JP2004167991A - 梱包用資材の打ち抜き方法 - Google Patents

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Kazunori Tagawa
和紀 田川
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Sanyo GS Soft Energy Co Ltd
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Abstract

【課題】無地の箱となる梱包用資材を箱の展開形状に打ち抜く際に安価に情報を記す方法を提供することにある。
【解決手段】厚紙、段ボール等の梱包用資材10を金型等の打ち抜き型1で打ち抜く方法において、上記打ち抜き型1に品番、製造元等の情報を刻印しておき、打ち抜き時に梱包用資材10に刻印情報を転写することを特徴とし、打ち抜き型1は打ち抜き刃3及び圧縮刃4の他に刻印刃5を有する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、梱包用資材の打ち抜き方法に属する。
【従来の技術】
図8に斜視図で示すように、電池等の小型部品Pは、輸送や保管の便宜上、5個あるいは10個のように判りやすい個数を1単位として品番毎に箱Bに詰められている。従って、箱Bの外面に製造元、製造日、品番、図面番号などの情報が表示されていれば、識別が容易となり便利である。このような情報は、箱Bの外面に図柄などの装飾を施す場合、箱Bとなる梱包用資材に装飾と同時に印刷等の手段で記される。
一方、OEM契約等により、箱の装飾は機器メーカーが行うこととされている場合、部品の製造元は情報を記すためだけのために、印刷やレーザーマーキングなどの作業を箱の製造過程に付加しなければならなかった。あるいは、このような付加作業の手間を省くために、情報を記すことなく無地の箱に梱包していた。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、情報を記すためだけのために印刷やレーザーマーキングなどの作業を箱の製造過程に付加することは、製品のコスト増をまねく。また、無地の箱に梱包することは、多品種生産を実施していて種類の異なる梱包用資材が多く置かれている工場などにおいて、必要な梱包用資材を探し出すのに時間がかかったり、選び間違えたりする問題がある。
それ故、この発明の課題は、無地の箱となる梱包用資材を箱の展開形状に打ち抜く際に安価に情報を記す方法を提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】
その課題を解決するために、梱包用資材の打ち抜き方法は、
厚紙、段ボール等の梱包用資材を金型等の打ち抜き型で打ち抜く方法において、
上記打ち抜き型に情報を刻印しておき、打ち抜き時に梱包用資材に刻印情報を転写することを特徴とする。
この方法によれば、梱包用資材を打ち抜くために必然的に用いる打ち抜き型に情報を刻印しておき、打ち抜き時に刻印情報を転写するので、情報を記すだけのための工程を省くことができる。また、打ち抜き時の圧力によって梱包用資材における刻印対応部分が圧縮変形し、情報が転写されるのでインクを付けなくても良い。従って、機器メーカー等にて箱の外面を装飾すれば、外観上は情報が表示されず意匠性が保たれる。
【0004】
この発明の打ち抜き方法に適切な打ち抜き型は、
板状の本体と、
本体の一主面より突出して設けられ、平面視で箱の展開形状に閉じた打ち抜き刃と、
その展開形状で囲まれる領域に打ち抜き刃よりも短く突出するように設けられ、情報の反転形状を有する刻印刃と
を備えることを特徴とする。
この打ち抜き型を用いて梱包用資材を打ち抜くと、打ち抜き刃によって資材が箱の展開形状に打ち抜かれる。このとき、刻印刃は打ち抜き刃よりも突出長が短いので資材を貫通することなく、圧縮変形させるに止まる。従って、打ち抜きと同時に刻印情報が転写される。
【0005】
【発明の実施の形態】
この発明の実施形態を図面と共に説明する。図1は多数個のリチウム電池を収納する箱を示す斜視図、図2は実施形態の金型を示す平面図、図3は同じく底面図、図4は同じく右側面図、図5は図3におけるAA断面図である。
金型1は、方形板状の本体2と、本体2に厚さ方向に各々埋め込まれた打ち抜き刃3、圧縮刃4及び刻印刃5とからなる。各刃は、図4及び図5に示す如く本体2の底面より下方に突出しているが、その突出長は圧縮刃4と刻印刃5とが同じで打ち抜き刃3がやや長く、その差は打ち抜こうとする資材の厚さと同等である。そして、圧縮刃4と刻印刃5の先端面はほぼ平坦であるのに対して打ち抜き刃3が鋭利に形成されている点でも相違する。
【0006】
また、図3に示すように打ち抜き刃3は、直方体形状の箱を展開して得られる6面に糊しろ又は重ねしろを付加した形状の輪郭に沿ってほぼ連続して設けられている。一方、圧縮刃4は、上記展開形状の各折れ線に沿って形成されている。そして、刻印刃5は、箱の蓋に相当する部分に連なる重ねしろの範囲内で且つ打ち抜き刃3及び圧縮刃4のいずれからも所定の間隔を開けて「G」、「S」、「M」及び「T」の各文字の反転形状に個別に形成されている。
厚紙や段ボール等の資材を打ち抜くときは、金型1と刃を有しない平坦な受け型(図示省略)とを準備し、受け型の上に資材を置く。そして、資材の上方から金型1を下降させる。すると打ち抜き刃3は資材を貫通して先端が受け型に接する。同時に圧縮刃4及び刻印刃5が資材を圧縮する。金型1の下降をそこで停止させる。その結果、資材10は図6に平面図として示すように箱の展開形状に打ち抜かれていると同時に、刻印刃5によって圧縮された部分のみ図7に図6のXX断面図として示すように厚みの薄い凹部6となって「GSMT」のように表示されている。尚、圧縮刃4によって圧縮された部分も同様に厚みが薄くなって折れ線7が形成されている。
【0007】
この方法によれば、「GSMT」の表示だけのために工程を付加することなく箱を製造することができる。また、金型1には圧縮刃4と同じ材質及び長さの刃を本体2の所定位置に埋め込んで刻印刃5とするだけで足りるから、金型コストも従来とほとんど変わらない。そして、得られた箱には「GSMT」という情報が表示されているので、その表示がリチウム電池と関係することを作業者が記憶しておけば、作業者は一目で探し当てることができ、探す時間を短縮できるとともに鉛蓄電池用の箱等と選び間違うことがない。
【0008】
【発明の効果】
この発明によれば、梱包用資材に識別に必要な情報が記されているので資材管理が容易である。また、単に凹凸によって情報を記しているので、その後の装飾を施しやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の方法によって打ち抜かれた梱包用資材を組み立てた状態を示す斜視図である。
【図2】実施形態の金型を示す平面図である。
【図3】同じく底面図である。
【図4】同じく右側面図である。
【図5】図3のAA断面図である。
【図6】実施形態の方法によって打ち抜かれた梱包用資材を示す平面図である。
【図7】図6のXX断面図である。
【図8】従来の方法によって打ち抜かれた梱包用資材を組み立てた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 金型
2 本体
3 打ち抜き刃
4 圧縮刃
5 刻印刃
10 資材

Claims (1)

  1. 梱包用資材を打ち抜き型で打ち抜く方法において、
    上記打ち抜き型に情報を刻印しておき、打ち抜き時に梱包用資材に刻印情報を転写することを特徴とする、梱包用資材の打ち抜き方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011040251A1 (ja) * 2009-09-30 2011-04-07 大日本印刷株式会社 シート材および容器
JP2014111484A (ja) * 2014-02-24 2014-06-19 Dainippon Printing Co Ltd シート材および容器

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