JP3158861U - 包装用箱 - Google Patents

包装用箱 Download PDF

Info

Publication number
JP3158861U
JP3158861U JP2010000267U JP2010000267U JP3158861U JP 3158861 U JP3158861 U JP 3158861U JP 2010000267 U JP2010000267 U JP 2010000267U JP 2010000267 U JP2010000267 U JP 2010000267U JP 3158861 U JP3158861 U JP 3158861U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
piece
packaging box
box
ink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2010000267U
Other languages
English (en)
Inventor
幸治 鵜野
文代 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Printing Co Ltd
Original Assignee
Asahi Printing Co Ltd
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Printing Co Ltd filed Critical Asahi Printing Co Ltd
Application granted granted Critical
Publication of JP3158861U publication Critical patent/JP3158861U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】簡単な構造で確実に表示部を保護し、バーコード等をきれいに保つことができる包装用箱を提供する。
【解決手段】一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた箱体形成片12から成る。箱体形成片12には、互いに平行に連接された側面14,16,18,20と、側面14,20を連結する糊付部72と、内容物に関する表示部74が形成された表示片68を備える。表示片68は、組み立て状態で側面14の内側に位置し、表示片68の外側に位置する側面14には、表示部74が露出する開口部38を備える。
【選択図】図3

Description

この考案は、バーコード等の細かい印刷表示部が設けられている包装用箱に関する。
従来、商品を包装して店頭に陳列する包装用箱には、バーコードが印刷されたものがあり、商品の情報をバーコードに記録して、商品の管理を容易にしている。近年、バーコードの一種でRSSコードが用いられ、RSSコードは細かい図柄で設けられている。RSSコードの形成方法として、包装用箱の表面に黒いインキを印刷し、レーザ装置でレーザ光を照射して熱でインキを部分的に除去した白抜き部を形成することにより、RSSコード等のバーコードを形成することが可能である。また、高精度のインクジェットプリンタによってもバーコードを形成することは可能である。しかし、搬送などの際にバーコード等の表示部に摩擦が加えられると、インキ部がこすられてインキが白抜き部に付着したり、印刷部分のインキが剥がれたりして汚くなることがあり、またRSSコード等の表示が不鮮明になる恐れがあった。
ここで、包装用箱の印刷を摩擦から保護する方法として、特許文献1〜特許文献4に開示されているものがある。特許文献1のダンボール及びダンボールの抜き型は、バーコードを印刷したダンボール箱であり、凹部が形成されこの凹部の底面に情報が表示されている。特許文献2の包装箱は、包装箱の外装面の一部に凹部を設け、この凹部に商品コードを付している。特許文献3の梱包箱は、梱包箱本体の表面から凹んだ位置に、印刷された表示部が露出している。特許文献4のプラスチック製輸送箱は、プラスチック製箱の周面へ貼着する薄片と同一形状の浅い凹部が形成され、凹部へバーコードを記した薄片を貼着したものである。いずれの方法も、凹み面に表示部が位置しているため、搬送などの際に摩擦が加えられることはなく、表示部が不鮮明になることを防ぐことができる。
特開平5−305686号 特開昭61−273338号 実開平1−103515号 実開昭52−101643号
上記従来の技術の場合、箱体の側面に凹み面を十分な深さに形成することは困難であり、凹み面が浅いと捺印表示が摺れることがあり、確実に表示部を保護することはできない恐れがある。特許文献3の実施形態には、梱包箱本体に透孔である表示部を設け、透孔の裏側に、バーコードが印刷された板を重ねる方法が開示されている。これによれば、箱体の側面から十分な深さにバーコードを印刷することができるが、別体の板を設けたり板を取り付けたりしなければならず、内側の印刷部分の紙片が安定せず、コストも掛かるものであった。
この考案は、上記従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構造で確実に表示部を保護し、バーコード等をきれいに保つことができる包装用箱を提供することを目的とする。
この考案は、一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた箱体形成片から成り、この箱体形成片には、互いに平行に連接された側面と、前記側面を連結する糊付け部と、内容物に関する表示部が形成された表示片が設けられ、前記表示片は組み立て状態で前記側面の内側に位置し、前記表示片の外側に位置する前記側面には、前記表示部が露出する開口部が設けられている
包装用箱である。
前記表示片に、前記糊付部が設けられているものである。
前記表示部は、前記表示片の面にインキを印刷して形成されたインキ部と、前記インキ部にレーザ光を照射して前記インキ部を部分的に除去した白抜き部が設けられているものである。
この考案の包装用箱は、簡単な構造でRSSコード等の表示部を擦過等から保護し、包装用箱側面の表示部を明瞭且つきれいに保ち、またRSSコード等の表示形状を維持して医薬品や食料品等の商品の情報を正確に読み商品を管理することができる。包装用箱は、一枚の箱体形成片で設けられるため、コストがかからず、組立工程も簡単である。
この考案の一実施形態の包装用箱の斜視図である。 この実施形態の包装用箱の横断面図である。 この実施形態の包装用箱の展開図である。 この実施形態の包装用箱の表示部の形成方法を示す概略図である。
以下、この考案の実施形態について図面に基づいて説明する。図1〜図4はこの考案の一実施形態を示すもので、この実施形態の包装用箱10は、紙等で作られた一枚のブランクシートを打ち抜いて形成された箱体形成片12を組み立てて設けられている。
図3は箱体形成片12を表面から見た展開図であり、箱体形成片12は、側面14,16,18,20が、互いに平行に連接して形成されている。側面14,16,18,20は、連接している幅方向はほぼ同じ長さであり、連接方向の長さは側面16,20が少し長く形成されている。側面14,16,18,20は、各々折罫線22,24,26で区切られている。
側面14において、側面どうしの連接方向に対して直角な方向の一端部には、台形状のフラップ34が、折罫線36で区切られて設けられている。側面14の、折罫線36と折罫線22に近い部分に、矩形の開口部38が形成されている。側面14の、折罫線36と反対側の端部には、台形状のフラップ40が、折罫線42で区切られて設けられている。
側面18の、側面14の折罫線36のほぼ延長線上に位置する端部には、台形状のフラップ44が、折罫線46で区切られて設けられている。側面18の、折罫線46と反対側の端部には、台形状のフラップ48が、折罫線50で区切られて設けられている。
側面20の、側面18の折罫線46に隣接する端部には、蓋片52が折罫線54で区切られて設けられている。蓋片52の折罫線54の反対側の端部には、さらに差込片56が折罫線58で区切られて設けられている。側面20の、折罫線54と反対側の端部には、蓋片60が折罫線62で区切られて設けられている。蓋片60の折罫線62の反対側の端部には、さらに差込片64が折罫線66で区切られて設けられている。
側面20の、側面18と反対側の側縁部には、包装用箱10の組立状態で側面14の裏面に糊付けされる表示片68が折罫線70で区切られて設けられている。表示片68の大きさは、側面14よりも僅かに小さく形成され、折罫線70と反対側の側縁部68aが、折罫線70より短い台形に形成されている。表示片68の、折罫線70に近い部分には、折罫線70に対してほぼ平行な帯状の糊付部72が設けられている。糊付部72と側縁部68aの間には、側面20の折罫線54に近い位置、つまり図面の上方寄りに、表示部74が設けられている。表示部74は、黒いインキが塗布されたインキ部74aと、インキが除去されてブランクシート12が露出する白抜き部74bにより形成され、RSSコード等が形成されている。表示部74は、包装用箱10を組み立てたときに側面14の開口部38に対向する部分に設けられ、開口部38よりもやや大きく設けられている。
表示部74の形成方法は、図4に示すように箱体形成片12の表面に黒いインキを一面に塗布してインキ部74aを設け、インキ部74aの所定位置に、レーザ装置76でレーザ光78を照射し、熱でインキを除去して白抜き部74bを形成するものである。
次に、この実施形態の包装用箱10の組立方法の一例について説明する。なお、ここでは図3が包装用箱10の箱体形成片12の表面を見たものであり、箱体形成片12の表面が凸になる折り方を正折り、そして裏面が凸になる折り方を逆折りと称する。
まず、折罫線26を正折りして表示片68の糊付部72に糊を塗布する。次に、折罫線22を正折りし、側面14の裏面が糊付部72により表示片68の表面に糊付けされる。このとき、表示片68の表示部74が、側面14の開口部38に露出する。しかし、表示部74は、側面14表面よりも箱体形成片12の厚み分がくぼんでいる。
次に、商品を収容し包装する工場等において、折罫線22,24,26,70を各々90度に正折りして四角形の箱体にする。次に、折罫線36,46でフラップ34,44を90度に正折りし、その後折罫線54で蓋片52を90度に正折りし、差込片56を折罫線58で正折りし、差込片56を側面16の裏面側に差し込んで係止し、一方の端面が形成される。さらに、折罫線42,50でフラップ40,48を90度に正折りし、折罫線62で蓋片60を90度に正折りし、差込片64を折罫線66で正折りし、差込片64を側面16の裏面側に差し込んで係止し、他方の端面が形成される。なお、箱体形成片12を組み立てる順番はこれ以外でもよく、適宜変更可能である。
商品が入れられた包装用箱10は、例えば同形の複数の包装用箱10を大きい箱体に詰めて運搬され、保管される。そして店頭等に陳列される。なお、表示部74の形成は、商品を収納後にレーザ装置76を用いて行っても良いものである。
この実施形態の包装用箱10によれば、運搬や保管、陳列などの際に、RSSコード等が形成された表示部74を箱同士の摩擦から保護することができる。表示部74は、側面14の裏面に接着された表示片68に設けられ、側面14の開口部38に露出して見えるため、側面14表面よりも側面14の厚み分がくぼんでいるため、表示部74が運搬や保管、陳列の際に、隣接する同形の包装用箱10や梱包用の箱等に接触することがなく、安全である。また、摩擦によって、インキ部74aのインキが白抜き部74bや表示部74の周囲に付着したりインキ部74aが剥げたりすることを防ぎ、包装用箱10をきれいに保つ。また、RSSコードの形状を維持して医薬品や食料品等の商品の情報を正確に読み商品を管理することができる。包装用箱10は、一枚の箱体形成片12で設けられるため、コストがかからず、組立工程も簡単である。
なお、この考案は上記実施の形態に限定されるものではなく、表示部は、RSSバーコード以外の図柄でもよい。箱体形成片のブランクシートは、紙以外に樹脂シート等でもよい。また、箱体の形状は、収容する商品に合わせて適宜変更可能であり、開口部と表示部の位置や数も、自由に変更可能である。例えば、フラップや差込片に表示部が設けられてもよく、この場合フラップや差込片が重ねられる蓋片や側面に開口部が設けられる。また、バーコードの形成を高精度インクジェットプリンタにより行っても良いものである。
10 包装用箱
12 箱体形成片
14,16,18,20 側面
38 開口部
68 表示片
72 糊付部
74 表示部
74a インキ部
74b 白抜き部

Claims (3)

  1. 一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた箱体形成片から成り、この箱体形成片には、互いに平行に連接された側面と、前記側面を連結する糊付け部と、内容物に関する表示部が形成された表示片が設けられ、前記表示片は組み立て状態で前記側面の内側に位置し、前記表示片の外側に位置する前記側面には、前記表示部が露出する開口部が設けられていることを特徴とする包装用箱。
  2. 前記表示片に前記糊付部が設けられている請求項1記載の包装用箱。
  3. 前記表示部は、前記表示片の面にインキを印刷して形成されたインキ部と、前記インキ部にレーザ光を照射して前記インキ部を部分的に除去した白抜き部が設けられている請求項1又は2記載の包装用箱。
JP2010000267U 2010-01-19 包装用箱 Expired - Lifetime JP3158861U (ja)

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007013005A Continuation JP2008179381A (ja) 2007-01-23 2007-01-23 包装用箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3158861U true JP3158861U (ja) 2010-04-22

Family

ID=

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012011631A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Dainippon Printing Co Ltd レーザー光を用いた印刷物の作製方法および印刷物
JP2012020748A (ja) * 2010-07-12 2012-02-02 Dainippon Printing Co Ltd ゲーベルトップ型紙容器およびゲーベルトップ型紙容器用ブランク材
JP2017088196A (ja) * 2015-11-06 2017-05-25 凸版印刷株式会社 包装体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012011631A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Dainippon Printing Co Ltd レーザー光を用いた印刷物の作製方法および印刷物
JP2012020748A (ja) * 2010-07-12 2012-02-02 Dainippon Printing Co Ltd ゲーベルトップ型紙容器およびゲーベルトップ型紙容器用ブランク材
JP2017088196A (ja) * 2015-11-06 2017-05-25 凸版印刷株式会社 包装体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2219959B1 (en) Packaging
JP2008179381A (ja) 包装用箱
JP3158861U (ja) 包装用箱
JP6218488B2 (ja) 表示機能付き包装用箱
JP2011016571A (ja) 包装用箱
US7392900B2 (en) Package for transporting a fragile article
JP4947906B2 (ja) ラベル付き包装箱、及び包装箱集合体
US20090057379A1 (en) Flexible postal mailer and blank therefor
JP4402524B2 (ja) スライド式カートン
JP4998730B2 (ja) カートン
JP3197969U (ja) 情報カード付き包装箱
JPH07223691A (ja) ゆで卵用の緩衝紙箱
JP7319934B2 (ja) 包装体及び包装体形成用ブランク
JP5422671B2 (ja) 物品収納ケース
JP6527279B1 (ja) 包装箱
JP3172649U (ja) 包装用箱
JP3217754U (ja) 情報カード付き包装箱
JP2011201560A (ja) 包装用箱
WO2022219707A1 (ja) パッケージ
JP2011098763A (ja) 包装箱
JP4311229B2 (ja) 折り畳み可能な蓋付き容器用紙製カバー
JP4438447B2 (ja) 紙製容器ホルダー
JP2005263228A (ja) 蓋付き容器用紙製カバー
JP2005119722A (ja) 梱包箱及び梱包用板材
JP6007594B2 (ja) 副収容部付商品パッケージ