JP2004173569A - Food material treatment machine - Google Patents

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  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a practical food material treatment machine of simple structure. <P>SOLUTION: This food material treatment machine includes a 1st supporting part 2 and a 2nd supporting part 3 functioning to turningly nip a food material 1 such as a fruit or vegetable through supporting the basal end portion 1A and the tip portion 1B of the food material 1, wherein at least one of the supporting portions 2 and 3 has a spacing S allowing a skinning blade 4 for skinning the skin 1b of the food material 1 to butt on the skin 1b. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食物処理機に関するものである
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来から、食物処理機として、例えば柿のへた部や表皮を除去する柿の皮剥き機(以下、従来機という。)が種々提案されている。
【0003】
これらの従来機が提案される以前は、例えば干し柿農家などの食物加工業者において必須の作業となる食物の皮剥き作業は、一つ一つ作業者の手作業により行われていたが、この従来機は、前述の作業者による手間を確実に解消して飛躍的に作業能率を向上し得るものとして極めて画期的である。
【0004】
ところで、これら従来機は、横向き状態にした柿1の基端部分1A(へた部1a)に当接して該柿1を回動自在に支持する支持部が設けられており、この支持部を回動させ、柿1に皮剥き刃4を当接させることで表皮1bを剥く構造が一般的であり、この柿1を支持する支持部としては、柿1の基端部分1Aに針を刺して支持するタイプ(針タイプ)や、吸引作用により吸着保持するタイプ(吸着タイプ)などがあるが、いずれも、柿1を片側(基端部分1A)だけで支持する構造である為、仮に柿1に対する支持が十分に行われなかった場合、支持部から柿1が脱落してしまう問題がある。
【0005】
そこで、柿1の先端部分1Bからも支持することで該柿1を両側から挟持する構造が提案されるが、この両側から挟持する構造は、柿1の脱落は防止できるが、柿1の先端部分1Bを支持する支持部の存在により、該部分の表皮1bを剥くことができず、現実には採用しがたい。
【0006】
従って、現状においては、従来機のような片側支持を基本とし、片側支持でも柿1が脱落しないように、前述した針タイプであれば針の本数や長さに工夫をしたり、或いは、吸着タイプであれば吸引力を高めるなどの種々の工夫がなされている。しかし、未だ十分なものは提案されておらず、上記問題点が完全に解消されてはいない。
【0007】
本出願人は、これら従来機について更なる研究開発を進め、簡易構造にして実用的な食物処理機を完成した。
【0008】
【課題を解決するための手段】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0009】
果物や野菜等の食物1の基端部分1Aと先端部分1Bとを支持して該食物1を回動状態で挟持する第一支持部2及び第二支持部3を有し、少なくとも第一支持部2及び第二支持部3のいずれか一方は該食物1の表皮1bを剥く皮剥き刃4が該表皮1bに当接することを許容する間隙Sを有する構成であることを特徴とする食物処理機に係るものである。
【0010】
また、請求項1記載の食物処理機において、前記間隙Sを有する構成として、所定箇所に切欠部18bを有する環状体18が採用されていることを特徴とする食物処理機に係るものである。
【0011】
また、請求項2記載の食物処理機において、食物1の先端部分1Bを支持する第二支持部3が所定箇所に切欠部18bを有する環状体18であることを特徴とする食物処理機に係るものである。
【0012】
また、請求項1〜3いずれか1項に記載の食物処理機において、前記第一支持部2及び第二支持部3で支持されて回動する食物1のへた部1aを除去する除去刃6が設けられていることを特徴とする食物処理機に係るものである。
【0013】
また、請求項4記載の食物処理機において、食物1の基端部分1Aを支持する第一支持部2に前記除去刃6が設けられていることを特徴とする食物処理機に係るものである。
【0014】
また、請求項1〜5いずれか1項に記載の食物処理機において、前記第一支持部2は食物1に針部材10を刺して支持し得るように構成されていることを特徴とする食物処理機に係るものである。
【0015】
また、請求項1〜6いずれか1項に記載の食物処理機において、前記第一支持部2で支持される食物1を該第一支持部2から分離させる食物分離機構を設けたことを特徴とする食物処理機に係るものである。
【0016】
また、請求項7記載の食物処理機において、前記食物分離機構は、第一支持部2で支持された食物1を押圧力により該第一支持部2から分離させる構成であることを特徴とする食物処理機に係るものである。
【0017】
また、請求項1〜8いずれか1項に記載の食物処理機において、前記第一支持部2は回動可能に設けられていることを特徴とする食物処理機に係るものである。
【0018】
また、請求項9記載の食物処理機において、食物1の先端部分1Bに当接して該食物1の第一支持部2による回動を助力する回動助力体8が設けられていることを特徴とする食物処理機に係るものである。
【0019】
また、請求項10記載の食物処理機において、前記食物1のへた部1aを除去する際、第一支持部2及び回動助力体8の双方で該食物1が回動するように構成されていることを特徴とする食物処理機に係るものである。
【0020】
また、請求項10,11いずれか1項に記載の食物処理機において、前記回動助力体8は、食物1のへた部1aを除去する際には該食物1の先端部分1Bに当接し、へた部1aの除去後には該食物1の先端部分1Bから離反するように構成されていることを特徴とする食物処理機に係るものである。
【0021】
また、請求項1〜12いずれか1項に記載の食物処理機において、前記第一支持部2及び第二支持部3は食物1を上下方向から挟持するように構成されていることを特徴とする食物処理機に係るものである。
【0022】
【発明の作用及び効果】
食物1の基端部分1Aと先端部分1Bとを第一支持部2及び第二支持部3で挟持して食物1を支持し、この状態で食物1を回動させ、該食物1の表皮1bに皮剥き刃4を当接させると、該食物1の表皮1bは剥かれることになる。
【0023】
この際、食物1は第一支持部2と第二支持部3とで挟持状態で支持されている為、表皮1bの剥き作業中に該食物1が脱落することはない。
【0024】
ところで、前述もしたように食物1の基端部分1Aだけでなく先端部分1Bも支持する構造とした場合、食物1の脱落は防止できるものの、食物1の先端部分1B及び基端部分1Aのいずれか一方における表皮1bの取り残しが懸念されるが、この点、本発明は、少なくとも第一支持部2及び第二支持部3のいずれか一方は食物1の表皮1bを剥く皮剥き刃4が該表皮1bに当接することを許容する間隙Sを有する構成であり、従って、該間隙Sを有する構成の支持部を食物1の先端部分1Bを支持する支持部とした場合には、当該間隙Sから皮剥き刃4を配して該皮剥き刃4を食物1の先端部分1Bに当接させることができるから、食物1の先端部分1Bにおいても表皮1bの取り残しが生じることは無い。
【0025】
以上のように、本発明は、従来にない画期的な作用効果を発揮し、簡易構造にして実用的なものになる。
【0026】
【発明の実施の態様】
図1〜4は本発明の第一実施例、図5,6は第二実施例を図示したものであり、以下に説明する。
【0027】
第一実施例について説明する。
【0028】
第一実施例は、立設ボックスタイプの機体5に、果物や野菜等の食物1の基端部分1Aと先端部分1Bとを支持して該食物1を回動状態で挟持する第一支持部2及び第二支持部3を設けたものである。
【0029】
また、本実施例は、食物1の処理作業(皮剥き作業)を行う食物1として柿1を対象とし、柿1の表皮1bを除去する食物処理機として構成している。ここで柿1のへた部1aとは、基端部分1Aにある柄1a’及びその周囲の葉1a”を指すものである。
【0030】
尚、本実施例は柿1の表皮1aの処理に関するものであるが、柿1に限らず、例えばリンゴやナシや柚子(ゆず)、或いは、野菜のカブなどでも良いのは勿論である。
【0031】
以下、本実施例に係る構成各部の詳細な説明をする。
【0032】
第一支持部2について説明する。
【0033】
第一支持部2は、図1,2に図示したように機体5の上部に棒状の支持体9を垂設し、この支持体9の下端部に3本の針部材10を突設したものであり、この針部材10で柿1のへた部1aを刺すことで該柿1の基端部分1Aを支持(柿1に抵抗を付与してスリップを防止)し得るように構成されている。
【0034】
また、針部材10は、先端径小部10aと、この先端径小部10aの基端側に段部10cを介して連設される基端径大部10bとで構成されており、針部材10を柿1に刺した際には段部10cが係止することで先端径小部10aのみが柿1に刺さることになる。
【0035】
これは、柿1に対して針部材10が必要以上に深く刺さるのを防止するための構成であり、このことから柿1に針部材10を深く刺すことで生じ得る例えば細菌の侵入により柿1が傷むなどの問題点を可及的に防止することができる。
【0036】
尚、この支持体9における柿1を支持する構造としては針部材10を刺すタイプだけに限らず、吸引作用を利用して支持する構造など適宜設計変更し得るものである。
【0037】
また、支持体9は、機体5に設けたガイド部11にガイドされて上下方向にスライド移動自在に設けられており、その基端部は機体5の上部に設置される駆動モーター12の筒状駆動部12aに嵌挿連結されている。この駆動モーター12は、スイッチ13のON操作により駆動する。
【0038】
この支持体9の基端部と駆動モーター12の筒状駆動部12aとの連結は、支持体9の長さ方向に設けた凹条(図示省略)と筒状駆動部12aの長さ方向に設けた凸条(図示省略)との係合連結構造、即ち、支持体9は筒状駆動部12aと共に軸方向へ回動しつつ筒状駆動部12aに対してスライド移動し得る連結構造である。
【0039】
従って、支持体9は柿1の基端部分1Aを上方から支持することができ、この支持した状態で駆動モーター12の作動により回動して柿1を回動させることができる。
【0040】
また、支持体9には刃取付体14が被嵌連結されており、支持体9は刃取付体14に対して回動自在であり、また、支持体9が所定量上昇した際、該支持体9と刃取付体14とはともに上昇するように構成されている。また、この刃取付体14は、機体5に垂設されるガイド棒15にガイドされている。
【0041】
符号16は被嵌体14を常時下方へ付勢する発条であり、従って、後述する除去刃6は柿1へ押し付けられた状態となる。
【0042】
この刃取付体14は、その背面位置に長尺板状の刃体6が設けられ、この刃体6は、前述した針部材10で支持されて回動する柿1のへた部1aとその周辺部1c(肩部)に当接して該部位を除去するための除去刃6として構成されている。尚、この除去刃6は柿1の形状(肩部1cの形状、張り具合)に対処するために、柿1への当接位置を変更できるように設けられている。
【0043】
また、刃取付体14は、その正面位置に棒体17が突設されており、この棒体17は、支持体9と共に刃取付体14が上方へ移動した際、駆動モーター12を作動させるスイッチ13をON操作し得るように構成されている。
【0044】
従って、針部材10に柿1が刺された状態で支持体9が上方に移動した際、駆動モーター12が作動して支持体9が回動することになり、この支持体9が回動することで柿1も回動し、よって、除去刃6によって柿1のへた部1aとその周辺部1cが除去されることになる。
【0045】
次に、第二支持部3について説明する。
【0046】
第二支持部3は、前述した第一支持部2に係る支持体9の下方位置に柿1を載置し得る環状体18を設けたものである。
【0047】
具体的には、この環状体18は、図3に図示したように適宜な合成樹脂製の部材を形成したものであり、基部18eの一側に一部が切欠された平面視C字状の食物載置部18aを設けたもので、この食物載置部18aは、下部開口部18cから上部開口部18dに向けてその内面が上方広がりのテーパー面に形成され、且つ、前記切欠部18bにより、柿1を載置した際、該切欠部18b及び下部開口部18cから該柿1の側方部分1C乃至先端部分1Bの一部分が露出するように構成されている。
【0048】
この環状体18の切欠部18b及び下部開口部18cは、柿1の表皮1bを除去する際、手持ち皮剥き器7の皮剥き刃4を配設する為の間隙Sとなり、この間隙Sにより、皮剥き刃4を柿1の側方部分1C乃至先端部分1Bの一部分に当接することができ、よって、前記除去刃6で除去した以外の部分の表皮1bは該皮剥き刃4によって全て除去し得ることになる。
【0049】
また、環状体18は、昇降機構を介して昇降自在に設けられている。
【0050】
この昇降機構は、環状体18の基部18eに垂設される杆部材19と、該杆部材19に連設されるリンク部材20とで構成され、機体5の下部に設けた操作ペダル21を踏み操作した際、この杆部材19及びリンク部材20を介して環状体18が上昇するように構成されている。尚、この昇降機構の上昇距離は、柿1の基端部分1Aが第一支持部2に係る針部材10に刺さる位置まで上昇するように適宜設定されている。
【0051】
また、第二支持部3には柿1の先端部分1Bに当接して第一支持部2による回動を助力する回動助力体8が設けられている。
【0052】
この回動助力体8は、図2,3に図示したように駆動モーター12と複数のプーリー22、ベルト23、回動軸24から成る駆動機構を介して連動する回動棒部材25の上端部に、柿1の先端部分1Bを受ける皿状の食物受け体26を設けたものであり、この食物受け体26は環状体18の下部開口部18cから食物載置部18a内に配されるものであり、この食物受け体26で柿1を受けている間は、柿1は環状体18から約1〜2mm浮いた状態となるように構成されている。
【0053】
この回動助力体8は、柿1の表皮1bだけを除去する場合に比して強い回動力が要求される処理作業、即ち、除去刃6によってへた部1a及びその周辺部1cを除去する作業の際、第一支持部2と共に柿1を回動させるものである。
【0054】
また、回動棒部材25は、前述した昇降機構を介して杆部材19と共に昇降自在に設けられており、回動棒部材25の下端部は杆部材19の下端部に設けた係止装置28に係止されて下方への移動が阻止されている。符号27は回動棒部材25をガイドするガイド部であって、機体5に設けられている。
【0055】
具体的には、この係止装置28は、次のように機能する。
【0056】
昇降機構により杆部材19と回動棒部材25を上昇させると、柿1に第一支持部2に係る針部材10が刺さる。この上昇の際、機体5の所定位置に設けたリミットスイッチ29に杆部材19の所定部分が当接し、該リミットスイッチ29がON操作される。このON操作により杆部材19と回動棒部材25との係合が所定時間後に解除され、回動棒部材25のみが下方へスライド移動して、食物受け体26が環状体18の下部開口部18cの外部(下方)へ移動すると、環状体18の食物載置部18aに柿1は載置される。
【0057】
除去刃6によってへた部1a及びその周辺部1cを除去している間、即ち、前述した係止装置28による係合が解除されるまでの間は、この食物受け体26が柿1の先端部分1Bを受けており、除去刃6による除去作業が終了した後、該食物受け体26が柿1の先端部分1Bから離れ下方へ移動する構成である。
【0058】
よって、回動助力体8は、第一支持部2と共に回動して柿1のへた部1a及びその周辺部1cを除去する作業の際に柿1に良好な回動力を付与することができ、除去刃6によりへた部1a及びその周辺部1cを除去した後は、皮剥き刃4による柿1の先端部分1Bの表皮1bを除去する作業の邪魔とならないように回避する構成である。
【0059】
この回動助力体8に係る回動棒部材25と駆動機構に係るプーリー22との連結も、前述した回動機構3に係る支持体9と筒状駆動部12aとの連結と同様、回動棒部材25はプーリー22と共に軸方向へ回動しつつプーリー22に対してスライド移動し得る連結構造である。
【0060】
また、本実施例は、直線状(曲線状若しくは湾曲状でも良い。)の皮剥き刃4をU字状の支持部7a間に架設した手持ち皮剥き器7を採用しており、この皮剥き刃4を垂直状態で柿1の表皮1bに当接させ、柿1の回動にともなって該皮剥き刃4を柿1の周縁に沿って上下方向に移動させることで該表皮1bを除去(剥く)する。
【0061】
尚、皮剥き刃4の上下方向への移動を作業者の手で行わず、自動で行えるものでも良く、また、本実施例では、柿1を上下方向から挟持状態で支持する構造上、皮剥き刃4を上方から下方へ移動させることで表皮1bを除去する構成であるが、例えば、柿1を横向きにした状態で基端部分1Aと先端部分1Bとを挟持状態で支持する構造とした場合、皮剥き刃4は左右方向へ移動させて表皮1bを除去する構成となり、要は、柿1の軸方向(基端部分1Aから先端部分1Bへの長さ方向)へ皮剥き刃4を移動させる構成となることが望ましい。
【0062】
以下、本機における柿1の皮剥き工程について具体的に説明する。
【0063】
先ず、第二支持部3の回動助力体8に係る食物受け体26に柿1を載置し、この状態で操作ペダル21を踏むと、昇降機構により環状体18と食物受け体26が上昇し、これにより柿1も上昇して第一支持部2に係る支持体9の針部材10に刺さり、柿1は上下方向から挟持状態で支持されるとともに、支持体9の上方への移動によりスイッチ13がON状態となり、支持体9及び食物受け体26は回動し、回動する柿1のへた部1aとその周辺部1cは除去刃6により除去される。
【0064】
この除去刃6により柿1のへた部1aとその周辺部1cが除去された後、食物受け体26は柿1から離れて下方へ移動して環状体18(食物載置部18a)に載置され(この際、柿1は発条16による付勢されている。)、その状態で柿1は回動する。この状態で手持ち皮剥き器7の皮剥き刃4を柿1の表皮1bに当接させ、該柿1の周縁に沿って上方から下方へ円弧移動させると、柿1の表皮1bが帯状に剥かれる。この際、第二支持部3に形成された間隙Sにより皮剥き刃4を柿1の表皮1bに当接させることができるから、先端部分1Bまで表皮1bを剥くことができ(図4参照)、よって、表皮1bの取り残しが生じることは無い。
【0065】
符号30は除去された表皮1bを回収する表皮回収ボックスである。
【0066】
本実施例は上述のように構成したから、従来から問題とされてきた柿1の脱落を確実に防止することができ、しかも、柿1の先端部分1Bの表皮1bも取り残しが生じることなく良好に除去し得ることになる。
【0067】
また、本実施例は、柿1のへた部1aとその周辺部1cを除去刃6で除去する際、第一支持部2と共に柿1を回動させる回動助力体8を第二支持部3に設けたから、動き始めにかかる抵抗に対応できるのは勿論、表皮1bに比して硬質のへた部1aを除去する際に生じる抵抗に対応することができ、良好に柿1を回動させることができることになる。
【0068】
また、本実施例は、第一支持部2及び第二支持部3は食物1を上下方向から挟持するように構成されているから、より一層柿1を落としたりせず良好な皮剥き作業が行えることになる。
【0069】
また、本実施例は、手持ち皮剥き器7に具備せしめられる皮剥き刃4を採用したから、人間の器用な手を最大限利用して良好な皮剥きが行えることになり、しかも、皮剥き刃4を自動化した場合に比し除去機全体の製造コストを飛躍的に低減することができ、量産性に秀れることになる。
【0070】
続いて、第二実施例について説明する。
【0071】
第二実施例は、第一実施例に加えて図5,6に図示したように皮剥き刃4で柿1の表皮1bを除去した後、第一支持部2で支持される柿1を該第一支持部2から強制的に分離させる為の食物分離機構を設けたものである。
【0072】
具体的には、食物分離機構は、柿1に当接して該柿1を押し下げる押圧部31と、この押圧部31を作動させる作動部35とで構成されている。
【0073】
押圧部31は、機体5に設けられる基部材32と、この基部材32に枢着される擺動アーム33を突設して構成されており、この擺動アーム33は一端部が該擺動アーム33に連設され、他端部が機体5に連設される発条34によって常に上方へ付勢されている。
【0074】
この擺動アーム33の先端には第一支持部2の近傍位置に支持体9(針部材10)を回避する状態で配設されるフック状の食物当接部33aが設けられており、擺動アーム33を下方に擺動させることで第一支持部2で支持される柿1に当接して該柿1を下方に押し下げて第一支持部2から柿1を分離させるように構成されている。
【0075】
また、擺動アーム33は、その側部所定位置に後述する作動部35の作動アーム36が当接する係止部33bが突設されている。
【0076】
作動部35は、前述した第二支持部3に係る環状体18の側部に作動アーム36を枢着して構成されており、この作動アーム36は環状体18の昇降に伴い、上下方向に移動可能に構成されている。
【0077】
また、作動アーム36は、上端部に前記係止部33bに係止する鉤状部36aが設けられ、また、側部には突片部36bが設けられ、この突片部36bの先端部にはローラ体38が設けられており、このローラ体38は、作動アーム36が昇降する際、機体5に設けられたガイド体39にガイドされるように構成されている。
【0078】
このガイド体39の側部にしてローラ体38をガイドするガイド面には、段部39aが形成されたカム面に構成されている。
【0079】
また、作動アーム36には発条37が設けられ、この発条37の下端は環状体18に連設され、よって作動アーム36は常に擺動アーム33の係止部33bに押圧状態で当接するように構成されている。
【0080】
以上の構成から成る食物分離機構の作用について説明する。尚、その余の作用は第一実施例と同様である。
【0081】
皮剥き刃4によって柿1の表皮1bを除去した後、環状体18が下方に下がることで作動アーム36は下がり、この際、作動アーム36の鉤状部36aが擺動アーム33の係止部33bに係止して、擺動アーム33が下方に擺動し、第一支持部2で支持される柿1は下方へ押圧されて第一支持部2(針部材10)から分離されることになる。
【0082】
その後、作動アーム36が更に下がると、段部39aを有するカム面により作動アーム36は図5中時計回りに擺動し、擺動アーム33の係止部33bに対する鉤状部36aの係止が解除され、擺動アーム33は発条34の付勢力により上方へ擺動して元の位置に戻り(図6参照)、作動アーム36は次に環状体18が上昇するまでは前方へ擺動した状態のままである。
【0083】
よって、第二実施例は次のような効果を有する。
【0084】
即ち、柿1の表皮1bを除去した後、第二支持部3が下がった際、第一支持部2で刺さった状態の柿1が自重で抜けて第二支持部3に載置された状態のままである場合は問題はないが、第一支持部2から外れず刺さった状態ままの場合、この食物分離機構がないと、第一支持部2に刺さっている柿1を手で外さなければ成らず、手で柿1を外すと、手に柿1の汁が付くことで次に処理する柿1を持つ手が滑ることになってしまうなど作業能率が低下し、また、柿1を凹ませた場合には柿1の商品価値を下げてしまうなどの問題点があるが、この点、第二実施例は、食物分離機構を設けたから、第二支持部3が下がると同時に第一支持部2から柿1を分離させて該柿1を第二支持部3で支持できる為、前述した問題が生じることは無い。
【0085】
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例を示す斜視図である。
【図2】第一実施例を説明する側断面図である。
【図3】第一実施例に係る要部の概略動作説明図である。
【図4】第一実施例の使用状態説明図である。
【図5】第二実施例に係る要部を示す斜視図である。
【図6】第二実施例に係る要部の概略動作説明図である。
【符号の説明】
S 間隙
1 食物
1A 基端部分
1B 先端部分
1a へた部
1b 表皮
2 第一支持部
3 第二支持部
4 皮剥き刃
6 除去刃
8 回動助力体
10 針部材
18 環状体
18b 切欠部
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a food processing machine.
Problems to be solved by the prior art and the invention
2. Description of the Related Art Conventionally, various types of food processing machines have been proposed, for example, a persimmon peeling machine (hereinafter, referred to as a conventional machine) that removes persimmons and epidermis.
[0003]
Before these conventional machines were proposed, the peeling of food, which is an essential task in food processors such as dried persimmon farmers, was performed manually by workers one by one. The machine is extremely epoch-making as a device capable of remarkably improving the work efficiency by surely eliminating the labor by the above-mentioned operator.
[0004]
By the way, these conventional machines are provided with a supporting portion that rotatably supports the persimmon 1 by abutting on the base end portion 1A (bent portion 1a) of the persimmon 1 in a horizontal state. Generally, the skin 1b is peeled off by rotating the persimmon 1 and the peeling blade 4 is brought into contact with the persimmon 1. As a supporting portion for supporting the persimmon 1, a needle is inserted into the base 1A of the persimmon 1. There is a type that supports the persimmon 1 (needle type) and a type that adsorbs and holds it by suction (adsorption type). In each case, the persimmon 1 is supported only on one side (the base end 1A). If the supporting of the persimmon 1 is not performed sufficiently, there is a problem that the persimmon 1 falls off from the supporting portion.
[0005]
Therefore, a structure in which the persimmon 1 is sandwiched from both sides by also supporting the tip portion 1B of the persimmon 1 is proposed. The structure in which the persimmon 1 is sandwiched from both sides can prevent the persimmon 1 from falling off. Due to the presence of the support portion for supporting the portion 1B, the skin 1b of the portion cannot be peeled off, which is difficult to use in practice.
[0006]
Therefore, in the present situation, if the persimmon 1 does not fall off even with the one-sided support, the number of needles and the length of the needles are devised or the suction is performed so that the persimmon 1 does not fall off even in the one-sided support. If it is a type, various measures such as increasing a suction force are made. However, sufficient ones have not yet been proposed, and the above problems have not been completely solved.
[0007]
The applicant has further researched and developed these conventional machines and completed a practical food processing machine with a simple structure.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The gist of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0009]
It has a first support portion 2 and a second support portion 3 that support the base end portion 1A and the distal end portion 1B of the food 1 such as fruits and vegetables and hold the food 1 in a rotating state. Any one of the portion 2 and the second support portion 3 is configured to have a gap S that allows a peeling blade 4 for peeling the skin 1b of the food 1 to contact the skin 1b. It concerns the machine.
[0010]
Further, in the food processing machine according to the first aspect, as the configuration having the gap S, an annular body 18 having a cutout portion 18b at a predetermined position is employed.
[0011]
Further, in the food processing machine according to claim 2, the second support portion 3 for supporting the tip portion 1B of the food 1 is an annular body 18 having a cutout portion 18b at a predetermined position. Things.
[0012]
The food processing machine according to any one of claims 1 to 3, wherein the removing blade removes the curl 1a of the rotating food 1 supported by the first support 2 and the second support 3. 6 relates to a food processing machine characterized by being provided.
[0013]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided the food processing machine according to the first aspect, wherein the removing blade 6 is provided on the first support portion 2 supporting the base portion 1A of the food 1. .
[0014]
Further, in the food processing machine according to any one of claims 1 to 5, the first support portion 2 is configured to be able to support the food 1 by piercing the needle member 10 therewith. It relates to a processing machine.
[0015]
Further, in the food processing machine according to any one of claims 1 to 6, a food separating mechanism for separating the food 1 supported by the first support 2 from the first support 2 is provided. Pertaining to a food processing machine.
[0016]
Further, in the food processing machine according to claim 7, the food separation mechanism is configured to separate the food 1 supported by the first support 2 from the first support 2 by a pressing force. It relates to a food processing machine.
[0017]
The food processing machine according to any one of claims 1 to 8, wherein the first support portion 2 is rotatably provided.
[0018]
Further, in the food processing machine according to the ninth aspect, a rotation assisting body 8 which is in contact with the front end portion 1B of the food 1 and assists the rotation of the food 1 by the first support portion 2 is provided. Pertaining to a food processing machine.
[0019]
Further, in the food processing machine according to the tenth aspect, the food 1 is configured to be rotated by both the first support portion 2 and the rotation assisting body 8 when the curl portion 1a of the food 1 is removed. The present invention relates to a food processing machine.
[0020]
In addition, in the food processing machine according to any one of claims 10 and 11, the rotation assisting body 8 abuts on a tip portion 1B of the food 1 when removing the curl 1a of the food 1. The food processing machine according to the present invention is characterized in that it is configured to separate from the front end portion 1B of the food 1 after the removal of the barb 1a.
[0021]
Further, in the food processing machine according to any one of claims 1 to 12, the first support portion 2 and the second support portion 3 are configured to sandwich the food 1 from above and below. Food processing machine.
[0022]
Function and effect of the present invention
The food 1 is supported by sandwiching the base portion 1A and the tip portion 1B of the food 1 between the first support portion 2 and the second support portion 3, and in this state, the food 1 is rotated, and the skin 1b of the food 1 is rotated. When the peeling blade 4 is brought into contact with the skin 1, the skin 1b of the food 1 is peeled.
[0023]
At this time, the food 1 is supported in a sandwiched state by the first support 2 and the second support 3, so that the food 1 does not fall off during the work of peeling the skin 1b.
[0024]
By the way, as described above, in the case of supporting not only the proximal end portion 1A of the food 1 but also the distal end portion 1B, it is possible to prevent the food 1 from falling off, but to prevent any of the distal end portion 1B and the proximal end portion 1A of the food 1. In this regard, in the present invention, at least one of the first support portion 2 and the second support portion 3 is provided with a peeling blade 4 for peeling the skin 1b of the food 1. It is a configuration having a gap S that allows contact with the epidermis 1b. Therefore, when the support portion having the configuration having the gap S is a support portion that supports the front end portion 1B of the food 1, the gap S Since the peeling blade 4 can be provided and the peeling blade 4 can be brought into contact with the tip 1B of the food 1, the skin 1b does not remain at the tip 1B of the food 1.
[0025]
As described above, the present invention exhibits an unprecedented epoch-making action and effect, and has a simple structure and is practical.
[0026]
DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS
1 to 4 illustrate a first embodiment of the present invention, and FIGS. 5 and 6 illustrate a second embodiment, which will be described below.
[0027]
A first embodiment will be described.
[0028]
In the first embodiment, a first support portion that supports a base portion 1A and a distal end portion 1B of food 1 such as fruits and vegetables on a vertical box-type body 5 and holds the food 1 in a rotating state. 2 and a second support portion 3.
[0029]
Further, the present embodiment is directed to persimmon 1 as food 1 for performing a processing operation (skin peeling operation) of food 1, and is configured as a food processing machine for removing epidermis 1b of persimmon 1. Here, the barb 1a of the persimmon 1 refers to the handle 1a 'at the base end portion 1A and the leaves 1a "around the handle 1a'.
[0030]
Although the present embodiment relates to the treatment of the skin 1a of the persimmon 1, the present invention is not limited to the persimmon 1, but may be, for example, apples, pears, citrons, or turnips of vegetables.
[0031]
Hereinafter, the components of the configuration according to the present embodiment will be described in detail.
[0032]
The first support 2 will be described.
[0033]
As shown in FIGS. 1 and 2, the first support 2 has a rod-shaped support 9 suspended from the upper part of the body 5, and three needle members 10 protruding from the lower end of the support 9. The needle member 10 is configured to support the base portion 1A of the persimmon 1 by piercing the barb 1a of the persimmon 1 (providing resistance to the persimmon 1 to prevent slipping). .
[0034]
The needle member 10 includes a small-diameter distal end portion 10a and a large-diameter proximal end portion 10b connected to the proximal end side of the small-diameter distal end portion 10a via a step 10c. When 10 is stabbed into persimmon 1, only small tip diameter portion 10 a is stabbed into persimmon 1 by locking step 10 c.
[0035]
This is a configuration for preventing the needle member 10 from penetrating the persimmon 1 more deeply than necessary. From this, for example, the persimmon 1 may be caused by invasion of bacteria, which may be caused by penetrating the needle member 10 into the persimmon 1. This can prevent problems such as damage to the device as much as possible.
[0036]
The structure for supporting the persimmon 1 in the support 9 is not limited to the type in which the needle member 10 is pierced, but may be a design change as appropriate, such as a structure for supporting using a suction action.
[0037]
The support body 9 is provided so as to be slidable in the vertical direction while being guided by a guide portion 11 provided on the body 5. It is fitted and connected to the drive unit 12a. The drive motor 12 is driven by turning on a switch 13.
[0038]
The connection between the base end of the support 9 and the cylindrical drive portion 12a of the drive motor 12 is made by a concave streak (not shown) provided in the length direction of the support 9 and the length direction of the cylindrical drive portion 12a. An engagement connection structure with a provided ridge (not shown), that is, a connection structure in which the support 9 is slidable with respect to the cylindrical drive unit 12a while rotating in the axial direction together with the cylindrical drive unit 12a. .
[0039]
Therefore, the support 9 can support the base end portion 1A of the persimmon 1 from above, and in this state, the persimmon 1 can be rotated by the operation of the drive motor 12 to rotate.
[0040]
Further, a blade mount 14 is fitted and connected to the support 9, and the support 9 is rotatable with respect to the blade mount 14. When the support 9 rises by a predetermined amount, the support 9 is supported. The body 9 and the blade mount 14 are both configured to rise. Further, the blade mounting body 14 is guided by a guide rod 15 which is vertically provided on the machine body 5.
[0041]
Reference numeral 16 denotes a projection that constantly urges the to-be-fitted body 14 downward, so that a later-described removal blade 6 is pressed against the persimmon 1.
[0042]
The blade attachment body 14 is provided with an elongated plate-shaped blade body 6 at the back position thereof. It is configured as a removing blade 6 for contacting the peripheral portion 1c (shoulder) and removing the portion. The removing blade 6 is provided so as to be able to change the contact position with the persimmon 1 in order to cope with the shape of the persimmon 1 (shape of the shoulder 1c, degree of tension).
[0043]
The blade mounting body 14 has a rod 17 projecting from the front of the blade mounting body 14. The rod 17 is a switch for operating the drive motor 12 when the blade mounting body 14 moves upward together with the support 9. 13 can be turned on.
[0044]
Therefore, when the support 9 moves upward with the persimmon 1 pierced by the needle member 10, the drive motor 12 operates to rotate the support 9, and the support 9 rotates. As a result, the persimmon 1 also rotates, so that the removal blade 6 removes the curled portion 1a of the persimmon 1 and its peripheral portion 1c.
[0045]
Next, the second support 3 will be described.
[0046]
The second support portion 3 is provided with an annular body 18 on which the persimmon 1 can be placed at a position below the support 9 of the first support portion 2 described above.
[0047]
Specifically, the annular body 18 is formed by forming a member made of an appropriate synthetic resin as illustrated in FIG. 3, and has a C-shape in plan view in which a part is cut off on one side of the base 18 e. The food placing portion 18a is provided, and the food placing portion 18a has a tapered surface whose inner surface extends upward from the lower opening portion 18c toward the upper opening portion 18d, and is formed by the notch portion 18b. When the persimmon 1 is placed, a portion of the side portion 1C to a part of the tip portion 1B of the persimmon 1 is exposed from the notch portion 18b and the lower opening portion 18c.
[0048]
The notch 18b and the lower opening 18c of the annular body 18 serve as a gap S for disposing the peeling blade 4 of the hand-held peeler 7 when the skin 1b of the persimmon 1 is removed. The peeling blade 4 can be brought into contact with a part of the side portion 1C to a part of the tip portion 1B of the persimmon 1, so that the skin 1b other than the portion removed by the removing blade 6 is completely removed by the peeling blade 4. You will get.
[0049]
Further, the annular body 18 is provided so as to be able to move up and down via a lifting mechanism.
[0050]
This elevating mechanism is composed of a rod member 19 vertically provided on a base 18 e of the annular body 18 and a link member 20 connected to the rod member 19, and depresses an operation pedal 21 provided at a lower portion of the body 5. When operated, the annular body 18 rises via the rod member 19 and the link member 20. The elevating distance of the elevating mechanism is appropriately set so that the base end portion 1A of the persimmon 1 is elevated to a position where the persimmon 1 pierces the needle member 10 related to the first support portion 2.
[0051]
Further, the second support 3 is provided with a rotation assisting body 8 which abuts on the tip 1B of the persimmon 1 and assists the rotation by the first support 2.
[0052]
The rotation assisting member 8 is, as shown in FIGS. 2 and 3, an upper end portion of a rotation rod member 25 interlocked with the drive motor 12 via a drive mechanism including a plurality of pulleys 22, a belt 23, and a rotation shaft 24. And a dish-shaped food receiving body 26 for receiving the tip 1B of the persimmon 1 is provided in the food placing portion 18a from the lower opening 18c of the annular body 18. While the persimmon 1 is being received by the food receiving body 26, the persimmon 1 is configured to float about 1 to 2 mm from the annular body 18.
[0053]
This rotation assisting body 8 removes the curled portion 1a and its peripheral portion 1c by the removing blade 6, which requires a stronger rotating power than when only the skin 1b of the persimmon 1 is removed. During the operation, the persimmon 1 is rotated together with the first support 2.
[0054]
Further, the rotating rod member 25 is provided so as to be able to move up and down together with the rod member 19 via the above-described elevating mechanism, and the lower end of the rotating rod member 25 is provided with a locking device 28 provided at the lower end of the rod member 19. And is prevented from moving downward. Reference numeral 27 denotes a guide portion for guiding the rotating rod member 25, which is provided on the machine body 5.
[0055]
Specifically, the locking device 28 functions as follows.
[0056]
When the rod member 19 and the rotating rod member 25 are raised by the elevating mechanism, the needle member 10 related to the first support portion 2 pierces the persimmon 1. During this ascent, a predetermined portion of the rod member 19 comes into contact with a limit switch 29 provided at a predetermined position of the machine body 5, and the limit switch 29 is turned on. By this ON operation, the engagement between the rod member 19 and the rotating rod member 25 is released after a predetermined time, and only the rotating rod member 25 is slid downward, so that the food receiving body 26 is moved to the lower opening of the annular body 18. When the persimmon 1 moves to the outside (downward) of 18c, the persimmon 1 is placed on the food placing portion 18a of the annular body 18.
[0057]
While the curled portion 1a and its peripheral portion 1c are being removed by the removing blade 6, that is, until the engagement by the above-described locking device 28 is released, the food receiving body 26 holds the tip of the persimmon 1. After receiving the portion 1B, after the removal operation by the removal blade 6 is completed, the food receiving body 26 moves away from the tip portion 1B of the persimmon 1 and moves downward.
[0058]
Therefore, the rotation assisting body 8 can rotate together with the first support portion 2 to apply a good rotation force to the persimmon 1 at the time of removing the curled portion 1a and the peripheral portion 1c of the persimmon 1. After removing the curled portion 1a and its peripheral portion 1c with the removing blade 6, the peeling blade 4 avoids the work of removing the skin 1b of the tip portion 1B of the persimmon 1 so as not to hinder the operation. .
[0059]
The connection between the rotation rod member 25 related to the rotation assisting body 8 and the pulley 22 related to the drive mechanism is also similar to the connection between the support body 9 related to the rotation mechanism 3 and the cylindrical drive unit 12a. The bar member 25 is a connection structure that can slide with respect to the pulley 22 while rotating in the axial direction together with the pulley 22.
[0060]
In addition, this embodiment employs a hand-held peeling device 7 in which a linear (curved or curved) peeling blade 4 is installed between U-shaped support portions 7a. The blade 4 is abutted against the epidermis 1b of the persimmon 1 in a vertical state, and the epidermis 1b is removed by moving the peeling blade 4 vertically along the periphery of the persimmon 1 with the rotation of the persimmon 1 ( Peel).
[0061]
It should be noted that the vertical movement of the peeling blade 4 may be performed automatically without the operator's hand, and in the present embodiment, the persimmon 1 is supported in a vertically sandwiched state, and the skin is The skin 1b is removed by moving the peeling blade 4 from above to below. For example, the structure is such that the base portion 1A and the front end portion 1B are supported in a state where the persimmon 1 is in a horizontal state. In this case, the peeling blade 4 is configured to move in the left-right direction to remove the skin 1b. In short, the peeling blade 4 is moved in the axial direction of the persimmon 1 (the length direction from the base end portion 1A to the distal end portion 1B). It is desirable to have a configuration in which it is moved.
[0062]
Hereinafter, the step of peeling the persimmon 1 in this machine will be specifically described.
[0063]
First, when the persimmon 1 is placed on the food receiving body 26 related to the rotation assisting body 8 of the second support portion 3 and the operation pedal 21 is depressed in this state, the ring 18 and the food receiving body 26 are raised by the lifting mechanism. As a result, the persimmon 1 also rises and is stabbed by the needle member 10 of the support 9 relating to the first support portion 2, and the persimmon 1 is supported in a sandwiched state from above and below, and by the upward movement of the support 9, When the switch 13 is turned on, the support 9 and the food receiving body 26 rotate, and the curving portion 1a and the peripheral portion 1c of the rotating persimmon 1 are removed by the removing blade 6.
[0064]
After the removal portion 6 removes the curled portion 1a of the persimmon 1 and its peripheral portion 1c, the food receiving body 26 moves downward away from the persimmon 1 and is placed on the annular body 18 (the food placing portion 18a). (At this time, the persimmon 1 is urged by the ridges 16.) In this state, the persimmon 1 rotates. In this state, the peeling blade 4 of the hand-held peeler 7 is brought into contact with the skin 1b of the persimmon 1 and is moved in an arc from above to below along the periphery of the persimmon 1, and the skin 1b of the persimmon 1 is stripped in a belt shape. I will At this time, since the peeling blade 4 can be brought into contact with the skin 1b of the persimmon 1 by the gap S formed in the second support portion 3, the skin 1b can be peeled to the tip 1B (see FIG. 4). Therefore, there is no possibility that the skin 1b is left behind.
[0065]
Reference numeral 30 denotes a skin collection box for collecting the removed skin 1b.
[0066]
Since the present embodiment is configured as described above, it is possible to reliably prevent the persimmon 1 from falling off, which has conventionally been a problem, and it is also preferable that the skin 1b of the tip portion 1B of the persimmon 1 does not remain. To be removed.
[0067]
Further, in the present embodiment, when the curled portion 1a of the persimmon 1 and its peripheral portion 1c are removed by the removing blade 6, the rotation assisting body 8 for rotating the persimmon 1 together with the first supporting portion 2 is used as the second supporting portion. 3, it is possible to cope with the resistance generated at the time of removing the hard lip portion 1a as compared with the skin 1b, and of course, it is possible to cope with the resistance applied at the beginning of movement and to turn the persimmon 1 satisfactorily. Can be done.
[0068]
Further, in the present embodiment, since the first support portion 2 and the second support portion 3 are configured to sandwich the food 1 from above and below, a good peeling operation can be performed without dropping the persimmon 1 further. You can do it.
[0069]
Further, in this embodiment, since the peeling blade 4 provided in the hand-held peeling device 7 is employed, a good peeling can be performed by making the best use of human dexterous hands. As compared with the case where the blade 4 is automated, the manufacturing cost of the entire removal machine can be drastically reduced, and excellent mass productivity can be achieved.
[0070]
Next, a second embodiment will be described.
[0071]
In the second embodiment, in addition to the first embodiment, as shown in FIGS. 5 and 6, after removing the skin 1b of the persimmon 1 with the peeling blade 4, the persimmon 1 supported by the first support 2 is removed. A food separation mechanism for forcibly separating the food from the first support 2 is provided.
[0072]
Specifically, the food separating mechanism includes a pressing portion 31 that contacts the persimmon 1 and presses down the persimmon 1, and an operating portion 35 that operates the pressing portion 31.
[0073]
The pressing portion 31 is configured by projecting a base member 32 provided on the body 5 and a swing arm 33 pivotally attached to the base member 32. One end of the swing arm 33 is connected to the swing arm 33. The other end is continuously urged upward by a ridge 34 connected to the body 5.
[0074]
A hook-shaped food contact portion 33a is provided at the tip of the swing arm 33 near the first support portion 2 so as to avoid the support 9 (needle member 10). The persimmon 1 is configured to contact the persimmon 1 supported by the first support portion 2 by sliding the lower portion 33 downward and to push the persimmon 1 downward to separate the persimmon 1 from the first support portion 2.
[0075]
The sliding arm 33 has a locking portion 33b protruding from a predetermined position on a side of the sliding arm 33 with which an operating arm 36 of an operating portion 35 described later contacts.
[0076]
The operating portion 35 is configured by pivotally connecting an operating arm 36 to a side portion of the annular body 18 related to the above-described second support portion 3, and the operating arm 36 is vertically moved as the annular body 18 moves up and down. It is configured to be movable.
[0077]
The operation arm 36 is provided with a hook-like portion 36a for locking to the locking portion 33b at an upper end portion, and a protruding portion 36b on a side portion, and a distal end portion of the protruding portion 36b. Is provided with a roller body 38, which is configured to be guided by a guide body 39 provided on the machine body 5 when the operation arm 36 moves up and down.
[0078]
A guide surface for guiding the roller body 38 at a side portion of the guide body 39 is formed as a cam surface having a step portion 39a formed thereon.
[0079]
The operating arm 36 is provided with a ridge 37, and the lower end of the ridge 37 is connected to the annular body 18, so that the operating arm 36 always comes into contact with the locking portion 33b of the sliding arm 33 in a pressed state. Have been.
[0080]
The operation of the food separating mechanism having the above configuration will be described. The remaining operation is the same as in the first embodiment.
[0081]
After the skin 1b of the persimmon 1 is removed by the peeling blade 4, the operating arm 36 is lowered by lowering the annular body 18 at this time, and at this time, the hook-shaped portion 36a of the operating arm 36 is locked by the locking portion 33b of the sliding arm 33. The persimmon 1 supported by the first support 2 is pressed downward and separated from the first support 2 (needle member 10).
[0082]
Thereafter, when the operation arm 36 is further lowered, the operation arm 36 is slid clockwise in FIG. 5 by the cam surface having the step portion 39a, and the engagement of the hook-shaped portion 36a with the engagement portion 33b of the slidable arm 33 is released. Then, the swing arm 33 swings upward by the urging force of the spring 34 and returns to its original position (see FIG. 6), and the operating arm 36 remains swinging forward until the annular body 18 rises next time. .
[0083]
Therefore, the second embodiment has the following effects.
[0084]
That is, after the skin 1b of the persimmon 1 is removed, when the second support portion 3 is lowered, the persimmon 1 pierced by the first support portion 2 is pulled out by its own weight and placed on the second support portion 3. There is no problem if the persimmon 1 does not come off from the first support portion 2, but if the food permeation mechanism does not exist, the persimmon 1 stuck in the first support portion 2 must be removed by hand. If the persimmon 1 is removed by hand, the perfume of the persimmon 1 will stick to the hand and the hand holding the persimmon 1 to be processed next will slip, reducing the work efficiency. There is a problem that the product value of persimmon 1 is lowered when it is dented, but in this regard, the second embodiment is provided with a food separation mechanism, so that the second support portion 3 is lowered and the first Since the persimmon 1 can be separated from the support portion 2 and the persimmon 1 can be supported by the second support portion 3, the above-described problem does not occur.
[0085]
It should be noted that the present invention is not limited to the present embodiment, and a specific configuration of each component can be appropriately designed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a first embodiment.
FIG. 2 is a side sectional view illustrating a first embodiment.
FIG. 3 is a schematic operation explanatory view of a main part according to the first embodiment.
FIG. 4 is an explanatory view of a use state of the first embodiment.
FIG. 5 is a perspective view showing a main part according to a second embodiment.
FIG. 6 is a schematic operation explanatory view of a main part according to a second embodiment.
[Explanation of symbols]
S gap 1 food 1A proximal end 1B distal end 1a cutout 1b skin 2 first support 3 second support 4 peeling blade 6 removing blade 8 rotation assisting body 10 needle member 18 annular body 18b notch

Claims (13)

果物や野菜等の食物の基端部分と先端部分とを支持して該食物を回動状態で挟持する第一支持部及び第二支持部を有し、少なくとも第一支持部及び第二支持部のいずれか一方は該食物の表皮を剥く皮剥き刃が該表皮に当接することを許容する間隙を有する構成であることを特徴とする食物処理機。It has a first support portion and a second support portion that support the base end portion and the distal end portion of food such as fruits and vegetables and hold the food in a rotating state, and at least the first support portion and the second support portion. Any one of the above, wherein the food processing machine has a gap that allows a peeling blade for peeling the skin of the food to come into contact with the skin. 請求項1記載の食物処理機において、前記間隙を有する構成として、所定箇所に切欠部を有する環状体が採用されていることを特徴とする食物処理機。2. The food processing machine according to claim 1, wherein an annular body having a notch at a predetermined position is adopted as the configuration having the gap. 請求項2記載の食物処理機において、食物の先端部分を支持する第二支持部が所定箇所に切欠部を有する環状体であることを特徴とする食物処理機。3. The food processing machine according to claim 2, wherein the second supporting portion for supporting the tip portion of the food is an annular body having a cutout at a predetermined position. 請求項1〜3いずれか1項に記載の食物処理機において、前記第一支持部及び第二支持部で支持されて回動する食物のへた部を除去する除去刃が設けられていることを特徴とする食物処理機。The food processing machine according to any one of claims 1 to 3, further comprising a removal blade configured to remove a rotating food head supported by the first support portion and the second support portion. A food processing machine characterized by the following. 請求項4記載の食物処理機において、食物の基端部分を支持する第一支持部に前記除去刃が設けられていることを特徴とする食物処理機。5. The food processing machine according to claim 4, wherein the removal blade is provided on a first supporting portion that supports a base end portion of the food. 請求項1〜5いずれか1項に記載の食物処理機において、前記第一支持部は食物に針部材を刺して支持し得るように構成されていることを特徴とする食物処理機。The food processing machine according to any one of claims 1 to 5, wherein the first support portion is configured to be able to support the food by piercing a needle member. 請求項1〜6いずれか1項に記載の食物処理機において、前記第一支持部で支持される食物を該第一支持部から分離させる食物分離機構を設けたことを特徴とする食物処理機。The food processing machine according to any one of claims 1 to 6, further comprising a food separation mechanism for separating the food supported by the first support from the first support. . 請求項7記載の食物処理機において、前記食物分離機構は、第一支持部で支持された食物を押圧力により該第一支持部から分離させる構成であることを特徴とする食物処理機。8. The food processing machine according to claim 7, wherein the food separating mechanism is configured to separate the food supported by the first support from the first support by a pressing force. 請求項1〜8いずれか1項に記載の食物処理機において、前記第一支持部は回動可能に設けられていることを特徴とする食物処理機。The food processing machine according to any one of claims 1 to 8, wherein the first support is rotatably provided. 請求項9記載の食物処理機において、食物の先端部分に当接して該食物の第一支持部による回動を助力する回動助力体が設けられていることを特徴とする食物処理機。10. The food processing machine according to claim 9, further comprising: a rotation assisting body that is in contact with a tip portion of the food and assists the rotation of the food by the first support portion. 請求項10記載の食物処理機において、前記食物のへた部を除去する際、第一支持部及び回動助力体の双方で該食物が回動するように構成されていることを特徴とする食物処理機。The food processing machine according to claim 10, wherein the food is rotated by both the first support portion and the rotation assisting body when removing the curled portion of the food. Food processing machine. 請求項10,11いずれか1項に記載の食物処理機において、前記回動助力体は、食物のへた部を除去する際には該食物の先端部分に当接し、へた部の除去後には該食物の先端部分から離反するように構成されていることを特徴とする食物処理機。The food processing machine according to any one of claims 10 and 11, wherein the rotation assisting body comes into contact with a tip portion of the food when removing the curled portion, and after removing the curled portion. A food processing machine characterized in that it is configured to be separated from a tip portion of the food. 請求項1〜12いずれか1項に記載の食物処理機において、前記第一支持部及び第二支持部は食物を上下方向から挟持するように構成されていることを特徴とする食物処理機。The food processor according to any one of claims 1 to 12, wherein the first support portion and the second support portion are configured to sandwich food from above and below.
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