JP2004177077A - 床下換気兼用空調システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】床下D内に、空気を熱交換して室内へ送る給気送風路Aと空気を熱交換して屋外Fへ送る排気送風路Bとを一体に有する空調機1を、設置する。給気送風路Aの出口と室内を連通連結させると共に排気送風路Bの出口と屋外Fを連通連結させる。床下D内の空気を取入れる換気口2を空調機1に設けて排気送風路Bに連通させる。換気口2の風量を制御するダンパ3を設ける。
【選択図】 図1
Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、床下換気兼用空調システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開平10−148366号公報
上記公報では、床下に設けられた室外機は、室内空調運転中に必ず床下空気を吸込んで屋外に排出する構造となっている。
【発明が解決しようとする課題】
そのため、床下換気せずに室内空調のみを行うことができない。また、室内機と室外機を備えたスプリット型エアコンでしか適用できない。
【0003】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、上記課題を解決するために床下内に、空気を熱交換して室内へ送る給気送風路と空気を熱交換して屋外へ送る排気送風路とを一体に有する空調機を、設置し、前記給気送風路の出口と室内を連通連結させると共に前記排気送風路の出口と屋外を連通連結させ、前記床下内の空気を取入れる換気口を前記空調機に設けて前記排気送風路に連通させた。さらに、換気口の風量を制御するダンパ機構を設けた。また、屋外と連通する床下内に、空気を熱交換して室内へ送る給気送風路と空気を熱交換して送る排気送風路とを一体に有する空調機を、設置し、前記給気送風路の出口と室内を連通連結させ、前記排気送風路の入口を室内又は屋外と連通連結させ、前記屋外へ床下空気を送り出すべく前記排気送風路の出口を前記床下内に開口させた。
【0004】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の床下換気兼用空調システムの第1の実施例を示し、この床下換気兼用空調システムは、床下D内に、空気を熱交換して室内へ送る給気送風路Aと空気を熱交換して屋外Fへ送る排気送風路Bとを一体に有する空調機1を、設置し、給気送風路Aの出口と室内を連通連結させると共に排気送風路Bの出口と屋外Fを連通連結させ、床下D内の空気を取入れる換気口2を空調機1に設けて排気送風路Bに連通させ、換気口2の風量を制御するダンパ3を設けたものである。
【0005】
図1の空調機1はヒートポンプ式のものを示し、給気送風路Aに少なくとも蒸発器4と送風機5を、排気送風路Bに少なくとも凝縮器6と送風機7を、それぞれ設けてあり、図示省略の圧縮機などにて冷暖運転切換自在なヒートポンプを構成してある。この排気送風路Bの熱交換器(凝縮器6)の風下に換気口2が連通するように構成する。給気送風路Aの入口は屋外Fと連通連結させると共に排気送風路Bの入口と室内を連通連結させる。図例では給気送風路Aと排気送風路Bの出入口と、室内と屋外Fは、ダクトを介して連通させているが、ダクト以外の風路あるいは直接連通連結させるも自由である。床下Dには例えば冷蔵庫や乾燥機、洗濯機などの各種の家庭用機器8が収納自在とされ、床下Dは、建物に設けた通気口などの連通部9により屋外Fと連通させる。
【0006】
ダンパ3を全開して空調機1を運転すると、屋外Fからの空気が給気送風路Aを介して室内へ送られて室内空調後、排気送風路Bを介して屋外Fに排気され、同時に換気口2から排気送風路Bに床下空気が取入れられて屋外Fに排気され、排気した床下空気分の外気が屋外Fから連通部9を介して床下Dに流入して床下換気が行われる。ダンパ3を全閉して空調機1を運転すると、床下換気せずに室内空調のみが行われる。
【0007】
空調機1は図例のものに限定されず、図2や図3のタイプも用いることができる。図2では、給気送風路Aの入口と出口を室内と連通連結させて還気循環による空調を行い、排気送風路Bの入口と出口を屋外Fと連通連結させ、排気送風路Bの熱交換器(凝縮器6)の風下に換気口2を連通させて、排気送風路Bを介して床下空気を屋外Fに排気して床下換気する。給気送風路Aには少なくとも蒸発器4と送風機5を、排気送風路Bには少なくとも凝縮器6と送風機7を、それぞれ設ける。この場合も空調機1はヒートポンプ式である。
【0008】
図3は、冷温水コイル10と全熱交換器11を用いた空調機1で、給気送風路Aの出口と排気送風路Bの入口を室内と連通連結させ、給気送風路Aの入口と排気送風路Bの出口を屋外Fと連通連結させ、排気送風路Bの熱交換器(全熱交換器11)の風下に換気口2を連通させる。給気送風路Aには少なくとも冷温水コイル10と送風機5を、排気送風路Bには少なくとも送風機7を、それぞれ設け、全熱交換器11は、給気送風路Aと排気送風路Bにまたがって設けるが、これを省略するも自由である。この場合、屋外Fからの空気が給気送風路Aを介して室内へ送られ、排気送風路Bを介して室内空気が床下空気とともに屋外Fに排気され、床下換気が行われる。図2と図3の何れの場合も、ダンパ3を全閉して空調機1を運転すると、床下換気せずに室内空調のみが行われる。なお、前記各実施例においてダンパ3は省略するも自由である。
【0009】
図4は第2の実施例で、図1の実施例において換気口2を設けずに排気送風路Bの出口を床下D内に開口させ、屋外Fへ床下空気を送り出すべく構成したものである。すなわち、屋外Fと連通する床下D内に、空気を熱交換して室内へ送る給気送風路Aと空気を熱交換して送る排気送風路Bとを一体に有する空調機1を、設置し、給気送風路Aの出口と排気送風路Bの入口を室内と連通連結させる。その他の構成は図1と同様である。この空調機1を運転すると、屋外Fからの空気が給気送風路Aを介して室内へ送られて室内空調後、排気送風路Bを介して床下Dに排出され、その排気が連通部9を介して床下空気とともに屋外Fに流出して床下換気が行われる。
【0010】
この第2の実施例の空調機1も図4のものに限定されず、図5や図6のタイプも用いることができる。図5は、図2の実施例において換気口2を設けずに、排気送風路Bの出口を床下D内に開口させて、排気送風路Bの排気により連通部9を介して床下空気を屋外Fに排出して床下換気するもので、他の構成は図2の実施例と同様である。図6は、図3の実施例において換気口2を設けずに、排気送風路Bの出口を床下D内に開口させ、排気送風路Bの排気により連通部9を介して床下空気を屋外Fに排出して床下換気するもので、他の構成は図3の実施例と同様である。
【0011】
【発明の効果】
請求項1と3の発明では、室内空調と床下換気を一台の空調機1で兼用でき、湿気や害虫、化学物質などの除去を行える。床下Dのデッドスペースを空調機1の設置場所として有効活用でき、室内機を室内に設ける必要がないので室内の美観を損ねない。また、本発明には、凝縮器と蒸発器を使うヒートポンプ式のみならず冷温水コイルを使うものなど各種タイプの空調機を用いることができ、利用範囲が広い。
請求項2の発明では、床下換気が不要な時期に、ダンパ3により室内空調のみを行うことができ、その換気分の送風動力を使わずにすみ省エネ化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す平面図である。
【図2】図1の空調機の他の例である。
【図3】図1の空調機の別の例である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す平面図である。
【図5】図4の空調機の他の例である。
【図6】図4の空調機の別の例である。
【符号の説明】
1 空調機
2 換気口
3 ダンパ
A 給気送風路
B 排気送風路
D 床下
F 屋外
Claims (3)
- 床下D内に、空気を熱交換して室内へ送る給気送風路Aと空気を熱交換して屋外Fへ送る排気送風路Bとを一体に有する空調機1を、設置し、前記給気送風路Aの出口と室内を連通連結させると共に前記排気送風路Bの出口と屋外Fを連通連結させ、前記床下D内の空気を取入れる換気口2を前記空調機1に設けて前記排気送風路Bに連通させたことを特徴とする床下換気兼用空調システム。
- 換気口2の風量を制御するダンパ3を設けた請求項1記載の床下換気兼用空調システム。
- 屋外Fと連通する床下D内に、空気を熱交換して室内へ送る給気送風路Aと空気を熱交換して送る排気送風路Bとを一体に有する空調機1を、設置し、前記給気送風路Aの出口と室内を連通連結させ、前記排気送風路Bの入口を室内又は屋外Fと連通連結させ、前記屋外Fへ床下空気を送り出すべく前記排気送風路Bの出口を前記床下D内に開口させたことを特徴とする床下換気兼用空調システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002347061A JP2004177077A (ja) | 2002-11-29 | 2002-11-29 | 床下換気兼用空調システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002347061A JP2004177077A (ja) | 2002-11-29 | 2002-11-29 | 床下換気兼用空調システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004177077A true JP2004177077A (ja) | 2004-06-24 |
Family
ID=32707773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002347061A Pending JP2004177077A (ja) | 2002-11-29 | 2002-11-29 | 床下換気兼用空調システム |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004177077A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6136641A (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空調換気装置 |
JP2001329627A (ja) * | 2000-05-22 | 2001-11-30 | Higashi Nippon House Kk | 建 物 |
JP2002340382A (ja) * | 2001-05-17 | 2002-11-27 | Gungo:Kk | 家 屋 |
-
2002
- 2002-11-29 JP JP2002347061A patent/JP2004177077A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6136641A (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空調換気装置 |
JP2001329627A (ja) * | 2000-05-22 | 2001-11-30 | Higashi Nippon House Kk | 建 物 |
JP2002340382A (ja) * | 2001-05-17 | 2002-11-27 | Gungo:Kk | 家 屋 |
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