JP2004173040A - 無線通信端末装置、無線通信端末装置における着信モード設定方法、及びそのプログラム - Google Patents

無線通信端末装置、無線通信端末装置における着信モード設定方法、及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが受話できない場合に呼出音による周囲への不快感を防止できる無線通信端末装置を提供する。
【解決手段】無線通信端末装置は、受信確認(S1)後、設定が鳴音モードか、手動/自動によるマナーモードかを判定する(S2)。鳴音モードの場合には呼出音が鳴る(S3)。マナーモードの場合には呼出音を鳴らさず(S4)、受話待ちする(S5)。ユーザが受話した場合は、通話がなされ(S6)、終話後、受信待ちに戻る。一方受話しなかった場合、不在着信記録が有るか否かを判定する(S7)。不在着信記録があった場合、不在着信を追加記録し(S8)、受信待ちに戻る。不在着信記録がない場合、新規に不在着信を記録し(S9)、マナーモード(消音モード)に自動設定し(S10)、受信待ちとなる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信端末装置、無線通信端末装置における着信モード設定方法、及びそのプログラムに関し、より詳細には、マナーモードなどのモード設定が可能な、自動車電話機,携帯電話機,コードレス電話機などの無線通信端末装置、無線通信端末装置における着信モード設定方法、及びそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車電話機,携帯電話機(PHSを含む),コードレス電話機などの無線通信端末装置は、その普及と共に利用に関するマナーが定着し、マナーを守るための様々な機能を備えるようになった。マナーの1つとして、映画館の中や電車の中、会議中において、着信時の呼出音等は、周囲の人間に不快感を与えるので鳴らさないようにすることが挙げられる。
【0003】
このマナーを守るための機能をもつ携帯電話機として、例えば、場所を登録することにより、携帯電話機のある場所と、登録した場所が一致した場合に、マナーモードを有効にする携帯電話機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。ここで、マナーモードとは、呼出音を鳴らさない消音モード及びバイブレータモードのこと指すものとする。
【0004】
また、高速移動中に自動的にマナーモードへ切替を行うことで、ユーザのマナーモードへの切替操作の手間を不要にできる自動マナーモード切替システムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−050353号公報
【特許文献2】
特開2001−157268号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、携帯可能な無線通信端末装置を使用する場合、携帯が可能であるからといって、常に肌身はなさず持ち歩いているわけではない。着信時にユーザが鳴音モードに設定したままで無線通信端末装置から離れてしまっている場合、若しくはユーザがその他の理由で呼出音鳴動中に受話できない場合、呼出音が鳴ったままで周囲に不快感を与える恐れがある。
【0007】
また、このようなマナーに関する対策として、上述のごとく、無線通信端末装置の所定のボタンを押して手動でマナーモードに設定する技術や、予め設定された場所に入った場合等にマナーモードに自動で切り替える技術があるが、前者の技術を利用した場合、無線通信端末装置から離れる際に毎回ボタンを押して手動で設定しなければならず、設定せずに離れてしまうことがあり、後者の技術を利用した場合でも、ユーザが無線通信端末装置から離れ無線通信端末装置だけが特定の場所に入らず、着信の度に呼出音がなったまま放置されることがある。
【0008】
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、ユーザが無線通信端末装置で受話できない場合やユーザが無線通信端末装置から離れた場合に起こる、呼出音(又は呼出音及び呼出振動)による周囲への不快感を、手動でマナーモード設定することなく防ぐことが可能な、無線通信端末装置、無線通信端末装置における着信モード設定方法、及びそのプログラムを提供することをその目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明は、無線通信端末装置において、呼出し中に受話できたか否かの記録により次回呼び出し時にユーザが受話可能な状態かどうか判定し、その判定結果に基づいて自動的にマナーモードに設定し、呼出音を鳴らすか否かを制御するようにしている。
【0010】
また、本発明の他の形態では、マナーモードに自動的に設定する判断として、受話可能か否かの判定とは別に、ユーザの任意の設定によって、呼出音鳴動開始から予め設定した時間が経過後にマナーモードに自動設定し、呼出音を鳴らすか否かを制御するようにしている。また、マナーモード自動設定中は、マークや光によってユーザに通知するようにしてもよい。
【0011】
さらに、本発明の他の形態では、マナーモードが自動的に設定された後に、呼び出し中に受話できなかった記録をユーザが確認した場合、自動的にこのマナーモードを解除するよう制御を行ってもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態に係る無線通信端末装置の一構成例を示す図である。
本発明に係る無線通信端末装置は、自動車電話機,携帯電話機(PHSを含む),コードレス電話機などの、基地局を含む網内で無線通信を行う一般的な無線通信端末装置において、自動マナーモード設定制御機能を備えたことを特徴としており、アンテナ1、通信回路部2、キー入力部3、制御部4、記憶部5、音声処理部6、表示部7、スピーカ8を備えるものとして図1で例示する。なお、コードレス電話機の基地局は親機となる。
【0013】
通信回路部2では、アンテナ1を介して電波を受信及び送信する。キー入力部3は、キー操作を判定する。制御部4では、通信回路部2,キー入力部3からの信号を受けて、その信号を処理する。記憶部5では、制御部4で処理した結果を記憶する。音声処理部6では、アンテナ1から通信回路部2を通ってきた信号を音声に変換する。表示部7はLCD等で構成される表示装置などからなり、制御部4でのデータをその画面に表示する。スピーカ8は音声処理部6で変換された後の音声を鳴らす。また、音声処理部6を介してスピーカ8に、着信に基づく呼出音を鳴らすよう制御部4で制御を行えばよい。なお、本発明に係る無線通信端末装置においては、この呼出音を鳴らさないよう制御することも必要となる。
【0014】
本発明に係る無線通信端末装置は、着信モード自動設定手段を、ハードモジュール又はCPU等の処理装置及びプログラムのセット(或いはプログラム可能な処理装置)として制御部4等に備え、それにより、待ち受け状態にある無線通信端末装置が基地局を含む網からの呼出しに応答動作する時の着信モードを、無線通信端末装置の呼出・応答状況に応じて自動で設定するよう無線通信端末装置を制御する。この着信モード自動設定手段は、無線通信端末装置が呼出音鳴動中にユーザが受話できたか否かを判定する受話判定手段と、その判定結果に応じて着信モードを設定する着信モード設定手段とを有するものとする。例えば、着信モードとして消音モードと鳴音モードを用意しておき、受話判定手段においてユーザが受話できなかったと判定された場合、着信モード設定手段にて着信モードを消音モードに設定するようにすればよい。さらに、消音モードとして、消音且つ振動で着信を通知する振動モードと、消音且つ無振動で着信を通知する無振動モードとを用意しておき、受話判定手段においてユーザが受話できなかったと判定された場合、着信モード設定手段にて着信モードを無振動モードに設定するようにしてもよい。また、着信モード設定手段で設定された着信モード(消音モード又は無振動モード)の情報を、ユーザに表示(マークや光など)により通知する通知手段を備えるようにしてもよい。例えば、自動で消音モードに設定したか否かを判定し、その判定結果に応じて設定内容、例えば消音/通常を区別した情報を通知するようにするとよい。ここで通知手段は、着信モード設定手段以外で設定されたマナーモード(従来の手動によるマナーモード)と区別がつくように通知することが好ましい。
【0015】
また、上述したプログラムは、無線通信端末装置内に組み込んで、無線通信端末装置における着信モード設定機能をCPU等の処理装置に実現させるための、或いは無線通信端末装置における着信モード自動設定手段としてCPU等の処理装置を機能させるためのプログラムであって、次に示す着信モード自動設定ステップを含む着信モード設定方法を、無線通信端末装置の制御部4に実行させ、各部2,3,5,6,7,8の一部又は全部を制御するためのプログラムである。
【0016】
着信モード自動設定ステップは、待ち受け状態にある無線通信端末装置が基地局を含む網からの呼出しに応答動作する時の着信モードを、無線通信端末装置の呼出・応答状況に応じて自動で設定するステップで、受話判定ステップ及び着信モード設定ステップを有する。受話判定ステップは、無線通信端末装置が呼出音鳴動中にユーザが受話できたか否かを判定するステップで、着信モード設定ステップは、受話判定ステップの判定結果に応じて着信モードを設定するステップである。例えば、着信モードとして消音モードと鳴音モードを用意しておき、受話判定ステップにおいてユーザが受話できなかったと判定された場合、着信モード設定ステップにおいて着信モードを消音モードに設定するようにするとよい。さらに、消音モードとして振動モード及び無振動モードとを用意しておき、受話判定ステップにおいてユーザが受話できなかったと判定された場合、着信モード設定ステップにて着信モードを無振動モードに設定するようにしてもよい。また、上述の通知手段にてユーザに通知するステップを含んでもよい。
【0017】
図2は、本発明の一実施形態に係る無線通信端末装置におけるマナーモード自動設定処理の一例を説明するためのフロー図である。
図2を参照して、図1の無線通信端末装置において主として制御部4で実行されるマナーモード自動設定制御の一例について説明する。ここでは、無線通信端末装置本体の電源がONで受信可能な状態で、マナーモード自動設定機能をONにしていることによって実行される処理を説明する。なお、本発明に係るマナーモード自動設定機能以外の手動のマナーモード機能もユーザ設定されている場合には、何れのマナーモード機能を優先に機能させて着信処理がなされるかは機器設定に依るものとする。また、マナーモード自動設定機能をOFFにしているときには通常の着信処理がなされるものとする。例えば、本発明に係るマナーモード自動設定機能以外の手動のマナーモード機能がユーザ設定されている場合には、そのマナーモード機能により着信処理がなされる。
【0018】
無線通信端末装置は、受信を確認すると(ステップS1)、設定が通常モード(鳴音モード)か、従来からの手動によるマナーモード若しくは本発明に係るマナーモードかを判定する(ステップS2)。通常モードの場合には呼出音が鳴る(ステップS3)。手動設定された或いは自動設定されたマナーモードの場合には、呼出音を鳴らさずに(ステップS4)、受話待ちとなる(ステップS5)。
【0019】
ステップS5にてユーザが受話した場合は、通話がなされ(ステップS6)、終話後、受信待ち(ステップS1)に戻る。一方、ステップS5にてユーザが受話しなかった場合、不在着信記録が有るか否かを判定する(ステップS7)。不在着信記録があった場合、不在着信を追加記録し(ステップS8)、受信待ち(ステップS1)に戻る。不在着信記録がない場合、新規に不在着信を記録し(ステップS9)、マナーモードに自動設定し(ステップS10)、受信待ち(ステップS1)となる。このときに、マナーモード自動設定中か否かがわかるように、無線通信端末装置の画面等にマーク或いは光による表示を行うとよい。ステップS7〜S10では、ユーザが受話しなかったときに、受話しなかったことをステップS8或いはS9において記録に残している。加えて、不在着信記録が有る場合(すなわち既にマナーモードの自動設定がなされている場合)には記録後、ステップS1に戻り次の受信を待つ。一方、不在着信記録が無い場合(すなわちマナーモードの自動設定がなされていない場合)には新規に不在着信を記録し(ステップS9)、その記録をもってマナーモードに自動設定し(ステップS10)、ステップS1に戻り次の受信にそなえる。
【0020】
上述のごとく、制御部4では、音声やベル音などの呼出音による呼出し後、呼出音鳴動中にユーザが受話できなかった場合の記録を残し、次回呼び出し時にユーザが受話可能か否かを記録により判定し、受話不可とみなした場合に自動的に消音モード(バイブレータモード,留守録モードを含む)にすることによって呼出音による呼び出しを制御する。
本実施形態によれば、ユーザが受話できない状態のときに、呼出音の鳴動によって周囲への不快感を防ぐことができる。
【0021】
本発明の他の実施形態として、上述した実施形態における着信モード自動設定手段に受話判定手段に加えて時間判定手段を備え、着信モード設定手段においてこれらの判定結果に基づいて着信モードを設定するような形態も採り得る。この実施形態において、時間判定手段では呼出音鳴動開始からの時間を測定し、予め記憶しておいた時間と比較し判定する。また、着信モード設定手段では、受話判定手段の判定結果だけでなく時間判定手段の判定結果に応じて着信モードを設定する手段を有するようにしておく。例えば、着信モードとして消音モードと鳴音モードを用意しておき、時間判定手段において呼出音鳴動開始から予め設定しておいた時間が経過したと判定された場合、着信モード設定手段にて着信モードを消音モードに設定するようにすればよい。さらに、消音モードとして振動モード及び無振動モードとを用意しておき、同じ判定結果の場合に、着信モード設定手段にて着信モードを無振動モードに設定するようにしてもよい。また、通知手段に関しては説明した通りであり、ここでも適用可能である。
【0022】
また、この実施形態に対応して次に示す、無線通信端末装置における着信モード設定方法も同様に本発明の一実施形態をなす。本実施形態に係る着信モード設定方法においては、上述した実施形態における着信モード自動設定ステップに受話判定ステップに加えて時間判定ステップを含むようにし、着信モード設定ステップにおいてこれらの判定結果に基づいて着信モードを設定するような形態も採り得る。例えば、着信モードとして消音モードと鳴音モードを用意しておき、時間判定ステップにおいて呼出音鳴動開始から予め設定しておいた時間が経過したと判定された場合、着信モード設定ステップにおいて着信モードを消音モードに設定するようにするとよい。さらに、消音モードとして振動モード及び無振動モードとを用意しておき、同じ判定結果の場合に、着信モード設定ステップにて着信モードを無振動モードに設定するようにしてもよい。また、上述の通知手段にてユーザに通知するステップを含んでもよい。本実施形態に係る着信モード設定方法を、図3を参照して次に説明する。
【0023】
図3は、本発明の他の実施形態に係る無線通信端末装置におけるマナーモード自動設定処理の一例を説明するためのフロー図である。
図3を参照して、図1の無線通信端末装置において主として制御部4で実行されるマナーモード自動設定制御の他の例について説明する。ここでは、無線通信端末装置本体の電源がONで受信可能な状態で、マナーモード自動設定機能をONにしていることによって実行される処理を説明する。その他、手動のマナーモード機能に関する処理、マナーモード自動設定機能をOFFにしているときの処理は、図2の例で説明した通りである。
【0024】
無線通信端末装置は、受信を確認すると(ステップS11)、設定が通常モード(鳴音モード)か、従来からの手動によるマナーモード若しくは本発明に係るマナーモードかを判定する(ステップS12)。通常モードの場合には呼出音が鳴る(ステップS13)。手動設定された或いは自動設定されたマナーモードの場合には、呼出音を鳴らさずに(ステップS15)、受話待ちとなる(ステップS16)。呼出音が鳴った場合は、上述の予め設定しておいた時間(自動マナーモード時間と呼ぶ)が設定され且つ自動マナーモード時間が経過しているか否かを判定し(ステップS14)、自動マナーモード時間が設定され且つその時間が経過していれば呼出音を切り(ステップS15)、受話待ちとなる(ステップS16)。一方、設定されていないか若しくは設定された時間が経過していなければ、呼出音を鳴らしたまま、受話待ちとなる(ステップS16)。
【0025】
ステップS16〜S21の処理は、図2のステップS5〜S10の処理と基本的に同様であり、詳細な説明を省略するが、図3で示すように、時間判定によるマナーモード自動設定がなされている場合にも、すなわちステップS14における自動マナーモード時間の設定の有無に拘らず、受話判定によるマナーモード自動設定がなされるような処理及び装置構成とすることが好ましい。ステップS18〜S21では、ユーザが受話しなかったときに、受話しなかったことをステップS19或いはS20において記録に残している。加えて、不在着信記録が有る場合、すなわち既に受話判定によるマナーモードの自動設定がなされている場合には、記録後、ステップS1に戻り次の受信を待つ。一方、不在着信記録が無い場合、すなわち受話判定によるマナーモードの自動設定がなされていない場合には、新規に不在着信を記録し(ステップS20)、その記録をもって受話判定に基づくマナーモードに自動設定し(ステップS21)、ステップS1に戻り次の受信にそなえる。
【0026】
上述のごとく、制御部4では、マナーモードに自動的に設定する判断として、受話可能か否かの判定とは別に、ユーザにより任意に設定された呼出音鳴動開始から予め設定した時間が経過したか否かの判定を利用し、その時間が経過後、マナーモードに自動的に設定し、呼出音を鳴らすか否かを制御するようにしている。時間判定によるマナーモード自動設定中も、マークや光によってユーザに通知するようにしてもよい。
【0027】
本実施形態によれば、ユーザが受話できない状態のときに、呼出音の鳴動によって周囲への不快感を防ぐことができ、さらに任意の時間を設定することによって呼出音鳴動開始から設定時間後に自動的に消音モードにすることも可能となる。
【0028】
本発明の他の実施形態として、上述した実施形態における着信モード設定手段は、着信モード設定手段によって自動で消音モードに設定されている状態で、受話できなかった記録をユーザが確認した場合に、その設定を消音モードから鳴音モードに自動で戻すようにしてもよい。また、この実施形態に対応して、上述した着信モード設定ステップに、着信モード設定ステップによって消音モードに設定されている状態で、受話できなかった記録をユーザが確認した場合に、その設定を消音モードから鳴音モードに戻すステップを有するようにした着信モード設定方法も、本発明の一実施形態をなす。これらの実施形態に係る着信モード設定方法におけるマナーモード自動解除処理を、図4を参照して次に説明する。
【0029】
図4は、本発明の他の実施形態に係る無線通信端末装置におけるマナーモード自動解除処理の一例を説明するためのフロー図である。
図4を参照して、図1の無線通信端末装置において主として制御部4で実行されるマナーモード自動解除制御の一例について説明する。ここでは、無線通信端末装置本体の電源がONで受信可能な状態で、マナーモードの自動設定がなされている状態にて実行される処理を説明する。なお、本発明に係るマナーモード自動設定機能以外の手動のマナーモード機能によりマナーモードがユーザ設定されている場合にも、同様にここで説明するマナーモード自動解除制御を実行するようにしてもよいし、手動で設定したマナーモードをそのまま機能させてもよい。いずれの場合も機器設定に依るものとする。
【0030】
無線通信端末装置は、ユーザが不在着信記録を確認したか否かを判定し(ステップS31)、確認した場合は、マナーモード(少なくとも自動で設定されたマナーモード)を解除し(ステップS32)、処理を終了する。この後、受信待ち状態となる。また、ユーザが不在着信を確認しない場合は、引き続き、確認待ちとなる。すなわち、本実施形態に係る無線通信端末装置では、マナーモード自動設定中、呼び出し中に受話できなかった記録をユーザが確認した場合、自動的に自動設定のマナーモードを解除するよう制御を行うこととなる。
【0031】
本発明によれば、ユーザが受話できない状態のときに、呼出音の鳴動によって周囲への不快感を防ぐことができ、さらにユーザが確認するという動作をもとに受話可能な状態になったか否かを判定し、特別な操作なしに元の状態に戻すことで、ユーザの煩わしい操作数を減少させることが可能となる。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、ユーザが受話できない状態のときに、呼出音の鳴動によって生ずる周囲への不快感を防ぐことができる。また、本発明によれば、ユーザが確認するという動作をもとに受話可能な状態になったかどうかを判定し、特別な操作なしに元の状態に戻すことで、ユーザの煩わしい操作数を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る無線通信端末装置の一構成例を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る無線通信端末装置におけるマナーモード自動設定処理の一例を説明するためのフロー図である。
【図3】本発明の他の実施形態に係る無線通信端末装置におけるマナーモード自動設定処理の一例を説明するためのフロー図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係る無線通信端末装置におけるマナーモード自動解除処理の一例を説明するためのフロー図である。
【符号の説明】
1…アンテナ、2…通信回路部、3…キー入力部、4…制御部、5…記憶部、6…音声処理部、7…表示部、8…スピーカ。

Claims (14)

  1. 基地局を含む網内で無線通信を行う無線通信端末装置において、待ち受け状態にある当該無線通信端末装置が基地局を含む網からの呼出しに応答動作する時の着信モードを、当該無線通信端末装置の呼出・応答状況に応じて自動で設定する着信モード自動設定手段を備え、該着信モード自動設定手段は、当該無線通信端末装置が呼出音鳴動中にユーザが受話できたか否かを判定する受話判定手段と、該受話判定手段の判定結果に応じて前記着信モードを設定する着信モード設定手段とを有することを特徴とする無線通信端末装置。
  2. 前記着信モードは消音モードと鳴音モードとを含み、前記着信モード設定手段は、前記受話判定手段においてユーザが受話できなかったと判定された場合、前記着信モードを消音モードに設定することを特徴とする請求項1記載の無線通信端末装置。
  3. 前記消音モードは、消音且つ振動で着信を通知する振動モードと、消音且つ無振動で着信を通知する無振動モードとを含み、前記着信モード設定手段は、前記受話判定手段においてユーザが受話できなかったと判定された場合、前記着信モードを無振動モードに設定することを特徴とする請求項2記載の無線通信端末装置。
  4. 前記着信モード自動設定手段は、呼出音鳴動開始からの時間を測定し、予め記憶しておいた時間と比較し判定する時間判定手段を有し、前記着信モード設定手段は、該時間判定手段の判定結果に応じて前記着信モードを設定する手段を有することを特徴とする請求項1記載の無線通信端末装置。
  5. 前記着信モードは消音モードと鳴音モードとを含み、前記着信モード設定手段は、前記時間判定手段において呼出音鳴動開始から予め設定しておいた時間が経過したと判定された場合、前記着信モードを消音モードに設定することを特徴とする請求項4記載の無線通信端末装置。
  6. 前記消音モードは、消音且つ振動で着信を通知する振動モードと、消音且つ無振動で着信を通知する無振動モードとを含み、前記着信モード設定手段は、前記時間判定手段において呼出音鳴動開始から予め設定しておいた時間が経過したと判定された場合、前記着信モードを無振動モードに設定することを特徴とする請求項5記載の無線通信端末装置。
  7. 前記着信モード設定手段は、該着信モード設定手段によって消音モードに設定されている状態で、受話できなかった記録をユーザが確認した場合に、前記設定を消音モードから鳴音モードに戻すことを特徴とする請求項2又は5記載の無線通信端末装置。
  8. 前記着信モード設定手段で設定された着信モードの情報をユーザに表示により通知する通知手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1記載の無線通信端末装置。
  9. 基地局を含む網内で無線通信を行う無線通信端末装置における着信モード設定方法において、待ち受け状態にある前記無線通信端末装置が基地局を含む網からの呼出しに応答動作する時の着信モードを、前記無線通信端末装置の呼出・応答状況に応じて自動で設定する着信モード自動設定ステップを含み、該着信モード自動設定ステップは、前記無線通信端末装置が呼出音鳴動中にユーザが受話できたか否かを判定する受話判定ステップと、該受話判定ステップの判定結果に応じて前記着信モードを設定する着信モード設定ステップとを有することを特徴とする無線通信端末装置における着信モード設定方法。
  10. 前記着信モードは消音モードと鳴音モードとを含み、前記着信モード設定ステップは、前記受話判定ステップにおいてユーザが受話できなかったと判定された場合、前記着信モードを消音モードに設定することを特徴とする請求項9記載の無線通信端末装置。
  11. 前記着信モード自動設定ステップは、呼出音鳴動開始からの時間を測定し、予め記憶しておいた時間と比較し判定する時間判定ステップを有し、前記着信モード設定ステップは、該時間判定ステップの判定結果に応じて前記着信モードを設定するステップを有することを特徴とする請求項9記載の無線通信端末装置における着信モード設定方法。
  12. 前記着信モードは消音モードと鳴音モードとを含み、前記着信モード設定ステップは、前記時間判定ステップにおいて呼出音鳴動開始から予め設定しておいた時間が経過したと判定された場合、前記着信モードを消音モードに設定することを特徴とする請求項11記載の無線通信端末装置における着信モード設定方法。
  13. 前記着信モード設定ステップは、該着信モード設定ステップによって消音モードに設定されている状態で、受話できなかった記録をユーザが確認した場合に、前記設定を消音モードから鳴音モードに戻すステップを有することを特徴とする請求項10又は12記載の無線通信端末装置における着信モード設定方法。
  14. 無線通信端末装置内に組み込み該無線通信端末装置における着信モード設定機能を実現させるためのプログラムであって、請求項9乃至13のいずれか1記載の着信モード設定方法を前記無線通信端末装置に実行させるためのプログラム。
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