JP2004182160A - 自動車搭載用シートカバー装置 - Google Patents
自動車搭載用シートカバー装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004182160A JP2004182160A JP2002353862A JP2002353862A JP2004182160A JP 2004182160 A JP2004182160 A JP 2004182160A JP 2002353862 A JP2002353862 A JP 2002353862A JP 2002353862 A JP2002353862 A JP 2002353862A JP 2004182160 A JP2004182160 A JP 2004182160A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- seat cover
- cover device
- sheet
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J11/00—Removable external protective coverings specially adapted for vehicles or parts of vehicles, e.g. parking covers
- B60J11/02—Covers wound on rollers
Abstract
【課題】自動車にシートカバーを簡便に容易にかぶせることが出来、車体に積載又は車体の一部に取り付け可能な自動車搭載用シートカバー装置を提供する。
【解決手段】シート2と、該シート2をロール巻きするローラー3と、該ローラー3を保持する保持具4とを少なくとも具備してなるシートカバー装置1である。シートカバー装置1は自動車の所定個所に着脱自在に取り付けられるようになっている。
【選択図】 図2
【解決手段】シート2と、該シート2をロール巻きするローラー3と、該ローラー3を保持する保持具4とを少なくとも具備してなるシートカバー装置1である。シートカバー装置1は自動車の所定個所に着脱自在に取り付けられるようになっている。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に搭載されて、車体に樹脂製などのシートカバーを簡便に容易にかぶせることの出来る自動車搭載用シートカバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用のシートカバーは、自動車とは別体であって、必要に応じ、その都度シートカバーを自動車とは離れた保管場所から取り出し自動車に被せ、あるいは取り外して保管場所に運んでいた。シートカバーはかさばり、かつ防水加工された布製のものが多く、かなり重く、車体へ被せる作業、及び取り外す作業、折畳んで保管場所に戻す作業などは容易ではなく、手間がかかり、わずらわしい作業であった。このため、シートカバーを保有していない人が大多数である。
【0003】従って、屋外で洗車し、ワックスがけをした直後に突然の雨が降るとシートカバーをかぶせることが出来ず、車が汚れるとの問題を生じていた。シートカバーを保有していても、時間的に間に合わない場合や作業が大変であるとの問題があった。又、屋外に駐車する車においては、雨や埃に起因する汚れの他、鳥の糞による汚れが発生しやすく、ひどい場合には窓ガラスが鳥の糞で視界が悪影響され、運転に支障をきたす場合もあった。更に、冬においてはフロントガラスなどに凍りついた霜や雪が付着し、取り除くのに大変な作業を必要としていた。又、直ぐに車を発車できないとの問題もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、自動車にシートカバーを簡便に容易にかぶせることが出来、車体に積載又は車体の一部に取り付け可能な自動車搭載用シートカバー装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明によれば、シートと、該シートをロール巻きするローラーと、該ローラーを保持する保持具とを少なくとも具備してなるシートカバー装置であって、該シートカバー装置は自動車の所定個所に着脱自在に取り付けられるようになっていることを特徴とする自動車搭載用シートカバー装置が提供される。
【0006】本発明においては、前記シートとして樹脂製のものが好ましく、樹脂製のシートは包装用ラップフィルムであることが好ましい。又、前記樹脂製のシートが自動車の車体寸法に合わせて開閉自在に折畳まれた樹脂製シートカバーであることが好ましい。更に、前記樹脂製シートが前記ローラーと複数本の薄いテープ状の引き込みリードで接続されていることが好ましい。更に又、前記ローラーを保持する保持具に車体の一部に取着する金具が設けられていることが好ましい。
【0007】また、本発明によれば、折畳み用ローラーと支持アームからなり、該折畳み用ローラーによりシートを自動車の車体寸法に合わせて開閉自在に折畳む折畳みユニットと、前記折畳みユニットにより折畳まれたシートを巻き取るローラーと、前記巻き取り駆動装置を収納する容器と、を少なくとも具備してなるシートカバー装置であって、該シートカバー装置は自動車の所定個所に着脱自在に取り付けられるようになっていることを特徴とする自動車搭載用シートカバー装置、が提供される。
この自動車搭載用シートカバー装置においては、2枚の板と、該2枚の板の間隔を狭めてシートを挟み込むための締め付け用金具とから構成されるシート挟み込み治具が、前記容器の開口部に取り付けられていることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について説明するが、本発明は以下に示す実施の形態に限定されるものではないことは明らかであろう。
【0009】図1は、本発明の第1の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置を自動車のトランクに収納したケースを示す説明図である。本発明の自動車搭載用シートカバー装置1は、図2に示すような、開閉自在に折畳まれた樹脂製シート2と、そのシート2をロール巻きにしたローラー3と、そのローラー3を保持するローラーステー(支柱)4aと基台4bとからなる保持具4とから構成されており、シートカバー装置1は自動車車体28のトランク26aの内部に着脱自在に取り付けられるようになっている。
【0010】図3は、保持具4にカバー容器5を被せた状態の斜視図を示す。カバー容器5の上面には開閉自在に折畳まれた樹脂製シート2を引き出すスリット状の開口部6が設けられている。なお、シート2としては樹脂製が好ましいが、これには限定されない。例えば、シート2として、弾力性のあるゴム材質のものや、防水加工を施した布材のごとき材質のものを用いることができる。
【0011】次に、本発明の自動車搭載用シートカバー装置1を用いて自動車にシート2を被せる手順について説明する。
図4に示すとおり、トランク蓋26を開け、カバー容器5の開口部6から折畳まれた樹脂製シート2を図5に示すように引き出す。ここで、樹脂製シート2は、予め車体28の寸法に対応して裁断された例えばビニルシートを折畳み、ローラー3に巻き込まれたものである。樹脂製シート2を更に引き出して、図6に示すごとく、車体28の天井部で折畳まれた樹脂製シート2の長手方向の折畳み部を広げ、トランク蓋26を閉める。
【0012】次に、図7に示すように、車体28の先端まで充分に樹脂製シート2が届いていることを確認する。次いで図8に示す通り、長手方向の前後端部の未展開部2a,2aを広げ、次いで、横方向の折畳み部2b、2bを広げ、図10及び図11に示すように車体28の全体を覆う。
【0013】なお、図9に示す通り、折畳まれた樹脂製シート2とローラー3は2本の引き込みリード7により接続されており、トランク蓋26を閉めてトランクロックすることが可能である。
【0014】引き込みリード7はトランクロック部8から離れた両サイドにあってかつ肉薄のテープ状であり、トランク蓋26を閉めてもトランク蓋26と車体28の間に介在できるほどの平らな薄さであることによる。シート2をシートカバーとして使用した後はシート2を折畳み、引き込みリード7と共にローラー3に巻き込むことが出来る。ローラー3によるシート2の巻き取りは手動でも良いが、モータやばね式による巻き取り駆動部を設けて巻き取ることも出来る。
【0015】樹脂製シート2としては、食器等を包装する包装用ラップフィルムが好ましい。樹脂製シート2として包装用ラップフィルムを用いた場合は、シートが薄くて軽く柔軟であり、広げて車体に被せる際、車体の形状に良く追従し、車体表面全体に良くフィットするからである。又、安価であり、使い捨ても可能である。
【0016】包装用ラップフィルムはポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、塩化ビニル樹脂などが用いられるが、生物分解樹脂シート等を用いることも使い捨ての際に好ましい。
樹脂製シート2を車体28に被せる際、シート2の周縁部9を、図11に示す通りゴム又はマジックテープにより長さ調節をし、シート2を車体28に良くフィットさせることが好ましい。
【0017】引き込みリード7に脱着治具(図示しない)を設けることにより、樹脂製シート2との接合又は取り外しを容易にし、多数回使用後の樹脂製シート2の交換を容易にすることが好ましい。
【0018】又、使い捨ての場合は、樹脂製シート2としてラップ状のフィルムを用い、引き込みリード7を介在せず直接ローラー3に巻き込み、所定の長さを引き出し、切断し、トランク蓋26を閉め、シート2の端部を磁石等の止め具で車体28に取着して、車体28をシートカバーすることも可能である。この場合、ラップ状のフィルムは折畳まれたものであっても良く、又、折畳まれていない平らなシートであっても良い。
【0019】以上説明したとおり、本発明に係るシートカバー装置の第1の実施形態の特徴は、自動車に、必要時に、簡単に、短時間で、容易にシートカバーできる点にある。トランクに収容して使用することができ、この場合、トランクロックをしてシートカバーすることができる。又、シートカバーの使い捨ても可能である。
【0020】次に、本発明の第2の実施形態として、本発明の自動車搭載用シートカバー装置1をバンパー27に収納する実施形態について説明する。
図12に示すように、自動車搭載用シートカバー装置1の構成自体は第1の実施形態と同一である。但し、保持具4にはバンパー27に取り付ける取着治具(図示を省略する。)が設けられている点、及び、樹脂製シート2の引き出し、巻き込みは横方向であって、カバー容器5のスリット状開口部6が側面に設けられている点で異なる。更に、図13に示す通り、車体28のバンパー27の一部が樹脂製シートを引き出す取手10となっている点で異なる。
【0021】図14に示すように、取手10により折畳まれた樹脂製シート2を引き出し、更に図15に示すごとき状態、即ち車体28の先端まで引き出し、取手10を車体28の前側のバンパー27bの一部に対応して設けられた受け部11にはめ込む。なお、27aは車体28の後側バンパーを示す。そして、折畳まれた樹脂製シート2の長手方向の折畳みの残部2a,2aを各々広げ、次いで横方向の折畳み部2b,2bを広げて、図16に示すように車体28の全体を覆うようにする。
【0022】以上説明したとおり、本発明に係る自動車搭載用シートカバー装置の第2の実施形態の特徴として、自動車に、必要時に、簡単に、短時間で、容易にシートカバーできる点は第1の実施形態と同じである。第2の実施形態においては、シートカバー装置をバンパーに収容して使用することができ、この場合、バンパーの一部をシートの引き出し取手とし、シートの引き出しを容易にし、かつ、他方のバンパーに設けた受け部にはめ込み、シートがけ及びシートの固定を容易にすることができる。又、シートカバーの使い捨ても可能である。
【0023】次に、本発明の第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置について説明する。図17及び図18に示す通り、本発明の第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置15は自動車後部のバンパー27aに取り付けられる。なお、図17は本発明の第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置15を正面から見た断面図であり、図18は上方から見た断面図である。
【0024】本発明の第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置15は、図17及び図18に示す通り、シート2と、シート2を折り畳む折畳みユニット14と、該折畳みユニット14により折畳まれたシート2を巻き取る巻き取り駆動装置12と、該巻き取り駆動装置12を収納する容器29とを具備する。シート2は、自動車の車体寸法に合わせて折畳むことが可能に構成されており、また、折畳みユニット14は、折畳みユニット用ローラー16と支持アーム17からなり、該折畳みユニット用ローラー16によりシート2を自動車の車体寸法に合わせて開閉自在に折畳む。そして、折畳みユニット14により折畳まれたシート2は、巻き取り駆動装置12により巻き取られる。なお、29は巻き取り駆動装置12を収納する容器である。
【0025】上記したように、本発明の第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置の特徴は、使用後のシートカバー2を巻き戻すことが容易にできる機能が折畳みユニット14として付加されている点にある。
巻き取り駆動装置12は、一般に市販されている折畳みユニット用ローラー16にシート2を巻き取る装置であって、例えばOHPスクリーンなどに利用されているものを用いることが出来る。シート挟み込み治具13は、2枚の板13a,13aと、この2枚の板13a,13aを締め付けてシート2を挟み込むためのボルト又はばね(図示を省略)で構成されている。
【0026】次に、本発明の第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置15を自動車後部のバンパー27aに取り付ける態様について説明する。
図19に示すように、自動車搭載用シートカバー装置15は、自動車後部のバンパー27aに、固定ボルト18と押板19により予め取り付けられた断面U字状の固定ステー20にスライド金具21と固定ボルト22とからなる取着治具23により取り付けられる。従って、第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置15は、固定ステー20を介して自動車後部のバンパー27aに取着される。
【0027】シート挟み込み治具13は、折畳まれたシート2を挟み込む2枚の板13a,13aとその2枚の板13a、13aを締め付ける締め付け用の金具(図示せず)、例えばボルト又はばねで構成されているから、シート2の脱着が容易にできる。又、固定ステー20にスライド金具21と固定ボルト22とからなる取着治具23により取り付ける方法であるから、自動車搭載用シートカバー装置15の取り着け作業は容易に短時間で出来る。
【0028】本発明の第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置15を用いて自動車にシートカバーを被せる手順について説明する。
図20に示す通り、自動車後部のバンパー27aに取り付けられた自動車搭載用シートカバー装置15から折畳まれた樹脂製シート2を引き出し、図21に示すように、自動車の最前部まで引き出した後、横方向(車の幅方向)に折畳み部を左右に広げ、図22及び図23に示すように自動車車体28の全体を覆う。ここで、引き出されたシート2は、図24に示す通り、車体28の前部に予め取り付けたフック24にバー25を引っ掛けて固定する。
【0029】本発明の自動車搭載用シートカバー装置1,15は、図25に示す通り、車体28天井部のキャリヤ30に取り付けることも可能である。又、図26に示す通り、自動車のシートカバー用のみでなく、タープとしても利用可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動車搭載用シートカバー装置によれば、自動車に、必要時に、簡単に、短時間で、容易にシートカバーでき、そのことにより、雨や埃あるいは鳥の糞などに起因する車の汚れを防止でき、あるいは、フロントガラスの霜などの付着も防止できるとの格別の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置を自動車のトランクに積載した例を示す説明図である。
【図2】本発明の第1の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置の一例を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置の他の例を示す斜視図である。
【図4】自動車のトランクを開け、本発明の第1の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置から樹脂製シートを引き出す状態を示す説明図である。
【図5】本発明の第1の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置から折畳まれた樹脂製シートを引き出す状態を示す部分説明図である。
【図6】本発明の第1の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置から引き出された樹脂製シートを示す説明図である。
【図7】自動車搭載用シートカバー装置から引き出された樹脂製シートを長手方向に展開した途中の状態を示す説明図である。
【図8】図7の状態から更に長手方向および幅方向にシートの折畳み部を展開した状態を示す説明図である。
【図9】自動車のトランク蓋を閉めた際、引き込みリードとトランクロック部との位置関係を示す説明図である。
【図10】本発明の自動車搭載用シートカバー装置により自動車に被せられたシートカバーの状態を示す説明図である。
【図11】本発明の自動車搭載用シートカバー装置によりシートが自動車に被せられた状態を示す説明図である。
【図12】本発明の自動車搭載用シートカバー装置を自動車の後部バンパーに取り付ける実施態様を示す説明図である。
【図13】自動車の後部バンパーに取り付けられた自動車搭載用シートカバー装置から樹脂製シートを引き出す際の取手がバンパーに設けられている状態を示す説明図である。
【図14】自動車の後部バンパーに取り付けられた自動車搭載用シートカバー装置から樹脂製シートを引き出す状態を示す説明図である。
【図15】本発明の自動車搭載用シートカバー装置から引き出されたシートを自動車に被せる途中の状態を示す説明図である。
【図16】自動車の後部バンパーに取り付けられた本発明の自動車搭載用シートカバー装置により自動車にシートを完全に被せた状態を示す説明図である。
【図17】本発明の第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置を説明する正面図である。
【図18】本発明の第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置を説明する上面図である。
【図19】本発明の第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置を自動車の後部バンパーに取り付けた例を説明する断面図である。
【図20】本発明の第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置を自動車の後部バンパーに取り付けた状態を示す上面図である。
【図21】本発明の第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置から折畳まれた樹脂製シートを長手方向に引き出した状態を示す上面図である。
【図22】本発明の第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置から引き出された樹脂製シートを展開した状態を示す上面図である。
【図23】自動車の後部バンパーに取り付けられた本発明の自動車搭載用シートカバー装置により自動車にシートを被せた状態を示す説明図である。
【図24】シートを自動車の車体前部に設けたフックとバーで固定する状態を示す部分断面図である。
【図25】本発明の自動車搭載用シートカバー装置を車体天井部のキャリヤに取り付けた実施態様を示す説明図である。
【図26】本発明の自動車搭載用シートカバー装置の別の用途を示す説明図である。
【符号の説明】
1…自動車搭載用シートカバー装置、2…樹脂製シート、3…ローラー、4…保持具、4a…ローラーステー、4b…基台、5…カバー容器、6…開口部、7…引き込みリード、8…トランクロック部、9…樹脂製シートの周縁部、10…取手、11…受け部、12…巻き取り駆動装置、13…シート挟み込み治具、13a…板、14…折畳みユニット、15…第2発明の自動車搭載用シートカバー装置、16…折畳みユニット用ローラー、17…支持アーム、18…固定ボルト、19…押板、20…固定ステー、21…スライド金具、22…スライド金具用固定ボルト、23…取着治具、24…フック、25…バー、26…車体のトランク蓋、26a…トランク、27…車体のバンパー、27a…車体後側のバンパー、27b…車体前側のバンパー、28…車体、29…容器。
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に搭載されて、車体に樹脂製などのシートカバーを簡便に容易にかぶせることの出来る自動車搭載用シートカバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用のシートカバーは、自動車とは別体であって、必要に応じ、その都度シートカバーを自動車とは離れた保管場所から取り出し自動車に被せ、あるいは取り外して保管場所に運んでいた。シートカバーはかさばり、かつ防水加工された布製のものが多く、かなり重く、車体へ被せる作業、及び取り外す作業、折畳んで保管場所に戻す作業などは容易ではなく、手間がかかり、わずらわしい作業であった。このため、シートカバーを保有していない人が大多数である。
【0003】従って、屋外で洗車し、ワックスがけをした直後に突然の雨が降るとシートカバーをかぶせることが出来ず、車が汚れるとの問題を生じていた。シートカバーを保有していても、時間的に間に合わない場合や作業が大変であるとの問題があった。又、屋外に駐車する車においては、雨や埃に起因する汚れの他、鳥の糞による汚れが発生しやすく、ひどい場合には窓ガラスが鳥の糞で視界が悪影響され、運転に支障をきたす場合もあった。更に、冬においてはフロントガラスなどに凍りついた霜や雪が付着し、取り除くのに大変な作業を必要としていた。又、直ぐに車を発車できないとの問題もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、自動車にシートカバーを簡便に容易にかぶせることが出来、車体に積載又は車体の一部に取り付け可能な自動車搭載用シートカバー装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明によれば、シートと、該シートをロール巻きするローラーと、該ローラーを保持する保持具とを少なくとも具備してなるシートカバー装置であって、該シートカバー装置は自動車の所定個所に着脱自在に取り付けられるようになっていることを特徴とする自動車搭載用シートカバー装置が提供される。
【0006】本発明においては、前記シートとして樹脂製のものが好ましく、樹脂製のシートは包装用ラップフィルムであることが好ましい。又、前記樹脂製のシートが自動車の車体寸法に合わせて開閉自在に折畳まれた樹脂製シートカバーであることが好ましい。更に、前記樹脂製シートが前記ローラーと複数本の薄いテープ状の引き込みリードで接続されていることが好ましい。更に又、前記ローラーを保持する保持具に車体の一部に取着する金具が設けられていることが好ましい。
【0007】また、本発明によれば、折畳み用ローラーと支持アームからなり、該折畳み用ローラーによりシートを自動車の車体寸法に合わせて開閉自在に折畳む折畳みユニットと、前記折畳みユニットにより折畳まれたシートを巻き取るローラーと、前記巻き取り駆動装置を収納する容器と、を少なくとも具備してなるシートカバー装置であって、該シートカバー装置は自動車の所定個所に着脱自在に取り付けられるようになっていることを特徴とする自動車搭載用シートカバー装置、が提供される。
この自動車搭載用シートカバー装置においては、2枚の板と、該2枚の板の間隔を狭めてシートを挟み込むための締め付け用金具とから構成されるシート挟み込み治具が、前記容器の開口部に取り付けられていることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について説明するが、本発明は以下に示す実施の形態に限定されるものではないことは明らかであろう。
【0009】図1は、本発明の第1の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置を自動車のトランクに収納したケースを示す説明図である。本発明の自動車搭載用シートカバー装置1は、図2に示すような、開閉自在に折畳まれた樹脂製シート2と、そのシート2をロール巻きにしたローラー3と、そのローラー3を保持するローラーステー(支柱)4aと基台4bとからなる保持具4とから構成されており、シートカバー装置1は自動車車体28のトランク26aの内部に着脱自在に取り付けられるようになっている。
【0010】図3は、保持具4にカバー容器5を被せた状態の斜視図を示す。カバー容器5の上面には開閉自在に折畳まれた樹脂製シート2を引き出すスリット状の開口部6が設けられている。なお、シート2としては樹脂製が好ましいが、これには限定されない。例えば、シート2として、弾力性のあるゴム材質のものや、防水加工を施した布材のごとき材質のものを用いることができる。
【0011】次に、本発明の自動車搭載用シートカバー装置1を用いて自動車にシート2を被せる手順について説明する。
図4に示すとおり、トランク蓋26を開け、カバー容器5の開口部6から折畳まれた樹脂製シート2を図5に示すように引き出す。ここで、樹脂製シート2は、予め車体28の寸法に対応して裁断された例えばビニルシートを折畳み、ローラー3に巻き込まれたものである。樹脂製シート2を更に引き出して、図6に示すごとく、車体28の天井部で折畳まれた樹脂製シート2の長手方向の折畳み部を広げ、トランク蓋26を閉める。
【0012】次に、図7に示すように、車体28の先端まで充分に樹脂製シート2が届いていることを確認する。次いで図8に示す通り、長手方向の前後端部の未展開部2a,2aを広げ、次いで、横方向の折畳み部2b、2bを広げ、図10及び図11に示すように車体28の全体を覆う。
【0013】なお、図9に示す通り、折畳まれた樹脂製シート2とローラー3は2本の引き込みリード7により接続されており、トランク蓋26を閉めてトランクロックすることが可能である。
【0014】引き込みリード7はトランクロック部8から離れた両サイドにあってかつ肉薄のテープ状であり、トランク蓋26を閉めてもトランク蓋26と車体28の間に介在できるほどの平らな薄さであることによる。シート2をシートカバーとして使用した後はシート2を折畳み、引き込みリード7と共にローラー3に巻き込むことが出来る。ローラー3によるシート2の巻き取りは手動でも良いが、モータやばね式による巻き取り駆動部を設けて巻き取ることも出来る。
【0015】樹脂製シート2としては、食器等を包装する包装用ラップフィルムが好ましい。樹脂製シート2として包装用ラップフィルムを用いた場合は、シートが薄くて軽く柔軟であり、広げて車体に被せる際、車体の形状に良く追従し、車体表面全体に良くフィットするからである。又、安価であり、使い捨ても可能である。
【0016】包装用ラップフィルムはポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、塩化ビニル樹脂などが用いられるが、生物分解樹脂シート等を用いることも使い捨ての際に好ましい。
樹脂製シート2を車体28に被せる際、シート2の周縁部9を、図11に示す通りゴム又はマジックテープにより長さ調節をし、シート2を車体28に良くフィットさせることが好ましい。
【0017】引き込みリード7に脱着治具(図示しない)を設けることにより、樹脂製シート2との接合又は取り外しを容易にし、多数回使用後の樹脂製シート2の交換を容易にすることが好ましい。
【0018】又、使い捨ての場合は、樹脂製シート2としてラップ状のフィルムを用い、引き込みリード7を介在せず直接ローラー3に巻き込み、所定の長さを引き出し、切断し、トランク蓋26を閉め、シート2の端部を磁石等の止め具で車体28に取着して、車体28をシートカバーすることも可能である。この場合、ラップ状のフィルムは折畳まれたものであっても良く、又、折畳まれていない平らなシートであっても良い。
【0019】以上説明したとおり、本発明に係るシートカバー装置の第1の実施形態の特徴は、自動車に、必要時に、簡単に、短時間で、容易にシートカバーできる点にある。トランクに収容して使用することができ、この場合、トランクロックをしてシートカバーすることができる。又、シートカバーの使い捨ても可能である。
【0020】次に、本発明の第2の実施形態として、本発明の自動車搭載用シートカバー装置1をバンパー27に収納する実施形態について説明する。
図12に示すように、自動車搭載用シートカバー装置1の構成自体は第1の実施形態と同一である。但し、保持具4にはバンパー27に取り付ける取着治具(図示を省略する。)が設けられている点、及び、樹脂製シート2の引き出し、巻き込みは横方向であって、カバー容器5のスリット状開口部6が側面に設けられている点で異なる。更に、図13に示す通り、車体28のバンパー27の一部が樹脂製シートを引き出す取手10となっている点で異なる。
【0021】図14に示すように、取手10により折畳まれた樹脂製シート2を引き出し、更に図15に示すごとき状態、即ち車体28の先端まで引き出し、取手10を車体28の前側のバンパー27bの一部に対応して設けられた受け部11にはめ込む。なお、27aは車体28の後側バンパーを示す。そして、折畳まれた樹脂製シート2の長手方向の折畳みの残部2a,2aを各々広げ、次いで横方向の折畳み部2b,2bを広げて、図16に示すように車体28の全体を覆うようにする。
【0022】以上説明したとおり、本発明に係る自動車搭載用シートカバー装置の第2の実施形態の特徴として、自動車に、必要時に、簡単に、短時間で、容易にシートカバーできる点は第1の実施形態と同じである。第2の実施形態においては、シートカバー装置をバンパーに収容して使用することができ、この場合、バンパーの一部をシートの引き出し取手とし、シートの引き出しを容易にし、かつ、他方のバンパーに設けた受け部にはめ込み、シートがけ及びシートの固定を容易にすることができる。又、シートカバーの使い捨ても可能である。
【0023】次に、本発明の第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置について説明する。図17及び図18に示す通り、本発明の第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置15は自動車後部のバンパー27aに取り付けられる。なお、図17は本発明の第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置15を正面から見た断面図であり、図18は上方から見た断面図である。
【0024】本発明の第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置15は、図17及び図18に示す通り、シート2と、シート2を折り畳む折畳みユニット14と、該折畳みユニット14により折畳まれたシート2を巻き取る巻き取り駆動装置12と、該巻き取り駆動装置12を収納する容器29とを具備する。シート2は、自動車の車体寸法に合わせて折畳むことが可能に構成されており、また、折畳みユニット14は、折畳みユニット用ローラー16と支持アーム17からなり、該折畳みユニット用ローラー16によりシート2を自動車の車体寸法に合わせて開閉自在に折畳む。そして、折畳みユニット14により折畳まれたシート2は、巻き取り駆動装置12により巻き取られる。なお、29は巻き取り駆動装置12を収納する容器である。
【0025】上記したように、本発明の第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置の特徴は、使用後のシートカバー2を巻き戻すことが容易にできる機能が折畳みユニット14として付加されている点にある。
巻き取り駆動装置12は、一般に市販されている折畳みユニット用ローラー16にシート2を巻き取る装置であって、例えばOHPスクリーンなどに利用されているものを用いることが出来る。シート挟み込み治具13は、2枚の板13a,13aと、この2枚の板13a,13aを締め付けてシート2を挟み込むためのボルト又はばね(図示を省略)で構成されている。
【0026】次に、本発明の第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置15を自動車後部のバンパー27aに取り付ける態様について説明する。
図19に示すように、自動車搭載用シートカバー装置15は、自動車後部のバンパー27aに、固定ボルト18と押板19により予め取り付けられた断面U字状の固定ステー20にスライド金具21と固定ボルト22とからなる取着治具23により取り付けられる。従って、第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置15は、固定ステー20を介して自動車後部のバンパー27aに取着される。
【0027】シート挟み込み治具13は、折畳まれたシート2を挟み込む2枚の板13a,13aとその2枚の板13a、13aを締め付ける締め付け用の金具(図示せず)、例えばボルト又はばねで構成されているから、シート2の脱着が容易にできる。又、固定ステー20にスライド金具21と固定ボルト22とからなる取着治具23により取り付ける方法であるから、自動車搭載用シートカバー装置15の取り着け作業は容易に短時間で出来る。
【0028】本発明の第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置15を用いて自動車にシートカバーを被せる手順について説明する。
図20に示す通り、自動車後部のバンパー27aに取り付けられた自動車搭載用シートカバー装置15から折畳まれた樹脂製シート2を引き出し、図21に示すように、自動車の最前部まで引き出した後、横方向(車の幅方向)に折畳み部を左右に広げ、図22及び図23に示すように自動車車体28の全体を覆う。ここで、引き出されたシート2は、図24に示す通り、車体28の前部に予め取り付けたフック24にバー25を引っ掛けて固定する。
【0029】本発明の自動車搭載用シートカバー装置1,15は、図25に示す通り、車体28天井部のキャリヤ30に取り付けることも可能である。又、図26に示す通り、自動車のシートカバー用のみでなく、タープとしても利用可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動車搭載用シートカバー装置によれば、自動車に、必要時に、簡単に、短時間で、容易にシートカバーでき、そのことにより、雨や埃あるいは鳥の糞などに起因する車の汚れを防止でき、あるいは、フロントガラスの霜などの付着も防止できるとの格別の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置を自動車のトランクに積載した例を示す説明図である。
【図2】本発明の第1の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置の一例を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置の他の例を示す斜視図である。
【図4】自動車のトランクを開け、本発明の第1の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置から樹脂製シートを引き出す状態を示す説明図である。
【図5】本発明の第1の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置から折畳まれた樹脂製シートを引き出す状態を示す部分説明図である。
【図6】本発明の第1の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置から引き出された樹脂製シートを示す説明図である。
【図7】自動車搭載用シートカバー装置から引き出された樹脂製シートを長手方向に展開した途中の状態を示す説明図である。
【図8】図7の状態から更に長手方向および幅方向にシートの折畳み部を展開した状態を示す説明図である。
【図9】自動車のトランク蓋を閉めた際、引き込みリードとトランクロック部との位置関係を示す説明図である。
【図10】本発明の自動車搭載用シートカバー装置により自動車に被せられたシートカバーの状態を示す説明図である。
【図11】本発明の自動車搭載用シートカバー装置によりシートが自動車に被せられた状態を示す説明図である。
【図12】本発明の自動車搭載用シートカバー装置を自動車の後部バンパーに取り付ける実施態様を示す説明図である。
【図13】自動車の後部バンパーに取り付けられた自動車搭載用シートカバー装置から樹脂製シートを引き出す際の取手がバンパーに設けられている状態を示す説明図である。
【図14】自動車の後部バンパーに取り付けられた自動車搭載用シートカバー装置から樹脂製シートを引き出す状態を示す説明図である。
【図15】本発明の自動車搭載用シートカバー装置から引き出されたシートを自動車に被せる途中の状態を示す説明図である。
【図16】自動車の後部バンパーに取り付けられた本発明の自動車搭載用シートカバー装置により自動車にシートを完全に被せた状態を示す説明図である。
【図17】本発明の第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置を説明する正面図である。
【図18】本発明の第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置を説明する上面図である。
【図19】本発明の第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置を自動車の後部バンパーに取り付けた例を説明する断面図である。
【図20】本発明の第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置を自動車の後部バンパーに取り付けた状態を示す上面図である。
【図21】本発明の第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置から折畳まれた樹脂製シートを長手方向に引き出した状態を示す上面図である。
【図22】本発明の第3の実施形態である自動車搭載用シートカバー装置から引き出された樹脂製シートを展開した状態を示す上面図である。
【図23】自動車の後部バンパーに取り付けられた本発明の自動車搭載用シートカバー装置により自動車にシートを被せた状態を示す説明図である。
【図24】シートを自動車の車体前部に設けたフックとバーで固定する状態を示す部分断面図である。
【図25】本発明の自動車搭載用シートカバー装置を車体天井部のキャリヤに取り付けた実施態様を示す説明図である。
【図26】本発明の自動車搭載用シートカバー装置の別の用途を示す説明図である。
【符号の説明】
1…自動車搭載用シートカバー装置、2…樹脂製シート、3…ローラー、4…保持具、4a…ローラーステー、4b…基台、5…カバー容器、6…開口部、7…引き込みリード、8…トランクロック部、9…樹脂製シートの周縁部、10…取手、11…受け部、12…巻き取り駆動装置、13…シート挟み込み治具、13a…板、14…折畳みユニット、15…第2発明の自動車搭載用シートカバー装置、16…折畳みユニット用ローラー、17…支持アーム、18…固定ボルト、19…押板、20…固定ステー、21…スライド金具、22…スライド金具用固定ボルト、23…取着治具、24…フック、25…バー、26…車体のトランク蓋、26a…トランク、27…車体のバンパー、27a…車体後側のバンパー、27b…車体前側のバンパー、28…車体、29…容器。
Claims (8)
- シートと、該シートをロール巻きしてなるローラーと、該ローラーを保持する保持具とを少なくとも具備してなるシートカバー装置であって、該シートカバー装置は自動車の所定個所に着脱自在に取り付けられるようになっていることを特徴とする自動車搭載用シートカバー装置。
- 前記シートが、樹脂製である請求項1に記載の自動車搭載用シートカバー装置。
- 前記樹脂製のシートが、包装用ラップフィルムであることを特徴とする請求項2に記載の自動車搭載用シートカバー装置。
- 前記樹脂製のシートが、自動車の車体寸法に合わせて開閉自在に折畳まれて前記ローラーにロール巻きされていることを特徴とする請求項2に記載の自動車搭載用シートカバー装置。
- 前記樹脂製のシートが、前記ローラーと複数本のテープ状の引き込みリードで接続されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の自動車搭載用シートカバー装置。
- 前記ローラーを保持する保持具に、車体の一部に取着する金具が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動車搭載用シートカバー装置。
- 自動車の車体寸法に合わせて折畳むことが可能なシートと、
折畳み用ローラーと支持アームからなり、該折畳み用ローラーにより前記シートを自動車の車体寸法に合わせて開閉自在に折畳む折畳みユニットと、
前記折畳みユニットにより折畳まれたシートを巻き取る巻き取り駆動装置と、
前記巻き取り駆動装置を収納する容器と、
を少なくとも具備してなるシートカバー装置であって、
該シートカバー装置は自動車の所定個所に着脱自在に取り付けられるようになっていることを特徴とする自動車搭載用シートカバー装置。 - 2枚の板と、該2枚の板の間隔を狭めてシートを挟み込むための締め付け用金具とから構成されるシート挟み込み治具が、前記容器の開口部に取り付けられていることを特徴とする請求項7に記載の自動車搭載用シートカバー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002353862A JP2004182160A (ja) | 2002-12-05 | 2002-12-05 | 自動車搭載用シートカバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002353862A JP2004182160A (ja) | 2002-12-05 | 2002-12-05 | 自動車搭載用シートカバー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004182160A true JP2004182160A (ja) | 2004-07-02 |
Family
ID=32755048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002353862A Pending JP2004182160A (ja) | 2002-12-05 | 2002-12-05 | 自動車搭載用シートカバー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004182160A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108189656A (zh) * | 2018-02-05 | 2018-06-22 | 东莞市和泰鞋材有限公司 | 汽车智能雨伞 |
WO2023180592A1 (es) * | 2022-03-23 | 2023-09-28 | Gerardo Herraez Gonzalez | Cobertura de protección para vehículos |
-
2002
- 2002-12-05 JP JP2002353862A patent/JP2004182160A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108189656A (zh) * | 2018-02-05 | 2018-06-22 | 东莞市和泰鞋材有限公司 | 汽车智能雨伞 |
WO2023180592A1 (es) * | 2022-03-23 | 2023-09-28 | Gerardo Herraez Gonzalez | Cobertura de protección para vehículos |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20060232095A1 (en) | Retractable roll-up cover | |
JPS62155128A (ja) | 自動車用保護装置 | |
US5615924A (en) | Windshield covering system | |
US5078330A (en) | Compactor for vehicle covers | |
US20030205598A1 (en) | Retractable vehicle roof mounted carrier | |
JP5764065B2 (ja) | 車両保護装置 | |
US6412675B1 (en) | Elongate article carrier for vehicles | |
EP1878601A1 (en) | A vehicle protection device. | |
US5201565A (en) | Method and apparatus for covering a vehicle interior | |
JP2004182160A (ja) | 自動車搭載用シートカバー装置 | |
KR200438446Y1 (ko) | 자동차 앞유리 커버 | |
JP2002178773A (ja) | 自動車用カバー装置、及び自動車用カバーの装着方法 | |
WO1995027633A1 (en) | Automobile accessory | |
US20040187991A1 (en) | ATV cover | |
JPH06227266A (ja) | 自動車のカバー | |
JP2006035919A (ja) | 車両用ウインドガラス保護シート幕 | |
JP2003080953A (ja) | 折り畳み式乗用車カバー | |
JP4121331B2 (ja) | 自動車用車体カバー | |
JPS58141920A (ja) | 車輌の車体カバ−装置 | |
JP3021033U (ja) | 自動車のフロントガラス布製保護カバーの保持具 | |
JP3078041U (ja) | 簡単に装着・脱着ができる自動車用シート | |
JP2000280757A (ja) | 自動車用カバ− | |
JP2003267062A (ja) | 自動車カバー装置 | |
JPH10119589A (ja) | 簡易車体カバーおよびその取付方法 | |
JP4170012B2 (ja) | 収納用具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050406 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070921 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070925 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080226 |