JP2004183931A - 透明な球形氷製造容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】製氷時には第1製氷室に空気が侵入しないように上下側容器を気密に結合でき、製氷後は第1製氷室内に結氷された球形氷が短時間に取り出すことが可能な透明な球形氷製造容器を実現する。
【解決手段】空気層51を有するカップ体5a内の上部に、下側容器4と上側容器3の組合せからなる第1製氷室W1を配置し、該第1製氷室W1の下方、該空気層51で囲まれる位置に第2製氷室W2を形成し、前記下側容器4の上端内周には凹部41を、上端側面には外周にネジ46を設けた口筒部45を設け、上側容器3には、フランジ44の角部で下方に押圧したとき内側容器3の係止片32を持上げる係合解除体3aを一体に設け、口筒部45には押え蓋2を螺合させて嵌着する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般の家庭で使用されている家庭用冷蔵庫の冷凍室や業務用冷蔵庫の冷凍室に一定時間収容して製氷可能な気泡のない透明な球形氷製造容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
非特許文献1の球形氷の製造容器は、図9、図10のように、有底円筒状の外カップ6の内側側壁と底面に間隙を介して有底円筒状の内カップ5を配置して形成される空気層51を備えたカップ体5aと、該カップ体5a内の上部に、内部を半球形に形成し、底部に複数の連通孔4aを設けた下側容器4と、同じく内部を半球形に形成し、頂部中心に空気穴31を設けた上側容器3との組合せからなる、球形氷を製氷する第1製氷室W1を配置し、該第1製氷室W1の下方で該空気層51位置付近に第2製氷室W2を形成し、上下側容器3、4の連結部bは、第1製氷室W1における水の結氷の際の膨張に耐えることができるようにすること、該製氷室W1に空気が侵入しないようにするためにアンダカットに形成して気密性を保持している。
製氷後において第1製氷室W1内の球形氷Kを取出す場合は、上側容器3のハネaを一定角度回動してロックを解除させた後、該ハネaを持って上側容器3を持上げて外し、球形氷Kを取り出すものである。この場合、第2製氷室W2には気泡を含んだ捨て氷が結氷される。
次に、特許文献1は、上蓋と製氷内皿で形成される、透明氷を製氷する第1製氷室と、該第1製氷室の下側には断熱材と空気層を配置した第2製氷室を形成し、連通孔を通して第2製氷室に空気を押出し、第2製氷室で気泡を含んだ捨て氷を造る製造容器である。
【0003】
【非特許文献1】
SUNTORY WHISKY 善/透明まんまる氷製造容器Q&A、[平成14年11月1日検索]、インターネット<URL:http://www.suntory.co.jp/whisky/zen/saijiki/manmaru/qanda2/q_6h_eject.html>
【特許文献1】
特開2002−156173号公報(第2頁、図1、3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記、従来技術の非特許文献1は、上側容器3と下側容器4の連結部bはアンダカット結合とし、球形氷が固体化して膨張する際に上下側容器3、4から空気が入らないように緊密に嵌合する構成としている。ところが、製氷後に球形氷を取出す場合は、上側容器3と下側容器4の連結部bはアンダカットで気密に組み付いていること、連結部の隙間に侵入した水が凍結すること等のため分離が困難となる。分離が困難となることにより、何度も水を懸けたり、数分間放置したりするため、手間と時間を要すると共に、かなりの力を要するという問題点がある。
本発明は、上述した問題点に鑑みて創案されたもので、製氷時には第1製氷室に空気が侵入しないように上下側容器を気密に結合でき、製氷後は第1製氷室内に結氷された球形氷が短時間に取り出すことが可能な、透明な球形氷製造容器の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記、従来技術の課題を解決するための手投として、請求項1の発明に係る透明な球形氷製造容器は、
有底円筒状の外カップの内側側壁と底面に、間隙を介して有底円筒状の内カップを配置して空気層を形成し、該内カップの上端に外鍔部を介して上部に外筒部を立設したカップ体と、該カップ体内の上部には、内部を半球形に形成し、底部に複数の連通孔を設けた下側容器と、内部を半球形に形成し、頂部に空気穴を設けた上側容器との組合せからなる、球形氷を製氷する第1製氷室を配置し、該第1製氷室の下方で該空気層で囲まれる位置に第2製氷室を形成する球形氷製造容器において、
前記下側容器は外周にネジを設けた口筒部を有し、前記上側容器は押圧させて係止片を引上げる係合解除体を有し、該口筒部に押え蓋を螺合することを特徴としている。
【0006】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の、下側容器は、上端内周には凹部を設け、上端外周面には外鍔部に載置される載置部を設け、該載置部の外端部に外筒部の内側に内装される内筒を連設し、さらにその上端にフランジを介して外周にネジを設けた口筒部を立設したことを特徴としている。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の、上側容器は、下端に凹部に嵌着可能な係止片を周設し、下端外側面には載置部上に載置される突片を介して、フランジの角部をテーパー面に沿って押圧させて係止片を引上げる、上端に支持片を設けた係合解除体を配置したことを特徴としている。
【0007】
請求項4に係る発明は、請求項1、又は3に記載の、上側容器の空気穴に対応する小穴を設け、閉蓋時支持片に当接可能な天板を形成した、螺子筒を有する押え蓋を口筒部に螺合することを特徴としている。
【0008】
通常の冷凍庫の冷凍室においては冷気は上から送り込まれ、結氷は上から下へ順次進行して行く。製造容器をセット後冷凍庫に入れると、空気層の作用により冷凍庫の冷気は第2製氷室へ直接送りこまれない構造である。従って、結氷は第1製氷室の上部より開始し、順次下方へと進行して行く。結氷の際に水は体積が膨張し、水中の気泡は結氷に伴って連通孔を通過して第2製氷室に押し出され、最終的には第2製氷室のほぼ中央で気泡を含んだ水が結氷する。
【0009】
また、請求項5に係る発明の透明な球形氷製造容器は、
有底円筒状の外カップの内側側壁と底面に、間隙を介して有底円筒状の内カップを配置して空気層を形成したカップ体と、該カップ体内の上部には、内部を半球形に形成し、底部に複数の連通孔を設けた下側容器と、内部を半球形に形成し、頂部に空気穴を設けた上側容器との組合せからなる、球形氷を製氷する第1製氷室を配置し、該第1製氷室の下方で該空気層位置付近に第2製氷室を形成する球形氷製造容器において、
前記カップ体は、外カップの上端に上側容器の頂部よりやや高い外筒を延設し、内カップの内壁上部には凹部を設け、
前記下側容器には、上端内周に凹部を設け、下部には凹部に嵌着する円筒状台座を設け、外側面には外鍔部に載置される載置部を介して外周面にネジを設けた口筒部を立設し、
前記上側容器には、下端に凹部に嵌着する係止片を設け、外側面には載置部に上載する載置部を介して、口筒部の上部を断面コ字状に囲みネジに螺合するネジを内壁面に設けた蓋部を設け、該蓋部の上端に回転部を設けたことを特徴としている。
請求項5の製氷工程は請求項1の場合と同様である。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1から図8は本発明に関するもので、第1実施例を図1〜図5により説明する。
第1実施例の製造容器1は合成樹脂で製作され、カップ体5aと、このカップ体5a内部に組み付けられて透明の球形氷を製氷する第1製氷室W1を形成する上下側容器3、4と、押え蓋2とから概略構成されている。
カップ体5aは、有底円筒状の外カップ6の内側側壁と底面に、所定隙間を介して有底円筒状の内カップ5を配置して空気層51が形成されている。
また、該内カップ5の上端には、外鍔部54を介して上部に、例えば外カップ6とほぼ同径の外筒部53が立設され、該外鍔部54の外端下面には係止片52を垂下設して、内カップ5の胴部部分に外カップ6が外嵌可能にされている。
カップ体5a内の上部には、内部を半球形に形成し、底部には第1製氷室W1内で製氷される球形氷が固体化して膨張して行く際の水の脱げ路となる複数の連通孔4aを設けた下側容器4と、内部を半球形に形成し、頂部には空気抜きと第1製氷室W1内の余分な水の押出しを行う空気穴31を設けた上側容器3との組合せからなる、球形氷を製氷する第1製氷室W1を配置し、該第1製氷室W1の下方で該空気層51で囲まれる位置に第2製氷室W2を形成する球形氷製造容器に関するものである。
下側容器4は、上端内周には凹部41を、上端外周面には外鍔部54に載置される載置部42を設け、該載置部42の外端部に外筒部53の内側に内装される内筒部43が連設されている。さらに、その上端にはフランジ44を介して外周にネジ46を刻設した口筒部45が立設されている。
上側容器3は、下端内周に凹部41に嵌着可能な係止片32を周設し、下端外側面には載置部42上に載置される突片34を介して、フランジ44の角部47をテーパー面35に沿って押圧させて係止片32を引上げる、上端に支持片36を設けた係合解除体3aが配置されている。
また、押え蓋2は、上側容器3の空気穴31に対応する小穴22を設け、さらに閉蓋時支持片36に当接可能な天板25を形成した螺子筒21を有し、この押え蓋2は内筒部45に密に嵌着可能に構成されている。
上側容器3の頂部上面に該空気穴31を囲む円形凸部33を設けた場合は、円形凸部33に嵌着可能な円形凹部23を設けてもよい。
【0011】
第1実施例における製造容器1で製氷を行う場合は、カップ体5aの上部所定位置に下側容器4をセットした後、カップ体5a内に水を一杯収容する。その後、下側容器4の凹部41に上側容器3の係止片32を嵌着させて下側容器4に上側容器3を密に嵌着させる。次に、上側容器3の円形凸部33に円形凹部23を嵌め空気穴31に小穴22を配置し、天板25に支持片36を当接させた状態で押え蓋2を口筒部45に螺合させて閉蓋する。
製氷工程は、製造容器1を冷蔵庫の冷凍庫内に収納すると、空気層51の作用により、冷凍庫内の冷気は第1製氷室W1へ流れ、結氷は第1製氷室W1の上部より開始し、順次下方へと進行してゆく。結氷の際に水は体積が膨張し、水中の気泡は結氷に伴って連通孔4aを通過して第2製氷室W2に押し出され、最終的には第2製氷室W2のほぼ中央で気泡を含んだ水が白濁した状態で結氷する。そして、第1製氷室W1には気泡Cのない透明な球形氷が造られ、第2製氷室W2には気泡を含んだ捨て氷が造られる(図9参照)。
【0012】
他方、製氷後の球形氷を第1製氷室W1から取出す場合は、蓋2を逆転してネジ結合を解除させて取外した後、図5のように、内筒部43を押圧してフランジ44の角部47でテーパー面35を下方までスライドさせると、上側容器3の係止片32は引上げられて下側容器4の凹部41から外れる。その後、上側容器3をキャップ体5a内から取り出し、第1製氷室W1内で製氷された球形氷を下側容器4から取出す。
【0013】
次に、本発明の第2実施例を図6〜図8により説明する。
第2実施例の発明の製造容器1は合成樹脂製のカップ体5aとこの内部に配置される螺子結合で結合する合成樹脂製の上下側容器3、4、とから構成されている。
この製造容器1は、有底円筒状の外カップ6の内側側壁と底面に、間隙を介して有底円筒状の内カップ5を配置して空気層51を形成したカップ体5aと、該カップ体5a内の上部には、内部を半球形に形成し、底部に複数の連通孔4aを設けた下側容器4と、内部を半球形に形成し、頂部に空気穴31を設けた上側容器3との組合せからなる、球形氷を製氷する第1製氷室W1を配置し、該第1製氷室W1の下方で該空気層51位置付近に第2製氷室W2を形成するものである。
カップ体5aは、外カップ6の上端に上側容器3の頂部よりやや高い外筒56を延設し、内カップ5の内壁上部には凹部55が設けられている。
下側容器4は、上端内周に凹部41を、下部には凹部55に嵌着する円筒状台座48を設け、外側面には外鍔部54に載置される載置部42を介して外周面にネジ43を設けた口筒部45が立設されている。
台座48の外周面にはローレット49が刻設され、このローレット49は上側容器3をねじ込むときの空回りを防止するものである。
上側容器3は、下端に凹部41に嵌着可能な係止片32を設け、外側面には載置部42に上載する載置部34aを介して、口筒部45の上部を断面コ字状に囲みネジ43に螺合するネジ39を内壁面に設けた蓋部37が形成されている。また、蓋部37の上端には、外周面にローレット38aを刻設した回転部38が一体に設けられている。
図8におけるS1の矢印方向は上側容器3の回転部38の回転方向を示し、S2の矢印方向は下側容器4の台座48の回転方向を示している。
【0014】
第2実施例の製造容器で製氷する場合は、カップ体5a内の上部に下側容器4をセットし、該カップ体5a内に水を一杯収容する。水が一杯になった後上側容器3上端の回転部38を持って回転し、口筒部45のネジ43を蓋部37の螺子39に螺合させて締め付ける。
第2実施例による透明な球形氷の製氷工程は第1実施例の場合と同様であるので省略する。第2実施例の場合も第1製氷室W1には気泡Cのない透明な球形氷が製氷され、第2製氷室W2には気泡を含んだ捨て氷が造られる。
他方、第1製氷室W1から製氷した球形氷を取出す場合は、回転部38を持って回転し螺合を解除させた後、上側容器3を上方に引っ張り上げて上側容器3を取り出し、下側容器4内から球形氷を取出す。
【0015】
【発明の効果】
上記構成の本発明によれば、以下の効果を奏するものである。
本発明の請求項1、2により、第1製氷室を構成する上側容器と下側容器は気密に嵌合できるため、第1製氷室での結氷の際の膨張に耐えることができ、製氷時第1製氷室には空気が浸入し球形氷に気泡ができない。従って、第1製氷室内には気泡を含まない透明な球形氷を製造することが出来る。他方、製氷後第1製氷室から球形氷を取出す際には、上側容器と下側容器の分離が容易に出来るため、透明な球形氷は短時間に取出すことが出来る。
本発明の請求項3により、係合解除体を両側から押圧することにより、上側容器は下側容器から容易に取外すことができる。従って、上側容器と下側容器の分離が容易に出来るため、透明な球形氷は短時間に取出すことが出来る。
本発明の請求項4により、押え蓋を口筒部に螺合することにより、閉蓋時においては天板に支持片が当接して上側容器と下側容器は気密状態に連結できる。また、上側容器と下側容器の分離が容易に出来るため、透明な球形氷は短時間に取出すことが出来る。
本発明の請求項5により、上側容器と下側容器は螺子螺合され気密状態に連結できる。他方、製氷後第1製氷室から球形氷を取出す際には、上側容器と下側容器の分離が容易に出来るため、透明な球形氷は短時間に取出すことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の平面図である。
【図2】本発明の第1実施例のA―A断面図である。
【図3】本発明の第1実施例の分解斜視図である。
【図4】本発明の第1実施例の押え蓋と上側容器の中央縦断面図である。
【図5】本発明の第1実施例の上側容器分離時の中央縦断面図である。
【図6】本発明の第2実施例の分解斜視図である。
【図7】本発明の第2実施例の中央縦断面図である。
【図8】本発明の第2実施例の上下側容器の一部断面図である。
【図9】従来例の製造容器の中央縦断面図である。
【図10】従来例の製造容器の平面図である。
【符号の説明】
1 製造容器
2 押え蓋
21 螺子筒
22 小穴
23 円形凹部
24 ネジ
25 天板
3 上側容器
3a 係合解除体
31 空気穴
32 係止片
33 円形凸部
34 突片
34a 載置部
35 テーパー面
36 支持片
37 蓋部
38 回転部
38a ローレット
39 ネジ
4 下側容器
4a 連通孔
41 凹部
42 載置部
43 内筒部
44 フランジ
45 口筒部
45a ネジ
46 ネジ
47 角部
48 台座
49 ローレット
5a カップ体
5 内カップ
51 空気層
52 係止片
53 外筒部
54 外鍔部
55 凹部
56 外筒
6 外カップ
W1 第1製氷室
W2 第2製氷室
K 球形氷
C 気泡

Claims (5)

  1. 有底円筒状の外カップ(6)の内側側壁と底面に、間隙を介して有底円筒状の内カップ(5)を配置して空気層(51)を形成し、該内カップ(5)の上端に外鍔部(54)を介して上部に外筒部(53)を立設したカップ体(5a)と、該カップ体(5a)内の上部には、内部を半球形に形成し、底部に複数の連通孔(4a)を設けた下側容器(4)と、内部を半球形に形成し、頂部に空気穴(31)を設けた上側容器(3)との組合せからなる、球形氷を製氷する第1製氷室(W1)を配置し、該第1製氷室(W1)の下方で該空気層(51)で囲まれる位置に第2製氷室(W2)を形成する球形氷製造容器において、
    前記下側容器(4)は外周にネジ(46)を設けた口筒部(45)を有し、前記上側容器(3)は押圧させて係止片(32)を引上げる係合解除体(3a)を有し、該口筒部(45)に押え蓋(2)を螺合することを特徴とする透明な球形氷製造容器。
  2. 下側容器(4)は、上端内周には凹部(41)を設け、上端外周面には外鍔部(54)に載置される載置部(42)を設け、該載置部(42)の外端部に外筒部(53)の内側に内装される内筒(43)を連設し、さらにその上端にフランジ(44)を介して外周にネジ(46)を設けた口筒部(45)を立設したことを特徴とする請求項1に記載の透明な球形氷製造容器。
  3. 上側容器(3)は、下端に凹部(41)に嵌着可能な係止片(32)を周設し、下端外側面には載置部(42)上に載置される突片(34)を介して、フランジ(44)の角部(47)をテーパー面(35)に沿って押圧させて係止片(32)を引上げる、上端に支持片(36)を設けた係合解除体(3a)を配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の透明な球形氷製造容器。
  4. 上側容器(3)の空気穴(31)に対応する小穴(22)を設け、閉蓋時支持片(36)に当接可能な天板(25)を形成した、螺子筒(21)を有する押え蓋(2)を口筒部(45)に螺合することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の透明な球形氷製造容器。
  5. 有底円筒状の外カップ(6)の内側側壁と底面に、間隙を介して有底円筒状の内カップ(5)を配置して空気層(51)を形成したカップ体(5a)と、該カップ体(5a)内の上部には、内部を半球形に形成し、底部に複数の連通孔(4a)を設けた下側容器(4)と、内部を半球形に形成し、頂部に空気穴(31)を設けた上側容器(3)との組合せからなる、球形氷を製氷する第1製氷室(W1)を配置し、該第1製氷室(W1)の下方で該空気層(51)位置付近に第2製氷室(W2)を形成する球形氷製造容器において、
    前記カップ体(5a)は、外カップ(6)の上端に上側容器(3)の頂部よりやや高い外筒(56)を延設し、内カップ(5)の内壁上部には凹部(55)を設け、
    前記下側容器(4)には、上端内周に凹部(41)を設け、下部には凹部(56)に嵌着する円筒状台座(48)を設け、外側面には外鍔部(54)に載置される載置部(42)を介して外周面にネジ(43)を設けた口筒部(45)を立設し、
    前記上側容器(3)には、下端に凹部(41)に嵌着する係止片(32)を設け、外側面には載置部(42)に上載する載置部(34a)を介して、口筒部(45)の上部を断面コ字状に囲みネジ(43)に螺合するネジ(39)を内壁面に設けた蓋部(37)を設け、該蓋部(37)の上端に回転部(38)を設けたことを特徴とする透明な球形氷製造容器。
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