JP2004070604A - 多言語対応システム - Google Patents
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Abstract
【課題】リアルタイムかつオンデマンドなデータを複数の言語タイプのホームページで提供する。
【解決手段】Webサービスサーバ11には、種々の言語圏のホームページを生成し展開するための種々のデータを格納する大容量のHDD等からなるデータ記憶装置14が、またWebデータベースサーバ12には種々の言語圏に対応したデータ等のシステム維持に必要なデータを格納する大容量のHDD等からなるデータ記憶装置15がそれぞれ接続されている。
【選択図】 図1
【解決手段】Webサービスサーバ11には、種々の言語圏のホームページを生成し展開するための種々のデータを格納する大容量のHDD等からなるデータ記憶装置14が、またWebデータベースサーバ12には種々の言語圏に対応したデータ等のシステム維持に必要なデータを格納する大容量のHDD等からなるデータ記憶装置15がそれぞれ接続されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット上で公開される情報を要求に応じた言語情報にて公開する多言語対応システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットを用いた情報交換が世界規模で且つ個人レベルで活発に展開されるようになってきている。このようなインターネットによるグローバルな情報交換として、例えばワールドワイドウェブ(WWW)サービスを展開し、ホームページをサーバ上に作成し、この作成されたホームページにクライアントがアクセスすることでリアルタイムかつオンデマンドなデータの送受等が種々行われている。
【0003】
グローバルな情報交換においては、地域、時間帯等に縛られることなく、情報交換ができるため、現在では、個人レベルの情報交換ばかりではなく、商品の売買や製品の発注等のビジネスレベルでの情報の交換も上記ホームページを介して行われるようになってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようなワールドワイドウェブを利用した情報交換においては、多言語への対応はシステムが持つべき基本的機能の一つであるが、システムを開発する側にとっては、扱う言語の種類分だけ処理画面やプログラムを用意しておくというのが一般的であるため、多言語に対応するシステムの構築の開発期間に多大工数を要するばかりではなく、異なる言語を用いる利用者への対応に時間を要するといった問題がある。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、リアルタイムかつオンデマンドなデータを複数の言語タイプのホームページで提供することのできる多言語対応システムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の多言語対応システムは、文字を表示する文字表示領域を有する表示情報を記憶する表示情報記憶手段と、前記文字表示領域に表示される文字の属性情報を記憶する属性情報記憶手段と、前記文字表示領域に表示される文字の属性情報に対応する第1の種類の言語の文字情報を記憶する第1の言語情報記憶手段と、前記文字表示領域に表示される文字の属性情報に対応する第2の種類の言語の文字情報を記憶する第2の言語情報記憶手段と、所定の種類の言語の表示を要求する信号を受信する言語情報要求受信部と、前記言語情報要求受信部が受信した要求信号に応じて前記文字表示領域に表示される前記文字情報を前記第1および第2の言語情報記憶手段に記憶された文字情報から出力する文字情報出力手段と、前記文字情報出力手段より出力された前記文字情報を前記属性情報が対応する前記文字表示領域に合成する合成手段とを備えて構成される。
【0007】
本発明の請求項2の多言語対応システムは、所定の言語情報を表示する表示手段と、言語の種類を選択する選択手段と、前記選択手段に応じて所定の種類の言語の表示を要求する要求信号を出力する出力手段と、文字を表示する文字表示領域を有する表示情報を記憶する表示情報記憶手段と、前記文字表示領域に表示される文字の属性情報を記憶する属性情報記憶手段と、前記文字表示領域に表示される文字の属性情報に対応する第1の種類の言語の文字情報を記憶する第1の言語情報記憶手段と、前記文字表示領域に表示される文字の属性情報に対応する第2の種類の言語の文字情報を記憶する第2の言語情報記憶手段と、所定の種類の言語の表示を要求する信号を受信する言語情報要求受信部と、前記言語情報要求受信部が受信した要求信号に応じて前記文字表示領域に表示される前記文字情報を前記第1および第2の言語情報記憶手段に記憶された文字情報から出力する文字情報出力手段と、前記文字情報出力手段より出力された前記文字情報を前記属性情報が対応する前記文字表示領域に合成する合成手段と、前記合成手段からの表示情報を前記表示手段へ送信する送信手段とを備えて構成される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について述べる。
【0009】
図1ないし図13は本発明の一実施の形態に係わり、図1はグローバルシステムの構成を示す構成図、図2は図1のグローバルシステムの情報サービス処理の流れを示す第1のフローチャート、図3は図1のグローバルシステムの情報サービス処理の流れを示す第2のフローチャート、図4は図2及び図3の処理を説明するための第1の説明図、図5は図2及び図3の処理を説明するための第2の説明図、図6は図2及び図3の処理を説明するための第3の説明図、図7は図2及び図3の処理を説明するための第4の説明図、図8は図2及び図3の処理を説明するための第5の説明図、図9は図2及び図3の処理を説明するための第6の説明図、図10は図2及び図3の処理を説明するための第7の説明図、図11は図2及び図3の処理で使用される言語タイプ別ラベル名定義テーブルへの言語タイプに追加処理の流れを示すフローチャート、図12は図11の処理を説明するための第1の説明図、図13は図11の処理を説明するための第1の説明図である。
【0010】
図1に示すように、本実施の形態の多言語対応システムを実現するグローバルシステム1は、インターネット(あるいはWAN)2に接続され、インターネット2に接続された複数のクライアント4にホームページを公開する。
【0011】
クライアント4は、例えば日本語圏である日本国エリアにある複数のユーザ端末機4a、英語圏である米国エリアにある複数のユーザ端末機4b、フランス語圏である仏国エリアにある複数のユーザ端末機4c、英語圏である英国エリアにある複数のユーザ端末機4d、・・・ 等、種々の言語圏の国、地域に世界規模で展開されている。
【0012】
グローバルシステム1は、インターネット2に接続されホームページを公開するWebサービスサーバ11と、システム内のデータを管理するWebデータベースサーバ12とからなり、Webサービスサーバ11とWebデータベースサーバ12とはセキュリティを確保するためにファイヤウォール13を介して接続される。
【0013】
Webサービスサーバ11には、種々の言語圏のホームページを生成し展開するための種々のデータを格納する大容量のHDD等からなるデータ記憶装置14が、またWebデータベースサーバ12には種々の言語圏に対応したデータ等のシステム維持に必要なデータを格納する大容量のHDD等からなるデータ記憶装置15がそれぞれ接続されている。
【0014】
次に、このように構成された本実施の形態のグローバルシステム1の情報サービス処理の作用について図2及び図3のフローチャートと、図4ないし図10を用いて説明する。
【0015】
図2に示すように、クライアント4がインターネット2を介してWebサービスサーバ11にアクセスすると、ステップS1でWebサービスサーバ11においてシステムが起動され、ステップS2でホームページの先頭ページであるデフォルトのログインページ31をクライアント4のモニタ上に表示する。なお、Webサービスサーバ11が公開するホームページは、該ログインページ31を先頭ページとした複数のページからなり、各ページ内で所定のページがリンクされており、ページ間の移動が可能となっている。
【0016】
図4に示すように、デフォルトのログインページ31では、用いられる言語が例えば日本語となっている。ログインページ31は、図5に示すように複数のラベルL1,L2,・・・が張り付けられた構成となっており、図6に示すように各ラベルL1,L2,・・・に所望の内容を示す日本語文字列がラベル名として定義され割り付け表示される。
【0017】
次に、ステップS3でこのデフォルトのログインページ31上において、クライアント4から日本語以外の言語タイプの要求があったかどうか判断する。ここで、クライアント4での言語タイプの要求は、図4のデフォルトのログインページ31において、言語タイプ選択ボタン35をクリックすることでなされる。
【0018】
クライアント4から他言語タイプの要求があると、ステップS4でWebサービスサーバ11は言語タイプ選択ボタン35のどの言語タイプが選択されたかを認識する。そして、ステップS5で認識した言語タイプの文字列からなるラベル名をラベルL1,L2,・・・に割り付けたログインページ31を生成する。
【0019】
ここで、ラベルL1,L2,・・・へのラベル名の割り付け方法について説明する。Webデータベースサーバ12のデータ記憶装置15には、図7に示すような言語タイプ別ラベル名定義テーブル41が格納されている。この言語タイプ別ラベル名定義テーブル41は、ページを構成するラベルのラベル番号(ラベルNo.)毎に、登録している言語の文字列がラベル名として定義している。言語タイプ別ラベル名定義テーブル41は、Webサービスサーバ11で作製され、ファイヤウォール13を介してWebデータベースサーバ12に送られ、データ記憶装置15に格納される。
【0020】
一方、Webサービスサーバ11のデータ記憶装置14には、ラベル名変換モジュールと呼ばれるモジュールソフトが格納されている。このラベル名変換モジュールはホームページを構成する各ページを生成する際のラベルL1,L2,・・・に張り付けるラベルを言語タイプに応じて変換するものである。
【0021】
ラベル名変換モジュールは、ホームページを構成する各ページのページ番号、言語タイプ、ラベル番号(ラベルNo.)をパラメータとしており、Webサービスサーバ11は、クライアント4に表示しているページのページ番号、クライアント4が要求している言語タイプ、ページに割り付けられているラベル番号(ラベルNo.)をWebデータベースサーバ12に送信することで、Webデータベースサーバ12からラベル番号(ラベルNo.)毎のラベル名(所望言語タイプの文字列)を取得し、各ラベルL1,L2,・・・へのラベル名の割り付けを完了する。
【0022】
そして、ステップS6で要求された言語タイプに基づいて、ラベル名の割り付けが完了したログインページ31をクライアント4のモニタ上に表示する。図8に要求言語タイプが英語の場合のログインページ31を示す。
【0023】
ステップS3において言語タイプの要求がない場合は日本語のログインページ(図4参照)上で、またステップS3において言語タイプの要求ある場合は要求言語のログインページ(例えば英語ならば図8参照)上で、ステップS7でクライアント4からのユーザIDとパスワードの入力を待ち、ステップS8でユーザIDとパスワードでアクセスに関するセキュリティチェックを行い、セキュリティチェックの認証がなされると、図3のステップS9に進む。
【0024】
ステップS9ではログインした言語タイプでメニューページ(図示せず)をクライアント4のモニタ上に表示する。そして、ステップS10でメニューページ上での処理項目の選択をクライアント4より待つ。なお、以下、ステップS10の時点での言語タイプを設定言語タイプという。
【0025】
メニューページ上で処理項目がクライアント4によって選択されると、ステップS11で選択された処理項目にリンクしている処理ページを設定言語タイプで生成しクライアント4のモニタ上に表示する。
【0026】
そして、この処理ページ上においても、ログインページ31と同様に、ステップS12でクライアント4から設定言語タイプ以外の言語タイプの要求があったかどうか判断する。
【0027】
クライアント4から設定言語タイプ以外の言語タイプの要求があると、ステップS13でWebサービスサーバ11はどの言語タイプが選択されたかを認識する。そして、ステップS14で認識した言語タイプを新たな設定言語タイプとして、その言語タイプの文字列からなるラベル名をラベルL1,L2,・・・に割り付けた処理ページを生成し、ステップS15で要求された言語タイプに基づいたラベル名の割り付けが完了した処理ページをクライアント4のモニタ上に表示し、ステップS16に進む。
【0028】
ステップS11においてクライアント4から設定言語タイプ以外の言語タイプの要求がないと、そのままステップS16に進む。
【0029】
そして、ステップS16で表示された処理ページ上でのクライアントからの例えば更新処理や検索処理の要求を実行した後、ステップS17でログオフがなされたかどうか判断し、ログオフされれば処理を終了し、ログオフされなければステップS10に戻る。
【0030】
図9に言語タイプが日本語の場合の処理ページの一例を、また図10に言語タイプが英語の場合の処理ページの一例を示す。図9及び図10において一点破線は固定された文字列が割り付けられるラベルを示し、破線は可変な文字列が割り付けられるラベルを示す。固定された文字列は、上述したように言語タイプ別ラベル名定義テーブル41に定義されるが、可変な文字列は、Webデータベースサーバ12のデータ記憶装置15に格納されている可変ラベル名定義テーブル(図示せず)により定義される。
【0031】
可変ラベル名定義テーブルにおいては、例えば工場名を示す図9における日本語の「会津」、「青森」、・・・等の工場名に対応し、図10における英語の「Aizu」、「Aomori」、・・・等が関連づけられて定義される。
【0032】
そこで、ラベル名変換モジュールは、ページ番号、言語タイプ、ラベル番号(ラベルNo.)の各パラメータの他に、ラベル番号(ラベルNo.)のラベル名が固定か可変かを示す属性情報と、ラベル名が可変の場合に割り付けられる内容を示すコード(例えばデフォルトでは日本語文字列)を可変ラベル名定義テーブルから文字列を取得するためにWebデータベースサーバ12に送信する。
【0033】
これにより可変な文字列が割り付けられるラベルに可変なラベル名が言語タイプに応じて表示可能となる。すなわち、ページ番号NのページにX言語タイプにより、固定ラベルには言語タイプ別ラベル名定義テーブル41に基づく固定文字列を、また可変ラベルには可変ラベル名定義テーブルに基づく可変文字列を割り付けて表示する。
【0034】
次に、言語タイプ別ラベル名定義テーブル41の言語タイプ追加処理について説明する。
【0035】
本実施の形態では、例えばデフォルトで言語タイプ別ラベル名定義テーブル41として図7に示したように、日本語と英語のラベル名が定義されているが、所望の言語タイプのラベル名を追加登録することが可能である。以下、追加する言語タイプを仏語とした場合を例に説明する。
【0036】
Webサービスサーバ11において、図11に示すように、ステップS21で追加言語タイプを決定する。そしてステップS22でページ番号を1とし、ステップS23で第nページの言語タイプ別ラベル名定義テーブル41のラベルNo.毎のラベル名の内容をWebデータベースサーバ12より抽出し、ステップS24で抽出したラベルNo.毎のラベル名の内容を決定した追加言語タイプの文字列に変換する(例えばラベル名の内容が日本語の文字列ならば、該日本語文字列を追加言語タイプに自動翻訳する)。
【0037】
そして、ステップS25で変換(翻訳)した追加言語タイプの文字列をWebデータベースサーバ12の言語タイプ別ラベル名定義テーブル41に登録する。この際に変換した文字列はキーボード等を用いて適切な表現に変更が可能となっている。
【0038】
次に、ステップS26でWebデータベースサーバ12の言語タイプ別ラベル名定義テーブル41に登録した追加言語タイプのラベル名を用いてページを生成・表示して登録内容をチェックし、NGならばステップS25に戻り、OKならばステップS27でnがN−1(N:ホームページを構成するページ数)を越えているかどうか判断し、nがN−1以下ならばステップS28でnをインクリメントしてステップS23に戻り、nがN−1を越えているならば処理を終了する。
【0039】
これによりホームページを構成する全てのページの言語タイプ別ラベル名定義テーブル41に追加言語タイプのラベル名が定義・登録される。
【0040】
図12は仏語を追加言語タイプとして定義・登録した言語タイプ別ラベル名定義テーブル41を示しており、さらなる他言語、例えば独語を同様な処理により追加することで、図13に示すようなさらに多くの言語タイプに対応可能な言語タイプ別ラベル名定義テーブル41を得ることができる(図12及び図13の図中の「*****」は対応する言語の文字列を略記したものである)。
【0041】
このように本実施の形態では、Webデータベースサーバ12に言語タイプ別ラベル名定義テーブル41を生成し、Webサービスサーバ11がクライアント4が要求する言語タイプに応じてラベル名を一種の変数としてホームページ上に割り付けているので、単にWebサービスサーバ11がWebデータベースサーバ12に対してラベル名を要求するだけでリアルタイムかつオンデマンドにクライアント4の要求言語に応じたホームページを生成・公開することができる。
【0042】
また、言語タイプ別ラベル名定義テーブル41を追加・変更するだけで、ホームページを構成する全てのページのラベル名を所望の言語に容易に変更することができる。
【0043】
[付記]
(付記項1) インターネットに接続されホームページを公開するWebサービスサーバと、
システム内のデータを管理するWebデータベースサーバと
からなり、
前記Webサービスサーバは、
文字を表示する文字表示領域を有する表示情報を記憶する表示情報記憶手段と、
前記文字表示領域に表示される文字の属性情報を記憶する属性情報記憶手段と、
所定の種類の言語の表示を要求する要求信号を前記Webデータベースサーバに出力する言語情報要求出力部と、
前記Webデータベースサーバより出力される文字情報を前記属性情報が対応する前記文字表示領域に合成する合成手段と
を備え、
前記Webデータベースサーバは、
前記属性情報に対応する複数種類の言語の文字情報を記憶する言語情報記憶手段と、
前記言語情報要求出力部からの前記要求信号を受信する言語情報要求受信部と、
前記言語情報要求受信部が受信した前記要求信号に応じて前記所定の種類の言語の前記文字情報を言語情報記憶手段に記憶された前記複数種類の言語の文字情報から抽出し前記Webサービスサーバに出力する文字情報出力手段と
を備えた
ことを特徴とする多言語対応システム。
【0044】
(付記項2) 前記言語情報記憶手段に記憶されている前記複数種類の言語の文字情報を変更すると共に前記複数種類以外の言語の文字情報を追加する記憶文字情報変更追加手段を備えた
ことを特徴とする付記項1に記載の多言語対応システム。
【0045】
(付記項3) 前記文字表示領域は、固定された文字情報が表示される固定文字表示領域と、入力された文字情報が表示される可変文字表示領域とからなり、
前記ラベル名変換モジュールは、前記文字表示領域が固定文字表示領域か可変文字表示領域かを識別する領域属性情報を前記パラメータとして有する
ことを特徴とする付記項1または2に記載の多言語対応システム。
【0046】
(付記項4) インターネットに接続されホームページを公開するWebサービスサーバと、
システム内のデータを管理するWebデータベースサーバと
からなり、
前記Webサービスサーバは、
前記ホームページ上のページ毎の文字表示領域をラベル化して領域情報として記憶する領域情報記憶手段と、前記文字表示領域に表示される文字情報の言語の種類を指定する指定情報を入力する言語指定入力手段と、少なくとも前記指定情報及び前記領域情報からなるパラメータを前記Webデータベースサーバに出力し、前記パラメータに基づく言語の文字情報を前記Webデータベースサーバより取得する文字情報取得手段とからなるラベル名変換モジュールと、
前記文字情報取得手段が取得した前記パラメータに基づく言語の文字情報を前記文字表示領域に合成する文字情報合成手段と
を有し、
前記Webデータベースサーバは、
前記領域情報に応じた前記文字表示領域に表示される複数種類の言語毎の前記文字情報を記憶する言語情報記憶手段と、
前記Webサービスサーバより前記パラメータを入力し、前記言語情報記憶手段より前記パラメータに基づいた言語の前記文字情報を抽出する文字情報抽出手段と、
前記文字情報抽出手段が抽出した前記文字情報を前記Webサービスサーバの前記文字情報取得手段に出力する文字情報出力手段と
を有した
ことを特徴とする多言語対応システム。
【0047】
(付記項5) 前記言語情報記憶手段に記憶されている前記複数種類の言語の文字情報を変更すると共に前記複数種類以外の言語の文字情報を追加する記憶文字情報変更追加手段を備えた
ことを特徴とする付記項4に記載の多言語対応システム。
【0048】
(付記項6) 前記ラベル名変換モジュールのパラメータは、前記ホームページを構成する各ページのページ番号、前記指定情報及び前記領域情報からなる
ことを特徴とする付記項4また5に記載の多言語対応システム。
【0049】
(付記項7) 前記文字表示領域は、固定された文字情報が表示される固定文字表示領域と、入力された文字情報が表示される可変文字表示領域とからなり、
前記ラベル名変換モジュールは、前記文字表示領域が固定文字表示領域か可変文字表示領域かを識別する領域属性情報を前記パラメータとして有する
ことを特徴とする付記項4、5または6のいずれかに記載の多言語対応システム。
【0050】
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、リアルタイムかつオンデマンドなデータを複数の言語タイプのホームページで提供することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るグローバルシステムの構成を示す構成図
【図2】図1のグローバルシステムの情報サービス処理の流れを示す第1のフローチャート
【図3】図1のグローバルシステムの情報サービス処理の流れを示す第2のフローチャート
【図4】図2及び図3の処理を説明するための第1の説明図
【図5】図2及び図3の処理を説明するための第2の説明図
【図6】図2及び図3の処理を説明するための第3の説明図
【図7】図2及び図3の処理を説明するための第4の説明図
【図8】図2及び図3の処理を説明するための第5の説明図
【図9】図2及び図3の処理を説明するための第6の説明図
【図10】図2及び図3の処理を説明するための第7の説明図
【図11】図2及び図3の処理で使用される言語タイプ別ラベル名定義テーブルへの言語タイプに追加処理の流れを示すフローチャート
【図12】図11の処理を説明するための第1の説明図
【図13】図11の処理を説明するための第1の説明図
【符号の説明】
1…グローバルシステム
2…インターネット
4…クライアント
4a、4b、4c、4d…ユーザ端末機
11…Webサービスサーバ
12…Webデータベースサーバ
13…ファイヤウォール
14、15…データ記憶装置
31…ログインページ
35…言語タイプ選択ボタン
41…言語タイプ別ラベル名定義テーブル
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット上で公開される情報を要求に応じた言語情報にて公開する多言語対応システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットを用いた情報交換が世界規模で且つ個人レベルで活発に展開されるようになってきている。このようなインターネットによるグローバルな情報交換として、例えばワールドワイドウェブ(WWW)サービスを展開し、ホームページをサーバ上に作成し、この作成されたホームページにクライアントがアクセスすることでリアルタイムかつオンデマンドなデータの送受等が種々行われている。
【0003】
グローバルな情報交換においては、地域、時間帯等に縛られることなく、情報交換ができるため、現在では、個人レベルの情報交換ばかりではなく、商品の売買や製品の発注等のビジネスレベルでの情報の交換も上記ホームページを介して行われるようになってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようなワールドワイドウェブを利用した情報交換においては、多言語への対応はシステムが持つべき基本的機能の一つであるが、システムを開発する側にとっては、扱う言語の種類分だけ処理画面やプログラムを用意しておくというのが一般的であるため、多言語に対応するシステムの構築の開発期間に多大工数を要するばかりではなく、異なる言語を用いる利用者への対応に時間を要するといった問題がある。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、リアルタイムかつオンデマンドなデータを複数の言語タイプのホームページで提供することのできる多言語対応システムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の多言語対応システムは、文字を表示する文字表示領域を有する表示情報を記憶する表示情報記憶手段と、前記文字表示領域に表示される文字の属性情報を記憶する属性情報記憶手段と、前記文字表示領域に表示される文字の属性情報に対応する第1の種類の言語の文字情報を記憶する第1の言語情報記憶手段と、前記文字表示領域に表示される文字の属性情報に対応する第2の種類の言語の文字情報を記憶する第2の言語情報記憶手段と、所定の種類の言語の表示を要求する信号を受信する言語情報要求受信部と、前記言語情報要求受信部が受信した要求信号に応じて前記文字表示領域に表示される前記文字情報を前記第1および第2の言語情報記憶手段に記憶された文字情報から出力する文字情報出力手段と、前記文字情報出力手段より出力された前記文字情報を前記属性情報が対応する前記文字表示領域に合成する合成手段とを備えて構成される。
【0007】
本発明の請求項2の多言語対応システムは、所定の言語情報を表示する表示手段と、言語の種類を選択する選択手段と、前記選択手段に応じて所定の種類の言語の表示を要求する要求信号を出力する出力手段と、文字を表示する文字表示領域を有する表示情報を記憶する表示情報記憶手段と、前記文字表示領域に表示される文字の属性情報を記憶する属性情報記憶手段と、前記文字表示領域に表示される文字の属性情報に対応する第1の種類の言語の文字情報を記憶する第1の言語情報記憶手段と、前記文字表示領域に表示される文字の属性情報に対応する第2の種類の言語の文字情報を記憶する第2の言語情報記憶手段と、所定の種類の言語の表示を要求する信号を受信する言語情報要求受信部と、前記言語情報要求受信部が受信した要求信号に応じて前記文字表示領域に表示される前記文字情報を前記第1および第2の言語情報記憶手段に記憶された文字情報から出力する文字情報出力手段と、前記文字情報出力手段より出力された前記文字情報を前記属性情報が対応する前記文字表示領域に合成する合成手段と、前記合成手段からの表示情報を前記表示手段へ送信する送信手段とを備えて構成される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について述べる。
【0009】
図1ないし図13は本発明の一実施の形態に係わり、図1はグローバルシステムの構成を示す構成図、図2は図1のグローバルシステムの情報サービス処理の流れを示す第1のフローチャート、図3は図1のグローバルシステムの情報サービス処理の流れを示す第2のフローチャート、図4は図2及び図3の処理を説明するための第1の説明図、図5は図2及び図3の処理を説明するための第2の説明図、図6は図2及び図3の処理を説明するための第3の説明図、図7は図2及び図3の処理を説明するための第4の説明図、図8は図2及び図3の処理を説明するための第5の説明図、図9は図2及び図3の処理を説明するための第6の説明図、図10は図2及び図3の処理を説明するための第7の説明図、図11は図2及び図3の処理で使用される言語タイプ別ラベル名定義テーブルへの言語タイプに追加処理の流れを示すフローチャート、図12は図11の処理を説明するための第1の説明図、図13は図11の処理を説明するための第1の説明図である。
【0010】
図1に示すように、本実施の形態の多言語対応システムを実現するグローバルシステム1は、インターネット(あるいはWAN)2に接続され、インターネット2に接続された複数のクライアント4にホームページを公開する。
【0011】
クライアント4は、例えば日本語圏である日本国エリアにある複数のユーザ端末機4a、英語圏である米国エリアにある複数のユーザ端末機4b、フランス語圏である仏国エリアにある複数のユーザ端末機4c、英語圏である英国エリアにある複数のユーザ端末機4d、・・・ 等、種々の言語圏の国、地域に世界規模で展開されている。
【0012】
グローバルシステム1は、インターネット2に接続されホームページを公開するWebサービスサーバ11と、システム内のデータを管理するWebデータベースサーバ12とからなり、Webサービスサーバ11とWebデータベースサーバ12とはセキュリティを確保するためにファイヤウォール13を介して接続される。
【0013】
Webサービスサーバ11には、種々の言語圏のホームページを生成し展開するための種々のデータを格納する大容量のHDD等からなるデータ記憶装置14が、またWebデータベースサーバ12には種々の言語圏に対応したデータ等のシステム維持に必要なデータを格納する大容量のHDD等からなるデータ記憶装置15がそれぞれ接続されている。
【0014】
次に、このように構成された本実施の形態のグローバルシステム1の情報サービス処理の作用について図2及び図3のフローチャートと、図4ないし図10を用いて説明する。
【0015】
図2に示すように、クライアント4がインターネット2を介してWebサービスサーバ11にアクセスすると、ステップS1でWebサービスサーバ11においてシステムが起動され、ステップS2でホームページの先頭ページであるデフォルトのログインページ31をクライアント4のモニタ上に表示する。なお、Webサービスサーバ11が公開するホームページは、該ログインページ31を先頭ページとした複数のページからなり、各ページ内で所定のページがリンクされており、ページ間の移動が可能となっている。
【0016】
図4に示すように、デフォルトのログインページ31では、用いられる言語が例えば日本語となっている。ログインページ31は、図5に示すように複数のラベルL1,L2,・・・が張り付けられた構成となっており、図6に示すように各ラベルL1,L2,・・・に所望の内容を示す日本語文字列がラベル名として定義され割り付け表示される。
【0017】
次に、ステップS3でこのデフォルトのログインページ31上において、クライアント4から日本語以外の言語タイプの要求があったかどうか判断する。ここで、クライアント4での言語タイプの要求は、図4のデフォルトのログインページ31において、言語タイプ選択ボタン35をクリックすることでなされる。
【0018】
クライアント4から他言語タイプの要求があると、ステップS4でWebサービスサーバ11は言語タイプ選択ボタン35のどの言語タイプが選択されたかを認識する。そして、ステップS5で認識した言語タイプの文字列からなるラベル名をラベルL1,L2,・・・に割り付けたログインページ31を生成する。
【0019】
ここで、ラベルL1,L2,・・・へのラベル名の割り付け方法について説明する。Webデータベースサーバ12のデータ記憶装置15には、図7に示すような言語タイプ別ラベル名定義テーブル41が格納されている。この言語タイプ別ラベル名定義テーブル41は、ページを構成するラベルのラベル番号(ラベルNo.)毎に、登録している言語の文字列がラベル名として定義している。言語タイプ別ラベル名定義テーブル41は、Webサービスサーバ11で作製され、ファイヤウォール13を介してWebデータベースサーバ12に送られ、データ記憶装置15に格納される。
【0020】
一方、Webサービスサーバ11のデータ記憶装置14には、ラベル名変換モジュールと呼ばれるモジュールソフトが格納されている。このラベル名変換モジュールはホームページを構成する各ページを生成する際のラベルL1,L2,・・・に張り付けるラベルを言語タイプに応じて変換するものである。
【0021】
ラベル名変換モジュールは、ホームページを構成する各ページのページ番号、言語タイプ、ラベル番号(ラベルNo.)をパラメータとしており、Webサービスサーバ11は、クライアント4に表示しているページのページ番号、クライアント4が要求している言語タイプ、ページに割り付けられているラベル番号(ラベルNo.)をWebデータベースサーバ12に送信することで、Webデータベースサーバ12からラベル番号(ラベルNo.)毎のラベル名(所望言語タイプの文字列)を取得し、各ラベルL1,L2,・・・へのラベル名の割り付けを完了する。
【0022】
そして、ステップS6で要求された言語タイプに基づいて、ラベル名の割り付けが完了したログインページ31をクライアント4のモニタ上に表示する。図8に要求言語タイプが英語の場合のログインページ31を示す。
【0023】
ステップS3において言語タイプの要求がない場合は日本語のログインページ(図4参照)上で、またステップS3において言語タイプの要求ある場合は要求言語のログインページ(例えば英語ならば図8参照)上で、ステップS7でクライアント4からのユーザIDとパスワードの入力を待ち、ステップS8でユーザIDとパスワードでアクセスに関するセキュリティチェックを行い、セキュリティチェックの認証がなされると、図3のステップS9に進む。
【0024】
ステップS9ではログインした言語タイプでメニューページ(図示せず)をクライアント4のモニタ上に表示する。そして、ステップS10でメニューページ上での処理項目の選択をクライアント4より待つ。なお、以下、ステップS10の時点での言語タイプを設定言語タイプという。
【0025】
メニューページ上で処理項目がクライアント4によって選択されると、ステップS11で選択された処理項目にリンクしている処理ページを設定言語タイプで生成しクライアント4のモニタ上に表示する。
【0026】
そして、この処理ページ上においても、ログインページ31と同様に、ステップS12でクライアント4から設定言語タイプ以外の言語タイプの要求があったかどうか判断する。
【0027】
クライアント4から設定言語タイプ以外の言語タイプの要求があると、ステップS13でWebサービスサーバ11はどの言語タイプが選択されたかを認識する。そして、ステップS14で認識した言語タイプを新たな設定言語タイプとして、その言語タイプの文字列からなるラベル名をラベルL1,L2,・・・に割り付けた処理ページを生成し、ステップS15で要求された言語タイプに基づいたラベル名の割り付けが完了した処理ページをクライアント4のモニタ上に表示し、ステップS16に進む。
【0028】
ステップS11においてクライアント4から設定言語タイプ以外の言語タイプの要求がないと、そのままステップS16に進む。
【0029】
そして、ステップS16で表示された処理ページ上でのクライアントからの例えば更新処理や検索処理の要求を実行した後、ステップS17でログオフがなされたかどうか判断し、ログオフされれば処理を終了し、ログオフされなければステップS10に戻る。
【0030】
図9に言語タイプが日本語の場合の処理ページの一例を、また図10に言語タイプが英語の場合の処理ページの一例を示す。図9及び図10において一点破線は固定された文字列が割り付けられるラベルを示し、破線は可変な文字列が割り付けられるラベルを示す。固定された文字列は、上述したように言語タイプ別ラベル名定義テーブル41に定義されるが、可変な文字列は、Webデータベースサーバ12のデータ記憶装置15に格納されている可変ラベル名定義テーブル(図示せず)により定義される。
【0031】
可変ラベル名定義テーブルにおいては、例えば工場名を示す図9における日本語の「会津」、「青森」、・・・等の工場名に対応し、図10における英語の「Aizu」、「Aomori」、・・・等が関連づけられて定義される。
【0032】
そこで、ラベル名変換モジュールは、ページ番号、言語タイプ、ラベル番号(ラベルNo.)の各パラメータの他に、ラベル番号(ラベルNo.)のラベル名が固定か可変かを示す属性情報と、ラベル名が可変の場合に割り付けられる内容を示すコード(例えばデフォルトでは日本語文字列)を可変ラベル名定義テーブルから文字列を取得するためにWebデータベースサーバ12に送信する。
【0033】
これにより可変な文字列が割り付けられるラベルに可変なラベル名が言語タイプに応じて表示可能となる。すなわち、ページ番号NのページにX言語タイプにより、固定ラベルには言語タイプ別ラベル名定義テーブル41に基づく固定文字列を、また可変ラベルには可変ラベル名定義テーブルに基づく可変文字列を割り付けて表示する。
【0034】
次に、言語タイプ別ラベル名定義テーブル41の言語タイプ追加処理について説明する。
【0035】
本実施の形態では、例えばデフォルトで言語タイプ別ラベル名定義テーブル41として図7に示したように、日本語と英語のラベル名が定義されているが、所望の言語タイプのラベル名を追加登録することが可能である。以下、追加する言語タイプを仏語とした場合を例に説明する。
【0036】
Webサービスサーバ11において、図11に示すように、ステップS21で追加言語タイプを決定する。そしてステップS22でページ番号を1とし、ステップS23で第nページの言語タイプ別ラベル名定義テーブル41のラベルNo.毎のラベル名の内容をWebデータベースサーバ12より抽出し、ステップS24で抽出したラベルNo.毎のラベル名の内容を決定した追加言語タイプの文字列に変換する(例えばラベル名の内容が日本語の文字列ならば、該日本語文字列を追加言語タイプに自動翻訳する)。
【0037】
そして、ステップS25で変換(翻訳)した追加言語タイプの文字列をWebデータベースサーバ12の言語タイプ別ラベル名定義テーブル41に登録する。この際に変換した文字列はキーボード等を用いて適切な表現に変更が可能となっている。
【0038】
次に、ステップS26でWebデータベースサーバ12の言語タイプ別ラベル名定義テーブル41に登録した追加言語タイプのラベル名を用いてページを生成・表示して登録内容をチェックし、NGならばステップS25に戻り、OKならばステップS27でnがN−1(N:ホームページを構成するページ数)を越えているかどうか判断し、nがN−1以下ならばステップS28でnをインクリメントしてステップS23に戻り、nがN−1を越えているならば処理を終了する。
【0039】
これによりホームページを構成する全てのページの言語タイプ別ラベル名定義テーブル41に追加言語タイプのラベル名が定義・登録される。
【0040】
図12は仏語を追加言語タイプとして定義・登録した言語タイプ別ラベル名定義テーブル41を示しており、さらなる他言語、例えば独語を同様な処理により追加することで、図13に示すようなさらに多くの言語タイプに対応可能な言語タイプ別ラベル名定義テーブル41を得ることができる(図12及び図13の図中の「*****」は対応する言語の文字列を略記したものである)。
【0041】
このように本実施の形態では、Webデータベースサーバ12に言語タイプ別ラベル名定義テーブル41を生成し、Webサービスサーバ11がクライアント4が要求する言語タイプに応じてラベル名を一種の変数としてホームページ上に割り付けているので、単にWebサービスサーバ11がWebデータベースサーバ12に対してラベル名を要求するだけでリアルタイムかつオンデマンドにクライアント4の要求言語に応じたホームページを生成・公開することができる。
【0042】
また、言語タイプ別ラベル名定義テーブル41を追加・変更するだけで、ホームページを構成する全てのページのラベル名を所望の言語に容易に変更することができる。
【0043】
[付記]
(付記項1) インターネットに接続されホームページを公開するWebサービスサーバと、
システム内のデータを管理するWebデータベースサーバと
からなり、
前記Webサービスサーバは、
文字を表示する文字表示領域を有する表示情報を記憶する表示情報記憶手段と、
前記文字表示領域に表示される文字の属性情報を記憶する属性情報記憶手段と、
所定の種類の言語の表示を要求する要求信号を前記Webデータベースサーバに出力する言語情報要求出力部と、
前記Webデータベースサーバより出力される文字情報を前記属性情報が対応する前記文字表示領域に合成する合成手段と
を備え、
前記Webデータベースサーバは、
前記属性情報に対応する複数種類の言語の文字情報を記憶する言語情報記憶手段と、
前記言語情報要求出力部からの前記要求信号を受信する言語情報要求受信部と、
前記言語情報要求受信部が受信した前記要求信号に応じて前記所定の種類の言語の前記文字情報を言語情報記憶手段に記憶された前記複数種類の言語の文字情報から抽出し前記Webサービスサーバに出力する文字情報出力手段と
を備えた
ことを特徴とする多言語対応システム。
【0044】
(付記項2) 前記言語情報記憶手段に記憶されている前記複数種類の言語の文字情報を変更すると共に前記複数種類以外の言語の文字情報を追加する記憶文字情報変更追加手段を備えた
ことを特徴とする付記項1に記載の多言語対応システム。
【0045】
(付記項3) 前記文字表示領域は、固定された文字情報が表示される固定文字表示領域と、入力された文字情報が表示される可変文字表示領域とからなり、
前記ラベル名変換モジュールは、前記文字表示領域が固定文字表示領域か可変文字表示領域かを識別する領域属性情報を前記パラメータとして有する
ことを特徴とする付記項1または2に記載の多言語対応システム。
【0046】
(付記項4) インターネットに接続されホームページを公開するWebサービスサーバと、
システム内のデータを管理するWebデータベースサーバと
からなり、
前記Webサービスサーバは、
前記ホームページ上のページ毎の文字表示領域をラベル化して領域情報として記憶する領域情報記憶手段と、前記文字表示領域に表示される文字情報の言語の種類を指定する指定情報を入力する言語指定入力手段と、少なくとも前記指定情報及び前記領域情報からなるパラメータを前記Webデータベースサーバに出力し、前記パラメータに基づく言語の文字情報を前記Webデータベースサーバより取得する文字情報取得手段とからなるラベル名変換モジュールと、
前記文字情報取得手段が取得した前記パラメータに基づく言語の文字情報を前記文字表示領域に合成する文字情報合成手段と
を有し、
前記Webデータベースサーバは、
前記領域情報に応じた前記文字表示領域に表示される複数種類の言語毎の前記文字情報を記憶する言語情報記憶手段と、
前記Webサービスサーバより前記パラメータを入力し、前記言語情報記憶手段より前記パラメータに基づいた言語の前記文字情報を抽出する文字情報抽出手段と、
前記文字情報抽出手段が抽出した前記文字情報を前記Webサービスサーバの前記文字情報取得手段に出力する文字情報出力手段と
を有した
ことを特徴とする多言語対応システム。
【0047】
(付記項5) 前記言語情報記憶手段に記憶されている前記複数種類の言語の文字情報を変更すると共に前記複数種類以外の言語の文字情報を追加する記憶文字情報変更追加手段を備えた
ことを特徴とする付記項4に記載の多言語対応システム。
【0048】
(付記項6) 前記ラベル名変換モジュールのパラメータは、前記ホームページを構成する各ページのページ番号、前記指定情報及び前記領域情報からなる
ことを特徴とする付記項4また5に記載の多言語対応システム。
【0049】
(付記項7) 前記文字表示領域は、固定された文字情報が表示される固定文字表示領域と、入力された文字情報が表示される可変文字表示領域とからなり、
前記ラベル名変換モジュールは、前記文字表示領域が固定文字表示領域か可変文字表示領域かを識別する領域属性情報を前記パラメータとして有する
ことを特徴とする付記項4、5または6のいずれかに記載の多言語対応システム。
【0050】
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、リアルタイムかつオンデマンドなデータを複数の言語タイプのホームページで提供することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るグローバルシステムの構成を示す構成図
【図2】図1のグローバルシステムの情報サービス処理の流れを示す第1のフローチャート
【図3】図1のグローバルシステムの情報サービス処理の流れを示す第2のフローチャート
【図4】図2及び図3の処理を説明するための第1の説明図
【図5】図2及び図3の処理を説明するための第2の説明図
【図6】図2及び図3の処理を説明するための第3の説明図
【図7】図2及び図3の処理を説明するための第4の説明図
【図8】図2及び図3の処理を説明するための第5の説明図
【図9】図2及び図3の処理を説明するための第6の説明図
【図10】図2及び図3の処理を説明するための第7の説明図
【図11】図2及び図3の処理で使用される言語タイプ別ラベル名定義テーブルへの言語タイプに追加処理の流れを示すフローチャート
【図12】図11の処理を説明するための第1の説明図
【図13】図11の処理を説明するための第1の説明図
【符号の説明】
1…グローバルシステム
2…インターネット
4…クライアント
4a、4b、4c、4d…ユーザ端末機
11…Webサービスサーバ
12…Webデータベースサーバ
13…ファイヤウォール
14、15…データ記憶装置
31…ログインページ
35…言語タイプ選択ボタン
41…言語タイプ別ラベル名定義テーブル
Claims (2)
- 文字を表示する文字表示領域を有する表示情報を記憶する表示情報記憶手段と、
前記文字表示領域に表示される文字の属性情報を記憶する属性情報記憶手段と、
前記文字表示領域に表示される文字の属性情報に対応する第1の種類の言語の文字情報を記憶する第1の言語情報記憶手段と、
前記文字表示領域に表示される文字の属性情報に対応する第2の種類の言語の文字情報を記憶する第2の言語情報記憶手段と、
所定の種類の言語の表示を要求する信号を受信する言語情報要求受信部と、
前記言語情報要求受信部が受信した要求信号に応じて前記文字表示領域に表示される前記文字情報を前記第1および第2の言語情報記憶手段に記憶された文字情報から出力する文字情報出力手段と、
前記文字情報出力手段より出力された前記文字情報を前記属性情報が対応する前記文字表示領域に合成する合成手段と
を備えたことを特徴とする多言語対応システム。 - 所定の言語情報を表示する表示手段と、
言語の種類を選択する選択手段と、
前記選択手段に応じて所定の種類の言語の表示を要求する要求信号を出力する出力手段と、
文字を表示する文字表示領域を有する表示情報を記憶する表示情報記憶手段と、
前記文字表示領域に表示される文字の属性情報を記憶する属性情報記憶手段と、
前記文字表示領域に表示される文字の属性情報に対応する第1の種類の言語の文字情報を記憶する第1の言語情報記憶手段と、
前記文字表示領域に表示される文字の属性情報に対応する第2の種類の言語の文字情報を記憶する第2の言語情報記憶手段と、
所定の種類の言語の表示を要求する信号を受信する言語情報要求受信部と、
前記言語情報要求受信部が受信した要求信号に応じて前記文字表示領域に表示される前記文字情報を前記第1および第2の言語情報記憶手段に記憶された文字情報から出力する文字情報出力手段と、
前記文字情報出力手段より出力された前記文字情報を前記属性情報が対応する前記文字表示領域に合成する合成手段と、
前記合成手段からの表示情報を前記表示手段へ送信する送信手段と
を備えたことを特徴とする多言語対応システム。
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