JP2004176661A - 摺動機構 - Google Patents
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Abstract
【効果】上記シュー2の第1摺接面2Aと上記ワッシャ3の摺接面3Aとの間への潤滑油の引き込み性が良好となり、寿命が長い摺動機構1を提供できる。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は摺動機構に関し、より詳しくは、相互に摺接するシューとワッシャとを備えて、例えば油圧ミッションに用いて好適な摺動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、油圧ミッション用の摺動機構として、一方の端面を摺接面とするとともに他方の端面を支持部材によって支持されたワッシャと、軸方向の一端に上記ワッシャの摺接面と摺接する第1摺接面を形成したシューとを備えたものは知られている(例えば特許文献1)。
【特許文献1】
特開平9−14125号公報。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の摺動機構においては、上記シューの第1摺接面の外周縁をC面取りしていたものである。そのように構成することにより、上記シューの第1摺接面がワッシャの摺接面に対して円滑に摺接するように意図したものである。
しかしながら、従来のシューは材料として高力黄銅を用いるとともに、その材料を切削加工して製造していたものである。そのため、従来のシューは製造コストが高いという欠点があった。
しかも、上述したように、従来のシューの第1摺接面は平坦面となっていたので、該シューの第1摺接面とワッシャの摺接面との間に潤滑油が引き込まれにくいという欠点があった。このように、潤滑油の引き込み性が悪いと、シューおよびワッシャの摩耗の進行が早くなり、したがって、従来の摺動機構は寿命が短いという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述した事情に鑑み、本発明は、一方の端面を摺接面とするとともに他方の端面を支持部材によって支持されるワッシャと、軸方向の一端に上記ワッシャの摺接面と摺接する第1摺接面を形成したシューとを備える摺動機構において、
鉄系の材料を用いて上記シューを製造するとともに、該シューの第1摺接面における中央側の領域を外方側の領域よりも膨出させ、また、銅系の材料を用いて上記ワッシャを製造したものである。
このような構成によれば、上記シューの第1摺接面は、その中央側の領域が外方側の領域よりも膨出しているので、該第1摺接面とそれに摺接するワッシャの摺接面との間に微小な間隙が生じて、その間隙を介して第1摺接面とワッシャの摺接面との間に潤滑油が引き込まれやすくなる。つまり、シューの第1摺接面とワッシャの摺接面との間への潤滑油の引き込み性が従来と比較して良好となる。したがって、従来と比較して寿命が長い摺動機構を提供することができる。
しかも、上記シューの材料として単価が安い鉄系の材料を用いているので、製造コストが安いシューを提供することができる。
さらに、ワッシャは銅系の材料からなるので、上記シューの第1摺接面とワッシャの摺接面が摺接した際に焼き付きを起こしにくくなっている。そのため、耐焼き付き性が良好で寿命が長い摺動機構を提供することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下図示実施例について本発明を説明すると、図1は本実施例の摺動機構1を用いた油圧ミッションの要部を示したものである。
この油圧ミッションは、図示しない軸受によって回転自在に軸支した回転軸6と、この回転軸6を貫通させた環状の斜板5と、回転軸6の先端(左方側の端部)に一体に連結した円柱状のシリンダブロック7とを備えている。上記シリンダブロック7には、円周方向等間隔位置に有底孔からなる複数のシリンダ7Aを形成してあり、これら各シリンダ7Aに丸棒状のピストン4を摺動自在に嵌合している。
各ピストン4の球状部4Aと上記斜板5との間に上記摺動機構1を介在させてあり、この摺動機構1は、上記斜板5の表面に摺動可能に重合させた環状のワッシャ3と、上記各ピストン4の球状部4Aと係合し、かつ上記ワッシャ3と摺接する複数のシュー2とから構成している。
図3にも示すように、上記ワッシャ3の表面は、シュー2の第1摺接面2Aと摺接する摺接面3Aとしてあり、ワッシャ3の裏面3Bは、上記斜板5の表面に重合させている。上述したように、ワッシャ3の裏面は単に斜板5の端面に重合させてあるだけなので、ワッシャ3と斜板5は円周方向あるいは半径方向に摺動可能となっている。
上記斜板5およびそれによって支持したワッシャ3は、上記回転軸6を囲繞した状態で、かつ回転軸6の軸心に対して所定角度だけ傾斜した位置に保持されている。なお、所要時においては、上記斜板5及びそれに支持したワッシャ3は、図1に示した傾斜位置から回転軸6と直交方向となる位置およびそこからさらに所定角度だけ傾斜した位置に保持位置を切り換えることができる。
【0006】
シュー2は概略円柱状に形成してあり、ワッシャ3側となる外周部は大径部2Cとしてあり、この大径部2Cにおけるワッシャ3と対向する端面を上記第1摺接面2Aとしている。また、このワッシャ3と対向する端面の中央側には、底が浅い円形の凹部2Dを形成している。この凹部2Dの中央部と上記第2摺接面2Bの中央部は、段付の貫通孔2Eによって連通させている。このような構成により、上記凹部2Dの外方側に環状をした上記第1摺接面2Aを形成して、この第1摺接面2Aをワッシャ3の摺接面3A(表面)に当接させている。
また、第1摺接面2Aとは反対側の端面に、半球状の凹部を形成して、そこを第2摺接面2Bとしている。この第2摺接面2Bに上記ピストン4の球状部4Aを摺動自在に係合させている。
【0007】
上記シリンダブロック7の各シリンダ7A内には油圧が作用しているので、各ピストン4およびその球状部4Aに係合した各シュー2はワッシャ3に向けて付勢されている。したがって、各シュー2の第1摺接面2Aはワッシャ3の摺接面3Aに軽く押圧されており、その状態で第1摺接面2Aとワッシャ3の摺接面3Aが摺動するようになっている。又、ワッシャ3の裏面も斜板5の表面に対して軽く押圧されている。
そして、図示しない駆動源によって上記回転軸6およびシリンダブロック7が回転されると、各ピストン4および各シュー2が回転軸6の軸心を回転中心として回転される。すると、図1に示した傾斜状態に保持されているワッシャ3の摺接面3Aに対して各シュー2の第1摺接面2Aが摺接するので、各シュー2を介してピストン4が進退動されるようになっている。
以上の構成は従来公知の油圧ミッションの摺動機構1と変わる所はない。
【0008】
しかして、本実施例は、上記摺動機構1を以下のように改良することにより、摺動機構1の製造コストを低減させるとともにその寿命を長くしたものである。すなわち、本実施例においては、鉄系材料(SUJ2)を材料として鍛造によってシュー2を製造している。
また、図2に拡大断面図で示すように、シュー2の第1摺接面2Aは、シュー2の軸心Cに対して直交する完全な平坦面となっておらず、その中央側(軸心C側)の領域2aを外方側の領域2bよりも膨出させてあり、それにより第1摺接面2Aの断面は滑らかな円弧状となっている。
なお、この図2においては、第1摺接面2Aにおける軸心Cよりも上方側の断面のみを表示してあり、軸心Cを挟んだ下方側の第1摺接面2Aの断面形状は、上方側と対称に表れるので図2においては表示を省略している。
本実施例においては、シュー2における大径部2Cの外径Dを直径16mmとしてあり、第1摺接面2Aにおける中央側の領域2aが外方側の領域2bの外周縁2b’(つまり第1摺接面2Aの外周縁2d)から軸方向に膨出する膨出量Lは0.5μm以上30μm以下、より好ましくは1μm以上15μm以下に設定している。
【0009】
また、上記第1摺接面2Aの外周縁2dの隣接外方側となる箇所は、面取部2eとしてあり、この面取部2eは、軸心Cと直交する仮想の平面に対して15度以下の傾きをなすように面取りしている。この面取部2eと大径部2Cの外周面との境界部は断面円弧状に面取りしてあり、また、面取部2eと第1摺接面2Aの外周縁2dとの境界部分は断面が滑らかな円弧11によって接続している。面取部2eを設ける半径方向寸法は、0.4mmから0.7mmとしてあり、また、面取部2eを設ける軸方向寸法は50μmとしている。なお、面取部2eが軸心Cと直交する仮想の平坦面となす角度は10度ないし14度であっても良い。
また、第1摺接面2Aの中央に設けた凹部2Dと第1摺接面2Aとの境界となる角部8は、断面円弧状に面取りしている。
このような構成とした本実施例のシュー2は、材料を鍛造で成形した後、最後に上記第1摺接面2Aおよび面取部2eの全域に対してガス軟窒化処理を施している。
【0010】
一方、上記シュー2を鉄系の材料で製造したことに関連して、本実施例のワッシャ3は銅系の材料を用いて製造している。
すなわち、本実施例のワッシャ3は高力黄銅(例えば、三井金属鉱業(株)製のFABM又はFAB)からなり、全体として環状に形成している。このように、本実施例のワッシャ3は、高力黄銅からなり、上記鉄系材料からなるシュー2との組み合わせる構成になっている。そのため、鉄系材料からなるシュー2の第1摺接面2Aと銅系材料からなるワッシャ3の摺接面3Aとが摺接する際には、これらの摺接部分に焼き付きが発生しにくくなっている。
【0011】
以上のように、本実施例の摺動機構1は、上記シュー2を鉄系の材料を用いて鍛造で製造している。そのため、シュー2を製造する際の加工時間を、従来の切削加工による場合と比較して大幅に短縮することが出来る。また、切削加工と比較して鍛造でシュー2を製造しているので、材料の歩留まりが極めて良好である。さらに、本実施例のシュー2は鉄系の材料(SUJ2)を用いているので、高力黄銅を用いていた従来と比較して製造コストを安くすることができる。
しかも、本実施例のシュー2は、上記第1摺接面2Aにおける中央側の領域2aを外周縁2dよりも0.5μm以上30μm以下、より好ましくは1μm以上15μm以下も膨出させている。
そのため、このシュー2の第1摺接面2Aがワッシャ3の摺接面3Aと摺接する際には、中央側の領域2aの半径方向内外の位置に、それら両部材によって断面が楔状となる微小な環状の空間部が形成されるようになる。これにより、両部材の摺接部分(第1摺接面2Aと摺接面3A)に上記空間部を介して潤滑油が引き込まれやすくなる。
また、シュー2は、中央側の領域2aが外方側の領域2bよりも膨出しているので、ワッシャ3と摺接する際にシュー2が傾斜したとしても、両部材の摺接部分に局部あたりが生じることが無く、シュー2はワッシャ3と円滑に摺動することができる。
つまり、本実施例の摺動機構1は、潤滑油の引き込み性が良好であり、したがって、従来のものよりも寿命が長い摺動機構1を提供することができる。
【0012】
また、本実施例のワッシャ3は高力黄銅からなるので、鉄系材料からなるシュー2との組合せとなっており、これにより、耐焼き付き性が良好となっている。
また、ワッシャ3は強度の高い高力黄銅からなるので、高圧下(最大320kg/cm2)であっても、ワッシャ3は耐疲労性を確保することができ、しかも摺接面3Aの変形も防止することができる。
なお、上記実施例は、ワッシャ3および斜板5を所定位置に保持して、回転軸6およびシリンダブロック7を回転させる場合について説明したが、斜板5の代わりに所定位置に傾斜させた形成した支持面に上記ワッシャ3を重合させ、その状態のワッシャ3に対して上述した上記シュー2を摺動させる構成にも本発明を適用することができる。
また、上記実施例においては、ワッシャ3の材料として高力黄銅を用いているが、その代わりにアルミ青銅、バネ用リン青銅あるいは銅焼結バイメタルのいずれかを用いても良い。
【0013】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、従来に比較して寿命が長い摺動機構を提供できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】図1の要部を誇張して表現した拡大図。
【図3】図1に示したワッシャ3の正面図。
【符号の説明】
1…摺動機構 2…シュー
2A…第1摺接面 2a…中央側の領域
2b…外方側の領域 3…ワッシャ
3A…摺接面 5…斜板(支持部材)
Claims (7)
- 一方の端面を摺接面とするとともに他方の端面を支持部材によって支持されるワッシャと、軸方向の一端に上記ワッシャの摺接面と摺接する第1摺接面を形成したシューとを備える摺動機構において、
鉄系の材料を用いて上記シューを製造するとともに、該シューの第1摺接面における中央側の領域を外方側の領域よりも膨出させ、
また、銅系の材料を用いて上記ワッシャを製造したことを特徴とする摺動機構。 - 上記シューの第1摺接面における中央側の領域の膨出量は0.5μm以上30μm以下に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の摺動機構。
- 上記第1摺接面における外周縁の隣接外方位置に面取部を形成してあり、この面取部はシューの軸心と直交する仮想の平面に対して約15度の角度をなすように形成してあり、かつ、この面取部を介して上記第1摺接面とシューの外周面が接続されており、また、上記第1摺接面の外周縁と上記面取部との境界部は断面円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の摺動機構。
- 上記第1摺接面の中央に円形の凹部を形成したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1に記載の摺動機構。
- 上記円形の凹部の外周縁と上記第1摺接面における中央側の端部との境界となる角部は、断面円弧状に面取りされていることを特徴とする請求項4に記載の摺動機構。
- 上記第1摺接面の全域に窒化処理を施したことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1に記載の摺動機構。
- 上記ワッシャは、アルミ青銅、高力黄銅、バネ用リン青銅および銅合金バイメタル材のいずれかからなることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の摺動機構。
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