JP2004176168A - ばね性に優れたガスケット材用冷延鋼板、その製造方法およびばね性に優れたガスケット材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】重量%で、C:0.04〜0.35%、Si:≦0.5%、Mn:1.0〜3.0%、P:≦0.06%、S:≦0.06%、Al:≦0.1%、N:0.0010〜0.0150%、残部Feおよび不可避的な不純物よりなることを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関において、シリンダを始めとする各開口部のシール材として使用される、ばね性に優れたガスケット材用冷延鋼板、その製造方法およびばね性に優れたガスケット材に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のエンジン回りには、シリンダーヘッドガスケットをはじめとして多くのガスケットが使用されている。このガスケット用材料として、従来はアスベストが使用されてきたが、環境問題およびエンジンの高性能化等に対処するため非アスベスト材料が模索されている。
【0003】
上記アスベスト代替材料として、アラミド繊維や黒鉛を用い、軟鋼板との複合加工としたものが使用されている。また、従来のガスケット構造と全く異なるものとして、ステンレス鋼にゴム塗料を塗装したものも使用されている。
【0004】
従来、冷延鋼板をガスケット用材料に用いたケースとして、再結晶温度以上に加熱した後、急冷する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。この場合、急冷するため、急冷後、冷延鋼板にそりが発生し、平坦性の点で問題がある。
【0005】
また、ステンレス鋼板を提供する例が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。しかし、ステンレス鋼板は高価であるため、不経済である。
【0006】
本出願に関する先行技術文献情報として次のものがある。
【0007】
【特許文献1】
特開平9−194935号公報
【特許文献2】
特開2000−109957号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記アラミド繊維や黒鉛を用いたものや、ステンレス鋼にゴム塗料を塗装したものは、他の材料との複合加工を行う必要があるため、コストアップとなるという問題がある。
【0009】
図3はガスケット材の使用態様を示す模式断面図である。この図3に示すように、シリンダ43とシリンダヘッド44との間に介装されるガスケット材41は、シール性を向上させるため、ビード部42が形成されている。このため、ガスケット材41としての要求は、ビード加工時の加工性とばね性である。この加工性とばね性とは金属学上相反する性質である。
【0010】
即ち、一般に加工性を向上させるには鋼材を軟化させるのがよく、一方ばね性を向上させるためには、鋼材を硬化させるのがよい。
【0011】
従って、本発明においては、安価で、かかる加工性とばね性との調和をとりながら、すぐれたガスシール性を有するばね性に優れたガスケット材用冷延鋼板およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
更に、本発明の他の目的は、シリンダ用開口部のシール性能に必要なばね性が特に良好であり、冷却水用開口、潤滑油用開口、およびボルト孔等の各種開口部についてもよく適応でき、ばね性の良好なシール性能が得られるばね性に優れたガスケット材を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載のばね性に優れたガスケット材用冷延鋼板は、重量%で、C:0.04〜0.35%、Si:≦0.5%、Mn:1.0〜3.0%、P:≦0.06%、S:≦0.06%、Al:≦0.1%、N:0.0010〜0.0150%、残部Feおよび不可避的な不純物よりなることを特徴とする。この場合、ガスケット材用冷延鋼板を構成する鋼が、重量%で、Ti:0.1〜0.3%、Nb:0.05〜0.1%の内、1種または2種を更に含有することが望ましい。
【0014】
これにより本発明のガスケット材用冷延鋼板は、安価で、加工性とばね性との調和をとりながら、すぐれたガスシール性を有するものとなる。
【0015】
請求項3に記載のばね性に優れたガスケット材用冷延鋼板の製造方法は、重量%で、C:0.04〜0.35%、Si:≦0.5%、Mn:1.0〜3.0%、P:≦0.06%、S:≦0.06%、Al:≦0.1%、N:0.0010〜0.0150%、残部Feおよび不可避的な不純物よりなる連続鋳造鋳片を、熱間圧延、酸洗し、冷間圧延を施し、連続焼鈍を770℃以上で行い、更に2次圧延を施すことを特徴とする。この場合、ガスケット材用冷延鋼板を構成する鋼が、重量%で、Ti:0.1〜0.3%、Nb:0.05〜0.1%の内、1種または2種を更に含有することが望ましい。
【0016】
請求項5に記載のばね性に優れたガスケット材用冷延鋼板の製造方法は、重量%で、C:0.04〜0.35%、Si:≦0.5%、Mn:1.0〜3.0%、P:≦0.06%、S:≦0.06%、Al:≦0.1%、N:0.0010〜0.0150%、残部Feおよび不可避的な不純物よりなる連続鋳造鋳片を、熱間圧延、酸洗し、冷間圧延を施し、連続焼鈍を770℃以上で行い、2次圧延を施し、更に表面にZnまたはNiめっきを施すことを特徴とする。この場合、ガスケット材用冷延鋼板を構成する鋼が、重量%で、Ti:0.1〜0.3%、Nb:0.05〜0.1%の内、1種または2種を更に含有することが望ましい。
【0017】
請求項3から6により、本発明においては、安価で、加工性とばね性との調和をとりながら、すぐれたガスシール性を有するばね性に優れたガスケット材用冷延鋼板を製造方法することができる。
【0018】
請求項7に記載のばね性に優れたガスケット材は、請求項1または2に記載のばね性に優れたガスケット材用冷延鋼板を用いて製造されたことを特徴とする。
【0019】
請求項8に記載のばね性に優れたガスケット材は、請求項3乃至6のいずれか記載のばね性に優れたガスケット材用冷延鋼板の製造方法を用いて製造されたことを特徴とする。
【0020】
このガスケット材の強度としては、JIS5号片の引張強度(抗張力:以下、「T.S.」という)で1000MPa以上、望ましくは、1200MPa以上を必要とする。また、ガスケット材は上記のようにビード部の加工に対しては、3%以上の伸び(全伸び:以下、「T.EL.」という)、望ましくは、5%以上が必要である。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0022】
本発明の原板となるガスケット材用冷延鋼板の鋼成分は、重量%で、C:0.04〜0.35%、Si:≦0.5%、Mn:1.0〜3.0%、P:≦0.06%、S:≦0.06%、Al:≦0.1%、N:0.0010〜0.0150%、残部Feおよび不可避的な不純物よりなる。
【0023】
Cはガスケット材用冷延鋼板に高い調質度に加え、0.04重量%以上を必要とする。しかし、Cが多過ぎると冷間圧延の負荷の増大、形状の劣化、連続焼鈍工程での通板性阻害等、生産性低下の原因となる。そのため本発明においてはC成分の上限値を0.35重量%とする。
【0024】
Mnも上記のCと同様にガスケット材用冷延鋼板に高い調質度を与えるため、1.0重量%以上を必要とする。しかし、ここでもC同様に、多過ぎると冷間圧延の負荷の増大、形状の劣化、連続焼鈍工程での通板性阻害等、生産性低下の原因となるため、上限値を3.0重量%とする。
【0025】
Pは結晶粒微細化成分であり、またガスケット材用冷延鋼板の強度を高めることから一定の割合で添加されるが、一方で耐食性を阻害する。本発明用途としては、Pが0.06重量%を超えると耐食性、特に耐孔明性が著しく低下するため上限値を0.06重量%とする。
【0026】
Sは熱延中において赤熱脆性を生じる不純物成分であり、極力少ないことが望ましいが、鉄鋼石等からの混入を完全に防止することができず、工程中の脱硫も困難なことからある程度の残留もやむをえない。少量の残留Sによる赤熱脆性はMnにより軽減できるため、S成分の上限値は0.06重量%とする。
【0027】
Alは製鋼に際し脱酸剤として鋼浴中に添加されるが、0.10重量%以上になると連続鋳造時に酸化抑制剤、および、連続鋳造での鋳型への焼き付き防止剤として使用する鋳型パウダー中の酸素と過剰Alが反応し、本来のパウダー効果を阻害する。したがって、Al量は0.10重量%以下とする。
【0028】
NはC、Mnと同様にガスケット材用冷延鋼板に高い調質度を与える。耐力強化のために必要な成分であるが、0.001重量%より少なくすることは製鋼上の困難を生じ、また一方0.0150重量%を超える添加は製鋼時に添加するフェロ窒化物の歩留の低下が著しく、安定性に欠けると同時に、プレス成形時の異方性を著しく劣化させる。さらに連続鋳造片の表面に割れが生じ、鋳造欠陥となるため本発明においてはN成分範囲を0.001〜0.0150重量%とする。
【0029】
Siは、ここでは特に指定しなくても良いが、Mn同様に過剰に存在すると冷間圧延の負荷の増大、形状の劣化、連続焼鈍工程での通板性阻害等、生産性低下の原因となる。そのため本発明においてはSi成分の上限値を0.5重量%とする。
【0030】
TiおよびNbは、この発明ではもっとも重要な元素の1つである。いずれの元素も炭窒化物を形成するため、結晶粒を微細化する効果があり、強度の向上を図ることが可能である。しかし、いずれの元素も過剰に含まれると炭窒化物が粗大化し、強度向上の効果が飽和してくる。また、連続焼鈍での再結晶温度も上昇し、コストアップになる。そこで、Ti:0.1〜0.3重量%、Nb:0.05〜0.1重量%の範囲とし、TiまたはNbを1種または2種を含むものとする。
【0031】
熱間圧延
熱間圧延工程における鋼片加熱温度は本発明において特定するものではないが、Nの積極的分解固溶および熱間仕上圧延温度の安定的確保の見地から1100℃以上とするのが望ましい。熱間圧延仕上温度をAr3 点以下にすると、熱間鋼帯の結晶組織が混粒化するとともに粗大化し、目的の強度が得られないので熱間圧延仕上温度はAr3 点以上とするのが望ましい。
【0032】
巻き取り温度は450℃〜650℃とする。熱延時のコイルの幅方向および長手方向の品質安定性を考慮して450℃を下限とする。また、巻取温度が650℃を超えると、熱延時および連続焼鈍時で結晶粒径が大きくなり、ガスケットビード加工時の不良原因となるため、巻取温度は650℃以下とするのが望ましい。
【0033】
上記の成分系で熱延された鋼板を冷間圧延するが、ここでは連続焼鈍に通板可能なまでに薄くできれば良い。したがって、50%以上の冷間圧延率があれば良い。
【0034】
上記の成分系で50%以上の冷間圧延を施した材料は、クリーニング工程で脱脂を施した後、次工程の2次圧延が可能な程、軟質化すれば良く、望ましくは再結晶以上の温度が良い。しかし、焼鈍温度が低いと次工程の2次圧延での形状性が悪い。そこで、770℃以上で焼鈍を行う。
【0035】
焼鈍を行った鋼板は強度を上げるために圧延率50%以上、望ましくは65%以上の2次圧延を行う。
【0036】
つぎに、本発明に用いられるガスケット材用冷延鋼板としては、シ−ト状およびコイル状の鋼板、鋼箔およびそれらの鋼板に表面処理を施したものがあげられる。特に、下層が金属クロム、上層がクロム水和酸化物の2層構造をもつ電解クロム酸処理鋼板あるいは極薄錫めっき鋼板、ニッケルめっき鋼板、亜鉛めっき鋼板およびこれらのめっき鋼板にクロム水和酸化物あるいは上層がクロム水和酸化物、下層が金属クロム層からなる2層構造をもつ表面処理をほどこしたものが耐食性の点で優れている。
【0037】
【実施例】
本発明の実施例と比較例について、表1においては鋼成分及び製造条件を示し、表2においては、評価結果を示す。なお、全ての試料は1次の冷間圧延の圧延率を60%で行った。表2において実施例である試料No1〜5は、高強度でかつ高いばね性を示している(表2の評価の欄に○印を記載)。一方、比較例である試料No6〜10は本発明条件のいずれかを満足しておらず、いずれもばね性あるいはビード加工性において劣っている(表2の評価の欄のいずれかの項目に×印を記載)。また、比較例4は、1次圧延後の鋼板の形状が悪く、比較例5は2次圧延後の形状が悪かった。
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】
ばね性およびビード加工性の評価
本発明のガスケットについてのばね性およびビード加工性の評価は下記のようにして行った。まず、図1に示すような断面形状に鋼板をプレス加工(フランジ付きビード溝加工)し、幅w、高さtのビード部を形成する。このビード加工時にビード部に割れが発生するものは、ビード加工性を不合格として評価×とした。
【0041】
図2は、ばね性を評価するための試験法である圧縮試験の工程を示す。図2の(a)は、加工ビード部の圧縮前の状態を示し、同図(b)は、圧縮荷重を負荷した状態を示し、同図(c)は、圧縮荷重を除荷した状態を示す。
【0042】
図2に示すように、圧縮試験機にてビード部に上方から圧縮荷重を負荷した。荷重除荷後、圧縮量(T)に対し復元量(T1)が40%を超えたものを、ばね性が合格とし、○で表した。
【0043】
【発明の効果】
本発明のガスケット材用冷延鋼板およびその製造方法は、上記のように構成され作用するものであるために、安価で、加工性とばね性との調和をとりながら、すぐれたガスシール性を有するばね性に優れたガスケット材用冷延鋼板を得ることができる。
【0044】
本発明のガスケット材は、加工性とばね性との調和がとれ、すぐれたガスシール性を有する。
【0045】
さらに、表面処理を施した本発明のガスケット材は、高温状態にさらされてもすぐれた耐食性を示し、長期間安定したガスシール性を示す。
【0046】
また、本発明のガスケット材は、シリンダ用開口部のシール性能に必要なばね特性が特に良好であり、冷却水用開口、潤滑油用開口、およびボルト孔等の各種開口部についても好適に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガスケットについての加工性の評価法の概略図
【図2】ばね性を評価するための試験法の概略図
【図3】ガスケット材の使用態様を示す模式断面図
【符号の説明】
T 圧縮量
T1 復元量
41 ガスケット材
42 ビード部
Claims (8)
- 重量%で、C:0.04〜0.35%、Si:≦0.5%、Mn:1.0〜3.0%、P:≦0.06%、S:≦0.06%、Al:≦0.1%、N:0.0010〜0.0150%、残部Feおよび不可避的な不純物よりなることを特徴とするばね性に優れたガスケット材用冷延鋼板。
- ガスケット材用冷延鋼板を構成する鋼が、重量%で、Ti:0.1〜0.3%、Nb:0.05〜0.1%の内、1種または2種を更に含有することを特徴とする請求項1に記載のばね性に優れたガスケット材用冷延鋼板。
- 重量%で、C:0.04〜0.35%、Si:≦0.5%、Mn:1.0〜3.0%、P:≦0.06%、S:≦0.06%、Al:≦0.1%、N:0.0010〜0.0150%、残部Feおよび不可避的な不純物よりなる連続鋳造鋳片を、熱間圧延、酸洗し、冷間圧延を施し、連続焼鈍を770℃以上で行い、更に2次圧延を施すことを特徴とするばね性に優れたガスケット材用冷延鋼板の製造方法。
- ガスケット材用冷延鋼板を構成する鋼が、重量%で、Ti:0.1〜0.3%、Nb:0.05〜0.1%の内、1種または2種を更に含有することを特徴とする請求項3に記載のばね性に優れたガスケット材用冷延鋼板の製造方法。
- 重量%で、C:0.04〜0.35%、Si:≦0.5%、Mn:1.0〜3.0%、P:≦0.06%、S:≦0.06%、Al:≦0.1%、N:0.0010〜0.0150%、残部Feおよび不可避的な不純物よりなる連続鋳造鋳片を、熱間圧延、酸洗し、冷間圧延を施し、連続焼鈍を770℃以上で行い、2次圧延を施し、更に表面にZnまたはNiめっきを施すことを特徴とするばね性に優れたガスケット材用冷延鋼板の製造方法。
- ガスケット材用冷延鋼板を構成する鋼が、重量%で、Ti:0.1〜0.3%、Nb:0.05〜0.1%の内、1種または2種を更に含有することを特徴とする請求項5に記載のばね性に優れたガスケット材用冷延鋼板の製造方法。
- 請求項1または2に記載のガスケット材用冷延鋼板を用いて製造されたことを特徴とするガスケット材。
- 請求項3乃至6のいずれかに記載のガスケット材用冷延鋼板の製造方法を用いて製造されたことを特徴とするガスケット材。
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