりも短い場合には、超音波放射器1aから放射された超音波が運転手13を反射して超音波検出器1bで検出したものであることから運転手13の着座と判断するようにしたので、運転手13の有無を簡単な構成で判断することができる。
【0041】
また、本実施の形態では、シート12が予め設定された移動位置にあるときの超音波センサ1とシート12との測定距離を着座判定部2に設けられたメモリに記憶しておき、この測定距離と異なる測定結果となったときに、運転手13の着座と判断するようになっているので、運転手13の着座の目安となる基準距離を設定するための手間を省くことができ、より一層簡素な車両盗難防止装置を提供することができる。
【0042】
なお、本実施の形態では、着座検出手段を超音波センサから構成しているが、シートに荷重がかかったことを検出する重量センサや、運転手が着座したことを検出するタッチセンサ等であっても良い。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、簡単な構成で盗難防止モードの設定を行うことができるようにして、低コストな盗難防止装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の車両盗難防止装置のブロック図
【図2】本発明の一実施の形態の車両盗難防止装置の超音波センサによる測定状態を示す図
(a)運転手着座時の測定状態
(b)運転手不在時の測定状態
【図3】本発明の一実施の形態の車両盗難防止処理のフローチャート
【符号の説明】
1 超音波センサ(着座検出手段)
1a 超音波放射器
1b 超音波検出器
2 着座判定部(ドアロック検出手段、制御手段)
3 施錠制御部(ドアロック検出手段)
5 警報発生部(警報発生手段)
11 自動車(車両)
12 シート(座席)
13 運転手
Claims (3)
- 車両の乗員の着座の有無を検出する着座検出手段と、前記車両外から前記車両のドアがロックされたことを検出するドアロック検出手段と、警報を発生する警報発生手段と、前記ドアロック検出手段がドアロックを検出し、前記着座検出手段の検出情報に基づいて盗難監視モードを設定し、前記盗難監視モード設定後に前記着座検出手段によって乗員の着座を検出したときに、前記警報発生手段により警報を発生させるように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする車両盗難防止装置。
- 前記着座検出手段は、前記車両の前面に設けられた超音波放射器および超音波検出器を有する超音波センサを備え、前記制御手段は、前記超音波検出器からの入力信号に基づき、前記座席と超音波放射器および超音波検出器の間の距離を基準距離として乗員着座無しと判断するとともに、前記基準距離よりも短い距離の場合に乗員着座有りと判断することを特徴とする請求項1記載の車両盗難防止装置。
- 前記座席は、パワーシートから構成され、前記盗難防止装置は、前記座席が予め設定された移動位置にあるときの前記超音波測定手段と前記座席との測定距離を基準距離として記憶することを特徴とする請求項2記載の車両盗難防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002361087A JP2004189150A (ja) | 2002-12-12 | 2002-12-12 | 車両盗難防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002361087A JP2004189150A (ja) | 2002-12-12 | 2002-12-12 | 車両盗難防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004189150A true JP2004189150A (ja) | 2004-07-08 |
Family
ID=32759966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002361087A Pending JP2004189150A (ja) | 2002-12-12 | 2002-12-12 | 車両盗難防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004189150A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101491506B1 (ko) * | 2013-08-28 | 2015-02-09 | 한국오므론전장 주식회사 | 이중 침입 검출 장치 및 방법 |
| CN116872885A (zh) * | 2023-09-07 | 2023-10-13 | 江西科技学院 | 一种智能汽车防盗方法、系统及存储介质 |
-
2002
- 2002-12-12 JP JP2002361087A patent/JP2004189150A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101491506B1 (ko) * | 2013-08-28 | 2015-02-09 | 한국오므론전장 주식회사 | 이중 침입 검출 장치 및 방법 |
| CN116872885A (zh) * | 2023-09-07 | 2023-10-13 | 江西科技学院 | 一种智能汽车防盗方法、系统及存储介质 |
| CN116872885B (zh) * | 2023-09-07 | 2023-12-01 | 江西科技学院 | 一种智能汽车防盗方法、系统及存储介质 |
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