JP2004188973A - 多色画像処理システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】合成多色画像を被描画体に形成するカラー画像複製システムでデジタル多色画像を複製すべくデジタル多色画像を処理するシステム及び方法を提供する。
【解決手段】デジタル多色画像をカラー印刷・複写システムで複製するためのデジタル多色画像を処理するシステム及び方法を開示する。色分解画像に関連した対応色のマーキング粒子のドットは、複製される画像部分に対応する印刷エリアが十分に覆われない限り、第1のマーキング粒子の層を作成するように互に隣接して配置される。このエリアが十分に覆われても画像が完全に描画されない場合、第2の層及び後続の層が第1の層の上に形成される。デジタル画像の中間調処理では、同一層内では、全てのドットがそれぞれの色と無関係に同じマトリクス構造のラスタを使用して得られ、一方、異なった層に関連したドットは異なるマトリクス構造のラスタを使用して得られる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、印刷又は複写システム上の複製用の多色画像処理に関する。特に、各色分解画像に関連した各色のマーキング粒子が重ね合わされる関係で配置されている複数の色分解画像により構成されている画像を被描画体に形成するシステムに関する。
以下、多色印刷システムだけについて説明するが、本発明は、デジタル多色印刷および/または複写システムに同等に適用可能である。本明細書において、色は、黒及び白、並びに、灰色のすべての陰影を含むあらゆる色を意味する。限定された数の色(プロセスカラー)のマーキング粒子は、カラー画像を描画するため各多色印刷システムで利用可能である。デジタルカラー印刷において、連続的な階調はプロセスカラーによる分解画像を中間調処理することによって描画される。プロセスカラーは、カラー画像を描画するため各多色印刷システムで利用できるマーキング粒子の色であり、その数は限定されている。通常、これらのカラー印刷システムは、例えば、インク若しくはトナーのような使用されるマーキング粒子の種類に基づいて分類され、また、例えば、マグネトグラフィー、電子写真、若しくはインクジェットのような利用されるイメージング処理やメディアレンジの生産性に基づいて分類される。しかし、マーキング粒子の多色画像がどのように構成されているかに基づいて分類することも可能である。市販されているデジタル多色印刷システムの大多数において、マーキング粒子の多色画像は、マーキング粒子による複数の色分解画像が位置合わせされて色分解画像構成され、各色分解画像に係る各プロセスカラーを有するマーキング粒子の画像ドットは重ね合わされ、マーキング粒子の階層構造を形成する。マーキング粒子の積み重ねられる高さは、マーキング粒子のサイズと、中間調処理と、利用可能なプロセスカラーの数とに依存し、画像濃度によって変化する。第1の中間調処理アプローチによれば、各プロセスカラーの色分解画像は、分解画像毎に異なるスクリーンを使用して中間調処理される。異なるプロセスカラーの画像ドットの間のオーバーラップ量は、画像濃度と、それぞれのスクリーンに関連した画素記入シーケンスと、に依存する。複数の異なるスクリーンを使用するこのアプローチの不都合は、モアレパターンの生成に対する感度である。モアレパターンは、中間調スクリーンを組み合わせることによって発生される干渉パターンにより生じる可視的な歪みであって描画された多色画像に現れるものである。モアレパターンの可視的効果は所定のスクリーン角度を使用して中間調スクリーンを傾けることにより低減させ得ることは公知であるが、モアレを回避することは、4色以上のプロセスカラーを描画できるカラー印刷機では特に困難である。したがって、プロセスカラー毎に異なるスクリーンを使用することは、多色画像を描画するために4色以上のプロセスカラーを利用できる場合には選択肢に含まれない。第2の中間調処理アプローチでは、同じスクリーンが各プロセスカラーに対して使用される。このアプローチは、それぞれの色の画像ドットの間に最大のオーバーラップを生じ、その結果として、エリアカバレッジが最小になる。特に、画像濃度が低い場合には、この第2のアプローチによって描画された画像は粒状性に対する感度が非常に高い。粒状性は、描画された色について認知される特徴であり、着色されたマーキング粒子が如何に均一に被描画体上に現像されるかに関連している。
上記のアプローチには更に本来的な不都合がある。第一に、異なるプロセスカラーのマーキング粒子は重ね合わされるので、マーキング粒子の積み重ねの高さが、特に、フルカラー高濃度画像部分において高くなる可能性がある。特に、マーキング粒子がトナー粒子である場合、トナー粒子のサイズは典型的にマイクロメートルのレンジにあり、プロセスカラーの数が増加するとマーキング粒子の最大積み重ね高さも増加するので、画像を描画するために使用されるプロセスカラーの量が制限される。マーキング粒子の積み重ねの高さが高くなると、利用者にとって視覚的にも知覚的にも目立つようになるだけではなく、媒体のカール及び運搬に悪影響を与えると共に、スクラッチや折り曲げのような外部からの機械的影響に対する抵抗力を低下させる。その上、様々な画像構成、例えば、種々の濃度および/またはカラー組成は、上記の不都合の一部を強め、異なる画像部分の間に光沢の差のような更なる不都合を露見させるトポグラフィックな差異を被描画体に生じさせる。
米国特許第6,250,733号明細書には、すべてのカラーに対して一つのスクリーンを利用する中間調処理方法が提案され、この中間調処理方法では、低画像濃度レベルにおいて、画素は、各色の画像ドットを、重ね合わせるのではなく相互に隣接させて配置することにより描画される。この画像ドット・オフ・ドット方式は粒状性に関して有利である。米国特許第6,250,733号明細書には、更に、ある画像部分の画素の画像濃度レベルの合計が100%のインク領域カバレッジに対応する閾値を上回るとき、残りの画像濃度レベルが、同じスクリーンを利用する第2のインク層に画像ドットを重ね合わせることにより描画されることが開示されている。しかし、この第2のインク層を加えるとき、第2の層のインクドットが同じ色の第1の層のインクドットの上に置かれないように注意しなければならない。これを可能にするため、ある画像部分が100%インク領域カバレッジの閾値を上回る画像濃度レベルの合計を有し、第2の層の画像ドットを形成する必要があるならば、プロセスカラーに関連した画像データは、その画像データを仮想色に関連付けるように再構成される。これらの仮想色は2色のプロセスカラーの組合せによって実現される。このようなプロセスカラーの組合せは、同じスクリーンを使用して二つの層で2色のプロセスカラーを相互に重ねることによって実現される。両方の層に同じスクリーンを使用することにより、例えば、位置合わせ誤差に起因する望ましくない干渉パターンが生じる。
米国特許第6,250,733号明細書
本発明の目的は、着色されたマーキング粒子が位置合わせされた合成多色画像を被描画体に形成する能力を備えたカラー画像複製システムでデジタル多色画像を複製するためデジタル多色画像を処理するシステム及び方法を提供することである。デジタル多色画像は、そのデジタル多色画像の複製中に粒状性を制限すると共に干渉パターンを回避するように処理されるべきである。
本発明の更なる目的は、マーキング粒子の積み重ね高さが制限されたフルカラー画像を生成する能力を備えたカラー画像複製システムでデジタル多色画像を複製するためデジタル多色画像を処理するシステム及び方法を提供することである。
さらに、本発明の更なる目的は、プロセスカラーの数に制限を課すことなく画像を描画する能力を備えたカラー画像複製システムでデジタル多色画像を複製するためデジタル多色画像を処理するシステム及び方法を提供することである。
本発明によれば、カラー画像複製システムによって生成されたマーキング粒子の多色画像は、複数の位置合わせされた色分解画像により構成され、各色分解画像に関連付けられた対応色のマーキング粒子は、複製されるべき画像部分に対応する印刷エリアが完全に覆われない限り、第1のマーキング粒子の層を作成するように、互いに隣接して配置される。このエリアが十分に覆われてもなお画像が完成していない場合には、連続して配置される第2のマーキング粒子の層及び後続の層が第1の画像ドットの層の上に形成される。このドット・オフ・ドット方式は、粒状性を制限し、マーキング粒子の積み重ね高さを制限し、プロセスカラーの数に制限を課さない、という利点がある。プロセスカラーはシステムで利用可能などのような色でもよく、例えば、黒、白、シアン、マゼンタ、黄、赤、緑、青、橙、ピンク、並びにこれらのプロセスカラーの淡色、中間色、及び濃色が含まれる。特に、本発明の第1の態様によれば、デジタル多色画像を画像処理する方法が開示され、この方法は、以下のステップを備える。すなわち、
・デジタル多色画像からプロセスカラーの選択用の画像信号を生成し、各画像信号はプロセスカラーの選択によるプロセスカラーのデジタル分解画像に関連付けられ、デジタル多色画像の各画素に対し、関連したプロセスカラーの画像濃度値を指定するステップと、
・デジタル多色画像の各画像部分について総エリアカバレッジ値CTを決定するため、各画像部分について画像部分における画素のプロセスカラーのすべての画像濃度値を合計するステップと、を備え、さらに
・ある画像部分の総エリアカバレッジ値が100%を上回る場合に、
a)画像信号によって指定された画像部分の画素の画像濃度値を、マーキング粒子の画像ドットの第1の層に関連付けられた第1の画像濃度値と、マーキング粒子の画像ドットの第2の層及び後続の層に関連付けられた少なくとも第2の画像濃度値とに分割するステップであって、少なくとも第2の画像濃度値の合計がCT=100%に一致するエリアカバレッジ値に対応させる、分割するステップと、
b)マトリクスディザ技術を用いて、画像信号を、対応する第1の印刷信号及び対応する少なくとも第2の印刷信号に変換するステップと、を備える。変換するステップにあっては、印刷信号のそれぞれは、画像部分の各画素に対し、対応するプロセスカラーのマーキング粒子の画像ドットを形成すべきであるかどうかを示す信号であり、マトリクスディザ技術は、第1の印刷信号のそれぞれが第1の画像濃度値を閾値処理することによって第1の2次元マトリクス構造のラスタから構築され、一方、第2の印刷信号のそれぞれが第2の画像濃度値を閾値処理することによって第2の2次元マトリクス構造のラスタから構築されるような技術である。第1の層に関連したラスタは第2の層及び後続の層に関連したラスタとは異なるので、望ましくない干渉パターンの形成を制限することが可能である。
画像処理システムは、ネットワーク若しくはその他のインタフェースによって、印刷および/または複写システムのような1台以上の画像複製システムに接続することができるコンピュータに組み込むことができる。画像処理システムはカラー画像複製システムの一部でもよい。画像処理システムは、カラースキャナがネットワーク若しくはその他のインタフェースによってカラー画像複製システムに接続できる場合には、そのカラースキャナの一部でもよい。
本発明の一実施例によれば、少なくとも2個のプロセスカラーは、非零の第2の画像濃度値をもつ。この場合、上記方法は、関連した第1の画像濃度値に基づいて少なくとも2個のプロセスカラーのうちの第1のプロセスカラーの第1のエリアカバレッジ部分と、関連した第2の画像濃度値に基づいて第1のプロセスカラーの第2のエリアカバレッジ部分と、関連した第1の画像濃度値に基づいて少なくとも2個のプロセスカラーのうちの第2のプロセスカラーの第1のエリアカバレッジ部分と、関連した第2の画像濃度値に基づいて第2のプロセスカラーの第2のエリアカバレッジ部分と、を決定するステップを更に有し、分割は、第1のプロセスカラーの第1のエリアカバレッジ部分と第2のプロセスカラーの第1のカバレッジエリアの比が、第1のプロセスカラーの第2のカバレッジエリアと第2のプロセスカラーの第2のエリアカバレッジ部分の比から5%未満の差異しか生じないような分割である。少なくとも二つのプロセスカラーのエリアカバレッジ部分の間の比の層間における変動を最小限に抑えることは、複製画像のカラーバランスに有利な影響を与える。
本発明の別の態様によれば、デジタル多色画像を処理する画像処理システムが開示され、この画像処理システムは、以下のモジュールを備える。すなわち、
・デジタル多色画像からプロセスカラーの選択用の画像信号を生成し、各画像信号はプロセスカラーの選択によるプロセスカラーのデジタル分解画像に関連付けられ、デジタル多色画像の各画素に対し、関連したプロセスカラーの画像濃度値を指定する生成モジュールと、
・デジタル多色画像の各画像部分に対し、画像部分毎に総エリアカバレッジ値CTを決定するため、画像部分の画素のすべてのプロセスカラーの画像濃度値を合計し、ある画像部分の総エリアカバレッジ値が100%を上回る場合、画像信号によって指定された画像部分の画素の画像濃度値を、マーキング粒子の画像ドットの第1の層に関連付けられた第1の画像濃度値と、マーキング粒子の画像ドットの第2の層及び後続の層に関連付けられた少なくとも第2の画像濃度値とに分割し、少なくとも第2の画像濃度値の合計をCT=100%に一致するエリアカバレッジ値に対応させる解析モジュールと、
・CTが100%を上回る場合、マトリクスディザ技術を用いて、画像信号を、対応する第1の印刷信号及び少なくとも対応する第2の印刷信号に変換する変換モジュールと、
を備える。変換モジュールにおいては、印刷信号のそれぞれは、画像部分の各画素に対し、対応するプロセスカラーのマーキング粒子の画像ドットが形成されるべきであるかどうかを示す信号であり、マトリクスディザ技術は、第1の印刷信号の各々が第1の画像濃度値を閾値処理することによって第1の2次元マトリクス構造のラスタから構築され、一方、第2の印刷信号の各々が第2の画像濃度値を閾値処理することによって、第1の2次元マトリクス構造とは異なる第2の2次元マトリクス構造のラスタから構築されるような技術である。
以下、添付図面との関連で本発明を詳細に説明する。様々な実施例を開示する。しかし、当業者がその他の様々な均等な実施例、或いは、本発明を実施する別の方法を想像できることは明らかであり、本発明の範囲は特許請求の範囲に記載された事項だけによって限定される。
本発明の好ましい実施例によれば、図1に示されるように、デジタル画像複製システム、即ち、カラー印刷および/または複写システムは、画像処理システム(1)と印刷ユニット(2)を含む。デジタル多色画像は、複製を作るためにデジタル画像複製システムに供給される。デジタル画像は様々な方法で生成される。例えば、デジタル画像は、スキャナ(3)を使用して原画像を走査することによって生成される。スキャナはデジタル画像複製システムの一部でもよく、或いは、ネットワーク若しくはその他のインタフェースを介してデジタル画像複製システムに接続してもよい。デジタル静止画像は、カメラ又はビデオカメラ(4)によって生成され、カメラ又はビデオカメラは、ネットワーク若しくはその他のインタフェース、例えば、IEEE1394インタフェースを介してデジタル画像複製システムに接続できる。スキャナ又はカメラによって通常はビットマップ形式若しくは圧縮ビットマップ形式で生成されたデジタル画像の他に、例えば、コンピュータプログラムによって人工的に製作されたデジタル画像又は文書(5)もデジタル画像複製システムに供給される。後者の画像は、一般的に、ページ記述言語(PDL)フォーマットや拡張マークアップ言語(XML)フォーマットを含む構造化フォーマットで表されるが、これらのフォーマットには限定されない。PDLフォーマットの例には、PDF(Adobe)、PostScript(Adobe)、及びPCL(Hewlett−Packard)が含まれる。
デジタル画像の由来とは無関係に、画像処理システムによって、直接的又はインタフェース経由で容易に取り出せるように、デジタル画像をメモリに記憶するようにしてよい。
画像処理システムの画像信号生成器(8)は、プロセスカラー選択(7)のための画像信号の系列を生成する。プロセスカラー(6)は、印刷ユニットで利用できるマーキング粒子の色に対応する。プロセスカラーの例は、黒、白、シアン、マゼンタ、黄、赤、緑、青、ピンク、橙であり、これらのプロセスカラーの淡色、中間色又は濃色も含まれる。プロセスカラーの任意の選択が可能である。例えば、選択は、デジタル画像および/または希望の品質レベルを適切に複製するために要求される全色域に依存して行われる。各画像信号は、選択による特定のプロセスカラーの分解画像と1対1の関係をもつ。画像信号は、デジタル画像の各画素に対して、関連したプロセスカラーの少なくとも一つの画像濃度値を指定する。画像濃度値は典型的に8ビット値であり、このため、プロセスカラーの1色当たりについて256個のグレイレベルを使用することができる。
解析モジュール(10)は、デジタル画像の画像部分毎に、画像部分のすべての画素のすべての選択されたプロセスカラーの画像濃度値を合計する。得られた数値は、画像部分のエリアに対する総カバレッジ値CT、即ち、マーキング粒子の画像ドットを互いに隣接させて、重なり合うことなく配置するときに、全画像部分を描画するため必要になる被描画体上のエリアを決定するため使用される。実施可能であるならば、画像強度はCTを決定するときに補正される。
変換モジュール(9)は、詳細に後述される本発明による中間調技術を用いて画像信号を印刷信号に変換する。各印刷信号は、画素毎に、対応するプロセスカラーのマーキング粒子の画像ドットが形成されるべきであるかどうかを指示する。この指示は、印刷ユニットの中間調処理能力に依存して1ビット値又は多ビット値を使用して行われる。印刷ユニットが多レベルの中間調処理能力を備えている場合、多ビット値が使用され、ビット数は印刷ユニットによって1画素当たりに再現可能なグレイレベルの数に関係する。通常、印刷ユニットは2値の中間調処理能力、換言すると、画像ドットが形成されるべきか否かを指示する「0」又は「1」の単一ビット値しか備えていない。以下の説明では、2値の中間調処理能力だけを備えている印刷ユニットだけを参照する。しかし、本発明は、多重レベルの中間調処理能力を備えた印刷ユニットにも同等に適用できることが明白である。
多数のプロセスカラー(6)が印刷ユニット(2)で利用できる。印刷信号の系列に応答して、印刷ユニット(2)は、対応するプロセスカラーのマーキング粒子の各分解画像を被描画体に形成する。印刷ユニットは、全エリアカバレッジに達するまで、各色の分解画像に関連したマーキング粒子の画像ドットを互いに隣接して配置して、マーキング粒子の第1の層を形成する。ある画像部分でCT>100%であるならば、第2の層及び後続の層が、少なくとも2個のプロセスカラーに対し各層内で同じエリアカバレッジ比を使用して、上記第1の層の上に形成される。マーキング粒子の層を形成するとき、全エリアカバレッジに到達したときに限り後続の層が形成される。被描画体は、印刷部材でも中間部材でもよい。媒体はウェブ形式でもシート形式でもよく、例えば、紙、段ボール、ラベルストック、プラスチック、又は、織物によって構成されてよい。中間部材は、ベルト又はドラムのような、循環運動をする無端部材でもよい。
図2のフローチャートに示されるように本発明の一実施例による画像処理ユニットが動作するとき、デジタル画像は画像信号生成器(8)へ供給される。画像信号生成器は、プロセスカラーの選択用の画像信号(20)を生成し、各画像信号は上記選択によるプロセスカラーのデジタル分解画像に関連付けられ、上記デジタル画像の画素毎に関連したプロセスカラーの画像濃度値を指定する。選択されたプロセスカラーは、シアン(C)、マゼンタ(M)、黄(Y)及び黒(K)である。第1の画像部分(21)が選択される。画像部分(21)のサイズは1画素のサイズから完全な画像のサイズまで変わり得る。画像部分の各画素P(i、j)(22)に対し、プロセスカラー選択のための関連した画像濃度値Yi、j、Mi、j、Ci、j、Ki、jが取り出される。選択された画像部分のすべての画素の画像濃度値は、総エリアカバレッジ値CTを決定するために加算される(23)。例えば、選択された画像部分に対して、CT[%]は次式によって決められる。
Figure 2004188973
式中、TMAXはマトリクス構造の最大閾値である。
次に、選択された画像部分がマーキング粒子の画像ドットの単一層を使用して描画できるかどうかを、CT値を100%の全エリアカバレッジ値と比較する(24)ことよって判定する。CT値が100%以下であるならば、対応するプロセスカラーのマーキング粒子の画像ドットの単一層は選択された画像部分を描画するために十分である。この場合、図3を参照して後述するように、画像信号は、各プロセスカラーに対して同じ中間調スクリーンを利用して印刷信号に変換される(25)。中間調スクリーンは、閾値を含む繰り返し2次元マトリクス構造、即ち、ディザマトリクスによって構成されたラスタである。閾値は所定の順序に並べられる。或いは、閾値は、ランダムに、即ち、いわゆる確率論的なディザマトリクスの形に配列してもよい。各印刷信号は、ラスタの対応する閾値に関して、各画素の関連したプロセスカラーの画像濃度値を解析することによって、同一の2次元マトリクス構造の上記ラスタから構築される。印刷信号は印刷ユニットへ転送してもよく、印刷ユニットにおいて、位置合わせ誤差の影響を受け、ドット・オフ・ドット式に印刷されたマーキング粒子の位置合わせされた多色画像が被描画体に形成される。或いは、CT値が100%を上回る場合、マーキング粒子の画像ドットの単一層は全部の画像部分を描画するためには不十分である。CT値に依存して、画像ドットのマーキング粒子の少なくとも第2の層、及び、可能であれば後続の層が全部の画像部分を描画するために必要とされる。100%<CT≦200%の場合、図2において想定されているように、2層で十分である。各プロセスカラーYi、j、Mi、j、Ci、j、Ki、jに関連した画像濃度値は、図4を参照して後述されるように、第1の画像濃度値Y1i、j、M1i、j、C1i、j、K1i、jと、第2の画像濃度値Y2i、j、M2i、j、C2i、j、K2i、jに分けられる(26)。第1の画像濃度値は、同じ第1の中間調スクリーンを利用して、マーキング粒子の画像ドットの第1のフルカバレッジ層を描画する第1の印刷信号の系列を生成する(25)ため使用される。第2の画像濃度値は、上記の第1の中間調スクリーンではないがこれと同一の或る第2の中間調スクリーンを利用して、マーキング粒子の画像ドットの第2の層を描画する第2の印刷信号の系列を生成する(25)ため使用される。第1及び第2の印刷信号の系列は印刷ユニットに転送される。印刷ユニットは、位置合わせ誤差の影響を受け、上記第1の印刷信号の系列を使用して、上記第1の系列に関連したプロセスカラーのドット・オフ・ドット印刷されたマーキング粒子の第1の層を被描画体に形成し、上記第2の系列に関連したプロセスカラーのドット・オフ・ドット印刷された第2のマーキング粒子の層を上記第1の層に形成する。
図3は、デジタル画像の画像部分に関連した画像信号を印刷信号に変換する方法(図2の参照番号25)の実施形態のフローチャートである。変換を始めるにあたって、画像部分のエリアカバレッジ値と、その画像部分を描画するために必要な層数は既知である。各層に対し、デジタル画像の各画素の関連した画像濃度値は変換ルーチンに入力される。画像部分の第1の画素から始めて、その画素に関連し、対応する層を生成するために必要とされる画像濃度値が、プロセスカラーの所定の系列に従って取り出され、ソートされる(31)。ソート順は、プロセスカラーのコントラスト値が低下する順番である。最高コントラスト値のプロセスカラーに関連した画像信号が最初に変換される。この場合、黒(K)が最初に変換され、次に、マゼンタ(M)、シアン(C)が変換され、最後に、黄(Y)が変換される。人間の視覚は、最高コントラストのプロセスカラーに対する感度が最も高い。本発明は、プロセスカラーの順番がコントラストの減少する順番であることに限定されるものではないが、この順番は、確率論的ディザマトリクスは画像濃度値が低い場合に描画された画像の最良の分布を生じるので、中間調値化が確率論的ディザマトリクスを利用するときに特に有利である。画素に関連した画像濃度値がソートされた後、マーキング粒子の画像ドットを形成すべきであるかどうかが判定され、形成すべきである場合には、使用されるべきプロセスカラーが判定される。これは、次の手順で行われる。画素の全体的な画像濃度値Dが規定される(32)。最初、Dはプロセスカラーの系列内の1番目のプロセスカラーに関連した画像濃度値と一致する。これは黒色であるため、D=Kxi、jである。各層には、2次元マトリクス構造の繰り返しパターンにより構成されたラスタが関連付けられている。各層内で、同じラスタが各プロセスカラーに対して使用される。Dは、関連したラスタの対応する閾値Txi、jと比較される(33)。Dの値がこの閾値を上回るとき、この場合には黒色である対応するカラーのマーキング粒子の画像ドットが形成されるべきであることが指定される。Dの値がこの閾値以下であるならば、プロセスカラーが系列内の最後のプロセスカラーであるかどうかを判定する(35)。プロセスカラーは黒色であるため、まだ、最後のプロセスカラーではない。したがって、次のプロセスカラー(マゼンタ)に関連した画像濃度値がDに加算される(32)。再度、Dは関連したラスタの同じ対応する閾値と比較される(33)。Dの値がこの閾値を上回るとき、この場合にはマゼンタである対応するカラーのマーキング粒子の画像ドットが形成されるべきであることが指示され、上回らないときには、後続のプロセスカラー、即ち、シアンの画像濃度値がDに加算される。この一連のステップは、対応するカラーの画像ドットを形成すべきであることが指示されるか(34)、又は、閾値を上回ることなく系列の最後のプロセスカラーに到達する(35)まで繰り返される。後者の場合、形成されるべきマーキング粒子の画像ドットは存在しない旨が指示される(36)。画像ドットを形成すべきであるかどうかが指示された後、次の画素に関連した画像濃度値が、もしあれば、取得される。これが画像部分のすべての画素について繰り返されると、もしあれば、後続の各層について全シーケンスが全画像部分が印刷信号に変換されるまで繰り返される。
更に、本発明の一実施例に従って、CTの値に依存してマーキング粒子の画像ドットの多数の層を形成するための印刷信号への変換を可能にさせるため、画像部分に関連した画像信号をスプリットする方法(図2の参照番号(26))の実施形態が図4に示されている。本発明によれば、複製された画像のカラーバランスに有利な効果を得るため、少なくとも二つのプロセスカラーのエリアカバレッジ割合値の間の比の層間での変動が最小限に抑えられるように、中間調処理を実行することが目標とされる。図4において、図2でも仮定されていたように100%<CT≦200%である場合を仮定すると、画像信号は、画像ドットの2層を生成するため分けられる。これは次の手順で行われる。最初に、どのプロセスカラーが第1の画像ドット層においてだけ描画されるべきかと、どのプロセスカラーが両方の画像ドット層で描画されるべきかが決定される(41)。図4に示されているような実施形態の場合、黒は第1の層だけで描画され、一方、マゼンタ、シアン、黄は両方の層に分割される。最高のコントラスト値を有するプロセスカラーを第1の層だけに描画することは、複製された画像のカラーバランスに有利な効果を生ずる。各画素に対し、黒画像ドットだけを形成すべきであるかどうかを判定する。これは、関連した画像濃度値を第1のディザマトリクス構造の対応する閾値と比較する(42)ことによって行われる。画像濃度値が閾値を上回るとき、黒色プロセスカラーの画像ドットを形成すべきであることが指示される(43)。続いて、画像部分の次の画素が処理される。画像濃度値が閾値を上回らない場合、画素に関連した画像濃度値の合計がTMAXを上回るかどうかを判定する(44)。TMAXは第1のディザマトリクスの最大閾値である。画素に関連した画像濃度値の合計が最大閾値を上回らない場合、第1の層のマーキング粒子の画像ドットを形成すべきであるかどうかが判定されるであろう。この評価は、例えば、図3に示されるように、第1のディザマトリクスを使用して画素に関連した画像信号(45)を印刷信号に変換(25)することによって第1の層だけで実行される。画素に関連した画像濃度値の合計が最大閾値を上回らる場合、マゼンタ、シアン、及び、黄、即ち、第1の層及び第2の層の両方で描画されるプロセスカラーの画素エリアカバレッジ割合値が計算される(46)。続いて、関連した画像濃度値は、第1の画像濃度値、即ち、第1の層に関連した画像濃度値と、第2の画像濃度値、即ち、第2の層に関連した画像濃度値と、に分割される(46)。マゼンタ、シアン、及び、黄の第1と第2の両方の画像濃度値は、マゼンタ、シアン、及び、黄のエリアカバレッジ割合の間の比が両方の層内でほぼ同一になるように計算される。この計算が画像部分のすべての画素に対して実行された後、第1の画像濃度値に関連した画像信号は、マーキング粒子の画像ドットの第1の層を描画する第1の印刷信号の系列に変換され(25)、一方、第2の画像濃度値に関連した画像信号は、マーキング粒子の画像ドットの第2の層を描画するための第2の印刷信号の系列に変換される(25)。
(例)
図面を参照して、一例によって、本発明の一実施例による中間調処理技術を利用してデジタル多色画像が複製される方法を説明する。例えば、原多色画像を600dpi×600dpiの解像度で走査して、赤(R)、緑(G)及び青(B)に対応する3個の分解画像により構成されたデジタル多色画像を得る場合を考える。各分解画像に関連した画像信号は、各色の画素毎に、8ビット表現を使用して画像濃度値を指定する。8ビット表現は、各々が特定の色調値に対応する256レベルを定義することが可能である。このデジタル多色画像はデジタルカラー印刷システムへ転送される。黒(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)及び黄(Y)の4色のプロセスカラーの選択が行われた場合を考える。画像プロセッサの画像信号生成モジュールは、分解画像に関連した3個のRGB色の画像信号を、選択されたプロセスカラーであるCMYKの分解画像に関連した4個の画像信号に変換する。公知のカラー管理技術が元の色を適切に描画するため使用される。適切であれば、好ましくは、プロセスカラーの分解画像の画素サイズが印刷ユニットの画像ドットサイズと合うように、従来技術を用いて変換中にラスタが適応させられる。本例では、走査された画像の画素サイズは、約42μm×42μmのサイズであり、600dpi×600dpiの画像解像度を有する。この画素サイズは、印刷ユニットが600dpi×600dpiの解像度で印刷する能力を備えているならば、印刷ユニットによって描画できる最小画素サイズに対応する。
プロセスカラーの分解画像に関連した印刷信号は、画素毎に、関連したプロセスカラーの画像濃度値をラスタの対応するセル内の閾値と比較することにより生成される。ラスタはマトリクス構造の繰り返しパターンである。マトリクスの各セルのサイズは、印刷ユニットによって描画できる最小画像ドットサイズに対応する。16個のセルを有するこのようなマトリクス構造の一例は図5aに示されている。実際には、通常、より多数の色調値を描画することができる一層大きいマトリクスが使用される。最小画像濃度と最大画像濃度の間の閾値の分布は選択することができる。閾値は所定の順序で、又は、ランダムに並べられてよい。
更に、一例として、図5aにおける単一のマトリクス構造のラスタと同じサイズのエリアを有するデジタル画像(図5cを参照)が処理され、その画像部分が画素と対応している場合を考える。第1のディザマトリクス(図5a)の最大閾値は255である。この場合には画素である画像部分の総エリアカバレッジ値(CT)は、それぞれのプロセスカラーの画像濃度値を加算することにより得られた値に基づいている。画像濃度値の合計が255を上回るとき、CTは100%カバレッジを上回る。デジタル画像の第1の画像部分は、黒色だけの240である非零画像濃度値を有する画素である(図2cの左上隅)。したがって、CT値が100%カバレッジを下回ることは明らかである。即ち、図3の処理フローを使用したとき、層の数は1である。本例の場合、画像の各画素のプロセスカラーのソート系列(31)は同じであり、K、M、C、及び、最後にYの順番である。最初、Dは、プロセスカラーの系列内の1番目のプロセスカラーに関連した画像濃度値と一致する。このプロセスカラーは黒であるので、D=240である。第1の層に関連したラスタは図5aのラスタである。Dは、関連したラスタの対応した閾値63と比較される(33)。Dの値はこの閾値を上回るので、対応した色、この場合には黒のマーキング粒子の画像ドットを形成することが指示される。これは図5fに現されている(左上隅)。この一連のステップは、後続の画素に対して繰り返される。各層内で、同じラスタが各プロセスカラーのため使用される。図5fの空のセルは、形成される画像ドットが存在しないことを指示する。図5cの第2行の4番目の画素は、マゼンタ色に関連した画像濃度値200と、黄色に関連した画像濃度値150と、を有する。これらの値を加算することによって、最大閾値255を明らかに上回る値350が得られ、換言すると、CTは100%を上回る(24)。画素に関連した各プロセスカラーの画像濃度値Mi、j、Yi、jは、図4を参照して詳しく説明されたように、第1の画像濃度値M1i、j、Y1i、j(図5d)と、第2の画像濃度値M2i、j、Y2i、j(図5e)と、分けられる(26)。Mi、j+Yi、j>255(44)であるとき、第1の画像濃度値M1i、j=0.57×255=145とY1i、j=0.43×255=110が計算され、第2の画像濃度値M2i、j=200−145=55とY2i、j=150−110=40が計算される(46)。印刷信号へ変換するため、図3の処理フローが再び使用される。第1の層に対し、最初、Dは、プロセスカラーの系列内の1番目のプロセスカラーに関連した画像濃度値と一致する。これは黒であるため、D=0である。第1の層に関連したラスタは図5aのラスタである。Dは、関連したラスタの対応する閾値175と比較される(33)。Dの値はこの閾値よりも小さいので、プロセスカラーが系列内の最後のプロセスカラーであるかどうかが判定される(35)。プロセスカラーは黒であるため、まだその場合には当てはまらない。したがって、次のプロセスカラー(マゼンタ)に関連した画像濃度値がDに加算される(32)。再度、ここでは145に一致するDは、関連したラスタの同じ対応する閾値175と比較される(33)。このDの値は未だこの閾値を上回らない。したがって、黄色プロセスカラーに対する値110がDに加算され、Dが明らかに閾値を上回る。その結果として、図5eに示されているように、黄色の画像ドットが第1の層に形成される。第2の層に対し、最初、Dの非零値は、マゼンタ色のプロセスカラーに関連した画像濃度値55と一致する。第2の層に関連したラスタは図5bのラスタである。Dは関連したラスタの対応する閾値159と比較される(33)。Dの値はこの閾値よりも小さいので、次のプロセスカラー(黄)に関連した非零画像濃度値がDに加算される(32)。再度、ここでは95に一致するDが、関連したラスタの同じ対応する閾値159と比較される(33)。このDの値は未だこの閾値を上回らない。このプロセスカラーは系列内の最後のプロセスカラーであるため、この画素に対して第2の層に画素ドットは形成されない。
理論的には、本例の簡単化された処理フローを利用することにより、相互に重なる同じプロセスカラーの二つの画像ドットを獲得することが可能である。しかし、実際的な実施例では、複数の層に描画される各プロセスカラーのエリアカバレッジ割合の間の比が影響されないことを保証し、かつ、各色の適切な量が描画されることを保証すると同時に、二つの画像ドットが獲得されることを避けるために、適切な注意が払われる。
更に、本発明の他の実施例によれば、図6は、1画素のサイズを有する画像部分に関連した画像信号を、CTの値に依存してマーキング粒子の画像ドットの層を形成する印刷信号に変換する実施態様を示す図である。本発明によれば、複製された画像のカラーバランスに有利な影響を与えるため、少なくとも2色のプロセスカラーのエリアカバレッジ割合の間の比が層と層の間で変化する量を最小限に抑えるように中間調処理を行うことが目標とされる。したがって、どのプロセスカラーが第1の画像ドット層においてだけ描画されるべきかと、どのプロセスカラーがすべての層において描画されるべきかが決定される(61)。図6のような実施態様の場合、本例では黒、マゼンタ、シアン及び黄であるすべてのプロセスカラーは、すべての層に描画されることとなる。画素に関連したすべての画像濃度値の合計Σは、総エリアカバレッジ値CT、各々のプロセスカラー割合、及び、画素を描画するために必要な層の数を計算するため決定される。各層には、関連したスクリーン、即ち、閾値を含む繰り返しマトリクス構造のラスタがある。画素を描画するために多数の層が必要になる場合、即ち、CTが100%を上回るとき、各層に関連した対応するマトリクス構造は相互に異なる。必須要件ではないが、説明の簡単化のため、マトリクス構造の最大閾値TMAXは、各層に関連した対応するスクリーンに対して同一であると仮定する。一例として、CTは100%を上回ることにする。第1の層から始めて、ΣがTMAXを上回るかどうかを判定する。CTは100%を上回るので、Σ>TMAXであり、変数FRACはTMAXと一致するようにセットされる。変数FRACは、それぞれの層に亘って、画素に関連した各色の画像濃度値の分割を容易に行うために導入される。画素に関連した画像濃度値がソートされた後、マーキング粒子の画像ドットが形成されるべきであるかどうかを判定し、形成されるべきである場合、どのプロセスカラーを使用すべきかを判定する。これは次の手順で行われる。画素の全体的な画像濃度値Dが定義される(65)。最初、Dは第1の層に対応するプロセスカラーの系列中の1番目のプロセスカラーに関連した画像濃度割合と一致する。この画像濃度割合は、対応するプロセスカラーのエリアカバレッジ割合とFRACの積として決められる。このようにすることによって、各層内のプロセスカラーの画像濃度割合の間の比がほぼ同じになるという利点が得られる。1番目のプロセスカラーは黒であるため、D=F×FRACである。各層に関連したラスタは、2次元マトリクス構造の繰り返しパターンにより構成される。各層内で、同じラスタが各プロセスカラーに対し使用される。Dは、関連したラスタの閾値Txi、jと比較される(66)。Dの値がこの閾値を上回るとき、本例では黒である対応する色のマーキング粒子の画像ドットを形成すべきである旨を指示する(67)。Dの値がこの閾値以下であるとき、このプロセスカラーが系列中の最後のプロセスカラーであるかどうかを判定する(68)。プロセスカラーは黒であるため、このプロセスカラーは未だ最後のプロセスカラーではない。したがって、次のプロセスカラー(マゼンタ)に関連した画像濃度割合がDに加算される(65)。再度、Dは、関連したラスタの同じ対応する閾値と比較される(66)。Dの値がこの閾値を上回るとき、対応する色、この場合には、マゼンタのマーキング粒子の画像ドットを形成すべきである旨を指示し、そうではないとき、次のプロセスカラー、即ち、シアンの画像濃度割合がDに加算される。この一連のステップは、対応する色の画像ドットを形成すべき旨が指示される(67)か、又は、閾値を上回ること無く、系列中の最後のプロセスカラーに達する(68)まで繰り返される。後者の場合、形成されるべきマーキング粒子の画像ドットが存在しない旨を指示する(69)。本例では、CTは、特定のプロセスカラーに対し、閾値及び対応する画像濃度割合の値に依存して100%を上回るので、画像ドットを形成すべき旨が指示される。画素に関連したすべてのプロセスカラーの全エリアカバレッジ割合の合計であるFTOTは、次に、特定の着色ドットが形成されるように補正される(67)。第2又は後続の層を処理するとき、再度、その層又は各層に対して、Σの新しい値がTMAXを上回るかどうかが判定される。換言すると、例えば、第2の層の場合には、CTが200%を上回るかどうか、又は、例えば、第3の層の場合には、CTが300%を上回るかどうかが判定される。それぞれの層のマーキング粒子の画像ドットが形成されるべきであるかどうかを判定し、形成されるべきである場合に、使用されるべきプロセスカラーを判定するため、Dは、第2又は任意の後続の層に対応するプロセスカラーの系列中の1番目のプロセスカラーに関連した画像濃度割合と一致するようにセットされる。しかし、1つ又は複数の後の層で描画されるプロセスカラーの画像ドットが同じ画素位置に形成される可能性は回避される。次に、Dは、第2の層又は後続の層に関連したスクリーン内の画素位置(i、j)に対応する閾値と比較される。第2又は後続の層に関連したスクリーンは、閾値を含む繰り返しマトリクス構造のラスタであり、このマトリクス構造は、第1の層に関連したスクリーンのマトリクス構造とは異なる。しかし、第2又は後続の層に関連した画素位置(i、j)に対応する閾値は、補正されたFTOTと乗算される。特に、閾値は下げられるので、前の層に描画された色とは異なるプロセスカラーの画像ドットが後の層に描画される機会が増加する。このようにすることによって、有利には、前の層に描画されるプロセスカラーが描画されるべき色の量に与える影響が考慮され、必ず適切な量の色が効率的に描画されるようにする。
本発明によるカラー画像複製システムの略構成図である。 画像信号の印刷信号への実際の変換を含み、デジタル画像に関連した画像信号に対して実行される、本発明の一実施例による画像処理ステップの概略フローチャートである。 本発明の一実施例による図2の印刷信号への変換ステップ(25)の詳細処理フロー説明図である。 本発明の一実施例に従って、デジタル画像の画素に関連した画像濃度値が第1及び第2の画像濃度値にスプリットされる図2のスプリットステップ(26)の詳細処理フロー説明図である。 図5dの第1の画像濃度値を対応する閾値と比較することにより図5cのデジタル画像を中間調処理するため使用される閾値を含む単一マトリクス構造のラスタの一例の説明図である。 図5eの第2の画像濃度値を対応する閾値と比較することにより図5cのデジタル画像を中間調処理するため使用される閾値を含む単一マトリクス構造のラスタの一例の説明図である。 各画素の画素濃度値を含むデジタル多色画像の画素化表現の説明図である。 本発明の一実施例に従って図5cの画像濃度値をスプリットすることにより取得された各画素の第1の画像濃度値だけを含む図5cのデジタル多色画像の説明図である。 本発明の一実施例に従って図5cの画像濃度値をスプリットすることにより取得された各画素の第2の画像濃度値だけを含む図5cのデジタル多色画像の説明図である。 本発明の一実施例による図5cの多色画像の複製の画素化表現の説明図であり、添字1付きのプロセスカラーは第1の層に形成された画像ドットであり、添字2付きのプロセスカラーは第2の層に形成された画像ドットである。 本発明の一実施例に従って印刷信号への変換のためデジタル画像の画素に関連付けられた画像信号に実行される画像処理ステップの概略処理フロー説明図である。
符号の説明
1 画像処理システム
2 印刷ユニット
3 スキャナ
4 カメラ又はビデオカメラ
5 デジタル画像又は文書
6 プロセスカラー
7 プロセスカラー選択
8 画像信号生成器
9 変換モジュール
10 解析モジュール
20、45 画像信号
21 画像部分
22 画素
24、33、42、63、66 比較ステップ
23、65 加算ステップ
25 生成ステップ
26 スプリットステップ
31 ソートステップ
32 規定ステップ
34、36、43、67、69 指示ステップ
35、44、68 判定ステップ
46 計算ステップ
41、61 決定ステップ
i、j、Yi、j、M2i、j、Y2i、j画像濃度値

Claims (8)

  1. プロセスカラーの選択用の画像信号であって、プロセスカラーの前記選択によるプロセスカラーのデジタル分解画像に関連付けられ、デジタル多色画像の各画素に関連したプロセスカラーの画像濃度値を指定する該画像信号を前記デジタル多色画像から生成するステップと、
    前記デジタル多色画像の各画像部分について総エリアカバレッジ値CTを決定するため、前記各画像部分について前記画像部分における画素のプロセスカラーのすべての前記画像濃度値を合計するステップと、
    を有し、
    ある画像部分の総エリアカバレッジ値が100%を上回る場合、
    a)前記画像信号によって指定された前記画像部分の画素の前記画像濃度値を、マーキング粒子の画像ドットの第1の層に関連付けられた第1の画像濃度値と、マーキング粒子の画像ドットの第2の層及び後続の層に関連付けられた少なくとも第2の画像濃度値とに分割するステップであって、前記少なくとも第2の画像濃度値の合計をCT=100%に一致するエリアカバレッジの値に対応させる、分割するステップと、
    b)マトリクスディザ技術を用いて、前記画像信号を、対応する第1の印刷信号及び対応する少なくとも第2の印刷信号に変換するステップであって、前記印刷信号のそれぞれは、画像部分の各画素に対し、対応するプロセスカラーのマーキング粒子の画像ドットを形成すべきであるかを示す信号であり、前記マトリクスディザ技術は、前記第1の印刷信号のそれぞれを前記第1の画像濃度値を閾値処理することによって第1の2次元マトリクス構造のラスタから構築し、一方、前記第2の印刷信号のそれぞれを前記第2の画像濃度値を閾値処理することによって前記第1の2次元マトリクス構造とは異なる第2の2次元マトリクス構造のラスタから構築するような技術である、変換するステップとを更に備える、デジタル多色画像を画像処理する方法。
  2. 少なくとも2色のプロセスカラーは非零の第2の画像濃度値を有する、請求項1に記載の方法。
  3. 関連した前記第1の画像濃度値に基づいて少なくとも2色の前記プロセスカラーのうちの第1のプロセスカラーの第1のエリアカバレッジ割合を決定し、関連した前記第2の画像濃度値に基づいて前記第1のプロセスカラーの第2のエリアカバレッジ割合を決定し、関連した前記第1の画像濃度値に基づいて前記少なくとも2色のプロセスカラーのうちの第2のプロセスカラーの第1のエリアカバレッジ割合を決定し、関連した前記第2の画像濃度値に基づいて前記第2のプロセスカラーの第2のエリアカバレッジ割合を決定するステップを更に有し、
    前記第1のプロセスカラーの前記第1のエリアカバレッジ割合と前記第2のプロセスカラーの前記第1のエリアカバレッジ割合との間の比と、前記第1のプロセスカラーの前記第2のエリアカバレッジ割合と前記第2のプロセスカラーの前記第2のエリアカバレッジ割合との間の比との差が5%未満になるような分割が行われる、請求項2に記載の方法。
  4. 前記画素に関連した画像濃度値の合計が前記第1のマトリクス構造の最大閾値よりも大きい場合、画素が関連した非零の第2の画像濃度値だけを有するような分割が行なわれる、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第1の層だけに描画される少なくとも1色のプロセスカラーを選択するステップを更に有する、請求項4に記載の方法。
  6. 前記プロセスカラーがコントラスト値の減少する順に順序付けられるように、各画素に関連した画像濃度値をソートするステップを更に有する、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記画像部分は単一の画素により構成される、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. プロセスカラーの選択用の画像信号であって、プロセスカラーの前記選択によるプロセスカラーのデジタル分解画像に関連付けられ、デジタル多色画像の各画素に対し関連したプロセスカラーの画像濃度値を指定する該画像信号を前記デジタル多色画像から生成する生成モジュールと、
    前記デジタル多色画像の各画像部分について総エリアカバレッジ値CTを決定するため、前記各画像部分について前記画像部分における画素の前記プロセスカラーのすべての前記画像濃度値を合計し、ある画像部分の総エリアカバレッジ値が100%を上回る場合、画像信号によって指定された画像部分の画素の画像濃度値を、マーキング粒子の画像ドットの第1の層に関連付けられた第1の画像濃度値と、マーキング粒子の画像ドットの第2の層及び後続の層に関連付けられた少なくとも第2の画像濃度値とに分割し、前記少なくとも第2の画像濃度値の合計をCT=100%に一致するエリアカバレッジ値に対応させる解析モジュールと、
    CTが100%を上回る場合に、マトリクスディザ技術を用いて、前記画像信号を、対応する第1の印刷信号及び対応する少なくとも第2の印刷信号に変換する変換モジュールであって、前記印刷信号のそれぞれは、画像部分の各画素に対し、対応するプロセスカラーのマーキング粒子の画像ドットを形成すべきであるかを示す信号であり、前記マトリクスディザ技術は、前記第1の印刷信号のそれぞれを前記第1の画像濃度値を閾値処理することによって第1の2次元マトリクス構造のラスタから構築し、一方、前記第2の印刷信号のそれぞれを前記第2の画像濃度値を閾値処理することによって前記第1の2次元マトリクス構造とは異なる第2の2次元マトリクス構造のラスタから構築するような技術である、変換モジュールとを備える、デジタル多色画像を処理する画像処理システム。
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