JP2004171873A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】コネクタの組立作業を容易に行うことができるようなコネクタ用シールを提供する。
【解決手段】第二接続端子に接続可能な第一接続端子に接続された電線と第一接続端子を収容する第一コネクタのハウジングとの間を密封するためのワイヤシールと、第二接続端子を収容する第二コネクタのハウジングと第一コネクタのハウジングとの間を密封するためのハウジングシールとを具備するコネクタ用シールにおいて、ワイヤシールとハウジングシールとが一体的に形成される。
【選択図】 図1
【解決手段】第二接続端子に接続可能な第一接続端子に接続された電線と第一接続端子を収容する第一コネクタのハウジングとの間を密封するためのワイヤシールと、第二接続端子を収容する第二コネクタのハウジングと第一コネクタのハウジングとの間を密封するためのハウジングシールとを具備するコネクタ用シールにおいて、ワイヤシールとハウジングシールとが一体的に形成される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、雄型接続端子を収容する雄コネクタと、該雄型接続端子と接続可能な雌型接続端子を収容する雌コネクタとを備えたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
上述のような雌型接続端子は1枚の導電金属板から加工されることが多く、その先端側には相手側の雄型接続端子を受け入れる端子接続部が設けられ、基端側には、電線の芯線部を圧着するための芯線圧着部と、電線の被覆部を圧着するための被覆圧着部とがそれぞれ設けられている。
【0003】
端子接続部は、断面形状がほぼ方形である方形筒状の受容部を主体として構成され、この受容部の内部には、受容部の内部に受け入れられた相手側の押込接続端子と接触する端子接触部が設けられている。端子接触部は、例えば、受容部の内側部に設けられて相手側の雄型接続端子と接触するほぼ山形状の接触片部と、接触片部の頂部に対向する位置に設けられた突起状の接触突起部とを備えて構成され、接触片部と接触突起部との間に相手側の雄型接続端子が押し込まれると、接触片部の接触部が押圧されて接触片部が撓み、その復元力(弾性力)により雄型接続端子が接触片部と接触突起部との間に圧接されるようになっている。これにより、相手側の雄型接続端子が端子接触部の接触片部および接触突起部と接触した状態で受容部の内部に受け入れられる(特許文献1参照)。
【0004】
このような雌型接続端子をコネクタに用いる場合には、雌型接続端子の基端側、すなわち、電線が結線される雌型接続端子の結線部付近に、例えば、ゴム栓等のシール部材(以下、ワイヤシールと称す)を装着し、雌型接続端子が雌コネクタのハウジング内に収容された状態で、ワイヤシールがハウジングに形成された雌型接続端子用の貫通孔に嵌合し、ワイヤシールが貫通孔を密封することにより防水を行っている。
【0005】
ワイヤシールを接続端子の基端側(結線部付近)に装着する方法は、例えば、ワイヤシールに形成された貫通孔に接続端子を通過させて、ワイヤシールを接続端子の基端側(結線部付近)に位置させる方法や、予めワイヤシールの貫通孔に電線を挿通させ、この電線と共にワイヤシールを接続端子の被覆圧着部に圧着する方法などがある。
【0006】
【特許文献1】特開平8−111255号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、通常、雄型接続端子を収容する雄コネクタのハウジングと、この雄型接続端子と接続可能な雌型接続端子を収容する雌コネクタのハウジングとを、雄型接続端子と雌型接続端子とが電気的に接続されるように連結する場合、これら雄コネクタのハウジングと雌コネクタのハウジングとの連結部から浸水しないように防水が行われる。この場合、一般に、雄コネクタのハウジングと雌コネクタのハウジングとの間のシール部材(以下、コネクタシールと称す)によって防水される。したがって、従来では、雄コネクタと雌コネクタとを接続する際に防水するために、ワイヤシールとコネクタシールとの別々のシール部材が使用されているため、各コネクタの組立作業における労力が多大であるという問題があった。
【0008】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、コネクタの組立作業を容易に行うことができるようなコネクタ用シールを備えたコネクタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このような目的達成のため、本発明では、第二接続端子に接続可能な第一接続端子に接続された電線と第一接続端子を収容する第一コネクタのハウジングとの間を密封するためのワイヤシールと、第二接続端子を収容する第二コネクタのハウジングと第一コネクタのハウジングとの間を密封するためのハウジングシールとを具備するコネクタにおいて、ワイヤシールとハウジングシールとが一体的に形成される。
【0010】
このように構成されたコネクタによれば、電線と第一コネクタとの間のワイヤシールと、第一コネクタのハウジングと第二コネクタのハウジングとの間のハウジングシールとが一体的に形成されるため、シールをコネクタのハウジングへ装着する際の組立作業や、接続端子をコネクタのハウジングに装着する際の組立作業が容易になる。さらに、両コネクタを構成する部品点数を少なくすることができる。
【0011】
また、本発明によれば、上述したようなコネクタにおいて、第一接続端子はほぼ円筒状の雌型接続端子であり、第二接続端子は雄型接続端子であることが好ましい。
【0012】
このように構成されたコネクタによれば、第一接続端子がほぼ円筒状に形成されているため、雄型接続端子よりも外形が大きくなってしまう雌型接続端子をワイヤシールの貫通孔(第一接続端子が第一コネクタのハウジングに収容されたときに第一接続端子に接続された電線が貫通する孔)へ容易に挿通させることが可能となり、よって接続端子をコネクタのハウジングに装着する際の組立作業が容易になる。
【0013】
また、一般に、角部のある断面形状を有する接続端子では、ワイヤシールの貫通孔に接続端子を通過させる際に、ワイヤシールの貫通孔と接続端子の角部との接触部分にはより大きな押圧力が作用するため、この接触部分から封止部材が破損する可能性があった。これに対して本発明では、第一接続端子がほぼ円筒状に形成されているため、ワイヤシールの貫通孔に第一接続端子を通過させる際に、貫通孔と第一接続端子との接触部分に均等な押圧力が作用することから、ワイヤシールの破損を防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。本発明のコネクタ用シール1を備えたコネクタを図1に示す。図1は、複数の雌型接続端子(第一接続端子)12を備える雌コネクタ(第一コネクタ)10と、複数の雄型接続端子(第二接続端子)32を備える雌コネクタ(第二コネクタ)30との断面図である。雌コネクタ10は、雌型接続端子12の他に、第一雌ハウジング14と第二雌ハウジング16とを具備する。雌型接続端子12は、紙面と垂直な方向に等間隔に配置される。第一雌ハウジング14はほぼ矩形の筒状の側方部14aとこの側方部14aの矩形に対応した矩形の平板状の底面部14bとを有し、雌型接続端子12と、コネクタ用シール1と、第二雌ハウジング16とを収容する。したがって、第一雌ハウジング14は、等間隔に配置された雌型接続端子12を全て収容するように、紙面に垂直な方向に延びている。同様に、第二雌ハウジングはほぼ矩形の筒状の側方部16aとこの側方部16bの矩形に対応した矩形の平板状の底面部16bとを有し、雌型接続端子12を収容する。第一雌ハウジング14と第二雌ハウジング16との間にはコネクタ用シール1が配置される。したがって、第二雌ハウジング16も、等間隔に配置された雌型接続端子12を全て収容するように、紙面に垂直な方向に延びている。
【0015】
第一雌ハウジング14の底面部14bと第二雌ハウジング16の底面部16bには、それぞれ貫通孔14c、16cが設けられる。これら貫通孔14c、16cは紙面と垂直な方向に等間隔に、雌型接続端子12の位置に対応して設けられる。貫通孔14c内には、雌型接続端子12に接続された電線18が通され、貫通孔16c内には、電線18および/または雌型接続端子12が通される。図1に示した実施形態では、貫通孔14c内を電線18が貫通し、貫通孔16c内を電線18および雌型接続端子12の一部が貫通している。
【0016】
一方、雄コネクタ30は、雄型接続端子32の他に雄ハウジング34を具備する。雄型接続端子32は、紙面と垂直な方向に、雌型接続端子12の配置に対応して等間隔に配置される。雄ハウジング34は、ほぼ矩形の筒状の側方部34aとこの側方部34aの矩形に対応した矩形の平板状の底面部34bとを有し、全ての雄型接続端子32を収容する。したがって、雄ハウジング34は、等間隔に配置された雄型接続端子を全て収容するように、紙面に垂直な方向に延びている。
【0017】
上記雌コネクタ10と雄コネクタ30とを連結する場合、図1に示したように、雌型接続端子12に雄型接続端子32が受容されると共に、第一雌ハウジング14の側方部14aと第二雌ハウジングの側方部16aとの間に雄ハウジング34の側方部34aが介挿される。雌型接続端子12は、雄型接続端子32が雌型接続端子12内に受容されると雄型接続端子32と電気的に接続されるように構成されているため、雌コネクタ10と雄コネクタ30とが連結されると、両端子間が電気的に接続される。
【0018】
ところで、上述したようなコネクタを自動車のハーネス等に用いた場合、端子同士の接続部に水分等が進入しないようにする必要がある。このため、一般に、このような接続部の周りにはゴム等のシール部材が設けられている。特に、このような接続部に水分等が進入しないようにするためには、電線とハウジングとの間の隙間と、ハウジング同士の間の隙間をシールする必要がある。そこで、従来から、これら隙間の間にコネクタ用シールが設けられている。
【0019】
図5に、従来のコネクタ用シール51を備えたコネクタを示す。図5は図1と同様な図であり、コネクタの断面側面図である。図5に示したコネクタは、コネクタ用シール51を除いて、基本的に図1に示したコネクタと同様に構成されている。図5に示したように、コネクタ用シール51は、ワイヤシール52とハウジングシール53との二つのシール部材を具備する。ワイヤシール52は電線18と雌ハウジング14、16との間を密封し、ハウジングシール53は雌ハウジング14、16と雄ハウジング34との間を密封する。
【0020】
より詳細には、ワイヤシール52は、第一雌ハウジング14の底面部14bと、第二雌ハウジング16の底面部16bとの間に配置される。ワイヤシール52には、第一雌ハウジング14の貫通孔14cおよび第二雌ハウジング16の貫通孔16cに対応して、図5の紙面と垂直方向に等間隔に配置された複数の貫通孔54を有する。この様子を、図6に示す。図6は、コネクタを組み立てたときに第一雌ハウジング14と当接する側を示したワイヤシール52の正面図である。
【0021】
また、ハウジングシール53は、雌コネクタ10と雄コネクタ30とを接続したときに、第二雌ハウジング16の側方部16aの外周面と雄ハウジング32の側方部32aの内周面との間に位置するように、第二雌ハウジング16に取り付けられる。また、ハウジングシール53は図5の紙面と垂直な方向に延びており、この様子を図7に示す。図7は、ハウジングシール53の側面図である。
【0022】
ところが、このようにコネクタ用シールがワイヤシール52とハウジングシール53とに分かれている場合、雌コネクタ10を組み立てるときにワイヤシール52とハウジングシール53とを別々の工程で装着しなければならず、したがって雌コネクタ10の組立には手間がかかってしまっていた。
【0023】
そこで、本発明のコネクタ用シール1では、コネクタ用シール1は、雄型接続端子32に接続可能な雌型接続端子12に接続された電線18と雌型接続端子12を収容する雌コネクタ10の雌ハウジング14、16との間を密封するための底面部(上記ワイヤシール52に対応する部分)3と、雄型接続端子32を収容する雄コネクタ30の雄ハウジング34と雌ハウジング14、16との間を密封するための側方部(ハウジングシールに対応する部分)2とを具備し、さらに側方部2と底面部3とは一体的に形成されている。
【0024】
このように、側方部2と底面部3とが一体的に形成されることにより、シール部材を装着するのは一度でよくなり、これによりコネクタ用シールを雌コネクタ10の雌ハウジング14、16へ装着する際の組立作業や、雌型接続端子12を雌ハウジング14、16に装着する際の組立作業が容易になる。さらに、シール部材が一つになることにより、コネクタ全体を構成する部品点数が少なくすることができ、製造コストを低く抑えることができるようになる。
【0025】
図1〜図4を参照して、本発明のコネクタ用シール1についてより詳細に説明する。図2はコネクタ用シール1の断面側面図であり、図3(a)はコネクタを組み立てたときに第一雌ハウジング14と当接する側を示したコネクタ用シール1の背面図であり、図3(b)はコネクタを組み立てたときに第二雌ハウジング16と当接する側を示したコネクタ用シール1の正面図であり、図4はコネクタ用シール1の立面図である。
【0026】
コネクタ用シール1は、ゴム等の弾性部材から形成される。コネクタ用シール1の側方部2はほぼ矩形の筒状であり、コネクタ用シール1の底面部3は側方部2の矩形に対応した矩形の平板状である。側方部2は、雌コネクタ10の第一雌ハウジング14の側方部14aと第二雌ハウジング16の側方部14bとの間に配置される。さらに、側方部2は、雌コネクタ10と雄コネクタ30とが連結されたときに、第二雌ハウジング16の側方部16bと雄コネクタ30の雄ハウジング34の側方部34aとの間に位置するように延びている。また、底面部3は、第一雄ハウジング14の底面部14bと第二雄ハウジング16の底面部16bとの間に配置される。
【0027】
さらに、図3から分かるように、底面部3には、第一雌ハウジング14の貫通孔14cおよび第二雌ハウジング16の貫通孔16cに対応して、等間隔に配置された複数の貫通孔4を有し、この貫通孔4内を電線18が貫通する。貫通孔4におけるコネクタ用シール1の内壁面からは貫通孔4の軸線に向かって突起部5が設けられ、この突起部5によりコネクタ用シール1と電線18との間で確実にシールされるようになる。また、コネクタ用シール1の底面部3の外周面上にも同様に突起部6が設けられる。この突起部5は第一雌ハウジング14に設けられた凹部に嵌合し、これによりコネクタ用シール1と第一雌ハウジング14との間で確実にシールが行われると共に、第一雌ハウジング14からコネクタ用シール1が抜けてしまうことが防止される。
【0028】
また、コネクタ用シール1の側方部2の先端付近には、その内周面および外周面にそれぞれ突起部7および突起部8が設けられる。突起部7は、第二雌ハウジング16に設けられた凹部に嵌合し、これによりコネクタ用シール1と第一雌ハウジング14との間で確実にシールが行われると共に、コネクタ用シール1から第二雌ハウジング16が抜けてしまうことが防止される。また、突起部8は、雌コネクタ10と雄コネクタ30とが連結されたときに雄ハウジング34に設けられた凹部に嵌合し、これによりコネクタ用シール1と雄ハウジング34との間で確実にシールが行われると共に、雌コネクタ10と雄コネクタ30とが簡単に外れてしまうことのないようにする。
【0029】
次に、雌コネクタ10の製造手順について簡単に説明する。まず、第一雌ハウジング14内にコネクタ用シール1が受容される。次いで、既に電線18に接続された雌型接続端子12が、第一雌ハウジング14の貫通孔14cおよびコネクタ用シール1の貫通孔4を通って挿入される。そして、第二雌ハウジング16の貫通孔16cを雌型接続端子12が通過するように、コネクタ用シール1内に第二雌ハウジング16が受容され、こうして雌コネクタ10が形成される。
【0030】
ところで、従来では、ワイヤシール52に形成された貫通孔54に雌型接続端子を通過させる場合には、ワイヤシール52の貫通孔54の形状が電線18の周囲を密着して封じるたに電線18の断面形状に合わせたほぼ円形であるのに対し、従来における雌型接続端子の断面形状はほぼ方形であったため、貫通孔54に雌型接続端子を通過させにくく、雌型接続端子とワイヤシール52とを連結するのが煩雑となっていた。また、ワイヤシール52の貫通孔54には雌型接続端子を通過させる際に、貫通孔54におけるワイヤシール52と雌型接続端子との四隅の接触部分にはより大きな押圧力が作用するため、この接触部分からシール部材が破損する可能性もあった。
【0031】
また、近年、電子機器の小型化と高密度化が進み、コネクタにおいても小型化、高密度化が望まれている。そこで、雌型接続端子の端子間隔が狭くなるのに対応するため、一つのワイヤシール52を複数の雌型接続端子に装着するようにしている。このように、一つのワイヤシール52を複数の雌型接続端子に装着する場合には、ワイヤシール52に形成された複数の貫通孔54のそれぞれに雌型接続端子をそれぞれ通過させる必要があるため、従来では、雌型接続端子にワイヤシール52を装着するのが特に煩雑となっていた。
【0032】
これに対して、本発明では、雌型接続端子12は円筒状である。これにより、雌型接続端子12の断面形状がコネクタ用シール1の底面部2の貫通孔4と同じ円形に形成されているため、雌型接続端子12を貫通孔4へ容易に通過させることが可能となり、コネクタ用シール1の貫通孔4に雌型接続端子12を容易に通すことができるようになり、また、貫通孔4内において雌型接続端子12とコネクタ用シール1との接触部分に均等な押圧力が作用することから、コネクタ用シールの破損を防止することができる。
【0033】
特に、本発明の実施形態のように、複数の雌型接続端子12に一つのコネクタ用シール1を装着する場合であっても、雌型接続端子12が円筒状であると雌型接続端子12をコネクタ用シール1の貫通孔4へ容易に通過させることができるので、容易に雌コネクタ10を形成することができる。
【0034】
なお、雌型接続端子を備えた雌コネクタにコネクタ用シールを設けた場合について説明したが、実際には雄型接続端子を備えた雄コネクタにコネクタ用シールを設けてもよい。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、このように構成されたコネクタ用シールによれば、第一接続端子または電線と第一コネクタとの間のワイヤシールと、第一コネクタのハウジングと第二コネクタのハウジングとの間のハウジングシールとが一体的に形成されるため、コネクタ用シールをコネクタのハウジングへ装着する際の組立作業や、接続端子をコネクタのハウジングに装着する際の組立作業が容易になる。さらに、両コネクタを構成する部品点数を少なくすることができ、これにより製造コストを安く抑えることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタ用シールが設けられたコネクタの断面側面図である。
【図2】本発明のコネクタ用シールの断面側面図である。
【図3】本発明のコネクタ用シールの正面図および背面図である。
【図4】本発明のコネクタ用シールの立面図である。
【図5】従来のコネクタ用シールが設けられたコネクタの断面側面図である。
【図6】従来のワイヤシールの正面図である。
【図7】従来のハウジングシールの正面図である。
【符号の説明】
1…ハウジング用シール
2…側方部
3…底面部
4…貫通孔
10…雌コネクタ
12…雌型接続端子
14…第一雌ハウジング
16…第二雌ハウジング
18…電線
30…雄コネクタ
32…雄型接続端子
34…雄ハウジング
【発明の属する技術分野】
本発明は、雄型接続端子を収容する雄コネクタと、該雄型接続端子と接続可能な雌型接続端子を収容する雌コネクタとを備えたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
上述のような雌型接続端子は1枚の導電金属板から加工されることが多く、その先端側には相手側の雄型接続端子を受け入れる端子接続部が設けられ、基端側には、電線の芯線部を圧着するための芯線圧着部と、電線の被覆部を圧着するための被覆圧着部とがそれぞれ設けられている。
【0003】
端子接続部は、断面形状がほぼ方形である方形筒状の受容部を主体として構成され、この受容部の内部には、受容部の内部に受け入れられた相手側の押込接続端子と接触する端子接触部が設けられている。端子接触部は、例えば、受容部の内側部に設けられて相手側の雄型接続端子と接触するほぼ山形状の接触片部と、接触片部の頂部に対向する位置に設けられた突起状の接触突起部とを備えて構成され、接触片部と接触突起部との間に相手側の雄型接続端子が押し込まれると、接触片部の接触部が押圧されて接触片部が撓み、その復元力(弾性力)により雄型接続端子が接触片部と接触突起部との間に圧接されるようになっている。これにより、相手側の雄型接続端子が端子接触部の接触片部および接触突起部と接触した状態で受容部の内部に受け入れられる(特許文献1参照)。
【0004】
このような雌型接続端子をコネクタに用いる場合には、雌型接続端子の基端側、すなわち、電線が結線される雌型接続端子の結線部付近に、例えば、ゴム栓等のシール部材(以下、ワイヤシールと称す)を装着し、雌型接続端子が雌コネクタのハウジング内に収容された状態で、ワイヤシールがハウジングに形成された雌型接続端子用の貫通孔に嵌合し、ワイヤシールが貫通孔を密封することにより防水を行っている。
【0005】
ワイヤシールを接続端子の基端側(結線部付近)に装着する方法は、例えば、ワイヤシールに形成された貫通孔に接続端子を通過させて、ワイヤシールを接続端子の基端側(結線部付近)に位置させる方法や、予めワイヤシールの貫通孔に電線を挿通させ、この電線と共にワイヤシールを接続端子の被覆圧着部に圧着する方法などがある。
【0006】
【特許文献1】特開平8−111255号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、通常、雄型接続端子を収容する雄コネクタのハウジングと、この雄型接続端子と接続可能な雌型接続端子を収容する雌コネクタのハウジングとを、雄型接続端子と雌型接続端子とが電気的に接続されるように連結する場合、これら雄コネクタのハウジングと雌コネクタのハウジングとの連結部から浸水しないように防水が行われる。この場合、一般に、雄コネクタのハウジングと雌コネクタのハウジングとの間のシール部材(以下、コネクタシールと称す)によって防水される。したがって、従来では、雄コネクタと雌コネクタとを接続する際に防水するために、ワイヤシールとコネクタシールとの別々のシール部材が使用されているため、各コネクタの組立作業における労力が多大であるという問題があった。
【0008】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、コネクタの組立作業を容易に行うことができるようなコネクタ用シールを備えたコネクタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このような目的達成のため、本発明では、第二接続端子に接続可能な第一接続端子に接続された電線と第一接続端子を収容する第一コネクタのハウジングとの間を密封するためのワイヤシールと、第二接続端子を収容する第二コネクタのハウジングと第一コネクタのハウジングとの間を密封するためのハウジングシールとを具備するコネクタにおいて、ワイヤシールとハウジングシールとが一体的に形成される。
【0010】
このように構成されたコネクタによれば、電線と第一コネクタとの間のワイヤシールと、第一コネクタのハウジングと第二コネクタのハウジングとの間のハウジングシールとが一体的に形成されるため、シールをコネクタのハウジングへ装着する際の組立作業や、接続端子をコネクタのハウジングに装着する際の組立作業が容易になる。さらに、両コネクタを構成する部品点数を少なくすることができる。
【0011】
また、本発明によれば、上述したようなコネクタにおいて、第一接続端子はほぼ円筒状の雌型接続端子であり、第二接続端子は雄型接続端子であることが好ましい。
【0012】
このように構成されたコネクタによれば、第一接続端子がほぼ円筒状に形成されているため、雄型接続端子よりも外形が大きくなってしまう雌型接続端子をワイヤシールの貫通孔(第一接続端子が第一コネクタのハウジングに収容されたときに第一接続端子に接続された電線が貫通する孔)へ容易に挿通させることが可能となり、よって接続端子をコネクタのハウジングに装着する際の組立作業が容易になる。
【0013】
また、一般に、角部のある断面形状を有する接続端子では、ワイヤシールの貫通孔に接続端子を通過させる際に、ワイヤシールの貫通孔と接続端子の角部との接触部分にはより大きな押圧力が作用するため、この接触部分から封止部材が破損する可能性があった。これに対して本発明では、第一接続端子がほぼ円筒状に形成されているため、ワイヤシールの貫通孔に第一接続端子を通過させる際に、貫通孔と第一接続端子との接触部分に均等な押圧力が作用することから、ワイヤシールの破損を防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。本発明のコネクタ用シール1を備えたコネクタを図1に示す。図1は、複数の雌型接続端子(第一接続端子)12を備える雌コネクタ(第一コネクタ)10と、複数の雄型接続端子(第二接続端子)32を備える雌コネクタ(第二コネクタ)30との断面図である。雌コネクタ10は、雌型接続端子12の他に、第一雌ハウジング14と第二雌ハウジング16とを具備する。雌型接続端子12は、紙面と垂直な方向に等間隔に配置される。第一雌ハウジング14はほぼ矩形の筒状の側方部14aとこの側方部14aの矩形に対応した矩形の平板状の底面部14bとを有し、雌型接続端子12と、コネクタ用シール1と、第二雌ハウジング16とを収容する。したがって、第一雌ハウジング14は、等間隔に配置された雌型接続端子12を全て収容するように、紙面に垂直な方向に延びている。同様に、第二雌ハウジングはほぼ矩形の筒状の側方部16aとこの側方部16bの矩形に対応した矩形の平板状の底面部16bとを有し、雌型接続端子12を収容する。第一雌ハウジング14と第二雌ハウジング16との間にはコネクタ用シール1が配置される。したがって、第二雌ハウジング16も、等間隔に配置された雌型接続端子12を全て収容するように、紙面に垂直な方向に延びている。
【0015】
第一雌ハウジング14の底面部14bと第二雌ハウジング16の底面部16bには、それぞれ貫通孔14c、16cが設けられる。これら貫通孔14c、16cは紙面と垂直な方向に等間隔に、雌型接続端子12の位置に対応して設けられる。貫通孔14c内には、雌型接続端子12に接続された電線18が通され、貫通孔16c内には、電線18および/または雌型接続端子12が通される。図1に示した実施形態では、貫通孔14c内を電線18が貫通し、貫通孔16c内を電線18および雌型接続端子12の一部が貫通している。
【0016】
一方、雄コネクタ30は、雄型接続端子32の他に雄ハウジング34を具備する。雄型接続端子32は、紙面と垂直な方向に、雌型接続端子12の配置に対応して等間隔に配置される。雄ハウジング34は、ほぼ矩形の筒状の側方部34aとこの側方部34aの矩形に対応した矩形の平板状の底面部34bとを有し、全ての雄型接続端子32を収容する。したがって、雄ハウジング34は、等間隔に配置された雄型接続端子を全て収容するように、紙面に垂直な方向に延びている。
【0017】
上記雌コネクタ10と雄コネクタ30とを連結する場合、図1に示したように、雌型接続端子12に雄型接続端子32が受容されると共に、第一雌ハウジング14の側方部14aと第二雌ハウジングの側方部16aとの間に雄ハウジング34の側方部34aが介挿される。雌型接続端子12は、雄型接続端子32が雌型接続端子12内に受容されると雄型接続端子32と電気的に接続されるように構成されているため、雌コネクタ10と雄コネクタ30とが連結されると、両端子間が電気的に接続される。
【0018】
ところで、上述したようなコネクタを自動車のハーネス等に用いた場合、端子同士の接続部に水分等が進入しないようにする必要がある。このため、一般に、このような接続部の周りにはゴム等のシール部材が設けられている。特に、このような接続部に水分等が進入しないようにするためには、電線とハウジングとの間の隙間と、ハウジング同士の間の隙間をシールする必要がある。そこで、従来から、これら隙間の間にコネクタ用シールが設けられている。
【0019】
図5に、従来のコネクタ用シール51を備えたコネクタを示す。図5は図1と同様な図であり、コネクタの断面側面図である。図5に示したコネクタは、コネクタ用シール51を除いて、基本的に図1に示したコネクタと同様に構成されている。図5に示したように、コネクタ用シール51は、ワイヤシール52とハウジングシール53との二つのシール部材を具備する。ワイヤシール52は電線18と雌ハウジング14、16との間を密封し、ハウジングシール53は雌ハウジング14、16と雄ハウジング34との間を密封する。
【0020】
より詳細には、ワイヤシール52は、第一雌ハウジング14の底面部14bと、第二雌ハウジング16の底面部16bとの間に配置される。ワイヤシール52には、第一雌ハウジング14の貫通孔14cおよび第二雌ハウジング16の貫通孔16cに対応して、図5の紙面と垂直方向に等間隔に配置された複数の貫通孔54を有する。この様子を、図6に示す。図6は、コネクタを組み立てたときに第一雌ハウジング14と当接する側を示したワイヤシール52の正面図である。
【0021】
また、ハウジングシール53は、雌コネクタ10と雄コネクタ30とを接続したときに、第二雌ハウジング16の側方部16aの外周面と雄ハウジング32の側方部32aの内周面との間に位置するように、第二雌ハウジング16に取り付けられる。また、ハウジングシール53は図5の紙面と垂直な方向に延びており、この様子を図7に示す。図7は、ハウジングシール53の側面図である。
【0022】
ところが、このようにコネクタ用シールがワイヤシール52とハウジングシール53とに分かれている場合、雌コネクタ10を組み立てるときにワイヤシール52とハウジングシール53とを別々の工程で装着しなければならず、したがって雌コネクタ10の組立には手間がかかってしまっていた。
【0023】
そこで、本発明のコネクタ用シール1では、コネクタ用シール1は、雄型接続端子32に接続可能な雌型接続端子12に接続された電線18と雌型接続端子12を収容する雌コネクタ10の雌ハウジング14、16との間を密封するための底面部(上記ワイヤシール52に対応する部分)3と、雄型接続端子32を収容する雄コネクタ30の雄ハウジング34と雌ハウジング14、16との間を密封するための側方部(ハウジングシールに対応する部分)2とを具備し、さらに側方部2と底面部3とは一体的に形成されている。
【0024】
このように、側方部2と底面部3とが一体的に形成されることにより、シール部材を装着するのは一度でよくなり、これによりコネクタ用シールを雌コネクタ10の雌ハウジング14、16へ装着する際の組立作業や、雌型接続端子12を雌ハウジング14、16に装着する際の組立作業が容易になる。さらに、シール部材が一つになることにより、コネクタ全体を構成する部品点数が少なくすることができ、製造コストを低く抑えることができるようになる。
【0025】
図1〜図4を参照して、本発明のコネクタ用シール1についてより詳細に説明する。図2はコネクタ用シール1の断面側面図であり、図3(a)はコネクタを組み立てたときに第一雌ハウジング14と当接する側を示したコネクタ用シール1の背面図であり、図3(b)はコネクタを組み立てたときに第二雌ハウジング16と当接する側を示したコネクタ用シール1の正面図であり、図4はコネクタ用シール1の立面図である。
【0026】
コネクタ用シール1は、ゴム等の弾性部材から形成される。コネクタ用シール1の側方部2はほぼ矩形の筒状であり、コネクタ用シール1の底面部3は側方部2の矩形に対応した矩形の平板状である。側方部2は、雌コネクタ10の第一雌ハウジング14の側方部14aと第二雌ハウジング16の側方部14bとの間に配置される。さらに、側方部2は、雌コネクタ10と雄コネクタ30とが連結されたときに、第二雌ハウジング16の側方部16bと雄コネクタ30の雄ハウジング34の側方部34aとの間に位置するように延びている。また、底面部3は、第一雄ハウジング14の底面部14bと第二雄ハウジング16の底面部16bとの間に配置される。
【0027】
さらに、図3から分かるように、底面部3には、第一雌ハウジング14の貫通孔14cおよび第二雌ハウジング16の貫通孔16cに対応して、等間隔に配置された複数の貫通孔4を有し、この貫通孔4内を電線18が貫通する。貫通孔4におけるコネクタ用シール1の内壁面からは貫通孔4の軸線に向かって突起部5が設けられ、この突起部5によりコネクタ用シール1と電線18との間で確実にシールされるようになる。また、コネクタ用シール1の底面部3の外周面上にも同様に突起部6が設けられる。この突起部5は第一雌ハウジング14に設けられた凹部に嵌合し、これによりコネクタ用シール1と第一雌ハウジング14との間で確実にシールが行われると共に、第一雌ハウジング14からコネクタ用シール1が抜けてしまうことが防止される。
【0028】
また、コネクタ用シール1の側方部2の先端付近には、その内周面および外周面にそれぞれ突起部7および突起部8が設けられる。突起部7は、第二雌ハウジング16に設けられた凹部に嵌合し、これによりコネクタ用シール1と第一雌ハウジング14との間で確実にシールが行われると共に、コネクタ用シール1から第二雌ハウジング16が抜けてしまうことが防止される。また、突起部8は、雌コネクタ10と雄コネクタ30とが連結されたときに雄ハウジング34に設けられた凹部に嵌合し、これによりコネクタ用シール1と雄ハウジング34との間で確実にシールが行われると共に、雌コネクタ10と雄コネクタ30とが簡単に外れてしまうことのないようにする。
【0029】
次に、雌コネクタ10の製造手順について簡単に説明する。まず、第一雌ハウジング14内にコネクタ用シール1が受容される。次いで、既に電線18に接続された雌型接続端子12が、第一雌ハウジング14の貫通孔14cおよびコネクタ用シール1の貫通孔4を通って挿入される。そして、第二雌ハウジング16の貫通孔16cを雌型接続端子12が通過するように、コネクタ用シール1内に第二雌ハウジング16が受容され、こうして雌コネクタ10が形成される。
【0030】
ところで、従来では、ワイヤシール52に形成された貫通孔54に雌型接続端子を通過させる場合には、ワイヤシール52の貫通孔54の形状が電線18の周囲を密着して封じるたに電線18の断面形状に合わせたほぼ円形であるのに対し、従来における雌型接続端子の断面形状はほぼ方形であったため、貫通孔54に雌型接続端子を通過させにくく、雌型接続端子とワイヤシール52とを連結するのが煩雑となっていた。また、ワイヤシール52の貫通孔54には雌型接続端子を通過させる際に、貫通孔54におけるワイヤシール52と雌型接続端子との四隅の接触部分にはより大きな押圧力が作用するため、この接触部分からシール部材が破損する可能性もあった。
【0031】
また、近年、電子機器の小型化と高密度化が進み、コネクタにおいても小型化、高密度化が望まれている。そこで、雌型接続端子の端子間隔が狭くなるのに対応するため、一つのワイヤシール52を複数の雌型接続端子に装着するようにしている。このように、一つのワイヤシール52を複数の雌型接続端子に装着する場合には、ワイヤシール52に形成された複数の貫通孔54のそれぞれに雌型接続端子をそれぞれ通過させる必要があるため、従来では、雌型接続端子にワイヤシール52を装着するのが特に煩雑となっていた。
【0032】
これに対して、本発明では、雌型接続端子12は円筒状である。これにより、雌型接続端子12の断面形状がコネクタ用シール1の底面部2の貫通孔4と同じ円形に形成されているため、雌型接続端子12を貫通孔4へ容易に通過させることが可能となり、コネクタ用シール1の貫通孔4に雌型接続端子12を容易に通すことができるようになり、また、貫通孔4内において雌型接続端子12とコネクタ用シール1との接触部分に均等な押圧力が作用することから、コネクタ用シールの破損を防止することができる。
【0033】
特に、本発明の実施形態のように、複数の雌型接続端子12に一つのコネクタ用シール1を装着する場合であっても、雌型接続端子12が円筒状であると雌型接続端子12をコネクタ用シール1の貫通孔4へ容易に通過させることができるので、容易に雌コネクタ10を形成することができる。
【0034】
なお、雌型接続端子を備えた雌コネクタにコネクタ用シールを設けた場合について説明したが、実際には雄型接続端子を備えた雄コネクタにコネクタ用シールを設けてもよい。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、このように構成されたコネクタ用シールによれば、第一接続端子または電線と第一コネクタとの間のワイヤシールと、第一コネクタのハウジングと第二コネクタのハウジングとの間のハウジングシールとが一体的に形成されるため、コネクタ用シールをコネクタのハウジングへ装着する際の組立作業や、接続端子をコネクタのハウジングに装着する際の組立作業が容易になる。さらに、両コネクタを構成する部品点数を少なくすることができ、これにより製造コストを安く抑えることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタ用シールが設けられたコネクタの断面側面図である。
【図2】本発明のコネクタ用シールの断面側面図である。
【図3】本発明のコネクタ用シールの正面図および背面図である。
【図4】本発明のコネクタ用シールの立面図である。
【図5】従来のコネクタ用シールが設けられたコネクタの断面側面図である。
【図6】従来のワイヤシールの正面図である。
【図7】従来のハウジングシールの正面図である。
【符号の説明】
1…ハウジング用シール
2…側方部
3…底面部
4…貫通孔
10…雌コネクタ
12…雌型接続端子
14…第一雌ハウジング
16…第二雌ハウジング
18…電線
30…雄コネクタ
32…雄型接続端子
34…雄ハウジング
Claims (2)
- 第二接続端子に接続可能な第一接続端子に接続された電線と前記第一接続端子を収容する第一コネクタのハウジングとの間を密封するためのワイヤシールと、前記第二接続端子を収容する第二コネクタのハウジングと前記第一コネクタのハウジングとの間を密封するためのハウジングシールとを具備するコネクタにおいて、
前記ワイヤシールと前記ハウジングシールとが一体的に形成されることを特徴とするコネクタ。 - 前記第一接続端子はほぼ円筒状の雌型接続端子であり、前記第二接続端子は雄型接続端子である請求項1に記載のコネクタ。
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- 2002-11-19 JP JP2002335009A patent/JP2004171873A/ja active Pending
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