JP2004183240A - 鋼板ウエブ橋及びその架設方法 - Google Patents

鋼板ウエブ橋及びその架設方法 Download PDF

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Abstract

【課題】桁高を低くすることができる鋼板ウエブ橋及びその架設方法を提供する。
【解決手段】鋼板ウエブ橋1は、全スパンの50〜70%の長さの中間桁10をスパンの中間部に備えている。中間桁10は、プレテンション方式で予めプレストレスを導入したコンクリート下床版20と、上端に鋼材31を長手方向に連続的に取り付けた鋼板ウエブ30と、圧縮力を付与された前記鋼材31を埋設又は半埋設するコンクリート上床版40とから構成されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鋼板ウエブ橋及びその架設方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
鋼板ウエブを用い、上下床版コンクリートにプレストレスを導入した鋼板ウエブ橋が知られている。特に波形鋼板ウエブ橋は、軽量な波形鋼板ウエブを備え、桁の重量を軽減することができると共に、上下床版コンクリートにプレストレスを導入する時にウエブがコンクリートの軸方向力を拘束しないので、上下床版へのプレストレス導入が容易であるなど、優れた特性を有する。
【0003】
波形を有する鋼板ウエブ橋は、I桁橋、箱桁橋のいずれにも用いられ、また、張出架設工法、押出架設工法その他の工法によって施工され、プレテンション方式のPC桁、ポストテンション方式のプレキャストブロック、現場打ちコンクリートブロック等で製作される。
【0004】
例えば、張出架設工法の特徴や優位性を生かし、軽量で経済的な橋梁を建設する手段として、波形鋼板ウエブ橋及び波形鋼板ウエブ桁橋の施工方法がある(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
波形鋼板ウエブを用いたプレテンション・外ケーブル併用の箱桁橋も考えられるが、桁高を抑制する手段としては適切でない。
【0006】
なお、プレキャスト桁は、搬送上の制約から、最長桁長25m程度までに限られている。
【0007】
一方、PC橋の上縁にポストコンプレッションを与え、桁高スパン比を小さくする技術として、いわゆるバイプレ方式の桁が知られている。バイプレとは、バイプレストレッシング・システム(Bi−Prestressing System)の略語で、「2つの」を意味する接頭語「Bi−」とプレストレッシング・システムとの合成語である(例えば、非特許文献1参照。)。
【0008】
この技術は、従来のポストテンション方式又はプレテンション方式と、コンクリート中のPC鋼材を圧縮定着して、コンクリートに引張りプレストレスを与えるポストコンプレッション方式を組み合わせたプレストレッシング方式である。
【0009】
PC単純桁を例に挙げてバイプレ方式の原理図を図14〜17に示した。図14(a)に示すように両端を単純支持されたコンクリート桁100は自重によリ図14(b)に示す曲げ応力を示す。図において+は圧縮応力、−は引張応力を示す。
【0010】
図15(a)に示すように、桁100にPC鋼材101によりプレストレスを導入すると、図15(b)に示す軸応力と図15(c)の曲げ応力との合計応力(図15(d))となる。これに図14(a)の自重を加えると図15(e)に示す応力となる。
【0011】
さらに、図16(a)に示すように桁の上側に圧縮PC鋼材102によりポストコンプレッションを与えると、このポストコンプレッションの応力図は図16(d)となり、図15(e)との合成により応力は図16(e)となる。
【0012】
図17(a)に示すような一様分布荷重103が掛かると、荷重による応力(図17(b))と図16(e)との合成応力は図17(c)のようになる。バイプレ方式の桁では、このように、桁上下縁部の引張応力が小さくなるので、桁高を低くすることができる。
【0013】
また、別の技術で、鋼桁の曲げ剛性を利用し、プレストレスを与えた合成桁で、桁高スパン比を小さくする技術として、プレビーム桁がある(例えば、非特許文献2参照。)。
【0014】
プレビーム桁110は、図6に示すような断面の鋼桁120とコンクリート130との合理的な合成桁である。鋼桁120は製作反りを付された組立溶接I桁で、下フランジ121にはブロックジベル124が設けられ、上フランジ123にはスタッドジベル125が設けられ、スラブコンクリート132と合成されている。鋼桁120の曲げ剛性を利用して下フランジコンクリート131にプレストレスを導入する。
【0015】
プレビーム桁の原理を図7〜13に示した。図7に示すように所定の反りを付与したI形断面の鋼桁120に、図8に示す荷重Pを載荷し、設計モーメントを包含する曲げモーメントを与える。その状態で図9に示すように下フランジコンクリート131を打設する。載荷荷重Pを開放すると、下フランジコンクリート131に圧縮力が導入され、図10に示すプレビームが完成する。このプレビーム桁110を架設して図11に示すように、ウエブ及びスラブコンクリート132を打設する。プレビーム桁110とスラブコンクリート132とが合成され、図12に示す死荷重Wdが作用するコンクリート桁となる。
【0016】
次いで図13に示すように、分布荷重p、集中荷重P等が載荷される。このプレビーム桁110は、低い桁高を選択することが可能である。
【0017】
【特許文献1】
特許第32799835号特許公報(第2−4頁)
【非特許文献1】
「バイプレ工法」(バイプレストレッシング工法協会)カタログ(第1−5頁):平成9年8月発行
【非特許文献2】
「PREBEAM」(プレビーム振興会発行)カタログ(第4−5頁):No.13,2000
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
鋼板ウエブ橋は、上述のように優れた特性を有するものであるが、桁高を低くするような技術は、従来知られていない。また、桁高を低くする技術であるバイプレ工法は桁自重が重くなる短所があり、プレビーム工法は、複雑な製作過程を有する短所を持つ。
【0019】
本発明は、鋼板ウエブ橋の利点をそのまま継承し、桁自重の軽減と省力化を可能とすると共に、桁高を低くすることができるように工夫し、桁高スパン比を1/30以下に押さえることが可能で、スパン50mにも及ぶ低桁高のI桁橋(鋼板ウエブ橋)を提供することを目的とする。また、そのような鋼板ウエブ橋の架設方法を提供することを目的とするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、次の技術手段を講じたことを特徴とする鋼板ウエブ橋を提供する。すなわち、本発明は、プレテンション方式で予めプレストレスを導入した下床版コンクリートと、上端に鋼材を長手方向に連続的に取り付けた鋼板ウエブと、圧縮力を付与された前記鋼材を埋設又は半埋設する上床版コンクリートとからなる中間桁を、スパンの中間部に備えたことを特徴とする鋼板ウエブ橋である。
【0021】
ここで鋼材とは、平鋼、丸鋼、鋼管、山形鋼、溝型鋼、H形鋼、異形鋼材、又はその他の長尺の鋼材を言い、その長手方向を鋼板ウエブの上端に、桁長方向に取り付ける。後述のようにこの鋼材は、コンクリート打設前に圧縮力を加えられるものである。また、半埋設とは鋼材の一部又は表面がコンクリートから露出した状態でコンクリート中に埋設されている状態を言う。
【0022】
このような鋼板ウエブ橋では前記中間桁が全スパンの50〜70%の長さとすると、後述の桁高を低くするのに好都合である。また、この鋼板ウエブ橋は有効適用スパンが25〜50mの橋に適用すると効果的で好適である。
【0023】
また、上記鋼板ウエブ橋の鋼板ウエブを波形鋼板とすれば軽量であると共に、ウエブ上端に取り付けた鋼材やコンクリート上床版に圧縮力やプレストレスを付与することが容易となり、好ましい。
【0024】
上記鋼板ウエブ橋は次の架設方法により製造することができる。すなわち、本発明方法は、次の(A)〜(D)工程からなることを特徴とする鋼板ウエブ橋の架設方法である。
【0025】
(A)プレテンション方式でプレストレスを導入したコンクリート下床版と、上端に鋼材を長手方向に連続的に取り付けた鋼板ウエブとからなる中間桁用部材を製作する。
【0026】
(B)前記中間桁用部材の両端を支持し、コンクリート上下床版と鋼板ウエブとからなる延長桁を中間桁用部材の両端部からそれぞれ延出施工し、次いで上床版PC鋼材の緊張を行い、中間桁の鋼板ウエブ上端の鋼材に圧縮力を付与する。
【0027】
(C)中間桁用部材の鋼材を埋設又は半埋設して上床版コンクリートを打設し、次いで、全スパンにポストテンションPC鋼材の約1/2の緊張力を導入する。
【0028】
(D)支持位置を全スパンの両端に移動し、上床版PC鋼材の緊張力を開放し、鋼板ウエブ上端の鋼材に付与された圧縮力を開放してコンクリートに引張プレストレス導入後、更にポストテンションPC鋼材の再緊張を行い、桁全体に最終緊張力を導入する。
【0029】
上記において鋼板ウエブを波形鋼板とすれば、圧縮力付与や緊張が容易となり好ましい。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して鋼板ウエブに波形鋼板を用いた本発明の実施の形態について説明する。
【0031】
本発明の鋼板ウエブ橋は、中間桁をスパンの中間部に介装し、両端に延長桁を連結し、プレテンションとポストテンションを利用して桁高の低いウエブ橋を形成したものである。中間桁はプレストレスを導入したコンクリート下床版と、上端に鋼材を長手方向に連続的に取り付けた鋼板ウエブと、前記鋼板を下部に埋設又は半埋設すると共にプレコンプレッション方式による引張プレストレスを導入するコンクリート上床版とから構成されている。
【0032】
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0033】
図1は本発明の実施例の波形鋼板ウエブ橋1の実施例を示すものであって、図の向かって右半分は桁の中間桁10の断面を示し、図の向かって左半分は中間桁10の長手方向両端に形成される延長桁50の桁端の正面図である。
【0034】
中間桁10は、下床版20とウエブ30と上床版40とから構成されている。下床版20は、プレテンションPC鋼材21を内蔵し、プレストレスを付与されている。波形鋼板ウエブの下端は下床版中に埋め込まれている。最終プレストレスを導入するポストテンション方式のPC鋼材を挿通するシース22が内蔵されている。
【0035】
ウエブ30は、波形鋼板からなり、下端を下床版中に埋設し、上端に鋼材31を長手方向に取り付けている。この鋼材31は、上床版コンクリート中に埋設又は半埋設される。半埋設とは、一部の表面が露出した態様で埋設されていることを言う。この鋼材31は、後述のように、上床版にコンクリートに引張プレストレスを導入するためのものである。鋼材の種類は問わない。
【0036】
上床版40は、上記鋼材31を埋設又は半埋設したコンクリートからなり、波形鋼板の上端と結合されている。上床版40内には、ポストテンションで鋼材31にプレストレスを付与するためのシース41が設けられている。このシース41は、中間桁の部分のみでなく、全スパンに亘って設けられている。
【0037】
図1の向かって左半分は、延長桁50の端面を示すもので、延長桁50は、下床版60、波形鋼板ウエブ70及び上床版80とから構成されている。支点横桁91に最終ポストテンションによるプレストレスを導入するPC鋼材の定着部92が固定されている。延長桁50の下床版60には、波形鋼板ウエブ70の下端が固定される。上床版80には、波形鋼板ウエブ70が挿入固定されている。上床版80中には、鋼材31に圧縮力を付与するPC鋼材を収納するシース41が設けられている。
【0038】
次に、実施例の波形鋼板ウエブ橋の架設方法について図2〜図5を参照して説明する。
【0039】
(A)工程: プレテンション方式でプレストレスを導入したコンクリート下床版と、上端に鋼材を長手方向に連続的に取り付けた波形鋼板ウエブとからなる中間桁用部材を製作する。
【0040】
図2は本発明の実施例の全スパンの橋体の側面図を示すもので、中間桁10とその両端から延出した延出桁50とから構成されている。中間桁用部材は、中間桁10を形成するための部材であって、プレテンション方式でプレストレスを導入したコンクリート下床版20と、上端に鋼材31を長手方向に連続的に取り付けた波形鋼板ウエブ30とから構成され、上床版コンクリートを打設する前の部材である。この中間桁用部材を工場で製作する。この中間桁部材は、波形鋼板の上端に溝形鋼などの鋼材を取り付けてあるので、剛性が高く、運搬が容易である。
【0041】
(B)工程: 前記中間桁用部材の両端を支持し、コンクリート上下床版と波型鋼板ウエブとからなる延長桁を中間桁用部材の両端部からそれぞれ延出施工する。
【0042】
図3に示すように、架設地点の主桁製作ヤード12で、中間桁用部材の両端を支点11で支持し、延長桁50を地盤51上で施工する。後に中間桁の上床版コンクリートを打設する時の補強のため、支間中央部に仮支点13を設けてもよい。延長桁50は中間桁用部材に結合されている。次いで上床版のPC鋼材の緊張を緊張ジャッキ52で行い、中間桁用部材両端近傍にて仮定着をすることにより中間桁用部材の鋼材31に圧縮力が付与される。この仮定着は、中間桁用部材の鋼材の端部近傍にナット(PC鋼棒)、くさび(PC鋼線)、又は溶接(PC鋼棒)等により行うとよい。
【0043】
(C)工程: 中間桁用部材の鋼材を埋設又は半埋設して上床版コンクリートを打設し、硬化後、全スパンにポストテンションPC鋼材の約1/2の緊張力を導入する。
【0044】
図4はこの工程を示すものである。中間桁用部材の上床版形成位置にコンクリートを打設する。このとき鋼材はコンクリート中に埋設または半埋設される。支間中央に支点13(図3参照)を設けたときは上床版コンクリート打設後これを撤去する。ついで、全スパンにポストテンションPC鋼材の約1/2の緊張力を導入する。
【0045】
(D)工程: 支持位置を全スパンの両端に移動し、上床版PC鋼材の緊張力を開放し、ポストテンションPC鋼材の2次緊張を行い、最終緊張力を導入する。
【0046】
図5に示すように、支点位置を全スパンの両端に移動する。上床版PC鋼材の緊張力を開放することにより、波形鋼板の上部に取り付けた鋼材31によってコンクリートに引張プレストレスを与える。最後に、全スパンのPC鋼材に、最終緊張力を導入する。
【0047】
【実施例】
スパン35mm、幅員12mの道路橋に本発明を適用した。波形鋼材ウエブの上端に取付けられ上床版中に埋設される鋼材に溝形鋼を用いた。
【0048】
主桁断面は上床版幅1100mm、桁高1150mm、下床版幅950mmのI桁となった。
【0049】
同様の条件でポストテンション桁標準断面による道路橋は設計計算によると主桁断面は上床版幅1500mm、桁高2000mmのT桁となった。
【0050】
【発明の効果】
本発明の鋼板ウエブ橋は以上のように構成されているので、鋼板ウエブを用いた軽量な橋梁であり、バイプレ工法やプレビーム工法に比べて、死荷重を約30%の低減することができ、耐震性にも優れ、下部工のコストを低減することも可能である。また、桁高スパン比を1/30に押えることができるという優れた効果を奏する。
【0051】
本発明の鋼板ウエブ橋は、上記本発明方法によって、簡易に合理的に施工することができ、本発明は極めて有用であり、寄与するところが大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の支間中央桁断面及び桁端部正面図である。
【図2】実施例の施工工程図である。
【図3】実施例の施工工程図である。
【図4】実施例の施工工程図である。
【図5】実施例の施工工程図である。
【図6】プレビーム桁の原理説明図である。
【図7】プレビーム桁の原理説明図である。
【図8】プレビーム桁の原理説明図である。
【図9】プレビーム桁の原理説明図である。
【図10】プレビーム桁の原理説明図である。
【図11】プレビーム桁の原理説明図である。
【図12】プレビーム桁の原理説明図である。
【図13】プレビーム桁の原理説明図である。
【図14】バイプレ方式の原理説明図である。
【図15】バイプレ方式の原理説明図である。
【図16】バイプレ方式の原理説明図である。
【図17】バイプレ方式の原理説明図である。
【符号の説明】
1 波形鋼板ウエブ橋
10 中間桁
11 支点
12 ヤード
13 仮支点
20 下床版
21 PC鋼材
22 シース
30 ウエブ
31 鋼材
40 上床版
41 シース
50 延長桁
51 地盤
52 緊張ジャッキ
53 PC鋼材
60 下床版
70 波形鋼板ウエブ
80 上床版
91 支点横桁
92 定着部
100 桁
101 PC鋼材
102 圧縮PC鋼材
103 荷重
110 プレビーム桁
120 鋼桁
121 下フランジ
123 上フランジ
124 ブロックジベル
125 スタッドジベル
130 コンクリート
131 下フランジコンクリート
132 スラブコンクリート

Claims (6)

  1. プレテンション方式で予めプレストレスを導入したコンクリート下床版と、上端に鋼材を長手方向に連続的に取り付けた鋼板ウエブと、圧縮力を付与された前記鋼材を埋設又は半埋設するコンクリート上床版とからなる中間桁を、スパンの中間部に備えたことを特徴とする鋼板ウエブ橋。
  2. 前記中間桁が全スパンの50〜70%の長さであることを特徴とする請求項1記載の鋼板ウエブ橋。
  3. 有効適用スパンが25〜50mであることを特徴とする請求項1又は2記載の鋼板ウエブ橋。
  4. 前記鋼板ウエブが波形鋼板であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の鋼板ウエブ橋。
  5. 次の(A)〜(D)工程からなることを特徴とする鋼板ウエブ橋の架設方法。
    (A)プレテンション方式でプレストレスを導入したコンクリート下床版と、上端に鋼材を長手方向に連続的に取り付けた鋼板ウエブとからなる中間桁用部材を製作する。
    (B)前記中間桁用部材の両端を支持し、コンクリート上下床版と波型鋼板ウエブとからなる延長桁を中間桁用部材の両端部からそれぞれ延出施工し、次いで上床版PC鋼材の緊張を行い、中間桁の鋼板ウエブ上端の鋼材に圧縮力を付与する。
    (C)中間桁用部材の鋼材を埋設又は半埋設して上床版コンクリートを打設し、次いで、全スパンにポストテンションPC鋼材の約1/2の緊張力を導入する。
    (D)支持位置を全スパンの両端に移動し、上床版PC鋼材の緊張力を開放し、鋼板ウエブ上端の鋼材に付与された圧縮力を開放してコンクリートに引張プレストレス導入後、更にポストテンションPC鋼材の再緊張を行い、桁全体に最終緊張力を導入する。
  6. 前記鋼板ウエブが波形鋼板であることを特徴とする請求項5記載の鋼板ウエブ橋の架設方法。
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