JP2004173470A - 引込み線支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】引込み線の張力の増加を確実に吸収し得るとともに、元の状態に戻すための復旧作業を容易とすることができる引込み線支持装置を提供する。
【解決手段】建物に固定されつつ電線の引込み線を支持するための引込み線支持装置1において、円筒状に形成され、その一端から引込み線の一部と連結されたワイヤ6が挿通された支持装置本体2と、該支持装置本体2内に配設され、ワイヤ6の基端を係止するとともに、当該支持装置本体2内における長手方向に移動可能な摺動部材11と、該摺動部材11と支持装置本体2の一端との間に配設されたコイルスプリング7a〜7cと、摺動部材11を支持装置本体2内の所定位置に保持すべく所定の力で押圧する保持手段3とを備えたものである。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物に固定されつつ電線の引込み線を支持するための引込み線支持装置に関し、特に引込み線からの張力が増加した場合に、その張力を緩和させることができる引込み線支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電線の本線から引込み線を建物に引き込むためには、一般に、建物に固定されつつ当該引込み線を支持するための引込み線支持装置が広く用いられている。かかる一般的な引込み線支持装置は、建物の壁などにボルト等にて固定された金具等から成り、本線から延びる引込み線を支持するとともに、その先端を建物内に導き得るよう構成されている。
【0003】
その引込み線を支持する際には、本線から引込み線支持装置までの間に所定量の弛みを付与させておき、外気温の変化により引込み線の長さ寸法に変化があった場合や風等で引込み線が振れた場合に、引込み線支持装置に付与される張力が増加して引込み線が切れたり、引込み線支持装置が破損したりするのを抑制していた。然るに、比較的大きな地震や台風などの突風が吹いた際には、弛みによる張力増加の吸収ができないことが予想される。
【0004】
そこで従来より、引込み線に過度な張力の増加があった場合、その増加分を吸収することができる引込み線支持装置が提案されており、例えば特許文献1で開示されたものがある。かかる引込み線支持装置は、外からの張力が予め設定された最大許容張力の限度を超えたときに、その張力に抗することなく張力緩和機構を働かせて、その張力緩和機構の長さを所望量だけ長くして張力を緩和させ得るようにしている。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−107647号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の引込み線支持装置においては、張力の増加による引込み線の切断或いは装置の破損等は防止できるものの、その後の復帰が容易ではないという問題があった。即ち、張力緩和機構が働いた後に、装置を元の状態に戻す作業が必要であるが、上記従来のものにおいては、ラックに係止された回動部材等を具備しているため、復旧作業が困難となってしまうのである。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、引込み線の張力の増加を確実に吸収し得るとともに、元の状態に戻すための復旧作業を容易とすることができる引込み線支持装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、建物に固定されつつ電線の引込み線を支持するための引込み線支持装置において、円筒状に形成され、その一端から引込み線の一部と連結されたワイヤが挿通された支持装置本体と、該支持装置本体内に配設され、前記ワイヤの基端を係止するとともに、当該支持装置本体内における長手方向に移動可能な摺動部材と、該摺動部材と前記支持装置本体の一端との間に配設された弾性部材と、前記摺動部材を前記支持装置本体内の所定位置に保持すべく所定の力で押圧する保持手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
かかる構成によれば、引込み線の張力が増加して保持手段による摺動部材に対する押圧力を超えると、当該保持手段による保持が解除され、摺動部材が支持装置本体の一端に向かって移動するのであるが、その移動は、弾性部材の弾力に抗して行われ、摺動部材の移動速度が緩慢化される。これにより、引込み線の張力の増加を吸収することができるとともに、元の状態に戻すための復旧作業時には、摺動部材を保持手段まで移動させて所定位置での保持が施される。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の引込み線支持装置において、前記保持手段は、前記摺動部材に当接可能な当接部と、該当接部を前記摺動部材に対して押圧する方向に付勢する圧縮コイルスプリングと、該圧縮コイルスプリングの縮み量を任意に調整して前記当接部の摺動部材に対する押圧力を調整する調整手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の引込み線支持装置において、前記支持装置本体から延設されつつ先端が開口した筒状の第1収容部と、該第1収容部の先端側に螺合されて当該第1収容部の開口を覆うことが可能な第2収容部とが設けられ、これら第1収容部と第2収容部とが成す内部空間に前記圧縮コイルスプリングを収容するとともに、前記第2収容部の螺合位置を任意に調整することにより、当該圧縮コイルスプリングの縮み量が調整されることを特徴とする。
【0012】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の引込み線支持装置において、前記第2収容部の最適な螺合位置を作業者に表示するための目盛りが前記第1収容部の側面に設けられたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る引込み線支持装置は、図1に示すように、電線の本線から建物に向かって延設された引込み線Hを支持するものであり、引込み線支持装置1と電柱Bとの間に所定量の弛みを持たせつつ引込み線Hの先端が建物内に導入され得るようになっている。
【0014】
かかる引込み線支持装置1は、図2及び図3に示すように、円筒状に形成された支持装置本体2と、該支持装置本体2内に配設された摺動部材11と、弾性部材としてのコイルスプリング7a〜7cと、一対の保持手段3とから主に構成されている。尚、コイルスプリング7aの両端は、コイル座部8及び9に、コイルスプリング7bの両端は、コイル座部9及び10に、コイルスプリング7cの両端は、コイル座部10及び摺動部材11にそれぞれ当接されている。
【0015】
支持装置本体2は、その一端2aからワイヤ6が挿通されており、他端2b側に保持手段3が形成されたものである。また、支持装置本体2の外周面には、側方に切欠を有したカバー部材4が巻き付けられており、該カバー部材4の下端面が屈曲してフランジ部4aが形成されている。
【0016】
そして、支持装置本体2の下面とフランジ部4aの下端面とに亘ってフランジ板5が固着されており、それぞれを貫通して複数のネジ孔4aaが形成されている。このネジ孔4aaにネジを挿通させることにより、建物に引込み線支持装置1を固定することができる。尚、引込み線支持装置1の固定に際しては、このようなネジの固定に限定されない。
【0017】
ワイヤ6は、その先端6aが引込み線Hの一部と連結されるとともに、コイル座部8〜10及び摺動部材11のそれぞれの略中央に穿設された貫通孔に挿通されつつ摺動部材11の他端面側(図3中左端面側)にて基端6bが係止されている。即ち、ワイヤ6は、支持装置本体2の一端2a側から挿通され、コイルスプリング7a〜7cを介して摺動部材11に係止されているのである。
【0018】
摺動部材11は、支持装置本体2内における長手方向に移動可能なもので、引込み線Hの張力が増加してワイヤ6が一端2a側に引っ張られると、図3中a方向に移動して当該張力の増加を吸収し得るよう構成されている。即ち、引込み線Hの張力の増加分は、摺動部材11の変位による引込み線支持装置1と電柱B(図1参照)との間の寸法の増大にて吸収されるのである。
【0019】
従って、引込み線Hの弛み量を最小限のものとしつつ、地震や風などで当該引込み線Hに過度の張力増加があった場合にも、その増加を吸収することができ、引込み線支持装置1の破損或いは引込み線Hの切断が回避されるのである。尚、このような張力増加の吸収は、免震構造の建物において特に有効に機能する。即ち、免震構造が採用された建物は、地震の際に水平方向に所定寸法変位可能とされているものが主流であるが、本実施形態に係る引込み線支持装置1によれば、かかる変位による引込み線Hの張力増加をも吸収することができるのである。
【0020】
また、摺動部材11と支持装置本体2の一端2aとの間には、弾性部材としてのコイルスプリング7a〜7cが配設されているので、張力吸収時における摺動部材11の移動速度を抑制することができ、引込み線支持装置1が破壊されてしまうのを更に確実に回避できる。即ち、摺動部材11がワイヤ6に引っ張られてa方向へ移動する際、コイルスプリング7a〜7cの弾力に抗することとなり、その移動速度が抑制さえて、衝撃が吸収されるのである。
【0021】
尚、本実施形態においては、3つのコイルスプリング7a〜7cを直列に並べて弾性部材としているが、単一のコイルスプリングに代えてもよく、また、摺動部材11の移動方向とは逆向きの弾力を付与し得る他の弾性部材(例えば、ワイヤ6を挿通した皿バネやゴム体など)としてもよい。
【0022】
各保持手段3は、通常時において摺動部材11を支持装置本体2内の所定位置(図3で示した位置)に保持すべく所定の力で押圧するものであり、摺動部材11の側面に当接可能な当接部14と、該当接部14を摺動部材11に対して押圧する方向に付勢する圧縮コイルスプリング12と、調整手段としての第1収容部3a及び第2収容部3bとから構成されている。
【0023】
より具体的に説明すると、図4及び図5に示すように、第1収容部3aは、支持装置本体2の他端2b側からその長手方向と略直交する方向に延設され、先端が開口した筒状のものから成るとともに、第2収容部3bは、第1収容部3aの先端側に螺合されて当該第1収容部3aの開口を覆うことが可能な蓋状のものから成り、これら第1収容部3aと第2収容部3bとが成す内部空間に圧縮コイルスプリング12が収容されている。
【0024】
即ち、第1収容部3aの外周面にネジ形状3aaが形成されているとともに、そのネジ形状3aaと螺合し得るネジ形状3baが第2収容部3bの内周面に形成され、これらが螺合されているので、第2収容部3bを第1収容部3aに対して回転させると、圧縮コイルスプリング12を収容した内部空間の縦寸法を伸縮させることができるのである。これにより、圧縮コイルスプリング12の縮み量を任意に調整することができる。
【0025】
かかる圧縮コイルスプリング12は、その一端が当接部14に固定され、他端が第2収容部3bに形成された凸状座部13に固定されているため、当接部14を摺動部材11方向に付勢しつつ、該摺動部材11の第1収容部3a内での摺動を許容している。また、当接部14には、ベアリング15が形成されている一方、かかるベアリング15と当接し得る凹溝11aが摺動部材11の側面に形成されている。
【0026】
尚、当接部14の摺動部材11側には、図5に示すように、その上下端近傍がプッシュナット16にて固定されたベアリング軸Lが形成されており、該ベアリング軸Lにベアリング15が支持されるよう構成されている。かかるベアリング15の支持構造に代えて、他の支持構造(例えば位置決め用ネジにてベアリング軸Lを固定するもの)としてもよい。
【0027】
これにより、通常時において摺動部材11は、圧縮コイルスプリング12にて付勢された一対のベアリング15にて押圧され、支持装置本体2内における他端2b側の所定位置に保持されるとともに、引込み線Hの張力増加に伴ってワイヤ6が引っ張られ、所定以上の力(圧縮コイルスプリング12による付勢力以上の力)が加わると、凹溝11aがベアリング15のアウタレースをインナレース(いずれも不図示)に対して相対的に回動させつつ、当該ベアリング15を含む当接部14を保持手段3内部に押し込める。
【0028】
しかして、摺動部材11は、保持手段3による保持が解かれ、コイルスプリング7a〜7cの弾力に抗しつつ支持装置本体2の一端2a側へ移動するので、引込み線Hの張力増加を吸収することができるのである。その後、引込み線支持装置1を元の状態(通常状態)に戻すには、摺動部材11を支持装置本体2の他端2b側へ移動させ、その凹溝11aにベアリング15を当接させる。
【0029】
よって、引込み線支持装置1を元の状態に戻すための復旧作業は、単に摺動部材11を元の位置に戻す作業で足り、復旧作業を容易とし、且つ、復旧に伴う部品の交換等を不要とすることができる。また、摺動部材11が過度な力で引っ張られても、コイルスプリング7a〜7cの弾力により、その移動速度が緩慢化されるので、衝撃によって引込み線支持装置1が破壊されるのを回避することができる。
【0030】
即ち、摺動部材11の保持が保持手段3による押圧力にて行われているので、保持の解除後においても当該保持手段3は破壊等されずに残り、復旧に伴う部品の交換作業をなくすことができるのである。尚、本実施形態におけるベアリング15は、ローラベアリングやボールベアリング等汎用的なベアリングを用いるのが好ましいが、ローラ部材や単なるローラ形状等に代えてもよい。
【0031】
更に、第1収容部3aの側面には、図6に示すように、第2収容部3bの最適な螺合位置を作業者に表示するための目盛り17が設けられている。即ち、第2収容部3bを回転すれば、第1収容部3aに対して同図x方向へ移動して当該第2収容部3bの螺合位置を変えることができるので、目盛り17に従って第2収容部3bを移動させれば、内部の圧縮コイルスプリング12の縮み量を変化させることができる。
【0032】
これにより、作業者は、引込み線Hの本数や電柱Bからの長さに応じて、保持手段3による押圧力を任意に設定することができ、引込み線支持装置1の初期設定を容易に行うことができる。具体的には、目盛り17には、引込み線の長さ等に応じた引っ張り荷重を記しておき、条件に合った目盛り17に合わせて第2収容部3bの螺合位置を調整すれば、適切な押圧力にて摺動部材11を保持させることができるのである。
【0033】
尚、目盛り17は、第1収容部3aの側面に刻印するようにしてもよいし、印刷にて記載するようにしてもよい。また、引込み線Hの条件と保持手段3による押圧力との対照表を別途作成しておき、初期設定作業時或いは復旧作業時に当該対象表に基づいた目盛り17に第2収容部3bの螺合位置を調整し得るようにしてもよい。
【0034】
このように、目盛り17を記すことにより、摺動部材11に対する当接部14の押圧力をより早く且つ正確に調整することができ、引込み線支持装置1における設置作業時及び復旧作業時の作業性を向上させることができる。勿論、目盛り17を具備させず、第2収容部3bを何回回転させれば引込み線Hの条件に合致するのかを予め設定しておいてもよい。
【0035】
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば図7に示すように、建物にリング状のガイド部材Gを固設しておき、該ガイド部材Gにワイヤ6を挿通させ、その先端に引込み線Hの一部を連結させるようにしてもよい。このようにすれば、引込み線支持装置1を建物に対して縦方向に設置したとしても、引込み線Hの張力増加を有効に吸収することができる。
【0036】
また、本実施形態においては、保持手段3を支持装置本体2の側面から2つ延設させているが、保持力が保たれるのであれば、1つとしてもよい。更に、保持手段は、本実施形態のものに限定されず、摺動部材11を通常状態において保持するとともに引込み線Hの張力増加時には保持を解除し得るものであれば、他の構成としてもよい。
【0037】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、引込み線の張力の増加を確実に吸収し得るとともに、復旧時には摺動部材を保持手段の位置まで移動させれば足りるため、引込み線支持装置を元の状態に戻すための復旧作業を容易とすることができる。加えて、摺動部材と支持装置本体の一端との間に弾性部材が介在しているので、当該摺動部材の移動速度を抑制することができ、引込み線支持装置が破壊されてしまうのを回避できる。
【0038】
請求項2の発明によれば、調整手段にて圧縮コイルスプリングの縮み量を任意に調整して当接部の摺動部材に対する押圧力を調整することができるので、引込み線の量や長さ等の条件を考慮した最適な引込み線の支持を容易に行うことができる。
【0039】
請求項3の発明によれば、第2収容部に対する第1収容部の螺合位置を任意に調整することにより、圧縮コイルスプリングの縮み量を調整しているので、より容易に摺動部材に対する押圧力を調整することができる。また、第2収容部の第1収容部に対する螺合を加減することにより圧縮コイルスプリングの縮み量を調整しているので、簡単な構成で確実に当該調整を行うことができ、より適切に摺動部材を保持させることができる。
【0040】
請求項4の発明によれば、第2収容部の最適な螺合位置を作業者に表示するための目盛りが第1収容部の側面に設けられているので、摺動部材に対する当接部の押圧力をより早く且つ正確に調整することができ、引込み線支持装置における設置作業時及び復旧作業時の作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る引込み線支持装置を建物に固設した状態を示す模式図
【図2】本発明の実施形態に係る引込み線支持装置を示す斜視図
【図3】本発明の実施形態に係る引込み線支持装置を上方から見た縦断面図
【図4】同保持手段近傍を拡大した拡大断面図
【図5】図3におけるV−V線断面図
【図6】本発明の実施形態に係る引込み線支持装置における保持手段の拡大側面図
【図7】本発明の実施形態に係る引込み線支持装置における建物に対する他の設置状態を示す模式図
【符号の説明】
1…引込み線支持装置
2…支持装置本体
3…保持手段
3a…第1収容部
3b…第2収容部
4…カバー部材
5…フランジ板
6…ワイヤ
7a〜7c…コイルスプリング(弾性部材)
8〜10…コイル座部
11…摺動部材
12…圧縮コイルスプリング
13…凸状座部
14…当接部
15…ベアリング
16…プッシュナット
17…目盛り

Claims (4)

  1. 建物に固定されつつ電線の引込み線を支持するための引込み線支持装置において、
    円筒状に形成され、その一端から引込み線の一部と連結されたワイヤが挿通された支持装置本体と、
    該支持装置本体内に配設され、前記ワイヤの基端を係止するとともに、当該支持装置本体内における長手方向に移動可能な摺動部材と、
    該摺動部材と前記支持装置本体の一端との間に配設された弾性部材と、
    前記摺動部材を前記支持装置本体内の所定位置に保持すべく所定の力で押圧する保持手段と、
    を備えたことを特徴とする引込み線支持装置。
  2. 前記保持手段は、
    前記摺動部材に当接可能な当接部と、
    該当接部を前記摺動部材に対して押圧する方向に付勢する圧縮コイルスプリングと、
    該圧縮コイルスプリングの縮み量を任意に調整して前記当接部の摺動部材に対する押圧力を調整する調整手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の引込み線支持装置。
  3. 前記支持装置本体から延設されつつ先端が開口した筒状の第1収容部と、該第1収容部の先端側に螺合されて当該第1収容部の開口を覆うことが可能な第2収容部とが設けられ、これら第1収容部と第2収容部とが成す内部空間に前記圧縮コイルスプリングを収容するとともに、前記第2収容部の螺合位置を任意に調整することにより、当該圧縮コイルスプリングの縮み量が調整されることを特徴とする請求項2記載の引込み線支持装置。
  4. 前記第2収容部の最適な螺合位置を作業者に表示するための目盛りが前記第1収容部の側面に設けられたことを特徴とする請求項3記載の引込み線支持装置。
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