JP2004187006A - データ構造、スレーブ機器およびマスタ機器 - Google Patents

データ構造、スレーブ機器およびマスタ機器 Download PDF

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崇 酒井
Mitsuhiro Watanabe
光洋 渡▲辺▼
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】所定の言語によってデバイス名を正常に表示することができるデータ構造を提供する。
【解決手段】Bluetooth規格に従ってスレーブ機器からマスタ機器へ送信されるデータ100の構造を規定するデータ構造であって、前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するようにデータの先頭に配置されたデバイス名2と、デバイス名の終端を示すためにデバイス名の直後に配置された文字列終端記号3と、スレーブ機器を所定の言語によって特定するように文字列終端記号に後続して配置されたサブデバイス名1とを含む。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、Bluetooth規格に従ってスレーブ機器からマスタ機器へ送信されるデータの構造を規定するデータ構造、およびこれを用いたスレーブ機器およびマスタ機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
Bluetooth規格に従った従来のデータ構造を有するデータを説明する。Bluetooth規格には、マスタ機器とスレーブ機器という概念がある。接続した際に接続要求を行ったデバイスがマスタ機器になる。このマスタ機器は7台のスレーブ機器と接続することができる。
【0003】
図19は、スレーブ機器からマスタ機器へ送信される従来のデータ90の構造を示す図である。データ90は、248バイトの長さを有している。データ90は、デバイス名データ構造を有している。データ90には、先頭からデバイス名101が格納されている。デバイス名101は、Bluetooth規格に従ったBluetooth機器を特定する。Bluetooth機器は、248バイト以下のデバイス名101を有することができる。
【0004】
デバイス名が248バイトよりも短いときは、文字列終端記号102がデバイス名101に後続して付加される。文字列終端記号102の後ろには、データ90の全体の長さが248バイトになるように無効データ103が格納される。デバイス名101は、UTF−8符号によって構成されているため、日本語、韓国語等の言語に対応することができる。
【0005】
図20は、従来のマスタ機器の動作を示すフローチャートであり、Bluetooth機器が他のBluetooth機器とデータ通信を行う際のマスタデバイスの一般的な手順を示している。まず、Bluetooth機器は、周辺にどのような他のBluetooth機器が存在するかを確認し、発見されたすべての他のBluetooth機器のデバイス名を取得する(ステップS701)。そして、ステップS701において発見した他のBluetooth機器のデバイス名の一覧をBluetooth機器に設けられた表示装置において表示する(ステップS702)。
【0006】
次に、ステップS702において表示されたデバイス名の一覧から、接続したいデバイス名をユーザが1つ選択する(ステップS703)。その後、Bluetooth機器は、ステップS703において選択されたデバイス名を有する他のBluetooth機器と接続する(ステップS704)。そして、Bluetooth機器は、ステップS704において接続された他のBluetooth機器に対してサービスの問い合わせを行う(ステップS705)。
【0007】
次に、Bluetooth機器は、ステップS705における問い合わせの結果に基づいて、Bluetooth機器が目的とするサービスを、接続している他のBluetooth機器が持っているか否かを判断する(ステップS706)。Bluetooth機器が目的とするサービスを、接続している他のBluetooth機器が持っていないと判断したときは(ステップS706においてNO)、ステップS703へ戻る。Bluetooth機器が目的とするサービスを、接続している他のBluetooth機器が持っていると判断したときは(ステップS706においてYES)、他のBluetooth機器が持っているサービス毎に規格化された方法に基づいてデータ送受信の準備を行う(ステップS707)。
【0008】
そして、Bluetooth機器が目的とするサービスを他のBluetooth機器が提供するために、Bluetooth機器と他のBluetooth機器とがデータ送受信を開始する(ステップS708)。
【0009】
下記に示す非特許文献は、Bluetoothの仕様書である 。上記ドキュメントの「Remote Name Request Complete event」の項の「Remote_Name」パラメータの説明の表の内容を図にしたものが図19である(A UTF−8 encoded user−friendly descriptive name for the remote device. If the name contained in the parameter is shorter than 248 bytes, the end of the name is indicated by a NULL byte (0x00), and the following bytes(to fill up 248 bytes, which isthe length of the parameter) do not have valid values.)。
【0010】
【特許文献1】
特開2001−339408号公報
【0011】
【非特許文献】
”Bluetooth Specification Version1.1”
http://www.bluetooth.com/pdf/Bluetooth_11_Specifications_Book.pdf
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、UTF−8符号によって構成されたデバイス名を使用する多くのBluetooth機器は、日本語、韓国語等の言語を表すUTF−8符号の一部にしか対応していない。このため、Bluetooth機器が対応していないUTF−8符号を含むデバイス名を正常に表示することができない。従って、日本語、韓国語等の言語によってデバイス名を正常に表示することができないという問題がある。
【0013】
本発明は係る問題を解決するためになされたものであり、その目的は、所定の言語によってデバイス名を正常に表示することができるデータ構造、スレーブ機器およびマスタ機器を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るデータ構造は、Bluetooth規格に従ってスレーブ機器からマスタ機器へ送信されるデータの構造を規定するデータ構造であって、前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するように前記データの先頭に配置されたデバイス名と、前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、前記スレーブ機器を所定の言語によって特定するように前記文字列終端記号に後続して配置されたサブデバイス名とを含んでいることを特徴とする。
【0015】
本発明に係るスレーブ機器は、Bluetooth規格に従ってマスタ機器へデータを送信するスレーブ機器であって、前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するデバイス名の送信要求を前記マスタ機器から受信する受信器と、前記受信器による前記デバイス名の送信要求の受信に応じて所定のデータを生成するデータ生成器と、前記データ生成器によって生成された前記所定のデータを前記マスタ機器へ送信する送信器とを具備しており、前記データ生成器によって生成される前記所定のデータは、前記所定のデータの先頭に配置された前記デバイス名と、前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、前記スレーブ機器を所定の言語によって特定するように前記文字列終端記号に後続して配置されたサブデバイス名とを含んでいることを特徴とする。
【0016】
本発明に係るマスタ機器は、Bluetooth規格に従ってスレーブ機器から所定のデータを受信するマスタ機器であって、前記所定のデータは、前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するように前記所定のデータの先頭に配置されたデバイス名と、前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、前記スレーブ機器を所定の言語によって特定するように前記文字列終端記号に後続して配置されたサブデバイス名とを含んでおり、前記所定のデータを前記スレーブ機器から受信する受信器と、前記受信器によって受信された前記所定のデータから前記サブデバイス名を抽出するサブデバイス名抽出装置とを具備することを特徴とする。
【0017】
本発明に係る他のデータ構造は、Bluetooth規格に従ってスレーブ機器からマスタ機器へ送信されるデータの構造を規定するデータ構造であって、前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するように前記データの先頭に配置されたデバイス名と、前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、前記スレーブ機器によって提供されるサービスを示すように前記文字列終端記号に後続して配置されたサービス情報とを含んでいることを特徴とする。
【0018】
本発明に係る他のスレーブ機器は、Bluetooth規格に従ってマスタ機器へデータを送信するスレーブ機器であって、前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するデバイス名の送信要求を前記マスタ機器から受信する受信器と、前記受信器による前記デバイス名の送信要求の受信に応じて所定のデータを生成するデータ生成器と、前記データ生成器によって生成された前記所定のデータを前記マスタ機器へ送信する送信器とを具備しており、前記データ生成器によって生成される前記所定のデータは、前記所定のデータの先頭に配置された前記デバイス名と、前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、前記スレーブ機器によって提供されるサービスを示すように前記文字列終端記号に後続して配置されたサービス情報とを含んでいることを特徴とする。
【0019】
本発明に係る他のマスタ機器は、Bluetooth規格に従って複数のスレーブ機器から所定のデータをそれぞれ受信するマスタ機器であって、前記所定のデータは、前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するように前記所定のデータの先頭に配置されたデバイス名と、前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、前記スレーブ機器によって提供されるサービスを示すように前記文字列終端記号に後続して配置されたサービス情報とを含んでおり、前記所定のデータを前記スレーブ機器からそれぞれ受信する受信器と、前記受信器によってそれぞれ受信された前記所定のデータから前記サービス情報をそれぞれ抽出するサービス情報抽出装置とを具備することを特徴とする。
【0020】
本発明に係るさらに他のデータ構造は、Bluetooth規格に従ってスレーブ機器からマスタ機器へ送信されるデータの構造を規定するデータ構造であって、前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するように前記データの先頭に配置されたデバイス名と、前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、前記スレーブ機器が発信する情報を示すように前記文字列終端記号に後続して配置された発信情報とを含んでいることを特徴とする。
【0021】
本発明に係るさらに他のスレーブ機器は、Bluetooth規格に従ってマスタ機器へデータを送信するスレーブ機器であって、前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するデバイス名の送信要求を前記マスタ機器から受信する受信器と、前記受信器による前記デバイス名の送信要求の受信に応じて所定のデータを生成するデータ生成器と、前記データ生成器によって生成された前記所定のデータを前記マスタ機器へ送信する送信器とを具備しており、前記データ生成器によって生成される前記所定のデータは、前記所定のデータの先頭に配置された前記デバイス名と、前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、前記スレーブ機器が発信する情報を示すように前記文字列終端記号に後続して配置された発信情報とを含んでいることを特徴とする。
【0022】
本発明に係るさらに他のマスタ機器は、Bluetooth規格に従ってスレーブ機器から所定のデータを受信するマスタ機器であって、前記所定のデータは、前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するように前記所定のデータの先頭に配置されたデバイス名と、前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、前記スレーブ機器が発信する情報を示すように前記文字列終端記号に後続して配置された発信情報とを含んでおり、前記所定のデータを前記スレーブ機器から受信する受信器と、前記受信器によって受信された前記所定のデータから前記発信情報を抽出する発信情報抽出装置とを具備することを特徴とする。
【0023】
本発明に係るさらに他のデータ構造は、Bluetooth規格に従ってスレーブ機器からマスタ機器へ送信されるデータの構造を規定するデータ構造であって、前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するように前記データの先頭に配置されたデバイス名と、前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、前記スレーブ機器を代理する他のスレーブ機器を特定するように前記文字列終端記号に後続して配置されたBD_ADDRとを含んでいることを特徴とする。
【0024】
本発明に係るさらに他のスレーブ機器は、Bluetooth規格に従ってマスタ機器へデータを送信するスレーブ機器であって、前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するデバイス名の送信要求を前記マスタ機器から受信する受信器と、前記受信器による前記デバイス名の送信要求の受信に応じて所定のデータを生成するデータ生成器と、前記データ生成器によって生成された前記所定のデータを前記マスタ機器へ送信する送信器とを具備しており、前記データ生成器によって生成される前記所定のデータは、前記所定のデータの先頭に配置された前記デバイス名と、前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、前記スレーブ機器を代理する他のスレーブ機器を特定するように前記文字列終端記号に後続して配置されたBD_ADDRとを含んでいることを特徴とする。
【0025】
本発明に係るさらに他のマスタ機器は、Bluetooth規格に従って複数のスレーブ機器から所定のデータをそれぞれ受信するマスタ機器であって、前記所定のデータは、前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するように前記所定のデータの先頭に配置されたデバイス名と、前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、前記スレーブ機器を代理する他のスレーブ機器を特定するように前記文字列終端記号に後続して配置されたBD_ADDRとを含んでおり、前記所定のデータを前記スレーブ機器からそれぞれ受信する受信器と、前記受信器によってそれぞれ受信された前記所定のデータから前記BD_ADDRをそれぞれ抽出するBD_ADDR抽出装置とを具備することを特徴とする。
【0026】
本発明に係るさらに他のデータ構造は、Bluetooth規格に従ってスレーブ機器からマスタ機器へ送信されるデータの構造を規定するデータ構造であって、前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するように前記データの先頭に配置されたデバイス名と、前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、前記スレーブ機器のインターネットアドレスを特定するように前記文字列終端記号に後続して配置されたURLとを含んでいることを特徴とする。
【0027】
本発明に係るさらに他のスレーブ機器は、Bluetooth規格に従ってマスタ機器へデータを送信するスレーブ機器であって、前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するデバイス名の送信要求を前記マスタ機器から受信する受信器と、前記受信器による前記デバイス名の送信要求の受信に応じて所定のデータを生成するデータ生成器と、前記データ生成器によって生成された前記所定のデータを前記マスタ機器へ送信する送信器とを具備しており、前記データ生成器によって生成される前記所定のデータは、前記所定のデータの先頭に配置された前記デバイス名と、前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、前記スレーブ機器のインターネットアドレスを特定するように前記文字列終端記号に後続して配置されたURLとを含んでいることを特徴とする。
【0028】
本発明に係るさらに他のマスタ機器は、Bluetooth規格に従って複数のスレーブ機器から所定のデータをそれぞれ受信するマスタ機器であって、前記所定のデータは、前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するように前記所定のデータの先頭に配置されたデバイス名と、前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、前記スレーブ機器のインターネットアドレスを特定するように前記文字列終端記号に後続して配置されたURLとを含んでおり、前記所定のデータを前記複数のスレーブ機器からそれぞれ受信する受信器と、前記受信器によってそれぞれ受信された前記所定のデータから前記URLをそれぞれ抽出するURL抽出装置とを具備することを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】
本実施の形態に係るデータ構造においては、スレーブ機器を所定の言語によって特定するサブデバイス名が文字列終端記号に後続して配置されている。このため、スレーブ機器を特定するサブデバイス名を日本語または韓国語等の所定の言語によって特定することができる。
【0030】
本実施の形態では、前記所定の符号は、UTF−8符号であることが好ましい。
【0031】
前記所定の言語は、日本語であることが好ましい。
【0032】
前記所定の言語は、韓国語であることが好ましい。
【0033】
前記データの全体の長さは、248バイトであることが好ましい。
【0034】
本実施の形態に係るスレーブ機器においては、スレーブ機器を所定の言語によって特定するサブデバイス名が文字列終端記号に後続して配置されているデータがマスタ機器へ送信される。このため、マスタ機器は、スレーブ機器を特定するサブデバイス名を日本語または韓国語等の所定の言語によって特定するように表示することができる。
【0035】
本実施の形態では、前記デバイス名を記憶するために設けられたデバイス名記憶装置と、前記サブデバイス名を記憶するために設けられたサブデバイス名記憶装置とをさらに具備しており、前記データ生成器は、前記デバイス名記憶装置に記憶された前記デバイス名と前記サブデバイス名記憶装置に記憶された前記サブデバイス名とに基づいて前記所定のデータを生成することが好ましい。簡単な構成によって、スレーブ機器を所定の言語によって特定するサブデバイス名が文字列終端記号に後続して配置されているデータを生成することができるからである。
【0036】
本実施の形態に係るマスタ機器においては、受信器によって受信された所定のデータから、スレーブ機器を所定の言語によって特定するためのサブデバイス名を抽出することができる。このため、スレーブ機器を特定するサブデバイス名を日本語または韓国語等の所定の言語によって特定するように表示することができる。
【0037】
本実施の形態では、前記サブデバイス名抽出装置によって抽出された前記サブデバイス名を表示するサブデバイス名表示装置をさらに具備することが好ましい。簡単な構成によってサブデバイス名を表示することができるからである。
【0038】
前記サブデバイス名抽出装置によって抽出された前記サブデバイス名を表現する前記所定の言語が、前記サブデバイス名表示装置によって表示可能な言語であるか否かを判断するサブデバイス名判断装置をさらに具備しており、前記サブデバイス名表示装置は、前記サブデバイス名判断装置による判断結果に応じて前記サブデバイス名を表示することが好ましい。サブデバイス名の表示における文字化けを防止するためである。
【0039】
前記受信器によって受信された前記所定のデータから前記デバイス名を抽出するデバイス名抽出装置と、前記デバイス名抽出装置によって抽出された前記デバイス名を表示するデバイス名表示装置とをさらに具備することが好ましい。サブデバイス名をデバイス名に対応するように表示するためである。
【0040】
前記受信器によって受信された前記所定のデータから前記デバイス名を抽出するデバイス名抽出装置と、前記デバイス名抽出装置によって抽出された前記デバイス名と前記サブデバイス名抽出装置によって抽出された前記サブデバイス名とのいずれかを表示する表示装置と、前記サブデバイス名抽出装置によって抽出された前記サブデバイス名を表現する前記所定の言語が、前記表示装置によって表示可能な言語であるか否かを判断するサブデバイス名判断装置とをさらに具備しており、前記表示装置は、前記サブデバイス名判断装置による判断結果に応じて前記デバイス名と前記サブデバイス名とのいずれかを表示することが好ましい。サブデバイス名を表示する機能を有しないマスタ機器においてデバイス名を表示するためである。
【0041】
他の実施の形態に係るデータ構造においては、スレーブ機器によって提供されるサービスを示すサービス情報が文字列終端記号に後続して配置されている。このため、スレーブ機器によって提供されるサービスを示すサービス情報を簡単な通信手順によってマスタ機器が取得することができる。
【0042】
上記他の実施の形態では、前記Bluetooth規格に従って前記スレーブ機器と前記マスタ機器とを接続するための情報を示すように前記サービス情報に後続して配置されたBluetooth接続情報をさらに含んでいることが好ましい。所望のサービスを提供するスレーブ機器へBluetooth規格に従って即座に接続することができるからである。
【0043】
他の実施の形態に係るスレーブ機器においては、スレーブ機器によって提供されるサービスを示すように文字列終端記号に後続して配置されたサービス情報を含むデータがマスタ機器へ送信される。このため、マスタ機器は、スレーブ機器によって提供されるサービスを示すサービス情報を簡単な通信手順によって取得することができる。
【0044】
上記他の実施の形態では、前記デバイス名を記憶するために設けられたデバイス名記憶装置と、前記サービス情報を記憶するために設けられたサービス情報記憶装置とをさらに具備しており、前記データ生成器は、前記デバイス名記憶装置に記憶された前記デバイス名と前記サービス情報記憶装置に記憶された前記サービス情報とに基づいて前記所定のデータを生成することが好ましい。
【0045】
他の実施の形態に係るマスタ機器においては、複数のスレーブ機器から送信された所定のデータから、スレーブ機器によって提供されるサービス情報がそれぞれ抽出される。このため、マスタ機器は、スレーブ機器によって提供されるサービスを示すサービス情報を簡単な通信手順によって取得することができる。
【0046】
上記他の実施の形態では、前記サービス情報抽出装置によってそれぞれ抽出された前記サービス情報を表示するサービス情報表示装置をさらに具備することが好ましい。
【0047】
前記受信器によってそれぞれ受信された前記所定のデータから前記デバイス名をそれぞれ抽出するデバイス名抽出装置と、前記デバイス名抽出装置によってそれぞれ抽出された前記デバイス名を表示するデバイス名表示装置とをさらに具備することが好ましい。
【0048】
前記デバイス名表示装置にそれぞれ表示された前記デバイス名の1つをユーザによる選択に基づいて選択するデバイス名選択装置をさらに具備することが好ましい。
【0049】
前記デバイス選択装置によって選択された前記デバイス名の1つによって特定される前記スレーブ機器の1つとBluetooth規格に従って接続するために設けられたBluetooth接続制御装置をさらに具備することが好ましい。
【0050】
さらに他の実施の形態に係るデータ構造においては、スレーブ機器が発信する情報を示す発信情報が文字列終端記号に後続して配置されている。このため、スレーブ機器が発信する情報を簡単な通信手順によってスレーブ機器からマスタ機器へ送信することができる。
【0051】
上記さらに他の実施の形態では、前記発信情報は、広告情報を含んでいることが好ましい。
【0052】
さらに他の実施の形態に係るスレーブ機器においては、スレーブ機器が発信する情報を示すように文字列終端記号に後続して配置された発信情報を含むデータがマスタ機器へ送信される。このため、スレーブ機器が発信する情報を簡単な通信手順によってスレーブ機器からマスタ機器へ送信することができる。
【0053】
上記さらに他の実施の形態では、前記デバイス名を記憶するために設けられたデバイス名記憶装置と、前記発信情報を記憶するために設けられた発信情報記憶装置とをさらに具備しており、前記データ生成器は、前記デバイス名記憶装置に記憶された前記デバイス名と前記発信情報記憶装置に記憶された前記発信情報とに基づいて前記所定のデータを生成することが好ましい。
【0054】
さらに他の実施の形態に係るマスタ機器においては、受信器によって受信された所定のデータから、スレーブ機器が発信する情報を示す発信情報が抽出される。このため、スレーブ機器が発信する情報を簡単な通信手順によってスレーブ機器からマスタ機器へ送信することができる。
【0055】
上記さらに他の実施の形態では、前記発信情報抽出装置によって抽出された前記発信情報を表示する発信情報表示装置をさらに具備することが好ましい。
【0056】
前記受信器によって受信された前記所定のデータから前記デバイス名を抽出するデバイス名抽出装置と、前記デバイス名抽出装置によって抽出された前記デバイス名を表示するデバイス名表示装置とをさらに具備することが好ましい。
【0057】
さらに他の実施の形態に係るデータ構造においては、スレーブ機器を代理する他のスレーブ機器を特定するためのBD_ADDRが文字列終端記号に後続して配置されている。このため、スレーブ機器が既に他のマスタ機器と接続していても、スレーブ機器を代理する他のスレーブ機器からマスタ機器へ情報を発信することができる。
【0058】
さらに他の実施の形態に係るスレーブ機器においては、スレーブ機器を代理する他のスレーブ機器を特定するように文字列終端記号に後続して配置されたBD_ADDRを含むデータがスレーブ機器からマスタ機器へ送信される。このため、スレーブ機器が既に他のマスタ機器と接続していても、スレーブ機器を代理する他のスレーブ機器からマスタ機器へ情報を発信することができる。
【0059】
上記さらに他の実施の形態では、前記デバイス名を記憶するために設けられたデバイス名記憶装置と、前記BD_ADDRを記憶するために設けられたBD_ADDR記憶装置とをさらに具備しており、前記データ生成器は、前記デバイス名記憶装置に記憶された前記デバイス名と前記BD_ADDR記憶装置に記憶された前記BD_ADDRとに基づいて前記所定のデータを生成することが好ましい。
【0060】
さらに他の実施の形態に係るマスタ機器においては、受信器によってそれぞれ受信された所定のデータから、スレーブ機器を代理する他のスレーブ機器を特定するためのBD_ADDRがそれぞれ抽出される。このため、スレーブ機器が既に他のマスタ機器と接続していても、スレーブ機器を代理する他のスレーブ機器からマスタ機器へ情報を発信することができる。
【0061】
上記さらに他の実施の形態では、前記受信器によってそれぞれ受信された前記所定のデータから前記デバイス名をそれぞれ抽出するデバイス名抽出装置と、前記デバイス名抽出装置によってそれぞれ抽出された前記デバイス名と前記BD_ADDR抽出装置によってそれぞれ抽出された前記BD_ADDRとを組にして保持するBD_ADDRデータベースとをさらに具備することが好ましい。
【0062】
前記デバイス名抽出装置によってそれぞれ抽出された前記デバイス名を表示するデバイス名表示装置と、前記デバイス名表示装置にそれぞれ表示された前記デバイス名の1つをユーザによる選択に基づいて選択するデバイス名選択装置とをさらに具備することが好ましい。
【0063】
前記デバイス名選択装置によって選択された前記デバイス名の前記1つと組にして前記BD_ADDRデータベースに保持された前記BD_ADDRに基づいて、前記デバイス名選択装置によって選択された前記デバイス名の前記1つを代理する他のスレーブ機器と接続するために設けられたBluetooth接続制御装置をさらに具備することが好ましい。
【0064】
さらに他の実施の形態に係るデータ構造においては、スレーブ機器のインターネットアドレスを特定するためのURLが文字列終端記号に後続して配置されている。このため、スレーブ機器とマスタ機器とがBluetooth規格に従って接続することができる距離以上に互いに離れていても、スレーブ機器が発信する情報をインターネットを介してマスタ機器は参照することができる。
【0065】
さらに他の実施の形態に係るスレーブ機器においては、スレーブ機器のインターネットアドレスを特定するように文字列終端記号に後続して配置されたURLを含むデータがスレーブ機器からマスタ機器へ送信される。このため、スレーブ機器とマスタ機器とがBluetooth規格に従って接続することができる距離以上に互いに離れていても、スレーブ機器が発信する情報をインターネットを介してマスタ機器は参照することができる。
【0066】
さらに他の実施の形態に係るマスタ機器においては、受信器によってそれぞれ受信された所定のデータから、スレーブ機器のインターネットアドレスを特定するためのURLがそれぞれ抽出される。このため、スレーブ機器とマスタ機器とがBluetooth規格に従って接続することができる距離以上に互いに離れていても、スレーブ機器が発信する情報をインターネットを介してマスタ機器は参照することができる。
【0067】
上記さらに他の実施の形態では、前記受信器によってそれぞれ受信された前記所定のデータから前記デバイス名をそれぞれ抽出するデバイス名抽出装置と、前記デバイス名抽出装置によってそれぞれ抽出された前記デバイス名と前記URL抽出装置によってそれぞれ抽出された前記URLとを組にして保持するURLデータベースとをさらに具備することが好ましい。
【0068】
前記デバイス名抽出装置によってそれぞれ抽出された前記デバイス名を表示するデバイス名表示装置と、前記デバイス名表示装置にそれぞれ表示された前記デバイス名の1つをユーザによる選択に基づいて選択するデバイス名選択装置とをさらに具備することが好ましい。
【0069】
前記デバイス名選択装置によって選択された前記デバイス名の前記1つと組にして前記URLデータベースに保持された前記URLに基づいて、前記デバイス名選択装置によって選択された前記デバイス名の前記1つとインターネットを介して接続するために設けられたインターネット接続制御装置をさらに具備することが好ましい。
【0070】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0071】
(実施の形態1)
図1は実施の形態1に係るスレーブ機器200の構成を示すブロック図であり、図2はスレーブ機器200から送信されるデータ100の構造を示す図であり、図3は実施の形態1に係るマスタ機器300の構成を示すブロック図である。
【0072】
スレーブ機器200は、Bluetooth規格に従ってデータ100をマスタ機器300へ送信する。データ100の全体の長さは、248バイトである。データ100は、デバイス名2を含んでいる。デバイス名2は、スレーブ機器200をUTF−8符号によって特定するようにデータ100の先頭に配置されている。多くのスレーブ機器200においては、デバイス名2の長さはデータ100の全体の長さの248バイトよりも十分短くなっている。
【0073】
デバイス名2の直後には、デバイス名2の終端を示すために文字列終端記号3が配置されている。文字列終端記号3の直後には、サブデバイス名1が配置されている。サブデバイス名1は、日本語または韓国語等の所定の言語によってスレーブ機器200を特定するためのデータである。サブデバイス名1の直後には、データ100の全体の長さが248バイトになるように無効データ104が配置されている。
【0074】
スレーブ機器200は、受信器4を備えている。受信器4は、スレーブ機器200をUTF−8符号によって特定するデバイス名2の送信要求をマスタ機器300から受信する。
【0075】
スレーブ機器200には、デバイス名記憶装置9が設けられている。デバイス名記憶装置9には、デバイス名2が記憶されている。デバイス名2は、UTF−8符号を構成する英語によってスレーブ機器200を特定する。スレーブ機器200は、サブデバイス名記憶装置10を有している。サブデバイス名記憶装置10には、サブデバイス名1が記憶されている。サブデバイス名1は、例えば日本語によってスレーブ機器200を特定する。
【0076】
スレーブ機器200には、データ生成器5が設けられている。データ生成器5は、デバイス名データ生成装置6を有している。デバイス名データ生成装置6は、受信器4によるデバイス名2の送信要求の受信に応じて、デバイス名記憶装置9に記憶されたデバイス名2をデータ100の先頭に格納し、文字列終端記号3をデバイス名2の直後に格納する。
【0077】
データ生成器5には、サブデバイス名付加装置7が設けられている。サブデバイス名付加装置7は、サブデバイス名記憶装置10に記憶されたサブデバイス名1を、デバイス名データ生成装置6によってデバイス名2の直後に格納された文字列終端記号3の直後に格納し、サブデバイス名1の直後に無効データ104をデータ100の全体の長さが248バイトになるように格納してデータ100を生成し、送信器8へ供給する。送信器8は、サブデバイス名付加装置7から供給されたデータ100をマスタ機器300へ送信する。
【0078】
マスタ機器300は、受信器11を備えている。受信器11は、スレーブ機器200に設けられた送信器8によって送信されたデータ100を受信する。マスタ機器300には、デバイス名抽出装置14が設けられている。デバイス名抽出装置14は、受信器11によって受信されたデータ100から英語によってスレーブ機器200を特定するデバイス名2を抽出してデバイス名表示装置15へ供給する。デバイス名表示装置15は、デバイス名抽出装置14によって供給された英語のデバイス名2を表示する。
【0079】
マスタ機器300には、サブデバイス名抽出装置12が設けられている。サブデバイス名抽出装置12は、受信器11によって受信されたデータ100から日本語によってスレーブ機器200を特定するサブデバイス名1を抽出してサブデバイス名表示装置13へ供給する。サブデバイス名表示装置13は、サブデバイス名抽出装置12によって供給された日本語のサブデバイス名1を表示する。
【0080】
このように構成されたスレーブ機器200およびマスタ機器300の動作を説明する。まず、マスタ機器300は、スレーブ機器200をUTF−8符号によって特定するデバイス名2の送信を、スレーブ機器200に要求する。そして、スレーブ機器200に設けられた受信器4は、マスタ機器300からの送信要求を受信する。次に、デバイス名データ生成装置6は、受信器4によるデバイス名2の送信要求の受信に応じて、デバイス名記憶装置9に記憶されたデバイス名2をデータ100の先頭に格納し、文字列終端記号3をデバイス名2の直後に格納する。
【0081】
その後、サブデバイス名付加装置7は、サブデバイス名記憶装置10に記憶されたサブデバイス名1を、デバイス名データ生成装置6によってデバイス名2の直後に格納された文字列終端記号3の直後に格納し、サブデバイス名1の直後に無効データ104をデータ100の全体の長さが248バイトになるように格納してデータ100を生成し、送信器8へ供給する。次に、送信器8は、サブデバイス名付加装置7から供給されたデータ100をマスタ機器300へ送信する。
【0082】
そして、マスタ機器300に設けられた受信器11は、スレーブ機器200に設けられた送信器8によって送信されたデータ100を受信する。次に、デバイス名抽出装置14は、受信器11によって受信されたデータ100から英語によってスレーブ機器200を特定するデバイス名2を抽出してデバイス名表示装置15へ供給する。デバイス名表示装置15は、デバイス名抽出装置14によって供給された英語のデバイス名2を表示する。
【0083】
サブデバイス名抽出装置12は、受信器11によって受信されたデータ100から日本語によってスレーブ機器200を特定するサブデバイス名1を抽出してサブデバイス名表示装置13へ供給する。サブデバイス名表示装置13は、サブデバイス名表示装置13によって供給された日本語のサブデバイス名1を表示する。
【0084】
以上のように実施の形態1に係るデータ構造100によれば、スレーブ機器200を所定の言語によって特定するサブデバイス名1が文字列終端記号3に後続して配置されている。このため、スレーブ機器200を特定するサブデバイス名1を日本語または韓国語等の所定の言語によって特定することができる。
【0085】
また実施の形態1に係るスレーブ機器200によれば、スレーブ機器200を所定の言語によって特定するサブデバイス名1が文字列終端記号3に後続して配置されているデータ100がマスタ機器300へ送信される。このため、マスタ機器300は、スレーブ機器200を特定するサブデバイス名1を日本語または韓国語等の所定の言語によって特定するように表示することができる。
【0086】
さらに実施の形態1に係るマスタ機器300によれば、受信器11によって受信された所定のデータ100から、スレーブ機器200を所定の言語によって特定するためのサブデバイス名1を抽出することができる。このため、スレーブ機器200を特定するサブデバイス名1を日本語または韓国語等の所定の言語によって特定するように表示することができる。
【0087】
図4は、実施の形態1に係る他のマスタ機器300Aの構成を示すブロック図である。図3を参照して前述したマスタ機器300の構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付している。従って、これらの構成要素の詳細な説明は省略する。前述したマスタ機器300と異なる点は、サブデバイス名判断装置16と表示制御装置17とをさらに備えている点である。
【0088】
サブデバイス名判断装置16は、サブデバイス名抽出装置12によって抽出されたサブデバイス名1を表現する所定の言語が、サブデバイス名表示装置13によって表示可能な言語であるか否かを判断する。
【0089】
表示制御装置17は、サブデバイス名1を表現する所定の言語がサブデバイス名表示装置13によって表示可能な言語であるか否かのサブデバイス名判断装置16による判断結果に応じて、サブデバイス名抽出装置12によって抽出されたサブデバイス名1を表示するようにサブデバイス名表示装置13を制御する。
【0090】
このように構成されたマスタ機器300Aの動作を説明する。まず、デバイス名抽出装置14は、受信器11によって受信されたデータ100から英語によってスレーブ機器200を特定するデバイス名2を抽出してデバイス名表示装置15へ供給する。デバイス名表示装置15は、デバイス名抽出装置14によって供給された英語のデバイス名2を表示する。
【0091】
サブデバイス名抽出装置12は、受信器11によって受信されたデータ100から韓国語によってスレーブ機器200を特定するサブデバイス名1を抽出する。そして、サブデバイス名判断装置16は、サブデバイス名抽出装置12によって抽出されたサブデバイス名1を表現する所定の言語、例えば韓国語が、サブデバイス名表示装置13によって表示可能な言語であるか否かを判断する。
【0092】
サブデバイス名1を表現する韓国語がサブデバイス名表示装置13によって表示可能な言語であると判断したときは、表示制御装置17は、サブデバイス名抽出装置12によって抽出されたサブデバイス名1をサブデバイス名表示装置13へ供給する。そして、サブデバイス名表示装置13は、表示制御装置17から供給された韓国語のサブデバイス名1を表示する。
【0093】
サブデバイス名1を表現する韓国語がサブデバイス名表示装置13によって表示可能な言語でないと判断したときは、表示制御装置17は、サブデバイス名抽出装置12によって抽出されたサブデバイス名1をサブデバイス名表示装置13へ供給しない。従って、サブデバイス名表示装置13は、韓国語のサブデバイス名1を表示しない。
【0094】
このように、Bluetooth規格に従ったマスタ機器300Aが受信したデータ100に格納されたサブデバイス名1が韓国語によって構成されており、マスタ機器300Aが韓国語の表示に未対応だった場合に、サブデバイス名1が文字化けを伴って表示されることがなくなる。
【0095】
図5は、実施の形態1に係るさらに他のマスタ機器300Bの構成を示すブロック図である。図3を参照して前述したマスタ機器300の構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付している。従って、これらの構成要素の詳細な説明は省略する。前述したマスタ機器300と異なる点は、サブデバイス名表示装置13の替わりにサブデバイス名判断装置16と表示選択装置19とを備えている点である。
【0096】
サブデバイス名判断装置16は、サブデバイス名抽出装置12によって抽出されたサブデバイス名1を表現する所定の言語が、デバイス名表示装置15によって表示可能な言語であるか否かを判断する。
【0097】
表示選択装置19は、サブデバイス名判断装置16による判断結果に応じて、デバイス名抽出装置14によって抽出されたデバイス名2とサブデバイス名抽出装置12によって抽出されたサブデバイス名1とのいずれかをデバイス名表示装置15に表示する。
【0098】
このように構成されたマスタ機器300Bの動作を説明する。まず、デバイス名抽出装置14は、受信器11によって受信されたデータ100から英語によってスレーブ機器200を特定するデバイス名2を抽出する。そして、サブデバイス名抽出装置12は、受信器11によって受信されたデータ100から韓国語によってスレーブ機器200を特定するサブデバイス名1を抽出する。
【0099】
次に、サブデバイス名判断装置16は、サブデバイス名抽出装置12によって抽出されたサブデバイス名1を表現する韓国語が、デバイス名表示装置15によって表示可能な言語であるか否かを判断する。サブデバイス名1を表現する韓国語がデバイス名表示装置15によって表示可能な言語であると判断したときは、表示選択装置19はサブデバイス名抽出装置12によって抽出された韓国語のサブデバイス名1をデバイス名表示装置15に表示する。
【0100】
サブデバイス名1を表現する韓国語がデバイス名表示装置15によって表示可能な言語でないと判断したときは、表示選択装置19はデバイス名抽出装置14によって抽出された英語のデバイス名2をデバイス名表示装置15に表示する。
【0101】
前述した図4に示すマスタ機器300Aにおいては、受信したデータ100に格納されたデバイス名2およびサブデバイス名1が表示可能であった場合、両方を表示していた。そのため、デバイス名表示装置15とサブデバイス名表示装置13との2個の表示装置が必要であるが、携帯端末等では画面が小さいため表示する領域が限られているので、2個の表示装置を設ける領域が不足する。これに対して図5に示すマスタ機器300Bにおいては、1個の表示機器15にデバイス名2およびサブデバイス名1のいずれかを表示するように構成されているので、画面が小さいため表示する領域が限られている携帯端末にも容易に適用することができる。
【0102】
(実施の形態2)
図6は実施の形態2に係るスレーブ機器200Cの構成を示すブロック図であり、図7はスレーブ機器200Cから送信されるデータ100Cの構造を示す図であり、図8は実施の形態2に係るマスタ機器300Cの構成を示すブロック図である。実施の形態1において図1〜図3を参照して前述したスレーブ機器200、データ100およびマスタ機器300の構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付している。従って、これらの構成要素の詳細な説明は省略する。
【0103】
スレーブ機器200Cは、Bluetooth規格に従ってデータ100Cをマスタ機器300Cへ送信する。データ100Cの全体の長さは、248バイトである。データ100Cは、デバイス名2を含んでいる。デバイス名2は、スレーブ機器200CをUTF−8符号によって特定するようにデータ100Cの先頭に配置されている。多くのスレーブ機器200Cにおいては、デバイス名2の長さはデータ100Cの全体の長さの248バイトよりも十分短くなっている。
【0104】
デバイス名2の直後には、デバイス名2の終端を示すために文字列終端記号3が配置されている。文字列終端記号3の直後には、サービス情報21が配置されている。サービス情報21は、スレーブ機器200Cによって提供されるサービスの内容を示している。サービス情報21の直後には、データ100Cの全体の長さが248バイトになるように無効データ104が配置されている。
【0105】
スレーブ機器200Cは、受信器4を備えている。受信器4は、スレーブ機器200CをUTF−8符号によって特定するデバイス名2の送信要求をマスタ機器300Cから受信する。
【0106】
スレーブ機器200Cには、デバイス名記憶装置9が設けられている。デバイス名記憶装置9には、デバイス名2が記憶されている。デバイス名2は、UTF−8符号を構成する英語によってスレーブ機器200Cを特定する。スレーブ機器200Cは、サービス情報記憶装置23を有している。サービス情報記憶装置23には、サービス情報21が記憶されている。
【0107】
スレーブ機器200Cには、データ生成器5Cが設けられている。データ生成器5Cは、デバイス名データ生成装置6を有している。デバイス名データ生成装置6は、受信器4によるデバイス名2の送信要求の受信に応じて、デバイス名記憶装置9に記憶されたデバイス名2をデータ100Cの先頭に格納し、文字列終端記号3をデバイス名2の直後に格納する。
【0108】
データ生成器5Cには、サービス情報付加装置22が設けられている。サービス情報付加装置22は、サービス情報記憶装置23に記憶されたサービス情報21を、デバイス名データ生成装置6によってデバイス名2の直後に格納された文字列終端記号3の直後に格納し、サービス情報211の直後に無効データ104をデータ100Cの全体の長さが248バイトになるように格納してデータ100Cを生成し、送信器8へ供給する。送信器8は、サービス情報付加装置22から供給されたデータ100Cをマスタ機器300Cへ送信する。
【0109】
マスタ機器300Cは、受信器11を備えている。受信器11は、スレーブ機器200Cに設けられた送信器8によって送信されたデータ100Cを受信する。マスタ機器300Cには、デバイス名抽出装置14が設けられている。デバイス名抽出装置14は、受信器11によって受信されたデータ100Cから英語によってスレーブ機器200Cを特定するデバイス名2を抽出してデバイス名表示装置15へ供給する。デバイス名表示装置15は、デバイス名抽出装置14によって供給された英語のデバイス名2を表示する。
【0110】
マスタ機器300Cは、サービス情報抽出装置24を有している。サービス情報抽出装置24は、受信器11によって受信されたデータ100Cからサービス情報21を抽出してサービス情報表示装置25へ供給する。サービス情報表示装置25は、サービス情報表示装置25から供給されたサービス情報21を表示する。
【0111】
マスタ機器300Cには、デバイス名選択装置26が設けられている。デバイス名選択装置26は、デバイス名表示装置15に表示されたデバイス名2の1つをユーザによる選択に基づいて選択してBluetooth接続制御装置20へ供給する。Bluetooth接続制御装置20は、デバイス選択装置26によって選択されたデバイス名2の1つによって特定されるスレーブ機器200Cの1つとBluetooth規格に従って接続するために設けられている。
【0112】
このように構成されたスレーブ機器200Cおよびマスタ機器300Cの動作を説明する。図9は、実施の形態2に係るマスタ機器300Cの動作を示すフローチャートである。
【0113】
まず、マスタ機器300Cは、スレーブ機器200CをUTF−8符号によって特定するデバイス名2の送信をスレーブ機器200Cに要求する。そして、スレーブ機器200Cに設けられた受信器4は、マスタ機器300Cからの送信要求を受信する。次に、デバイス名データ生成装置6は、受信器4によるデバイス名2の送信要求の受信に応じて、デバイス名記憶装置9に記憶されたデバイス名2をデータ100Cの先頭に格納し、文字列終端記号3をデバイス名2の直後に格納する。
【0114】
その後、サービス情報付加装置22は、サービス情報記憶装置23に記憶されたサービス情報21を、デバイス名データ生成装置6によってデバイス名2の直後に格納された文字列終端記号3の直後に格納し、サービス情報21の直後に無効データ104をデータ100Cの全体の長さが248バイトになるように格納してデータ100Cを生成し、送信器8へ供給する。次に、送信器8は、サービス情報付加装置22から供給されたデータ100Cをマスタ機器300Cへ送信する。
【0115】
そして、マスタ機器300Cに設けられた受信器11は、スレーブ機器200Cに設けられた送信器8によって送信されたデータ100Cを受信する。次に、デバイス名抽出装置14は、受信器11によって受信されたデータ100Cから英語によってスレーブ機器200Cを特定するデバイス名2を抽出してデバイス名表示装置15へ供給する(ステップS1)。デバイス名表示装置15は、デバイス名抽出装置14によって供給された英語のデバイス名2を表示する。
【0116】
そして、サービス情報抽出装置24は、受信器11によって受信されたデータ100Cからサービス情報21を抽出してサービス情報表示装置25へ供給する。サービス情報表示装置25は、サービス情報抽出装置24から供給されたサービス情報21を表示する。
【0117】
複数のスレーブ機器200Cからデータ100Cがマスタ機器300Cへそれぞれ送信されると、デバイス名表示装置15とサービス情報表示装置25とには、複数のデバイス名2の一覧と対応する複数のサービス情報21の一覧とがそれぞれ表示される(ステップS2)。
【0118】
そして、デバイス名表示装置15に表示された複数のデバイス名2の一覧とサービス情報表示装置25に表示された各デバイス名2に対応するサービス情報21の一覧とに基づいて、デバイス名表示装置15に表示された複数のデバイス名2のうちの1つをユーザからの入力に応じてデバイス名選択装置26は選択する(ステップS3)。
【0119】
次に、Bluetooth接続制御装置20は、デバイス選択装置26によって選択されたデバイス名2の1つによって特定されるスレーブ機器200Cの1つとマスタ機器300CをBluetooth規格に従って接続する(ステップS4)。その後、Bluetooth接続制御装置20は、サービスごとに規格化された方法に従ってデータ送受信のための準備を行う(ステップS5)。そして、マスタ機器300Cは、スレーブ機器200Cとデータの送受信を開始する(ステップS6)。
【0120】
このように実施の形態2によれば、スレーブ機器のサービスの内容がマスタ機器に予め表示され、予め表示されたスレーブ機器のサービスの内容に基づいて選択されたスレーブ機器とマスタ機器は接続する。このため、図20を参照して前述した従来技術のように、接続されたスレーブ機器に対してサービスの内容を問い合わせる必要がなくなる。従って、図20に示すステップS705およびステップS706を省略することができ、それにより、ステップS706からステップS703への手順の後戻りをなくすことができる。
【0121】
(実施の形態3)
図10は実施の形態3に係るスレーブ機器200Dの構成を示すブロック図であり、図11はスレーブ機器200Dから送信されるデータ100Dの構造を示す図であり、図12は実施の形態3に係るマスタ機器300Dの構成を示すブロック図である。実施の形態1において図1〜図3を参照して前述したスレーブ機器200、データ100およびマスタ機器300の構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付している。従って、これらの構成要素の詳細な説明は省略する。
【0122】
スレーブ機器200Dは、Bluetooth規格に従ってデータ100Dをマスタ機器300Dへ送信する。データ100Dの全体の長さは、248バイトである。データ100Dは、デバイス名2を含んでいる。デバイス名2は、スレーブ機器200DをUTF−8符号によって特定するようにデータ100Dの先頭に配置されている。多くのスレーブ機器200Dにおいては、デバイス名2の長さはデータ100Dの全体の長さの248バイトよりも十分短くなっている。
【0123】
デバイス名2の直後には、デバイス名2の終端を示すために文字列終端記号3が配置されている。文字列終端記号3の直後には、発信情報27が配置されている。発信情報27は、スレーブ機器200Dが発信する情報の内容を示している。発信情報27は、例えばスレーブ機器200Dからマスタ機器300Dに向かって単方向に送信される広告情報である。発信情報27の直後には、データ100Dの全体の長さが248バイトになるように無効データ104が配置されている。
【0124】
スレーブ機器200Dは、受信器4を備えている。受信器4は、スレーブ機器200DをUTF−8符号によって特定するデバイス名2の送信要求をマスタ機器300Dから受信する。
【0125】
スレーブ機器200Dには、デバイス名記憶装置9が設けられている。デバイス名記憶装置9には、デバイス名2が記憶されている。デバイス名2は、UTF−8符号を構成する英語によってスレーブ機器200Dを特定する。スレーブ機器200Dは、発信情報記憶装置29を有している。発信情報記憶装置29には、発信情報27が記憶されている。
【0126】
スレーブ機器200Dには、データ生成器5Dが設けられている。データ生成器5Dは、デバイス名データ生成装置6を有している。デバイス名データ生成装置6は、受信器4によるデバイス名2の送信要求の受信に応じて、デバイス名記憶装置9に記憶されたデバイス名2をデータ100Dの先頭に格納し、文字列終端記号3をデバイス名2の直後に格納する。
【0127】
データ生成器5Dには、発信情報付加装置28が設けられている。発信情報付加装置28は、発信情報記憶装置29に記憶された発信情報27を、デバイス名データ生成装置6によってデバイス名2の直後に格納された文字列終端記号3の直後に格納し、発信情報27の直後に無効データ104をデータ100Dの全体の長さが248バイトになるように格納してデータ100Dを生成し、送信器8へ供給する。送信器8は、発信情報付加装置28から供給されたデータ100Dをマスタ機器300Dへ送信する。
【0128】
マスタ機器300Dは、受信器11を備えている。受信器11は、スレーブ機器200Dに設けられた送信器8によって送信されたデータ100Dを受信する。マスタ機器300Dには、デバイス名抽出装置14が設けられている。デバイス名抽出装置14は、受信器11によって受信されたデータ100Dから英語によってスレーブ機器200Dを特定するデバイス名2を抽出してデバイス名表示装置15へ供給する。デバイス名表示装置15は、デバイス名抽出装置14によって供給された英語のデバイス名2を表示する。
【0129】
マスタ機器300Dには、発信情報抽出装置30が設けられている。発信情報抽出装置30は、受信器11によって受信されたデータ100Dから発信情報27を抽出して発信情報表示装置31へ供給する。発信情報表示装置31は、発信情報抽出装置30によって供給された発信情報27を表示する。
【0130】
このように構成されたスレーブ機器200Dおよびマスタ機器300Dの動作を説明する。まず、マスタ機器300Dは、デバイス名2の送信をスレーブ機器200に要求する。そして、スレーブ機器200に設けられた受信器4は、マスタ機器300からの送信要求を受信する。次に、デバイス名データ生成装置6は、受信器4によるデバイス名2の送信要求の受信に応じて、デバイス名記憶装置9に記憶されたデバイス名2をデータ100の先頭に格納し、文字列終端記号3をデバイス名2の直後に格納する。
【0131】
その後、発信情報付加装置28は、発信情報記憶装置29に記憶された発信情報27を、デバイス名データ生成装置6によってデバイス名2の直後に格納された文字列終端記号3の直後に格納し、発信情報27の直後に無効データ104をデータ100Dの全体の長さが248バイトになるように格納してデータ100Dを生成し、送信器8へ供給する。次に、送信器8は、データ100Dをマスタ機器300Dへ送信する。
【0132】
そして、マスタ機器300Dに設けられた受信器11は、スレーブ機器200Dに設けられた送信器8によって送信されたデータ100Dを受信する。次に、デバイス名抽出装置14は、受信器11によって受信されたデータ100Dから英語によってスレーブ機器200を特定するデバイス名2を抽出してデバイス名表示装置15へ供給する。デバイス名表示装置15は、デバイス名抽出装置14によって供給された英語のデバイス名2を表示する。
【0133】
発信情報抽出装置30は、受信器11によって受信されたデータ100Dから発信情報27を抽出して発信情報表示装置31へ供給する。発信情報表示装置31は、発信情報抽出装置30によって供給された発信情報27を表示する。
【0134】
Bluetoothを用いた通信において送信側が広告情報を発信する場合に、受信側が明示的な接続を行わなければ広告情報が受信側に伝わらないという課題がある。前述した実施の形態2においては双方向通信における手順の簡略化を実現することができたが、明示的な接続を行う必要があった。
【0135】
実施の形態3によれば、広告情報を発信するときのような単方向通信において、通信手順をさらに簡略化することができ、さらに、明示的な接続を行うことなく受信側に情報を伝達することができる。これにより、データ100Dに格納された広告情報によって構成される発信情報27を明示的な接続なしに受信側のマスタ機器300Dへ伝達することができる。
【0136】
(実施の形態4)
図13は実施の形態4に係るスレーブ機器200Eの構成を示すブロック図であり、図14はスレーブ機器200Eから送信されるデータ100Eの構造を示す図であり、図15は実施の形態4に係るマスタ機器300Eの構成を示すブロック図である。実施の形態2において図6〜図8を参照して前述したスレーブ機器200C、データ100Cおよびマスタ機器300Cの構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付している。従って、これらの構成要素の詳細な説明は省略する。
【0137】
スレーブ機器200Eは、Bluetooth規格に従ってデータ100Eをマスタ機器300Eへ送信する。データ100Eの全体の長さは、248バイトである。データ100Eは、デバイス名2を含んでいる。デバイス名2は、スレーブ機器200EをUTF−8符号によって特定するようにデータ100Eの先頭に配置されている。多くのスレーブ機器200Eにおいては、デバイス名2の長さはデータ100Eの全体の長さの248バイトよりも十分短くなっている。
【0138】
デバイス名2の直後には、デバイス名2の終端を示すために文字列終端記号3が配置されている。文字列終端記号3の直後には、BD_ADDR32が配置されている。BD_ADDR32は、スレーブ機器200Eを代理する他のスレーブ機器を特定する。BD_ADDR32の直後には、データ100Eの全体の長さが248バイトになるように無効データ104が配置されている。
【0139】
スレーブ機器200Eは、受信器4を備えている。受信器4は、スレーブ機器200EをUTF−8符号によって特定するデバイス名2の送信要求をマスタ機器300Eから受信する。
【0140】
スレーブ機器200Eには、デバイス名記憶装置9が設けられている。デバイス名記憶装置9には、デバイス名2が記憶されている。デバイス名2は、UTF−8符号を構成する英語によってスレーブ機器200Eを特定する。スレーブ機器200Eは、BD_ADDR記憶装置34を有している。BD_ADDR記憶装置34には、BD_ADDR32が記憶されている。
【0141】
スレーブ機器200Eには、データ生成器5Eが設けられている。データ生成器5Eは、デバイス名データ生成装置6を有している。デバイス名データ生成装置6は、受信器4によるデバイス名2の送信要求の受信に応じて、デバイス名記憶装置9に記憶されたデバイス名2をデータ100Eの先頭に格納し、文字列終端記号3をデバイス名2の直後に格納する。
【0142】
データ生成器5Eには、BD_ADDR付加装置33が設けられている。BD_ADDR付加装置33は、BD_ADDR記憶装置34に記憶されたBD_ADDR32を、デバイス名データ生成装置6によってデバイス名2の直後に格納された文字列終端記号3の直後に格納し、BD_ADDR32の直後に無効データ104をデータ100Eの全体の長さが248バイトになるように格納してデータ100Eを生成し、送信器8へ供給する。送信器8は、サービス情報付加装置22から供給されたデータ100Eをマスタ機器300Eへ送信する。
【0143】
マスタ機器300Eは、受信器11を備えている。受信器11は、スレーブ機器200Eに設けられた送信器8によって送信されたデータ100Eを受信する。マスタ機器300Eには、デバイス名抽出装置14が設けられている。デバイス名抽出装置14は、受信器11によって受信されたデータ100Eから英語によってスレーブ機器200Eを特定するデバイス名2を抽出してデバイス名表示装置15へ供給する。デバイス名表示装置15は、デバイス名抽出装置14によって供給された英語のデバイス名2を表示する。
【0144】
マスタ機器300Eは、BD_ADDR抽出装置35を有している。BD_ADDR抽出装置35は、受信器11によって受信されたデータ100EからBD_ADDR32を抽出してBD_ADDRデータベース36へ供給する。BD_ADDRデータベース36は、デバイス名抽出装置14によって抽出されたデバイス名2とBD_ADDR抽出装置35によって抽出されたBD_ADDR32とを組にして保持する。
【0145】
マスタ機器300Eには、デバイス名選択装置26Eが設けられている。デバイス名選択装置26Eは、デバイス名表示装置15に表示されたデバイス名2の1つをユーザによる選択に基づいて選択してBluetooth接続制御装置20Eへ供給する。Bluetooth接続制御装置20Eは、デバイス名選択装置26Eによって選択されたデバイス名2の1つと組にしてBD_ADDRデータベース36に保持されたBD_ADDR32に基づいて、デバイス名選択装置26Eによって選択されたデバイス名2の1つを代理する他のスレーブ機器と接続する。
【0146】
このように構成されたスレーブ機器200Eおよびマスタ機器300Eの動作を説明する。
【0147】
まず、マスタ機器300Eは、スレーブ機器200EをUTF−8符号によって特定するデバイス名2の送信をスレーブ機器200Eに要求する。そして、スレーブ機器200Eに設けられた受信器4は、マスタ機器300Eからの送信要求を受信する。次に、デバイス名データ生成装置6は、受信器4によるデバイス名2の送信要求の受信に応じて、デバイス名記憶装置9に記憶されたデバイス名2をデータ100Eの先頭に格納し、文字列終端記号3をデバイス名2の直後に格納する。
【0148】
その後、BD_ADDR付加装置33は、BD_ADDR情報記憶装置34に記憶されたBD_ADDR32を、デバイス名データ生成装置6によってデバイス名2の直後に格納された文字列終端記号3の直後に格納し、BD_ADDR32の直後に無効データ104をデータ100Eの全体の長さが248バイトになるように格納してデータ100Eを生成し、送信器8へ供給する。次に、送信器8は、BD_ADDR付加装置33から供給されたデータ100Eをマスタ機器300Eへ送信する。
【0149】
そして、マスタ機器300Eに設けられた受信器11は、スレーブ機器200Eに設けられた送信器8によって送信されたデータ100Eを受信する。次に、デバイス名抽出装置14は、受信器11によって受信されたデータ100Eから英語によってスレーブ機器200Eを特定するデバイス名2を抽出してデバイス名表示装置15へ供給する。デバイス名表示装置15は、デバイス名抽出装置14によって供給された英語のデバイス名2を表示する。
【0150】
そして、BD_ADDR抽出装置35は、受信器11によって受信されたデータ100EからBD_ADDR32を抽出してBD_ADDRデータベース36へ供給する。次に、BD_ADDRデータベース36は、デバイス名抽出装置14によって抽出されたデバイス名2とBD_ADDR抽出装置35によって抽出されたBD_ADDR32とを組にして保持する。
【0151】
複数のスレーブ機器200Eからデータ100Eがマスタ機器300Eへそれぞれ送信されるので、デバイス名表示装置15には、複数のデバイス名2の一覧が表示され、BD_ADDRデータベース36には、デバイス名2とBD_ADDR32との複数の組が保持される。
【0152】
そして、デバイス名表示装置15に表示された複数のデバイス名2の一覧に基づいて、デバイス名表示装置15に表示された複数のデバイス名2のうちの1つをユーザからの入力に応じてデバイス名選択装置26Eは選択する。
【0153】
次に、Bluetooth接続制御装置20Eは、デバイス名選択装置26Eによって選択されたデバイス名2の1つと組にしてBD_ADDRデータベース36に保持されたBD_ADDR32に基づいて、デバイス名選択装置26Eによって選択されたデバイス名2の1つを代理する他のスレーブ機器と接続する。
【0154】
Bluetooth規格に従って情報を発信する際に、情報を発信するスレーブ機器がすでに他のマスタ機器と接続している状態では、スレーブ機器は他のマスタ機器以外のマスタ機器に情報を発信することができない。実施の形態4によれば、スレーブ機器を代理する他のスレーブ機器を特定するBD_ADDR32を含むデータ100Eをスレーブ機器がマスタ機器へ送信するので、マスタ機器はスレーブ機器を代理する他のスレーブ機器と接続することができる。このため、スレーブ機器が更なる接続を行えない状態であっても、スレーブ機器を代理する他のスレーブ機器がマスタ機器へ情報を発信することができる。
【0155】
(実施の形態5)
図16は実施の形態5に係るスレーブ機器200Fの構成を示すブロック図であり、図17はスレーブ機器200Fから送信されるデータ100Fの構造を示す図であり、図18は実施の形態5に係るマスタ機器300Fの構成を示すブロック図である。実施の形態4において図13〜図15を参照して前述したスレーブ機器200E、データ100Eおよびマスタ機器300Eの構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付している。従って、これらの構成要素の詳細な説明は省略する。
【0156】
スレーブ機器200Fは、Bluetooth規格に従ってデータ100Fをマスタ機器300Fへ送信する。データ100Fの全体の長さは、248バイトである。データ100Fは、デバイス名2を含んでいる。デバイス名2は、スレーブ機器200FをUTF−8符号によって特定するようにデータ100Fの先頭に配置されている。多くのスレーブ機器200Fにおいては、デバイス名2の長さはデータ100Fの全体の長さの248バイトよりも十分短くなっている。
【0157】
デバイス名2の直後には、デバイス名2の終端を示すために文字列終端記号3が配置されている。文字列終端記号3の直後には、URL37が配置されている。URL37は、スレーブ機器200Fのインターネットアドレスを特定する。URL37の直後には、データ100Fの全体の長さが248バイトになるように無効データ104が配置されている。
【0158】
スレーブ機器200Fは、受信器4を備えている。受信器4は、スレーブ機器200FをUTF−8符号によって特定するデバイス名2の送信要求をマスタ機器300Fから受信する。
【0159】
スレーブ機器200Fには、デバイス名記憶装置9が設けられている。デバイス名記憶装置9には、デバイス名2か記憶されている。デバイス名2は、UTF−8符号を構成する英語によってスレーブ機器200Fを特定する。スレーブ機器200Fは、URL記憶装置39を有している。URL記憶装置39には、URL37が記憶されている。
【0160】
スレーブ機器200Fには、データ生成器5Fが設けられている。データ生成器5Fは、デバイス名データ生成装置6を有している。デバイス名データ生成装置6は、受信器4によるデバイス名2の送信要求の受信に応じて、デバイス名記憶装置9に記憶されたデバイス名2をデータ100Fの先頭に格納し、文字列終端記号3をデバイス名2の直後に格納する。
【0161】
データ生成器5Fには、URL付加装置38が設けられている。URL付加装置38は、URL記憶装置39に記憶されたURL37を、デバイス名データ生成装置6によってデバイス名2の直後に格納された文字列終端記号3の直後に格納し、URL37の直後に無効データ104をデータ100Fの全体の長さが248バイトになるように格納してデータ100Fを生成し、送信器8へ供給する。送信器8は、URL付加装置38から供給されたデータ100Fをマスタ機器300Fへ送信する。
【0162】
マスタ機器300Fは、受信器11を備えている。受信器11は、スレーブ機器200Fに設けられた送信器8によって送信されたデータ100Fを受信する。マスタ機器300Fには、デバイス名抽出装置14が設けられている。デバイス名抽出装置14は、受信器11によって受信されたデータ100Fから英語によってスレーブ機器200Fを特定するデバイス名2を抽出してデバイス名表示装置15へ供給する。デバイス名表示装置15は、デバイス名抽出装置14によって供給された英語のデバイス名2を表示する。
【0163】
マスタ機器300Fは、URL抽出装置40を有している。URL抽出装置40は、受信器11によって受信されたデータ100FからURL37を抽出してURLデータベース41へ供給する。URLデータベース41は、デバイス名抽出装置14によって抽出されたデバイス名2とURL抽出装置40によって抽出されたURL37とを組にして保持する。
【0164】
マスタ機器300Fには、デバイス名選択装置26Fが設けられている。デバイス名選択装置26Fは、デバイス名表示装置15に表示されたデバイス名2の1つをユーザによる選択に基づいて選択してインターネット接続制御装置42へ供給する。インターネット接続制御装置42は、デバイス名選択装置26Fによって選択されたデバイス名2の1つと組にしてURLデータベース41に保持されたURL37に基づいて、デバイス名選択装置26Fによって選択されたデバイス名2の1つとインターネットを介して接続する。
【0165】
情報発信を行うスレーブ機器からBluetooth規格に従って接続可能な距離以上離れた場所においても、そのスレーブ機器が発信する情報をマスタ機器が参照したい場合がある。
【0166】
実施の形態5によれば、受信器11によってそれぞれ受信された所定のデータ100Fから、スレーブ機器200Fのインターネットアドレスを特定するためのURL37がそれぞれ抽出される。このため、スレーブ機器200Fとマスタ機器300FとがBluetooth規格に従って接続することができる距離以上に互いに離れていても、スレーブ機器200Fが発信する情報をインターネットを介してマスタ機器300Fは参照することができる。
【0167】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、所定の言語によってデバイス名を正常に表示することができるデータ構造、スレーブ機器およびマスタ機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係るスレーブ機器の構成を示すブロック図
【図2】実施の形態1に係るスレーブ機器からマスタ機器へ送信されるデータの構造を示す図
【図3】実施の形態1に係るマスタ機器の構成を示すブロック図
【図4】実施の形態1に係る他のマスタ機器の構成を示すブロック図
【図5】実施の形態1に係るさらに他のマスタ機器の構成を示すブロック図
【図6】実施の形態2に係るスレーブ機器の構成を示すブロック図
【図7】実施の形態2に係るスレーブ機器からマスタ機器へ送信されるデータの構造を示す図
【図8】実施の形態2に係るマスタ機器の構成を示すブロック図
【図9】実施の形態2に係るマスタ機器の動作を示すフローチャート
【図10】実施の形態3に係るスレーブ機器の構成を示すブロック図
【図11】実施の形態3に係るスレーブ機器からマスタ機器へ送信されるデータの構造を示す図
【図12】実施の形態3に係るマスタ機器の構成を示すブロック図
【図13】実施の形態4に係るスレーブ機器の構成を示すブロック図
【図14】実施の形態4に係るスレーブ機器からマスタ機器へ送信されるデータの構造を示す図
【図15】実施の形態4に係るマスタ機器の構成を示すブロック図
【図16】実施の形態5に係るスレーブ機器の構成を示すブロック図
【図17】実施の形態5に係るスレーブ機器からマスタ機器へ送信されるデータの構造を示す図
【図18】実施の形態5に係るマスタ機器の構成を示すブロック図
【図19】従来のスレーブ機器からマスタ機器へ送信されるデータの構造を示す図
【図20】従来のマスタ機器の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 サブデバイス名
2 デバイス名
3 文字列終端記号
4 受信器
5 データ生成器
6 デバイス名データ生成装置
7 サブデバイス名付加装置
8 送信器
9 デバイス名記憶装置
10 サブデバイス名記憶装置
11 受信器
12 サブデバイス名抽出装置
13 サブデバイス名表示装置
14 デバイス名抽出装置
15 デバイス名表示装置
16 サブデバイス名判断装置
17 表示制御装置
18 表示装置
19 表示選択装置
20 Bluetooth接続制御装置
21 サービス情報
22 サービス情報付加装置
23 サービス情報記憶装置
24 サービス情報抽出装置
25 サービス情報表示装置
26 デバイス名選択装置
27 発信情報
28 発信情報付加装置
29 発信情報記憶装置
30 発信情報抽出装置
31 発信情報表示装置
32 BD_ADDR
33 BD_ADDR付加装置
34 BD_ADDR記憶装置
35 BD_ADDR抽出装置
36 BD_ADDRデータベース
37 URL
38 URL付加装置
39 URL記憶装置
40 URL抽出装置
41 URLデータベース
42 インターネット接続制御装置

Claims (41)

  1. Bluetooth規格に従ってスレーブ機器からマスタ機器へ送信されるデータの構造を規定するデータ構造であって、
    前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するように前記データの先頭に配置されたデバイス名と、
    前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、
    前記スレーブ機器を所定の言語によって特定するように前記文字列終端記号に後続して配置されたサブデバイス名とを含んでいることを特徴とするデータ構造。
  2. 前記所定の符号は、UTF−8符号である、請求項1記載のデータ構造。
  3. 前記所定の言語は、日本語である、請求項1記載のデータ構造。
  4. 前記所定の言語は、韓国語である、請求項1記載のデータ構造。
  5. 前記データの全体の長さは、248バイトである、請求項1記載のデータ構造。
  6. Bluetooth規格に従ってマスタ機器へデータを送信するスレーブ機器であって、
    前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するデバイス名の送信要求を前記マスタ機器から受信する受信器と、
    前記受信器による前記デバイス名の送信要求の受信に応じて所定のデータを生成するデータ生成器と、
    前記データ生成器によって生成された前記所定のデータを前記マスタ機器へ送信する送信器とを具備しており、
    前記データ生成器によって生成される前記所定のデータは、前記所定のデータの先頭に配置された前記デバイス名と、
    前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、
    前記スレーブ機器を所定の言語によって特定するように前記文字列終端記号に後続して配置されたサブデバイス名とを含んでいることを特徴とするスレーブ機器。
  7. 前記デバイス名を記憶するために設けられたデバイス名記憶装置と、
    前記サブデバイス名を記憶するために設けられたサブデバイス名記憶装置とをさらに具備しており、
    前記データ生成器は、前記デバイス名記憶装置に記憶された前記デバイス名と前記サブデバイス名記憶装置に記憶された前記サブデバイス名とに基づいて前記所定のデータを生成する、請求項6記載のスレーブ機器。
  8. Bluetooth規格に従ってスレーブ機器から所定のデータを受信するマスタ機器であって、
    前記所定のデータは、前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するように前記所定のデータの先頭に配置されたデバイス名と、
    前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、
    前記スレーブ機器を所定の言語によって特定するように前記文字列終端記号に後続して配置されたサブデバイス名とを含んでおり、
    前記所定のデータを前記スレーブ機器から受信する受信器と、
    前記受信器によって受信された前記所定のデータから前記サブデバイス名を抽出するサブデバイス名抽出装置とを具備することを特徴とするマスタ機器。
  9. 前記サブデバイス名抽出装置によって抽出された前記サブデバイス名を表示するサブデバイス名表示装置をさらに具備する、請求項8記載のマスタ機器。
  10. 前記サブデバイス名抽出装置によって抽出された前記サブデバイス名を表現する前記所定の言語が、前記サブデバイス名表示装置によって表示可能な言語であるか否かを判断するサブデバイス名判断装置をさらに具備しており、
    前記サブデバイス名表示装置は、前記サブデバイス名判断装置による判断結果に応じて前記サブデバイス名を表示する、請求項9記載のマスタ機器。
  11. 前記受信器によって受信された前記所定のデータから前記デバイス名を抽出するデバイス名抽出装置と、
    前記デバイス名抽出装置によって抽出された前記デバイス名を表示するデバイス名表示装置とをさらに具備する、請求項8記載のマスタ機器。
  12. 前記受信器によって受信された前記所定のデータから前記デバイス名を抽出するデバイス名抽出装置と、
    前記デバイス名抽出装置によって抽出された前記デバイス名と前記サブデバイス名抽出装置によって抽出された前記サブデバイス名とのいずれかを表示する表示装置と、
    前記サブデバイス名抽出装置によって抽出された前記サブデバイス名を表現する前記所定の言語が、前記表示装置によって表示可能な言語であるか否かを判断するサブデバイス名判断装置とをさらに具備しており、
    前記表示装置は、前記サブデバイス名判断装置による判断結果に応じて前記デバイス名と前記サブデバイス名とのいずれかを表示する、請求項8記載のマスタ機器。
  13. Bluetooth規格に従ってスレーブ機器からマスタ機器へ送信されるデータの構造を規定するデータ構造であって、
    前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するように前記データの先頭に配置されたデバイス名と、
    前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、
    前記スレーブ機器によって提供されるサービスを示すように前記文字列終端記号に後続して配置されたサービス情報とを含んでいることを特徴とするデータ構造。
  14. 前記Bluetooth規格に従って前記スレーブ機器と前記マスタ機器とを接続するための情報を示すように前記サービス情報に後続して配置されたBluetooth接続情報をさらに含んでいる、請求項13記載のデータ構造。
  15. Bluetooth規格に従ってマスタ機器へデータを送信するスレーブ機器であって、
    前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するデバイス名の送信要求を前記マスタ機器から受信する受信器と、
    前記受信器による前記デバイス名の送信要求の受信に応じて所定のデータを生成するデータ生成器と、
    前記データ生成器によって生成された前記所定のデータを前記マスタ機器へ送信する送信器とを具備しており、
    前記データ生成器によって生成される前記所定のデータは、前記所定のデータの先頭に配置された前記デバイス名と、
    前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、
    前記スレーブ機器によって提供されるサービスを示すように前記文字列終端記号に後続して配置されたサービス情報とを含んでいることを特徴とするスレーブ機器。
  16. 前記デバイス名を記憶するために設けられたデバイス名記憶装置と、
    前記サービス情報を記憶するために設けられたサービス情報記憶装置とをさらに具備しており、
    前記データ生成器は、前記デバイス名記憶装置に記憶された前記デバイス名と前記サービス情報記憶装置に記憶された前記サービス情報とに基づいて前記所定のデータを生成する、請求項15記載のスレーブ機器。
  17. Bluetooth規格に従って複数のスレーブ機器から所定のデータをそれぞれ受信するマスタ機器であって、
    前記所定のデータは、前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するように前記所定のデータの先頭に配置されたデバイス名と、
    前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、
    前記スレーブ機器によって提供されるサービスを示すように前記文字列終端記号に後続して配置されたサービス情報とを含んでおり、
    前記所定のデータを前記スレーブ機器からそれぞれ受信する受信器と、
    前記受信器によってそれぞれ受信された前記所定のデータから前記サービス情報をそれぞれ抽出するサービス情報抽出装置とを具備することを特徴とするマスタ機器。
  18. 前記サービス情報抽出装置によってそれぞれ抽出された前記サービス情報を表示するサービス情報表示装置をさらに具備する、請求項17記載のマスタ機器。
  19. 前記受信器によってそれぞれ受信された前記所定のデータから前記デバイス名をそれぞれ抽出するデバイス名抽出装置と、
    前記デバイス名抽出装置によってそれぞれ抽出された前記デバイス名を表示するデバイス名表示装置とをさらに具備する、請求項18記載のマスタ機器。
  20. 前記デバイス名表示装置にそれぞれ表示された前記デバイス名の1つをユーザによる選択に基づいて選択するデバイス名選択装置をさらに具備する、請求項19記載のマスタ機器。
  21. 前記デバイス選択装置によって選択された前記デバイス名の1つによって特定される前記スレーブ機器の1つとBluetooth規格に従って接続するために設けられたBluetooth接続制御装置をさらに具備する、請求項20記載のマスタ機器。
  22. Bluetooth規格に従ってスレーブ機器からマスタ機器へ送信されるデータの構造を規定するデータ構造であって、
    前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するように前記データの先頭に配置されたデバイス名と、
    前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、
    前記スレーブ機器が発信する情報を示すように前記文字列終端記号に後続して配置された発信情報とを含んでいることを特徴とするデータ構造。
  23. 前記発信情報は、広告情報を含んでいる、請求項22記載のデータ構造。
  24. Bluetooth規格に従ってマスタ機器へデータを送信するスレーブ機器であって、
    前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するデバイス名の送信要求を前記マスタ機器から受信する受信器と、
    前記受信器による前記デバイス名の送信要求の受信に応じて所定のデータを生成するデータ生成器と、
    前記データ生成器によって生成された前記所定のデータを前記マスタ機器へ送信する送信器とを具備しており、
    前記データ生成器によって生成される前記所定のデータは、前記所定のデータの先頭に配置された前記デバイス名と、
    前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、
    前記スレーブ機器が発信する情報を示すように前記文字列終端記号に後続して配置された発信情報とを含んでいることを特徴とするスレーブ機器。
  25. 前記デバイス名を記憶するために設けられたデバイス名記憶装置と、
    前記発信情報を記憶するために設けられた発信情報記憶装置とをさらに具備しており、
    前記データ生成器は、前記デバイス名記憶装置に記憶された前記デバイス名と前記発信情報記憶装置に記憶された前記発信情報とに基づいて前記所定のデータを生成する、請求項24記載のスレーブ機器。
  26. Bluetooth規格に従ってスレーブ機器から所定のデータを受信するマスタ機器であって、
    前記所定のデータは、前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するように前記所定のデータの先頭に配置されたデバイス名と、
    前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、
    前記スレーブ機器が発信する情報を示すように前記文字列終端記号に後続して配置された発信情報とを含んでおり、
    前記所定のデータを前記スレーブ機器から受信する受信器と、
    前記受信器によって受信された前記所定のデータから前記発信情報を抽出する発信情報抽出装置とを具備することを特徴とするマスタ機器。
  27. 前記発信情報抽出装置によって抽出された前記発信情報を表示する発信情報表示装置をさらに具備する、請求項26記載のマスタ機器。
  28. 前記受信器によって受信された前記所定のデータから前記デバイス名を抽出するデバイス名抽出装置と、
    前記デバイス名抽出装置によって抽出された前記デバイス名を表示するデバイス名表示装置とをさらに具備する、請求項26記載のマスタ機器。
  29. Bluetooth規格に従ってスレーブ機器からマスタ機器へ送信されるデータの構造を規定するデータ構造であって、
    前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するように前記データの先頭に配置されたデバイス名と、
    前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、
    前記スレーブ機器を代理する他のスレーブ機器を特定するように前記文字列終端記号に後続して配置されたBD_ADDRとを含んでいることを特徴とするデータ構造。
  30. Bluetooth規格に従ってマスタ機器へデータを送信するスレーブ機器であって、
    前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するデバイス名の送信要求を前記マスタ機器から受信する受信器と、
    前記受信器による前記デバイス名の送信要求の受信に応じて所定のデータを生成するデータ生成器と、
    前記データ生成器によって生成された前記所定のデータを前記マスタ機器へ送信する送信器とを具備しており、
    前記データ生成器によって生成される前記所定のデータは、前記所定のデータの先頭に配置された前記デバイス名と、
    前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、
    前記スレーブ機器を代理する他のスレーブ機器を特定するように前記文字列終端記号に後続して配置されたBD_ADDRとを含んでいることを特徴とするスレーブ機器。
  31. 前記デバイス名を記憶するために設けられたデバイス名記憶装置と、
    前記BD_ADDRを記憶するために設けられたBD_ADDR記憶装置とをさらに具備しており、
    前記データ生成器は、前記デバイス名記憶装置に記憶された前記デバイス名と前記BD_ADDR記憶装置に記憶された前記発信情報とに基づいて前記所定のデータを生成する、請求項30記載のスレーブ機器。
  32. Bluetooth規格に従って複数のスレーブ機器から所定のデータをそれぞれ受信するマスタ機器であって、
    前記所定のデータは、前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するように前記所定のデータの先頭に配置されたデバイス名と、
    前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、
    前記スレーブ機器を代理する他のスレーブ機器を特定するように前記文字列終端記号に後続して配置されたBD_ADDRとを含んでおり、
    前記所定のデータを前記スレーブ機器からそれぞれ受信する受信器と、
    前記受信器によってそれぞれ受信された前記所定のデータから前記BD_ADDRをそれぞれ抽出するBD_ADDR抽出装置とを具備することを特徴とするマスタ機器。
  33. 前記受信器によってそれぞれ受信された前記所定のデータから前記デバイス名をそれぞれ抽出するデバイス名抽出装置と、
    前記デバイス名抽出装置によってそれぞれ抽出された前記デバイス名と前記BD_ADDR抽出装置によってそれぞれ抽出された前記BD_ADDRとを組にして保持するBD_ADDRデータベースとをさらに具備する、請求項32記載のマスタ機器。
  34. 前記デバイス名抽出装置によってそれぞれ抽出された前記デバイス名を表示するデバイス名表示装置と、
    前記デバイス名表示装置にそれぞれ表示された前記デバイス名の1つをユーザによる選択に基づいて選択するデバイス名選択装置とをさらに具備する、請求項33記載のマスタ機器。
  35. 前記デバイス名選択装置によって選択された前記デバイス名の前記1つと組にして前記BD_ADDRデータベースに保持された前記BD_ADDRに基づいて、前記デバイス名選択装置によって選択された前記デバイス名の前記1つを代理する他のスレーブ機器と接続するために設けられたBluetooth接続制御装置をさらに具備する、請求項34記載のマスタ機器。
  36. Bluetooth規格に従ってスレーブ機器からマスタ機器へ送信されるデータの構造を規定するデータ構造であって、
    前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するように前記データの先頭に配置されたデバイス名と、
    前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、
    前記スレーブ機器のインターネットアドレスを特定するように前記文字列終端記号に後続して配置されたURLとを含んでいることを特徴とするデータ構造。
  37. Bluetooth規格に従ってマスタ機器へデータを送信するスレーブ機器であって、
    前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するデバイス名の送信要求を前記マスタ機器から受信する受信器と、
    前記受信器による前記デバイス名の送信要求の受信に応じて所定のデータを生成するデータ生成器と、
    前記データ生成器によって生成された前記所定のデータを前記マスタ機器へ送信する送信器とを具備しており、
    前記データ生成器によって生成される前記所定のデータは、前記所定のデータの先頭に配置された前記デバイス名と、
    前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、
    前記スレーブ機器のインターネットアドレスを特定するように前記文字列終端記号に後続して配置されたURLとを含んでいることを特徴とするスレーブ機器。
  38. Bluetooth規格に従って複数のスレーブ機器から所定のデータをそれぞれ受信するマスタ機器であって、
    前記所定のデータは、前記スレーブ機器を所定の符号によって特定するように前記所定のデータの先頭に配置されたデバイス名と、
    前記デバイス名の終端を示すために前記デバイス名の直後に配置された文字列終端記号と、
    前記スレーブ機器のインターネットアドレスを特定するように前記文字列終端記号に後続して配置されたURLとを含んでおり、
    前記所定のデータを前記複数のスレーブ機器からそれぞれ受信する受信器と、前記受信器によってそれぞれ受信された前記所定のデータから前記URLをそれぞれ抽出するURL抽出装置とを具備することを特徴とするマスタ機器。
  39. 前記受信器によってそれぞれ受信された前記所定のデータから前記デバイス名をそれぞれ抽出するデバイス名抽出装置と、
    前記デバイス名抽出装置によってそれぞれ抽出された前記デバイス名と前記URL抽出装置によってそれぞれ抽出された前記URLとを組にして保持するURLデータベースとをさらに具備する、請求項38記載のマスタ機器。
  40. 前記デバイス名抽出装置によってそれぞれ抽出された前記デバイス名を表示するデバイス名表示装置と、
    前記デバイス名表示装置にそれぞれ表示された前記デバイス名の1つをユーザによる選択に基づいて選択するデバイス名選択装置とをさらに具備する、請求項39記載のマスタ機器。
  41. 前記デバイス名選択装置によって選択された前記デバイス名の前記1つと組にして前記URLデータベースに保持された前記URLに基づいて、前記デバイス名選択装置によって選択された前記デバイス名の前記1つとインターネットを介して接続するために設けられたインターネット接続制御装置をさらに具備する、請求項40記載のマスタ機器。
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