JP2004179981A - 共同通信システム、移動端末、共同通信方法及びプログラム - Google Patents

共同通信システム、移動端末、共同通信方法及びプログラム Download PDF

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敦志 石田
Nobuaki Ishii
伸明 石井
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Abstract

【課題】三者通話のように複数の移動端末が同じ相手先と通信を行う場合、既存の移動体システムにおいては、それぞれの移動端末に対して制御チャネルの確保や音声及びパケット送受信の為の通信チャネルの確保が必要になる。
【解決手段】移動端末同士が近隣にグループを構成し、複数の移動端末が擬似的に1台の端末のように基地局と音声及びパケットの送受信をし、基地局より上位の装置において、1移動端末分の無線リソース制御チャネルを確保するだけで通信が可能になる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の移動端末でグループを形成し、代表となる移動端末が基地局との通信インターフェースとなり、無線リソースの利用において、基地局と複数の移動端末が1対1で通信を行っている場合と同等の効果を有する共同通信システム、移動端末、共同通信方法及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話に用いられているプロトコル構造の例として、図12にW−CDMAのプロトコル構造を示す。
W−CDMAにおけるプロトコル構成は、ネットワーク層の無線リソース制御(RRC)プロトコル121、データリンク層の無線リンク制御(RLC)副層122とメディア・アクセス制御(MAC)副層123、及び物理層の物理チャネル124からなる。
RRC121はネットワークと移動端末を接続するなどの働きをする。
RLC副層122はエラー訂正やフロー制御、プロトコルエラー検出等を行う。
MAC副層123はRLC副層122に対して、データ送信サービスである論理チャネル125を提供し、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピング等を行う。
物理層124はMAC副層123に対して、使用する物理チャネルの特性を定めるトランスポートチャネル126を提供し、物理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピング等を行う。
【0003】
呼制御の例として、ITU−T Q.931に規定されている接続制御用メッセージを用いた回線接続シーケンスを図13に示す。
発信側の端末は、呼設定を交換機へ送る。呼設定は通信相手の電話番号などの情報を有する。
交換機は呼設定を受け取ると、発信側の端末へ呼設定受付を送信し、着信側の端末には呼設定を送る。
着信側の端末は呼出音を鳴動させ、呼出を行っていることを示すメッセージを交換機に送る。交換機はこれを発信側の端末へ送信する。発信側の端末ではこれを受信するとリングバックトーンが聞こえる。
着信側の端末で応答があると、交換機はこれを発信側の端末へ送り、着信側の端末へ応答確認を送って回線を接続する。
【0004】
通信が終わると、発信側の端末から回線の切断を交換機に伝え、交換機はこれを着信側の端末に伝えると共に、発信側の端末へ回線の解放を知らせる。
発信側の端末は、回線の解放が完了したことを交換機に伝える。着信側の端末は、回線の切断を受けて、回線を解放し、交換機は解放したことが完了したことを着信側の端末に伝える。
【0005】
以下、本発明の内容に関連する文献を挙げる。
<複数の電波を使い分ける例>
特許文献1では電話回線に接続された電話機(親機)と、これと無線通信を行う子機とからなる通信装置において、親機―子機間と子機―子機間とで使用する送信電力や周波数などを使い分ける方法を提供する。
【0006】
<子機間で無線通信を行う例>
特許文献2では無線通信が可能な複数の子機を有する電話装置において、子機間の通信は有線と無線の両回線を使用でき、電界強度の増減によって、無線通信から有線通信へ切り換えを行い、通話が途切れない方法を提示する。
【0007】
【特許文献1】
特開平01−220921号公報
【特許文献2】
特開平07−059144号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の移動体通信システムにおいては、複数の移動端末が同一の相手端末に通信をする場合、各々の移動端末は基地局より上位の装置と移動端末間において通信経路を確保する必要があった。そのため基地局より上位の装置では、個々の端末に対して重複する制御を実行しなければならないという問題があった。
また、相手端末より発信元に対して送られる下り音声及びパケットは、各々の端末へ個別に供給される必要があるため、相手端末と移動端末間に移動端末分のリソースが必要となってしまう問題点がある。
【0009】
本発明は上記の問題を解決するために、移動端末にグループを形成させ、あたかも1台の端末のように振舞わせることにより、通信に必要な通信CHを減らす手段を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
以上の問題点を解決する為に、請求項1記載の発明である共同通信システムは、基地局及び移動端末とを有するシステムであって、上記基地局は、上記移動端末と通信する手段と、上記移動端末を呼び出す手段と、通信を制御する手段と、相手端末へ通信回線を接続する手段と、ネットワークに加入している端末の情報を保持する手段とを有し、上記移動端末は、上記基地局と通信を行う手段と、他の移動端末と通信する手段と、他の複数の移動端末と同時に通信する通信インターフェース化手段と、音声を合成する音声合成手段と、パケットの合成を行うパケット合成手段と、上記音声及びパケットのデータを記憶するデータ記憶手段と、上記音声及びパケットの入力を行う入力手段と、上記音声及びパケットの出力を行う出力手段と、上記音声及びパケットの分離や計算を行うデータ処理手段と、全体を制御する制御手段と、自身に電力を供給する電力供給手段とを有することを特徴とする。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の共同通信システムであって、上記通信インターフェース化手段は、複数の移動端末がグループを構成するグループ構成手段と、上記グループと上記基地局間及び上記グループ間で通信を行う通信手段と、上記グループを解散するグループ解除手段とを有することを特徴とする。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の共同通信システムであって、上記グループ構成手段は、親となる移動端末が子となる移動端末にグループを形成するための信号を送信する手段と、上記子となる移動端末が上記親となる移動端末に上記グループに参加する意思を伝えるための信号を送信する手段と、上記親となる移動端末が上記子となる移動端末に上記グループに参加する許可を与える信号を送信する手段と、上記親となる移動端末が上記子となる移動端末に上記グループで使用するチャネルを割り当てる手段とを有することを特徴とする。
【0013】
請求項4記載の発明は、請求項2記載の共同通信システムであって、上記通信手段は、発信接続を行う発信接続手段と、着信接続を行う着信接続手段と、接続を切断する終話手段とを有することを特徴とする。
【0014】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の共同通信システムであって、上記発信接続手段は、上記親となる移動端末から通信相手の情報を発信する手段と、上記親となる移動端末の認証を行う手段と、移動端末のグループが使用するチャネルを設定する手段と、上記移動端末のグループに上記通信相手を呼び出していることを知らせる手段と、上記親となる移動端末に上記通信相手からの応答を伝える手段と、上記親となる移動端末がグループに属する移動端末に通信を行う許可を与える手段とを有することを特徴とする。
【0015】
請求項6記載の発明は、請求項4記載の共同通信システムであって、上記着信接続手段は、上記親となる移動端末を探す手段と、上記親となる移動端末の認証を行う手段と、移動端末のグループが使用するチャネルを設定する手段と、上記親となる移動端末に通信相手の情報を送信する手段と、上記親となる移動端末の呼び出しを行っていることを知らせる手段と、上記親となる移動端末が応答する手段と、上記親となる移動端末がグループに属する移動端末に通信を行う許可を与える手段とを有することを特徴とする。
【0016】
請求項7記載の発明は、請求項4記載の共同通信システムであって、上記終話手段は、上記親機が通信の切断を要求する手段と、通信の切断を確認する手段と、使用していたチャネルを閉じる手段と、チャネルを閉じたことを確認する手段とを有することを特徴とする。
【0017】
請求項8記載の発明は、請求項2記載の共同通信システムであって、上記グループ解除手段は、親となる移動端末がグループ内の移動端末にグループを解放するための手段と、子となる移動端末が上記親となる移動端末にグループ解放を完了した旨を伝える手段と、上記親となる移動端末が上記子となる移動端末にグループで使用したチャネルを切断するための手段と、上記子となる移動端末が上記親となる移動端末にグループで使用したチャネルを切断した旨を伝える手段とを有することを特徴とする。
【0018】
請求項9記載の発明である移動端末は、基地局と通信を行う手段と、他の移動端末と通信する手段と、他の複数の移動端末と同時に通信する通信インターフェース化手段と、音声を合成する音声合成手段と、パケットの合成を行うパケット合成手段と、上記音声及びパケットのデータを記憶するデータ記憶手段と、上記音声及びパケットの入力を行う入力手段と、上記音声及びパケットの出力を行う出力手段と、上記音声及びパケットの分離や計算を行うデータ処理手段と、全体を制御する制御手段と、自身に電力を供給する電力供給手段とを有することを特徴とする。
【0019】
請求項10記載の発明は、請求項9記載の移動端末であって、上記通信インターフェース化手段は、複数の移動端末がグループを構成するグループ構成手段と、上記グループと上記基地局間及び上記グループ間で通信を行う通信手段と、上記グループを解散するグループ解除手段とを有することを特徴とする。
【0020】
請求項11記載の発明は、請求項10記載の移動端末であって、上記グループ構成手段は、親となる移動端末が子となる移動端末にグループを形成するための信号を送信する手段と、上記子となる移動端末が上記親となる移動端末に上記グループに参加する意思を伝えるための信号を送信する手段と、上記親となる移動端末が上記子となる移動端末に上記グループに参加する許可を与える信号を送信する手段と、上記親となる移動端末が上記子となる移動端末に上記グループで使用するチャネルを割り当てる手段とを有することを特徴とする。
【0021】
請求項12記載の発明は、請求項11記載の移動端末であって、上記通信手段は、発信接続を行う発信接続手段と、着信接続を行う着信接続手段と、接続を切断する終話手段とを有することを特徴とする。
【0022】
請求項13記載の発明は、請求項12記載の移動端末であって、上記発信接続手段は、上記親となる移動端末から通信相手の情報を発信する手段と、上記親となる移動端末の認証を行う手段と、移動端末のグループが使用するチャネルを設定する手段と、上記移動端末のグループに上記通信相手を呼び出していることを知らせる手段と、上記親となる移動端末に上記通信相手からの応答を伝える手段と、上記親となる移動端末がグループに属する移動端末に通信を行う許可を与える手段とを有することを特徴とする。
【0023】
請求項14記載の発明は、請求項12記載の移動端末であって、上記着信接続手段は、上記親となる移動端末を探す手段と、上記親となる移動端末の認証を行う手段と、移動端末のグループが使用するチャネルを設定する手段と、上記親となる移動端末が通信相手の情報を受信する手段と、上記親となる移動端末の呼び出しを行っていることを知らせる手段と、上記親となる移動端末が応答する手段と、上記親となる移動端末がグループに属する移動端末に通信を行う許可を与える手段とを有することを特徴とする。
【0024】
請求項15記載の発明は、請求項12記載の移動端末であって、上記終話手段は、上記親機が通信の切断を要求する手段と、通信の切断を確認する手段と、使用していたチャネルを閉じる手段と、チャネルを閉じたことを確認する手段とを有することを特徴とする。
【0025】
請求項16記載の発明は、請求項10記載の移動端末であって、上記グループ解除手段は、親となる移動端末がグループ内の移動端末にグループを解放するための手段と、子となる移動端末が上記親となる移動端末にグループ解放を完了した旨を伝える手段と、上記親となる移動端末が上記子となる移動端末にグループで使用したチャネルを切断するための手段と、上記子となる移動端末が上記親となる移動端末にグループで使用したチャネルを切断した旨を伝える手段とを有することを特徴とする。
【0026】
請求項17記載の発明である共同通信方法は、複数の移動端末がグループを構成するグループ構成ステップと、上記グループと基地局間及び上記グループ間において通信を行う通信ステップと、上記グループを解散するグループ解除ステップとを有することを特徴とする。
【0027】
請求項18記載の発明は、請求項17記載の共同通信方法であって、上記グループ構成ステップは、親となる移動端末が子となる移動端末にグループを形成するための信号を送信するステップと、上記子となる移動端末が上記親となる移動端末に上記グループに参加する意思を伝えるための信号を送信するステップと、上記親となる移動端末が上記子となる移動端末に上記グループに参加する許可を与える信号を送信するステップと、上記親となる移動端末が上記子となる移動端末に上記グループで使用するチャネルを割り当てるステップとを有することを特徴とする。
【0028】
請求項19記載の発明は、請求項17記載の共同通信方法であって、上記通信ステップは、発信接続を行う発信接続ステップと、着信接続を行う着信接続ステップと、接続を切断する終話ステップとを有することを特徴とする。
【0029】
請求項20記載の発明は、請求項17記載の共同通信方法であって、上記通信ステップは、着信接続を行う着信接続ステップと、発信接続を行う発信接続ステップと、接続を切断する終話ステップとを有することを特徴とする。
【0030】
請求項21記載の発明は、請求項19又は20記載の共同通信方法であって、上記発信接続ステップは、上記親となる移動端末から通信相手の情報を発信するステップと、上記親となる移動端末の認証を行うステップと、移動端末のグループが使用するチャネルを設定するステップと、上記移動端末のグループに上記通信相手を呼び出していることを知らせるステップと、上記親となる移動端末に上記通信相手からの応答を伝えるステップと、上記親となる移動端末がグループに属する移動端末に通信を行う許可を与えるステップとを有することを特徴とする。
【0031】
請求項22記載の発明は、請求項19又は20記載の共同通信方法であって、上記着信接続ステップは、上記親となる移動端末を探すステップと、上記親となる移動端末の認証を行うステップと、移動端末のグループが使用するチャネルを設定するステップと、上記親となる移動端末が通信相手の情報を受信するステップと、上記親となる移動端末の呼び出しを行っていることを知らせるステップと、上記親となる移動端末が応答するステップと、上記親となる移動端末がグループに属する移動端末に通信を行う許可を与えるステップとを有することを特徴とする。
【0032】
請求項23記載の発明は、請求項19又は20記載の共同通信方法であって、上記終話ステップは、上記親機が通信の切断を要求するステップと、通信の切断を確認するステップと、使用していたチャネルを閉じるステップと、チャネルを閉じたことを確認するステップとを有することを特徴とする。
【0033】
請求項24記載の発明は、請求項17記載の共同通信方法であって、上記グループ解除ステップは、親となる移動端末がグループ内の移動端末にグループを解放するための信号を送信するステップと、子となる移動端末が上記親となる移動端末にグループ解放を完了した旨を伝える信号を送信するステップと、上記親となる移動端末が上記子となる移動端末にグループで使用したチャネルを切断するための信号を送信するステップと、上記子となる移動端末が上記親となる移動端末にグループで使用したチャネルを切断した旨を伝える信号を送信するステップとを有することを特徴とする。
【0034】
請求項25記載の発明である共同通信プログラムは、コンピュータに、複数の移動端末がグループを構成するグループ構成処理と、上記グループと基地局間及び上記グループ間において通信を行う通信処理と、上記グループを解散するグループ解除処理とを実行させることを特徴とする。
【0035】
請求項26記載の発明は、請求項25記載の共同通信プログラムであって、上記グループ構成処理は、親となる移動端末が子となる移動端末にグループを形成するための信号を送信する処理と、上記子となる移動端末が上記親となる移動端末にグループに参加する意思を伝えるための信号を送信する処理と、上記親となる移動端末が上記子となる移動端末にグループに参加する許可を与える信号を送信する処理と、上記親となる移動端末が上記子となる移動端末にグループで使用するチャネルを割り当てる処理とを有することを特徴とする。
【0036】
請求項27記載の発明は、請求項25記載の共同通信プログラムであって、上記通信処理は、発信接続を行う発信接続処理と、着信接続を行う着信接続処理と、接続を切断する終話処理とを有することを特徴とする。
【0037】
請求項28記載の発明は、請求項27記載の共同通信プログラムであって、上記発信接続処理は、上記親となる移動端末から通信相手の情報を発信する処理と、上記親となる移動端末の認証を行う処理と、移動端末のグループが使用するチャネルを設定する処理と、上記移動端末のグループに上記通信相手を呼び出していることを知らせる処理と、上記親となる移動端末に上記通信相手からの応答を伝える処理と、上記親となる移動端末がグループに属する移動端末に通信を行う許可を与える処理とを有することを特徴とする。
【0038】
請求項29記載の発明は、請求項27記載の共同通信プログラムであって、上記着信接続処理は、上記親となる移動端末を探す処理と、上記親となる移動端末の認証を行う処理と、移動端末のグループが使用するチャネルを設定する処理と、上記親となる移動端末が通信相手の情報を受信する処理と、上記親となる移動端末の呼び出しを行っていることを知らせる処理と、上記親となる移動端末が応答する処理と、上記親となる移動端末がグループに属する移動端末に通信を行う許可を与える処理とを有することを特徴とする。
【0039】
請求項30記載の発明は、請求項27記載の共同通信プログラムであって、上記終話処理は、上記親機が通信の切断を要求する処理と、通信の切断を確認する処理と、使用していたチャネルを閉じる処理と、チャネルを閉じたことを確認する処理とを有することを特徴とする。
【0040】
請求項31記載の発明は、請求項25記載の共同通信プログラムであって、上記グループ解除処理は、親となる移動端末がグループ内の移動端末にグループを解放するための信号を送信する処理と、子となる移動端末が上記親となる移動端末にグループ解放を完了した旨を伝える信号を送信する処理と、上記親となる移動端末が上記子となる移動端末にグループで使用したチャネルを切断するための信号を送信する処理と、上記子となる移動端末が上記親となる移動端末にグループで使用したチャネルを切断した旨を伝える信号を送信する処理とを有することを特徴とする。
【0041】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施例を述べる。
<システムの構成>
図1に本発明の移動体通信システムの構成を示す。
本発明の移動体通信システムは、移動端末グループ11、基地局13、基地局制御装置14、移動体通信交換機15及び相手端末16を有する。移動端末グループ11と相手端末16とはパケット12と音声をやり取りする。
【0042】
移動端末グループ11は親機111と子機112とを有する、複数の移動端末からなる集合である。移動端末グループ11内では、微弱電波を使用することで相互に音声及びパケット114を送受信する。
親機111はグループを代表してパケット114を基地局13へ送信する機能と、基地局13から親機に対して送信される音声及びパケット12を受信する機能を有する。
子機112は上りでは、親機111に対して音声及びパケット114を送信する機能を持ち、下りでは、移動端末グループ11中で無線CHを共有して使用することで、基地局13から親機111に対して送信される音声及びパケット12を直接受信する機能を有する。
基地局13は移動端末グループ11の上位に位置し、各移動端末へ音声及びパケット12を送信する機能と、移動端末グループ11中の親機111から送信される音声及びパケット12を受信する機能とを有する。
基地局制御装置14は基地局13を制御する。
移動体通信交換機15は配下に基地局制御装置14及び基地局13とを有し、相手端末16へ回線を接続する。
相手端末16は移動端末グループ11と音声及びパケット12の送受信を行う。
【0043】
<システムの動作>
移動端末(親機)111と基地局13とは通常の電波で通信し、移動端末グループ内では微弱電波を使用する。
親機111と他の移動端末(子機)112は微弱電波で接続され、移動端末グループ11を構成している。この移動端末グループ11は擬似的に1台の移動端末と同等の機能を有し、1つの相手端末16と通信を行う。
移動端末グループ11から相手端末16に対して音声及びパケット12を送信する場合は、親機111が子機112からの音声及びパケット114を一旦集積し、それらを親機111にて生成された音声及びパケット114と親機111内部で合成する。そして、合成された音声及びパケット12が親機111から基地局13へ送信される。
逆に、相手端末16から移動端末グループ11に対して音声及びパケット12が送信される場合は、親機111と子機112は基地局13から直接音声及びパケット12を受信することができる。
【0044】
<移動端末の構成>
図2に、本発明の移動端末の構成を示す。
移動端末21は、無線部210、音声合成部211、パケット合成部212、記憶部213、入力部214、出力部215、制御部216、処理部217及び電源部218を有する。
【0045】
無線部210は基地局13との接続用の電波22と、グループ内の他の移動端末との接続用の微弱電波23を放ち、音声及びパケットの送受信を行う。
音声合成部211は親機111と子機112の音声データを合成する。
パケット合成部212は親機111と子機112のパケットを合成する。
記憶部213は音声及びパケットデータを記憶する。
入力部214は端末の音声入力やパケット入力を行う。
出力部215は音声及びパケットを出力する。
処理部216は子機112からの音声及びパケットの分離や計算を行う。
制御部217は無線部210、音声合成部211、パケット合成部212、記憶部213、入力部214、出力部215及び処理部216ら全ての制御を行う。
電源部218は各構成部分への電力源である。
【0046】
この移動端末21は図1の親機111にも子機112にもなり得るものである。
【0047】
<グループ構成の手順>
本発明の実施例の動作を、以下に説明する。
図3は、図1の移動端末(親機)111と移動端末(子機)112が移動端末グループ11を構成する手順を示す。
初めに、図2で示す機能を有する任意の移動端末は、電話番号等の移動端末固有のIDで指定された周囲の移動端末に対して、“グルーピング開始”信号35aを送信する。この時に“グルーピング開始”信号35aを送信する移動端末は親機111となる。
尚移動端末固有のIDは、ユーザ同士が教え合うことで事前に入手することが必要である。
次に、“グルーピング開始”信号35aを受信した移動端末(子機)112は、
“グループ参加要求”信号35bを親機111に対して返信する。
“グループ参加要求”信号35bを受信した親機111は、子機112に対して“グループ参加許可”信号35cを送信する。
そして親機111は、グループ内で音声及びパケットの送受信をするために“グループ用無線CHアサイン”35dを子機112に対して送信し、グループ構成処理が完了する。
【0048】
<発信接続の手順>
図4は、図1の移動端末グループ11から基地局13への発信接続のシーケンスフローを示す。発信接続はグループ構成完了後に行う。
グループ構成が完了したグループ中の親機111は基地局13に対して“呼設定、発信無線状態報告”信号45aを送信し、“呼設定受付”信号45bを基地局13より受信する。
基地局側13は認証手順45cを送った後、“無線CHアサイン”信号45dを親機111へ送信する。親機111は、受信した無線CHを“下り用無線CHアサイン”45eとして子機112に転送する。これには、基地局13から親機111に対して送信される音声及びパケットを、子機112でもモニター可能にする目的がある。
次に、グループ中の親機111と子機112は、指定されたCHを補足し、無線回線の設定を行う。そしてグループ中の親機111は基地局13より“呼出”信号45fを受信し、子機112は親機111より“呼出”信号45gを受信する。
基地局13は、発信側の移動端末(親機111と子機112)への呼出音の生成を指令する。着信側の端末等の応答により、発信側の移動端末(親機111と子機112)へ“応答”信号45hが送信される。
親機111は基地局13へ“応答確認”信号45iを送信し、子機112へ“送受信許可”信号45jを送信し、通信45kが始まる。通信45kで、親機111−子機112間双方向通信、親機111−基地局13間双方向通信、及び基地局13−子機112間片方向通信を行う。
【0049】
<着信接続の手順>
図5は、図1の基地局側13から移動端末グループ11への着信接続のシーケンスフローを示す。着信接続はグループ構成完了後に行う。
基地局13より“呼出”信号55aを親機111へ送信する。親機111は“呼出”信号55aを受信すると、“着信無線状態報告”信号55bを基地局側13へ送信する。
親機111と基地局13との間で認証手順等55cが実施された後、基地局13は“無線CHアサイン”信号55dを親機111に対して送信する。親機111は、受信した無線CHを“下り用無線CHアサイン”信号55eとして子機112へ転送する。
グループ中の親機111と子機112は、指定されたCHを補足し、無線回線の設定を行う。その後、基地局13より親機111に“呼設定”信号55fが送られ、親機111は着信音を生成した後、基地局側13に“呼出”信号55gを送信する。
親機111の応答により“応答”信号55hが親機111から基地局13へ送信され、基地局13より“応答確認”55iを親機111で受信すると、子機112へ“送受信許可”信号55jを送信し、通信55kが始まる。通信55kで親機111−子機112間双方向通信、親機111−基地局13間双方向通信、及び基地局13−子機112間片方向通信を行う。
【0050】
<終話動作の手順>
図6は終話動作のシーケンスフローを示す。親機111は、“切断”信号65bを基地局13へ送信する。基地局側13は“解放”信号65cを親機111へ送信する。親機111は基地局側13へ“解放完了”信号65dを送信し、基地局側13から“無線CH切断”信号65eを受信し、子機112へ“無線CH切断”信号65fを送信する。親機111及び子機112は、基地局側13へ“無線CH切断確認”信号65g、65hを送信し、無線回線の切断を行う。
【0051】
<グルーピングの解除手順>
図7は、図3にて構成したグルーピングの解除手順を示すシーケンスフローである。まず、親機111は子機112に対して“グルーピング解放”信号75aを送信する。次に、子機112から親機111へ“グルーピング解放完了”信号75bが送信される。そして、親機111から子機112へ“グループ用無線CH切断”信号75cが送信され、子機112から親機111へ“グループ用無線CH切断確認”信号75dが送信され、グルーピングの解除が完了する。
【0052】
<親機からの送信>
図8は、親機111において生成される音声及びパケットの流れ(上り)を示す。親機111で生成される音声及びパケットは、グループ中の全ての子機112へ微弱電波83で転送され、当該の基地局13へ電波84で送信される。基地局13で受信した音声及びパケットは、従来の移動体通信システム方式と同様に、上位の基地局制御装置へ転送される。
【0053】
<子機からの送信>
図9は、子機112において生成される音声及びパケットの流れ(上り)を示す。子機112で生成される音声及びパケットは、グループ中の全ての移動端末(111及び93)へ微弱電波94で転送される。親機111は、子機112から転送される音声及びパケットを受信し、親機111で生成される音声及びパケットと合成し、電波95で基地局13へ送信する。基地局13で受信された音声及びパケットは、従来の移動体通信システム方式と同様に、上位の基地局制御装置14へ転送される。
【0054】
<グループにおける音声及びパケットの処理手順>
図10は、図8及び図9における、グループを形成する親機と子機で生成される音声及びパケットの処理手順を示す。まず、グループ中の親機と子機で音声及びパケットが生成される(ステップ110及びステップ111)。親機で生成された音声及びパケットはグループ中の全ての子機へ転送され(ステップ112)、子機で生成された音声及びパケットはグループ中の全移動端末へ転送される(ステップ113)。親機で受信した子機からの音声とパケットは分離され(ステップ114)、親機で生成された音声と子機から受信した音声の合成が行われる(ステップ115)。同時に、親機で生成されたデータと子機から受信したデータの合成が行われる(ステップ116)。親機は合成音声と合成データを基地局へ送信する(ステップ117)。
【0055】
<基地局から移動端末へ送信される音声及びパケットの流れ>
図11は、基地局側13からグループ全体11へ送信される音声及びパケットの流れ(下り)11dを示す。下りでは、グループ11中の全ての移動端末(111及び112)においてCHが共有化されているので、基地局13から親機111に対して送信される音声及びパケット11dをグループ11中の全端末(111及び112)は直接受信することができる。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、親機となる移動端末が基地局との通信インターフェースとなることで、複数の移動端末が相手端末に接続する場合、基地局より上位の装置において、1移動端末分の無線リソース(制御CH)を確保するだけで通信を可能となる。
【0057】
更に、複数端末が構成するグループに対して相手端末から送られる音声及びパケットの無線リソース(通信用CH)は、1端末分で済むことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動体通信システムの構成を示す図である。
【図2】本発明の移動端末の構成を示すブロック図である。
【図3】グループを構成するときに、親となる移動端末と子となる移動端末との間で行われる通信の手順を示すシーケンスフローである。
【図4】移動端末のグループから基地局への発信接続の手順を示すシーケンスフローである。
【図5】基地局から移動端末のグループへの着信接続の手順を示すシーケンスフローである。
【図6】終話動作の手順を示すシーケンスフローである。
【図7】移動端末のグループを解散する手順を示すシーケンスフローである。
【図8】親機で生成される音声及びパケットの流れを示す図である。
【図9】子機で生成される音声及びパケットの流れを示す図である。
【図10】親機及び子機において生成される音声及びパケットの処理手順を示すフローチャートである。
【図11】基地局から移動端末のグループへ送信される音声及びパケットの流れを示す図である。
【図12】W−CDMA方式におけるプロトコル構造を示す図である。
【図13】従来の回線接続手順を示すシーケンスフローである。
【符号の説明】
11 複数の移動端末からなるグループ
111 親機
112 子機
13 基地局
14 基地局制御装置
15 移動体通信交換機
21 移動端末
210 無線部
211 音声合成部
212 パケット合成部
213 記憶部
214 入力部
215 出力部
216 処理部
217 制御部
218 電源部

Claims (31)

  1. 基地局及び移動端末とを有するシステムであって、
    前記基地局は、
    前記移動端末と通信する手段と、
    前記移動端末を呼び出す手段と、
    通信を制御する手段と、
    相手端末へ通信回線を接続する手段と、
    ネットワークに加入している端末の情報を保持する手段とを有し、
    前記移動端末は、
    前記基地局と通信を行う手段と、
    他の移動端末と通信する手段と、
    他の複数の移動端末と同時に通信する通信インターフェース化手段と、
    音声を合成する音声合成手段と、
    パケットの合成を行うパケット合成手段と、
    前記音声及びパケットのデータを記憶するデータ記憶手段と、
    前記音声及びパケットの入力を行う入力手段と、
    前記音声及びパケットの出力を行う出力手段と、
    前記音声及びパケットの分離や計算を行うデータ処理手段と、
    全体を制御する制御手段と、
    自身に電力を供給する電力供給手段とを有することを特徴とする共同通信システム。
  2. 前記通信インターフェース化手段は、
    複数の移動端末がグループを構成するグループ構成手段と、
    前記グループと前記基地局間及び前記グループ間で通信を行う通信手段と、
    前記グループを解散するグループ解除手段とを有する請求項1記載の共同通信システム。
  3. 前記グループ構成手段は、
    親となる移動端末が子となる移動端末にグループを形成するための信号を送信する手段と、
    前記子となる移動端末が前記親となる移動端末に前記グループに参加する意思を伝えるための信号を送信する手段と、
    前記親となる移動端末が前記子となる移動端末に前記グループに参加する許可を与える信号を送信する手段と、
    前記親となる移動端末が前記子となる移動端末に前記グループで使用するチャネルを割り当てる手段とを有する請求項2記載の共同通信システム。
  4. 前記通信手段は、
    発信接続を行う発信接続手段と、
    着信接続を行う着信接続手段と、
    接続を切断する終話手段とを有する請求項2記載の共同通信システム。
  5. 前記発信接続手段は、
    前記親となる移動端末から通信相手の情報を発信する手段と、
    前記親となる移動端末の認証を行う手段と、
    移動端末のグループが使用するチャネルを設定する手段と、
    前記移動端末のグループに前記通信相手を呼び出していることを知らせる手段と、
    前記親となる移動端末に前記通信相手からの応答を伝える手段と、
    前記親となる移動端末がグループに属する移動端末に通信を行う許可を与える手段とを有する請求項4記載の共同通信システム。
  6. 前記着信接続手段は、
    前記親となる移動端末を探す手段と、
    前記親となる移動端末の認証を行う手段と、
    移動端末のグループが使用するチャネルを設定する手段と、
    前記親となる移動端末に通信相手の情報を送信する手段と、
    前記親となる移動端末の呼び出しを行っていることを知らせる手段と、
    前記親となる移動端末が応答する手段と、
    前記親となる移動端末がグループに属する移動端末に通信を行う許可を与える手段とを有する請求項4記載の共同通信システム。
  7. 前記終話手段は、
    前記親機が通信の切断を要求する手段と、
    通信の切断を確認する手段と、
    使用していたチャネルを閉じる手段と、
    チャネルを閉じたことを確認する手段とを有する請求項4記載の共同通信システム。
  8. 前記グループ解除手段は、
    親となる移動端末がグループ内の移動端末にグループを解放するための手段と、
    子となる移動端末が前記親となる移動端末にグループ解放を完了した旨を伝える手段と、
    前記親となる移動端末が前記子となる移動端末にグループで使用したチャネルを切断するための手段と、
    前記子となる移動端末が前記親となる移動端末にグループで使用したチャネルを切断した旨を伝える手段とを有する請求項2記載の共同通信システム。
  9. 基地局と通信を行う手段と、
    他の移動端末と通信する手段と、
    他の複数の移動端末と同時に通信する通信インターフェース化手段と、
    音声を合成する音声合成手段と、
    パケットの合成を行うパケット合成手段と、
    前記音声及びパケットのデータを記憶するデータ記憶手段と、
    前記音声及びパケットの入力を行う入力手段と、
    前記音声及びパケットの出力を行う出力手段と、
    前記音声及びパケットの分離や計算を行うデータ処理手段と、
    全体を制御する制御手段と、
    自身に電力を供給する電力供給手段とを有することを特徴とする移動端末。
  10. 前記通信インターフェース化手段は、
    複数の移動端末がグループを構成するグループ構成手段と、
    前記グループと前記基地局間及び前記グループ間で通信を行う通信手段と、
    前記グループを解散するグループ解除手段とを有する請求項9記載の移動端末。
  11. 前記グループ構成手段は、
    親となる移動端末が子となる移動端末にグループを形成するための信号を送信する手段と、
    前記子となる移動端末が前記親となる移動端末に前記グループに参加する意思を伝えるための信号を送信する手段と、
    前記親となる移動端末が前記子となる移動端末に前記グループに参加する許可を与える信号を送信する手段と、
    前記親となる移動端末が前記子となる移動端末に前記グループで使用するチャネルを割り当てる手段とを有する請求項10記載の移動端末。
  12. 前記通信手段は、
    発信接続を行う発信接続手段と、
    着信接続を行う着信接続手段と、
    接続を切断する終話手段とを有する請求項11記載の移動端末。
  13. 前記発信接続手段は、
    前記親となる移動端末から通信相手の情報を発信する手段と、
    前記親となる移動端末の認証を行う手段と、
    移動端末のグループが使用するチャネルを設定する手段と、
    前記移動端末のグループに前記通信相手を呼び出していることを知らせる手段と、
    前記親となる移動端末に前記通信相手からの応答を伝える手段と、
    前記親となる移動端末がグループに属する移動端末に通信を行う許可を与える手段とを有する請求項12記載の移動端末。
  14. 前記着信接続手段は、
    前記親となる移動端末を探す手段と、
    前記親となる移動端末の認証を行う手段と、
    移動端末のグループが使用するチャネルを設定する手段と、
    前記親となる移動端末が通信相手の情報を受信する手段と、
    前記親となる移動端末の呼び出しを行っていることを知らせる手段と、
    前記親となる移動端末が応答する手段と、
    前記親となる移動端末がグループに属する移動端末に通信を行う許可を与える手段とを有する請求項12記載の移動端末。
  15. 前記終話手段は、
    前記親機が通信の切断を要求する手段と、
    通信の切断を確認する手段と、
    使用していたチャネルを閉じる手段と、
    チャネルを閉じたことを確認する手段とを有する請求項12記載の移動端末。
  16. 前記グループ解除手段は、
    親となる移動端末がグループ内の移動端末にグループを解放するための手段と、
    子となる移動端末が前記親となる移動端末にグループ解放を完了した旨を伝える手段と、
    前記親となる移動端末が前記子となる移動端末にグループで使用したチャネルを切断するための手段と、
    前記子となる移動端末が前記親となる移動端末にグループで使用したチャネルを切断した旨を伝える手段とを有する請求項10記載の移動端末。
  17. 複数の移動端末がグループを構成するグループ構成ステップと、
    前記グループと基地局間及び前記グループ間において通信を行う通信ステップと、
    前記グループを解散するグループ解除ステップとを有することを特徴とする共同通信方法。
  18. 前記グループ構成ステップは、
    親となる移動端末が子となる移動端末にグループを形成するための信号を送信するステップと、
    前記子となる移動端末が前記親となる移動端末に前記グループに参加する意思を伝えるための信号を送信するステップと、
    前記親となる移動端末が前記子となる移動端末に前記グループに参加する許可を与える信号を送信するステップと、
    前記親となる移動端末が前記子となる移動端末に前記グループで使用するチャネルを割り当てるステップとを有する請求項17記載の共同通信方法。
  19. 前記通信ステップは、
    発信接続を行う発信接続ステップと、
    着信接続を行う着信接続ステップと、
    接続を切断する終話ステップとを有する請求項17記載の共同通信方法。
  20. 前記通信ステップは、
    着信接続を行う着信接続ステップと、
    発信接続を行う発信接続ステップと、
    接続を切断する終話ステップとを有する請求項17記載の共同通信方法。
  21. 前記発信接続ステップは、
    前記親となる移動端末から通信相手の情報を発信するステップと、
    前記親となる移動端末の認証を行うステップと、
    移動端末のグループが使用するチャネルを設定するステップと、
    前記移動端末のグループに前記通信相手を呼び出していることを知らせるステップと、
    前記親となる移動端末に前記通信相手からの応答を伝えるステップと、
    前記親となる移動端末がグループに属する移動端末に通信を行う許可を与えるステップとを有する請求項19又は20記載の共同通信方法。
  22. 前記着信接続ステップは、
    前記親となる移動端末を探すステップと、
    前記親となる移動端末の認証を行うステップと、
    移動端末のグループが使用するチャネルを設定するステップと、
    前記親となる移動端末が通信相手の情報を受信するステップと、
    前記親となる移動端末の呼び出しを行っていることを知らせるステップと、
    前記親となる移動端末が応答するステップと、
    前記親となる移動端末がグループに属する移動端末に通信を行う許可を与えるステップとを有する請求項19又は20記載の共同通信方法。
  23. 前記終話ステップは、
    前記親機が通信の切断を要求するステップと、
    通信の切断を確認するステップと、
    使用していたチャネルを閉じるステップと、
    チャネルを閉じたことを確認するステップとを有する請求項19又は20記載の共同通信方法。
  24. 前記グループ解除ステップは、
    親となる移動端末がグループ内の移動端末にグループを解放するための信号を送信するステップと、
    子となる移動端末が前記親となる移動端末にグループ解放を完了した旨を伝える信号を送信するステップと、
    前記親となる移動端末が前記子となる移動端末にグループで使用したチャネルを切断するための信号を送信するステップと、
    前記子となる移動端末が前記親となる移動端末にグループで使用したチャネルを切断した旨を伝える信号を送信するステップとを有する請求項17記載の共同通信方法。
  25. コンピュータに、
    複数の移動端末がグループを構成するグループ構成処理と、
    前記グループと基地局間及び前記グループ間において通信を行う通信処理と、
    前記グループを解散するグループ解除処理とを実行させるための共同通信プログラム。
  26. 前記グループ構成処理は、
    親となる移動端末が子となる移動端末にグループを形成するための信号を送信する処理と、
    前記子となる移動端末が前記親となる移動端末にグループに参加する意思を伝えるための信号を送信する処理と、
    前記親となる移動端末が前記子となる移動端末にグループに参加する許可を与える信号を送信する処理と、
    前記親となる移動端末が前記子となる移動端末にグループで使用するチャネルを割り当てる処理とを有する請求項25記載の共同通信プログラム。
  27. 前記通信処理は、
    発信接続を行う発信接続処理と、
    着信接続を行う着信接続処理と、
    接続を切断する終話処理とを有する請求項25記載の共同通信プログラム。
  28. 前記発信接続処理は、
    前記親となる移動端末から通信相手の情報を発信する処理と、
    前記親となる移動端末の認証を行う処理と、
    移動端末のグループが使用するチャネルを設定する処理と、
    前記移動端末のグループに前記通信相手を呼び出していることを知らせる処理と、
    前記親となる移動端末に前記通信相手からの応答を伝える処理と、
    前記親となる移動端末がグループに属する移動端末に通信を行う許可を与える処理とを有する請求項27記載の共同通信プログラム。
  29. 前記着信接続処理は、
    前記親となる移動端末を探す処理と、
    前記親となる移動端末の認証を行う処理と、
    移動端末のグループが使用するチャネルを設定する処理と、
    前記親となる移動端末が通信相手の情報を受信する処理と、
    前記親となる移動端末の呼び出しを行っていることを知らせる処理と、
    前記親となる移動端末が応答する処理と、
    前記親となる移動端末がグループに属する移動端末に通信を行う許可を与える処理とを有する請求項27記載の共同通信プログラム。
  30. 前記終話処理は、
    前記親機が通信の切断を要求する処理と、
    通信の切断を確認する処理と、
    使用していたチャネルを閉じる処理と、
    チャネルを閉じたことを確認する処理とを有する請求項27記載の共同通信プログラム。
  31. 前記グループ解除処理は、
    親となる移動端末がグループ内の移動端末にグループを解放するための信号を送信する処理と、
    子となる移動端末が前記親となる移動端末にグループ解放を完了した旨を伝える信号を送信する処理と、
    前記親となる移動端末が前記子となる移動端末にグループで使用したチャネルを切断するための信号を送信する処理と、
    前記子となる移動端末が前記親となる移動端末にグループで使用したチャネルを切断した旨を伝える信号を送信する処理とを有する請求項25記載の共同通信プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011205621A (ja) * 2010-03-03 2011-10-13 Kyocera Corp 基地局、無線端末及び無線通信システム
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