JP2004186614A - 露光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】in−situクリーニングに用いる反応性ガスによる露光装置各部の腐蝕を防止し得る露光装置を提供する。
【解決手段】露光装置の構造体12内には、アッシング機構19が設けられている。このアッシング機構19は、露光装置内の各部に付着したコンタミネーションをアッシング除去する反応性ガス(オゾン等)を露光装置内に送り、このオゾン等の反応性ガスにより露光装置内の各部のin−situクリーニング等を行なう。露光装置のベースプレート11や、構造体12・中間プレート12b、鏡筒14・15、反射鏡の保持金具17は、熱膨張係数の小さいインバーで製作されており、その表面に酸化防止コーティングが施されている。このような酸化防止コーティングを施すことにより、アッシング機構19から送られたオゾン等から露光装置の各部を保護することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光や紫外線、X線、荷電粒子線等のエネルギ線を選択的に感応基板上に照射してパターン形成する露光装置に関する。特には、露光装置のin−situクリーニングに用いる反応性ガスによる腐蝕を防止し得る対策を施した露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体集積回路の微細化に伴い、光の回折限界によって制限される光学系の解像力を向上させるために、従来の紫外線に代えてこれより短い波長(11〜14nm)のX線を使用した投影リソグラフィ技術が開発されている(例えば、D.Tichenor, et al., SPIE2437(1995)292(非特許文献1)参照)。この技術は、最近ではEUV(Extreme Ultraviolet)リソグラフィと呼ばれており、従来の波長190nm程度の光線を用いた光リソグラフィでは実現不可能な、70nm以下の解像力を得られる技術として期待されている。
【0003】
EUVリソグラフィに用いられる露光装置内は、軟X線領域での光の減衰を防止するため真空に保たれているが、装置内部の真空度は完全にはなっておらず、例えばウエハ上のレジストから揮発する、炭化水素等の有機物系のガス等が常に存在する環境にある。この炭化水素を含有する残留ガスとしては、前述のレジストから揮発するものの他に、例えば真空排気系(真空ポンプ)に用いられるオイルに起因するもの、装置内部の可動部分の潤滑剤に起因するもの、装置内部で使用される部品(例えば電気ケーブルの被覆材料等)に起因するものがある。
【0004】
EUV露光装置の場合は、装置内部の真空中にフォトレジストを塗布したウェハが導入される。ここにEUV光が照射された場合、装置内部に残留している溶剤が蒸発したり、レジストを構成する樹脂が分解脱離したりし、このために炭化水素を含むガスが装置内部に放出されることになる。そして、炭化水素を含んだガス分子は、露光装置の内壁面に吸着されることがある。例えば装置内部の多層膜反射鏡上に吸着された場合、そこに軟X線が照射されると光化学反応により有機物分子が分解され、C(炭素)を主成分とする物質が固着する。この炭素を主成分とする物質の固着をカーボンコンタミネーション(略してカーボンコンタミ)という。カーボンコンタミは、多層膜反射鏡の反射領域に形成され、反射鏡の反射率を低下させる要因となる。
【0005】
EUV露光装置においては、多層膜反射鏡の反射率がわずかに低下しただけでも露光装置のスループットに大きな影響を与える。したがって、カーボンコンタミが付着しないようにするのが望ましい。また、カーボンコンタミが付着した場合にも容易に除去できるようにする必要がある。このようなカーボンコンタミを除去するには、オゾン等の酸素系のガスを用いてプラズマを発生させ、カーボンを酸化させて二酸化炭素等のガスにして除去するオゾン・アッシングと呼ばれる方法が知られている。
【0006】
特開平11−87090号公報(特許文献1)には、in−situクリーニング用オゾン・アッシング機構を備えるEUV露光装置が開示されている。
【0007】
特開2002−246296号公報(特許文献2)には、電子線露光装置内でレチクルをクリーニングできる方法・装置等が開示されている。この特許文献2の露光装置は、チャンバー内に設置された検出装置や、チャンバー外に接続されたガス供給装置等を備えている。チャンバー内にレチクルが搬入されると、検出装置によってレチクルに付着した塵埃等の微細物が検出される。そして、このレチクルが露光位置に移動する際、チャンバー内のレチクルに向けて、ガス供給装置から塩素系ガスやフッ素ガス、アルゴン、酸素等のガスが供給されるとともに、電子線や収束イオンビームが連続照射され、レチクルがクリーニングされる。
【0008】
【特許文献1】
特開平11−87090号公報
【特許文献2】
特開2002−246296号公報
【非特許文献1】
D.ティクノア等(D.Tichenor, et al.)、SPIE、2437、1995年、292
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
前述の露光装置において、ガス供給装置から供給されるガスがオゾン等の強い酸化性ガスである場合、露光装置内の各部の耐酸化性を有しない部材(例えば鉄・ニッケルを主成分とするインバー等)が酸化し、性能が劣化したり使用不能となったりするおそれがある。あるいは、不用意にガスが発生するおそれもある。そのため、インバー等の腐蝕防止対策の考案が望まれている。
【0010】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、in−situクリーニングに用いる反応性ガスによる露光装置各部の腐蝕を防止し得る露光装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するため、本発明の露光装置は、エネルギ線を選択的に感応基板上に照射してパターン形成する露光装置であって、 露光装置内の各部に付着したコンタミネーションをアッシング除去する反応性ガスを露光装置内に送るアッシング機構を備え、 露光装置内の各部に、前記反応性ガスによる腐蝕を防止する処置が施されていることを特徴とする。
【0012】
アッシング機構から反応性ガスを露光装置内の各部に送ってコンタミネーションをアッシング除去する際に(例えば、オゾン・アッシングによるミラーのin−situクリーニングの際に)、露光装置内の各部には反応性ガスによる腐蝕を防ぐ処置が施されているので、反応性ガスの影響で露光装置内の部材が腐蝕するのを防止できる。
【0013】
本発明の露光装置においては、前記アッシング機構が、オゾン等の強い酸化性ガスを露光装置内に送るものであって、 露光装置内の鏡筒、ミラー・レンズ保持機構、ベースプレート等を構成するインバー等の、耐酸化性ではない部材の表面に酸化防止コーティングが施されているものとすることができる。
露光装置のインバーは、主成分が鉄・ニッケルであって、これにマンガン・炭素等が添加されたニッケル鋼製であるものが多い。このようなニッケル鋼は、熱膨張係数の小さい合金であるが、耐酸化性合金ではないため、オゾン等の強い酸化性ガスの影響で腐蝕し易い。そこで、このようなインバー等の表面に酸化防止コーティングを施すのである。
【0014】
本発明の露光装置においては、前記露光装置内の各部に繋がる配線が、耐酸化性樹脂製のもの、あるいは、表面に酸化防止コーティングが施されたもの、保護管に収納されたものとすることができる。
この場合、オゾン等の強い酸化性ガスから配線を保護することができる。
【0015】
本発明の露光装置においては、前記エネルギ線等を検出するセンサーをさらに備え、 該センサーに開閉式の保護カバーが付設されているものとすることができる。
この種のセンサー類の表面に直接的に腐蝕を防ぐ処置を施すと、センサーがエネルギ線等を検出できなくなるおそれがある。そこで、開閉式のカバーを用い、露光時にはカバーを開いてセンシングを行い、非露光時にカバーを閉じてアッシング除去を行なうようにすると、アッシング中の反応性ガスの影響によるセンサーのダメージを低減できる。
なお、前記センサーとしては、露光に用いるエネルギ線の光量・特性の他に、位置計測用干渉計やオートフォーカスセンサー、アライメント用センサー等がある。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施例に係るEUV露光装置の全体構成を示す図である。
図1に示す露光装置は、ステンレス鋼製の真空チャンバー1を備えている。この真空チャンバー1の外部(図の右下側)には、真空ポンプ2が付設されている。真空チャンバー1内は、真空ポンプ2で排気されている。真空チャンバー1の底部には、ベースプレート11が取り付けられている。同真空チャンバー1内において、ベースプレート11上には構造体(露光装置フレーム)12が搭載されている。この構造体12の天井プレート12aには、マスクステージ装置13が設けられている。このマスクステージ装置13のステージ下面には、静電チャック(図示されず)等を介して、マスクMが吸着保持されている。
【0017】
構造体12の内部は、中間プレート12bで上部12Aと下部12Bに仕切られている。構造体12の上部12A内には、照明光学系鏡筒14(図の左側)及び投影光学系鏡筒15(図の右側)がそれぞれ配置されている。これらの鏡筒14及び15は、中間プレート12b上に並列に搭載されている。照明光学系鏡筒14内の照明光学系は、EUV光源や複数の反射鏡等(図示されず)で構成されており、マスクステージ装置13のステージ下面のマスクMに向かってEUV光(図中の矢印L1)を照射する。なお、マスクMは、低膨張ガラス基板上に反射多層膜(Mo/Si等)を成膜し、その上にパターン層を形成したものである。
【0018】
マスクMで反射したEUV光L2は、投影光学系鏡筒15内に入射する。投影光学系鏡筒15内の投影光学系は、複数枚(4〜8枚)の反射鏡16(図では1枚のみを示す)等を備えている。反射鏡16は、前述のマスク同様の反射多層膜が表面に形成されている。各反射鏡は、保持金具17で投影光学系鏡筒15内に保持されている。投影光学系から下方に出たEUV光L3は、ウェハW上に結像する。なお、マスクM上のパターンは、1/4あるいは1/5に縮小されてウェハW上に投影転写される。
【0019】
投影光学系鏡筒15の下側において、構造体12の中間プレート12bには、EUV光L3の通る開口12cが形成されている。構造体12の下部12B内には、ウェハステージ装置18が配置されている。このウェハステージ装置18は、中間プレート12bの開口12cの下方において、ベースプレート11上に搭載されている。ウェハステージ装置18のステージ上面には、静電チャック(図示されず)等を介して、ウェハWが吸着保持されている。
【0020】
構造体12内には、図中左上に示すアッシング機構19が設けられている。このアッシング機構19は、露光装置内の各部に付着したコンタミネーションをアッシング除去する反応性ガス(オゾン等)を露光装置内に送り、このオゾン等の反応性ガスにより露光装置内の各部のin−situクリーニング等を行なう。また、原料ガス(酸素等)を露光装置内に送り、UVランプによる光照射やRF放電を行うことにより原料ガスを反応性ガス(オゾン等)にして、in−situクリーニングを行ってもよい。ここで、in−situクリーニングとは、露光装置を分解しない組立状態のまま、また、内部の減圧状態を維持したまま行うクリーニング方法である。その詳細は、前述の特開平11−87090号(特許文献1)に開示されている。
【0021】
ここで、前述のベースプレート11や、構造体12・中間プレート12b、鏡筒14・15、反射鏡の保持金具17は、熱膨張係数の小さいインバーで製作されている。このインバーは、主成分が鉄・ニッケルであって、これにマンガン・炭素等が添加されたニッケル鋼である。このようなニッケル鋼は、耐酸化性合金ではないため、アッシング機構19から送られたオゾン等の強い酸化性ガスの影響で腐蝕し易い。そこで、本実施の形態の露光装置においては、前述のインバー製部材の表面(太線で示す部分)に酸化防止コーティングを施している。なお、マスクステージ装置13やウェハステージ装置18のステージの主な構造材はセラミック製(一例)であるため、酸化防止コーティングは不要である。
【0022】
このコーティング素材としては、密着性がよく且つそれ以上酸化されない化合物(例えば二酸化チタン・二酸化珪素・珪化モリブデン等)、アルミナ等のセラミックス、金・白金・ロジウム・ニッケル等の酸化されにくい金属、あるいは、フッ素系樹脂であるテフロンやデルリン(登録商標)等の樹脂やポリイミド系の樹脂を用いることができる。コーティング方法としては、塗布、メッキ、蒸着やスパッタ等を用いることができる。コーティング膜の厚さは、酸化防止効果を発揮する程度(一例で数10nm〜数100nm、あるいは、100μm以下)で十分であるが、コーティングの種類に応じて適宜選択する。
【0023】
この酸化防止コーティングは、構造体12や鏡筒14、15内面、保持金具17外面等は全面にわたって施されており、ベースプレート11等は必要な面(上面)にのみ施されている。このような酸化防止コーティングを施すことにより、アッシング機構19から送られたオゾン等から露光装置の各部を保護することができる。
【0024】
なお、前述の真空チャンバー1を構成する材料であるステンレス鋼は、酸化に対する耐性が一般に強く、とりわけ酸素の存在下において良好な耐酸化性を有する。これは、ステンレス鋼に含有される約18%(但しステンレス鋼の種類により異なる)のクロムが、ステンレス鋼の表面に酸化クロムの皮膜を形成するためである。しかし、露光装置の各部においてオゾン等による酸化を受ける部位が存在するならば、必要に応じて、ステンレス鋼であっても前述の酸化防止コーティング処理を施すことが好ましい。
【0025】
図2は、本発明の第2実施例に係る露光装置の内部構成の一部を拡大して示す図である。
図2には、図1とほぼ同様の真空チャンバー1や鏡筒15、反射鏡16、保持金具17、アッシング機構19が示されている。鏡筒15内の保持金具17には、反射鏡16の電圧調整用電気配線や微調駆動用ピエゾ素子の配線、光量モニターあるいは冷却用ペルチェ素子等が組み込まれている。反射鏡16・保持金具17と真空チャンバー1間には、それらの機器の配線23が引かれている。この配線23は、保護管24内に収納されている。この保護管24は、例えばステンレス鋼製等の耐酸化性を有する素材からなる。保護管24は、配線23がアッシング機構19からのオゾン等でダメージを受ける可能性のある部位にわたって設けられている。なお、保護管24は、柔軟性が必要な箇所では酸化防止処理を施した樹脂製(テフロンやデルリン(登録商標)等)でもよい。
【0026】
配線23の外皮は、アウトガスの発生の少ない樹脂製であるが、オゾン等により損傷を受ける可能性を有するものもある。図2の実施例では、配線23が保護管24により覆われているので、配線23の外皮がオゾン等によりダメージを受けることなく保護される。
【0027】
図3は、本発明の第3実施例に係る露光装置の内部構成の一部を拡大して示す図である。
図3には、図1とほぼ同様の真空チャンバー1や鏡筒14、アッシング機構19が示されている。鏡筒14内には、フォトダイオード等のセンサー33(EUV光量モニター)が設置されている。同センサー33は、ケース34内に収容されている。このケース34には、開閉式の可動カバー35が設けられている。これらケース34及びカバー35は、酸化防止処理を施した金属製あるいは樹脂製からなる。なお、センサー33には、図2を用いて前述したものと同様の配線(ケーブル)23や保護管24が繋がっている。
【0028】
このようなセンサー33の表面に直接的に酸化防止コーティングを施すと、センサー33がEUV光を検出できなくなるおそれがある。図3に示す本実施の形態では、センサー33を収容しているケース34の可動カバー35を以下のように動かす。すなわち、露光装置の露光時(アッシング機構19の停止時)には、可動カバー35を開いてセンサー33でセンシングを行なう。一方、露光装置の非露光時にアッシング機構19でアッシングを行なう際には、可動カバー35を閉じ、センサー33をケース34内の閉空間に収容する。これにより、非アッシング時には正常にセンサー33を稼動でき、アッシング中にはケース34内でセンサー33を保護できる。
【0029】
このように、図1〜図3の各実施例では、アッシング機構19でコンタミネーションの除去を行なう際に、オゾン等の反応性ガスの影響で露光装置内の各部が酸化されて、性能が劣化したり使用不能となったりする可能性が低減される。このような反応性ガスによる腐蝕を防ぐ処置(コーティング処理や保護機能の付加)は、露光装置内の複数箇所に複数種類のものを適用することができる。
【0030】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、in−situクリーニングに用いる反応性ガスによる露光装置各部の腐蝕を防止し得る露光装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るEUV露光装置の全体構成を示す図である。
【図2】本発明の第2実施例に係る露光装置の内部構成の一部を拡大して示す図である。
【図3】本発明の第3実施例に係る露光装置の内部構成の一部を拡大して示す図である。
【符号の説明】
M マスク W ウェハ
1 真空チャンバー 2 真空ポンプ
11 ベースプレート
12 構造体(露光装置フレーム) 12a 天井プレート
12b 中間プレート 12c 開口
13 マスクステージ装置 14 照明光学系鏡筒
15 投影光学系鏡筒 16 反射鏡
17 保持金具 18 ウェハステージ装置
19 アッシング機構
23 配線 24 保護管
33 センサー(EUV光量モニター) 34 ケース
35 可動カバー

Claims (4)

  1. エネルギ線を選択的に感応基板上に照射してパターン形成する露光装置であって、
    露光装置内の各部に付着したコンタミネーションをアッシング除去する反応性ガスを露光装置内に送るアッシング機構を備え、
    露光装置内の各部に、前記反応性ガスによる腐蝕を防止する処置が施されていることを特徴とする露光装置。
  2. 前記アッシング機構が、オゾン等の強い酸化性ガスを露光装置内に送るものであって、
    露光装置内の鏡筒、ミラー・レンズ保持機構、ベースプレート等を構成するインバー等の、耐酸化性ではない部材の表面に酸化防止コーティングが施されていることを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  3. 前記露光装置内の各部に繋がる配線が、耐酸化性樹脂製のもの、あるいは、表面に酸化防止コーティングが施されたもの、保護管に収納されたものであることを特徴とする請求項1又は2記載の露光装置。
  4. 前記エネルギ線等を検出するセンサーをさらに備え、
    該センサーに開閉式の保護カバーが付設されていることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の露光装置。
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