JP2004179995A - 無線通信装置 - Google Patents

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友昭 西木戸
Yutaka Saito
裕 斎藤
Hiroshi Haruki
宏志 春木
Kiyoshi Egawa
潔 江川
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    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/28Combinations of substantially independent non-interacting antenna units or systems

Abstract

【課題】CDMA方式の無線通信装置でも折り畳み式の無線通信装置でも使用者が装置本体を保持した場合のアンテナ性能劣化を最小限に抑え、高いアンテナ放射効率を確保することができる無線通信装置を提供する。
【解決手段】上部筐体3の先端部と下部筐体4の先端部夫々にアンテナ5、11を配置して、分配給電する2つの高周波同軸ケーブル19、20に夫々高周波スイッチ14、15を設け、使用者の手がアンテナに近接することを検出した結果に連動して高周波スイッチ14、15のいずれか一方をオフに設定する。これにより、連続送信動作や送信電力制御を行うCDMA方式の無線通信装置でも折り畳み式の無線通信装置でも通信に支障を及ぼすことなく、使用者の手によって本装置1の如何なる部位を保持されても高いアンテナ放射効率を確保することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話などの無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、PDC(Personal Digital Cellular)方式やPHS(Personal Handy−Phone System)方式などの時分割多元接続(TDMA:Time Division Multiple Access)方式を採用した携帯電話等の無線通信装置には、通信状態に応じて2つアンテナを選択的に切り替えるダイバーシチ動作を行い、マルチパスフェージング環境下における通信品質向上を図っているものがある。
【0003】
また、例えば携帯電話を使用する場合即ち通話したり電子メールしたりする場合、当然ながら装置本体を持つことになるが、その際使用者はアンテナ位置を意識することは稀でアンテナの配置部位を手で握る可能性がある。アンテナの配置部位が手で覆われると、アンテナの放射効率は一般に−10〜−15dBと大幅に劣化し、通信品質が著しく悪化することになる。
【0004】
仮に、使用者が通常手で持つ部位から比較的離れた複数の部位夫々にアンテナを配置しておき、1つのアンテナが使用者の手で覆われて性能が劣化した場合でも残りのアンテナの性能を確保できるようにアンテナの切り替えを行うことで、通信品質を確保することができる。この場合、通信中にアンテナが切り替えられた瞬間に一時的にアンテナが接続されていない状態即ち開放状態となり、また切替前後でアンテナ利得が大幅に変動することになるが、特にTDMA方式においては、通信に必要な時間スロット以外のガードタイムにおいてアンテナ切替ダイバーシチ動作を行っているため、アンテナの瞬間的な開放や利得変動が問題にはならない。
【0005】
一方、近年、サービスが開始された符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)方式のシステムにおいては、一般に無線通信装置側で連続送信動作や送信電力制御が行われるため、上記のアンテナ切替ダイバーシチ動作を行うことが困難である。
【0006】
そこで、符号分割多元接続方式のシステムには、指向性制御アンテナをマイク近傍に配置する構成を採っているものがある(例えば特許文献1参照)。この構成は、マイク近傍にアンテナエレメントとアンテナリフレクタを配置して、このアンテナリフレクタのインピーダンスを受信強度に応じて制御することで、指向性を連続的に変化させるようにしている。
【0007】
また、4分配給電アンテナによる構成を採っているものもある(例えば特許文献2参照)。この構成は、携帯電話に微小アンテナを4個設けて、定常的に各微小アンテナを分配給電するようにしたものである。
またさらに、2個のダイポールアンテナを備え、各ダイポールアンテナの給電位相を制御する構成を採っているものもある(例えば特許文献3参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開2001−292017号公報(第3頁、図2)
【特許文献2】
特開2002−77006号公報(第2頁、図1)
【特許文献3】
特開2002−152115号公報(第2頁、第3頁、図2)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の無線通信装置においては、次のような問題がある。
(1)指向性制御アンテナをマイク近傍に配置する構成を採るものにおいては、通話時や電子メール操作時にマイク近傍が使用者の手で覆われる可能性が高く、実際の使用状態においてアンテナ性能が劣化し易い。
【0010】
(2)4分配給電アンテナによる構成を採るものにおいては、分配給電によるSAR(Specific Absorption Rate : 比吸収率)改善効果が示されているものの、近年普及が進んでいる折り畳み式携帯電話機において、手で覆われることによるアンテナ性能劣化を防止するための適切なアンテナの配置位置について考慮されていない。
【0011】
(3)2個のダイポールアンテナによる構成を採るものにおいては、位相制御による指向性の変化が示されているものの、手で覆われることによるアンテナ性能劣化を防止するための適切なアンテナの配置位置や制御方法について考慮されていない。
【0012】
本発明は係る点に鑑みてなされたものであり、CDMA方式の無線通信装置でも折り畳み式の無線通信装置でも使用者が装置本体を保持した場合のアンテナ性能劣化を最小限に抑え、高いアンテナ放射効率を確保することができる無線通信装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明の無線通信装置は、ヒンジ部を中心に折り畳み可能な2つの部分で構成された筐体の一方の部分に設けられる第1アンテナと、前記筐体の他方の部分に設けられる第2アンテナと、送信信号を前記第1アンテナと前記第2アンテナに分配し、また前記第1アンテナと前記第2アンテナで受信された受信信号を合成する電力分配合成器と、前記第1アンテナと前記電力分配合成器との間に設けられ所定の電気長を有する第1給電線路と、前記第2アンテナと前記電力分配合成器との間に設けられ所定の電気長を有する第2給電線路と、を具備する構成を採る。
【0014】
この構成によれば、筐体の一方の部分と他方の部分夫々にアンテナを配置して、それらを同時に分配給電するようにしたので、連続送信動作や送信電力制御を行うCDMA方式の無線通信装置でも、折り畳み式の無線通信装置でも、使用者が装置本体の如何なる部位を保持しても高いアンテナ放射効率を確保することができる。
【0015】
請求項2に係る発明の無線通信装置は、ヒンジ部を中心に折り畳み可能な2つの部分で構成された筐体の一方の部分に設けられる第1アンテナと、前記筐体の他方の部分に設けられる第2アンテナと、前記第1アンテナ及び第2アンテナ夫々から離間した位置に設けられる第3アンテナと、送信信号を前記第1アンテナと前記第2アンテナと前記第3アンテナに分配し、また前記第1アンテナと前記第2アンテナと前記第3アンテナで受信された受信信号を合成する電力分配合成器と、前記第1アンテナと前記電力分配合成器との間に設けられ所定の電気長を有する第1給電線路と、前記第2アンテナと前記電力分配合成器との間に設けられ所定の電気長を有する第2給電線路と、前記第3アンテナと前記電力分配合成器との間に設けられ所定の電気長を有する第3給電線路と、を具備する構成を採る。
【0016】
この構成によれば、第1アンテナと第2アンテナの他に第3アンテナを備え、その第3アンテナを第1アンテナと第2アンテナ夫々から離間した位置に配置したので、請求項1に係る発明の無線通信装置よりも更に高いアンテナ放射効率を確保することができる。
【0017】
請求項3に係る発明の無線通信装置は、ヒンジ部を中心に折り畳み可能な2つの部分で構成された筐体の一方の部分に設けられる第1アンテナと、前記筐体の他方の部分に設けられる第2アンテナと、送信信号を前記第1アンテナと前記第2アンテナに分配し、また前記第1アンテナと前記第2アンテナで受信された受信信号を合成する電力分配合成器と、前記第1アンテナと前記電力分配合成器との間に設けられ所定の電気長を有する第1給電線路と、前記第2アンテナと前記電力分配合成器との間に設けられ所定の電気長を有する第2給電線路と、前記第1給電線路上の一部分に設けられ常時閉状態となる第1高周波スイッチと、前記第2給電線路上の一部分に設けられ常時閉状態となる第2高周波スイッチと、前記筐体の一方の部分への人体の接触を検出する第1検出器と、前記筐体の他方の部分への人体の接触を検出する第2検出器と、前記第1検出器で人体の接触が検知された場合には前記第1高周波スイッチを開状態にし、前記第2検出器で人体の接触が検知された場合には前記第2高周波スイッチを開状態にする制御回路と、を具備する構成を採る。
【0018】
この構成によれば、筐体の一方の部分と他方の部分夫々にアンテナを配置し、さらに分配給電する2つの給電線路夫々には高周波スイッチを設けて、使用者の手がアンテナに近接することを検出した結果に連動して高周波スイッチのいずれか一方をオフに設定することで、そのアンテナからの電磁波の放射を中止し、残った1つのアンテナからのみ電磁波の放射を行うようにしたので、連続送信動作や送信電力制御を行うCDMA方式の通信に支障を及ぼすことなく、使用者の手によって本装置の如何なる部位を保持されても高いアンテナ放射効率を確保することができる。
【0019】
請求項4に係る発明の無線通信装置は、請求項3に係る発明の無線通信装置において、前記第1検出器及び第2検出器は、静電容量の変化を利用したタッチセンサ、光度を検出するフォトセンサ並びにカメラのいずれかを具備する構成を採る。
【0020】
この構成によれば、使用者の手の接近を確実に検出することができる。
【0021】
請求項5に係る発明の無線通信装置は、請求項4に係る発明の無線通信装置において、前記第1検出器及び第2検出器は、アンテナと、前記アンテナで捉えられた前記第1アンテナ又は前記第2アンテナから送信された変調波信号を検波してその結果を出力するレベル検波手段とを具備するとともに、前記第1検出器は、前記第1アンテナの近傍に配置され、前記第2検出器は、前記第2アンテナの近傍に配置される構成を採る。
【0022】
この構成によれば、レベル検波手段の検波出力レベルの大きさを判定することで、使用者の手の接近を検出することができる。
【0023】
請求項6に係る発明の無線通信装置は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の無線通信装置において、前記第1アンテナ又は前記第2アンテナは、4分の1波長の長さに形成される構成を採る。
【0024】
この構成によれば、第1アンテナ又は第2アンテナの長さを4分の1波長とすることで、装置本体に容易に収めることができる。
【0025】
請求項7に係る発明の無線通信装置は、請求項3から請求項6のいずれかに係る発明の無線通信装置において、前記第3アンテナは、4分の1波長の長さに形成される構成を採る。
【0026】
この構成によれば、第3アンテナの長さを4分の1波長とすることで、装置本体に容易に収めることができる。
【0027】
請求項8に係る発明の無線通信装置は、請求項1から請求項7のいずれかに記載の無線通信装置において、前記第1アンテナ又は前記第2アンテナは、1波長のダイポールアンテナ又は半波長のダイポールアンテナである。
【0028】
この構成によれば、第1アンテナ又は第2アンテナの長さを1波長又は半波長のダイポールアンテナとすることで、請求項6に係る発明の無線通信装置よりもアンテナの収納スペースを必要とするものの、通話時状態の放射効率を高めることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
本発明の骨子は、ヒンジ部を中心に折り畳み可能な2つの部分で構成された筐体の一方の部分と他方の部分夫々にアンテナを配置して、それらを同時に分配給電することで、使用者の手によって装置本体の如何なる部位が保持されても高いアンテナ放射効率を確保することである。
【0030】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0031】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る無線通信装置を正面から見た正面図である。また、図2は図1の無線通信装置のA−A´線断面図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る無線通信装置1は、ヒンジ部2を中心に折り畳み可能な2つの部分即ち上部筐体3と下部筐体4から構成される。これら上部筐体3及び下部筐体4は共にプラスッチック等の樹脂でできている。
以下、図1及び図2を参照しながら本実施の形態に係る無線通信装置1について説明する。なお、本装置1の動作周波数を2GHz帯に設定している。
【0032】
上部筐体3には、アンテナ5と、このアンテナ5のインピーダンスを50Ωに整合する整合回路6と、本装置使用者の身体(主に手)の接近を検出する検出器7とが設けられている。アンテナ5は、上部筐体3の先端部分に、その長さ方向を上部筐体3の幅方向に向けて配置される。アンテナ5としては、例えば電気長が4分の1波長(約37.5mm)のL字型銅線により形成されるλ/4モノポールアンテナが用いられる。整合回路6は上部筐体3内の回路基板8上に配置されている。検出器7は、図2で示すように上部筐体3の液晶ディスプレイ9の配設面に対向する面上で、且つアンテナ5から約5mm離間した位置に配置される。この検出器7は静電気を利用した物体近接センサであり、本装置使用者の身体(主に手)の近接を検出して後述する制御部10(図1参照)に通知する。
【0033】
一方、下部筐体4には、アンテナ11と、このアンテナ11のインピーダンスを50Ωに整合する整合回路12と、本装置使用者の手の接近を検出する検出器13と、高周波スイッチ14及び15と、電力分配合成器16と、送受信回路17とが設けられている。アンテナ11は、下部筐体4の先端部分に、その長さ方向を下部筐体4の幅方向に向けて配置される。アンテナ11としては、上述したアンテナ5と同様にλ/4モノポールアンテナが用いられる。整合回路12、高周波スイッチ14及び15、電力分配合成器16、送受信回路17は下部筐体4内の回路基板18上に配置されている。
【0034】
高周波スイッチ14と上部筐体3の整合回路6が給電線路である高周波同軸ケーブル19で接続されている。また、高周波スイッチ15と整合回路12が給電線路である高周波同軸ケーブル20で接続されている。電力分配合成器16は、高周波スイッチ14及び15それぞれに接続されるとともに送受信回路17に接続される。電力分配合成器16は、例えばウィルキンソン型分配器(Wilkinson Divider)などの同相分配器である。検出器13は、図2で示すように下部筐体4のキー操作部21の配設面に対向する面上で、且つアンテナ11から約5mm離間した位置に配置される。図1に戻り、検出器13は、上述した検出器7と同様に静電気などを利用した物体近接センサであり、本装置使用者の手の近接を検出して制御部10に報知する。
【0035】
次に、図3から図5に示す使用状態図を参照して、本実施の形態に係る無線通信装置1の動作について説明する。
図3は本装置1を使用者100が手で保持して通話を行っている状態(以下、通話状態)を示しており、図4は電子メール操作などを行っている状態(以下、操作状態)を示している。
【0036】
また、図5は上記の通話状態又は電子メール操作状態において、使用者100が本装置1を手で保持する場合の手の位置の違いを模式的に示した図である。すなわち、図5の(a)は本装置1の下部筐体4の下寄りを保持した場合(下部保持状態)を示しており、図5の(b)は本装置1の中央部にあるヒンジ部2の近傍を保持した場合(中央保持状態)を示しており、図5の(c)は本装置1の上部筐体3を保持した場合(上部保持状態)を示している。
【0037】
まず、図5の(b)で示すように、中央部を保持している状態では、アンテナ5及びアンテナ11の近傍に使用者100の手が近接しない。このような状態では、検出部7及び検出部13が近接するものがないという信号を制御部10に送る。制御部10はこの信号を受けて高周波スイッチ14及び15をオンするように制御する。そして、高周波スイッチ14及び15が共にオンしている状態において、本装置1が受信状態の場合、アンテナ5とアンテナ11で受信された受信信号が電力分配合成器16で同一振幅比で合成されて、その合成信号が送受信回路17に取り込まれる。
【0038】
一方、本装置1が送信状態の場合は、送受信回路17から出力された送信信号が電力分配合成器16によって同一振幅で分配されてアンテナ5とアンテナ11へ供給される。この時、アンテナ5の信号位相とアンテナ11の信号位相との差は、高周波同軸ケーブル19及び高周波同軸ケーブル20の電気長の差によって決定される。中央保持状態でかつ通話状態においては、上記のようにアンテナ5及びアンテナ11の両方に分配給電された状態のアンテナ放射効率は約−5dBであり、良好な通信性能を確保することができる。
【0039】
次に、図5の(a)で示すように、装置本体の下部を保持した状態においては、アンテナ11が手で覆われてしまうが、アンテナ5は覆われない。この時、アンテナ11においては、近接する手と間の電磁的相互作用によりアンテナ性能が著しく劣化してしまう。ここで仮に、アンテナ5と電力分配合成器16が無かったものとしてアンテナ11にのみ給電を行ったとすると、通話状態のアンテナ放射効率が−14dBまで劣化してしまう。
【0040】
次に、高周波スイッチ14及び高周波スイッチ15による切替を行った場合の本装置1の動作を説明する。
下部保持状態においては、検出器13が近接する手を検出して、その旨の信号を制御部10へ送り、検出器7が近接する手は無い旨の信号を制御部10へ送る。制御部10は、この信号を受けて高周波スイッチ14をオンに設定し、高周波スイッチ15をオフに設定する。この場合の下部保持状態でかつ通話状態のアンテナ放射効率は−6dBとなり、上記のアンテナ11にのみ給電した場合と比べて8dB改善される。
【0041】
アンテナ放射効率が改善される理由は、性能が著しく劣化しているアンテナ11を給電系から切り離したためである。なお、この時の損失分は、電力分配合成器16の片側(アンテナ11側)が開放されていることによるアンテナ5側の挿入損失の増加分のみとなる。したがって、下部保持状態では、アンテナ11を給電系から切り離し、アンテナ5のみを使用することとする。
【0042】
次に、通話状態において、図5の(c)で示す上部を保持した状態を考える。この場合は、検出器7が近接する手を検出し、検出器13は近接する手がないという信号を制御部10へ送る。制御部10は、この信号を受けて高周波スイッチ14をオフに設定し、高周波スイッチ15をオンに設定する。この場合の上部保持状態でかつ通話状態のアンテナ放射効率は−6dBとなり、良好なアンテナ放射効率が得られる。
【0043】
次に、図4で示す電子メール操作状態では、図5の(a)で示す下部保持状態で保持される場合が多いので、この状態においては、高周波スイッチ14がオンに設定され、高周波スイッチ15がオフに設定される。この場合、−5dBと高いアンテナ放射効率が得られる。
【0044】
このような構成の無線通信装置1では様々な使用状態において、使用者の手の位置が下部、中央部又は上部というように変化した場合のアンテナ放射効率の変化は約2dB以内であり、その変動幅は比較的小さい。また、高周波スイッチ14及び15の切り替えが行われる瞬間においても、いずれか一方のアンテナが必ず接続されているので、アンテナが開放状態となることはない。したがって、本装置1側で連続送信動作や送信電力制御を行う符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)方式を採用した構成を採ってもも通信に支障を及ぼすことはない。
【0045】
このように、本実施形態に係る無線通信装置1によれば、上部筐体3の先端部と下部筐体4の先端部夫々にアンテナ5、11を配置して、分配給電する2つの給電線路19、20に夫々高周波スイッチ14、15を設け、使用者の手がアンテナに近接することを検出した結果に連動して高周波スイッチ14、15のいずれか一方をオフに設定することで、連続送信動作や送信電力制御を行うCDMA方式の通信に支障を及ぼすことなく使用者の手によって本装置1の如何なる部位を保持されても高いアンテナ放射効率を確保することが可能となる。
【0046】
また、アンテナ放射効率の改善効果は、両アンテナの信号位相の相対差に関わらず略一定であり、給電線路の電気長の相対精度に誤差がある場合でも改善効果が得られる。
【0047】
なお、本実施の形態では、2個のアンテナ5及び11と2個の検出器7及び13を用いたが、これらの数は2個に限定されるものではなく、例えば3個以上として、ヒンジ部に第3のアンテナ及び検出器を配置すれば、さらに高い改善効果を得ることができる。
【0048】
また、本実施の形態では、アンテナ5及び11にλ/4モノポールアンテナを用いたが、この形式のアンテナに限らず、例えば1波長ダイポールアンテナ、半波長ポールアンテナ、逆Fアンテナ、ヘリカルアンテナ、逆Lアンテナ、ミアンダラインアンテナ、パッチアンテナ、ホイップアンテナ、λ/2モノポールアンテナなどを使用することができる。例えば、上部筐体3に内蔵するアンテナとして、1波長ダイポールアンテナ又は半波長ポールアンテナを用いることで、通話状態の下部保持状態又は中央保持状態における水平(XY)面方向の実効利得を高くすることができる。
【0049】
また、本実施の形態では、電力分配合成器16としてウィルキンソン型分配器を用いたが、これに限定されるものではなく、双方向性を有する電力分配器であればどのようなものであっても構わない。
【0050】
また、本実施の形態では、給電系に用いる給電線路として高周波同軸ケーブル19及び20を用いたが、高周波同軸ケーブルに限定されるものではなく、マイクロストリップラインなどの回路基板上に形成された伝送線路であってもよい。
【0051】
また、本実施の形態では、手の近接を検出する検出器7及び13として、静電式のものを用いたが、例えばフォトセンサあるいはカメラを用いて、手で覆われた時の光度などを検出するようにしてもよい。
【0052】
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2に係る無線通信装置の基本構成図である。
本実施の形態に係る無線通信装置30は、上述した図1に示す無線通信装置1において高周波スイッチ14及び15、検出器7及び13、制御部10を除いたものである。なお、図1と同一の符号を付すものは同一の構成要素を示している。
【0053】
図6において、本実施の形態に係る無線通信装置30は、アンテナ5及びアンテナ11が電力分配合成器16によって常に分配給電する構成を採っている。したがって、この構成は、図1に示す無線通信装置1において、高周波スイッチ14と高周波スイッチ15が常にオンしている状態と等価である。
【0054】
このように構成した場合、図5の(b)で示すように中央を保持した状態で、かつ通話状態において、アンテナ放射効率は約−5dBが得られる。また、図5の(a)で示すように下部保持状態においては、アンテナ11側の性能は著しく劣化していても同時に分配給電されているアンテナ5側の性能が十分高いために約−7dBのアンテナ放射効率が得られる。アンテナ5及びアンテナ11の両方に分配給電することで、高周波スイッチ14及び高周波スイッチ15による切替動作を行わなくても、ある程度のアンテナ放射効率の改善効果が得られる。
【0055】
このように、本実施の形態に係る無線通信装置30は、上部筐体3の先端部分と下部筐体4の先端部分夫々にアンテナを配置して、それらを同時に分配給電するようにしたので、使用者の手によって本装置30の如何なる部位が保持されても高いアンテナ放射効率を確保することが可能となる。
【0056】
(実施の形態3)
図7は、本発明の実施の形態3に係る無線通信装置40の基本構成図である。
本実施の形態に係る無線通信装置40は、上述した図1で示した無線通信装置1の検出器7及び13それぞれを、微小アンテナ41及び43と検波回路42及び44に置き換えたものである。なお、この図において、図1と同一の符号を付すものは同一の構成要素を示し、それらの詳細な説明を省略する。
【0057】
図7において、微小アンテナ41は、アンテナ5の近傍(例えば間隔5mm)に配設され、微小アンテナ43はアンテナ11の近傍(例えば間隔5mm)に配設される。微小アンテナ41及び43は、ループ長が例えば1/10波長(15mm)程度の微小ループアンテナで構成される。
【0058】
微小アンテナ41は検波回路42に接続される。検波回路42は図示せぬ高周波信号増幅回路とレベル検波回路を備える。微小アンテナ43は検波回路44に接続される。検波回路44は、高周波信号増幅回路とレベル検波回路を備える。アンテナ5から送出された送信信号の一部が微小アンテナ41で検出され、検出された高周波信号が検波回路42で検波されて、その結果が制御部10に入力される。また、アンテナ11から送出された送信信号の一部が微小アンテナ43で検出され、検出された高周波信号が検波回路44で検波されて、その結果が制御部10に入力される。
【0059】
ここで、図5の(a)で示すように、装置本体の下部を保持状態においては、アンテナ11と微小アンテナ43が手で覆われてしまうため、両アンテナの性能が著しく劣化する。そして、この場合には検波回路44の検波出力レベルが低くなる。また、図5の(c)で示すように、装置本体の上部を保持した状態においては、アンテナ5と微小アンテナ41が手で覆われてしまうため、両アンテナの性能が著しく劣化し、検波回路42の検波出力レベルが低くなる。
【0060】
上記のような検出レベルの変動を制御部10に通知することで、制御部10が高周波スイッチ14及び高周波スイッチ15の切替制御を行うよう構成することで、使用者の手によって本装置40の如何なる部位が保持されても高いアンテナ放射効率を確保することが可能となる。
【0061】
このように、本実施の形態に係る無線通信装置40は、上部筐体3の先端部分に配置されたアンテナ5の近傍に微小アンテナ41と検波回路42を配置し、下部筐体4の先端部分に配置されたアンテナ11の近傍に微小アンテナ43と検波回路44を配置して、上部筐体3と下部筐体4夫々への手の接近を検出して、アンテナ5とアンテナ11の切り替えを行うようにしたので、使用者の手によって本装置40の如何なる部位が保持されても高いアンテナ放射効率を確保することが可能となる。
【0062】
(実施の形態4)
図8は、本発明の実施の形態4に係る無線通信装置の基本的構成図である。
本実施の形態に係る無線通信装置50は、上述した図6に示す無線通信装置30のアンテナ5を1波長ダイポールに置き換えたものである。なお、この図において、図6と同一の符号を付すものは同一の構成要素を示し、それらの詳細な説明を省略する。
【0063】
図8において、ダイポール素子51及び52は、それぞれ電気長が約半波長(約75mm)の銅線をL字型に成形したものである。ダイポール素子51及び52は平衡不平衡変換素子53に接続され、これらにより1波長ダイポールアンテナが構成されている。このような構成により、図3で示す通話状態における水平面(XY面)方向における放射特性において、垂直偏波成分を高くすることができる。これにより、陸上移動通信の伝搬環境における実効利得を向上することができる。
【0064】
このように、本実施の形態の無線通信装置50によれば、図5の(a)で示すように装置本体の下部を保持した状態、図5の(b)で示すように装置本体の中央を保持した状態又は図5の(c)で示すように装置本体の上部を保持した状態のいずれの状態においても、通話状態における高い実効利得を確保することができる。
【0065】
なお、上記実施の形態において、上部筐体3に配設されるダイポール素子51及び52は、1波長ダイポールに限るものではなく、例えば半波長素子を装置本体の幅方向に配置するような構成により、通話状態において高い垂直偏波成分の放射が得られる構成であれば同様な効果が得られる。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、連続送信動作や送信電力制御を行うCDMA方式の無線通信装置でも、折り畳み式の無線通信装置でも使用者が装置本体を保持した場合のアンテナ性能劣化を最小限に抑え、高いアンテナ放射効率を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る無線通信装置を示す基本構成図
【図2】図1の無線通信装置のA−A´線断面図
【図3】本発明の実施の形態1に係る無線通信装置の通話使用状態を示す図
【図4】本発明の実施の形態1に係る無線通信装置の電子メール操作状態を示す図
【図5】本発明の実施の形態1に係る無線通信装置を保持する使用者の手の位置を示す図
【図6】本発明の実施の形態2に係る無線通信装置を示す基本構成図
【図7】本発明の実施の形態3に係る無線通信装置を示す基本構成図
【図8】本発明の実施の形態4に係る無線通信装置を示す基本構成図
【符号の説明】
1、30、40、50 無線通信装置
5、11 アンテナ
2 ヒンジ部
3 上部筐体
4 下部筐体
6、12 整合回路
7、13 検出器
8 上部回路基板
9 液晶ディスプレイ
10 制御部
14、15 高周波スイッチ
16 電力分配合成器
17 送受信回路
18 下部回路基板
19、20 高周波同軸ケーブル
21 キー操作部
41、43 微小アンテナ
42、44 検波回路
51、52 ダイポール素子
53 平衡不平衡変換素子

Claims (8)

  1. ヒンジ部を中心に折り畳み可能な2つの部分で構成された筐体の一方の部分に設けられる第1アンテナと、前記筐体の他方の部分に設けられる第2アンテナと、送信信号を前記第1アンテナと前記第2アンテナに分配し、また前記第1アンテナと前記第2アンテナで受信された受信信号を合成する電力分配合成器と、前記第1アンテナと前記電力分配合成器との間に設けられ所定の電気長を有する第1給電線路と、前記第2アンテナと前記電力分配合成器との間に設けられ所定の電気長を有する第2給電線路と、を具備することを特徴とする無線通信装置。
  2. ヒンジ部を中心に折り畳み可能な2つの部分で構成された筐体の一方の部分に設けられる第1アンテナと、前記筐体の他方の部分に設けられる第2アンテナと、前記第1アンテナ及び第2アンテナ夫々から離間した位置に設けられる第3アンテナと、送信信号を前記第1アンテナと前記第2アンテナと前記第3アンテナに分配し、また前記第1アンテナと前記第2アンテナと前記第3アンテナで受信された受信信号を合成する電力分配合成器と、前記第1アンテナと前記電力分配合成器との間に設けられ所定の電気長を有する第1給電線路と、前記第2アンテナと前記電力分配合成器との間に設けられ所定の電気長を有する第2給電線路と、前記第3アンテナと前記電力分配合成器との間に設けられ所定の電気長を有する第3給電線路と、を具備することを特徴とする無線通信装置。
  3. ヒンジ部を中心に折り畳み可能な2つの部分で構成された筐体の一方の部分に設けられる第1アンテナと、前記筐体の他方の部分に設けられる第2アンテナと、送信信号を前記第1アンテナと前記第2アンテナに分配し、また前記第1アンテナと前記第2アンテナで受信された受信信号を合成する電力分配合成器と、前記第1アンテナと前記電力分配合成器との間に設けられ所定の電気長を有する第1給電線路と、前記第2アンテナと前記電力分配合成器との間に設けられ所定の電気長を有する第2給電線路と、前記第1給電線路上の一部分に設けられ常時閉状態となる第1高周波スイッチと、前記第2給電線路上の一部分に設けられ常時閉状態となる第2高周波スイッチと、前記筐体の一方の部分への人体の接触を検出する第1検出器と、前記筐体の他方の部分への人体の接触を検出する第2検出器と、前記第1検出器で人体の接触が検知された場合には前記第1高周波スイッチを開状態にし、前記第2検出器で人体の接触が検知された場合には前記第2高周波スイッチを開状態にする制御回路と、を具備することを特徴とする無線通信装置。
  4. 前記第1検出器及び第2検出器は、静電容量の変化を利用したタッチセンサ、光度を検出するフォトセンサ並びにカメラのいずれかを具備することを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
  5. 前記第1検出器及び第2検出器は、アンテナと、前記アンテナで捉えられた前記第1アンテナ又は前記第2アンテナから送信された変調波信号を検波し、検波信号を出力するレベル検波手段とを具備するとともに、前記第1検出器は、前記第1アンテナの近傍に配置され、前記第2検出器は、前記第2アンテナの近傍に配置されることを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。
  6. 前記第1アンテナ又は前記第2アンテナは、4分の1波長の長さに形成されたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の無線通信装置。
  7. 前記第3アンテナは、4分の1波長の長さに形成されたことを特徴とする請求項3から請求項6のいずれかに記載の無線通信装置。
  8. 前記第1アンテナ又は前記第2アンテナは、1波長のダイポールアンテナ又は半波長のダイポールアンテナであることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の無線通信装置。
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