JP2004169890A - ピニオン軸支持用軸受装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ピニオン軸4の一端に設けたピニオンギヤ3と、他端に外嵌したコンパニオンフランジ7との間に、ピニオン軸4をケース1に対して回転自在に支持する軸心方向に並設した一対の転がり軸受5,6を装着してなり、コンパニオンフランジ側の転がり軸受5を斜接玉軸受とし、転がり軸受5の内輪軌道55の曲率半径Ri、外輪軌道56の曲率半径Ro、玉53の直径Bdの関係が、Ri<Ro、0.502×Bd<Ri≦0.512×Bd、0.510×Bd<Ro≦0.520×Bdを満たしている。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のディファレンシャル装置や四輪駆動用トランスファー装置等を構成するピニオン軸を回転自在に支持するためのピニオン軸支持用軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のディファレンシャル装置や四輪駆動車用のトランスファー装置において、当該ピニオン軸をピニオンギヤ側ならびに接続フランジ側において各々円すいころ軸受にて回転自在に支持する構成が提案されている(例えば、特許文献1,2参照。)。
【0003】
図13に従来のディファレンシャル装置の構造を示す。
【0004】
図13において、1はディファレンシャルケースであり、このディファレンシャルケース1内に、左右の車輪を差動連動する差動変速機構2、ピニオンギヤ3、ピニオン軸4、ピニオン軸4を回転自在に支持する転がり軸受5,6等が収納されている。
【0005】
ピニオンギヤ3は、差動変速機構2のリングギヤ2aに噛合されており、ピニオン軸4の内端部に一体形成されている。
【0006】
また、ピニオン軸4は、背面合わせに配置した単列の円すいころ軸受からなる一対の転がり軸受5,6にて、ディファレンシャルケース1の内側に回転自在に支持されており、外端部にはプロペラシャフト(図示せず)が連結される接続フランジとなるコンパニオンフランジ7が設けられている。
【0007】
また、転がり軸受5,6は、各々ディファレンシャルケース1の鍛造製の軸受ケース部1aに形成した軸受装着用の環状壁13,14の内周面に装着されている。なお、コンパニオンフランジ側の転がり軸受5は軸受ケース部1aの小径側開口部から組み込まれ、ピニオンギヤ側の転がり軸受6は軸受ケース部1aの大径側開口部から組み込まれ、両転がり軸受5,6間には位置決め用のスペーサ8が介装されている。転がり軸受5,6は、ピニオン軸4の外端部にナット15を螺合し、コンパニオンフランジ7に締結することで、ピニオンギヤ3とコンパニオンフランジ7の間で十分な予圧を付与して固定される。
【0008】
さらに、ディファレンシャルケース1内には、潤滑用のオイルが運転停止状態においてレベルLにて貯留されている。オイルは、運転時にリングギヤ2aの回転に伴って跳ね上げられ、軸受ケース部1a内の環状壁13,14間に形成したオイル導入路11を通って転がり軸受5,6に導かれ、さらにオイル還流路(図示せず)を通って戻される。なお、ピニオン軸4の外端部側の外周面と軸受ケース部1aの内周面との間には、オイルの漏洩防止のためのオイルシール9が装着されており、かつ、オイルシール9を隠蔽するシール保護カップ10が取付けられている。
【0009】
【特許文献1】
特開平9−105450号公報
【特許文献2】
特開平10−220468号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従来のディファレンシャル装置やトランスファー装置の場合、接続フランジ側の転がり軸受5ならびにピニオンギヤ側の転がり軸受6には、共に負荷容量の大きな円すいころ軸受が用いられている。
【0011】
しかし、負荷容量の大きな円すいころ軸受を用いると、摩擦抵抗が大きくなり、その結果、回転トルクが高くなって自動車の燃費が悪くなるおそれがあった。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ピニオン軸の一端に設けたピニオンギヤと、他端に外嵌した接続フランジとの間に、前記ピニオン軸をケースに対して回転自在に支持する軸心方向に並設した一対の転がり軸受を装着してなるピニオン軸支持用軸受装置であって、接続フランジ側の転がり軸受が、前記ピニオン軸に固定した内輪と、前記ケースに固定した外輪と、これら内外輪間に介装した玉群とからなる斜接玉軸受とし、前記接続フランジ側の転がり軸受の内輪軌道の曲率半径Ri、外輪軌道の曲率半径Ro、玉の直径Bdの関係が、
Ri<Ro
0.502×Bd≦Ri≦0.512×Bd
0.510×Bd≦Ro≦0.520×Bd
を満たすことを特徴とするものである。
【0013】
また、接続フランジ側の転がり軸受における玉と内外輪軌道との接触角θは、例えば、30°≦θ≦45°を満たしている。
【0014】
接続フランジ側の転がり軸受を構成する斜接玉軸受としては、単列アンギュラ玉軸受、タンデム型複列アンギュラ玉軸受等が挙げられる。
【0015】
本発明の軸受装置が適用される部位としては、ディファレンシャル装置やトランスファー装置などが挙げられ、例えばディファレンシャル装置に適用される場合は、接続フランジがプロペラシャフトに連結されるコンパニオンフランジとなり、トランスファー装置に適用される場合は、接続フランジが後輪デフに連結される出力フランジとなる。
【0016】
軸受装置の潤滑は、ディファレンシャルケース内のオイルをリングギヤの回転に伴って跳ね上げて軸受装置に供給するオイル潤滑、あるいは軸受装置内にグリースを封入してなるグリース潤滑のいずれであってもよい。
【0017】
本発明のピニオン軸支持用軸受装置によると、接続フランジ側の転がり軸受の負荷荷重は、ピニオンギヤ側の転がり軸受の負荷荷重に比べて小さいことから、接続フランジ側の転がり軸受に負荷容量の小さな斜接玉軸受が用いられる。斜接玉軸受は、円すいころ軸受に比べ摩擦抵抗が小さく、回転トルクを小さくできる。
【0018】
また、接続フランジ側の転がり軸受の内輪軌道の曲率半径Ri、外輪軌道の曲率半径Ro、玉の直径Bdの関係が、
Ri<Ro
0.502×Bd≦Ri≦0.512×Bd
0.510×Bd≦Ro≦0.520×Bd
を満たしている。一般的に、内輪軌道の曲率半径Ri’、外輪軌道の曲率半径Ro’は、
0.515×Bd≦Ri’≦0.525×Bd
0.525×Bd≦Ro’≦0.535×Bd
であるので、本発明の内輪軌道の曲率半径Riおよび外輪軌道の曲率半径Roは、共に通常の値に比べて小さくなる。これにより、玉と内外輪軌道との接触面積が大きくなり(受け面が大きくなり)、面圧が小さくなって、軌道面に圧痕がつき難くなる。
【0019】
さらに、接続フランジ側の転がり軸受における玉と内外輪軌道との接触角θは、例えば、30°≦θ≦45°を満たしている。一般的に、高速回転用の斜接玉軸受においては、玉と内外輪軌道との接触角θ’は、20°≦θ’≦25°であるので、本発明の接触角θは通常の値に比べて大きくなり、アキシャル荷重に対する負荷容量が大きくなる。しかも、接触角θが大きくなることで、内輪の肩径も大きくなり、接続フランジとの当接面を十分に確保でき、接続フランジによる内輪の固定が確実に行える。
【0020】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1について、図1ないし図3を用いて説明する。
【0021】
図1は実施の形態1におけるピニオン軸支持用軸受装置を適用したディファレンシャル装置の断面図、図2は図1のピニオン軸支持用軸受装置の部分拡大断面図、図3はコンパニオンフランジ側の転がり軸受の拡大断面図を示している。
【0022】
この実施の形態1のピニオン軸支持用軸受装置は、コンパニオンフランジ側の転がり軸受5が斜接玉軸受となる単列のアンギュラ玉軸受にて構成されていることを特徴とするものである。
【0023】
なお、その他の構成は図13の例と同一であり、同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0024】
転がり軸受5は、内輪51,外輪52,保持器54にて保持された玉群53からなる。
【0025】
図3に示すように、内輪51の軌道55の曲率半径をRi、外輪52の軌道56の曲率半径をRo、玉53の直径をBdとすると、下記の式▲1▼▲2▼▲3▼の関係が成立する。
【0026】
Ri<Ro・・・▲1▼
0.502×Bd≦Ri≦0.512×Bd・・・▲2▼
0.510×Bd≦Ro≦0.520×Bd・・・▲3▼
通常、曲率半径をRoは曲率半径をRiに対して1%程度大きく設定されている。例えば、Ri=0.505×Bdに対し、Ro=0.515×Bdとする。
【0027】
玉53と内外輪51,52との接触角θ、すなわち玉53と内外輪軌道55,56とが接する2点を結んだ作用線Aと、ラジアル平面とのなす角度θは、下記の式▲4▼の関係が成立する。
【0028】
30°≦θ≦45°・・・▲4▼
接触角θは、具体的には、θ=30°、35°、40°、45°のいずれかとなるように設定されている。
【0029】
なお、式▲4▼の関係については、特に、この範囲内に限定されるものではない。
【0030】
転がり軸受6は、内輪61,外輪62,保持器64にて保持された円すいころ群63からなる。
【0031】
コンパニオンフランジ7のピニオン軸4に外嵌される円筒部の内周面には、スプライン71が形成されており、円筒部の先端部分の外周面には、転がり軸受5の内輪51の端面をピニオンギヤ方向に押圧する環状突起の押圧部72が一体形成されている。
【0032】
そして、外輪52を環状壁13に圧入し、かつ外輪62を環状壁14に圧入し、ピニオン軸4に円すいころ群63ならびに保持器64をセットした内輪61を外嵌した状態で、ピニオン軸4を軸受ケース部1aの大径側開口部から挿入する。さらに、軸受ケース部1aの小径側開口部から、スペーサ8と、玉群53ならびに保持器54をセットした内輪51をピニオン軸4の外周に装着する。コンパニオンフランジ7をピニオン軸4のドライブシャフト側の小径部41にスプライン嵌合する。さらに、ピニオン軸4のドライブシャフト側端部にナット15を螺合し、コンパニオンフランジ7に締結する。
【0033】
これにより、コンパニオンフランジ7の押圧部72が転がり軸受5の内輪51の端面に当接し、内輪51をピニオンギヤ方向に押圧する。その結果、スペーサ8を介して軸方向に並設された転がり軸受5,6が、ピニオンギヤ3とコンパニオンフランジ7にて挟み込まれ、予圧を付与されてピニオン軸4に固定される。
【0034】
このように構成されたピニオン軸支持用軸受装置によると、コンパニオンフランジ側の転がり軸受5の負荷荷重は、ピニオンギヤ側の転がり軸受6の負荷荷重に比べて小さいことから、コンパニオンフランジ側の転がり軸受5に負荷容量の小さなアンギュラ玉軸受が用いられる。アンギュラ玉軸受は、円すいころ軸受に比べ摩擦抵抗が小さく、回転トルクを小さくでき、自動車の燃費が向上する。
【0035】
また、前記式▲2▼▲3▼に示すように、内輪軌道55の曲率半径Riおよび外輪軌道56の曲率半径Roを、共に通常の値に比べて小さくすることにより、玉53と内外輪軌道55,56との接触面積が大きくなり(受け面が大きくなり)、面圧が小さくなって、軌道面に圧痕がつき難くなる。
【0036】
また、前記式▲4▼に示すように、接触角θを通常の値に比べて大きくすることにより、アキシャル荷重に対する負荷容量が大きくなる。しかも、接触角θが大きくなることで、内輪51の肩径D(図3)も大きくなり、内輪51の端面におけるコンパニオンフランジ7の押圧部72との当接面を十分に確保でき、コンパニオンフランジ7による内輪51の固定が確実に行える。
【0037】
さらに、転がり軸受5にアンギュラ玉軸受を用いたので、深溝玉軸受に比べ玉数を増大でき、定格荷重が大きくなり、十分な軸受寿命を確保できる。
【0038】
なお、ナット15の代わりに、ピニオン軸4のドライブシャフト側端部をかしめて、転がり軸受5,6をピニオン軸4に固定してもよい。
【0039】
図4に示すように、ピニオンギヤ側の転がり軸受6は、タンデム型の複列のアンギュラ玉軸受としてもよい。タンデム型とは、各列の玉63の中心を結んだ円の直径(PCD)が異なるものである。
【0040】
すなわち、転がり軸受6は、内輪61,外輪62,各々保持器64にて保持された2列の玉群63からなる。内輪61ならびに外輪62には、各々一対の内輪軌道65,66ならびに外輪軌道67,68が形成されており、ピニオンギヤ側の玉群63のPCDが大きくなるように形成されている。
【0041】
その他の構成は、図1ないし図3に示した例と同様である。
【0042】
このように、ピニオンギヤ側の転がり軸受6をタンデム型のアンギュラ玉軸受としたことで、円すいころ軸受に比べてトルクの低減がより一層図れる。さらに、転がり軸受6をタンデム型の複列のアンギュラ玉軸受としたことで、一対の単列アンギュラ玉軸受を並設するのに比べ、軸受装置の小型化が図れる。
【0043】
なお、ピニオンギヤ側の転がり軸受6において、内輪軌道65,66の曲率半径をRi、外輪軌道67,68の曲率半径をRo、玉63の直径をBdとし、前記式▲1▼▲2▼▲3▼の関係を満たす構成としてもよい。さらに、各玉63と内外輪61,62との接触角θを、前記式▲4▼を満たすようにしてもよい。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2について、図5ないし図7を用いて説明する。
【0044】
図5は実施の形態2におけるピニオン軸支持用軸受装置を適用したディファレンシャル装置の断面図、図6は図5のピニオン軸支持用軸受装置の部分拡大断面図、図7は図5のピニオン軸支持用軸受装置のシール部分の拡大断面図を示している。
【0045】
この実施の形態2のピニオン軸支持用軸受装置は、コンパニオンフランジ側の転がり軸受5が単列のアンギュラ玉軸受からなり、ピニオンギヤ側の転がり軸受6がタンデム型の複列のアンギュラ玉軸受からなるものであって、転がり軸受5,6間にグリースGを充填したことことを特徴とするものである。
【0046】
なお、その他の構成は図13の例と同一であり、同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0047】
転がり軸受5は、内輪軌道55を有した内輪51,外輪軌道56を有した外輪52,保持器54にて保持された玉群53からなり、転がり軸受6は、一対の内輪軌道65,66を有した内輪61,一対の外輪軌道67,68を有した外輪62,各々保持器64にて保持された2列の玉群63からなり、転がり軸受5のコンパニオンフランジ側端部ならびに転がり軸受6のピニオンギヤ側端部はシール部材59,69にて密封されている。これらシール部材59,69にて密封された転がり軸受5,6間に、グリースGが充填されている。転がり軸受5は、図3に示したように、前記式▲1▼〜▲3▼の関係を満たしており、さらに前記式▲4▼を満たす構成としてもよい。
【0048】
なお、転がり軸受6においても、図4の例中にも記したように、前記式▲1▼〜▲3▼の関係を満たし、さらに前記式▲4▼を満たす構成としてもよい。
【0049】
コンパニオンフランジ側に配置されるシール部材59は、軸受シールと呼ばれるタイプとされており、ピニオンギヤ側に配置されるシール部材69は、オイルシールと呼ばれるタイプとされている。
【0050】
各シール部材59,69は、環状芯金59a,69aにゴムなどの弾性体59b,69bを加硫接着してなり、弾性体59b,69bには内輪51,61に対して所定の緊縛力を持つ状態で接触されるリップ部59c,69cが形成されている。なお、リップ部59c,69cは、主として軸受外部からの異物の侵入を防止するように、軸受外側に向けて開きうる形状となっている。
【0051】
また、シール部材69は、リップ部69cをバネリング69dによって内輪61に対して強制的に押圧させることにより、密封性を可及的に高めるようになっていて、オイルが軸受内部に侵入することを強力に防止することができる。
【0052】
シール部材59は、バネリングなどを用いておらず、単にリップ部59cの内径を内輪51の肩部外径よりも所定量小さく設定することにより、この寸法差によってリップ部59cを弾性的に拡径した状態で内輪51に対して接触させるようになっている。なお、シール部材59に、軸受内外に連通する通気孔を形成し、軸受内外の圧力差によってリップ部59cが内輪51の肩部外径に吸い付くのを防止するようにしてもよい。
【0053】
各シール部材59,69の弾性体59b,69bについては、アクリルゴム、耐熱アクリルゴムなどが好適に用いられる。耐熱アクリルゴムは、エチレンおよびアクリル酸エステルが共重合体組成の主成分として結合されてなるエチレン−アクリルゴムである。
【0054】
また、軸受装置の内部に封入されるグリースGについては、耐熱性を考慮し、ジウレア系グリースまたはギヤオイルとの相性がよいエステル系グリースが好ましい。具体的に、例えば日本グリース株式会社製の商品名KNG170や、協同油脂株式会社製の商品名マルテンプSRLと呼ばれるものが好適に用いられる。KNG170は、基油をポリαオレフィン鉱油、増ちょう剤をジウレアとしたもので、使用温度範囲は−30℃〜150℃である。マルテンプSRLは、基油をエステル、増ちょう剤をリチウム石けんとしたもので、使用温度範囲は−40℃〜130℃である。
【0055】
このように構成されたピニオン軸支持用軸受装置においても、回転トルクを小さくでき、自動車の燃費が向上する。
【0056】
さらに、グリース潤滑としたことで、オイル潤滑のようにディファレンシャルケース1内にオイル導入路やオイル還流路を形成する必要がなく、ディファレンシャル装置の小型,軽量化が図れ、かつ、軸受装置はディファレンシャル装置におけるオイル中の異物の影響を受けないため、軸受寿命が向上する。
【0057】
図8に示すように、ピニオンギヤ側の転がり軸受6は、複列のアンギュラ玉軸受としてもよい。
【0058】
すなわち、転がり軸受6は、一対の内輪61,一対の外輪62,各々保持器64にて保持されて各内外輪61,62間に介装した2列の玉群63からなる。
【0059】
なお、その他の構成は、図5ないし図7に示した例と同様である。
【0060】
この例においても、転がり軸受6の各列の玉軸受が、前記式▲1▼〜▲3▼の関係を満たし、さらに前記式▲4▼を満たす構成としてもよい。
【0061】
図9に示すように、軸受ユニット100にて、ピニオン軸4をディファレンシャルケース1に対して回転自在に支持させるようにしてもよい。
【0062】
軸受ユニット100は、コンパニオンフランジ側の単列のアンギュラ玉軸受からなる転がり軸受5と、ピニオンギヤ側のタンデム型の複列のアンギュラ玉軸受からなる転がり軸受6にて構成されている。すなわち、転がり軸受5は、内輪51,外輪101,保持器54にて保持された玉群53からなり、転がり軸受6は、内輪61,外輪101,各々保持器64にて保持された2列の玉群63からなる。内輪51には内輪軌道55が形成され、内輪61には一対の内輪軌道65,66が形成され、外輪101には3本の外輪軌道56,67,68が形成されている。両内輪51,61どうしを軸心方向に突合せると共に、グリースGを充填して軸心方向両端をシール部材59,69にて密封し、かつ外輪101を単一としたユニットものにて形成されている。
【0063】
なお、転がり軸受5を構成する内輪軌道55,外輪軌道56,玉群63は、図3に示したように、前記式▲1▼〜▲3▼の関係を満たしており、さらに前記式▲4▼を満たす構成としてもよい。
【0064】
軸受ユニット100は、製造段階で、内輪51,61、外輪101、保持器54,64にて保持した玉群53,63を組み付けることで正確な予圧調整を行っておく。
【0065】
そして、転がり軸受5,6をピニオン軸4の外周に外嵌して軸受ユニット100を装着し、ピニオン軸4をドライブシャフト側から挿入する。コンパニオンフランジ7をピニオン軸4のドライブシャフト側の小径部41にスプライン嵌合し、ピニオン軸4のドライブシャフト側端部を径方向外向きにかしめ、当該かしめ16によって、コンパニオンフランジ7をピニオンギヤ方向に締め付ける。これにより、コンパニオンフランジ7が転がり軸受5の内輪51の端面に当接し、内輪51をピニオンギヤ方向に押圧する。その結果、内輪51,61が、ピニオンギヤ3とコンパニオンフランジ7にて挟み込まれ、予圧を付与されてピニオン軸4に固定される。さらに、外輪101の外周に形成されたフランジ102をボルト103にてディファレンシャルケース1に固定する。
【0066】
なお、その他の構成は、図5ないし図7に示した例と同様である。
【0067】
この例においても、転がり軸受6が、前記式▲1▼〜▲3▼の関係を満たし、さらに前記式▲4▼を満たす構成としてもよい。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3について、図10および図11を用いて説明する。
【0068】
図10は実施の形態3におけるピニオン軸支持用軸受装置を適用したディファレンシャル装置の断面図、図11は図10のピニオン軸支持用軸受装置の部分拡大断面図を示している。
【0069】
この実施の形態3のピニオン軸支持用軸受装置は、コンパニオンフランジ側の転がり軸受5が斜接玉軸受となるタンデム型の複列のアンギュラ玉軸受にて構成されていることを特徴とするものである。
【0070】
なお、その他の構成は図13の例と同一であり、同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0071】
転がり軸受5は、一対の内輪軌道55,57を有した内輪51、一対の外輪軌道56,58を有した外輪52、各々保持器54にて保持された2列の玉群53からなる。
【0072】
転がり軸受5を構成する各内輪軌道55,57の曲率半径をRi、外輪軌道56,58の曲率半径をRo、玉53の直径をBdとすると、前記式▲1▼〜▲3▼の関係を満たしている。さらに、各玉53と内外輪51,52との接触角θを、前記式▲4▼を満たすようにしてもよい。
【0073】
このように構成されたピニオン軸支持用軸受装置においても、回転トルクを小さくでき、自動車の燃費が向上する。さらに、転がり軸受5をタンデム型の複列のアンギュラ玉軸受としたことで、単列のアンギュラ玉軸受に比べ、軸受寿命、静的荷重に対する安全率、剛性に優れる。しかも、一対の単列アンギュラ玉軸受を並設するのに比べ、差幅管理が不要となり、組立が容易に行える。
【0074】
図12に示すように、ピニオンギヤ側の転がり軸受6は、タンデム型の複列のアンギュラ玉軸受としてもよい。
【0075】
すなわち、転がり軸受6は、一対の内輪軌道65,66を有した内輪61、一対の外輪軌道67,68を有した外輪62、各々保持器64にて保持された2列の玉群63からなる。
【0076】
なお、その他の構成は、図10および図11に示した例と同様である。
【0077】
この例においても、転がり軸受6が、前記式▲1▼〜▲3▼の関係を満たし、さらに前記式▲4▼を満たす構成としてもよい。
【0078】
なお、前記各実施の形態において、ピニオンギヤ側の転がり軸受6は、前記各実施の形態に挙げた他、例えば、単列のアンギュラ玉軸受、各種ラジアル軸受とスラスト軸受の組合せ、各種ラジアル軸受とアンギュラ玉軸受の組合せなどが挙げられる。
【0079】
【発明の効果】
本発明のピニオン軸支持用軸受装置によれば、回転トルクを小さくでき、自動車の燃費が向上するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるピニオン軸支持用軸受装置を適用したディファレンシャル装置の断面図である。
【図2】図1のピニオン軸支持用軸受装置の部分拡大断面図である。
【図3】図1のピニオン軸支持用軸受装置のコンパニオンフランジ側の転がり軸受の拡大断面図である。
【図4】本発明の実施の形態1におけるピニオン軸支持用軸受装置の変形例の部分拡大断面図である。
【図5】本発明の実施の形態2におけるピニオン軸支持用軸受装置を適用したディファレンシャル装置の断面図である。
【図6】図5のピニオン軸支持用軸受装置の部分拡大断面図である。
【図7】図5のピニオン軸支持用軸受装置のシール部分の拡大断面図である。
【図8】本発明の実施の形態2におけるピニオン軸支持用軸受装置の変形例の部分拡大断面図である。
【図9】本発明の実施の形態2におけるピニオン軸支持用軸受装置の他の変形例の部分拡大断面図である。
【図10】本発明の実施の形態3におけるピニオン軸支持用軸受装置を適用したディファレンシャル装置の断面図である。
【図11】図10のピニオン軸支持用軸受装置の部分拡大断面図である。
【図12】本発明の実施の形態3におけるピニオン軸支持用軸受装置の変形例の部分拡大断面図である。
【図13】従来例におけるディファレンシャル装置の断面図である。
【符号の説明】
1 ディファレンシャルケース
2 差動変速機構
2a リングギヤ
3 ピニオンギヤ
4 ピニオン軸
5 コンパニオンフランジ側の転がり軸受
6 ピニオンギヤ側の転がり軸受
7 コンパニオンフランジ(接続フランジ)
Claims (3)
- ピニオン軸の一端に設けたピニオンギヤと、他端に外嵌した接続フランジとの間に、前記ピニオン軸をケースに対して回転自在に支持する軸心方向に並設した一対の転がり軸受を装着してなるピニオン軸支持用軸受装置であって、
接続フランジ側の転がり軸受が、前記ピニオン軸に固定した内輪と、前記ケースに固定した外輪と、これら内外輪間に介装した玉群とからなる斜接玉軸受とし、
前記接続フランジ側の転がり軸受の内輪軌道の曲率半径Ri、外輪軌道の曲率半径Ro、玉の直径Bdの関係が、
Ri<Ro
0.502×Bd≦Ri≦0.512×Bd
0.510×Bd≦Ro≦0.520×Bd
を満たすことを特徴とするピニオン軸支持用軸受装置。 - 接続フランジ側の転がり軸受における玉と内外輪軌道との接触角θが、
30°≦θ≦45°
を満たすことを特徴とする請求項1記載のピニオン軸支持用軸受装置。 - 接続フランジ側の転がり軸受が、単列アンギュラ玉軸受またはタンデム型複列アンギュラ玉軸受であることを特徴とする請求項1または請求項2記載のピニオン軸支持用軸受装置。
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