JP2004179092A - 固体高分子型燃料電池の製造方法および装置 - Google Patents

固体高分子型燃料電池の製造方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】シール性能の相違の少ない固体高分子型燃料電池を安定的に製造する。
【解決手段】固体高分子電解質膜20、燃料極22、空気極24は、高分子電解型燃料電池の積層構造を形成する。第1ヒータ部102、第2ヒータ部108は、燃料極22、固体高分子電解質膜20、空気極24を加熱し、さらに加圧する。第1冷却部106、第2冷却部112は、燃料極22と空気極24に重なっていない固体高分子電解質膜20の部分を冷却する。第1断熱部104、第2断熱部110は、第2ヒータ部108と第2冷却部112の間に設けられる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は固体高分子型燃料電池の製造方法に関する。特に、電極と電解質膜を加圧して接合する工程を含む固体高分子型燃料電池の製造方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、エネルギー変換効率が高く、かつ、発電反応により有害物質を発生しない燃料電池が注目を浴びている。こうした燃料電池の一つとして、100℃以下の低温で作動する固体高分子型燃料電池が知られている。
固体高分子型燃料電池は、電解質膜である固体高分子膜を燃料極と空気極との間に配した基本構造を有し、燃料極に水素、空気極に酸素を供給し、以下の電気化学反応により発電する。
燃料極:H→2H+2e(1)
空気極:1/2O+2H+2e→HO(2)
燃料極および空気極は、触媒層とガス拡散層が積層した構造からなる。各電極の触媒層が固体高分子膜を挟んで対向配置され、燃料電池を構成する。触媒層は、触媒を担持した炭素粒子がイオン交換樹脂により結着されてなる層である。ガス拡散層は酸素や水素の通過経路となる。発電反応は、触媒層における触媒、イオン交換樹脂および水素のいわゆる三相界面において進行する。
【0003】
燃料極においては、供給された燃料中に含まれる水素が上記式(1)に示されるように水素イオンと電子に分解される。このうち水素イオンは固体高分子電解質膜の内部を酸素極に向かって移動し、電子は外部回路を通って空気極に移動する。一方、空気極においては、酸素極に供給された酸化剤に含まれる酸素が燃料極から移動してきた水素イオンおよび電子と反応し、上記式(2)に示されるように水が生成する。このように、外部回路では燃料極から空気極に向かって電子が移動するため、電力が取り出される。
【0004】
固体高分子型燃料電池の製造過程は、例えば特許文献1に記載されており、固体高分子電解質膜と2つの電極は、一般に、固体高分子電解質膜を加熱しつつ、加圧するホットプレスによって接合される。例えば、2つの電極間に固体高分子電解質膜を挟みこみ、さらにこれらを2枚のプレス板間に挿入した後、125℃から130℃に温度を上昇させ、約10MPaの圧力で約60秒間ホットプレスを行って、固体高分子電解質膜と2つの電極を接合させている。
【0005】
【特許文献1】
特開平5−135785号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
固体高分子型燃料電池を積層する場合、一般に、固体高分子型燃料電池を所定のフレームに固定する。当該フレームと、固体高分子型燃料電池の2つの電極と固体高分子電解質膜の間に対してガスシールを行うために、例えば、固体高分子電解質膜とフレームの間にOリングなどのシール材を使用する。しかし、固体高分子型燃料電池ごとに、そのシール性能が異なっていた。
【0007】
本発明者はこうした状況を認識して、本発明をなしたものであり、その目的はシール性能の相違の少ない固体高分子型燃料電池を安定的に製造するための製造方法および装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者はこうした状況下、以下の課題を認識するに至った。固体高分子電解質膜の大きさを燃料極と空気極よりも大きくした場合に、燃料極、固体高分子電解質膜、空気極を重ねると、燃料極と空気極に重なっていない固体高分子電解質膜のみの部分と、燃料極、固体高分子電解質膜、空気極が重なった部分が存在する。前者は、ホットプレスによって、温度が上昇して水分が蒸発するために、固体高分子電解質膜が収縮する。一方、後者は、温度が上昇しても固定化されているため、固体高分子電解質膜はほとんど収縮しない。その結果、2つの部分の界面付近で、大きさの変化の相違が生じるため、固体高分子電解質膜にしわが発生する。さらに、発生したしわによって、電池積層時のシール性が低下する。
【0009】
本発明のある態様は、固体高分子型燃料電池の製造方法である。この方法は、第1の電極と第2の電極の間に、第1の電極と第2の電極よりも大きい電解質膜を挟み込んで形成される積層構造を上下から加圧する工程を含む。この方法において、積層構造を上下から加圧する工程は、第1の電極と第2の電極に重なっていない電解質膜の部分を冷却しつつ、第1の電極と前記第2の電極と電解質膜の重なった部分を加熱しながら加圧してもよい。
以上の方法により、第1の電極と第2の電極に重なっていない電解質膜の部分は、冷却されて、水分の蒸発が抑制される。
【0010】
本発明の別の態様は、固体高分子型燃料電池の製造方法である。この方法は、第1の電極と第2の電極の間に、第1の電極と第2の電極よりも大きい電解質膜を挟み込んで形成される積層構造を上下から加圧する工程を含む。この方法において、積層構造を上下から加圧する工程は、第1の電極と第2の電極に重なっていない電解質膜の部分を独立に加圧しつつ、第1の電極と第2の電極と電解質膜の重なった部分を加熱しながら加圧してもよい。
【0011】
積層構造を上下から加圧する工程は、第1の電極と第2の電極に重なっていない電解質膜の部分を独立に加圧してから、第1の電極と第2の電極と電解質膜の重なった部分を加圧してもよい。また、積層構造を上下から加圧する工程は、第1の電極と第2の電極に重なっていない電解質膜の部分を冷却してもよい。
以上の方法により、第1の電極と第2の電極に重なっていない電解質膜の部分は、当該部分を独立に加圧する装置の存在によって、水分の蒸発が抑制される。
【0012】
本発明のさらに別の態様は、固体高分子型燃料電池の製造装置である。この装置は、第1の電極と第2の電極の間に、第1の電極と第2の電極よりも大きい電解質膜を挟み込んで形成される積層構造のうち、第1の電極と第2の電極と電解質膜の重なった部分を、加熱しながら加圧する加熱加圧部と、積層構造のうち、第1の電極と第2の電極に重なっていない電解質膜の部分を冷却する冷却部とを含む。
【0013】
本発明のさらに別の態様も、固体高分子型燃料電池の製造装置である。この装置は、第1の電極と第2の電極の間に、第1の電極と第2の電極よりも大きい電解質膜を挟み込んで形成される積層構造のうち、第1の電極と第2の電極と電解質膜の重なった部分を、加熱しながら加圧する加熱加圧部と、積層構造のうち、第1の電極と第2の電極に重なっていない電解質膜の部分を独立に加圧する押圧部とを含む。
押圧部は、第1の電極と第2の電極に重なっていない電解質膜の部分を冷却してもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
まず、本実施の形態において製造の対象となる固体高分子型燃料電池について説明する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる燃料電池10の断面構造を模式的に示す。燃料電池10は平板状のセル50を備え、このセル50の両側にはセパレータ34およびセパレータ36が設けられる。この例では一つのセル50のみを示すが、セパレータ34やセパレータ36を介して複数のセル50を積層して、燃料電池10が構成されてもよい。セル50は、固体高分子電解質膜20、燃料極22および空気極24とを有する。燃料極22および空気極24を「触媒電極」と呼んでもよい。燃料極22は、積層した触媒層26およびガス拡散層28を有し、同様に空気極24も、積層した触媒層30およびガス拡散層32を有する。燃料極22の触媒層26と空気極24の触媒層30は、固体高分子電解質膜20を挟んで対向するように設けられる。
【0015】
燃料極22側に設けられるセパレータ34にはガス流路38が設けられており、このガス流路38を通じてセル50に燃料ガスが供給される。同様に、空気極24側に設けられるセパレータ36にもガス流路40が設けられ、このガス流路40を通じてセル50に酸素が供給される。具体的には、燃料電池10の運転時、ガス流路38から燃料極22に燃料ガス、例えば水素ガスが供給され、ガス流路40から空気極24に酸化剤ガス、例えば空気が供給される。これにより、セル50内で発電反応が生じる。ガス拡散層28を介して触媒層26に水素ガスが供給されると、ガス中の水素がプロトンとなり、このプロトンが固体高分子電解質膜20中を空気極24側へ移動する。このとき放出される電子は外部回路に移動し、外部回路から空気極24に流れ込む。一方、ガス拡散層32を介して触媒層30に空気が供給されると、酸素がプロトンと結合して水となる。この結果、外部回路においては燃料極22から空気極24に向かって電子が流れることとなり、電力を取り出すことができる。
【0016】
固体高分子電解質膜20は、湿潤状態において良好なイオン伝導性を示すことが好ましく、燃料極22および空気極24の間でプロトンを移動させるイオン交換膜として機能する。固体高分子電解質膜20は、含フッ素重合体や非フッ素重合体等の固体高分子材料によって形成され、例えば、スルホン酸型パーフルオロカーボン重合体、ポリサルホン樹脂、ホスホン酸基又はカルボン酸基を有するパーフルオロカーボン重合体等を用いることができる。スルホン酸型パーフルオロカーボン重合体の例として、ナフィオン(デュポン社製:登録商標)112などがあげられる。また、非フッ素重合体の例として、芳香族ポリエーテルエーテルケトン、ポリスルホンなどがあげられる。
【0017】
燃料極22におけるガス拡散層28および空気極24におけるガス拡散層32は、供給される水素ガス又は空気を触媒層26および触媒層30に供給する機能をもつ。また発電反応により生じる電荷を外部回路に移動させる機能や、水や未反応ガスなどを外部に放出する機能ももつ。ガス拡散層28およびガス拡散層32は、電子伝導性を有する多孔体で構成されることが好ましく、例えばカーボンペーパーやカーボンクロスなどで構成される。
【0018】
燃料極22における触媒層26および空気極24における触媒層30は、多孔膜であり、イオン交換樹脂と、触媒を担持した炭素粒子とから構成されるのが好ましい。担持される触媒には、例えば白金、ルテニウム、ロジウムなどの1種または2種以上を混合したものがある。また触媒を担持する炭素粒子には、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、カーボンナノチューブなどがある。
【0019】
イオン交換樹脂は、触媒を担持した炭素粒子と固体高分子電解質膜20を電気化学的に接続させる機能をもつ。燃料極22においてはプロトン透過性を要求され、また空気極24においては酸素透過性を要求される。イオン交換樹脂は、固体高分子電解質膜20と同様の高分子材料から形成されてよい。
【0020】
以下、セル50の作製方法の一例を示す。まず、燃料極22および空気極24を作製するべく、白金などの触媒を、例えば含浸法やコロイド法を用いて炭素粒子に担持させる。次に、触媒を担持する炭素粒子とイオン交換樹脂とを溶媒に分散させて触媒インクを生成する。この触媒インクをガス拡散層となる例えばカーボンペーパーに塗布して加熱、乾燥させることにより、燃料極22および空気極24を作製する。塗布方法は、例えば刷毛塗りやスプレー塗布の技術を用いてもよい。続いて、固体高分子電解質膜20を、燃料極22の触媒層26と空気極24の触媒層30とで挟み、ホットプレスして接合する。これにより、セル50が作製される。固体高分子電解質膜20や、触媒層26および触媒層30におけるイオン交換樹脂を軟化点やガラス転移のある高分子材料で構成する場合、軟化温度やガラス転移温度を超える温度でホットプレスを行うことが好ましい。
【0021】
図2は、セル50の断面構造を模式的に示す。燃料極22において、触媒層26が、カーボンペーパーなどで構成されるガス拡散層28の表面よりも内側に入り込んでいる様子が示される。空気極24においても、触媒層30がガス拡散層32の内側に入り込んでいる。
【0022】
(実施の形態1)
実施の形態1は、燃料極、固体高分子電解質膜、空気極からなる積層構造において、固定高分子電解質膜の大きさが燃料極と空気極より大きくされている固体高分子型燃料電池の製造に関する。本製造方法は、燃料極、固体高分子電解質膜、空気極を接合するためのホットプレスにおいて、燃料極、固体高分子電解質膜、空気極の重なった部分を加熱しつつ加圧するだけでなく、燃料極と空気極に重なっていない固体高分子電解質膜のみ部分を冷却して、当該部分の温度上昇を抑えて水分の蒸発をより少なくする。
【0023】
図3は、実施の形態1に係る燃料電池製造装置100の上面を示す。燃料電池製造装置100は、第1ヒータ部102、第1断熱部104、第1冷却部106を含む。第1冷却部106はスリット部114、注入部120、排出部122を含む。図3における燃料電池製造装置100のA−A’断面の構造を図4に、B−B’断面構造を図5に示す。
【0024】
図4における燃料電池製造装置100は、第1ヒータ部102、第1断熱部104、第1冷却部106、第2ヒータ部108、第2断熱部110、第2冷却部112、スリット部114を含む。
固体高分子電解質膜20、燃料極22、空気極24は、高分子電解型燃料電池の積層構造を形成し、燃料電池製造装置100によって接合される。
第1ヒータ部102、第2ヒータ部108は、燃料極22、固体高分子電解質膜20、空気極24のホットプレスを実行するために、燃料極22、固体高分子電解質膜20、空気極24を加熱し、さらに第1ヒータ部102は下向きに働く力を生じ、第2ヒータ部108は上向きに働く力を生じて、加圧する。
【0025】
第1冷却部106、第2冷却部112は、燃料極22、空気極24と重ならない固体高分子電解質膜20の部分を、内部循環の冷却水で冷却する。第1冷却部106は、燃料極22を燃料電池製造装置100の内部にセットするための後述するスリット部114を有する。ここでは、第1冷却部106と第2冷却部112の内側の大きさがそれぞれ燃料極22と空気極24にほぼ同一となるように、第1冷却部106と第2冷却部112の外側の大きさがそれぞれ燃料極22と空気極24より大きくなるように設計されている。図3において、冷却水は注入部120から第1冷却部106に吸入され、第1冷却部106を時計回りに1周して、排出部122から排出される。なお、第1冷却部106、第2冷却部112に、ポリテトラフルオロエチレンなどの固体高分子電解質膜20と粘着しにくい材料が使用されるとより望ましい。
【0026】
第1断熱部104、第2断熱部110は、それぞれ第1ヒータ部102と第1冷却部106、第2ヒータ部108と第2冷却部112の間の熱伝導を防ぎ、それぞれの温度を独立に設定するために、それぞれ第1ヒータ部102と第1冷却部106、第2ヒータ部108と第2冷却部112の間に設けられる。
図5における燃料電池製造装置100は、第1冷却部106、第2冷却部112、スリット部114を含む。スリット部114は、第1冷却部106内部に設けられ、それは燃料極22を挿入可能な大きさを有する。
【0027】
図6は、燃料電池製造装置100による燃料極22、固体高分子電解質膜20、空気極24の接合工程の手順を示す。第1冷却部106、第2冷却部112の内部に、冷却水を循環させ、第1冷却部106と第2冷却部112を、固体高分子電解質膜20の軟化温度以下に冷却する(S10)。なお、固体高分子電解質膜20にナフィオン(デュポン社製:登録商標)112を使用する場合、軟化温度は約120℃である。第1ヒータ部102と第2ヒータ部108を約110℃から150℃の温度に加熱する(S12)。図7に示すように、第2冷却部112の内側を位置のガイドとして、当該内側に合わせるように、空気極24を第2ヒータ部108、第2断熱部110の上に置く(S14)。図8に示すように、固体高分子電解質膜20を空気極24と第2冷却部112の上に置く(S16)。
【0028】
図9に示すように、第1冷却部106を第2冷却部112の位置に合わせて、固体高分子電解質膜20の上に固定する(S18)。図10に示すように、燃料極22を第1冷却部106に設けられたスリット部114から挿入し、第1冷却部106の内側を位置のガイドとして、当該内側に合わせるように、固体高分子電解質膜20の上に置く(S20)。図4に示すように、第1ヒータ部102、第1断熱部104を下降させて燃料極22の上に固定する(S22)。第1ヒータ部102と第2ヒータ部108の間に約5MPaの圧力を約30秒から60秒間加えて、ホットプレスを行う(S24)。第1ヒータ部102と第2ヒータ部108による加圧を終了する(S26)。最終的に、接合された燃料極22、固体高分子電解質膜20、空気極24を燃料電池製造装置100から取り出す(S28)。
【0029】
実施の形態1によれば、燃料極と空気極に重なっていない固体高分子電解質膜のみ部分を冷却して、当該部分の大きさの縮みを抑制することによって、固体高分子電解質膜に生じるしわの防止が可能である。また、冷却水を使用して冷却するため、迅速に冷却できる。さらに、固体高分子電解質膜を接合する前に湿潤する場合は、固体高分子電解質膜中の水分の増加に伴い体積が増加し、固体高分子電解質膜の大きさの変化がより大きくなることによって、固体高分子電解質膜にしわが生じやすくなるため、本製造方法は有効である。
【0030】
(実施の形態2)
実施の形態2は、実施の形態1と同様に、固体高分子型燃料電池の製造のために、燃料極、固体高分子電解質膜、空気極をホットプレスによって接合する。本製造方法は、燃料極、固体高分子電解質膜、空気極の重なった部分を加熱しつつ加圧するだけではなく、燃料極と空気極に重なっていない固体高分子電解質膜のみ部分も独立に加圧し、この加圧する装置の存在によって、固体高分子電解質膜の変形をより少なくする。
図11は、実施の形態2に係る燃料電池製造装置100の上面を示す。燃料電池製造装置100は、第1ヒータ部102、第1押圧部116を含む。図11における燃料電池製造装置100のA−A’断面の構造を図12に示す。
【0031】
図12における燃料電池製造装置100は、第1ヒータ部102、第2ヒータ部108、第1押圧部116、第2押圧部118、スリット部114を含む。
第1押圧部116、第2押圧部118は、燃料極22、空気極24と重なっていない固体高分子電解質膜20の部分に、所定の圧力を加えるが、この値は、第1ヒータ部102、第2ヒータ部108が加える圧力の値と独立でもかまわない。また、第1押圧部116には、図4の第1冷却部106と同様に、スリット部114が設けられている。なお、第1押圧部116、第2押圧部118に、ポリテトラフルオロエチレンなどの固体高分子電解質膜20と粘着しにくい材料が使用されるとより望ましい。
【0032】
図13は、燃料電池製造装置100による燃料極22、固体高分子電解質膜20、空気極24の接合工程の手順を示す。第1ヒータ部102と第2ヒータ部108を約110℃から150℃の温度に加熱する(S50)。第2押圧部118の内側を位置のガイドとして、当該内側に合わせるように空気極24を第2ヒータ部108の上に置く(S52)。固体高分子電解質膜20を空気極24と第2押圧部118の上に置く(S54)。第1押圧部116を第2押圧部118の位置に合わせて、固体高分子電解質膜20の上に固定する(S56)。燃料極22を第1押圧部116に設けられたスリット部114から挿入し、第1押圧部116の内側を位置のガイドとして、当該内側に合わせるように固体高分子電解質膜20の上に置く(S58)。
【0033】
第1ヒータ部102を下降させて燃料極22の上に固定する(S60)。第1押圧部116、第2押圧部118によって、これらに接する固体高分子電解質膜20の部分に約5MPaの圧力を加える(S62)。第1ヒータ部102と第2ヒータ部108の間に約5MPaの圧力を約30秒から60秒加えて、ホットプレスを行う(S64)。第1ヒータ部102と第2ヒータ部108による加圧を終了する(S66)。第1押圧部116、第2押圧部118による加圧を終了する(S68)。最終的に、接合された燃料極22、固体高分子電解質膜20、空気極24を燃料電池製造装置100から取り出す(S70)。
【0034】
実施の形態2によれば、電極と重なっていない電解質膜のみ部分も加圧して、当該部分の大きさの縮みを抑制することによって、電解質膜に生じるしわの防止が可能である。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
【0035】
実施の形態1において、第1冷却部106、第2冷却部112の大きさは燃料極22、空気極24と重ならない固体高分子電解質膜20の部分より大きく設計されている。しかし、第1冷却部106、第2冷却部112の大きさはこれに限られず、例えば、固体高分子電解質膜20より小さくてもよい。つまり、第1冷却部106、第2冷却部112の大きさは、第1冷却部106、第2冷却部112の冷却能力、第1ヒータ部102、第2ヒータ部108の設定温度、固体高分子電解質膜20が軟化する温度などにより決定されればよい。実施の形態2における第1押圧部116、第2押圧部118の大きさも同様に決定されればよい。
【0036】
実施の形態1において、第1冷却部106、第2冷却部112はこれらに接する固体高分子電解質膜20を冷却している。しかし、第1冷却部106、第2冷却部112の動作はこれに限られない。例えば、第1押圧部116、第2押圧部118のように、さらに固体高分子電解質膜20を加圧する動作および装置が付加されてもよい。つまり、第1冷却部106、第2冷却部112は、冷却する動作に加えて、他の動作を実行してもよい。
【0037】
実施の形態1において、第1冷却部106に含まれる注入部120と排出部122をそれぞれひとつ設けている。しかし、注入部120と排出部122はひとつに限られず、複数設けてもよい。例えば、第1冷却部106の上面の各頂点に注入部120と排出部122をひとつずつ設け、第1冷却部106の上面の各辺をそれぞれ別々に冷却してもよい。つまり、注入部120と排出部122は、第1冷却部106、第2冷却部112の冷却能力、第1ヒータ部102、第2ヒータ部108の設定温度、固体高分子電解質膜20が軟化する温度などにより決定されればよい。
【0038】
実施の形態2において、第1押圧部116、第2押圧部118はこれらに接する固体高分子電解質膜20を加圧している。しかし、第1押圧部116、第2押圧部118の動作はこれに限られない。例えば、第1冷却部106、第2冷却部112のように、さらに固体高分子電解質膜20を冷却する動作および装置が付加されてもよい。つまり、第1押圧部116、第2押圧部118は、加圧する動作に加えて、他の動作を実行してもよい。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、シール性能の相違の少ない固体高分子型燃料電池を安定的に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る燃料電池の断面構造を模式的に示す図である。
【図2】セルの断面構造を模式的に示す図である。
【図3】実施の形態1に係る燃料電池の製造装置の上面図である。
【図4】実施の形態1に係る燃料極、固体高分子電解質膜、空気極の加圧状態における燃料電池の製造装置の第1の断面図である。
【図5】実施の形態1に係る燃料極、固体高分子電解質膜、空気極の加圧状態における燃料電池の製造装置の第2の断面図である。
【図6】実施の形態1に係る燃料極、固体高分子電解質膜、空気極の接合工程の手順を示す図である。
【図7】図6の第1の状態を示す図である。
【図8】図6の第2の状態を示す図である。
【図9】図6の第3の状態を示す図である。
【図10】図6の第4の状態を示す図である。
【図11】実施の形態2に係る燃料電池の製造装置の上面図である。
【図12】実施の形態2に係る燃料極、固体高分子電解質膜、空気極の加圧状態における燃料電池の製造装置の断面図である。
【図13】実施の形態2に係る燃料極、固体高分子電解質膜、空気極の接合工程の手順を示す図である。
【符号の説明】
10 燃料電池、 20 固体高分子電解質膜、 22 燃料極、 24 空気極、 26、30 触媒層、 28、32 ガス拡散層、 34、36 セパレータ、 38、40 ガス流路、 50 セル、 100 燃料電池製造装置、 102 第1ヒータ部、 104 第1断熱部、 106 第1冷却部、 108 第2ヒータ部、 110 第2断熱部、 112 第2冷却部、 114 スリット部、 116 第1押圧部、 118 第2押圧部、 120 注入部、 122 排出部。

Claims (7)

  1. 第1の電極と第2の電極の間に、前記第1の電極と前記第2の電極よりも大きい電解質膜を挟み込んで形成される積層構造を上下から加圧する工程を含み、
    前記積層構造を上下から加圧する工程は、前記第1の電極と前記第2の電極に重なっていない前記電解質膜の部分を冷却しつつ、前記第1の電極と前記第2の電極と前記電解質膜の重なった部分を加熱しながら加圧することを特徴とする固体高分子型燃料電池の製造方法。
  2. 第1の電極と第2の電極の間に、前記第1の電極と前記第2の電極よりも大きい電解質膜を挟み込んで形成される積層構造を上下から加圧する工程を含み、
    前記積層構造を上下から加圧する工程は、前記第1の電極と前記第2の電極に重なっていない前記電解質膜の部分を独立に加圧しつつ、前記第1の電極と前記第2の電極と前記電解質膜の重なった部分を加熱しながら加圧することを特徴とする固体高分子型燃料電池の製造方法。
  3. 前記積層構造を上下から加圧する工程は、前記第1の電極と前記第2の電極に重なっていない前記電解質膜の部分を独立に加圧してから、前記第1の電極と前記第2の電極と前記電解質膜の重なった部分を加圧することを特徴とする請求項2に記載の固体高分子型燃料電池の製造方法。
  4. 前記積層構造を上下から加圧する工程は、前記第1の電極と前記第2の電極に重なっていない前記電解質膜の部分を冷却することを特徴とする請求項2または3に記載の固体高分子型燃料電池の製造方法。
  5. 第1の電極と第2の電極の間に、前記第1の電極と前記第2の電極よりも大きい電解質膜を挟み込んで形成される積層構造のうち、前記第1の電極と前記第2の電極と前記電解質膜の重なった部分を、加熱しながら加圧する加熱加圧部と、
    前記積層構造のうち、前記第1の電極と前記第2の電極に重なっていない前記電解質膜の部分を冷却する冷却部と、
    を含むことを特徴とする固体高分子型燃料電池の製造装置。
  6. 第1の電極と第2の電極の間に、前記第1の電極と前記第2の電極よりも大きい電解質膜を挟み込んで形成される積層構造のうち、前記第1の電極と前記第2の電極と前記電解質膜の重なった部分を、加熱しながら加圧する加熱加圧部と、
    前記積層構造のうち、前記第1の電極と前記第2の電極に重なっていない前記電解質膜の部分を独立に加圧する押圧部と、
    を含むことを特徴とする固体高分子型燃料電池の製造装置。
  7. 前記押圧部は、前記第1の電極と前記第2の電極に重なっていない前記電解質膜の部分を冷却することを特徴とする請求項6に記載の固体高分子型燃料電池の製造装置。
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