JP2000280757A - 自動車用カバ− - Google Patents

自動車用カバ−

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JP2000280757A
JP2000280757A JP11088322A JP8832299A JP2000280757A JP 2000280757 A JP2000280757 A JP 2000280757A JP 11088322 A JP11088322 A JP 11088322A JP 8832299 A JP8832299 A JP 8832299A JP 2000280757 A JP2000280757 A JP 2000280757A
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JP
Japan
Prior art keywords
cover
annular spring
folded
annular
spring
Prior art date
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Application number
JP11088322A
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English (en)
Inventor
Junsuke Tanaka
惇介 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取扱いやすく、迅速に装脱することが可能
で、折畳み作業に手間がかからず、その際に衣服を汚す
ようなこともなく、しかも非常にコンパクトに折畳むこ
とができる自動車用カバ−を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 自動車カバ−地に細幅のバネ材製環状ス
プリング3を複数並べて止着し、前記環状スプリング3
の止着区画単位で折り重ね可能にすると共に、車への固
定手段5を取り付けたカバ−を設け、前記折り重ね状態
にした前記カバ−を、その環状スプリング部分の手前側
両側を両手で握持し、反対側中央部に狭圧力が働くよう
に内方に加圧することにより、前記環状スプリング3の
前記反対側が弾性変形してほぼ小円状となって反転する
と共に、この小円状部に前記環状スプリング3の握持部
分が同様の小円状となって重なり、以て前記環状スプリ
ング3の元の大きさのほぼ3分の1の大きさに折り畳み
可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用カバ−、よ
り詳細には、自動車を塵埃、雪、霜、雨等から守り、ま
た、夏期に陽ざしを避けるために駐車中の自動車に被装
するカバ−に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記自動車用カバ−として種々の形式の
ものが出回っているが、そのいずれもが、自動車に被装
したり、取り外して折畳んだりする作業が簡単ではな
く、手間がかかり、収納にも場所を取る。殊に、コンパ
クトに折畳む作業は、カバ−が空気を孕むために困難を
伴い、その作業中にカバ−の汚れが衣服に付着すること
も少なくない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動車用カバ−
には上述したような欠点があるため、本発明はそのよう
な欠点のない、即ち、取扱いやすく、迅速に装脱するこ
とが可能で、折畳み作業に手間がかからず、その際に衣
服を汚すようなこともなく、しかも非常にコンパクトに
折畳むことができる自動車用カバ−を提供することを課
題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動車カバ−
地に細幅のバネ材製環状スプリングを複数並べて止着
し、前記環状スプリングの止着区画単位で折り重ね可能
にすると共に、車への固定手段を取り付けたカバ−を設
け、前記折り重ね状態にした前記カバ−を、その環状ス
プリング部分の手前側両側を両手で握持し、反対側中央
部に狭圧力が働くように内方に加圧することにより、前
記環状スプリングの前記反対側が弾性変形してほぼ小円
状となって反転すると共に、この小円状部に前記環状ス
プリングの握持部分が同様の小円状となって重なり、以
て前記環状スプリングの元の大きさのほぼ3分の1の大
きさに折り畳み可能な自動車用カバ−、を以て上記課題
を解決した。好ましくは、前記カバ−の中程両側に、ド
ア開閉を可能にするための切り込みを形成し、また、前
記カバ−の適宜個所に風抜き口を形成する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態を添付
図面に依拠して説明する。図1は本発明に係る自動車用
カバ−1の展開状態を示すもので、カバ−1は従来のも
のと同様の自動車カバ−適性を有する資材製で、複数の
折畳区画2を形成する。図示した例では折畳区画2は、
フロントウィンド−部、屋根前側部、屋根後側部及びリ
アウィンド−部の4つとなっている。この折畳区画2
は、折畳み単位となるという意味のものであって、必ず
しも、区画線を設けて明確に区切る必要のあるものでは
ない。カバ−1は、通例、天井から各ガラスにかけて被
覆し得る程度の大きさとされる(図8参照)。
【0006】各折畳区画2には、捻転可能な細幅のバネ
材製環状スプリング3が止着される。環状スプリング3
は、通例カバ−1と同一生地にて被覆される。環状スプ
リング3は、作業者の手前側両側を握持し、反対側の中
央部に狭圧力が働くように内向きに絞ると、反対側中央
部が丸まって小円状となり、3つの円形部a〜cが形成
される。この円形部cは、更に絞ると、両側の円形部
a、bに折り重なる。この折り重なった円形の大きさは
元の大きさのほぼ3分の1となり、且つ、その状態を維
持し得るものである。環状スプリング3の長尺側の幅
は、車の天井の幅よりも少し小となる位がよい。
【0007】カバ−1の両端部には、自動車ボデ−に対
する固定手段5が設置される。固定手段5としては、バ
ンパ−に掛けるゴム環(図示したもの)や、先端にフッ
クを取り付けたゴム帯等が考えられる。
【0008】好ましくは、カバ−1の中間部両側に切り
込み6を入れる。この切り込み6を、車両の前側ドア1
0の後端部対応位置に配置することにより、カバ−被装
中における前側ドア10の開閉が可能となる(図8参
照)。切り込み6は、面テ−プ、ファスナ−等を取り付
けることにより、開閉可能にすることが好ましい。
【0009】また、カバ−1の車の天井当接部の適宜個
所(図1では中央部分に設けてあるが、これに限らな
い。)に、風抜き口7を設けることが好ましい。この風
抜き口7を設けることにより、強風時にカバ−1が風を
孕んで車から外れたり、固定手段5に過大な荷重がかか
ったりすることが防止される。
【0010】本発明に係るカバ−1を車に被装するに
は、天井上において、後述する収納状態から図1に示す
展開状態に拡げるが、カバ−1内には環状スプリング3
があり、これが保形作用を果たすために展開作業は容易
且つ迅速になし得る。展開後、一方の側の固定手段5を
前側又は後側のバンパ−等に引掛け、次いで他方の側の
固定手段5を他方側のバンパ−等に引掛ければよい(図
8参照)。
【0011】運転に際してカバ−1を取り外すときは、
前後の固定手段5、5を外した後カバ−1を車両等の上
で、カバ−1の各環状スプリング3止着部分からはみ出
した部分を内側に折り込んだ後(図2)、最終的に環状
スプリング3の1つ分の大きさに折り重ねる(図3)。
かくして、図示した例の場合は4つの環状スプリング3
が重なることとなるが、それらをまとめて両手で握り
(図4)、そのまま両手で捩り、3つの円形部a〜cを
形成する(図5)。なお、図4乃至図6は、説明の便宜
上カバ−1を省略し、環状スプリング3のみ図示してあ
る。
【0012】次いで、一端の円形部aを中間の円形部c
の表面側に折り重ねると共に、他端の円形部bを中間の
円形部aの表面側に折り重ねる。かくして、環状スプリ
ング3の元の大きさの約3分の1の大きさの円形状態に
重なってまとまり(図6)、スプリングの作用でその状
態を維持する。
【0013】カバ−1は環状スプリング3の作用でこの
ようにコンパクトに形よくまとまるので、収納しやす
く、且つ、収納に場所を取らない。そのまとまった形状
に対応する収納バッグ8を用意しておけば、運搬及び保
管に便利であり、また、野外において座布団やクッショ
ン代わりに使用することができ、図1のように展開して
野外シ−トとして使用することも可能となる。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述した通りであって、被装時
に拡げると、環状スプリングの保形力によって被装しや
すい展開状態が得られ、天井上に拡げた後ゴム環等の固
定手段を以て固定するだけの簡単な作業で被装できるの
で、1人で迅速に作業を行うことができる。そして、収
納時には、やはり環状スプリングの作用で容易に環状ス
プリングの3分の1程の大きさに折り畳むことができ、
且つ、その状態を保持させることができるので、コンパ
クトに場所を取ることなく収納することができ、座布団
やクッションとして利用することも可能なる効果があ
る。
【0015】請求項2に記載の発明においては、カバ−
被装中におけるドアの開閉を無理なく行うことが可能と
なって、カバ−被装状態にて車に出入りできるため、車
内で昼寝をしたり、着換えをしたりするのに好都合であ
り、請求項3に記載の発明においては、強風時にカバ−
が外れたり破損したりすることが防止される効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る自動車用カバ−の展開状態図で
ある。
【図2】 本発明に係る自動車用カバ−の折畳開始時の
状態図である。
【図3】 本発明に係る自動車用カバ−の折畳工程を示
す図である。
【図4】 本発明に係る自動車用カバ−の折畳工程にお
ける環状スプリングの捻転開始状態を示す図である。
【図5】 本発明に係る自動車用カバ−の折畳工程にお
ける環状スプリングの捻転中途状態を示す図である。
【図6】 本発明に係る自動車用カバ−の折畳完了時の
環状スプリングの状態を示す図である。
【図7】 本発明に係る自動車用カバ−の収納方法を示
す図である。
【図8】 本発明に係る自動車用カバ−の被装状態を示
す図である。
【符号の説明】
1 自動車用カバ− 2 折畳区画 3 環状スプリング 5 固定手段 6 切り込み 7 風抜き口 8 収納バッグ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車カバ−地に細幅のバネ材製環状ス
    プリングを複数並べて止着し、前記環状スプリングの止
    着区画単位で折り重ね可能にすると共に、車への固定手
    段を取り付けたカバ−を設け、前記折り重ね状態にした
    前記カバ−を、その環状スプリング部分の手前側両側を
    両手で握持し、反対側中央部に狭圧力が働くように内方
    に加圧することにより、前記環状スプリングの前記反対
    側が弾性変形してほぼ小円状となって反転すると共に、
    この小円状部に前記環状スプリングの握持部分が同様の
    小円状となって重なり、以て前記環状スプリングの元の
    大きさのほぼ3分の1の大きさに折り畳み可能な自動車
    用カバ−。
  2. 【請求項2】 前記カバ−の中程両側に、ドア開閉を可
    能にするための切り込みを形成した請求項1に記載の自
    動車用カバ−。
  3. 【請求項3】 前記カバ−の適宜個所に風抜き口を形成
    した請求項1又は2に記載の自動車用カバ−。
JP11088322A 1999-03-30 1999-03-30 自動車用カバ− Pending JP2000280757A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020068581A (ko) * 2001-02-21 2002-08-28 양재봉 텐션을 이용한 부피축소 방법

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