JP2004168087A - 室内バックミラー - Google Patents

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JP2004168087A JP2002333002A JP2002333002A JP2004168087A JP 2004168087 A JP2004168087 A JP 2004168087A JP 2002333002 A JP2002333002 A JP 2002333002A JP 2002333002 A JP2002333002 A JP 2002333002A JP 2004168087 A JP2004168087 A JP 2004168087A
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Abstract

【課題】運転者と助手席同乗者の双方が直後方を視認できる室内バックミラーの提供である。
【解決手段】車両Tの室内に取付けられる室内バックミラーBのバックミラー本体Cを、その幅方向のほぼ中央部に設けられた折曲げ軸9を中心として左右のミラー分割体E,E’に分割し、運転者Mは、主に、正面視における右側(静止側)のミラー分割体Eにより直後方を視認すると共に、助手席同乗者Mは、左側(折曲げ側)のミラー分割体E’を所定角度θだけ前方に折り曲げて、直後方を視認する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の室内における運転者の斜め前上方に取付けられ、運転者が車両の直後方を視認するための室内バックミラーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
乗用車等の車両には、運転者が側後方を視認するために、車両の外側に取付けられる左右一対の車外バックミラー(ドアミラー)と、車両の室内に取付けられる室内バックミラー(ルームミラー)とがある。このうちの室内バックミラーは、一対の車外バックミラーでは十分に視認できない車両の直後方の視認と、後方全体の視認とを目的として設けられている。この室内バックミラーには、各種の特許出願がされていて(例えば、特許文献1参照)、各種の形態の物が存している。この室内バックミラーは、本来、運転者が直後方を視認するための物であるため、運転者側に少し傾けた状態で取付けられている(図5参照)。このため、車両の走行中には、助手席同乗者が、車外バックミラーにより、車両の側後方を視認することはできても、車両の直後方を自ら視認したり、或いは、その視認状況を運転者に知らせたい場合があっても、それを行うことは困難である。
【0003】
例えば、自動車の運転教習所における教習用車両の場合、安全確保のため、助手席に座った指導教官が、そのままの姿勢で直後方を視認できるように、通常の室内バックミラーの本体部(ミラー板が取付けられている部分)を、高さ方向に二段に設けた形態の室内バックミラーが取付けられている。しかし、この室内バックミラーの場合、2個の本体部が必要であると共に、車両の室内において大きな空間部を占有してしまう。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−310079号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記した不具合に鑑み、運転者の前方視界を狭めることなく、運転者及び助手席同乗者の双方が車両の直後方を視認できる室内バックミラーを提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、車両の室内における運転者の斜め前上方に取付けられ、運転者が車両の直後方を視認するための室内バックミラーであって、バックミラー本体は、取付状態で略垂直配置される1又は複数本の折曲げ軸を中心に、左右に折曲げ可能な複数個のミラー分割体に分割されていて、各ミラー分割体を相対的に折り曲げて、運転者及び助手席同乗者の双方が車両の直後方を視認可能としたことを特徴としている。
【0007】
左右に分割されたミラー分割体を、取付状態で略垂直に設けられた1又は複数本の折曲げ軸を中心として相対的に折り曲げると、運転者の前方視界を全く狭めることなく、運転者及び助手席同乗者の双方が、車両の直後方を視認可能である。また、各ミラー分割体を相対的に折り曲げることなく一枚板状にすると、本来の室内バックミラーとなって、運転者は、広い面積でもって直後方を視認することができる。上記した結果、助手席同乗者は、容易に、しかも、ほとんどそのままの姿勢で直後方を視認できる。また、この場合であっても、運転者による直後方の視認に支障をきたすことはなく、運転に対する安全が確保される。更に、通常の室内バックミラーと同程度の大きさにすることができるため、室内の空間部を大きく占有することはない。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明を前提として、前記折曲げ軸は1本であって、バックミラー本体の左右の対称中心線位置に設けられていることを特徴としている。この発明の場合、車両の直後方を視認する際の各ミラー分割体の面積がほぼ同一となって、運転者及び助手席同乗者の双方が、ほぼ同一条件で車両の直後方を視認できる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明を前提として、前記折曲げ可能なミラー分割体は、車両の前方に向かって折曲げ可能に取付けられていることを特徴としている。このため、助手席同乗者が直後方を視認するには、ミラー分割体を前方に折り曲げるだけで済み、容易であると共に、この操作が、運転者による運転操作、及び直後方への視認を妨害することもない。この結果、運転の安全が確保される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、実施形態をあげて、本発明を更に詳細に説明する。図1は本発明に係る室内バックミラーBが取付けられた車両Tの前部の概略斜視図、図2は第1実施形態の室内バックミラーBの正面図、図3は同じく平面図、図4は同じく分解状態の正面図である。図1に示されるように、本発明の第1実施形態の室内バックミラーBを構成するバックミラー本体Cは、左右に二分割されていて、車両Tの室内における運転者Mの斜め前上方に取付けられている。即ち、車両TのルーフパネルPの裏面側の前端縁であって、しかも車幅方向のほぼ中央部には、ブラケット1が取付けられている。そして、このブラケット1から、前方に、略L字状に屈曲された支持ロッド1aが、前方に延設されている。この支持ロッド1aの先端部(下端部)は、球状(図示せず)となっている。
【0011】
本発明に係る室内バックミラーBを構成するバックミラー本体Cは、前記支持ロッド1aの先端部に連結されている。図1ないし図3に示されるように、バックミラー本体Cにおける長手方向のほぼ中央部の背面部には、ブロック体2が固着されている。そして、このブロック体2に、球状となった支持ロッド1aの先端部が埋め込まれている。即ち、前記支持ロッド1aと前記ブロック体2とは、球関継手によって連結されていて、運転者M(図1参照)の身長や運転姿勢が異なっていても、該運転者Mが、バックミラー本体Cの取付角度を空間内で調整することにより、車両Tの直後方を視認できる。このバックミラー本体Cは、通常は、運転者Mが直後方を最も視認し易い状態で保持される。なお、図1において、3はハンドル、4は運転席、5は助手席である。
【0012】
図2ないし図4に示されるように、前記バックミラー本体Cは、長手方向のほぼ中央部で、左右に二分割されていて、正面視における右側(運転席4の側)の部分が右側(静止側)のミラー分割体Eとなっていると共に、左側(助手席5の側)の部分が左側(折曲げ側)のミラー分割体E’となっている。左右の各ミラー分割体E,E’は、後述するように、ヒンジ部Hによって相対的に折曲げ可能に連結されている。ここで、前述したブロック体2は、右側のミラー分割体Eにのみ固着されている。このため、バックミラー本体Cの通常の取付状態において、右側のミラー分割体Eは静止している。また、左側のミラー分割体E’は、右側のミラー分割体Eに対して、奥側(車両Tの前方に向かう側)に折曲げ可能に配置される。以降、折曲げ可能なミラー分割体(この実施形態の場合、左側のミラー分割体E’)には、符号に「’」を付して表示する。このように、本発明に係る室内バックミラーBは、運転者Mが直後方を視認するために使用するものであると共に、助手席同乗者Mが、左側のミラー分割体E’を折り曲げることによって、直後方を視認するために使用するものである。左側のミラー分割体E’が折り曲げられたとき、運転者Mは、右側のミラー分割体Eのみによって後方を視認する。このため、これに伴う視界の減少を防止すべく、本実施形態の室内バックミラーBの幅(全長)は、通常の室内バックミラーにおけるバックミラー本体よりも少し長くなっている。
【0013】
次に、バックミラー本体Cを構成する各ミラー分割体E,E’の構成について説明する。前述したように、第1実施形態の室内バックミラーBを構成するバックミラー本体Cは、長手方向のほぼ中央位置(左右の対称中心線位置)で二分割されていて、左右の各ミラー分割体E,E’となっている。なお、左側のミラー分割体E’は、右側のミラー分割体Eに対してほぼ対称形状であることを除いて、ほぼ同一構成であるため、同一部分には同一の符号を使用することによって説明を省略し、右側のミラー分割体Eと異なる部分についてのみ説明する。図2ないし図4に示されるように、右側のミラー分割体Eは、正面視において略長方形状であり、樹脂材より成る枠体6にミラー板7が埋め込まれた形態である。このミラー板7の表面は、略平面状、或いは連続した緩やかな曲面状となっている。そして、前記枠体6の右側面部には、高さ方向に所定の間隔をおいて、円筒状のヒンジ体8が3個、軸心同一にして固着されている。また、左側のミラー分割体E’の枠体6の左側面部にも、高さ方向に所定の間隔をおいて、同一形状のヒンジ体8が2個、軸心同一にして固着されている。これらのヒンジ体8は、左右の各ミラー分割体E,E’が一体に組み合わされたとき、それらの間に形成された隙間の部分に相互に入り込み、すべてのヒンジ体8が軸心同一に配置される。そして、それらの軸孔部分に、上方から折曲げ軸9が挿通され、その下端部にキャップ11が取付けられる。このようにして、バックミラー本体Cの長手方向のほぼ中央部にヒンジ部Hが設けられる。左右の各ミラー分割体E,E’は、該ヒンジ部Hによって連結されると共に、両者は、前記折曲げ軸9の軸心を中心にして相対的に折曲げ可能である。なお、各ヒンジ体8どうしの接合面を僅かに圧接状態で取付けたり、各ヒンジ体8どうしの接合面に、摩擦シート材(図示せず)等を介装させたりすることにより、両者が相対的に折り曲げられたときに、そのままの状態で保持される(換言すれば、無用回動されない)ようにすることが望ましい。
【0014】
第1実施形態の室内バックミラーBの作用について説明する。図1に示されるように、第1実施形態の室内バックミラーBを構成するバックミラー本体Cは、車両Tの室内における運転者Mの斜め前上方に取付けられている。そして、運転者Mが、直後方を視認し易いように、その取付状態において略垂直に、即ち、該バックミラー本体Cを構成する折曲げ軸9が略垂直(より正確には、上端が下端に対して僅かに後方にずれた後傾姿勢)に配置されている。図5に示されるように、通常の場合には、左側(折曲げ側)のミラー分割体E’は、右側(静止側)のミラー分割体Eと同一平面内に配置されていて、一枚板状になっている。このとき、運転者Mは、両ミラー分割体E,E’を使用することにより、直後方の広い範囲を視認することができる。そして、助手席同乗者Mが直後方を視認する場合、折曲げ軸9の軸心を中心に、左側のミラー分割体E’を奥側(車両Tの前方に向かう側)に、所定角度θだけ折り曲げる。図1及び図5において、折り曲げられた状態の左側のミラー分割体E’を実線で示す。こうすることにより、助手席同乗者Mは、左側のミラー分割体E’を介して直後方を視認することができる。図1及び図5において、運転者Mに入射する光線を一点鎖線で示し、助手席同乗者Mに入射する光線を破線で示す。この状態であっても、運転者Mは、右側のミラー分割体Eにより、直後方を視認できる。また、助手席同乗者Mが左側のミラー分割体E’(助手席5の側のミラー分割体E’)を折り曲げようとするとき、前記助手席同乗者Mは、自身の作業を助手席5の側でのみ行うことができるため、運転者Mの運転操作や、前方視界を妨げることは全くない。また、助手席同乗者Mは、自身の着席姿勢をほとんど変えることなく、前記作業を行うことができるため、容易である。この結果、運転に対する安全性が確保される。
【0015】
そして、左側のミラー分割体E’は、ヒンジ部Hにおいて発生する摩擦力の作用により、折り曲げられた状態で保持される。このため、左側のミラー分割体E’を折り曲げた助手席同乗者Mが手を離しても、該ミラー分割体E’の位置がずれることはない。
【0016】
次に、第2実施形態の室内バックミラーBについて説明する。前述した第1実施形態の室内バックミラーBを構成するバックミラー本体Cは、幅方向のほぼ中央部にヒンジ部Hが設けられた形態である。これに対して、第2実施形態の室内バックミラーBを構成するバックミラー本体Cは、図6に示されるように、右側のミラー分割体Eの面積が、左側のミラー分割体E’の面積よりも遥かに大きくなっている。この結果、図7に示されるように、助手席同乗者Mが、直後方を視認することができるという利点を損なうことなく、運転者Mは、常に、直後方の広い範囲を視認することができる。
【0017】
次に、第3実施形態の室内バックミラーBについて説明する。この実施形態のバックミラーBを構成するバックミラー本体Cは、図8及び図9に示されるように、第1実施形態のバックミラー本体Cと同様に、長手方向のほぼ中央部で左右のミラー分割体E,E’に二分割されていて、右側のミラー分割体E’が、手前側(車両Tの後方に向かう側)にのみ折曲げ可能になっている。また、この実施形態のバックミラー本体Cの場合、ブロック体2は、ヒンジ部Hの直後方で、左側のミラー分割体Eにのみ固着されている。そして、前記ブロック体2の正面部2aは、前記左側のミラー分割体Eの背面部と同一平面内に配置されている。このため、左側のミラー分割体Eに対して手前側に折り曲げられた右側のミラー分割体E’を逆方向(奥側)に曲げて、最初の位置(左側のミラー分割体Eと同一平面内に配置される位置)に戻すとき、前記右側のミラー分割体E’の枠体6の背面部が、前記ブロック体2の正面部2aに当接し、それ以上曲がることが防止されている。即ち、前記ブロック体2は、右側のミラー分割体E’が、過度に曲げられることを防止するストッパとしての機能をも有している。
【0018】
この場合であっても、図10に示されるように、助手席同乗者Mは、右側のミラー分割体E’を手前側に折り曲げることにより、運転者Mによる直後方の視認を妨げることなく、直後方を視認することができる。
【0019】
上記した第1〜第3の各実施形態の室内バックミラーB〜Bは、右側にハンドル3が設けられた車両Tに取付けられるものであり、左側にハンドル3が設けられた車両Tの場合、左右の各ミラー分割体E〜E,E’〜E’の配置が反対になる。
【0020】
次に、第4実施形態の室内バックミラーBについて説明する。図11及び図12に示されるように、この実施形態の室内バックミラーBを構成するバックミラー本体Cは、中央部に配置されたミラー分割体Eの左右に、同一長さの各ミラー分割体E’が取付けられた形態である。この場合、車両Tにおいて、左右のいずれの側にハンドル3が設けられていても、1個のバックミラー本体Cを共用することができる。図12は、第4実施形態の室内バックミラーBを、左側にハンドル3が設けられた車両Tに取付けた場合を示している。しかも、この実施形態の室内バックミラーBでは、運転者Mが、左側のミラー分割体E’を僅かに折り曲げることにより、車外バックミラー(ドアミラー)では視認することが困難な斜め後方をも視認することができる。
【0021】
上記した第1ないし第4の各実施形態の室内バックミラーB〜Bを構成する各バックミラー本体C〜Cは、いずれも、通常の取付状態において静止状態に配置される1個のミラー分割体E〜Eに対して、1又は2個のミラー分割体E’〜E’が取付けられた形態である。しかし、図13に示される第5実施形態の室内バックミラーBのように、2個のバックミラー本体Cが、それぞれ独立して取付けられた形態であっても構わない。この実施形態の場合、支持ロッド1aの先端部が二股に分岐されていて、それぞれに、バックミラー本体Cを構成する各ミラー分割体Eが取付けられている。そして、各ミラー分割体Eの側方に、それぞれミラー分割体E’が相対的に折曲げ可能にヒンジ連結されている。この実施形態の室内バックミラーBの場合、4個のミラー分割体E,E’が存するため、助手席同乗者Mが、直後方を視認することができるという利点を損なうことなく、運転者Mが、直後方の極めて広い範囲を視認することができる。
【0022】
上記した第1ないし第5の各実施形態の室内バックミラーB〜Bを構成するバックミラー本体C〜Cは、いずれもミラー分割体E〜Eの側方に、それぞれミラー分割体E’〜E’が取付けられた形態である。しかし、図14に示される第6実施形態の室内バックミラーBのように、バックミラー本体Cの下方にミラー分割体E’が取付けられた形態であっても構わない。この実施形態の場合、バックミラー本体Cの一端部から、支持棒12が垂下されていて、その側面部にヒンジ部Hが設けられている。そして、該ヒンジ部Hにより、ミラー分割体E’が、相対的に折曲げ可能にヒンジ連結されている。この実施形態の室内バックミラーBの場合、バックミラー本体Cが分割されていないため、助手席同乗者Mが、直後方を視認することができるという利点を損なうことなく、運転者Mが、直後方の広い範囲を視認することができる。また、助手席同乗者Mが、直後方を視認するために必要なミラー分割体E’の大きさは、最小のもので済むため、本実施形態の室内バックミラーBが、車両Tの室内を大きく占有することはない。
【0023】
上記した各実施形態において、一方側(静止側)のミラー分割体E〜Eに対して他方側(折曲げ側)のミラー分割体E’〜E’を折り曲げるための手段は、ヒンジ部Hである。こうすることにより、簡単な構成で、しかも、確実に折り曲げることができる。更に、各ミラー分割体E’〜E’を、折曲げ途中で保持させるようにすることも容易である。しかし、これ以外の手段(例えば、両者を可撓性を有する部材で連結する等)であっても構わない。
【0024】
更に、上記した各実施形態は、運転者M又は助手席同乗者Mが、手動で各ミラー分割体E’〜E’を折り曲げる構成である。しかし、各実施形態のバックミラー本体C〜Cに小型のモータを組み込み、電動で折り曲げるようにしても構わない。
【0025】
【発明の効果】
本発明に係る室内バックミラーは、車両の室内における運転者の斜め前上方に取付けられ、運転者が車両の直後方を視認するための室内バックミラーであって、バックミラー本体は、取付状態で略垂直配置される1又は複数本の折曲げ軸を中心に、左右に折曲げ可能な複数個のミラー分割体に分割されていて、各ミラー分割体を相対的に折り曲げて、運転者及び助手席同乗者の双方が車両の直後方を視認可能としたことを特徴としている。このため、左右の各ミラー分割体を相対的に折り曲げるだけで、運転者の前方視界を全く狭めることなく、運転者及び助手席同乗者の双方が、車両の直後方を視認することができる。また、室内バックミラーを構成するバックミラー本体が、車両の室内を大きく占有することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る室内バックミラーBが取付けられた車両Tの前部の概略斜視図である。
【図2】第1実施形態の室内バックミラーBの正面図である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】同じく分解状態の正面図である。
【図5】第1実施形態の室内バックミラーBの作用説明図である。
【図6】第2実施形態の室内バックミラーBの正面図である。
【図7】同じく作用説明図である。
【図8】第3実施形態の室内バックミラーBの正面図である。
【図9】同じく平面図である。
【図10】同じく作用説明図である。
【図11】第4実施形態の室内バックミラーBの正面図である。
【図12】第4実施形態の室内バックミラーBを左側にハンドル3が設けられた車両Tに取付けた場合の作用説明図である。
【図13】第5実施形態の室内バックミラーBの正面図である。
【図14】第6実施形態の室内バックミラーBの正面図である。
【符号の説明】
〜B:室内バックミラー
〜C:バックミラー本体
〜E:静止側のミラー分割体
’〜E’:折曲げ側のミラー分割体
:運転者
:助手席同乗者
T:車両
2:ブロック体(ストッパ)
9:折曲げ軸

Claims (3)

  1. 車両の室内における運転者の斜め前上方に取付けられ、運転者が車両の直後方を視認するための室内バックミラーであって、
    バックミラー本体は、取付状態で略垂直配置される1又は複数本の折曲げ軸を中心に、左右に折曲げ可能な複数個のミラー分割体に分割されていて、
    各ミラー分割体を相対的に折り曲げて、運転者及び助手席同乗者の双方が車両の直後方を視認可能としたことを特徴とする室内バックミラー。
  2. 前記折曲げ軸は1本であって、バックミラー本体の左右の対称中心線位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の室内バックミラー。
  3. 前記折曲げ可能なミラー分割体は、車両の前方に向かって折曲げ可能に取付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の室内バックミラー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101823461A (zh) * 2010-05-10 2010-09-08 王凤军 免除盲区后视镜辅助装置

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