JP2004171420A - 監視制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の被制御機器を監視制御する監視制御装置本体に設けられ前記複数の被制御機器に対する入出力を行うための複数の入出力ユニット30と、前記複数の入出力ユニット30と前記複数の被制御機器とをそれぞれ中継する複数の中継器40とを備え、前記複数の入出力ユニットを所定の配列方向において互いに隣接して配置し、前記複数の中継器40を前記複数の入出力ユニット30の配列方向に沿って互いに隣接して配置するとともに、固定長の本体側ケーブル20により前記監視制御装置本体の入出力ユニット30と中継器40を接続する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、監視制御装置、特に、上下水道プラントなどのプラントの監視および制御を行うプラント監視制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プラント監視制御装置は、複数の基板コネクタとしての入出力ユニットを有する監視制御装置本体と、複数の中継コネクタを有する中継器とにより構成される(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−265403号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のプラント監視制御装置では、入出力ユニット30における複数の基板コネクタの配列方向と、中継器における中継器コネクタの配列方向とが異なっているため、基板コネクタと中継器コネクタとを適正な長さのケーブルで接続しようとすると、異なる長さのケーブルを必要とする。
したがって、従来の監視制御装置の製作においては、複数種類の内線ケーブルの指定・取り付けが必要となり、装置の製作が簡単にならないなどの問題点があった。
【0005】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、製作が容易でケーブル接続作業を簡便に行える監視制御装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るプラント監視制御装置は、複数の被制御機器を監視制御する監視制御装置本体に設けられ前記複数の被制御機器に対する入出力を行うための複数の入出力ユニットと、前記複数の入出力ユニットと前記複数の被制御機器とをそれぞれ中継する複数の中継器とを備え、前記複数の入出力ユニットを所定の配列方向において互いに隣接して配置し、前記複数の中継器を前記複数の入出力ユニットの配列方向に沿って互いに隣接して配置するとともに、固定長の本体側ケーブルにより前記監視制御装置本体の入出力ユニットと前記中継器を接続するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
この発明の実施の形態1を図1に基づいて説明する。図1は実施の形態1における構成を示す分解斜視図である。
【0008】
図1において、外線ケーブル10はプラント機器に接続される。内線ケーブル20は監視制御装置の内部で扱われるディジタルデータとプラント機器が扱う信号の変換を行う入出力ユニット30と中継器40とを接続する。
中継器40は外線ケーブル10のコネクタ11の形状と入出力ユニット30のコネクタ31の形状の違いを吸収するために設けられる。
【0009】
監視制御装置の入出力ユニット30のコネクタ31を内線ケーブル20のコネクタ21と接続し、中継器40のコネクタ42を内線ケーブル20のコネクタ22と接続し、中継器40のコネクタ41を外線ケーブル10のコネクタ11と接続することにより、監視制御装置の入出力ユニット30とプラント機器とをインタフェースする。
【0010】
図1では、入出力ユニット30と中継器40の位置関係を、上下方向に一定、左右方向は差異が発生しないように配置することにより、入出力ユニット30と中継器40を固定長の内線ケーブル20で接続する。内線ケーブル20を固定長とすることにより、監視制御装置の製作において複数種類の内線ケーブルの指定・取り付けをする必要がなくなり、装置の製作を容易にすることができる。
【0011】
また、中継器40と外線ケーブル10はコネクタで接続できるようになっており、端子台接続のように結線が変更される可能性はなく結線間違いのない信頼性の高い更新工事を実施することができる。また、端子台のように1点ごとに接続する必要はなく、コネクタにより一括して着脱できるため、迅速に更新工事を実施することができる。
【0012】
この発明による実施の形態1によれば、複数の被制御機器を監視制御する監視制御装置本体に設けられ前記複数の被制御機器に対する入出力を行うための複数の入出力ユニット30と、前記複数の入出力ユニット30と前記複数の被制御機器とをそれぞれ中継する複数の中継器40とを備え、前記複数の入出力ユニット30を所定の配列方向において互いに隣接して配置し、前記複数の中継器40を前記複数の入出力ユニット30の配列方向に沿って互いに隣接して配置するとともに、コネクタ21,22を有する固定長の内線ケーブル20からなる本体側ケーブルにより前記監視制御装置本体の入出力ユニット30のコネクタ31と前記中継器40のコネクタ42を接続し、かつ、前記被制御機器を中継器に接続するための外線ケーブル10からなる機器側ケーブルと中継器40のコネクタ41とをコネクタ11で接続するようにしたので、製作が容易でケーブル接続作業を簡便に行える監視制御装置を得ることができる。
【0013】
実施の形態2.
この発明の実施の形態2を図2に基づいて説明する。図2は実施の形態2における構成を示す分解斜視図およびブロック接続図である。
この実施の形態2において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1における構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
【0014】
上記実施の形態1では、入出力ユニット30と中継器40の配置について述べたが、この実施の形態2では、図2に示すように中継器40に電気的な変換機能を持たせることにより、入出力ユニット30の電気的仕様とプラント機器の電気的仕様が異なる場合に中継器40で差異を吸収することができる。
【0015】
図2では、中継器40にアナログ入力におけるチャネル間絶縁機能を持たせた場合を記載している。図2(a)は実施の形態2における外形構成を示す斜視図である。図2(b)は実施の形態2における接続構成を示すブロック接続図である。
【0016】
中継器40には、端子T1,T2と端子T3,T4との間にアナログ信号のチャネル間絶縁変換回路40Aが設けられている。この構成により、端子T1,T2と端子T3,T4との間におけるアナログ信号の変換機能が遂行されるとともに、中継器40の端子T3,T4に外線ケーブル10で接続されるプラント機器側の回路は、それぞれ他チャネルを構成する回路と電気的に絶縁される。
【0017】
この構成によれば、入出力ユニット30がチャネル間絶縁機能を持たない場合でも、プラント機器とのインタフェースとしてはチャネル間絶縁入力とすることができ、ループ間での電流の回り込みが発生しない高信頼性を持つシステムを構築することができる。
【0018】
この発明による実施の形態2によれば、実施の形態1における構成において、前記中継器として、アナログ信号からなる中継信号のチャネル間絶縁変換回路40Aを有する中継器40を備えたので、製作が容易でケーブル接続作業を簡便に行えるとともに、システムの信頼性を向上できる監視制御装置を得ることができる。
【0019】
実施の形態3.
この発明の実施の形態3を図3に基づいて説明する。図3は実施の形態3における構成を示す分解斜視図およびブロック接続図である。
この実施の形態3において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1および実施の形態2における構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
【0020】
上記実施の形態2では、中継器40にアナログ入力におけるチャネル間絶縁機能を持たせた場合について述べたが、この実施の形態3を示す図3には、中継器40にディジタル入力におけるプロセス電流を増加させる場合について記載している。図3(a)は実施の形態3における外形構成を示す斜視図である。図3(b)は実施の形態3における接続構成を示す接続図である。
【0021】
入出力ユニット30に流れる電流は入出力ユニット30の内部抵抗30Rにより制限されるが、中継器40に適切な抵抗40Rを置き、この抵抗40Rを回路に並列に接続することにより、ディジタル入力の電流変換機能を持たせて、プラント機器が必要とする電流レベルに対応させることができる。
これにより、入出力ユニット30とインタフェースする機器が更新されない場合でも、入出力ユニット30のみ更新することができる。
【0022】
この発明による実施の形態3によれば、実施の形態1または実施の形態2における構成において、前記中継器40として、抵抗40Rからなるディジタル入力信号の電流変換手段を有する中継器を備えたので、製作が容易でケーブル接続作業を簡便に行えるとともに、必要とされる電流レベルに適切に対応できる監視制御装置を得ることができる。
【0023】
実施の形態4.
この発明の実施の形態4を図4に基づいて説明する。図4は実施の形態4における構成を示す分解斜視図である。
この実施の形態4において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1ないし実施の形態3における構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
【0024】
上記実施の形態1では、入出力ユニットと中継器が1対1に対応する場合について述べたが、図4に示すように2つの入出力ユニットを1つの中継器に対応させることもできる。
図4において、外線ケーブル10はプラント機器に接続される。内線ケーブル200は第1の入出力ユニット300と中継器40とを接続し、内線ケーブル210は第2の入出力ユニット310と中継器40とを接続する。
【0025】
入出力ユニット300のコネクタ301を内線ケーブル200のコネクタ201と接続し、中継器40のコネクタ42を内線ケーブル200のコネクタ202と接続する。
同様に、入出力ユニット310のコネクタ311を内線ケーブル210のコネクタ211と接続し、中継器40のコネクタ43を内線ケーブル210のコネクタ212と接続する。
次に、中継器40のコネクタ41を外線ケーブル10のコネクタ11と接続することにより、監視制御装置の入出力ユニット300,310とプラント機器とをインタフェースする。
【0026】
外線ケーブル10が扱う入出力点数はプラント監視制御装置とプラント機器のインタフェースとして固定した点数となるが、この点数に比較して入出力ユニット300,301が扱う点数が少ない場合に、この実施の形態4を適用する。
これにより、プラント監視制御装置とプラント機器の入出力点数を規定することができ、システム全体を標準化できるというメリットがある。
【0027】
この発明による実施の形態4によれば、実施の形態1ないし実施の形態3における構成において、中継器40の少なくともいずれか一つと、監視制御装置の複数の入出力ユニット300,301とを接続するようにしたので、製作が容易でケーブル接続作業を簡便に行えるとともに、システム全体の標準化が可能な監視制御装置を得ることができる。
【0028】
実施の形態5.
この発明の実施の形態5を図5に基づいて説明する。図5は実施の形態5における構成を示す分解斜視図である。
この実施の形態5において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1ないし実施の形態4における構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
【0029】
上記実施の形態1とは異なるコネクタ形状を持つ入出力ユニットを適用する場合には、図5に示すようにコネクタ21の形状を変更するのみで対応できる。したがって異なる種類の入出力ユニットを使用することができる。
【0030】
この発明による実施の形態5によれば、前記本体側ケーブル20の入出力ユニット側に設けられるコネクタ21を交換可能に構成したので、製作が容易でケーブル接続作業を簡便に行えるとともに、異なる種類の入出力ユニットに対する接続作業を容易に行える監視制御装置を得ることができる。
【0031】
【発明の効果】
この発明によれば、製作が容易でケーブル接続作業を簡便に行える監視制御装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による実施の形態1における構成を示す分解斜視図である。
【図2】この発明による実施の形態2における外形構成および接続構成を示す分解斜視図および接続図である。
【図3】この発明による実施の形態3における外形構成および接続構成を示す分解斜視図および接続図である。
【図4】この発明による実施の形態4における構成を示す分解斜視図である。
【図5】この発明による実施の形態5における構成を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 外線ケーブル、11 コネクタ、20,200,210 内線ケーブル、21,201,202,211,212 コネクタ、30,300,310 入出力ユニット、30R 抵抗、31,301,311 コネクタ、40 中継器、40A チャネル間絶縁変換回路、40R 抵抗、41,42,43 コネクタ、中継器。
Claims (6)
- 複数の被制御機器を監視制御する監視制御装置本体に設けられ前記複数の被制御機器に対する入出力を行うための複数の入出力ユニットと、前記複数の入出力ユニットと前記複数の被制御機器とをそれぞれ中継する複数の中継器とを備え、前記複数の入出力ユニットを所定の配列方向において互いに隣接して配置し、前記複数の中継器を前記複数の入出力ユニットの配列方向に沿って互いに隣接して配置するとともに、固定長の本体側ケーブルにより前記監視制御装置本体の入出力ユニットと前記中継器を接続することを特徴とする監視制御装置。
- 前記被制御機器を中継器に接続するための機器側ケーブルと中継器とをコネクタで接続することを特徴とする請求項1に記載の監視制御装置。
- 前記中継器として、中継信号のチャネル間絶縁変換回路を有する中継器を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の監視制御装置。
- 前記中継器として、入力信号の電流変換手段を有する中継器を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の監視制御装置。
- 前記中継器の少なくともいずれか一つと、監視制御装置の複数の入出力ユニットとを接続するようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の監視制御装置。
- 前記本体側ケーブルの入出力ユニット側に設けられるコネクタを交換可能に構成したことを特徴とする請求項1ないし請求項5にいずれかに記載の監視制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002338667A JP2004171420A (ja) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | 監視制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002338667A JP2004171420A (ja) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | 監視制御装置 |
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Family Applications (1)
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JP2002338667A Pending JP2004171420A (ja) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | 監視制御装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004171420A (ja) |
-
2002
- 2002-11-22 JP JP2002338667A patent/JP2004171420A/ja active Pending
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