JP6007594B2 - 副収容部付商品パッケージ - Google Patents

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Description

本発明は副収容部を有する商品パッケージに関し、更に詳しくは商品パッケージの表面に突出した部分を作ることなく商品パッケージに副収容部を形成することで、輸送時や保管時の梱包が容易であり、陳列時における商品の積段も容易で、且つ副商品を外部から目視できるようにした副収容部を有する商品パッケージに関する。
従来、主商品以外の景品や商品見本等の副商品を商品パッケージに取付けるには、副商品を裸のまま、商品パッケージ外表面に添わせて各種テープで取付けるか、あるいは例えば図7に示す如く、副収容部bを別体形成し、該副収容部b内に副商品を収容して商品パッケージaの表面適所に突出状態で添わせ、この状態で両者をゴムバンドや粘着テープで締着したり、又、シュリンクフィルムで両者を一体的に外装することが行なわれている。図7に従来の副商品付きパッケージの例の説明用斜視図を示した。
しかしながら、これらの副収容部の取付方法では、商品の見栄えが悪いばかりでなく、商品パッケージの表面に突出部分が形成されるため、輸送時における商品の梱包や店頭陳列時における商品の積段が困難であるという問題点があった。
又、多くの副収容部は表面全体が紙製であり、したがって副収容部内の副商品を目視することができず、宣伝効果が希薄であるという問題点もあった。
又、副商品は商品パッケージの外表面に後付けされるため、副商品の収容を主商品を収容する工程と同工程で行なうことができず、副商品の取付けは出荷段階や店頭陳列時に手作業で行うしかなかった。
また、別の問題として従来の商品パッケージにおいては主商品がパッケージ内部でガタつく問題があり、ガタつきが著しい場合その衝撃により主商品が損傷したりパッケージが破損したりする問題があった。従来は主商品のガタつきを防止するために別途作成した押さえ部材をパッケージ内に挿入する等しているが、この手法では作業工程が増えるため好ましくない。
このために特許文献1においては、輸送時における梱包や陳列時における積段が容易であるとともに、副商品の外部からの目視が可能で消費者の注意を喚起するのに適し、且つ副商品の取付けも主商品の商品パッケージへの収容工程と同工程とで行うことができ、加えて主商品及び副商品のガタつきも防止して主商品及び副商品並びにパッケージの損傷も防止した副収容部付商品パッケージが開示されている。
特許文献1において提案されている内容は、商品パッケージ表面の一部をパッケージ内部へ凹設して、副商品を収容する副収容部を作成し、かつ該収容部に副商品を収納した状態で少なくとも前記副収容部を透明外被材で外被してなることを特徴とする副収容部付商品パッケージである。
図5から図6を参照して、特許文献1において提案されている内容を説明する。
図5は副収容部付商品パッケージを歯磨きチューブ用の紙ケースとして適用した場合の一実施例を示す説明用斜視図であり、ブランクスを四角柱状に組み立てたときの外観をしめしている。図6は図5の四角柱状の容器の外側から副収容部を内側へ折り込んで形成した副収容部に歯磨きチューブを挿入する様子を示した説明用斜視図である。
図5、図6において図中Aは歯磨きチューブB(図示せず)を収容する断面四角形の紙
製箱体である。図5に示すように箱体Aの長さ方向に延びる4つの角部のうちの1つであって内部に収容された歯磨チューブBの尻部が位置づけられる箱体Aの長さ方向の一端8近傍には、箱体側面のうち隣合う2面にわたるスリット1、2、3を一定間隔離間して形成し、又、スリット1、2間及びスリット2、3間には折曲を案内するためのミシン目14、15、16、17を刻設している。
スリット1、2は同じ深さとし、スリット3は若干浅くしている。そして、スリット1、2及びスリット2、3の間に挟まれた箱体A角部を箱体A内方へ押圧して折曲し、図6に示すように、箱体A角部に副収容部4を凹設する。
この副収容部4の大きさ及び形状は、該副収容部4に収容する副商品の大きさ形状によって、適宜決定される。
図示したものは小型の歯磨きチューブDを副商品とした場合であり、スリット2、3間を内方へ折曲して副収容部4内に陥没深さの異なる階段面10を形成している。
そして、この、階段面10には小型歯磨きチューブDのキャップ5を載置するとともに、その先端をスリット3側方の箱体角部6内面に一部挿入し、他方小型歯磨きチューブDの尻部7はスリット1側方の箱体角部9内面に一部挿入することにより小型歯磨チューブDを副収容部4内に安定的に保持している。
副収容部4内空間にはキャップ5載置用の陥没深さの浅い部分が形成され副収容部4内空間は小型歯磨チューブDの形状に即した形状とされているとともに、前記箱体角部6、9は副商品を保持するためのストッパーとしての機能を果たすから、透明フィルムシートCを外被する前の小型歯磨きチューブDの副収容部からの落下は防止され、外被後は輸送等によって箱体Aに加わる衝撃にも小型歯磨きチューブDがガタつくことはない。
このストッパーは必ずしも必要ではなく小型歯磨きチューブDは単に副収容部4内に載置するのみとし、該チューブDの落下防止は箱体Aを密着外被する透明フィルムシートCによってなすことも可能である。この場合においても、副収容部は小型歯磨きチューブDの形状に即した形状を有していることから、小型歯磨きチューブDは転がり落ちることはない。
上述したように副収容部4の各形態は、すべて従来の箱体作製用の台紙の所定箇所に切り込みを入れるだけで実現でき、副収容部4を作るに際し新たな部材は必要としない。
このように副商品が副収容部4に安定して収容されれば、この状態で箱体Aをシュリンクフィルム等の透明フィルムシートCで外被して副収容部付商品パッケージ包装製品を完成させる。透明フィルムシートとしてシュリンクフィルムを用いたが他の透明フィルムシートを用いることも可能である。
このように歯磨チューブ用ケースとして形成された副収容部付商品パッケージを用いるには、先ず、折り畳んだ台紙を組み立てて箱体Aを形成し、その後スリット1、2間及びスリット2、3間に囲まれた部分を箱体A内方へ押圧して副収容部4及び階段面10を形成する。
スリット1、2間及びスリット2、3間には予めその折曲位置を案内するミシン目14、15、16、17が刻設されているので、押圧による副収容部4の形成は容易である。尚、副収容部4の形成は箱体Aを組み立て後、スリット1、2間及びスリット2、3間の角部を内方へ押圧することによる他、スリットやミシン目の態様を工夫して箱体Aを組み立てる際に、折り畳んだ台紙をたちあげると同時に、スリット1、2間の部分が箱体内方へ引っ込むようにすることも考慮される。
箱体Aが所定の形状に形成されれば、主商品である歯磨きチューブBを内装し、そののち副収容部4に小型歯磨きチューブDを載置する。
このように箱体A内への歯磨きチューブBの収容及び小型歯磨きチューブDの副収容部4への収容が完了すれば、この状態で箱体A表面を透明フィルムシートCで外被して副収容部付商品パッケージ包装製品を完成させる。
このように特許文献1において提案されている副収容部付商品パッケージによれば、商品パッケージ表面の一部をパッケージ内部へ凹設して、副商品を収容する副収容部を作成し、かつ該収容部に副商品を収納した状態で少なくとも前記副収容部を透明外被材で外被してなることによって、輸送時における梱包や陳列時における積段が容易であるとともに、副商品の外部からの目視が可能で消費者の注意を喚起するのに適し、且つ副商品の取付けも主商品の商品パッケージへの収容工程と同工程とで行うことができ、加えて主商品及び副商品のガタつきも防止して主商品及び副商品並びにパッケージの損傷も防止した副収容部付商品パッケージとすることが出来る。
しかしながら、特許文献1において提案されている副収容部付商品パッケージにおいては、副収容部内部での商品の回転やガタツキを抑えることは可能であるが、副商品の形状が円柱状や角柱状で上下方向にフラットな形状の場合には副商品の上下方向の位置を確実に規制する構造が備えられておらず、その結果、特に縦置きでの店頭展示が想定される商品に適用する場合に副商品の底部の位置が規制できずに縦方向の副収容部の位置が自由に設定できないという課題が残っていた。
輸送中に副商品が上下方向に移動してしまうことや縦置きで店頭展示するときに副商品がパッケージ内部で所期の位置から落下してしまうことを防止するためにも縦方向の副収容部の位置が自由に設定できる構造の副収容部付商品パッケージが望まれていた。
実開昭63−141132号公報
本発明は、かかる現況に鑑みてなされたものであり、輸送時における梱包や陳列時における積段が容易であるとともに、副商品の外部からの目視が可能で消費者の注意を喚起するのに適し、且つ副商品の取付けも主商品の商品パッケージへの収容工程と同工程とで行うことができ、加えて主商品及び副商品の位置規制を確実にして主商品及び副商品並びにパッケージの損傷も防止したデザイン自由度の高い副収容部付商品パッケージを提供することを目的とするものである。
本発明の請求項にかかる発明は
商品パッケージ表面の一部をパッケージ内部へ凹設して、副商品を収容する少なくとも底面に押え部を備えた副収容部を作成し、かつ該副収容部に副商品を収納した状態で少なくとも前記副収容部を透明外被材で外被してなり、
商品パッケージとして断面四角形の箱体を用い、透明外被材として透明シートを用いてなり、
商品パッケージとして紙製の箱体を用い、角部に一定間隔離間して複数のスリットを設け、スリット間の箱体角部を内方へ折曲げして副収容部を作成するとともに副収容部底部に箱体角部を内方へ折曲げして作成した押え部を有し、
副収容部底部に作成した押え部は、副収容部上部に向かって凸状に折れ曲がっていることを特徴とする副収容部付商品パッケージである。
本発明の請求項にかかる発明は
副収容部を商品パッケージ内部に収容した商品の小径部分に位置させて、商品のガタツキを防止してなることを特徴とする請求項1に記載の副収容部付商品パッケージである。
本発明の請求項にかかる発明は
副収容部内の適所に副収容物のガタツキ防止用のストッパーを設けてなることを特徴とする請求項1または2に記載の副収容部付商品パッケージである。
このような構成の副収容部付商品パッケージは、主商品を商品パッケージに収容した後、商品パッケージ表面に凹設された少なくとも底部に押え部を備えた副収容部に副商品を収納し、少なくとも副収容部の外面は透明外被材で被覆されるようにして、副商品と商品パッケージを外被材で一体的に外被するものである。
外被後の商品パッケージは表面に突出した部分もなく、商品パッケージの最大外形は副収容部を有しない従来の商品パッケージと同形であるので、商品パッケージの取り扱いは容易であり、輸送時における梱包や陳列における積段も普通の商品パッケージと同様に簡単に取扱うことが出来る。また、副収容部に収容された副商品は底部押え部によって陳列時に落下することがなく、透明外被材を通して外部から目視することが出来るので、消費者に対し副商品を印象付けることが可能になる。
本発明の副収容部付商品パッケージの一実施形態のブランクス例 本発明の副収容部付商品パッケージの一実施形態の説明用斜視図(四角柱容器) 本発明の副収容部付商品パッケージの一実施形態の説明用斜視図(副収容部形成) 本発明の副収容部付商品パッケージの一実施形態の説明用斜視図(円筒状商品) 従来の副収容部付商品パッケージの一実施形態の説明用斜視図 従来の副収容部付商品パッケージの一実施形態の説明用斜視図 従来の副商品付きパッケージの例の説明用斜視図 副収容部付商品パッケージの一実施形態の説明用斜視図(円柱型)
本発明の詳細を更に図示した実施形態の例にもとづき説明する。図1から図4に示したものは、本発明を円柱状商品を収容する紙ケースに応用した実施例である。図中Aは円柱状商品を収容する断面四角形の紙製箱体である。図1には断面四角形の紙製箱体Aを作成するためのブランクスの一例を示した。図2には図1のブランクスを断面四角形の四角柱状容器に組み立てたときの斜視図を示した。図3にはさらに図2の四角柱状容器の外側から折り曲げて副収容部を形成したときの斜視図を示した。図4には図3の四角柱状容器に円筒状商品を挿入するときの斜視図を示した。
図2に示すように紙製箱体Aの長さ方向に延びる4つの角部のうちの1つであって内部に収容される円柱状商品の尻部(下端部)が位置づけられる箱体Aの長さ方向の一端近傍には、箱体側面のうち隣合う2面にわたるスリット1、2、3を一定間隔離間して形成し、又、スリット1、2間及びスリット2、3間には折曲を案内するためのミシン目14、
15及び斜めのミシン目16a、17aを刻設している。
スリット1は直線とし、スリット2と3は内側に折り曲げたときに副収容部底部に押え部20を形成できるように図のように内部に向かって凸となるような形状の押え部の上下端部に施されている。そして、スリット1、2の間に挟まれた紙製箱体Aの角部を箱体A内方へ押圧して折曲し、図3に示すように、箱体A角部に副収容部4を凹設するとともに折り込まれた押え部20が内側に張り出して副収容部4に収納された商品の底部を押えて商品の落下を防止するように形成する。
押え部20の形状は副収容部4に収容する副商品の大きさと形状によって、適宜決定され、図に示したような扇状には限られない。また、図示しないが押え部は副収容部4の底部に当たる位置のみならず副収容部4の上部に接する位置にも設けることが出来る。このように副収容部の上下の押え部を設けた場合には、副商品の上下方向の移動を抑えることが出来るので商品の陳列展示の場合のみならず輸送時のガタツキもより効果的に防止することが出来るようになる。また、副収容部4の大きさ及び形状は、該副収容部4に収容する副商品の大きさと形状によって、適宜決定される。図示したものは円柱状商品を副商品とした場合である。
このようにして本発明の副収容部付商品パッケージによれば、上下方向の径が同じ円柱状商品の場合でも、底部位置を規制することによって、陳列中に副収容部4の底部から落下することなく副収容部4内に安定的に保持しているので副収容部の高さ方向の位置は紙製箱体の下端部に限られることなく副収容部の形成位置の自由度が増大し、視覚的にもデザイン的にもすぐれた副収容部付商品パッケージとすることが出来る。
副収容部4内空間は円柱状商品の形状に即した形状とされているとともに、副収容部上部の箱体角部は副商品を保持するためのストッパーとしての機能を果たすから、透明フィルムシートを外被する前の円柱状商品の副収容部からのころがりは防止され、外被後は輸送等によって箱体Aに加わる衝撃にも円柱状商品がガタつくことはない。このストッパーは必ずしも必要ではなく円柱状商品は単に副収容部4内に載置するのみとし、副商品の落下防止は箱体Aを密着外被する透明フィルムシートによってなすことも可能である。この場合においても、副収容部は円柱状商品の形状に即した形状を有していることから、円柱状商品は定姿勢で保持される。
上述した副収容部4の各形態は、すべて従来の箱体作製用の台紙の所定箇所に切り込みを入れるだけで実現でき、副収容部4を作るに際し新たな部材は必要としない。このように副商品が副収容部4に安定して収容されれば、この状態で箱体Aをシュリンクフィルム等の透明フィルムシートで外被して副収容部付商品パッケージを完成させることが出来る。
本発明の副収容部付商品パッケージのこの実施形態では透明フィルムシートとしてシュリンクフィルム等の透明フィルムシートを用いることが可能である。また、本実施形態例では、副収容部4の形成箇所を箱体Aの一端近傍の角部となして副収容部4の円柱状商品の位置を規制するようにしたが、この位置は限定されるものではなく、主商品の形状によって適宜決定すればよい。
このように円柱状商品用ケースとして形成された副収容部付商品パッケージを用いるには、先ず、図1のようなブランクスを折り畳んだ台紙を組み立てて紙製箱体Aを形成し、その後スリット1、2間及びスリット2、3間に囲まれた部分を箱体A内方へ押圧して副収容部4及び押え部20を形成する。スリット1、2間及びスリット2、3間には予めその折曲位置を案内するミシン目14、15、16a、17aが刻設されているので、押圧による副収容部4及び押え部20の形成は容易である。
尚、副収容部4の形成は紙製箱体Aを組み立て後、スリット1、2間及びスリット2、3間の角部を内方へ押圧することによる他、スリットやミシン目の態様を工夫して箱体Aを組み立てる際に、折り畳んだ台紙をたちあげると同時に、スリット1、2間の部分が箱体内方へ引っ込むようにすることも可能である。
箱体Aが所定の形状に形成されれば、図4のように主商品を内装し、そののち副収容部4に小型の円柱状商品を載置するものである。本実施形態例では、副収容部4は箱体A上方角部に一箇所のみ設ける構成としたが、押え部による副商品の保持がより確実なものとなっているので、その他対角位置の角部にも副収容部を形成することも可能である。
このように紙製箱体A内への主商品の収容及び円柱状副商品の副収容部4への収容が完了すれば、この状態で箱体A表面を透明フィルムシートCで外被して副収容部付商品パッケージ包装製品を完成させることが出来る。
外被後は円柱状商品は外部から目視可能な状態で副収容部4内に移動不能に保持され、他方、主商品は副収容部4の存在により箱体A内での移動を規制されるので、箱体A内でガタつくことなく安定して収容される。
ここでは紙製箱体Aの副収容部4と同一の側面に主収容部窓部として図1に示した窓部21を打ち抜いた場合を例示した。このようにすることによって商品の陳列展示の場合に外部から主商品と副商品を同時に目視確認することが出来て商品の訴求効果は非常に高くなる。
そして、このような箱体Aを組み立てるための台紙の加工は、従来通りの副収容部を有しない箱体用台紙の所定箇所にスリットとミシン目とを形成するだけであるから、従来の台紙を利用することが可能で、その加工も容易である。
組み立て後の箱体Aには、表面から突出するものは何もなく、輸送時や保管時における梱包は容易であり、店頭展示の際も本商品パッケージは積段することができるので展示に場所をとらず、従来通りの取扱いが可能である。
そして、副収容部4に収容された副商品は透明フィルムシートを通して外部から目視できるので、この部分に景品や宣伝用の商品、更には主商品の使用説明書等を収容すれば、消費者の注意を喚起することができ、宣伝効果を高めることができる。又、副収容部4に収容された副商品はストッパーと透明フィルムシートに加えて押え部20よって、副収容部4内に確実に保持されるので、少々乱暴な取扱いに対しても副商品はガタつくことはない。更に箱体Aへの副商品の収容は箱体Aに透明フィルムシートを外被する前に行うので、箱体Aへの主商品の収容と同じ工程でなすことができるものであり、従来、出荷段階や店頭陳列段階で手作業で行っていた副商品の取付け作業も省略することができるものである。
なお本発明の副収容部付商品パッケージの外観形状はここで説明した四角柱状の紙製箱体に限られず、たとえば図8に示したような円柱状の箱体の場合にも適用出来る。
1…スリット
2…スリット
3…スリット
4…副収容部
5…キャップ
6…角部
7…尻部
8…一端
9…角部
10…階段面
11…係止片
12…スリット
13…紙ケース
14…ミシン目
15…ミシン目
16…ミシン目
16a…斜めのミシン目
17…ミシン目
17a…斜めのミシン目
18…階段面
19…円筒体
20…押さえ部
21…主収容部窓部
22…上部フラップ
23…底部フラップ
24…接着部
A…紙ケース
B…歯磨チューブ
C…透明外被シート
D…小型歯磨チューブ
a…主商品
b…副商品

Claims (3)

  1. 商品パッケージ表面の一部をパッケージ内部へ凹設して、副商品を収容する少なくとも底面に押え部を備えた副収容部を作成し、かつ該副収容部に副商品を収納した状態で少なくとも前記副収容部を透明外被材で外被してなり、
    商品パッケージとして断面四角形の箱体を用い、透明外被材として透明シートを用いてなり、
    商品パッケージとして紙製の箱体を用い、角部に一定間隔離間して複数のスリットを設け、スリット間の箱体角部を内方へ折曲げして副収容部を作成するとともに副収容部底部に箱体角部を内方へ折曲げして作成した押え部を有し、
    副収容部底部に作成した押え部は、副収容部上部に向かって凸状に折れ曲がっていることを特徴とする副収容部付商品パッケージ。
  2. 副収容部を商品パッケージ内部に収容した商品の小径部分に位置させて、商品のガタツキを防止してなることを特徴とする請求項1に記載の副収容部付商品パッケージ。
  3. 副収容部内の適所に副収容物のガタツキ防止用のストッパーを設けてなることを特徴とする請求項1または2に記載の副収容部付商品パッケージ。
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