JP2004173560A - 尻栓 - Google Patents
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Abstract
【課題】竿体等の固着を容易に解除できるとともに、操作性にも優れる尻栓を提供する。
【解決手段】この尻栓は、竿体Rの竿元側端部に螺合するネジ部を一端側に有する金属製の本体部2と、ネジ部の他端側に脱着自在に装着されるゴムカバー3とを有する。本体部2の他端側の外周面には、一周方向にわたって形成される周方向凹溝2bと、周方向に離間しつつ他端側端部から周方向凹溝2bに至るように軸方向に延びる複数の軸方向凹溝2cとが形成されている。ゴムカバー3は一方向に開口する蓋付き円筒型部材であり、その内周面の開口周縁には、軸方向凹溝2cに合致するように周方向に離間して複数箇所に形成され、且つ、周方向凹溝内2bを周方向にスライド移動可能に内方向に突出する複数の係止突起が設けられている。
【選択図】 図2
【解決手段】この尻栓は、竿体Rの竿元側端部に螺合するネジ部を一端側に有する金属製の本体部2と、ネジ部の他端側に脱着自在に装着されるゴムカバー3とを有する。本体部2の他端側の外周面には、一周方向にわたって形成される周方向凹溝2bと、周方向に離間しつつ他端側端部から周方向凹溝2bに至るように軸方向に延びる複数の軸方向凹溝2cとが形成されている。ゴムカバー3は一方向に開口する蓋付き円筒型部材であり、その内周面の開口周縁には、軸方向凹溝2cに合致するように周方向に離間して複数箇所に形成され、且つ、周方向凹溝内2bを周方向にスライド移動可能に内方向に突出する複数の係止突起が設けられている。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、釣竿を構成する竿体の竿元側端部に装着される「尻栓」と呼ばれる栓部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の竿体を振出形式等で連結して構成されている釣竿にあっては、最も竿元側に位置する元竿の竿元側端部に尻栓が脱着自在に装着されている。また、複数の筒状体を連結してなる玉網の柄においても、もっとも竿元側に位置する筒状体には、釣竿の場合と同様に尻栓が脱着自在に装着されている。例えば、振出形式に連結した竿体を分解する際に、元竿の尻栓を取り外し、順次穂先側に位置する竿体を元竿の竿元側端部より取り外すことになる。
【0003】
このような尻栓にあっては、竿体内部に浸入した水を排除するための水抜き孔を形成したものや(例えば、特許文献1参照)、元竿内に収納される他の竿体が尻栓に当たって破損しないように弾性部材を組み合わせたもの(例えば、特許文献2参照)等、様々なタイプのものが提供されている。また、尻栓は釣竿の最も竿元側に位置することになるので、障害物との接触の機会も多い。このため、衝撃吸収乃至破損防止の趣旨で、弾性ゴムを尻栓本体の竿元側端部に配置したものなどもある。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−235139号公報(図1など)
【0005】
【特許文献2】
特開2000−60369号公報(図3など)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、振出形式の釣竿や玉網の柄にあっては、竿体若しくは筒状体同士を連結固定して一本の釣竿若しくは玉網の柄として用いているうちに、竿体若しくは筒状体同士が強固に連結されてしまい、いわゆる「固着」という現象が生じることもある。このような場合、一般に、釣人は元竿等の竿元側端部を他部材に強く叩き付ける等して、固着を解除している。
【0007】
上述のように、破損防止の趣旨からは尻栓の本体の竿元側端部に弾性ゴム等を配置するのが好ましい。しかし、竿体の固着解除の際にはこのような弾性ゴムが逆に衝撃を吸収してしまい邪魔ともなる。そこで、破損防止の弾性ゴム等を尻栓の本体に対して脱着式として、固着解除時にあってはこの弾性ゴムなどを取り外すことが考えられる。
【0008】
しかし、魚釣りの最中で手が濡れているような状態では弾性ゴムの脱着は必ずしも容易ではなく煩雑である。また、竿体のもっとも竿元側に位置する尻栓にあっては、不用意に弾性ゴムが尻栓本体からはずれてしまうと、弾性ゴムを紛失してしまい易い。
本発明の課題は、竿体等の固着を容易に解除できるとともに、操作性にも優れる尻栓を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
発明1の尻栓は、釣竿を構成する竿体若しくは玉網の柄を構成する筒状体の竿元側端部に脱着自在に装着される尻栓である。この尻栓は、竿体等の竿元側端部に螺合するネジ部を一端側に有する金属製の本体部と、ネジ部の他端側に脱着自在に装着されるゴムカバーとを備える。本体部の他端側の外周面には、一周方向にわたって形成される周方向凹溝と、周方向に離間しつつ他端側端部から周方向凹溝に至るように軸方向に延びる複数の軸方向凹溝とが形成されている。一方、ゴムカバーは一方向に開口する蓋付き円筒型部材であり、その内周面の開口周縁には、軸方向凹溝に合致するように周方向に離間して複数箇所に形成され、且つ、周方向凹溝内を周方向にスライド移動可能に内方向に突出する複数の係止突起が設けられている。
【0010】
この尻栓では、以下のようにして、ゴムカバーを金属製の本体部に脱着する。
ゴムカバーを本体部に装着する際には、ゴムカバーの開口の係止突起を軸方向凹溝に合致させて開口から本体部を覆う。係止突起が周方向凹溝に至ると、ゴムカバーと本体部とを相対的に週方向に回転させて、係止突起を周方向凹溝にひっかける。ゴムカバーを本体部から取り外す際にはこの逆の手順を践む。
【0011】
このようにして、ユーザはゴムカバーを本体部から容易に脱着可能である。そして、通常の使用状態ではゴムカバーを本体部に装着しておくことで、尻栓の不要な損傷を防止する。一方、竿体同士などが固着した場合には、ゴムカバーを金属製の本体部より取り外して、金属製の本体部を直接他の部材に叩き付ける等して、その固着を解除する。
【0012】
発明2の尻栓は、釣竿を構成する竿体若しくは玉網の柄を構成する筒状体の竿元側端部に脱着自在に装着される尻栓である。この尻栓は、竿体等の竿元側端部に螺合するネジ部を一端側に有する金属製の本体部と、ネジ部の他端側に脱着自在に装着されるゴムカバーとを備えている。本体部は他端側端面に開口する中空部を有し、この中空部の開口周縁には間隔を隔てて形成される歯欠け部分を有しつつ内方向に突出する内方向フランジが形成されている。一方、ゴムカバーは開口より中空部に挿入される挿入部と挿入部の他端側に連続する拡径部とを有し、挿入部の一端側端部の外周面には、内方向フランジの歯欠け部分に合致するように周方向に離間して複数箇所に形成された外方向に突出する係止突起が設けられている。
【0013】
この尻栓では、以下のようにして、ゴムカバーを金属製の本体部に脱着する。
ゴムカバーを本体部に装着する際には、ゴムカバーの係止突起を本体部の開口の内方向フランジの歯欠け部分に合致させて、ゴムカバーの挿入部を本体部の中空部に挿入する。挿入部の本体部への挿入後にゴムカバーと本体部とを相対的に周方向に回転させて、係止突起を内方向フランジにひっかける。ゴムカバーを本体部から取り外す際にはこの逆の手順を践む。
【0014】
このようにして、ユーザはゴムカバーを本体部から容易に脱着可能である。そして、通常の使用状態ではゴムカバーを本体部に装着しておくことで、尻栓の不要な損傷を防止する。一方、竿体同士などが固着した場合には、ゴムカバーを金属製の本体部より取り外して、金属製の本体部を直接他の部材に叩き付ける等して、その固着を解除する。
【0015】
発明3の尻栓は、発明2の尻栓であって、本体部はネジ部の他端側に隣接する外周面に外方向に突出する外方向フランジが形成されており、外方向フランジの外周面には滑り止め用溝が周方向に間隔を隔てて複数形成されている。
この尻栓では、外方向フランジをつまんで本体部を周方向に回転させて、本体部のネジ部を竿体等に脱着する。外方向フランジの外周面の滑り止め溝により、本体部の回転操作は容易化される。
【0016】
発明4の尻栓は、発明3の尻栓であって、本体部の外方向フランジと内方向フランジとの軸方向位置が本体部の竿元側端縁で一致しており、外方向フランジの外径は尻栓などの外径と一致している。
この尻栓では、ゴムカバーを本体部から取り外して本体部の竿元側を他部材に叩き付ける際において、外方向フランジと内方向フランジとが本体部の竿元側端部に並んで平面を形成しており、この面を他の部材に叩き付け易い。また、外方向フランジは竿体等の竿元側端部を完全にカバーしており、この本体部の叩き付けの際に竿体等を直接傷つけてしまうこともない。
【0017】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1及び図2に示すように、本発明の第1実施形態を採用した尻栓1は、釣竿の最も竿元側に位置する元竿Rの竿元側端部に脱着自在に装着されている。具体的には、元竿Rの竿元側端部内周面に直接形成されたナット部分若しくは別途装着されたナット部材に、尻栓1が螺合している。
【0018】
この尻栓1は、本体部2とゴムカバー3とから構成されている。
本体部2は、ステンレス・スチール・チタン,その他の金属素材から構成される円筒型の部材である。穂先側(竿体R側)は一段小径化してその外周面にネジ溝が形成されており、これが竿体Rの竿元側端部に螺合するネジ部2aである。
ネジ部2aの先端側端面には当該端面と同径ないし小径の弾性体を装着してもよい。元竿Rの穂先側に振出形式に連結される竿体を収納時に保護する趣旨である。
【0019】
本体部2のネジ部2aの竿元側は、ネジ部2aに比較して大径であり竿体Rの外径に合致している。その周面の穂先側(ネジ部2a側)には、一周方向にわたって形成される周方向凹溝2bと、周方向に離間しつつ竿元側端部から周方向凹溝2aに至るように軸方向に延びる複数の軸方向凹溝2cとが形成されている。
この軸方向凹溝2cは、例えば4カ所程度にもうけられる。各軸方向凹溝2cは周方向に均等に離間しているのが好ましく、本体部に4カ所形成する場合は、相互に90度離間するように形成する。この周方向凹溝2bおよび軸方向凹溝2cの溝幅は1〜3mm程度,溝深さも同程度に設定する。本体部2を金属素材から形成した後にその周面を削ってこれらの溝を形成することができる。
【0020】
ゴムカバー3は、一面に蓋付きで他面が開口している蓋付き円筒型のゴム部材である。ウレタンゴム,NBRゴム等のゴム素材から形成され、そのゴム硬度はHs55〜70程度が好ましい。本体部2の竿元側からその周面を覆うようにして脱着自在に装着される。即ち、その内径が本体部2におよそ合致するようにゴムカバー3は設定されている。その内周面の開口周縁には複数の係止突起3aが内方向に突出している(図3参照)。この係止突起3aは本体部2の軸方向凹溝2cに合致するように周方向に離間して複数箇所に形成される。例えば、この実施形態では係止時3aは4カ所、周方向に90度離間して形成される。また、係止突起3の大きさは軸方向凹溝2cおよび周方向凹溝2b内をスライド移動できるような大きさに設定される。
【0021】
この尻栓1は、元竿Rの竿元側端部に装着されて使用されている最中に、以下のようにして、ゴムカバー3が本体部2に装着され若しくは取り外される。
ゴムカバー3を本体部2に装着する際には、ゴムカバー3の穂先側の開口の係止突起3aを軸方向凹溝2cに合致させて開口から本体部2を覆う。即ち、係止突起3aを軸方向凹溝2c内において軸方向に滑らせながら、ゴムカバー3を本体部2に取り付ける。そして、係止突起3aが周方向凹溝2bに至ると、ゴムカバー3と本体部2とを相対的に週方向に回転させて、係止突起3aを軸方向凹溝2cと周方向において変位させ、係止突起3aを周方向凹溝2bにひっかける。
ゴムカバー3を本体部2から取り外す際にはこの逆の手順を践む。
【0022】
このようにして、ユーザはゴムカバー3を本体部2から容易に脱着可能である。そして、通常の使用状態ではゴムカバー3を本体部2に装着しておくことで、尻栓の不要な損傷を防止する。この際、ゴムカバー3が不当に本体部2からはずれてしまうようなことも少ない。一方、竿体同士などが固着した場合には、ゴムカバー3を金属製の本体部2より取り外して、金属製の本体部2を直接他の部材に叩き付ける等して、その固着を解除する。
【0023】
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図3に示すように、この尻栓11も、第1実施形態と同様に、釣竿の最も竿元側に位置する元竿Rの竿元側端部に脱着自在に装着されている。例えば、元竿Rの竿元側端部内周面に直接ネジ溝を形成してナット部としており、このナット部に尻栓11が螺合している。
【0024】
この尻栓11も、本体部12とゴムカバー13とから構成されている。
本体部12は、ステンレス・スチール・チタン,その他の金属素材から構成される円筒型の部材である。本体部12の外周面にはネジ溝12aが形成されており、ここが上述の元竿Rのナット部に螺合する。本体部12は穂先側(竿体R側)の端面が閉塞され竿元側に開口する筒状体であって、換言すれば、他端側端面に開口する中空部を有している。また、穂先側の端面の中心には軸方向への貫通孔が形成されている。
【0025】
本体部12の竿元側の端部の外周側には周方向全体にわたって外方向に突出する外方向フランジ12bが設けられている。一方、竿元側の端部の内周側には周方向全体にわたって内方向に突出する内方向フランジ12cが設けられている。
これらは本体部12に一体的に形成され、外方向フランジ12bと内方向フランジ12cとが本体部12の竿元側の端面を形成している。
【0026】
この外方向フランジ12bの外径は元竿Rの竿元側端部の外径に合致するように設定されている。その外周面には周方向に間隔を隔てて軸方向に伸びる複数の凹溝が形成される。外方向フランジを摘む際の滑り止めのためである。一方、内方向フランジ12cには周方向に間隔を隔てて歯欠け部分が形成される。その数は任意であるが、例えば、この実施形態では歯欠け部分は周方向に90度変位して4カ所に形成している。
【0027】
なお、この本体部12の穂先側の端面には、図3に示すように、円盤状に加工されたゴム板15を装着してもよい。元竿Rの穂先側に位置する竿体を元竿R内に収納した際の緩衝材となる。
ゴムカバー13も所定のゴム素材から構成され、小径で上述の開口から中空部内に挿入される挿入部13aと挿入部13aの竿元側に連続して形成される拡径部13bとを有する。挿入部13aの先端の外周面には、上述の内方向フランジ12cの歯欠け部分に合致するように周方向に離間して複数箇所に係止突起が形成される。この実施形態では、係止突起は周方向に90度離れて歯欠け部分を挿通可能なように外方向に突出して4カ所に設けられる。挿入部13aの内部は穂先側に開口する中空になっており軽量化が図られているが、ゴムカバーの竿元側の端面(拡径部13b側)は閉塞されている。なお、この竿元側の端面の径方向中央には軸方向に孔が貫通しており、空気孔となっている。なお、拡径部13bの外径は本体部12の外方向フランジ12bの外径に合致させておくのがよい。
【0028】
この尻栓11は、元竿Rの竿元側端部に装着されて使用されている最中に、以下のようにして、ゴムカバー13が本体部12に装着され若しくは取り外される。
ゴムカバー13を本体部12に装着する際には、ゴムカバー13の係止突起を本体部12の開口側の内方向フランジ12cの歯欠け部分に合致させて、ゴムカバー13の挿入部13aを本体部12の中空部に挿入する。挿入部13aの本体部12への挿入後にゴムカバー13と本体部12とを相対的に周方向に回転させて、係止突起を内方向フランジ12cにひっかける。ゴムカバー13を本体部12から取り外す際にはこの逆の手順を践む。
【0029】
このようにして、ユーザはゴムカバー13を本体部12から容易に脱着可能である。そして、通常の使用状態ではゴムカバー13を本体部12に装着しておくことで、尻栓の不要な損傷を防止する。不要にゴムカバー13が本体部12からはずれてしまうことない。一方、竿体同士などが固着した場合には、ゴムカバー13を金属製の本体部12より取り外して、金属製の本体部12を直接他の部材に叩き付ける等して、その固着を解除する。この際、外方向フランジ12bと内方向フランジ12cとが本体部12の竿元側端部に並んで平面を形成しており、この面を他の部材に叩き付け易い。また、外方向フランジ12bは元竿Rの竿元側端部を完全にカバーしており、この本体部の叩き付けの際に竿体等を直接傷つけてしまうこともない。
【0030】
[他の実施形態]
上記各実施形態では、釣竿において尻栓を説明しているが、玉網の柄を構成する筒状体の中でもっとも手元側に位置する筒状体に装着する尻栓にも適用可能である。特に、振出形式で複数の筒状体が連結されており、魚を釣り上げた際に勢いよく先端側(網側)に差し出される玉網の柄の筒状体では、筒状体相互の固着が生じやすい。このため、容易に脱着可能にゴムカバーを尻栓に装着しておくことで、ゴムカバーを取り外し、筒状体同士の固着解除に用い得るこの尻栓は有用である。
【0031】
【発明の効果】
本発明に係る尻栓によれば、簡易な操作により、竿体や玉網の柄の筒状体同士の固着を容易に解除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を採用した尻栓1を示した図。
【図2】図1の尻栓1のゴムカバー3の断面図。
【図3】本発明の第2実施形態を採用した尻栓11を元竿Rに装着した図。
【図4】図3の尻栓11の本体部12の参考図。
【図5】図3の尻栓12のゴムカバー13の参考図。
【符号の説明】
1,11 尻栓
2,12 本体部
3,13 ゴムカバー
R 元竿
【発明の属する技術分野】
本発明は、釣竿を構成する竿体の竿元側端部に装着される「尻栓」と呼ばれる栓部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の竿体を振出形式等で連結して構成されている釣竿にあっては、最も竿元側に位置する元竿の竿元側端部に尻栓が脱着自在に装着されている。また、複数の筒状体を連結してなる玉網の柄においても、もっとも竿元側に位置する筒状体には、釣竿の場合と同様に尻栓が脱着自在に装着されている。例えば、振出形式に連結した竿体を分解する際に、元竿の尻栓を取り外し、順次穂先側に位置する竿体を元竿の竿元側端部より取り外すことになる。
【0003】
このような尻栓にあっては、竿体内部に浸入した水を排除するための水抜き孔を形成したものや(例えば、特許文献1参照)、元竿内に収納される他の竿体が尻栓に当たって破損しないように弾性部材を組み合わせたもの(例えば、特許文献2参照)等、様々なタイプのものが提供されている。また、尻栓は釣竿の最も竿元側に位置することになるので、障害物との接触の機会も多い。このため、衝撃吸収乃至破損防止の趣旨で、弾性ゴムを尻栓本体の竿元側端部に配置したものなどもある。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−235139号公報(図1など)
【0005】
【特許文献2】
特開2000−60369号公報(図3など)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、振出形式の釣竿や玉網の柄にあっては、竿体若しくは筒状体同士を連結固定して一本の釣竿若しくは玉網の柄として用いているうちに、竿体若しくは筒状体同士が強固に連結されてしまい、いわゆる「固着」という現象が生じることもある。このような場合、一般に、釣人は元竿等の竿元側端部を他部材に強く叩き付ける等して、固着を解除している。
【0007】
上述のように、破損防止の趣旨からは尻栓の本体の竿元側端部に弾性ゴム等を配置するのが好ましい。しかし、竿体の固着解除の際にはこのような弾性ゴムが逆に衝撃を吸収してしまい邪魔ともなる。そこで、破損防止の弾性ゴム等を尻栓の本体に対して脱着式として、固着解除時にあってはこの弾性ゴムなどを取り外すことが考えられる。
【0008】
しかし、魚釣りの最中で手が濡れているような状態では弾性ゴムの脱着は必ずしも容易ではなく煩雑である。また、竿体のもっとも竿元側に位置する尻栓にあっては、不用意に弾性ゴムが尻栓本体からはずれてしまうと、弾性ゴムを紛失してしまい易い。
本発明の課題は、竿体等の固着を容易に解除できるとともに、操作性にも優れる尻栓を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
発明1の尻栓は、釣竿を構成する竿体若しくは玉網の柄を構成する筒状体の竿元側端部に脱着自在に装着される尻栓である。この尻栓は、竿体等の竿元側端部に螺合するネジ部を一端側に有する金属製の本体部と、ネジ部の他端側に脱着自在に装着されるゴムカバーとを備える。本体部の他端側の外周面には、一周方向にわたって形成される周方向凹溝と、周方向に離間しつつ他端側端部から周方向凹溝に至るように軸方向に延びる複数の軸方向凹溝とが形成されている。一方、ゴムカバーは一方向に開口する蓋付き円筒型部材であり、その内周面の開口周縁には、軸方向凹溝に合致するように周方向に離間して複数箇所に形成され、且つ、周方向凹溝内を周方向にスライド移動可能に内方向に突出する複数の係止突起が設けられている。
【0010】
この尻栓では、以下のようにして、ゴムカバーを金属製の本体部に脱着する。
ゴムカバーを本体部に装着する際には、ゴムカバーの開口の係止突起を軸方向凹溝に合致させて開口から本体部を覆う。係止突起が周方向凹溝に至ると、ゴムカバーと本体部とを相対的に週方向に回転させて、係止突起を周方向凹溝にひっかける。ゴムカバーを本体部から取り外す際にはこの逆の手順を践む。
【0011】
このようにして、ユーザはゴムカバーを本体部から容易に脱着可能である。そして、通常の使用状態ではゴムカバーを本体部に装着しておくことで、尻栓の不要な損傷を防止する。一方、竿体同士などが固着した場合には、ゴムカバーを金属製の本体部より取り外して、金属製の本体部を直接他の部材に叩き付ける等して、その固着を解除する。
【0012】
発明2の尻栓は、釣竿を構成する竿体若しくは玉網の柄を構成する筒状体の竿元側端部に脱着自在に装着される尻栓である。この尻栓は、竿体等の竿元側端部に螺合するネジ部を一端側に有する金属製の本体部と、ネジ部の他端側に脱着自在に装着されるゴムカバーとを備えている。本体部は他端側端面に開口する中空部を有し、この中空部の開口周縁には間隔を隔てて形成される歯欠け部分を有しつつ内方向に突出する内方向フランジが形成されている。一方、ゴムカバーは開口より中空部に挿入される挿入部と挿入部の他端側に連続する拡径部とを有し、挿入部の一端側端部の外周面には、内方向フランジの歯欠け部分に合致するように周方向に離間して複数箇所に形成された外方向に突出する係止突起が設けられている。
【0013】
この尻栓では、以下のようにして、ゴムカバーを金属製の本体部に脱着する。
ゴムカバーを本体部に装着する際には、ゴムカバーの係止突起を本体部の開口の内方向フランジの歯欠け部分に合致させて、ゴムカバーの挿入部を本体部の中空部に挿入する。挿入部の本体部への挿入後にゴムカバーと本体部とを相対的に周方向に回転させて、係止突起を内方向フランジにひっかける。ゴムカバーを本体部から取り外す際にはこの逆の手順を践む。
【0014】
このようにして、ユーザはゴムカバーを本体部から容易に脱着可能である。そして、通常の使用状態ではゴムカバーを本体部に装着しておくことで、尻栓の不要な損傷を防止する。一方、竿体同士などが固着した場合には、ゴムカバーを金属製の本体部より取り外して、金属製の本体部を直接他の部材に叩き付ける等して、その固着を解除する。
【0015】
発明3の尻栓は、発明2の尻栓であって、本体部はネジ部の他端側に隣接する外周面に外方向に突出する外方向フランジが形成されており、外方向フランジの外周面には滑り止め用溝が周方向に間隔を隔てて複数形成されている。
この尻栓では、外方向フランジをつまんで本体部を周方向に回転させて、本体部のネジ部を竿体等に脱着する。外方向フランジの外周面の滑り止め溝により、本体部の回転操作は容易化される。
【0016】
発明4の尻栓は、発明3の尻栓であって、本体部の外方向フランジと内方向フランジとの軸方向位置が本体部の竿元側端縁で一致しており、外方向フランジの外径は尻栓などの外径と一致している。
この尻栓では、ゴムカバーを本体部から取り外して本体部の竿元側を他部材に叩き付ける際において、外方向フランジと内方向フランジとが本体部の竿元側端部に並んで平面を形成しており、この面を他の部材に叩き付け易い。また、外方向フランジは竿体等の竿元側端部を完全にカバーしており、この本体部の叩き付けの際に竿体等を直接傷つけてしまうこともない。
【0017】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1及び図2に示すように、本発明の第1実施形態を採用した尻栓1は、釣竿の最も竿元側に位置する元竿Rの竿元側端部に脱着自在に装着されている。具体的には、元竿Rの竿元側端部内周面に直接形成されたナット部分若しくは別途装着されたナット部材に、尻栓1が螺合している。
【0018】
この尻栓1は、本体部2とゴムカバー3とから構成されている。
本体部2は、ステンレス・スチール・チタン,その他の金属素材から構成される円筒型の部材である。穂先側(竿体R側)は一段小径化してその外周面にネジ溝が形成されており、これが竿体Rの竿元側端部に螺合するネジ部2aである。
ネジ部2aの先端側端面には当該端面と同径ないし小径の弾性体を装着してもよい。元竿Rの穂先側に振出形式に連結される竿体を収納時に保護する趣旨である。
【0019】
本体部2のネジ部2aの竿元側は、ネジ部2aに比較して大径であり竿体Rの外径に合致している。その周面の穂先側(ネジ部2a側)には、一周方向にわたって形成される周方向凹溝2bと、周方向に離間しつつ竿元側端部から周方向凹溝2aに至るように軸方向に延びる複数の軸方向凹溝2cとが形成されている。
この軸方向凹溝2cは、例えば4カ所程度にもうけられる。各軸方向凹溝2cは周方向に均等に離間しているのが好ましく、本体部に4カ所形成する場合は、相互に90度離間するように形成する。この周方向凹溝2bおよび軸方向凹溝2cの溝幅は1〜3mm程度,溝深さも同程度に設定する。本体部2を金属素材から形成した後にその周面を削ってこれらの溝を形成することができる。
【0020】
ゴムカバー3は、一面に蓋付きで他面が開口している蓋付き円筒型のゴム部材である。ウレタンゴム,NBRゴム等のゴム素材から形成され、そのゴム硬度はHs55〜70程度が好ましい。本体部2の竿元側からその周面を覆うようにして脱着自在に装着される。即ち、その内径が本体部2におよそ合致するようにゴムカバー3は設定されている。その内周面の開口周縁には複数の係止突起3aが内方向に突出している(図3参照)。この係止突起3aは本体部2の軸方向凹溝2cに合致するように周方向に離間して複数箇所に形成される。例えば、この実施形態では係止時3aは4カ所、周方向に90度離間して形成される。また、係止突起3の大きさは軸方向凹溝2cおよび周方向凹溝2b内をスライド移動できるような大きさに設定される。
【0021】
この尻栓1は、元竿Rの竿元側端部に装着されて使用されている最中に、以下のようにして、ゴムカバー3が本体部2に装着され若しくは取り外される。
ゴムカバー3を本体部2に装着する際には、ゴムカバー3の穂先側の開口の係止突起3aを軸方向凹溝2cに合致させて開口から本体部2を覆う。即ち、係止突起3aを軸方向凹溝2c内において軸方向に滑らせながら、ゴムカバー3を本体部2に取り付ける。そして、係止突起3aが周方向凹溝2bに至ると、ゴムカバー3と本体部2とを相対的に週方向に回転させて、係止突起3aを軸方向凹溝2cと周方向において変位させ、係止突起3aを周方向凹溝2bにひっかける。
ゴムカバー3を本体部2から取り外す際にはこの逆の手順を践む。
【0022】
このようにして、ユーザはゴムカバー3を本体部2から容易に脱着可能である。そして、通常の使用状態ではゴムカバー3を本体部2に装着しておくことで、尻栓の不要な損傷を防止する。この際、ゴムカバー3が不当に本体部2からはずれてしまうようなことも少ない。一方、竿体同士などが固着した場合には、ゴムカバー3を金属製の本体部2より取り外して、金属製の本体部2を直接他の部材に叩き付ける等して、その固着を解除する。
【0023】
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図3に示すように、この尻栓11も、第1実施形態と同様に、釣竿の最も竿元側に位置する元竿Rの竿元側端部に脱着自在に装着されている。例えば、元竿Rの竿元側端部内周面に直接ネジ溝を形成してナット部としており、このナット部に尻栓11が螺合している。
【0024】
この尻栓11も、本体部12とゴムカバー13とから構成されている。
本体部12は、ステンレス・スチール・チタン,その他の金属素材から構成される円筒型の部材である。本体部12の外周面にはネジ溝12aが形成されており、ここが上述の元竿Rのナット部に螺合する。本体部12は穂先側(竿体R側)の端面が閉塞され竿元側に開口する筒状体であって、換言すれば、他端側端面に開口する中空部を有している。また、穂先側の端面の中心には軸方向への貫通孔が形成されている。
【0025】
本体部12の竿元側の端部の外周側には周方向全体にわたって外方向に突出する外方向フランジ12bが設けられている。一方、竿元側の端部の内周側には周方向全体にわたって内方向に突出する内方向フランジ12cが設けられている。
これらは本体部12に一体的に形成され、外方向フランジ12bと内方向フランジ12cとが本体部12の竿元側の端面を形成している。
【0026】
この外方向フランジ12bの外径は元竿Rの竿元側端部の外径に合致するように設定されている。その外周面には周方向に間隔を隔てて軸方向に伸びる複数の凹溝が形成される。外方向フランジを摘む際の滑り止めのためである。一方、内方向フランジ12cには周方向に間隔を隔てて歯欠け部分が形成される。その数は任意であるが、例えば、この実施形態では歯欠け部分は周方向に90度変位して4カ所に形成している。
【0027】
なお、この本体部12の穂先側の端面には、図3に示すように、円盤状に加工されたゴム板15を装着してもよい。元竿Rの穂先側に位置する竿体を元竿R内に収納した際の緩衝材となる。
ゴムカバー13も所定のゴム素材から構成され、小径で上述の開口から中空部内に挿入される挿入部13aと挿入部13aの竿元側に連続して形成される拡径部13bとを有する。挿入部13aの先端の外周面には、上述の内方向フランジ12cの歯欠け部分に合致するように周方向に離間して複数箇所に係止突起が形成される。この実施形態では、係止突起は周方向に90度離れて歯欠け部分を挿通可能なように外方向に突出して4カ所に設けられる。挿入部13aの内部は穂先側に開口する中空になっており軽量化が図られているが、ゴムカバーの竿元側の端面(拡径部13b側)は閉塞されている。なお、この竿元側の端面の径方向中央には軸方向に孔が貫通しており、空気孔となっている。なお、拡径部13bの外径は本体部12の外方向フランジ12bの外径に合致させておくのがよい。
【0028】
この尻栓11は、元竿Rの竿元側端部に装着されて使用されている最中に、以下のようにして、ゴムカバー13が本体部12に装着され若しくは取り外される。
ゴムカバー13を本体部12に装着する際には、ゴムカバー13の係止突起を本体部12の開口側の内方向フランジ12cの歯欠け部分に合致させて、ゴムカバー13の挿入部13aを本体部12の中空部に挿入する。挿入部13aの本体部12への挿入後にゴムカバー13と本体部12とを相対的に周方向に回転させて、係止突起を内方向フランジ12cにひっかける。ゴムカバー13を本体部12から取り外す際にはこの逆の手順を践む。
【0029】
このようにして、ユーザはゴムカバー13を本体部12から容易に脱着可能である。そして、通常の使用状態ではゴムカバー13を本体部12に装着しておくことで、尻栓の不要な損傷を防止する。不要にゴムカバー13が本体部12からはずれてしまうことない。一方、竿体同士などが固着した場合には、ゴムカバー13を金属製の本体部12より取り外して、金属製の本体部12を直接他の部材に叩き付ける等して、その固着を解除する。この際、外方向フランジ12bと内方向フランジ12cとが本体部12の竿元側端部に並んで平面を形成しており、この面を他の部材に叩き付け易い。また、外方向フランジ12bは元竿Rの竿元側端部を完全にカバーしており、この本体部の叩き付けの際に竿体等を直接傷つけてしまうこともない。
【0030】
[他の実施形態]
上記各実施形態では、釣竿において尻栓を説明しているが、玉網の柄を構成する筒状体の中でもっとも手元側に位置する筒状体に装着する尻栓にも適用可能である。特に、振出形式で複数の筒状体が連結されており、魚を釣り上げた際に勢いよく先端側(網側)に差し出される玉網の柄の筒状体では、筒状体相互の固着が生じやすい。このため、容易に脱着可能にゴムカバーを尻栓に装着しておくことで、ゴムカバーを取り外し、筒状体同士の固着解除に用い得るこの尻栓は有用である。
【0031】
【発明の効果】
本発明に係る尻栓によれば、簡易な操作により、竿体や玉網の柄の筒状体同士の固着を容易に解除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を採用した尻栓1を示した図。
【図2】図1の尻栓1のゴムカバー3の断面図。
【図3】本発明の第2実施形態を採用した尻栓11を元竿Rに装着した図。
【図4】図3の尻栓11の本体部12の参考図。
【図5】図3の尻栓12のゴムカバー13の参考図。
【符号の説明】
1,11 尻栓
2,12 本体部
3,13 ゴムカバー
R 元竿
Claims (4)
- 釣竿を構成する竿体若しくは玉網の柄を構成する筒状体の竿元側端部に脱着自在に装着される尻栓であって、
前記竿体等の竿元側端部に螺合するネジ部を一端側に有する金属製の本体部と、
前記ネジ部の他端側に脱着自在に装着されるゴムカバーとを備え、
前記本体部の他端側の外周面には、一周方向にわたって形成される周方向凹溝と、周方向に離間しつつ他端側端部から前記周方向凹溝に至るように軸方向に延びる複数の軸方向凹溝とが形成されており、
前記ゴムカバーは一方向に開口する蓋付き円筒型部材であり、その内周面の開口周縁には、前記軸方向凹溝に合致するように周方向に離間して複数箇所に形成され、且つ、前記周方向凹溝内を周方向にスライド移動可能に内方向に突出する複数の係止突起が設けられている、尻栓。 - 釣竿を構成する竿体若しくは玉網の柄を構成する筒状体の竿元側端部に脱着自在に装着される尻栓であって、
前記竿体等の竿元側端部に螺合するネジ部を一端側に有する金属製の本体部と、
前記ネジ部の他端側に脱着自在に装着されるゴムカバーとを備え、
前記本体部は他端側端面に開口する中空部を有し、前記中空部の開口周縁には間隔を隔てて形成される歯欠け部分を有しつつ内方向に突出する内方向フランジが形成されており、
前記ゴムカバーは前記開口より中空部に挿入される挿入部と挿入部の他端側に連続する拡径部とを有し、前記挿入部の一端側端部の外周面には、前記内方向フランジの歯欠け部分に合致するように周方向に離間して複数箇所に形成された外方向に突出する係止突起が設けられている、尻栓。 - 前記本体部はネジ部の他端側に隣接する外周面に外方向に突出する外方向フランジが形成されており、前記外方向フランジの外周面には滑り止め用溝が周方向に間隔を隔てて複数形成されている、請求項2に記載の尻栓。
- 前記本体部の外方向フランジと内方向フランジとの軸方向位置が本体部の竿元側端縁で一致しており、
前記外方向フランジの外径は前記竿体若しくは玉網の柄を構成する筒状体の外径に一致している、請求項3に記載の尻栓。
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2002
- 2002-11-26 JP JP2002342516A patent/JP2004173560A/ja active Pending
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