JP2004171736A - ヘッド位置決め制御方法およびこれを用いたディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 第1推定器13は、VCM駆動信号u1とVCM6からの電圧信号Vaとから、ヘッドの位置を推定して、第1のヘッド位置推定信号x1estを出力するとともに、ヘッド支持機構8に作用する外乱を推定して外乱推定信号τdestを出力する。第2推定器15は、微動アクチュエータ7の制御信号c2からヘッドの変位を推定して変位推定信号x2estを出力する。第1のヘッド位置推定信号x1estと変位推定信号x2estとを加算して、第2のヘッド位置推定信号xestを得る。位置誤差信号eは、サーボ情報を検出して得たヘッド位置信号xまたは第2のヘッド位置推定信号xestを用いて生成される。外乱補償器10は、VCM制御信号c1と外乱推定信号τdestとを合成して、VCM駆動信号u1を生成する。
【選択図】 図1
Description
表すことができる。したがって、3.5インチのディスクの場合、当該割合は、50/(578+50)=8%となる。一方、1.8インチのディスクの場合、上記割合は、50/(264+50)=16%となる。このように、ディスクが小型化するほどサーボ領域110の占める割合が大きくなり、データフォーマット効率は低下する。
2 スライダ
2a 磁気ヘッド
3 サスペンションアーム
3a 基端部
3b フレクシャ基板
3c フレクシャ
3d スライダ保持基板
3e 突起部
3f,3g 弾性ヒンジ部
4 キャリッジ
5 回転軸受
6 ボイスコイルモータ(VCM)
6a コイル
6b マグネット
7 微動アクチュエータ
7a,7b 薄膜圧電体
8 ヘッド支持機構
9 サスペンション
10 外乱補償器
11 第1駆動器
12 電圧検出器
13 第1推定器
14 第2駆動器
15 第2推定器
16,27,28,37,38,42,72 加算器
17 位置誤差検出器
18 第1制御器
19 第2制御器
39,52,62 減算器
61 スイッチ
Claims (14)
- 回転駆動されるディスクに対して、アクチュエータを用いてヘッドを位置決めするヘッド位置決め制御方法であって、
前記アクチュエータは、ボイスコイルモータを備えて前記ディスクの全体にわたるストロークを有する粗動アクチュエータと、前記粗動アクチュエータと前記ヘッドとの間に介在し、前記粗動アクチュエータのストロークよりも小さなストロークを有する微動アクチュエータとを備え、
前記粗動アクチュエータを駆動するための第1の駆動信号と前記微動アクチュエータを駆動するための第2の駆動信号とを生成するステップと、
前記粗動アクチュエータの駆動に伴って前記ボイスコイルモータに発生する電圧を検出し、前記電圧値を示す電圧信号を生成するステップと、
前記第1駆動信号と前記電圧信号とから、前記粗動アクチュエータの駆動によって変位したヘッドの位置を推定し、第1のヘッド位置推定信号を生成するステップと、
前記第2の駆動信号から前記微動アクチュエータの変位を推定し、変位推定信号を生成するステップと、
前記第1のヘッド位置推定信号と前記変位推定信号とを加算することによって第2のヘッド位置推定信号を生成するステップと、
前記ヘッドの目標位置を示す目標位置信号と前記第2のヘッド位置推定信号とから、ヘッドの目標位置からのずれを示す位置誤差推定信号を生成するステップと、
前記位置誤差推定信号に基づいて前記第1の駆動信号及び第2の駆動信号を補正する駆動信号補正ステップと、
を備えたヘッド位置決め制御方法。 - 前記ディスクに予め記録されているサーボ情報を前記ヘッドで再生することによって前記ヘッドの位置を検出するステップと、
前記ヘッドの検出位置と前記目標位置とから、ヘッドの目標位置からのずれを示す位置誤差信号を生成するステップと、
を更に備え、
前記駆動信号補正ステップの代わりに、前記位置誤差信号及び前記位置誤差推定信号のいずれか一方を選択的に用いて前記第1の駆動信号及び前記第2の駆動信号を補正する補正ステップを備える請求項1に記載のヘット位置決め制御方法。 - 前記補正ステップは、前記サーボ情報のサンプリング周期よりも短い所定の周期ごとに実行され、
前記サーボ情報を前記ヘッドにより再生する周期においては、前記位置誤差信号を利用し、
前記サーボ情報を前記ヘッドにより再生しない周期においては、前記位置誤差推定信号を利用する請求項2に記載のヘッド位置決め制御方法。 - 前記第1の駆動信号と前記電圧信号とから、前記粗動アクチュエータに加わる外乱の大きさを推定し、外乱推定信号を生成するステップと、
前記外乱推定信号から外乱を補償する外乱補償信号を生成し、前記第1の駆動信号と前記外乱補償信号とを合成することによって前記第1駆動信号を補正するステップと、
を更に備えた請求項1に記載のヘッド位置決め制御方法。 - 前記ディスクに予め記録されているサーボ情報を前記ヘッドで再生することによって前記ヘッドの位置を逐次検出するステップと、
前記ヘッドの位置を検出すると、前記ヘッドの検出位置に基づいて前記第1のヘッド位置推定信号を逐次補正するステップと、
を更に備えた請求項1に記載のヘッド位置決め制御方法。 - 前記微動アクチュエータは圧電体により構成されている請求項1に記載のヘッド位置決め制御方法。
- 前記圧電体は、前記第2の駆動信号に略比例した変位を発生する特性を有する請求項6に記載のヘッド位置決め制御方法。
- 情報を記録するディスクと、
前記ディスクを回転させるモータと、
少なくとも前記ディスクの情報を再生するヘッドと、
ボイスコイルモータを備えて前記ディスクの全体にわたるストロークを有する粗動アクチュエータと、前記粗動アクチュエータと前記ヘッドとの間に介在し、前記粗動アクチュエータのストロークよりも小さなストロークを有する微動アクチュエータとを備えたヘッド支持機構と、
第1の駆動信号及び第2の駆動信号を生成する制御器と、
前記第1の駆動信号が入力され、前記粗動アクチュエータを駆動する第1駆動器と、
前記第2の駆動信号が入力され、前記微動アクチュエータを駆動する第2駆動器と、
前記粗動アクチュエータの駆動に伴って前記ボイスコイルモータに発生する電圧を検出し、前記電圧値を示す電圧信号を出力する電圧検出器と、
前記第1の駆動信号と前記電圧信号とから、前記粗動アクチュエータの駆動によって変位した前記ヘッドの位置を推定し、第1のヘッド位置推定信号を出力する第1推定器と、
前記第2の駆動信号から前記微動アクチュエータの変位を推定し、変位推定信号を出力する第2の推定器と、
前記第1のヘッド位置推定信号と前記変位推定信号とを加算し、第2のヘッド位置推定信号を出力する加算器と、
前記ヘッドの目標位置を示す目標位置信号と前記第2のヘッド位置推定信号とから、ヘッドの目標位置からのずれを示す位置誤差推定信号を生成する位置誤差関連信号生成器と、
を備え、
前記制御器は、前記位置誤差推定信号に基づいて前記第1の駆動信号及び前記第2の駆動信号を補正するように構成されているディスク装置。 - 前記位置誤差関連信号生成器は、前記ディスクに予め記録されているサーボ情報を前記ヘッドで再生することによって前記ヘッドの目標位置からのずれを示す位置誤差信号を生成し、
前記制御器は、前記位置誤差推定信号及び前記位置誤差信号のいずれか一方を選択的に用いて前記第1及び第2の駆動信号を補正するように構成されている請求項8に記載のディスク装置。 - 前記制御器は、前記サーボ情報のサンプリング周期よりも短い所定の周期ごとに前記第1及び第2の駆動信号を補正し、前記サーボ情報を前記ヘッドにより再生する周期においては前記位置誤差信号を利用し、前記サーボ情報を前記ヘッドにより再生しない周期においては前記位置誤差推定信号を利用する請求項9に記載のディスク装置。
- 前記粗動アクチュエータに加わる外乱の大きさを推定した外乱補償信号と前記第1駆動信号とを合成し、外乱補償後の第1の駆動信号を生成する外乱補償器を更に備え、
前記第1推定器は、外乱補償後の第1の駆動信号と前記電圧信号とから、前記粗動アクチュエータに加わる外乱の大きさを推定して前記外乱補償信号を生成するように構成されている請求項8に記載のディスク装置。 - 前記第1の推定器は、前記サーボ情報を前記ヘッドで再生することによって得られた前記ヘッドの検出位置に基づいて、前記第1のヘッド位置推定信号を逐次補正するように構成されている請求項8に記載のディスク装置。
- 前記微動アクチュエータは圧電体により構成されている請求項8に記載のディスク装置。
- 前記圧電体は、前記第2の駆動信号に略比例した変位を発生する特性を有する請求項13に記載のディスク装置。
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---|---|---|---|
JP2003351237A JP2004171736A (ja) | 2002-10-28 | 2003-10-09 | ヘッド位置決め制御方法およびこれを用いたディスク装置 |
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JP2003351237A Pending JP2004171736A (ja) | 2002-10-28 | 2003-10-09 | ヘッド位置決め制御方法およびこれを用いたディスク装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102279605A (zh) * | 2010-04-09 | 2011-12-14 | 谐波传动系统有限公司 | 考虑波动齿轮传动机构摩擦特性随温度改变的变化在执行机构中作适应摩擦补偿的方法 |
US8446687B2 (en) | 2011-01-28 | 2013-05-21 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Magnetic disk drive and method for controlling microactuator in magnetic disk drive |
JP2020202004A (ja) * | 2019-06-13 | 2020-12-17 | 株式会社東芝 | 磁気ディスク装置 |
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2003
- 2003-10-09 JP JP2003351237A patent/JP2004171736A/ja active Pending
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JP2020202004A (ja) * | 2019-06-13 | 2020-12-17 | 株式会社東芝 | 磁気ディスク装置 |
JP7199310B2 (ja) | 2019-06-13 | 2023-01-05 | 株式会社東芝 | 磁気ディスク装置 |
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