JP2004177859A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】転写性の向上を図ると共に、ベルト状の転写部材の緩みを防止して、副走査方向の色ズレ等生じることなく、高品質の画像を出力する画像形成装置を提供する。
【解決手段】可視像を担持する像担持体11と、該像担持体11に接触する転写部で該像担持体11と同方向に移動するベルト状の転写部材60とを有し、該像担持体11上の可視像を、該像担持体11と該転写部材60との間に搬送される転写紙100に転写する転写バイアス印加部材67とを有する画像形成装置において、該像担持体11と該転写部材60とは、その転写部で速度差を有し、該転写部材60は、速度差によって生じる該転写部材60の緩みを防止する緩み防止機構610を備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ等の電子写真プロセスを用いた画像形成装置に関し、より詳しくは、画像の転写性を向上させた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、感光体ドラムを含む感光体ユニットを4つ並列で備え、各ユニット上で形成されたトナー像を転写ベルトにて搬送される転写紙上に順次転写する、いわゆる4連タンデム構成のカラー画像形成装置が知られている。このようなカラー画像形成装置において問題となるのが、1色ごとに行われるトナー像の転写性と、各色間の色ズレである。
転写性に関しては、単色の画像形成装置においても検討されているように、感光体ドラムと転写ベルトとの間に速度差を持たせることで、転写性の向上が図られている。感光体ドラムと転写ベルトを同速度とした場合は、転写部には静電的な力のみが働いて転写が行われるが、速度差を持たせた場合は、転写部には静電的な力に加え機械的な剥ぎ取り力が加わるため、転写不良による画質の劣化を防ぐことができる。
このことは、2色以上のトナー像を重ね合わせる場合にも効果を奏する。すなわち、2色目以降のトナー像は、転写紙上に既に転写されたトナー層が存在する上に転写されるため、1色目と同等の転写性が得られない。そこで、上記したように、感光体ドラムと転写ベルトとの間に速度差を持たせ、静電的な力と機械的な剥ぎ取り力とを転写部に加えることで、転写性の向上を図ることができる。
【0003】
このように、感光体ドラムと転写ベルトとの間に速度差を持たせることで、文字の中央白抜け(虫食い画像)等が防止でき、また、2色以上のトナー像の転写性を確保することができる。しかしながら、上記のように速度差を持たせることで以下のような不具合が発生する。例えば、感光体ドラムの表面速度を転写ベルトの表面速度よりも早く設定した場合、転写部の下流側の転写ベルトが緩み、微妙な速度変動が発生し各色の副走査レジストが微妙にずれてしまう。各色の転写性を確保するためには、感光体ドラムと転写ベルトとの間に速度差を大きく設けた方が良いが、副走査レジストの位置合わせ精度を良くするためには、大きな速度差は設けられない。
【0004】
このような問題を解決するために、例えば、特許文献1に開示されている画像形成装置、特許文献2に開示されている転写ベルト装置では、感光体ドラムの表面速度よりも転写ベルトの表面速度を速くして、転写ベルトの緩みを低減している。しかしながら、このような方法は単色の画像形成装置において大きな効果を発揮するが、4連タンデム構成の画像形成装置に用いた場合は、転写ベルト移動方向最下流に配置された感光体ユニットの転写部下流側の転写ベルトの緩みは低減できるが、上流側3色の感光体ユニットの転写部に発生する転写ベルトの緩みは、完全には抑えることができない。これは、各転写部において、転写ベルト移動方向下流側が転写ベルトの張り側、同上流側が転写ベルト緩み側となるため、感光体ドラムと転写ベルトの速度差を大きくすると上流側3色の感光体ユニットの転写部における転写ベルトの張力が低下するからである。従って、転写ベルトは微妙な速度変動を生じ、副走査方向で色ズレを発生しやすくなる。
【0005】
【特許文献1】
特公平7−19081号公報
【特許文献2】
特開平10−142964号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記問題点に鑑み、本発明は、転写性の向上を図ると共に、ベルト状の転写部材の緩みを防止して、副走査方向の色ズレ等生じることなく、高品質の画像を出力する画像形成装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、可視像を担持する像担持体と、該像担持体に接触する転写部で該像担持体と同方向に移動するベルト状の転写部材とを有し、該像担持体上の可視像を、該像担持体と該転写部材との間に搬送される転写紙、もしくは直接該転写部材に転写する転写バイアス印加部材とを有する画像形成装置において、該像担持体と該転写部材とは、その転写部で速度差を有し、該転写部材は、速度差によって生じる該転写部材の緩みを防止する緩み防止機構を備える画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記像担持体と前記転写部材との転写部における速度比Aを(前記転写部材の表面速度)/(前記像担持体の表面速度)で表すとき、速度比Aの値を、A<0.995もしくは1.005<Aとする画像形成装置である。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、前記緩み防止機構は、前記転写部材にローラ部材を押し当てる機構を有する画像形成装置である。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像形成装置において、前記緩み防止機構と前記転写バイアス印加部材の双方が、加圧されて前記転写部材に押し当てられる構成であり、前記緩み防止機構の加圧力は、前記転写バイアス印加部材の加圧力よりも高い画像形成装置である。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記緩み防止機構に設けられる部材を、高抵抗又は絶縁性の部材とする画像形成装置である。
【0009】
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、前記像担持体の表面速度が、前記転写部材の表面速度よりも速く設定され、前記像担持体と前記転写部材との接触部よりも移動方向下流側に前記緩み防止機構を配置する画像形成装置である。
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置において、前記像担持体はドラム形状であり、前記緩み防止機構が、前記転写部材に緩みを生じた前記転写部から、前記像担持体のドラム半径以上の距離をもって配置される画像形成装置である。
【0010】
請求項8に記載の発明は、可視像を担持する複数の像担持体を並列して備え、該複数の像担持体に接触する転写部で該複数の像担持体と同方向に移動するベルト状の転写部材を有し、該複数の像担持体上の可視像を、該像担持体と該転写部材との間に搬送される転写紙、もしくは直接該転写部材に転写する転写バイアス印加部材とを有する画像形成装置において、該複数の像担持体と該転写部材とは、それぞれの転写部で速度差を有し、該転写部材は、速度差によって生じる該転写部材の緩みを防止する緩み防止機構を備える画像形成装置である。
請求項9に記載の発明は、請求項10に記載の画像形成装置において、前記像担持体と前記転写部材とのそれぞれの転写部における速度比Aを(前記転写部材の表面速度)/(前記像担持体の表面速度)で表すとき、速度比Aの値を、A<0.995もしくは1.005<Aとする画像形成装置である。
【0011】
請求項10に記載の発明は、請求項8又は9に記載の画像形成装置において、前記緩み防止機構が、前記転写部材にローラ部材を押し当てる機構を有する画像形成装置である。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の画像形成装置において、前記緩み防止機構と前記転写バイアス印加部材の双方が、加圧されて前記転写部材に押し当てられる構成であり、前記緩み防止機構の加圧力は、前記転写バイアス印加部材の加圧力よりも高い画像形成装置であり。
請求項12に記載の発明は、請求項8ないし11のいずれかに記載の画像形成装置において、前記緩み防止機構に設けられる部材を、高抵抗又は絶縁性の部材とする画像形成装置である。
【0012】
請求項13に記載の発明は、請求項8ないし12のいずれかに記載の画像形成装置において、前記像担持体はドラム形状であり、前記緩み防止機構が、前記転写部材に緩みを生じた転写部から、前記像担持体のドラム半径以上の距離をもって配置される画像形成装置である。
請求項14に記載の発明は、請求項8ないし13のいずれかに記載の画像形成装置において、前記緩み防止機構は、前記転写部材に緩みを生じた転写部から、緩みを生じた側に隣接する像担持体と前記転写部材との転写部との間に配備され、その配備位置を、隣接する転写部間の距離の1/2以内とする画像形成装置である。
請求項15に記載の発明は、請求項8ないし14のいずれかに記載の画像形成装置において、前記像担持体は、4個が並列して配備され、前記4個の像担持体の表面速度が、前記転写部材の表面速度よりも速く設定され、前記転写部材移動方向上流側から少なくとも3個の像担持体と、前記転写部材とのそれぞれの転写部の下流側に、前記緩み防止機構を設ける画像形成装置である。
【0013】
請求項16に記載の発明は、請求項1ないし15のいずれかに記載の画像形成装置において、前記画像形成装置は、前記転写部において生じた前記転写部材の緩みを防止する第一の緩み防止機構と、前記転写部材の張力を総じて調整する第二の緩み防止機構とを備える画像形成装置である。
請求項17に記載の発明は、請求項16に記載の画像形成装置において、前記第二の緩み防止機構は、複数の支持部材にベルトが張架されて形成される前記転写部材の面のうち、前記像担持体との接触面とは異なる面に設けられる画像形成装置である。
【0014】
請求項18に記載の発明は、請求項1ないし17のいずれかに記載の画像形成装置において、前記像担持体は、前記転写部における最大静止摩擦係数が0.4以上である画像形成装置である。尚、ここでいう前記像担持体の転写部における最大静止摩擦係数とは、前記像担持体上の可視像を直接転写部材に転写する場合は、前記像担持体と前記転写部材との間に働く摩擦力、前記転写部材上の転写紙に転写する場合は、前記像担持体と前記転写紙との間に働く摩擦力によって決定される値である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。この画像形成装置は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を形成するための4つの画像形成部1Y、1M、1C、1Kを備える。画像形成部1Y、1M、1C、1Kは、それぞれ、像担持体としての感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kと、帯電手段、現像手段、クリーニング手段とを備えている。また、各画像形成部1Y、1M、1C、1Kの配置は、各感光体ドラムの回転軸が平行になるように且つ転写紙移動方向に所定のピッチで配列するように、設定されている。
画像形成部1Y、1M、1C、1Kの上方には、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラー等を備え、画像データに基づいて各感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kの表面にレーザ光を走査しながら照射する光書込ユニット2が、下方には転写紙を担持して各画像形成部の転写部を通過するように搬送する転写搬送ベルト60を有するベルト駆動装置としての転写ユニット6が配置されている。転写搬送ベルト60の外周面には、ブラシローラとクリーニングブレードから構成されたクリーニング装置85が接触するように配置されている。このクリーニング装置85により転写搬送ベルト60上に付着したトナー等の異物が除去される。
転写ユニット6の側方にはベルト定着方式の定着ユニット7、排紙トレイ8等が備えられられている。画像形成装置下部には、転写紙100が載置された給紙カセット3、4を備えている。また、画像形成装置側面から手差しで給紙を行う手差しトレイMFが備えられている。
この他、トナー補給容器TCが備えられ、図示していない廃トナーボトル、両面・反転ユニット、電源ユニットなども二点鎖線で示したスペースSの中に備えられている。
【0016】
図2は、転写ユニット6の概略構成を示す拡大図である。転写搬送ベルト60は、体積抵抗率が10〜1011Ωcmである高抵抗の無端状単層ベルトであり、その材質はPVDF(ポリフッ化ビニリデン)等を用いることができる。
この転写搬送ベルト60は、各画像形成部の感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kに接触対向する各転写部を通過するように、駆動ローラ63、支持ローラ61、62、65、66に掛け回されている。駆動ローラ63は、図示しない駆動源に接続されていて矢印方向に回転し、転写搬送ベルト60を摩擦駆動する。支持ローラ61には、電源80aから所定電圧が印加された静電吸着ローラ80が対向するように転写搬送ベルト60の外周面に配置されている。支持ローラ61と静電吸着ローラ80の間を通過する転写紙100は、転写搬送ベルト60上に静電吸着されて搬送される。
各感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kに対向する位置には、転写搬送ベルト60の裏面に接触するように、転写バイアス印加部材67Y、67M、67C、67Kを設けている。転写バイアス印加部材67はスポンジ等を外周に設けたバイアスローラであり、各転写バイアス電源9Y、9M、9C、9Kからローラ芯金に転写バイアスが印加される。この印加された転写バイアスの作用により、転写搬送ベルト60に転写電荷が付与され、各転写部において転写搬送ベルト60と感光体ドラム11表面との間に所定強度の転写電界が形成される。
【0017】
転写部についてより詳細に説明する。図3は、転写部を拡大して示す図である。図中は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)のトナー像が形成される感光体ドラム11Y、11Mを例に挙げて示している。
感光体ドラム11上に各色のトナー像が形成されると、転写紙100が転写搬送ベルト60に静電吸着して搬送されてくる。転写搬送ベルト60裏面に設置された転写バイアス印加部材67は、転写搬送ベルト60を感光体ドラム11側に押しつけるようにスプリングで加圧されている。これにより、感光体ドラム11と転写搬送ベルト60とは転写紙100を介して接触し、転写部を形成する。
各転写部において、感光体ドラム11の表面速度と転写搬送ベルト60の表面速度とは速度差を有する。これにより、各転写部には転写バイアス印加部材67によって形成される転写電界とともに、感光体ドラム11上のトナー像を機械的に剥ぎ取る力が加わり、転写搬送ベルト60上の転写紙100への各トナー像の転写性が向上する。
【0018】
図4は、感光体ドラム11と転写搬送ベルト60の表面速度の比と転写率との関係を示すグラフである。速度比が1近傍、すなわち両者の表面速度に差がないときは、転写部に形成される転写電界の静電的な力のみによる転写となるため、転写率が低く、速度比が1から離れる、すなわち両者の速度差が大きくなるに従い、トナー像を剥ぎ取る機械的な力が加わって転写率が上昇する様子が分かる。ここで、グラフの横軸(転写搬送ベルト表面速度)/(感光体表面速度)を速度比Aとすると、グラフからも分かるように、A<0.995もしくは1.005<Aであることが転写性向上の観点から好ましい。
ところで、感光体ドラム11と転写搬送ベルト60との速度差により、転写搬送ベルト60には微小な緩みが生じ、速度が変動して、各色トナー像の副走査レジストのズレを招く。そこで、本画像形成装置は、後に詳述するように、これを防止する緩み防止機構610を転写搬送ベルト60に備えるものである。図5は、緩み防止機構の有無による副走査色ズレ量の違いを示すグラフである。グラフの横軸は、図4と同様、感光体ドラム11と転写搬送ベルト60の表面速度の比Aである。緩み防止機構610を設けない場合についてみてみると、速度比が1に近いところでは、速度差が小さいため速度差が生むベルトの緩みもごく僅かであり、副走査レジストの色ズレは悪くならないが、速度比が1から離れるに従い、副走査レジストの色ズレは悪化する。先に図4で説明したように、転写性の向上を図るためには、速度比A<0.995もしくは1.005<Aとすることが好ましい。このような速度比の領域においても、緩み防止機構610を設けることで、図5に示すように、副走査レジストの色ズレを防止するものである。しかしながら、速度比Aが大きすぎると緩み防止機構の設置によっても、転写搬送ベルト60の速度変動が解消できなくなるため、速度比Aは、好ましくは0.985<A<0.995、もしくは1.005<A<1.015である。
【0019】
次に、緩み防止機構610について詳しく説明する。感光体ドラム11の表面速度の方が転写搬送ベルト60よりも速い場合は、転写部の下流側に、転写搬送ベルト60の表面速度の方が感光体ドラム11よりも速い場合は、転写部の上流側に、転写搬送ベルト60の微小な緩みは発生する。図3は、前者の例であり、感光体ドラム11Y、11Mの各転写部の下流側に、転写搬送ベルト60の微小な緩みが生じている様子を示している。この微小の緩みは、感光体ドラム11Yと11Mとの間に位置する転写搬送ベルト60の張力低下を招き、転写される各トナー像の副走査レジストのズレを引き起こすことになる。そこで、図3に示すように、転写搬送ベルト60は、転写部近傍の緩みが発生する位置に緩み防止機構610を備える。このように、緩み防止機構610を設けることで、転写部における感光体ドラム11と転写搬送ベルト60との速度差があっても、転写搬送ベルト60の緩みを吸収し張力を一定に保って、転写性の向上と、副走査方向の色ズレ防止を図ることができる。
尚、転写搬送ベルト60の表面速度の方が感光体ドラム11よりも速く設定され、転写部の上流側に転写搬送ベルト60の緩みが生じる場合は、転写部上流側に緩み防止機構610を設ければよい。
【0020】
緩み防止機構610に用いる部材として、具体的には、転写搬送ベルト60の裏面に接触して、転写搬送ベルト60を押し上げるブラシ、ブレード等の固定部材、従動して回転するローラ部材等が挙げられる。ここでは、転写搬送ベルト60への擦動負荷が小さく、ベルト移動速度にムラを与えないことから、ローラ部材を用いることが好ましい。また、転写搬送ベルト60を押し上げる機構としては、スプリング等により緩み防止機構610を転写搬送ベルト60側に加圧する機構を用いることができる。
緩み防止機構610と転写バイアス印加部材67とは共に、加圧されて転写搬送ベルト60に押し当てられるが、このとき、緩み防止機構610の加圧力の方が転写バイアス印加部材67の加圧力よりも高くなるように設定する。転写バイアス印加部材67の加圧力が高すぎると、それが原因で画像に虫食いが生じることがある。一方、緩み防止機構610には、転写搬送ベルト60の緩みを吸収し、張力を一定に保つべく、ベルトを押し上げるに十分な加圧力が必要とされる。従って、緩み防止機構610の加圧力を転写バイアス印加部材67の加圧力よりも高くする。
【0021】
また、緩み防止機構610に用いる部材は、高抵抗又は絶縁性の部材であることが好ましい。緩み防止機構610を転写部近傍に配置することから、転写電流が緩み防止機構610に流れ、画像を乱すのを防止するためである。また、導電性部材を用いると、転写紙100上のトナーが導電性部材に向けて散る現象が生ずるが、このような不具合も解消できる。
【0022】
次に、緩み防止機構610を配置する最適な位置について説明する。図6は、感光体ドラム11Yと11Mの転写部間に配置される緩み防止機構610Yの最適な位置を示す図である。図3と同様、感光体ドラム11Y、11Mの表面速度が転写搬送ベルト60よりも速く、各転写部下流側に転写搬送ベルト60の緩みを生じる場合である。このとき、緩み防止機構610Yは、転写部から感光体ドラム11Yの転写部から感光体ドラム11Yの半径d以上の距離をもって配置されることが好ましい。緩み防止機構610Yが転写部に近すぎると、転写紙100のコシによって転写部にかかる圧力が増大し、逆転写画像が発生するためである。上記の距離以上とすることで、転写部にかかる圧力の増大を防止し、良好な転写ができる。
また、緩み防止機構610Yは、感光体ドラム11Y、11Mの各転写部間の距離Lの1/2以内に配置されることが好ましい。距離Lの1/2を超えた位置では、緩みを生じた転写部から遠ざかるため、転写搬送ベルト60の張力を保つためには転写搬送ベルト60の持ち上げ高さを高くする必要が生じる。しかし、転写紙100の安定した搬送のためには、限度があり、配置がしづらくなる。
従って、緩み防止機構610Yが配置される最適範囲は、図6に示すように、転写部から感光体ドラム11Yの半径d以上で、隣接する転写部間の距離Lの1/2以内の範囲である。
ここでは、感光体11Y、11Mの転写部を例に挙げて説明したが、他の色の転写部についても同様である。
【0023】
以上、緩み防止機構610について詳述してきたが、図1及び図2に示すタンデム構成の本画像形成装置において、緩み防止機構610を配置するのは、転写搬送ベルト60の移動方向上流側から少なくとも3個の感光体ドラム11Y、11M、11Cの転写部近傍であればよい。感光体ドラム11Y、11M、11Cで形成されるトナー像は、それぞれが重なり合ってカラー画像を形成することから、副走査のレジストが正確でなくては色再現性の悪化につながる。このため、それぞれの転写部近傍に緩み防止機構610を備えることが好ましい。また、最下流に位置する感光体ドラム11Kで形成されるトナー像は、文字又はカラー画像の縁取りであることが多いことから、他色のトナー像よりも副走査レジストの正確性は必要とされないため、緩み防止機構610を設けなくても良い。装置のレイアウト上可能であれば、感光体ドラム11Kの転写部近傍にも緩み防止機構610を設けることが一層好ましい。
【0024】
更に、本画像形成装置は、感光体ドラム11の転写部近傍に備える緩み防止機構610(ここでは、「第一の緩み防止機構」と称する。)の他に、転写搬送ベルト60の張力を総じて調整する第二の緩み防止機構64を備える。第二の緩み防止機構64は、それぞれの感光体ドラム11の転写部近傍において吸収しきれずに残る微小の緩みを、総じて調整するように転写部から離れた位置に設置される。特に、図1及び図2に示すように、転写搬送ベルト60が支持ローラ61、62に掛け回されて形成される感光体ドラム11との接触面とは異なる面に設けるのがよい。具体的には、駆動ローラ63より転写搬送ベルト60移動方向下流側に、転写搬送ベルト60の外周面を押し込む方向に、第二の緩み防止機構64を設ける。このような構成により、駆動ローラ63への巻きつけ角を確保し、緩みを吸収して安定した駆動力の伝達を可能にしている。また、第二の緩み防止機構64より更に下流側の転写搬送ベルト60ループ内に、押圧部材69で加圧されたテンションローラ65を備え、張力の調整を行う。
【0025】
また、本画像形成装置は、各感光体ドラム11の各転写部における最大静止摩擦係数が0.4以上であることが好ましい。ここでいう各感光体ドラム11の各転写部における最大静止摩擦係数とは、感光体ドラム11と転写部で接する転写紙との間に働く摩擦力によって決定される値である。感光体ドラム11は、その表面に書き込まれた静電潜像を現像する際、一定の表面粗さを持っている方がトナー像を形成しやすい。従って、このような観点から選択される感光体ドラム11を使用する構成の本画像形成装置においては、転写部における感光体ドラム11の最大静止摩擦係数の値が0.4以上となる。既に説明したように、各感光体ドラム11と転写搬送ベルト60とは速度差を有する構成としているため、感光体ドラム11の転写部における最大静止摩擦係数の値が大きいことで、転写搬送ベルト60の緩みが発生しやすい状況となるが、本発明のように、緩み防止機構(第一の緩み防止機構)610及び/又は第二の緩み防止機構64を設けたことで、副走査レジストの色ズレの問題を生ずることなく、良好な転写を行うことができる。
【0026】
本画像形成装置がこの他に有する構成を、図1及び図2を参照して説明する。
上記転写バイアス印加部材67Y、67M、67Cとその近傍に配置される緩み防止機構610は、回転可能に揺動ブラケット93に一体的に保持され、回動軸94を中心として回動が可能な構成としている。この回動は、カム軸97に固定されたカム96が矢印の方向に回動することで時計方向に回動する。
転写紙100の入口に位置する支持ローラ61と静電吸着ローラ80は、一体的に入口ローラブラケット90に支持され、軸91を回動中心として、図2の状態から時計方向に回動可能である。揺動ブラケット93に設けた穴95と、入口ローラブラケット90に固植されたピン92が係合しており、揺動ブラケット93の回動と連動して回動する。これらのブラケット90、93の時計方向の回動により、バイアス印加部材67Y、67M、67Cとその近傍に配置される緩み防止機構610は感光体11Y、11M、11Cから離され、入口ローラ61と静電吸着ローラ80も下方に移動する。このような構成により、ブラックのみの画像形成時に、感光体11Y、11M、11Cと転写搬送ベルト60の接触を避けることが可能となっている。
【0027】
一方、転写バイアス印加部材67Kとその隣のバックアップローラ68は出口ブラケット98に回転可能に支持され、転写紙100出口に位置する支持ローラ62と同軸の軸99を中心として回動可能にしてある。転写ユニット6を本体に対し着脱する際に、図示していないハンドルの操作により時計方向に回動させ、ブラック画像形成用の感光体11Kから、転写バイアス印加部材67Kとその隣のバックアップローラ68を離間させるようにしてある。
【0028】
以下に、本画像形成装置の動作について説明する。
給紙カセット3、4あるいは手差しトレイMFから給送された転写紙100は、図示しない搬送ガイドにガイドされながら搬送ローラで搬送され、レジストローラ対5が設けられている一時停止位置に送られる。このレジストローラ対5により所定のタイミングで送出された転写紙100は、転写搬送ベルト60に担持され、各画像形成部1Y、1M、1C、1Kに向けて搬送され、各転写部を通過する。
各画像形成部1Y、1M、1C、1Kの感光体ドラム11Y、11M、11C、11K上で現像された各トナー像は、それぞれ各転写部で転写紙100に重ね合わされ、上記転写電界やニップ圧の作用を受けて転写紙100上に転写される。この重ね合わせの転写により、転写紙100上にはフルカラートナー像が形成される。
一方、トナー像転写後の感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kの表面は、クリーニング装置によりクリーニングされ、更に除電されて次の静電潜像の形成に備えられる。
また、フルカラートナー像が形成された転写紙100は、定着ユニット7でこのフルカラートナー像が定着された後、切換ガイドGの回動姿勢に対応して、第一の排紙方向Bまたは第二の排紙方向Cに向かう。第一の排紙方向Bから排紙トレイ8上に排出される場合、画像面が下となった、いわゆるフェースダウンの状態でスタックされる。一方、第二の排紙方向Cに排出される場合には、図示していない別の後処理装置(ソータ、綴じ装置など)に向け搬送させるとか、スイッチバック部を経て両面プリントのために再度レジストローラ対5に搬送される。
【0029】
尚、本実施の形態においては、感光体ドラム11と転写搬送ベルト60の表面速度に速度差を持たせ、転写搬送ベルト60に緩み防止機構(第一の緩み防止機構)610及び/又は第二の緩み防止機構64を設ける構成について説明してきたが、本発明はこれに限るものでなく、感光体ドラム上のトナー像を一旦中間転写ベルト上に重ね合わせる構成の画像形成装置にも適用することができる。この場合、感光体ドラムと中間転写ベルトの表面速度に速度差を持たせ、中間転写ベルトに緩み防止機構を備える構成とするものである。中間転写ベルト上トナー像の副走査レジストの色ズレを防止して、良好な転写を行うことができる。
【0030】
【発明の効果】
以上、説明してきたように、本発明により、像担持体上のトナー像の転写がベルト状の転写部材を介して行われる構成の画像形成装置において、転写部における両者の速度比を規定し、良好な転写性を得ると共に、速度比によって生じる転写部材のベルトの緩みを防止する機構を備え、副走査レジストの色ズレをも防止できる画像形成装置を提供することができる。また、本画像形成装置により、転写不良、色ズレ等のない高品質の画像を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。
【図2】転写ユニットの概略構成を示す拡大図である。
【図3】転写部を拡大して示す図である。
【図4】感光体ドラムと転写搬送ベルトの表面速度の比と転写率との関係を示すグラフである。
【図5】緩み防止機構の有無による副走査色ズレ量の違いを示すグラフである。
【図6】各感光体ドラムの転写部間に配置される緩み防止機構の最適な位置を示す図である。
【符号の説明】
1 画像形成部
6 転写ユニット
60 転写搬送ベルト
64 第二の緩み防止機構
67 転写バイアス印加部材
610 緩み防止機構(第一の緩み防止機構)
11 感光体ドラム(像担持体)
100 転写紙

Claims (18)

  1. 可視像を担持する像担持体と、
    該像担持体に接触する転写部で該像担持体と同方向に移動するベルト状の転写部材とを有し、
    該像担持体上の可視像を、該像担持体と該転写部材との間に搬送される転写紙、もしくは直接該転写部材に転写する転写バイアス印加部材とを有する画像形成装置において、
    該像担持体と該転写部材とは、その転写部で速度差を有し、
    該転写部材は、速度差によって生じる該転写部材の緩みを防止する緩み防止機構を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記像担持体と前記転写部材との転写部における速度比Aを(前記転写部材の表面速度)/(前記像担持体の表面速度)で表すとき、速度比Aの値は、A<0.995もしくは1.005<Aである
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
    前記緩み防止機構は、前記転写部材にローラ部材を押し当てる機構を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記緩み防止機構と前記転写バイアス印加部材の双方が、加圧されて前記転写部材に押し当てられる構成であり、
    前記緩み防止機構の加圧力は、前記転写バイアス印加部材の加圧力よりも高いことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記緩み防止機構に設けられる部材は、高抵抗又は絶縁性の部材である
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記像担持体の表面速度が、前記転写部材の表面速度よりも速く設定され、
    前記像担持体と前記転写部材との接触部よりも移動方向下流側に前記緩み防止機構を配置する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記像担持体はドラム形状であり、
    前記緩み防止機構は、前記転写部材に緩みを生じた前記転写部から、前記像担持体のドラム半径以上の距離をもって配置される
    ことを特徴とする画像形成装置。
  8. 可視像を担持する複数の像担持体を並列して備え、
    該複数の像担持体に接触する転写部で該複数の像担持体と同方向に移動するベルト状の転写部材を有し、
    該複数の像担持体上の可視像を、該像担持体と該転写部材との間に搬送される転写紙、もしくは直接該転写部材に転写する転写バイアス印加部材とを有する画像形成装置において、
    該複数の像担持体と該転写部材とは、それぞれの転写部で速度差を有し、
    該転写部材は、速度差によって生じる該転写部材の緩みを防止する緩み防止機構を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項10に記載の画像形成装置において、
    前記像担持体と前記転写部材とのそれぞれの転写部における速度比Aを(前記転写部材の表面速度)/(前記像担持体の表面速度)で表すとき、速度比Aの値は、A<0.995もしくは1.005<Aである
    ことを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項8又は9に記載の画像形成装置において、
    前記緩み防止機構は、前記転写部材にローラ部材を押し当てる機構を有することを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項10に記載の画像形成装置において、
    前記緩み防止機構と前記転写バイアス印加部材の双方が、加圧されて前記転写部材に押し当てられる構成であり、
    前記緩み防止機構の加圧力は、前記転写バイアス印加部材の加圧力よりも高い
    ことを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項8ないし11のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記緩み防止機構に設けられる部材は、高抵抗又は絶縁性の部材である
    ことを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項8ないし12のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記像担持体はドラム形状であり、
    前記緩み防止機構は、前記転写部材に緩みを生じた転写部から、前記像担持体のドラム半径以上の距離をもって配置される
    ことを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項8ないし13のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記緩み防止機構は、前記転写部材に緩みを生じた転写部から、緩みを生じた側に隣接する像担持体と前記転写部材との転写部との間に配備され、
    その配備位置が、隣接する転写部間の距離の1/2以内である
    ことを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項8ないし14のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記像担持体は、4個が並列して配備され、
    前記4個の像担持体の表面速度が、前記転写部材の表面速度よりも速く設定され、
    前記転写部材移動方向上流側から少なくとも3個の像担持体と、前記転写部材とのそれぞれの転写部の下流側に、前記緩み防止機構を設ける
    ことを特徴とする画像形成装置。
  16. 請求項1ないし15のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記画像形成装置は、前記転写部において生じた前記転写部材の緩みを防止する第一の緩み防止機構と、前記転写部材の張力を総じて調整する第二の緩み防止機構とを備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  17. 請求項16に記載の画像形成装置において、
    前記第二の緩み防止機構は、複数の支持部材にベルトが張架されて形成される前記転写部材の面のうち、前記像担持体との接触面とは異なる面に設けられることを特徴とする画像形成装置。
  18. 請求項1ないし17のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記像担持体は、前記転写部における最大静止摩擦係数が0.4以上であることを特徴とする画像形成装置。
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