JP2004174624A - ねじ締め装置 - Google Patents
ねじ締め装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004174624A JP2004174624A JP2002340989A JP2002340989A JP2004174624A JP 2004174624 A JP2004174624 A JP 2004174624A JP 2002340989 A JP2002340989 A JP 2002340989A JP 2002340989 A JP2002340989 A JP 2002340989A JP 2004174624 A JP2004174624 A JP 2004174624A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chuck
- component
- screw
- chuck claw
- claw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
【課題】ねじ頭に鍔状の突起が設けられている場合でも、鍔を回避してねじ頭を強固に保持でき回転押圧してねじ締めできるねじ締め装置を提供する。
【解決手段】本発明のねじ締め装置は、開閉可能であって前記部品に係合するチャック爪1と、チャック爪を回転可能に保持する保持具3と、チャック爪に接続していてそれを開閉する第1の駆動具9と、保持具に支持されていてチャック爪を部品に押圧する弾性体6と、チャック爪の開閉を固定する固定具2と、固定具を移動させる第2の駆動具4とを具備しており、更に弾性体の弾性力により第1の駆動具を駆動して、チャック爪を第1の方向に回転して閉じることにより、チャック爪を部品に係合させる一方で、弾性体の弾性力に対抗して第1の駆動具を駆動して、チャック爪を第1の方向とは反対の第2の方向に回転して開くことにより、チャック爪の部品への係合を開放する。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明のねじ締め装置は、開閉可能であって前記部品に係合するチャック爪1と、チャック爪を回転可能に保持する保持具3と、チャック爪に接続していてそれを開閉する第1の駆動具9と、保持具に支持されていてチャック爪を部品に押圧する弾性体6と、チャック爪の開閉を固定する固定具2と、固定具を移動させる第2の駆動具4とを具備しており、更に弾性体の弾性力により第1の駆動具を駆動して、チャック爪を第1の方向に回転して閉じることにより、チャック爪を部品に係合させる一方で、弾性体の弾性力に対抗して第1の駆動具を駆動して、チャック爪を第1の方向とは反対の第2の方向に回転して開くことにより、チャック爪の部品への係合を開放する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ねじ締め装置に係り、より特別には、ねじを有する部品で回転伝達用の六角面部の前に鍔状のものがあって、六角面部に嵌合するソケットが挿入できない部品をねじ締めするねじ締め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ねじを使用して、部品を固定したり、部品同士を連結する構成は、あらゆる装置において一般的に見られるものであり、この様な構成においては一般的に、軸を回転させて、ねじ部分の着脱を行う。この場合ねじを有する軸の頭部に、ソケットを嵌合して軸を回転する構成は一般的である。軸の頭部は一般的に、四角形、六角形等の棒状部分で形成されており、ソケットはこれに嵌合する同じ形状の凹部を有する。
【0003】
図3を参照して、従来のねじ締め装置の一例について説明する。従来のねじ締め装置50は、多角形の凹状のソケット51と、操作部52とを具備する。ねじを有する部品60をねじ締め装置50により回転する場合に該ソケット51を、同じ多角形の棒状の部品頭部61に嵌合させて、操作部52を操作して、ソケット51を介して部品60を回転させる。例えば、部品60を左に回転すると部品60は外れ、右に回転すると締め込まれる。
【0004】
図3を参照すると、部品60の頭部61には更に追加の部品62が装備されているが、追加の部品62は、頭部61の外形寸法より小さく、ソケット51の凹部に収容されることにより、ソケット51の部品頭部61への嵌合を妨げない。しかし、追加の部品62の寸法が、頭部61より大きい場合には、ソケット51を頭部61に嵌合することは出来ず、従ってソケット51のねじ締め装置50では、部品60の回転、即ち着脱操作は出来ない。言い換えれば、従来技術のねじ締め装置50では、対象のとなる部品がソケットと嵌合するそれの頭部より大きな寸法の部品を頭部の先端に有するものは操作できない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来技術のねじ締め装置では限界があり、その様な問題を解決するねじ締め装置が必要であった。
従来のねじ締め装置のソケットはねじ頭と同じ多角形の凹形状であって、ねじ頭にソケットを挿入してソケットを回転させながら押圧してねじ締めをおこなうものである。しかし、ねじ頭に鍔状の突起が設けられている場合、ソケットでは鍔を回避してねじ頭にソケットを挿入することができないという問題があった。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みなされたもので、ねじ頭に鍔状の突起が設けられている場合でも、鍔を回避してねじ頭を強固に保持でき回転押圧してねじ締めすることのできるねじ締め装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の形態では、上述した目的を達成するために、ねじ部を有する部品に係合して、前記部品を回転させてねじ締めを行なうねじ締め装置は、開閉可能であって前記部品に係合するチャック爪と、前記チャック爪を回転可能に保持する保持具と、前記チャック爪に接続していてそれを開閉する第1の駆動具と、前記保持具に支持されていて前記チャック爪を前記部品に押圧する弾性体と、前記チャック爪の開閉を固定する固定具と、前記固定具を移動させる第2の駆動具とを具備する。前記ねじ締め装置は、前記弾性体の弾性力により前記第1の駆動具を駆動して、前記チャック爪を第1の方向に回転して閉じることにより、前記チャック爪を前記部品に係合させる一方で、前記弾性体の弾性力に対抗して前記第1の駆動具を駆動して、前記チャック爪を前記第1の方向とは反対の第2の方向に回転して開くことにより、前記チャック爪の前記部品への係合を開放することを特徴とする。
【0008】
この様に構成することにより、即ち、特に、ねじ締めのチャックを開閉可能にし、弾性体でチャック爪を閉じ、更に固定具を設けたことにより、ねじ頭に鍔状の突起があっても回避して強固にチャック保持できるようになり、回転押圧してねじ締めすることのできるねじ締め装置を提供できる。
【0009】
本発明の請求項2の形態では、上記請求項1の形態において、前記部品の前記チャック爪との係合部分が、角形状の棒状部であることを特徴とする。
この様に構成することにより、チャック爪が部品に係合し易い形態を開示する。
【0010】
本発明の請求項3の形態では、上記請求項1又は2のいずれかの形態において、前記部品に前記チャック爪を適合して完全に係合させるために、前記チャック爪と共に前記保持具を回転する回転駆動部を更に具備することを特徴とする。
この様に構成することにより、チャック爪を部品に確実に適合して係合させる形態を具体化する。
【0011】
本発明の請求項4の形態では、上記請求項3の形態において、前記回転駆動部は、モータと、減速機とを具備することを特徴とする。
本形態によれば、上記請求項3の形態をより具体化する。
【0012】
本発明の請求項5の形態では、上記請求項1から4の形態のいずれか一項において、前記チャック爪は、複数であり、ピン接続により前記保持具に保持されており、前記チャック爪の前記第1の駆動具への接続もピン接続であることを特徴とする。
本形態によれば、チャック爪、保持具、第1の駆動具の形態をより具体化する。
【0013】
本発明の請求項6の形態では、上記請求項1から5の形態のいずれか一項において、前記第1の駆動具は、実質的に直線往復動させられることにより、前記チャック爪を開閉することを特徴とする。
本形態によれば、チャック爪の開閉形態をより具体化する。
【0014】
本発明の請求項7の形態では、上記請求項1から6の形態のいずれか一項において、前記固定具は固定時に、前記チャック爪の外周部に位置決めされることを特徴とする。
本形態によれば、固定具をチャック爪の外周部に設けたことにより、チャック爪を開閉する機構を小型で軽量化できるようになり、回転をねじに伝達するねじ締め装置を小さくすることができる。
【0015】
本発明の請求項8の形態では、上記請求項1から7の形態のいずれか一項において、前記第2の駆動具は、油圧又は空圧シリンダを具備することを特徴とする。
本形態によれば、第2の駆動具をより具体化する。
【0016】
本発明の請求項9の形態では、上記請求項1から8の形態のいずれか一項において、前記チャック爪の前記部品に対する回転位置が合って、前記チャック爪が前記部品に適合したことを検出するセンサを更に具備することを特徴とする。
この様に構成することにより、チャック爪が部品に係合したことを確実に検知可能な形態を開示する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態の装置を詳細に説明する。図1及び図2は、本発明であるコレットチャックの一実施例であるチャック装置(ねじ締め装置)20を図解的に示しており、図1は本発明の一つ実施の形態のチャック装置20の概略的な側断面図(A)と平面図(B)を示しており、図2は図1のチャック装置20の動作説明を示す。
【0018】
まず図1を参照すると、本発明のチャック装置20が、操作する対象の部品11に係合されつつある様子を示している。チャック装置20は、部品11に係合する(コレット)チャック爪1と、チャック爪1の閉じた状態を強固に保持するリング状部品である固定具2と、チャック爪1の開閉する支点を有する保持具である、チャック保持具3と、固定具2を上下駆動させる第2の駆動具4と、チャック爪1を強制的に開かせる開閉レバー5と、チャック爪1を閉じさせるばね等の弾性体6と、チャック爪1を回転させ、ねじ締めをおこなうモータ7と、チャック爪1が部品11に対する回転位置が合って部品11を挟持したことを検出する一対の光電センサ8と、チャック爪1に開閉力を伝える第1の駆動具9と、モータ7の回転力をチャック爪1に伝達するギア10とを具備する。ここで、部品11はそれの頭部に鍔状の突起を有しており、その頭部はここでは例えば六角形である多角形である。
【0019】
本実施の形態において、チャック爪1は、複数(ここでは3本)のL字形状体からなり、一方の端部の面が指の先端のように部品11に当接するようになっており、複数のL字形状体により三方向から部品11を挟むように構成される。チャック爪1の概略中央部は、ピンにより、そのピンの周りに回転可能にチャック保持具3に保持される。チャック爪1のもう一方の端部は、第1の駆動具9の下端にやはりピンにより接続しており、チャック爪1側の穴に第1の駆動具9から突き出たピンが挿入されており、チャック爪1側の穴は長円形であり、その中でピンが回転可能であると共に、横方向にも移動可能になっている。従って第1の駆動具9が直線運動した場合に、チャック爪1は前記のその中央部のピンを支点として回転して、部品11に係合あるいは係合から開放される。
【0020】
チャック保持具3は、中央に開口を有する円筒状であり、中央の開口内に円柱状の第1の駆動具9は、挿入されて前記中央の開口内を上下移動可能である。チャック保持具3の上面と第1の駆動具9の頂部の間に、第1の駆動具9を囲むように例えば輪状のばねである弾性体6が設置されており、弾性体6はチャック保持具3に支持される一方で、第1の駆動具9の上端部の板状の突起を下から上に押し上げている。第1の駆動具9の頂部には、開閉レバー5がその一方の端部においてボルト止めされており、開閉レバー5の他方の端部は、本実施の形態においては例えば油圧又は空圧シリンダである、開閉レバー5の駆動装置12に接続される。駆動装置12は、チャック保持具3に固定されており、図1に示すように支点を介して、てこ作用により開閉レバー5を駆動して、更に第1の駆動具9を直線往復動させる。
【0021】
リング状の固定具2は、チャック爪1及びチャック保持具3の外周側に接するように設置される。固定具2は、第2の駆動具4に接続されて、それにより直線往復動させられる。第2の駆動具4は、ここでは例えば油圧又は空圧シリンダの駆動装置13を具備しており、チャック保持具3に固定される。固定具2は、その移動の上限において、チャック爪1の前記の回転の支点より十分上に位置するので、チャック爪1の支点周りの回転を許容する。他方で、固定具2は、その移動の下限において、チャック爪1の前記の回転の支点より十分下に位置するので、チャック爪1の前記支点周りの回転を妨げ、チャック爪1を固定するように作用する。
【0022】
チャック保持具3は、図1に示すように、ギア10を介してモータ7に接続しており、モータ7は、チャック保持具3を介してチャック爪1を、第1の駆動具9及び部品11の軸の周りで水平方向に回転させることが出来る。ギア10を介することにより、モータ7はチャック爪1を低速で水平回転可能である。モータ7及びギア10は、図示されない適当な構造に固定される。
【0023】
本実施の形態のチャック装置20の作動について図2を参照して説明する。図2では、図1の実施の形態の要素部分と同じ又は同様である図2の要素部分は、同じ参照符号により指定されている。また、説明を分かり易くするために、例えば図2Aでは、開閉レバー5、モータ7、ギア10等を省略して示しているが、実際はチャック装置20は図1と同じ構成要素を具備している。
先ず図2Aにおいて、開閉レバー5は弾性体6に抗して第1の駆動具9を押し下げているので、チャック爪1と第1の駆動具9の連結部が押し下げられ、チャック爪1はチャック保持具3の支点を中心点として開くように回転しており、従ってチャック爪1は開いた状態である。チャック爪1は、開いているので、部品11の頭部の鍔状部分を避けて通過可能であり、この状態で、チャック爪1が部品11に対して係合可能な適切な位置に来るように、チャック装置20を適切な位置へ位置決めする。
【0024】
次に図2Bにおいて、開閉レバー5を開放すると、弾性体6はその弾性により伸張して、第1の駆動具9を図面において上方向に押し上げるので、チャック爪1と第1の駆動具9の連結部は上昇し、チャック爪1はチャック保持具3の支点を中心点として閉じるように回転しており、従ってチャック爪1は閉じられる。チャック爪1は、閉じられて部品11の頭部に当接する。
【0025】
この状態で、モータ7により、ギア10を介してチャック爪1を低速回転させる。この状態を図2Cに示す。本実施の形態においては、部品11の頭部は六角形であるので、この頭部に3本の爪からなるチャック爪1が適合する位置までモータ7を回転し停止する。この際、弾性体6は常に第1の駆動具9を介してチャック爪1を上に押し上げ、チャック爪1を閉じ続けるので、チャック爪1は六角形の頭部に適合するように係合し続ける。この状態は、チャック爪1の部品11に対する回転位置が合い、チャック爪1が部品11を挟持した状態である。本実施の形態においては、チャック爪1の部品11への適合状態は、光電センサ8によりチャック爪1の角部を検出することにより検知できる。
【0026】
図2Dにおいて、第2の駆動具4を駆動して、固定具2をチャック保持具3の支点を通り過ぎて下方向に移動させ、固定具2によりチャック爪1を強固に保持して、それによりチャック爪1の部品11頭部に対する係合を確保する。この状態でチャック爪1、即ちチャック装置20を回転することにより、部品11のねじ締め回転動作が実施できる。
【0027】
次に上記実施の形態の効果及び作用について説明する。
本発明の上記の実施の形態のチャック装置20(ねじ締め装置)により以下の効果が期待できる。
・特に、ねじ締めのチャックを開閉可能にし、弾性体でチャック爪を閉じ、更に固定具を設けたことにより、ねじ頭に鍔状の突起があっても回避して強固にチャック保持できるようになり、回転押圧してねじ締めできるようになる。
・固定具をチャック爪の外周部に設けたことにより、チャック爪を開閉する機構を小型で軽量化できるようになり、回転をねじに伝達するねじ締め装置を小さくすることができる。
【0028】
上記の実施の形態の説明において、本発明のチャック装置20はねじの締め/外しに使用されるねじ締め装置として記載されたが、該装置が棒状の部品を回転するために使用されても良い。
また、上記において記載した、あるいは添付図面に示した実施の形態において、チャック装置20(ねじ締め装置)の駆動部分である、モータ7、開閉レバー5、第2の駆動具4は、電動モータ、油圧シリンダ等の動力装置により駆動されるように説明されたが、これらが手動、あるいは記載される種類以外の既知な駆動装置により駆動されても良い。
【0029】
上記実施の形態においては、制御装置に関する記載はないが、上記の実施の形態のねじ締め装置の動作が自動で実施されるように、制御装置が具備されても良い。
光電センサ8以外のセンサが、チャック爪1と部品11の適合を検知するために使用されても良い。
部品頭部の形状が、多角形ではなく、円形、楕円形等の曲線形状であっても、本発明の装置は使用可能である。
【0030】
上記の実施の形態は本発明の一例であり、本発明は、該実施の形態により制限されるものではなく、請求項に記載される事項によってのみ規定されており、上記以外の実施の形態も実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例であるチャック装置20(ねじ締め装置)の説明図である。
【図2】図2は、図1の装置の動作説明図である。
【図3】図3は、従来のねじ締め装置の説明図である。
【符号の説明】
1…チャック爪
2…固定具
3…チャック保持具
4…第2の駆動具
5…開閉レバー
6…弾性体
7…モータ
8…光電センサ
9…第1の駆動具
10…ギア
11…部品
20…チャック装置(ねじ締め装置)
【発明の属する技術分野】
本発明は、ねじ締め装置に係り、より特別には、ねじを有する部品で回転伝達用の六角面部の前に鍔状のものがあって、六角面部に嵌合するソケットが挿入できない部品をねじ締めするねじ締め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ねじを使用して、部品を固定したり、部品同士を連結する構成は、あらゆる装置において一般的に見られるものであり、この様な構成においては一般的に、軸を回転させて、ねじ部分の着脱を行う。この場合ねじを有する軸の頭部に、ソケットを嵌合して軸を回転する構成は一般的である。軸の頭部は一般的に、四角形、六角形等の棒状部分で形成されており、ソケットはこれに嵌合する同じ形状の凹部を有する。
【0003】
図3を参照して、従来のねじ締め装置の一例について説明する。従来のねじ締め装置50は、多角形の凹状のソケット51と、操作部52とを具備する。ねじを有する部品60をねじ締め装置50により回転する場合に該ソケット51を、同じ多角形の棒状の部品頭部61に嵌合させて、操作部52を操作して、ソケット51を介して部品60を回転させる。例えば、部品60を左に回転すると部品60は外れ、右に回転すると締め込まれる。
【0004】
図3を参照すると、部品60の頭部61には更に追加の部品62が装備されているが、追加の部品62は、頭部61の外形寸法より小さく、ソケット51の凹部に収容されることにより、ソケット51の部品頭部61への嵌合を妨げない。しかし、追加の部品62の寸法が、頭部61より大きい場合には、ソケット51を頭部61に嵌合することは出来ず、従ってソケット51のねじ締め装置50では、部品60の回転、即ち着脱操作は出来ない。言い換えれば、従来技術のねじ締め装置50では、対象のとなる部品がソケットと嵌合するそれの頭部より大きな寸法の部品を頭部の先端に有するものは操作できない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来技術のねじ締め装置では限界があり、その様な問題を解決するねじ締め装置が必要であった。
従来のねじ締め装置のソケットはねじ頭と同じ多角形の凹形状であって、ねじ頭にソケットを挿入してソケットを回転させながら押圧してねじ締めをおこなうものである。しかし、ねじ頭に鍔状の突起が設けられている場合、ソケットでは鍔を回避してねじ頭にソケットを挿入することができないという問題があった。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みなされたもので、ねじ頭に鍔状の突起が設けられている場合でも、鍔を回避してねじ頭を強固に保持でき回転押圧してねじ締めすることのできるねじ締め装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の形態では、上述した目的を達成するために、ねじ部を有する部品に係合して、前記部品を回転させてねじ締めを行なうねじ締め装置は、開閉可能であって前記部品に係合するチャック爪と、前記チャック爪を回転可能に保持する保持具と、前記チャック爪に接続していてそれを開閉する第1の駆動具と、前記保持具に支持されていて前記チャック爪を前記部品に押圧する弾性体と、前記チャック爪の開閉を固定する固定具と、前記固定具を移動させる第2の駆動具とを具備する。前記ねじ締め装置は、前記弾性体の弾性力により前記第1の駆動具を駆動して、前記チャック爪を第1の方向に回転して閉じることにより、前記チャック爪を前記部品に係合させる一方で、前記弾性体の弾性力に対抗して前記第1の駆動具を駆動して、前記チャック爪を前記第1の方向とは反対の第2の方向に回転して開くことにより、前記チャック爪の前記部品への係合を開放することを特徴とする。
【0008】
この様に構成することにより、即ち、特に、ねじ締めのチャックを開閉可能にし、弾性体でチャック爪を閉じ、更に固定具を設けたことにより、ねじ頭に鍔状の突起があっても回避して強固にチャック保持できるようになり、回転押圧してねじ締めすることのできるねじ締め装置を提供できる。
【0009】
本発明の請求項2の形態では、上記請求項1の形態において、前記部品の前記チャック爪との係合部分が、角形状の棒状部であることを特徴とする。
この様に構成することにより、チャック爪が部品に係合し易い形態を開示する。
【0010】
本発明の請求項3の形態では、上記請求項1又は2のいずれかの形態において、前記部品に前記チャック爪を適合して完全に係合させるために、前記チャック爪と共に前記保持具を回転する回転駆動部を更に具備することを特徴とする。
この様に構成することにより、チャック爪を部品に確実に適合して係合させる形態を具体化する。
【0011】
本発明の請求項4の形態では、上記請求項3の形態において、前記回転駆動部は、モータと、減速機とを具備することを特徴とする。
本形態によれば、上記請求項3の形態をより具体化する。
【0012】
本発明の請求項5の形態では、上記請求項1から4の形態のいずれか一項において、前記チャック爪は、複数であり、ピン接続により前記保持具に保持されており、前記チャック爪の前記第1の駆動具への接続もピン接続であることを特徴とする。
本形態によれば、チャック爪、保持具、第1の駆動具の形態をより具体化する。
【0013】
本発明の請求項6の形態では、上記請求項1から5の形態のいずれか一項において、前記第1の駆動具は、実質的に直線往復動させられることにより、前記チャック爪を開閉することを特徴とする。
本形態によれば、チャック爪の開閉形態をより具体化する。
【0014】
本発明の請求項7の形態では、上記請求項1から6の形態のいずれか一項において、前記固定具は固定時に、前記チャック爪の外周部に位置決めされることを特徴とする。
本形態によれば、固定具をチャック爪の外周部に設けたことにより、チャック爪を開閉する機構を小型で軽量化できるようになり、回転をねじに伝達するねじ締め装置を小さくすることができる。
【0015】
本発明の請求項8の形態では、上記請求項1から7の形態のいずれか一項において、前記第2の駆動具は、油圧又は空圧シリンダを具備することを特徴とする。
本形態によれば、第2の駆動具をより具体化する。
【0016】
本発明の請求項9の形態では、上記請求項1から8の形態のいずれか一項において、前記チャック爪の前記部品に対する回転位置が合って、前記チャック爪が前記部品に適合したことを検出するセンサを更に具備することを特徴とする。
この様に構成することにより、チャック爪が部品に係合したことを確実に検知可能な形態を開示する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態の装置を詳細に説明する。図1及び図2は、本発明であるコレットチャックの一実施例であるチャック装置(ねじ締め装置)20を図解的に示しており、図1は本発明の一つ実施の形態のチャック装置20の概略的な側断面図(A)と平面図(B)を示しており、図2は図1のチャック装置20の動作説明を示す。
【0018】
まず図1を参照すると、本発明のチャック装置20が、操作する対象の部品11に係合されつつある様子を示している。チャック装置20は、部品11に係合する(コレット)チャック爪1と、チャック爪1の閉じた状態を強固に保持するリング状部品である固定具2と、チャック爪1の開閉する支点を有する保持具である、チャック保持具3と、固定具2を上下駆動させる第2の駆動具4と、チャック爪1を強制的に開かせる開閉レバー5と、チャック爪1を閉じさせるばね等の弾性体6と、チャック爪1を回転させ、ねじ締めをおこなうモータ7と、チャック爪1が部品11に対する回転位置が合って部品11を挟持したことを検出する一対の光電センサ8と、チャック爪1に開閉力を伝える第1の駆動具9と、モータ7の回転力をチャック爪1に伝達するギア10とを具備する。ここで、部品11はそれの頭部に鍔状の突起を有しており、その頭部はここでは例えば六角形である多角形である。
【0019】
本実施の形態において、チャック爪1は、複数(ここでは3本)のL字形状体からなり、一方の端部の面が指の先端のように部品11に当接するようになっており、複数のL字形状体により三方向から部品11を挟むように構成される。チャック爪1の概略中央部は、ピンにより、そのピンの周りに回転可能にチャック保持具3に保持される。チャック爪1のもう一方の端部は、第1の駆動具9の下端にやはりピンにより接続しており、チャック爪1側の穴に第1の駆動具9から突き出たピンが挿入されており、チャック爪1側の穴は長円形であり、その中でピンが回転可能であると共に、横方向にも移動可能になっている。従って第1の駆動具9が直線運動した場合に、チャック爪1は前記のその中央部のピンを支点として回転して、部品11に係合あるいは係合から開放される。
【0020】
チャック保持具3は、中央に開口を有する円筒状であり、中央の開口内に円柱状の第1の駆動具9は、挿入されて前記中央の開口内を上下移動可能である。チャック保持具3の上面と第1の駆動具9の頂部の間に、第1の駆動具9を囲むように例えば輪状のばねである弾性体6が設置されており、弾性体6はチャック保持具3に支持される一方で、第1の駆動具9の上端部の板状の突起を下から上に押し上げている。第1の駆動具9の頂部には、開閉レバー5がその一方の端部においてボルト止めされており、開閉レバー5の他方の端部は、本実施の形態においては例えば油圧又は空圧シリンダである、開閉レバー5の駆動装置12に接続される。駆動装置12は、チャック保持具3に固定されており、図1に示すように支点を介して、てこ作用により開閉レバー5を駆動して、更に第1の駆動具9を直線往復動させる。
【0021】
リング状の固定具2は、チャック爪1及びチャック保持具3の外周側に接するように設置される。固定具2は、第2の駆動具4に接続されて、それにより直線往復動させられる。第2の駆動具4は、ここでは例えば油圧又は空圧シリンダの駆動装置13を具備しており、チャック保持具3に固定される。固定具2は、その移動の上限において、チャック爪1の前記の回転の支点より十分上に位置するので、チャック爪1の支点周りの回転を許容する。他方で、固定具2は、その移動の下限において、チャック爪1の前記の回転の支点より十分下に位置するので、チャック爪1の前記支点周りの回転を妨げ、チャック爪1を固定するように作用する。
【0022】
チャック保持具3は、図1に示すように、ギア10を介してモータ7に接続しており、モータ7は、チャック保持具3を介してチャック爪1を、第1の駆動具9及び部品11の軸の周りで水平方向に回転させることが出来る。ギア10を介することにより、モータ7はチャック爪1を低速で水平回転可能である。モータ7及びギア10は、図示されない適当な構造に固定される。
【0023】
本実施の形態のチャック装置20の作動について図2を参照して説明する。図2では、図1の実施の形態の要素部分と同じ又は同様である図2の要素部分は、同じ参照符号により指定されている。また、説明を分かり易くするために、例えば図2Aでは、開閉レバー5、モータ7、ギア10等を省略して示しているが、実際はチャック装置20は図1と同じ構成要素を具備している。
先ず図2Aにおいて、開閉レバー5は弾性体6に抗して第1の駆動具9を押し下げているので、チャック爪1と第1の駆動具9の連結部が押し下げられ、チャック爪1はチャック保持具3の支点を中心点として開くように回転しており、従ってチャック爪1は開いた状態である。チャック爪1は、開いているので、部品11の頭部の鍔状部分を避けて通過可能であり、この状態で、チャック爪1が部品11に対して係合可能な適切な位置に来るように、チャック装置20を適切な位置へ位置決めする。
【0024】
次に図2Bにおいて、開閉レバー5を開放すると、弾性体6はその弾性により伸張して、第1の駆動具9を図面において上方向に押し上げるので、チャック爪1と第1の駆動具9の連結部は上昇し、チャック爪1はチャック保持具3の支点を中心点として閉じるように回転しており、従ってチャック爪1は閉じられる。チャック爪1は、閉じられて部品11の頭部に当接する。
【0025】
この状態で、モータ7により、ギア10を介してチャック爪1を低速回転させる。この状態を図2Cに示す。本実施の形態においては、部品11の頭部は六角形であるので、この頭部に3本の爪からなるチャック爪1が適合する位置までモータ7を回転し停止する。この際、弾性体6は常に第1の駆動具9を介してチャック爪1を上に押し上げ、チャック爪1を閉じ続けるので、チャック爪1は六角形の頭部に適合するように係合し続ける。この状態は、チャック爪1の部品11に対する回転位置が合い、チャック爪1が部品11を挟持した状態である。本実施の形態においては、チャック爪1の部品11への適合状態は、光電センサ8によりチャック爪1の角部を検出することにより検知できる。
【0026】
図2Dにおいて、第2の駆動具4を駆動して、固定具2をチャック保持具3の支点を通り過ぎて下方向に移動させ、固定具2によりチャック爪1を強固に保持して、それによりチャック爪1の部品11頭部に対する係合を確保する。この状態でチャック爪1、即ちチャック装置20を回転することにより、部品11のねじ締め回転動作が実施できる。
【0027】
次に上記実施の形態の効果及び作用について説明する。
本発明の上記の実施の形態のチャック装置20(ねじ締め装置)により以下の効果が期待できる。
・特に、ねじ締めのチャックを開閉可能にし、弾性体でチャック爪を閉じ、更に固定具を設けたことにより、ねじ頭に鍔状の突起があっても回避して強固にチャック保持できるようになり、回転押圧してねじ締めできるようになる。
・固定具をチャック爪の外周部に設けたことにより、チャック爪を開閉する機構を小型で軽量化できるようになり、回転をねじに伝達するねじ締め装置を小さくすることができる。
【0028】
上記の実施の形態の説明において、本発明のチャック装置20はねじの締め/外しに使用されるねじ締め装置として記載されたが、該装置が棒状の部品を回転するために使用されても良い。
また、上記において記載した、あるいは添付図面に示した実施の形態において、チャック装置20(ねじ締め装置)の駆動部分である、モータ7、開閉レバー5、第2の駆動具4は、電動モータ、油圧シリンダ等の動力装置により駆動されるように説明されたが、これらが手動、あるいは記載される種類以外の既知な駆動装置により駆動されても良い。
【0029】
上記実施の形態においては、制御装置に関する記載はないが、上記の実施の形態のねじ締め装置の動作が自動で実施されるように、制御装置が具備されても良い。
光電センサ8以外のセンサが、チャック爪1と部品11の適合を検知するために使用されても良い。
部品頭部の形状が、多角形ではなく、円形、楕円形等の曲線形状であっても、本発明の装置は使用可能である。
【0030】
上記の実施の形態は本発明の一例であり、本発明は、該実施の形態により制限されるものではなく、請求項に記載される事項によってのみ規定されており、上記以外の実施の形態も実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例であるチャック装置20(ねじ締め装置)の説明図である。
【図2】図2は、図1の装置の動作説明図である。
【図3】図3は、従来のねじ締め装置の説明図である。
【符号の説明】
1…チャック爪
2…固定具
3…チャック保持具
4…第2の駆動具
5…開閉レバー
6…弾性体
7…モータ
8…光電センサ
9…第1の駆動具
10…ギア
11…部品
20…チャック装置(ねじ締め装置)
Claims (9)
- ねじ部を有する部品に係合して、前記部品を回転させてねじ締めを行なうねじ締め装置において、このねじ締め装置は、
開閉可能であって前記部品に係合するチャック爪と、
前記チャック爪を回転可能に保持する保持具と、
前記チャック爪に接続していてそれを開閉する第1の駆動具と、
前記保持具に支持されていて前記チャック爪を前記部品に押圧する弾性体と、
前記チャック爪の開閉を固定する固定具と、
前記固定具を移動させる第2の駆動具と、を具備しており、
前記弾性体の弾性力により前記第1の駆動具を駆動して、前記チャック爪を第1の方向に回転して閉じることにより、前記チャック爪を前記部品に係合させる一方で、前記弾性体の弾性力に対抗して前記第1の駆動具を駆動して、前記チャック爪を前記第1の方向とは反対の第2の方向に回転して開くことにより、前記チャック爪の前記部品への係合を開放することを特徴とするねじ締め装置。 - 前記部品の前記チャック爪との係合部分が、角形状の棒状部であることを特徴とする請求項1に記載のねじ締め装置。
- 前記部品に前記チャック爪を適合して完全に係合させるために、前記チャック爪と共に前記保持具を回転する回転駆動部を更に具備することを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のねじ締め装置。
- 前記回転駆動部は、モータと、減速機と、を具備することを特徴とする請求項3に記載のねじ締め装置。
- 前記チャック爪は、複数であり、ピン接続により前記保持具に保持されており、前記チャック爪の前記第1の駆動具への接続もピン接続であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のねじ締め装置。
- 前記第1の駆動具は、実質的に直線往復動させられることにより、前記チャック爪を開閉することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の装置。
- 前記固定具は固定時に、前記チャック爪の外周部に位置決めされることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のねじ締め装置。
- 前記第2の駆動具は、油圧又は空圧シリンダを具備することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の装置。
- 前記チャック爪の前記部品に対する回転位置が合って、前記チャック爪が前記部品に適合したことを検出するセンサを更に具備することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載のねじ締め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002340989A JP2004174624A (ja) | 2002-11-25 | 2002-11-25 | ねじ締め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002340989A JP2004174624A (ja) | 2002-11-25 | 2002-11-25 | ねじ締め装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004174624A true JP2004174624A (ja) | 2004-06-24 |
Family
ID=32703480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002340989A Pending JP2004174624A (ja) | 2002-11-25 | 2002-11-25 | ねじ締め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004174624A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006334775A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-14 | Hilti Ag | ファスナ供給装置 |
-
2002
- 2002-11-25 JP JP2002340989A patent/JP2004174624A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006334775A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-14 | Hilti Ag | ファスナ供給装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2638712A1 (en) | Self-adjusting wrench | |
US9227240B2 (en) | Crimping head for impact wrench | |
US8479613B2 (en) | Fastening tool | |
US20230330821A1 (en) | Ratcheting tool | |
FR2864603B1 (fr) | Coupleur a transmission directe du mouvement de rotation d'une vis d'actionnement a une machoire entrainee en translation par celle-ci | |
CN113458767A (zh) | 拧紧装置 | |
JP2004174624A (ja) | ねじ締め装置 | |
EP1539428B1 (en) | Wrench with split ring | |
KR100756851B1 (ko) | 회전체의 회전장치 | |
JP2008296291A (ja) | ボルト又はナットの緩め方法及び装置 | |
KR200203399Y1 (ko) | 분할형 렌치 | |
JP2008132552A (ja) | ネジ回し装置およびネジ取付装置 | |
JPH1076472A (ja) | 電動バイス | |
JP2002349499A (ja) | ポンプのインペラ引き抜き具、ポンプのインペラ、ポンプ、およびポンプのインペラ引き抜き方法 | |
JPH0557629A (ja) | ボルトナツト締結装置 | |
JPS6048225A (ja) | ねじ締め用ロボツトハンド | |
KR100442752B1 (ko) | 자동스패너 | |
JP3061337U (ja) | 高圧ガスボンベ弁自動開閉装置 | |
JPS5837560Y2 (ja) | 小ねじ等の締弛工具 | |
KR200301704Y1 (ko) | 자동스패너 | |
JPH0129653B2 (ja) | ||
GB2465546A (en) | Adjustable wrench | |
JPH0732269A (ja) | 締付装置 | |
JPH07164336A (ja) | 回動口を持ち2通りの方法で回せるレンチ | |
JP2010264577A (ja) | 締結部材着脱器具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20041224 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061127 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070828 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080115 |