JP2000050347A - 携帯電話における着信側所在通知方法 - Google Patents
携帯電話における着信側所在通知方法Info
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- JP2000050347A JP2000050347A JP10226600A JP22660098A JP2000050347A JP 2000050347 A JP2000050347 A JP 2000050347A JP 10226600 A JP10226600 A JP 10226600A JP 22660098 A JP22660098 A JP 22660098A JP 2000050347 A JP2000050347 A JP 2000050347A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯電話を呼出そうとする発信者に、当該携
帯電話の所在位置を知らせる。 【解決手段】 発信者からの呼出信号が当該携帯電話の
在圏移動通信交換局に到達したとき、当該携帯電話の所
在通知アナウンスを発信者に送出する。
帯電話の所在位置を知らせる。 【解決手段】 発信者からの呼出信号が当該携帯電話の
在圏移動通信交換局に到達したとき、当該携帯電話の所
在通知アナウンスを発信者に送出する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆通信網を介し
て携帯電話に電話を掛ける場合、発信側で着信側の携帯
電話の所在エリア（area）を知るための、携帯電話にお
ける着信側所在通知方法に関するものである。
て携帯電話に電話を掛ける場合、発信側で着信側の携帯
電話の所在エリア（area）を知るための、携帯電話にお
ける着信側所在通知方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来は、携帯電話における着信側所在通
知方法として適当な方法は存在しなかった。図１は固定
電話機から携帯電話に電話を掛ける場合の関連装置の構
成を示すブロック図であって、図において、符号１は固
定電話機、符号２は固定電話網、符号３は携帯電話網の
地区Ａ、符号７は携帯電話網の地区Ａに属する携帯電話
である。符号３の携帯電話網の地区Ａは（他の地区も同
様であるが）、関門移動通信交換局４、在圏移動通信交
換局５、基地局６を含み、地区Ａの携帯電話網３の中に
は、複数の基地局６が存在し、携帯電話７は最も通信状
態の良好な基地局６を介し固定電話網２に接続されるよ
うに制御される。この接続制御において関門移動通信交
換局４、在圏移動通信交換局５、基地局６は階層構造的
な分担で接続制御動作を行う。
知方法として適当な方法は存在しなかった。図１は固定
電話機から携帯電話に電話を掛ける場合の関連装置の構
成を示すブロック図であって、図において、符号１は固
定電話機、符号２は固定電話網、符号３は携帯電話網の
地区Ａ、符号７は携帯電話網の地区Ａに属する携帯電話
である。符号３の携帯電話網の地区Ａは（他の地区も同
様であるが）、関門移動通信交換局４、在圏移動通信交
換局５、基地局６を含み、地区Ａの携帯電話網３の中に
は、複数の基地局６が存在し、携帯電話７は最も通信状
態の良好な基地局６を介し固定電話網２に接続されるよ
うに制御される。この接続制御において関門移動通信交
換局４、在圏移動通信交換局５、基地局６は階層構造的
な分担で接続制御動作を行う。
【０００３】任意の携帯電話７が現在時点において、ど
の基地局（単数または複数）と接続するのが適している
かというデータがデータベース８に記憶されており、関
門移動通信交換局４、在圏移動通信交換局５は、データ
ベース８を参照して、着信携帯電話７に対応する基地局
６を選定する。データベース８内のデータの更新につい
ては、色々な方法が開発されているが、これは本発明に
は直接の関係がないので説明を省略する。
の基地局（単数または複数）と接続するのが適している
かというデータがデータベース８に記憶されており、関
門移動通信交換局４、在圏移動通信交換局５は、データ
ベース８を参照して、着信携帯電話７に対応する基地局
６を選定する。データベース８内のデータの更新につい
ては、色々な方法が開発されているが、これは本発明に
は直接の関係がないので説明を省略する。
【０００４】図２は従来の方法の各ステップを示すフロ
ーチャートである。図１と図２を参照して従来の方法を
説明する。ステップ２０で固定電話機１は携帯電話７に
向け発信する。この発信は固定電話網２を介し関門移動
通信交換局４に接続され、関門移動通信交換局４で、固
定電話機１からの発信信号を受信する（ステップ２
１）。次にステップ２２で関門移動通信交換局４は携帯
電話７の位置情報をデータベース８から受信する。従来
は、携帯電話７の現在位置と発信局である固定電話機の
位置が１６０ｋｍ境界にして異なる料金が課せられ、同
じ携帯電話に対してでも、異なる距離にある固定電話機
１から電話を掛ける場合は異なる電話番号を使用するよ
う定められていた。そのため関門移動通信交換局４で
は、ステップ２３で、固定電話機１が使用した携帯電話
の番号の適否をチェックしている。
ーチャートである。図１と図２を参照して従来の方法を
説明する。ステップ２０で固定電話機１は携帯電話７に
向け発信する。この発信は固定電話網２を介し関門移動
通信交換局４に接続され、関門移動通信交換局４で、固
定電話機１からの発信信号を受信する（ステップ２
１）。次にステップ２２で関門移動通信交換局４は携帯
電話７の位置情報をデータベース８から受信する。従来
は、携帯電話７の現在位置と発信局である固定電話機の
位置が１６０ｋｍ境界にして異なる料金が課せられ、同
じ携帯電話に対してでも、異なる距離にある固定電話機
１から電話を掛ける場合は異なる電話番号を使用するよ
う定められていた。そのため関門移動通信交換局４で
は、ステップ２３で、固定電話機１が使用した携帯電話
の番号の適否をチェックしている。
【０００５】番号が不適切であれば、ステップ２４へ移
り、その旨のアナウンスを送出し、回線を切断する。こ
の場合、固定電話機１では正しい番号を使って電話を掛
け直す。ステップ２３の判定で、使用された電話番号が
適切と判定された場合は関門移動通信交換局４から宛先
の在圏移動通信交換局５へ発信信号が送信され（ステッ
プ２５）、在圏移動通信交換局５は基地局（複数又は単
数）６を介して携帯電話７へ呼出信号を送出する（ステ
ップ２６）。ステップ２７で携帯電話７が通話可能な状
態にあれば、ステップ２９に移り、固定電話機１に呼出
音を送出し、携帯電話７への着信が成立する（ステップ
３０）。ステップ２７の判定で話中であるか、電波断で
あるか、電源断であるかの原因により通話ができないと
きは、ステップ２８の切断処理を行う。
り、その旨のアナウンスを送出し、回線を切断する。こ
の場合、固定電話機１では正しい番号を使って電話を掛
け直す。ステップ２３の判定で、使用された電話番号が
適切と判定された場合は関門移動通信交換局４から宛先
の在圏移動通信交換局５へ発信信号が送信され（ステッ
プ２５）、在圏移動通信交換局５は基地局（複数又は単
数）６を介して携帯電話７へ呼出信号を送出する（ステ
ップ２６）。ステップ２７で携帯電話７が通話可能な状
態にあれば、ステップ２９に移り、固定電話機１に呼出
音を送出し、携帯電話７への着信が成立する（ステップ
３０）。ステップ２７の判定で話中であるか、電波断で
あるか、電源断であるかの原因により通話ができないと
きは、ステップ２８の切断処理を行う。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の方
法では、固定電話機１と携帯電話７の距離が１６０ｋｍ
以内であるか以上であるかという情報しか判らず、着信
側所在通知は行えない。また、不適切な番号を使用した
場合、電話の掛け直しを必要とするという問題がある。
もっとも１６０ｋｍの距離を境界に電話料を変更する制
度はその後廃止されているが、若し料金によって電話番
号を変更する従来の方法で料金の細かい変化に対応しよ
うとすると、１つの携帯電話が料金区分に応じて多数の
電話番号を持つ必要がある等の問題点があった。
法では、固定電話機１と携帯電話７の距離が１６０ｋｍ
以内であるか以上であるかという情報しか判らず、着信
側所在通知は行えない。また、不適切な番号を使用した
場合、電話の掛け直しを必要とするという問題がある。
もっとも１６０ｋｍの距離を境界に電話料を変更する制
度はその後廃止されているが、若し料金によって電話番
号を変更する従来の方法で料金の細かい変化に対応しよ
うとすると、１つの携帯電話が料金区分に応じて多数の
電話番号を持つ必要がある等の問題点があった。
【０００７】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、携帯電話を呼び出そうとする固定電
話機が、当該携帯電話と接続以前の時点で当該携帯電話
の位置情報を知り、この位置情報から電話料金を推定す
ることができ、かつ同一の携帯電話に対し異なる電話番
号の使い分けをする必要のない方法を提供することを目
的としている。
されたものであり、携帯電話を呼び出そうとする固定電
話機が、当該携帯電話と接続以前の時点で当該携帯電話
の位置情報を知り、この位置情報から電話料金を推定す
ることができ、かつ同一の携帯電話に対し異なる電話番
号の使い分けをする必要のない方法を提供することを目
的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明では、携帯電話
と接続以前の時点で、在圏移動通信交換局から、発信側
の固定電話機に対し、当該携帯電話の所在通知アナウン
スを送出するようにした。
と接続以前の時点で、在圏移動通信交換局から、発信側
の固定電話機に対し、当該携帯電話の所在通知アナウン
スを送出するようにした。
【０００９】すなわち本発明の携帯電話における着信側
所在通知方法は、発信側の固定電話機から当該固定電話
機が所属する固定電話網と着信側携帯電話が所属する地
区の携帯電話網を介し当該着信側携帯電話に着信する場
合、当該携帯電話の所在エリアを前記発信側の固定電話
機に通知する携帯電話における着信側所在通知方法にお
いて、前記地区の携帯電話網は、当該地区の携帯電話網
に現在時点において登録済みの携帯電話に関するデータ
が記憶されているデータベースと、このデータベースに
登録済みの携帯電話に対し、分担して接続サービスを提
供する関門移動通信交換局、在圏移動通信交換局、基地
局とを含み、前記固定電話網からは前記関門移動通信交
換局に接続され、前記関門移動通信交換局、前記在圏移
動通信交換局、前記基地局、前記携帯電話はその順に下
降する階層構造を構成しており、前記固定電話機から前
記地区の携帯電話網に属する任意の携帯電話を指定して
着信要求する発信信号が前記地区の携帯電話網で受信さ
れたとき、前記データベースを参照して当該携帯電話の
当該地区所属を確認した後、前記固定電話機に対し着信
側携帯電話の所在通知アナウンスを行う所在通知アナウ
ンスステップ、この所在通知アナウンスステップの後、
前記携帯電話と前記固定電話機とを接続する接続ステッ
プを備えたことを特徴とする。
所在通知方法は、発信側の固定電話機から当該固定電話
機が所属する固定電話網と着信側携帯電話が所属する地
区の携帯電話網を介し当該着信側携帯電話に着信する場
合、当該携帯電話の所在エリアを前記発信側の固定電話
機に通知する携帯電話における着信側所在通知方法にお
いて、前記地区の携帯電話網は、当該地区の携帯電話網
に現在時点において登録済みの携帯電話に関するデータ
が記憶されているデータベースと、このデータベースに
登録済みの携帯電話に対し、分担して接続サービスを提
供する関門移動通信交換局、在圏移動通信交換局、基地
局とを含み、前記固定電話網からは前記関門移動通信交
換局に接続され、前記関門移動通信交換局、前記在圏移
動通信交換局、前記基地局、前記携帯電話はその順に下
降する階層構造を構成しており、前記固定電話機から前
記地区の携帯電話網に属する任意の携帯電話を指定して
着信要求する発信信号が前記地区の携帯電話網で受信さ
れたとき、前記データベースを参照して当該携帯電話の
当該地区所属を確認した後、前記固定電話機に対し着信
側携帯電話の所在通知アナウンスを行う所在通知アナウ
ンスステップ、この所在通知アナウンスステップの後、
前記携帯電話と前記固定電話機とを接続する接続ステッ
プを備えたことを特徴とする。
【００１０】また、前記所在通知アナウンスステップ及
び前記接続ステップは、前記在圏移動通信交換局により
実行されることを特徴とする。
び前記接続ステップは、前記在圏移動通信交換局により
実行されることを特徴とする。
【００１１】また、前記所在通知アナウンスステップ及
び前記接続ステップは、前記関門移動通信交換局により
実行されることを特徴とする。
び前記接続ステップは、前記関門移動通信交換局により
実行されることを特徴とする。
【００１２】また、前記所在通知アナウンスステップ
は、アナウンスすべき音声が予め録音されたデータを再
生して読み出す所在エリアアナウンス装置の出力を通話
回線に接続することにより実行されることを特徴とす
る。
は、アナウンスすべき音声が予め録音されたデータを再
生して読み出す所在エリアアナウンス装置の出力を通話
回線に接続することにより実行されることを特徴とす
る。
【００１３】また、前記接続ステップは、前記所在通知
アナウンスステップの後、前記固定電話機からの切断指
示を待つステップ、前記固定電話機からの切断指示があ
った場合は切断処理を実行して事後の処理を打ち切るス
テップ、前記固定電話機からの切断指示がなかった場合
は携帯電話を呼び出し、通話可能な状態にあるか否かを
確認する状態確認ステップ、この状態確認ステップで、
携帯電話に対し通話不可能な場合、切断処理を行う通話
不可切断処理ステップ、前記状態確認ステップで通話可
能と判定されたとき、前記固定電話機に呼出音を送出す
る呼出音送出ステップを備えたことを特徴とする。
アナウンスステップの後、前記固定電話機からの切断指
示を待つステップ、前記固定電話機からの切断指示があ
った場合は切断処理を実行して事後の処理を打ち切るス
テップ、前記固定電話機からの切断指示がなかった場合
は携帯電話を呼び出し、通話可能な状態にあるか否かを
確認する状態確認ステップ、この状態確認ステップで、
携帯電話に対し通話不可能な場合、切断処理を行う通話
不可切断処理ステップ、前記状態確認ステップで通話可
能と判定されたとき、前記固定電話機に呼出音を送出す
る呼出音送出ステップを備えたことを特徴とする。
【００１４】また、前記呼出音送出スステップは、呼出
音を発生する音源を通話回線に接続することにより実行
されることを特徴とする。
音を発生する音源を通話回線に接続することにより実行
されることを特徴とする。
【００１５】また、前記通話不可切断ステップの後、前
記固定電話機に対し前記携帯電話の状態を通知する通知
ステップを備えたことを特徴とする。
記固定電話機に対し前記携帯電話の状態を通知する通知
ステップを備えたことを特徴とする。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図１は、本発明の携帯電話における
着信側所在通知方法を実施するため、固定電話機から携
帯電話に電話を掛ける場合の関連装置の構成を示すブロ
ック図であるが、図１については従来の技術で説明す
る。また図３は、本発明の一実施形態における各ステッ
プを示すフローチャートである。図３において、図２と
同一符号は従来の動作と同一又は相当ステップを示すも
のであるので、重複した説明は省略する。
参照して説明する。図１は、本発明の携帯電話における
着信側所在通知方法を実施するため、固定電話機から携
帯電話に電話を掛ける場合の関連装置の構成を示すブロ
ック図であるが、図１については従来の技術で説明す
る。また図３は、本発明の一実施形態における各ステッ
プを示すフローチャートである。図３において、図２と
同一符号は従来の動作と同一又は相当ステップを示すも
のであるので、重複した説明は省略する。
【００１７】図３において、ステップ２０〜２５では従
来の方法と同様な処理が行われる。そしてステップ２５
で固定電話機１から携帯電話７を呼出す発信信号が在圏
移動通信交換局５で受信されると、在圏移動通信交換局
５はステップ３１で発信側固定電話機１に所在通知アナ
ウンスを送出する。図４は本発明の一実施形態における
各部の接続を示すブロック図で、図１と同一符号は同一
部分を示し、重複した説明を省略する。また符号９は通
話回線、符号１０は信号線、符号５１は音源、符号５２
は所在エリアアナウンス装置である。
来の方法と同様な処理が行われる。そしてステップ２５
で固定電話機１から携帯電話７を呼出す発信信号が在圏
移動通信交換局５で受信されると、在圏移動通信交換局
５はステップ３１で発信側固定電話機１に所在通知アナ
ウンスを送出する。図４は本発明の一実施形態における
各部の接続を示すブロック図で、図１と同一符号は同一
部分を示し、重複した説明を省略する。また符号９は通
話回線、符号１０は信号線、符号５１は音源、符号５２
は所在エリアアナウンス装置である。
【００１８】ところで、１つの在圏移動通信交換局５を
介し、固定電話網２に接続される携帯電話７は多数存在
するが、この多数の携帯電話７は総て同一の地域（在圏
移動通信交換局５に対応する地域）に所在するとしてよ
いので、所在エリアアナウンス装置５２には単一のアナ
ウンス音声だけ記憶していて、これを再生して通話回線
９に接続する。この通話回線９は関門移動通信交換局４
を経て、固定電話網２で固定電話機１に接続されてい
る。
介し、固定電話網２に接続される携帯電話７は多数存在
するが、この多数の携帯電話７は総て同一の地域（在圏
移動通信交換局５に対応する地域）に所在するとしてよ
いので、所在エリアアナウンス装置５２には単一のアナ
ウンス音声だけ記憶していて、これを再生して通話回線
９に接続する。この通話回線９は関門移動通信交換局４
を経て、固定電話網２で固定電話機１に接続されてい
る。
【００１９】在圏移動通信交換局５はステップ３１の
後、固定電話機１からの通知を待つ。ステップ３１の所
在通知アナウンスは発信側の固定電話機１で受信されて
いる筈であり、これを受信した固定電話機１の加入者
は、携帯電話７の所在が自分の期待した地域と異なるた
め呼出を取り消すかも知れないからである。すなわちス
テップ３２と３３で、固定電話機１から切断指示があっ
た場合はステップ２８に移って切断処理を行い、固定電
話機１からの切断指示がない場合は従来の方法どおり、
ステップ２６、２７、２８、２９、３０の処理を経て携
帯電話機７への着信が行われる。
後、固定電話機１からの通知を待つ。ステップ３１の所
在通知アナウンスは発信側の固定電話機１で受信されて
いる筈であり、これを受信した固定電話機１の加入者
は、携帯電話７の所在が自分の期待した地域と異なるた
め呼出を取り消すかも知れないからである。すなわちス
テップ３２と３３で、固定電話機１から切断指示があっ
た場合はステップ２８に移って切断処理を行い、固定電
話機１からの切断指示がない場合は従来の方法どおり、
ステップ２６、２７、２８、２９、３０の処理を経て携
帯電話機７への着信が行われる。
【００２０】ステップ２９において固定電話機１に呼出
音を送出するには、図４の音源５１を通話回線９に接続
する。すなわち所在エリアアナウンス装置５２は、通話
回線９に所在エリアアナウンスを送信する機能を有し、
音源５１は、通話回線９に呼出音を送信する機能を有
し、ステップ２５で発信信号を受信した在圏移動通信交
換機５は、所在アナウンスを通知できるよう記録してい
るアナウンス装置５２と通話回線９を接続し、発信側の
固定電話機１に所在エリアアナウンスを通知する。
音を送出するには、図４の音源５１を通話回線９に接続
する。すなわち所在エリアアナウンス装置５２は、通話
回線９に所在エリアアナウンスを送信する機能を有し、
音源５１は、通話回線９に呼出音を送信する機能を有
し、ステップ２５で発信信号を受信した在圏移動通信交
換機５は、所在アナウンスを通知できるよう記録してい
るアナウンス装置５２と通話回線９を接続し、発信側の
固定電話機１に所在エリアアナウンスを通知する。
【００２１】所在エリアアナウンスを通知後、発信側の
固定電話機１から切断指示がなければ（ステップ３２、
３３）、着信側の携帯電話７を呼出し（ステップ２
６）、通話可能な状態であれば（ステップ２７）、音源
５１を通話回線９に接続して、発信側の固定電話機１に
呼出音を送信する（ステップ２９）。また、着信側の携
帯電話７が通話不可能な状態であれば（ステップ２
７）、通話不可切断処理ステップに入り（ステップ２７
→２８）、この場合は固定電話機１にその旨を通知す
る。例えば従来の場合（図２のステップ２８）と同じく
話中音を送出してもよい。
固定電話機１から切断指示がなければ（ステップ３２、
３３）、着信側の携帯電話７を呼出し（ステップ２
６）、通話可能な状態であれば（ステップ２７）、音源
５１を通話回線９に接続して、発信側の固定電話機１に
呼出音を送信する（ステップ２９）。また、着信側の携
帯電話７が通話不可能な状態であれば（ステップ２
７）、通話不可切断処理ステップに入り（ステップ２７
→２８）、この場合は固定電話機１にその旨を通知す
る。例えば従来の場合（図２のステップ２８）と同じく
話中音を送出してもよい。
【００２２】なお上述した実施形態においては、在圏移
動通信交換局５から所在エリアアナウンスを固定電話機
１に送信しているが、関門移動通信交換局４から所在エ
リアアナウンスを送信するようにしてもよい。その場合
には、関門移動通信交換局４が在圏移動通信交換局５か
ら着信側の携帯電話７の情報（ステップ２７参照）を入
手する必要があり、信号線１０による処理が増加すると
いう問題があるが、所在エリアアナウンスを送信するた
めに、関門移動通信交換局４と在圏移動通信交換局５と
の間の通話回線９を接続する必要はなくなる。
動通信交換局５から所在エリアアナウンスを固定電話機
１に送信しているが、関門移動通信交換局４から所在エ
リアアナウンスを送信するようにしてもよい。その場合
には、関門移動通信交換局４が在圏移動通信交換局５か
ら着信側の携帯電話７の情報（ステップ２７参照）を入
手する必要があり、信号線１０による処理が増加すると
いう問題があるが、所在エリアアナウンスを送信するた
めに、関門移動通信交換局４と在圏移動通信交換局５と
の間の通話回線９を接続する必要はなくなる。
【００２３】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、簡単
な方法によって、呼の接続前に着信側の携帯電話の所在
エリアを発信者に知らせることができるようになる。従
って料金区分を細分することが可能となり、また細分さ
れた料金区分を呼の接続前に発信者に知らせて発信者の
選択を可能にし、かつ発信者の操作の煩雑さと接続でき
ない機会の減少を図ることができる等の効果がある。
な方法によって、呼の接続前に着信側の携帯電話の所在
エリアを発信者に知らせることができるようになる。従
って料金区分を細分することが可能となり、また細分さ
れた料金区分を呼の接続前に発信者に知らせて発信者の
選択を可能にし、かつ発信者の操作の煩雑さと接続でき
ない機会の減少を図ることができる等の効果がある。
【図１】本発明が実施される携帯電話網と固定電話網と
の接続を示す模式図である。
の接続を示す模式図である。
【図２】従来の方法の各ステップを示すフローチャート
である。
である。
【図３】本発明の方法の各ステップを示すフローチャー
トである。
トである。
【図４】本発明の携帯電話網の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
１ 固定電話機 ２ 固定電話網 ３ 携帯電話網（地区Ａ） ４ 関門移動通信交換局 ５ 在圏移動通信交換局 ６ 基地局 ７ 携帯電話 ８ データベース ９ 通話回路 １０ 信号線 ５１ 音源 ５２ 所在エリアアナウンス装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 義光 東京都港区芝浦三丁目18番21号 日本電気 エンジニアリング株式会社内 Ｆターム(参考） 5K067 AA34 BB04 DD13 DD23 DD26 EE02 EE10 EE16 FF03 FF15 FF25 GG11 GG21 JJ64
Claims (7)
- 【請求項１】 発信側の固定電話機から当該固定電話機
が所属する固定電話網と着信側携帯電話が所属する地区
の携帯電話網を介し当該着信側携帯電話に着信する場
合、当該携帯電話の所在エリアを前記発信側の固定電話
機に通知する携帯電話における着信側所在通知方法にお
いて、 前記地区の携帯電話網は、当該地区の携帯電話網に現在
時点において登録済みの携帯電話に関するデータが記憶
されているデータベースと、このデータベースに登録済
みの携帯電話に対し、分担して接続サービスを提供する
関門移動通信交換局、在圏移動通信交換局、基地局とを
含み、前記固定電話網からは前記関門移動通信交換局に
接続され、前記関門移動通信交換局、前記在圏移動通信
交換局、前記基地局、前記携帯電話はその順に下降する
階層構造を構成しており、 前記固定電話機から前記地区の携帯電話網に属する任意
の携帯電話を指定して着信要求する発信信号が前記地区
の携帯電話網で受信されたとき、 前記データベースを参照して当該携帯電話の当該地区所
属を確認した後、前記固定電話機に対し着信側携帯電話
の所在通知アナウンスを行う所在通知アナウンスステッ
プ、 この所在通知アナウンスステップの後、前記携帯電話と
前記固定電話機とを接続する接続ステップ、 を備えたことを特徴とする携帯電話における着信側所在
通知方法。 - 【請求項２】 請求項１記載の携帯電話における着信側
所在通知方法において、前記所在通知アナウンスステッ
プ及び前記接続ステップは、 前記在圏移動通信交換局により実行されることを特徴と
する携帯電話における着信側所在通知方法。 - 【請求項３】 請求項１記載の携帯電話における着信側
所在通知方法において、前記所在通知アナウンスステッ
プ及び前記接続ステップは、 前記関門移動通信交換局により実行されることを特徴と
する携帯電話における着信側所在通知方法。 - 【請求項４】 請求項１記載の携帯電話における着信側
所在通知方法において、前記所在通知アナウンスステッ
プは、 アナウンスすべき音声が予め録音されたデータを再生し
て読み出す所在エリアアナウンス装置の出力を通話回線
に接続することにより実行されることを特徴とする携帯
電話における着信側所在通知方法。 - 【請求項５】 請求項１記載の携帯電話における着信側
所在通知方法において、前記接続ステップは、 前記所在通知アナウンスステップの後、前記固定電話機
からの切断指示を待つステップ、 前記固定電話機からの切断指示があった場合は切断処理
を実行して事後の処理を打ち切るステップ、 前記固定電話機からの切断指示がなかった場合は携帯電
話を呼び出し、通話可能な状態にあるか否かを確認する
状態確認ステップ、 この状態確認ステップで、携帯電話に対し通話不可能な
場合、切断処理を行う通話不可切断処理ステップ、 前記状態確認ステップで通話可能と判定されたとき、前
記固定電話機に呼出音を送出する呼出音送出ステップ、 を備えたことを特徴とする携帯電話における着信側所在
通知方法。 - 【請求項６】 請求項５記載の携帯電話における着信側
所在通知方法において、前記呼出音送出ステップは、 呼出音を発生する音源を通話回線に接続することにより
実行されることを特徴とする携帯電話における着信側所
在通知方法。 - 【請求項７】 請求項５記載の携帯電話における着信側
所在通知方法において、前記通話不可切断ステップの
後、前記固定電話機に対し前記携帯電話の状態を通知す
る通知ステップを備えたことを特徴とする携帯電話にお
ける着信側所在通知方法。
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|---|---|---|---|
| JP10226600A JP3119627B2 (ja) | 1998-07-28 | 1998-07-28 | 携帯電話における着信側所在通知方法 |
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