JP2004170043A - Cooling device - Google Patents
Cooling device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004170043A JP2004170043A JP2002339375A JP2002339375A JP2004170043A JP 2004170043 A JP2004170043 A JP 2004170043A JP 2002339375 A JP2002339375 A JP 2002339375A JP 2002339375 A JP2002339375 A JP 2002339375A JP 2004170043 A JP2004170043 A JP 2004170043A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- rotary compression
- evaporator
- compression element
- heat insulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/30—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members
- F04C18/34—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members
- F04C18/356—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the outer member
- F04C18/3562—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the outer member the inner and outer member being in contact along one line or continuous surfaces substantially parallel to the axis of rotation
- F04C18/3564—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the outer member the inner and outer member being in contact along one line or continuous surfaces substantially parallel to the axis of rotation the surfaces of the inner and outer member, forming the working space, being surfaces of revolution
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C23/00—Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C23/001—Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids of similar working principle
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C23/00—Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C23/008—Hermetic pumps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンプレッサ、ガスクーラ、絞り手段及び蒸発器を順次接続して構成された冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種冷却装置は、ロータリコンプレッサ(コンプレッサ)、ガスクーラ、絞り手段(膨張弁等)及び蒸発器等を順次環状に配管接続して冷媒サイクル(冷媒回路)が構成されている。そして、ロータリコンプレッサの回転圧縮要素の吸込ポートから冷媒ガスがシリンダの低圧室側に吸入され、ローラとベーンの動作により圧縮が行われて高温高圧の冷媒ガスとなり、高圧室側より吐出ポート、吐出消音室を経てガスクーラに吐出される。このガスクーラにて冷媒ガスは放熱した後、絞り手段で絞られて蒸発器に供給される。そこで冷媒が蒸発し、そのときに周囲から吸熱することにより冷却作用を発揮するものであった。
【0003】
また、近年では地球環境問題に対処するため、この種の冷却装置においても、従来のフロンを用いずに自然冷媒である二酸化炭素(CO2)を冷媒として用いる冷媒サイクルの冷却装置が開発されてきている。
【0004】
このような冷却装置では、コンプレッサ内に液冷媒が戻って、液圧縮することを防ぐために、蒸発器の出口側とコンプレッサの吸込側との間にアキュムレータを配設し、このアキュムレータに液冷媒を溜め、ガスのみをコンプレッサに吸い込ませる構成とされていた。そして、アキュムレータ内の液冷媒がコンプレッサに戻らないように絞り手段を調整していた(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特公平7−18602号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、冷媒サイクルの低圧側にアキュムレータを設けることは、その分多くの冷媒充填量が必要となる。また、液バックを防止するためには絞り手段の開度を小さくし、或いは、アキュムレータの容量を拡大しなければならず、冷却能力の低下や設置スペースの拡大を招くという問題が生じていた。
【0007】
また、蒸発器での蒸発温度が0℃以下、例えば−50℃以下の超低温域となるようにすることは、圧縮比が非常に高くなり、コンプレッサ自体の温度又は冷媒サイクル内に吐出される冷媒ガスの温度が高くなる関係上極めて困難となっていた。
【0008】
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、冷却装置において、蒸発器における冷却能力の向上を図ると共に、低圧側のアキュムレータを設けることなく、コンプレッサの液圧縮による損傷の発生を防止することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の冷却装置では、コンプレッサは、密閉容器内に第1及び第2の回転圧縮要素を備え、第1の回転圧縮要素で圧縮されて吐出された冷媒を第2の回転圧縮要素に吸い込んで圧縮し、ガスクーラに吐出すると共に、第1の回転圧縮要素から吐出された冷媒を放熱させるための中間冷却回路を備え、この中間冷却回路の少なくとも一部を、結露、若しくは、凍結の防止が必要な箇所に配設したので、第1の回転圧縮要素で圧縮され吐出された冷媒が結露、若しくは、凍結の防止が必要な箇所を通過することで熱を奪われるので、冷媒の温度を下げることができるようになる。
【0010】
一方、冷媒により冷却装置の結露、若しくは、凍結の防止が必要な箇所は加熱されるので、結露、若しくは、凍結を未然に防ぐことができるようになる。
【0011】
請求項2の発明では上記発明に加えて、断熱箱体と、この断熱箱体内に構成され、蒸発器により冷却される貯蔵室と、断熱箱体の開口部を閉塞する蓋体を備え、中間冷却回路の少なくとも一部を断熱箱体の開口部に配設したので、第1の回転圧縮要素で圧縮され吐出された冷媒が断熱箱体の開口部を通過することで熱を奪われるので、冷媒の温度を下げることができる。
【0012】
一方、冷媒により断熱箱体の開口部が加熱されるので、当該開口部の結露、若しくは、凍結を未然に回避することができるようになる。
【0013】
請求項3の発明では上記各発明に加えて、ガスクーラから出た第2の回転圧縮要素からの冷媒と蒸発器を出た冷媒とを熱交換させるための内部熱交換器を備えるので、蒸発器から出た冷媒は内部熱交換器でガスクーラを出た第2の回転圧縮要素からの冷媒と熱交換して熱を奪うので、冷媒の過熱度を確保してコンプレッサにおける液圧縮を回避することができるようになる。
【0014】
また、本発明では請求項4の如く蒸発器における冷媒の蒸発温度を0℃以下、例えば−50℃以下の超低温域とする場合に極めて有効となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。図1は本発明の冷却装置200に使用するコンプレッサの実施例として、第1及び第2の回転圧縮要素32、34を備えた内部中間圧型多段(2段)圧縮式ロータリコンプレッサ10の縦断側面図、図2は本発明の冷却装置200の冷媒回路図である。
【0016】
各図において、10は二酸化炭素(CO2)を冷媒として使用する内部中間圧型多段圧縮式ロータリコンプレッサで、このコンプレッサ10は鋼板からなる円筒状の密閉容器12と、この密閉容器12の内部空間の上側に配置収納された駆動要素としての電動要素14及びこの電動要素14の下側に配置され、電動要素14の回転軸16により駆動される第1の回転圧縮要素32(1段目)及び第2の回転圧縮要素34(2段目)から成る回転圧縮機構部18にて構成されている。
【0017】
密閉容器12は底部をオイル溜めとし、電動要素14と回転圧縮機構部18を収納する容器本体12Aと、この容器本体12Aの上部開口を閉塞する略椀状のエンドキャップ(蓋体)12Bとで構成され、且つ、このエンドキャップ12Bの上面中心には円形の取付孔12Dが形成されており、この取付孔12Dには電動要素14に電力を供給するためのターミナル(配線を省略)20が取り付けられている。
【0018】
電動要素14は所謂磁極集中巻き式のDCモータであり、密閉容器12の上部空間の内周面に沿って環状に取り付けられたステータ22と、このステータ22の内側に若干の間隔を設けて挿入設置されたロータ24とからなる。このロータ24は中心を通り鉛直方向に延びる回転軸16に固定されている。ステータ22は、ドーナッツ状の電磁鋼板を積層した積層体26と、この積層体26の歯部に直巻き(集中巻き)方式により巻装されたステータコイル28を有している。また、ロータ24はステータ22と同様に電磁鋼板の積層体30で形成され、この積層体30内に永久磁石MGを挿入して形成されている。
【0019】
前記第1の回転圧縮要素32と第2の回転圧縮要素34との間には中間仕切板36が挟持されている。即ち、第1の回転圧縮要素32と第2の回転圧縮要素34は、中間仕切板36と、この中間仕切板36の上下に配置された上シリンダ38、下シリンダ40と、この上下シリンダ38、40内を、180度の位相差を有して回転軸16に設けられた上下偏心部42、44により偏心回転される上下ローラ46、48と、この上下ローラ46、48に当接して上下シリンダ38、40内をそれぞれ低圧室側と高圧室側に区画するベーン50、52と、上シリンダ38の上側の開口面及び下シリンダ40の下側の開口面を閉塞して回転軸16の軸受けを兼用する支持部材としての上部支持部材54及び下部支持部材56にて構成されている。
【0020】
一方、上部支持部材54及び下部支持部材56には、図示しない吸込ポートにて上下シリンダ38、40の内部とそれぞれ連通する吸込通路60(上側の吸込通路は図示せず)と、一部を凹陥させ、この凹陥部を上部カバー66、下部カバー68にて閉塞することにより形成される吐出消音室62、64とが設けられている。
【0021】
尚、吐出消音室64と密閉容器12内とは、上下シリンダ38、40や中間仕切板36を貫通する連通路にて連通されており、連通路の上端には中間吐出管121が立設され、この中間吐出管121から第1の回転圧縮要素32で圧縮された中間圧の冷媒ガスが密閉容器12内に吐出される。
【0022】
そして、冷媒としては地球環境にやさしく、可燃性及び毒性等を考慮して自然冷媒である前述した二酸化炭素(CO2)が使用され、潤滑油としてのオイルは、例えば鉱物油(ミネラルオイル)、アルキルベンゼン油、エーテル油、エステル油、PAG(ポリアルキルグリコール)など既存のオイルが使用される。
【0023】
密閉容器12の容器本体12Aの側面には、上部支持部材54と下部支持部材56の吸込通路60(上側は図示せず)、吐出消音室62、上部カバー66の上側(電動要素14の下端に略対応する位置)に対応する位置に、スリーブ141、142、143及び144がそれぞれ溶接固定されている。そして、スリーブ141内には上シリンダ38に冷媒ガスを導入するための冷媒導入管92の一端が挿入接続され、この冷媒導入管92の一端は上シリンダ38の図示しない吸込通路と連通する。この冷媒導入管92は後述する中間冷却回路150に設けられた断熱箱体201の開口部202、中間熱交換器159を経てスリーブ144に至り、他端はスリーブ144内に挿入接続されて密閉容器12内に連通する。
【0024】
また、スリーブ142内には下シリンダ40に冷媒ガスを導入するための冷媒導入管94の一端が挿入接続され、この冷媒導入管94の一端は下シリンダ40の吸込通路60と連通する。
【0025】
そして、スリーブ143内には冷媒吐出管96が挿入接続され、この冷媒吐出管96の一端は吐出消音室62と連通する。
【0026】
次に、図2において、上述したコンプレッサ10は図2に示す冷媒回路の一部を構成する。即ち、コンプレッサ10の冷媒吐出管96はガスクーラ154の入口に接続される。そして、このガスクーラ154を出た配管は内部熱交換器160を通過する。この内部熱交換器160はガスクーラ154から出た第2の回転圧縮要素34からの高圧側の冷媒と蒸発器157から出た低圧側の冷媒とを熱交換させるためのものである。
【0027】
そして、この内部熱交換器160を通過した高圧側の冷媒は、絞り手段としての膨張弁156に至る。この膨張弁156の出口は蒸発器157の入口に接続され、蒸発器157を出た配管は内部熱交換器160に至る。そして、内部熱交換器160から出た配管は冷媒導入管94に接続されている。
【0028】
また、図2において、中間冷却回路150の配管の一部は中間熱交換器159を通過した後、放熱する断熱箱体201の開口部202に設けられたフレームパイプ(フレームヒータ)150Aを通過するように配設されている。
【0029】
図3は本発明の冷却装置200の斜視図である。図3において、200は理化学実験などに使用されるフリーザーであり、201は前記断熱箱体である。この断熱箱体201は図示しない金属製の内箱と外箱から成り、内箱と外箱の間には断熱材が充填されている。また、断熱箱体201の内箱の断熱材側(外面)には前述した蒸発器157が設けられている。そして、断熱箱体201の内箱内には、前記蒸発器157にて冷却される貯蔵室204が構成されている。断熱箱体201は開口部202を蓋体206により開閉可能に閉塞できるように形成されている。また、断熱箱体201の開口部202の全周には、前述した前記中間冷却回路150の一部の配管が埋設されたフレームパイプ150Aが構成されている。
【0030】
このフレームパイプ150Aは当該フレームパイプ150Aを通過する冷媒から熱を奪い、開口部202やその付近を加熱して、結露や凍結の発生を防止するために設けられたものである。尚、図3において、208は前記コンプレッサ10、ガスクーラ154、内部熱交換器160、膨張弁156及び中間熱交換器159などが収納されている機械室である。
【0031】
以上の構成で次に本発明の冷却装置200の動作を説明する。ターミナル20及び図示されない配線を介してコンプレッサ10の電動要素14のステータコイル28に通電されると、電動要素14が起動してロータ24が回転する。この回転により回転軸16と一体に設けた上下偏心部42、44に嵌合された上下ローラ46、48が上下シリンダ38、40内を偏心回転する。
【0032】
これにより、冷媒導入管94及び下部支持部材56に形成された吸込通路60を経由して図示しない吸込ポートからシリンダ40の低圧室側に吸入された低圧の冷媒ガスは、ローラ48とベーン52の動作により圧縮されて中間圧となり下シリンダ40の高圧室側より図示しない連通路を経て中間吐出管121から密閉容器12内に吐出される。これによって、密閉容器12内は中間圧となる。
【0033】
そして、密閉容器12内の中間圧の冷媒ガスは冷媒導入管92に入り、スリーブ144から出て中間冷却回路150に流入する。そして、この中間冷却回路150が中間熱交換器159を通過する過程で空冷方式により放熱した後、冷却装置200の開口部202の全周に渡って埋設されたフレームパイプ150Aを通過する。冷媒はそこで開口部202周辺の冷気により熱を奪われて更に冷却される。
【0034】
一方、冷却装置200の開口部202は中間圧の冷媒によって加熱され、結露や凍結の発生を未然に防止することができる。このように、第1の回転圧縮要素32で圧縮された中間圧の冷媒ガスを中間冷却回路150を通過させることで、中間熱交換器159及び開口部202に形成されたフレームパイプ150Aにて効果的に冷却することができるので、密閉容器12内の温度上昇を抑え、第2の回転圧縮要素34における圧縮効率も向上させることができるようになる。また、第2の回転圧縮要素34に吸い込まれる冷媒が冷却されることで、第2の回転圧縮要素34で圧縮され、吐出される冷媒の温度上昇も抑えることができるようになる。
【0035】
また、中間熱交換器159とフレームパイプ150Aが通過する開口部202との二段階で冷媒を冷却することができるため、中間熱交換器159の容量を大きくする必要がないので、冷却装置200の機械室208をよりコンパクトにすることができる。
【0036】
そして、冷却された中間圧の冷媒ガスは上部支持部材54に形成された図示しない吸込通路を経由して、図示しない吸込ポートから第2の回転圧縮要素34の上シリンダ38の低圧室側に吸入され、ローラ46とベーン50の動作により2段目の圧縮が行われて高圧高温の冷媒ガスとなり、高圧室側から図示しない吐出ポートを通り上部支持部材54に形成された吐出消音室62を経て冷媒吐出管96より外部に吐出される。
【0037】
冷媒吐出管96から吐出された冷媒ガスはガスクーラ154に流入し、そこで空冷方式により放熱した後、内部熱交換器160を通過する。冷媒はそこで低圧側の冷媒に熱を奪われて更に冷却される。
【0038】
この内部熱交換器160の存在により、ガスクーラ154を出て、内部熱交換器160を通過する冷媒は、低圧側の冷媒に熱を奪われるので、この分、当該冷媒の過冷却度が大きくなる。そのため、蒸発器157における冷却能力が向上する。
【0039】
係る内部熱交換器160で冷却された高圧側の冷媒ガスは膨張弁156に至る。冷媒は膨張弁156において圧力が低下して、その後、蒸発器157内に流入する。そこで冷媒は蒸発し、吸熱作用を発揮して断熱箱体201の内箱を冷却する。これにより、貯蔵室204は内箱の壁面から冷却される。
【0040】
このとき、第1の回転圧縮要素32で圧縮された中間圧の冷媒ガスを中間冷却回路150を通過させて、密閉容器12内及び第2の回転圧縮要素34の冷媒の温度上昇を抑えるという効果と、第2の回転圧縮要素34で圧縮された冷媒ガスを、内部熱交換器160を通過させて、膨張弁156前の冷媒の過冷却度が大きくなるという効果によって、蒸発器157における冷媒の冷却能力が向上する。
【0041】
即ち、この場合における蒸発器157での蒸発温度を0℃以下、例えば−50℃以下の超低温域に容易に到達させることができるようになる。また、同時にコンプレッサ10での消費電力の低減も図ることができるようになる。
【0042】
その後、冷媒は蒸発器157から流出して、内部熱交換器160に至る。そこで前述の高圧側の冷媒から熱を奪い、加熱作用を受ける。ここで、蒸発器157で蒸発して低温となり、蒸発器157を出た冷媒は、完全に気体の状態ではなく液体が混在した状態であるが、内部熱交換器160を通過させて高圧側の冷媒と熱交換させることで、冷媒が加熱される。これにより、冷媒は過熱度が取れて完全に気体となる。
【0043】
これにより、蒸発器157から出た冷媒を確実にガス化させることができるようになる。特に、運転条件により余剰冷媒が発生するような場合においても、内部熱交換器160により、低圧側冷媒を加熱しているので、低圧側のアキュムレータなどを設けること無く、コンプレッサ10に液冷媒が吸い込まれる液バックを確実に防止し、コンプレッサ10が液圧縮にて損傷を受ける不都合を回避することができるようになる。
【0044】
また、コンプレッサ10の吐出温度や内部温度を上昇させないサイクルとすることで、冷却装置200の信頼性の向上を図ることができるようになる。
【0045】
尚、内部熱交換器160で加熱された冷媒は、冷媒導入管94からコンプレッサ10の第1の回転圧縮要素32内に吸い込まれるサイクルを繰り返す。
【0046】
このように、第1の回転圧縮要素32から吐出された冷媒を放熱させるための中間冷却回路150を備え、この中間冷却回路150の配管の一部を、断熱箱体201の開口部202に配設してフレームパイプ150Aを構成したので、第1の回転圧縮要素32で圧縮され吐出された冷媒が断熱箱体201の開口部202に設けられたフレームパイプ150Aを通過することで熱を奪われるので、冷媒の温度を下げることができるようになる。
【0047】
これにより、第2の回転圧縮要素34における圧縮効率を向上させることができるようになる。また、第2の回転圧縮要素34に吸い込まれる冷媒が冷却されることで、第2の回転圧縮要素34で圧縮され、吐出される冷媒の温度上昇も抑えることができるようになる。
【0048】
一方、冷媒により冷却装置200の結露、若しくは、凍結の防止が必要な箇所は加熱されるので、結露、若しくは、凍結を未然に回避することができるようになる。
【0049】
また、ガスクーラ154から出た第2の回転圧縮要素34からの冷媒と蒸発器157を出た冷媒とを熱交換させるための内部熱交換器160を備えることで、蒸発器157から出た冷媒は内部熱交換器160でガスクーラ154を出た第2の回転圧縮要素34からの冷媒と熱交換して熱を奪うので、確実に冷媒の過熱度を確保してコンプレッサ10における液圧縮を回避できるようになる。
【0050】
他方、ガスクーラ154を出た第2の回転圧縮要素34からの冷媒は、内部熱交換器160において蒸発器157を出た冷媒に熱を奪われるので、それにより、膨張弁156前の冷媒の過冷却度が大きくなる。それにより、蒸発器157における冷却能力が更に向上する。
【0051】
これらにより、冷媒サイクルの蒸発器157における冷媒の蒸発温度を低下させることが可能となり、例えば蒸発器157での蒸発温度を−50℃以下の超低温域とすることを容易に達成することができるようになる。また、コンプレッサ10での消費電力の低減も図ることができるようになる。
【0052】
尚、本実施例ではフレームパイプ150Aを中間冷却回路150の中間熱交換器159の下流側に設けるものとしたが、中間冷却回路150の中間熱交換器159の上流側に設けても良い。
【0053】
また、本実施例では蒸発器157を断熱箱体201の内箱の断熱材側(外面)に設けて、内箱を冷却することで、貯蔵室204が内箱の壁面から冷却されるものとしたが、蒸発器の位置や冷却方法はこれに限定されるものでなく、ファンによって強制的に冷気を循環させることにより貯蔵室を冷却する方法など種々の方法が適用可能である。
【0054】
実施例では、二酸化炭素を冷媒として使用したが、これに限らず、他の冷媒、例えばフッ素系の冷媒や炭化水素系の冷媒などの冷媒を用いた場合であっても適用可能である。
【0055】
【発明の効果】
以上詳述した如く、本発明の冷却装置によれば、コンプレッサは、密閉容器内に電動要素とこの電動要素にて駆動される第1及び第2の回転圧縮要素を備え、第1の回転圧縮要素で圧縮されて吐出された冷媒を第2の回転圧縮要素に吸い込んで圧縮し、ガスクーラに吐出すると共に、第1の回転圧縮要素から吐出された冷媒を放熱させるための中間冷却回路を備え、この中間冷却回路の少なくとも一部を、結露、若しくは、凍結の防止が必要な箇所に配設したので、第1の回転圧縮要素で圧縮され吐出された冷媒が結露、若しくは、凍結の防止が必要な箇所を通過することで熱を奪われるので、冷媒の温度を下げることができる。
【0056】
これにより、第2の回転圧縮要素における圧縮効率を向上させることができるようになる。また、第2の回転圧縮要素に吸い込まれる冷媒が冷却されることで、第2の回転圧縮要素で圧縮され、吐出される冷媒の温度上昇も抑えることができるようになり、膨張弁前の冷媒の過冷却度を大きくできるので、蒸発器における冷却能力が向上する。
【0057】
一方、第1の回転圧縮要素から吐出された冷媒により冷却装置の結露、若しくは、凍結の防止が必要な箇所が加熱されるため、結露、若しくは、凍結を未然に防ぐことができるようになる。
【0058】
請求項2の発明によれば上記発明に加えて、断熱箱体と、この断熱箱体内に構成され、蒸発器により冷却される貯蔵室と、断熱箱体の開口部を閉塞する蓋体を備え、中間冷却回路の少なくとも一部を断熱箱体の開口部に配設したので、第1の回転圧縮要素で圧縮され吐出された冷媒が断熱箱体の開口部を通過することで熱を奪われるので、冷媒の温度を下げることができる。
【0059】
これにより、第2の回転圧縮要素における圧縮効率を向上させることができるようになる。また、第2の回転圧縮要素に吸い込まれる冷媒が冷却されることで、第2の回転圧縮要素で圧縮され、吐出される冷媒の温度上昇も抑えることができるようになり、膨張弁前の冷媒の過冷却度が大きくなるので、蒸発器における冷却能力が向上する。
【0060】
一方、第1の回転圧縮要素から吐出された冷媒により断熱箱体の開口部が加熱され、当該開口部の結露、若しくは、凍結を未然に回避することができるようになる。
【0061】
請求項3の発明では上記各発明に加えて、ガスクーラから出た第2の回転圧縮要素からの冷媒と蒸発器を出た冷媒とを熱交換させるための内部熱交換器を備えるので、蒸発器から出た冷媒は内部熱交換器でガスクーラを出た第2の回転圧縮要素からの冷媒と熱交換して熱を奪うので、冷媒の過熱度を確保してコンプレッサにおける液圧縮を回避できるようになる。
【0062】
他方、ガスクーラを出た第2の回転圧縮要素からの冷媒は、内部熱交換器において蒸発器を出た冷媒に熱を奪われるので、この分、冷媒の過冷却度が大きくなる。それにより、蒸発器における冷媒ガスの冷却能力が更に向上する。
【0063】
従って、冷媒循環量を増やさずに所望の冷却能力を容易に達成することができるようになり、コンプレッサでの消費電力の低減も図ることができるようになる。
【0064】
また、本発明では請求項4の如く蒸発器における冷媒の蒸発温度を0℃以下、例えば−50℃以下の超低温域とする場合に極めて有効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遷臨界冷媒サイクル装置を構成する内部中間圧型多段圧縮式ロータリコンプレッサの縦断面図である。
【図2】本発明の冷却装置の冷媒回路図である。
【図3】本発明の冷却装置の斜視図である。
【符号の説明】
10 多段圧縮式ロータリコンプレッサ
12 密閉容器
14 電動要素
32 第1の回転圧縮要素
34 第2の回転圧縮要素
92、94 冷媒導入管
96 冷媒吐出管
150 中間冷却回路
150A フレームパイプ
154 ガスクーラ
156 膨張弁(絞り手段)
157 蒸発器
160 内部熱交換器
200 冷却装置
201 断熱箱体
202 開口部
204 貯蔵室
206 蓋体
208 機械室[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a cooling device configured by sequentially connecting a compressor, a gas cooler, a throttle unit, and an evaporator.
[0002]
[Prior art]
In this type of conventional cooling device, a refrigerant cycle (refrigerant circuit) is configured by connecting a rotary compressor (compressor), a gas cooler, a throttling means (expansion valve and the like), an evaporator, and the like in order in a tubular manner. Refrigerant gas is sucked into the low pressure chamber side of the cylinder from the suction port of the rotary compression element of the rotary compressor, and is compressed by the operation of the rollers and vanes to become high temperature and high pressure refrigerant gas. It is discharged to the gas cooler through the silencer. After the refrigerant gas radiates heat in this gas cooler, it is throttled by throttle means and supplied to the evaporator. Then, the refrigerant evaporates, and at that time, absorbs heat from the surroundings to exert a cooling effect.
[0003]
In recent years, in order to deal with global environmental problems, in this type of cooling device, a cooling device of a refrigerant cycle using carbon dioxide (CO 2 ), which is a natural refrigerant, as a refrigerant without using conventional fluorocarbons has been developed. ing.
[0004]
In such a cooling device, an accumulator is arranged between the outlet side of the evaporator and the suction side of the compressor in order to prevent the liquid refrigerant from returning into the compressor and performing liquid compression, and the liquid refrigerant is supplied to the accumulator. Only the reservoir and gas were sucked into the compressor. The throttle means is adjusted so that the liquid refrigerant in the accumulator does not return to the compressor (for example, see Patent Document 1).
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Publication No. Hei 7-18602
[Problems to be solved by the invention]
However, providing an accumulator on the low pressure side of the refrigerant cycle requires a correspondingly large amount of refrigerant charge. Further, in order to prevent the liquid back, the opening degree of the throttle means must be reduced or the capacity of the accumulator must be increased, which causes a problem that the cooling capacity is reduced and the installation space is increased.
[0007]
In addition, setting the evaporation temperature in the evaporator to an ultra-low temperature range of 0 ° C. or less, for example, −50 ° C. or less, results in a very high compression ratio, the temperature of the compressor itself or the refrigerant discharged into the refrigerant cycle. This was extremely difficult due to the high gas temperature.
[0008]
The present invention has been made to solve the conventional technical problem, and in a cooling device, while improving the cooling capacity of an evaporator, the liquid compression of a compressor is not provided without providing a low-pressure side accumulator. The purpose of the present invention is to prevent the occurrence of damages due to damage.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
That is, in the cooling device of the present invention, the compressor includes the first and second rotary compression elements in the closed container, and transfers the refrigerant compressed and discharged by the first rotary compression element to the second rotary compression element. An intermediate cooling circuit is provided for sucking and compressing, discharging the refrigerant to the gas cooler, and dissipating the refrigerant discharged from the first rotary compression element. At least a part of the intermediate cooling circuit is prevented from dew condensation or freezing. Is disposed in a necessary place, the refrigerant compressed and discharged by the first rotary compression element is dewed, or heat is taken away by passing through a place where prevention of freezing is required. Will be able to lower it.
[0010]
On the other hand, since a portion of the cooling device that needs to be prevented from dew condensation or freezing is heated by the refrigerant, dew condensation or freezing can be prevented beforehand.
[0011]
The invention according to claim 2 further comprises, in addition to the above invention, an insulating box, a storage room configured in the insulating box and cooled by an evaporator, and a lid closing an opening of the insulating box. Since at least a part of the cooling circuit is arranged at the opening of the heat insulating box, the refrigerant compressed and discharged by the first rotary compression element passes through the opening of the heat insulating box, so that heat is taken away. The temperature of the refrigerant can be reduced.
[0012]
On the other hand, since the opening of the heat-insulating box is heated by the refrigerant, dew condensation or freezing of the opening can be avoided.
[0013]
According to the third aspect of the present invention, in addition to the above inventions, the evaporator further includes an internal heat exchanger for exchanging heat between the refrigerant from the second rotary compression element coming out of the gas cooler and the refrigerant coming out of the evaporator. From the second rotary compression element that has exited the gas cooler in the internal heat exchanger exchanges heat with the refrigerant from the second rotary compression element to take heat, so that it is possible to secure the degree of superheat of the refrigerant and avoid liquid compression in the compressor. become able to.
[0014]
Further, the present invention is extremely effective when the evaporation temperature of the refrigerant in the evaporator is set to an ultra-low temperature range of 0 ° C. or lower, for example, −50 ° C. or lower.
[0015]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Next, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a longitudinal sectional side view of an internal intermediate pressure type multi-stage (two-stage) compression type
[0016]
In each of the drawings,
[0017]
The closed
[0018]
The
[0019]
An
[0020]
On the other hand, the upper support member 54 and the
[0021]
The discharge muffling chamber 64 and the inside of the
[0022]
As the refrigerant, the above-mentioned carbon dioxide (CO 2 ), which is a natural refrigerant, is used in consideration of flammability and toxicity, which is friendly to the global environment, and the lubricating oil is, for example, mineral oil (mineral oil), Existing oils such as alkylbenzene oil, ether oil, ester oil, and PAG (polyalkyl glycol) are used.
[0023]
On the side surface of the
[0024]
One end of a
[0025]
The
[0026]
Next, in FIG. 2, the above-described
[0027]
Then, the high-pressure side refrigerant that has passed through the
[0028]
In FIG. 2, a part of the piping of the
[0029]
FIG. 3 is a perspective view of the
[0030]
The
[0031]
Next, the operation of the
[0032]
As a result, the low-pressure refrigerant gas sucked into the low-pressure chamber side of the
[0033]
Then, the intermediate-pressure refrigerant gas in the sealed
[0034]
On the other hand, the
[0035]
In addition, since the refrigerant can be cooled in two stages: the
[0036]
Then, the cooled intermediate-pressure refrigerant gas is drawn into a low-pressure chamber side of the
[0037]
The refrigerant gas discharged from the
[0038]
Due to the presence of the
[0039]
The refrigerant gas on the high pressure side cooled by the
[0040]
At this time, the intermediate-pressure refrigerant gas compressed by the first
[0041]
That is, in this case, the evaporation temperature in the
[0042]
Thereafter, the refrigerant flows out of the
[0043]
As a result, the refrigerant discharged from the
[0044]
Further, by setting the cycle in which the discharge temperature or the internal temperature of the
[0045]
The cycle in which the refrigerant heated by the
[0046]
Thus, the
[0047]
Thereby, the compression efficiency of the second
[0048]
On the other hand, the portion of the
[0049]
Further, by providing the
[0050]
On the other hand, the refrigerant from the second
[0051]
With these, it is possible to reduce the evaporation temperature of the refrigerant in the
[0052]
In this embodiment, the
[0053]
Further, in the present embodiment, the
[0054]
In the embodiment, carbon dioxide is used as the refrigerant. However, the present invention is not limited to this. The present invention is also applicable to a case where another refrigerant, for example, a refrigerant such as a fluorine-based refrigerant or a hydrocarbon-based refrigerant is used.
[0055]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the cooling device of the present invention, the compressor includes the electric element and the first and second rotary compression elements driven by the electric element in the closed container, and performs the first rotary compression. A refrigerant cooled and discharged by the element is sucked into the second rotary compression element and compressed, and is discharged to the gas cooler, and an intermediate cooling circuit is provided for radiating the refrigerant discharged from the first rotary compression element, Since at least a part of the intermediate cooling circuit is disposed at a location where dew condensation or freezing must be prevented, the refrigerant compressed and discharged by the first rotary compression element must be prevented from dew condensation or freezing. Since heat is deprived by passing through a suitable location, the temperature of the refrigerant can be reduced.
[0056]
Thereby, the compression efficiency of the second rotary compression element can be improved. In addition, by cooling the refrigerant sucked into the second rotary compression element, the temperature of the refrigerant compressed and discharged by the second rotary compression element can be suppressed, and the refrigerant before the expansion valve can be suppressed. Since the degree of supercooling of the evaporator can be increased, the cooling capacity of the evaporator is improved.
[0057]
On the other hand, since the refrigerant discharged from the first rotary compression element heats a portion of the cooling device where dew condensation or freezing needs to be prevented, dew condensation or freezing can be prevented beforehand.
[0058]
According to the second aspect of the present invention, in addition to the above invention, there is provided a heat-insulating box, a storage chamber configured in the heat-insulating box and cooled by an evaporator, and a lid for closing an opening of the heat-insulating box. Since at least a part of the intermediate cooling circuit is disposed in the opening of the heat insulating box, the refrigerant compressed and discharged by the first rotary compression element passes through the opening of the heat insulating box, so that heat is taken away. Therefore, the temperature of the refrigerant can be reduced.
[0059]
Thereby, the compression efficiency of the second rotary compression element can be improved. In addition, by cooling the refrigerant sucked into the second rotary compression element, the temperature of the refrigerant compressed and discharged by the second rotary compression element can be suppressed, and the refrigerant before the expansion valve can be suppressed. Because the degree of supercooling of the evaporator is increased, the cooling capacity of the evaporator is improved.
[0060]
On the other hand, the opening of the heat insulating box is heated by the refrigerant discharged from the first rotary compression element, so that dew condensation or freezing of the opening can be avoided.
[0061]
According to the third aspect of the present invention, in addition to the above inventions, the evaporator further includes an internal heat exchanger for exchanging heat between the refrigerant from the second rotary compression element coming out of the gas cooler and the refrigerant coming out of the evaporator. Refrigerant from the second rotary compression element that has exited the gas cooler in the internal heat exchanger exchanges heat with the refrigerant to take away heat, so that the degree of superheat of the refrigerant can be secured and liquid compression in the compressor can be avoided. Become.
[0062]
On the other hand, since the refrigerant from the second rotary compression element that has exited the gas cooler is deprived of heat by the refrigerant that has exited the evaporator in the internal heat exchanger, the degree of supercooling of the refrigerant is increased accordingly. Thereby, the cooling capacity of the refrigerant gas in the evaporator is further improved.
[0063]
Therefore, a desired cooling capacity can be easily achieved without increasing the amount of circulating refrigerant, and the power consumption of the compressor can be reduced.
[0064]
Further, the present invention is extremely effective when the evaporation temperature of the refrigerant in the evaporator is set to an ultra-low temperature range of 0 ° C. or lower, for example, -50 ° C. or lower.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of an internal intermediate pressure type multi-stage compression type rotary compressor constituting a transcritical refrigerant cycle device of the present invention.
FIG. 2 is a refrigerant circuit diagram of the cooling device of the present invention.
FIG. 3 is a perspective view of a cooling device of the present invention.
[Explanation of symbols]
Claims (4)
前記コンプレッサは、密閉容器内に第1及び第2の回転圧縮要素を備え、前記第1の回転圧縮要素で圧縮されて吐出された冷媒を前記第2の回転圧縮要素に吸い込んで圧縮し、前記ガスクーラに吐出すると共に、
前記第1の回転圧縮要素から吐出された冷媒を放熱させるための中間冷却回路を備え、
該中間冷却回路の少なくとも一部を、結露、若しくは、凍結の防止が必要な箇所に配設したことを特徴とする冷却装置。In a cooling device including a refrigerant cycle configured by sequentially connecting a compressor, a gas cooler, a throttle device, and an evaporator,
The compressor includes first and second rotary compression elements in an airtight container, and sucks and compresses the refrigerant compressed and discharged by the first rotary compression element into the second rotary compression element, While discharging to the gas cooler,
An intermediate cooling circuit for radiating the refrigerant discharged from the first rotary compression element,
A cooling device, wherein at least a part of the intermediate cooling circuit is disposed at a place where prevention of dew condensation or freezing is required.
前記中間冷却回路の少なくとも一部を前記断熱箱体の開口部に配設したことを特徴とする請求項1の冷却装置。A heat insulating box, a storage room configured in the heat insulating box and cooled by the evaporator, and a lid closing an opening of the heat insulating box;
2. The cooling device according to claim 1, wherein at least a part of the intermediate cooling circuit is disposed in an opening of the heat insulating box.
Priority Applications (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002339375A JP2004170043A (en) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | Cooling device |
TW092121775A TWI308631B (en) | 2002-11-07 | 2003-08-08 | Multistage compression type rotary compressor and cooling device |
CNA2003101003244A CN1499081A (en) | 2002-11-07 | 2003-10-14 | Multi-stage compression type rotary compressor |
ES03025399T ES2388274T3 (en) | 2002-11-07 | 2003-11-05 | Rotary compressor of multi-stage compression type |
EP07006592A EP1795838A3 (en) | 2002-11-07 | 2003-11-05 | Multistage compression type rotary compressor and cooling device |
EP03025399A EP1418338B1 (en) | 2002-11-07 | 2003-11-05 | Multistage compression type rotary compressor |
MYPI20034244A MY138073A (en) | 2002-11-07 | 2003-11-06 | Multistage compression type rotary compressor and cooling device |
KR1020030078422A KR100950412B1 (en) | 2002-11-07 | 2003-11-06 | Multi-stage compression type rotary compressor and cooling device |
US10/703,261 US6907746B2 (en) | 2002-11-07 | 2003-11-06 | Multistage compression type rotary compressor and cooling device |
US11/009,155 US6931866B2 (en) | 2002-11-07 | 2004-12-08 | Multistage compression type rotary compressor and cooling device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002339375A JP2004170043A (en) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | Cooling device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004170043A true JP2004170043A (en) | 2004-06-17 |
Family
ID=32702329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002339375A Pending JP2004170043A (en) | 2002-11-07 | 2002-11-22 | Cooling device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004170043A (en) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100814241B1 (en) | 2007-05-08 | 2008-03-17 | 왕영혁 | Refrigeration cycle of air conditioner |
JP2009264605A (en) * | 2008-04-22 | 2009-11-12 | Daikin Ind Ltd | Refrigerating device |
JP2011512509A (en) * | 2008-02-19 | 2011-04-21 | キャリア コーポレイション | Refrigerant vapor compression system |
-
2002
- 2002-11-22 JP JP2002339375A patent/JP2004170043A/en active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100814241B1 (en) | 2007-05-08 | 2008-03-17 | 왕영혁 | Refrigeration cycle of air conditioner |
JP2011512509A (en) * | 2008-02-19 | 2011-04-21 | キャリア コーポレイション | Refrigerant vapor compression system |
JP2009264605A (en) * | 2008-04-22 | 2009-11-12 | Daikin Ind Ltd | Refrigerating device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100950412B1 (en) | Multi-stage compression type rotary compressor and cooling device | |
TW200403415A (en) | Refrigerant cycling device and compressor using the same | |
JP4208620B2 (en) | Refrigerant cycle equipment | |
JP4219198B2 (en) | Refrigerant cycle equipment | |
JP2005003239A (en) | Refrigerant cycling device | |
JP4039921B2 (en) | Transcritical refrigerant cycle equipment | |
JP2004116957A (en) | Refrigerant cycle system | |
JP2004184022A (en) | Cooling medium cycle device | |
JP2004317073A (en) | Refrigerant cycling device | |
JP4115296B2 (en) | Transcritical refrigerant cycle equipment | |
JP4278402B2 (en) | Refrigerant cycle equipment | |
JP4107926B2 (en) | Transcritical refrigerant cycle equipment | |
JP2004170043A (en) | Cooling device | |
JP2003161280A (en) | Rotary compressor | |
JP2005127215A (en) | Transition critical refrigerant cycle device | |
JP2004251492A (en) | Refrigerant cycle device | |
JP2004251514A (en) | Refrigerant cycle device | |
JP2004309012A (en) | Refrigerant cycle device | |
JP4036772B2 (en) | Transcritical refrigerant cycle equipment | |
JP4556934B2 (en) | Compressor and refrigerant circuit device | |
JP2000104690A (en) | Rotary compressor | |
JP2004028485A (en) | Co2 cooling medium cycle device | |
JP2003269804A (en) | Refrigerant circuit device | |
JP2004101114A (en) | Transition critical refrigerant cycle apparatus | |
JP2004270517A (en) | Compressor and refrigerant cycle device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20041207 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070726 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070821 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20071017 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071120 |