JP2004167940A - シート状加工物用のスタンプ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】連続的に加工されるシート状加工物について、その加工中において表示をシート状加工物の表面に付することが可能なシート状加工物用のスタンプ装置を提供する。
【解決手段】食パン5によってフィリング6を上下方向から挟んだ状態で封入されたサンドウィッチ7において、その食パン5対してフィリング6を表示する焼印を付すサンドウィッチ7用のスタンプ装置11であって、所定の表示が刻まれた押印部38及びこの押印部38に焼印用の熱を付与する加熱手段41とを有する刻印手段30と、食パン5の搬送方向及びその反対方向に対して刻印手段30の押印部38を相対移動させる追従手段50とを備え、搬送中の食パン5が所定の位置に到達した時、搬送動作による食パン5の移動に対応させて押印部38を食パン5の押印位置に近づけながら押印して食パン5に焼印を付す。
【選択図】 図5
【解決手段】食パン5によってフィリング6を上下方向から挟んだ状態で封入されたサンドウィッチ7において、その食パン5対してフィリング6を表示する焼印を付すサンドウィッチ7用のスタンプ装置11であって、所定の表示が刻まれた押印部38及びこの押印部38に焼印用の熱を付与する加熱手段41とを有する刻印手段30と、食パン5の搬送方向及びその反対方向に対して刻印手段30の押印部38を相対移動させる追従手段50とを備え、搬送中の食パン5が所定の位置に到達した時、搬送動作による食パン5の移動に対応させて押印部38を食パン5の押印位置に近づけながら押印して食パン5に焼印を付す。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に、成形装置で連続的に加工される介在対象物を封入したシート状加工物について、その加工時にシート状加工物の表面に該介在対象物を表示する焼印を付していくシート状加工物用のスタンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
シート状加工物は、クリーム、ジャム、ピーナツバター、ツナ、あんこ等の介在対象物(以下、「フィリング」ともいう。)が2枚状の食パンの内相の間に封入されたサンドウィッチとして一般に知られている。
従来、このようなサンドウィッチでは、その消費者が、サンドウィッチの外観から封入されているフィリングの種類を見分けることができないため、介在対象物の種類を明記したシールや印刷等の表示を、サンドウィッチを詰めた包装部材に付していた。
なお、上述した従来の技術は、当業者における周知な技術として実施されているため、特に技術文献等の調査は行っていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、異なる種類の介在対象物が封入されたサンドウィッチが複数ある場合、介在対象物の種類を包装部材に表示する方法では、サンドウィッチを購入した消費者が、包装部材の開封後、包装部材からサンドウィッチを取出して、手にしたサンドウィッチについて封入されている介在対象物の種類が分からなくなってしまう場合があり、包装部材の表示の効果が十分に生かされていなかった。
本発明は、このような問題点を解決するために創案されたものであり、連続的に加工されるシート状加工物について、その加工中においてシート状加工物の表面に表示を自動的に付することが可能なシート状加工物用のスタンプ装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するための本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりのシート状加工物用のスタンプ装置である。
請求項1に記載のシート状加工物用のスタンプ装置によれば、シート状の素材によって介在対象物を上下方向から挟んだ状態で封入されたシート状加工物において、その素材に対して介在対象物を表示する焼印を付すシート状加工物用のスタンプ装置であって、所定の表示が刻まれた押印部及びこの押印部に焼印用の熱を付与する加熱手段とを有する刻印手段と、素材の搬送方向及びその反対方向に対して刻印手段の押印部を相対移動させる追従手段とを備えている。
搬送中の素材が所定の位置に到達した時、搬送動作による素材の移動に対応させて押印部を素材の押印位置に近づけながら押印して素材に焼印として付すことができる。
これにより、成形装置によって連続的に加工されるシート状加工物に対し、その加工中において素材に対し介在対象物の表示を自動的かつ連続的に素材の押印位置に焼印として付すことができる。
【0005】
また、本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりのシート状加工物用のスタンプ装置である。
請求項2に記載のシート状加工物用のスタンプ装置によれば、追従手段は、素材の搬送方向に対し刻印手段を所定の範囲揺動させる揺動機構から構成されている。
これにより、搬送中の素材に対して刻印手段を円弧状の揺動軌跡に基いて近接させて押印位置に押印することができるようになり、搬送されている素材に対しても押印位置の全域にわたって確実に焼印を付すことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を、図1〜図8を用いて説明する。
本実施の形態におけるシート状加工物用のスタンプ装置(以下、「スタンプ装置」という。)11は、クリーム、ツナ等のフィリング6が2枚状の食パン5の内相の間に封入されたサンドウィッチ7を連続的に加工するための成形装置1に配設され、その加工時にフィリング6の種類が明記された表示8を食パン5の外面に焼印する手段として用いられる。
【0007】
なお、本実施の形態では、食パン5が本発明のシート状の素材に対応し、フィリング6が本発明の介在対象物に対応し、サンドウィッチ7が本発明のシート状加工物に対応するものである。
【0008】
本実施の形態の成形装置1は、図1及び図8に示すように、内相を2層状にスライスされた食パン5がストッカ4に複数蓄積されており、食パン5をストッカ4からコンベア2へ断続的に供給し、このコンベア2の搬送路3に載置された食パン5を図1の矢印方向にそのまま搬送しながらの流れ作業により、順にスタンプ装置11で搬送中の食パン5の外面にフィリング6に対応する表示8を焼印する表示工程、2層状の内相の間にフィリング6を充填する充填工程(図示省略)、両内相に挟まれた状態のフィリング6を上下方向から押圧して封入する押圧工程(図示省略)を行って、サンドウィッチ7が連続的に加工されるように構成されている。
【0009】
スタンプ装置11は、図1〜図3に示すように、コンベア2の搬送路3の途中となる位置に配置されており、成形装置1に配設固定される側板12、12aが搬送路3を跨いだ両側に設けられ、両側板12、12aの間に支持軸13が上方位置に回動可能に横架されていて、この支持軸13に後述する加熱手段41と共に刻印手段30が懸架され、排出側寄りに後述する追従手段50と清掃手段60とが配設された構成となっている。
【0010】
なお、スタンプ装置11の方向について、搬送されてくる食パン5がスタンプ装置11に入っていく側(図1の右側)を「供給側」とし、焼印された食パン5がスタンプ装置11から出ていく側(図1の左側)を「排出側」とする。
【0011】
支持軸13は、図2及び図4に示すように、その一方側の軸端部14が側板12aを貫通して搬送路3の外側へ延出され、この軸端部14にはリンク15の一端部が嵌合固定されている。
側板12aの下方位置には、側板12aに沿って配置されたエアシリンダ等の第1の駆動手段17の本体端部18が、側板12aに対し回動軸20を介して回動可能に取付けられ、本体端部18と反対側にあるロッド19先端側は、回動軸16を介してリンク15の他端側と回動可能に連接されている。
【0012】
これにより、支持軸13は、第1の駆動手段17のロッド19の伸縮動作に伴ってリンク15が一定の範囲を往復回動することによって、ロッド19のストローク範囲に相当する一定の範囲内を往復回動することができるようになっている。
また、リンク15の往復回動端に対応して、ロッド19の延伸状態と短縮状態とにおける両停止の際に発生する振動を緩衝させるため、このリンク15と当接可能なダンパ手段21、21が側板12、12aに配設されている。
【0013】
刻印手段30は、図2及び図5に示すように、加熱される刻印部材37を保持する刻印部31と、刻印部31を動作させる駆動部32とからなり、駆動部32の主体部を構成するエアシリンダ等の第2の駆動手段33の本体34が、支持軸13にブラケット34a、34aを介して垂下状に回動可能に懸架され、その下端側のロッド35(図5参照)の下端部には連結部材36を介して刻印部31が取付けられ、ロッド35の上下方向の往復動作とともに上下方向(図2の上下方向)に動作できるように構成されている。
また、刻印部31が上昇停止位置や下降停止位置で停止する際に発生する振動を緩衝させるため、各停止位置に対応するダンパ手段43、43が連結部材36及び第2の駆動手段33の本体34に配設された後述するブラケット56にそれぞれ配設され、ブラケット56側のダンパ手段43は、連結部材36に立設された作動片36aと当接可能で、連結部材36側のダンパ手段43は、ブラケット56の下面に当接可能に対向されている。
【0014】
刻印部31は、例えば黄銅等の導電性の高い金属材料で形成され、連結部材36に固定される保持ブロック39において、その保持穴40に複数個(図では1個の保持ブロック39に2個の計4個の場合を示す。)の刻印部材37を収納して着脱可能に定置すると共に、その内部にヒータ等の加熱手段41と温度調節器(図示省略)が配設されており、温度調節器に基いて加熱制御されたヒータ熱が保持ブロック39を介して常時刻印部材37に伝熱されるように構成され、刻印部材37に畜熱された熱を保温するため、断熱材42が保持ブロック39の周囲を覆った構成になっている。
【0015】
刻印部材37は、例えば黄銅等の導電性の高い金属材料で形成され、その先端(下端)の押印部38にはフィリング6の種類に関する名称等が形出されている。
【0016】
追従手段50は、図3及び図5に示すように、複数個(図では2個の場合を示す。)のエアシリンダ等の第3の駆動手段51を主体として構成され、第3の駆動手段51の本体52の一端側が、支持軸13に斜設状態で固定されたリンク54の下端側とブラケット52a、支持軸52bを介して回動可能に連結され、第3の駆動手段51のロッド53先端側は、第2の駆動手段33の本体34の下部側に配設されたブラケット56と回転軸55を介して回動可能に連結された構成になっている。
【0017】
そして、支持軸13の軸心から下方に向けた中心線を仮想基準線とした場合、刻印部31は、追従手段50における第3の駆動手段51のロッド53を延伸させると、仮想基準線より供給側(図5では左側)へ支持軸13の軸心に基づいて駆動部32と共に揺動され、ロッド53を短縮させると、仮想基準線より排出側(図5では右側)へ駆動部32と共に揺動される。
【0018】
すなわち、刻印手段30における刻印部31は、第2の駆動手段33のロッド35の上下方向への進退駆動と、支持軸13を軸とした第3の駆動手段51のロッド53の斜め方向の進退駆動とを複合させて、下降、搬送方向への揺動、上昇、搬送方向とは逆方向への揺動のサイクルで動作されるものであり、これによって搬送路3に載置された移動中の食パン5に対して、その外面に焼印を付する押印位置に刻印部材37を相対的に近づけた状態にして、刻印部材37ごと加熱された各押印部38により各押印位置に押印して焼印を付すようになっている。
【0019】
清掃手段60は、図3及び図6に示すように、エアシリンダ等の第4の駆動手段61を主体部として構成され、そのロッド63先端側をコンベア2の搬送方向に対して上方となるように傾斜させた状態で、その本体62が両側板12、12aに跨がせた支持部材64に固定されたほぼ「く」の字状のブラケット65に取付けられており、そして、第4の駆動手段61のロッド63先端側には、ほぼクランク状の取付具66を介してワイヤブラシ67が配設され、その周囲下方には押印部38に付着した異物を回収する異物回収容器68が設けられた構成になっている。
【0020】
すなわち、押印部38の清掃時には、図4〜図6に示すように、第2の駆動手段33のロッド35を短縮して刻印部31を上昇させておき、第1の駆動手段17のロッド19を延伸させた状態にすると、リンク15の他端側が持ち上げられて前記の揺動範囲よりさらに大きく支持軸13が時計方向に回動し、支持軸13とともに回動するリンク54及び第3の駆動手段51を介して刻印部31が排出側にさらに揺動することにより押印部38が傾斜した状態で上方に持ち上げられ、ワイヤブラシ67上面側に対向される(図6参照)。
【0021】
この位置に押印部38を保持させた状態で、ワイヤブラシ67が、第4の駆動手段61のロッド63の進退動によって往復運動され、そのブラシ先で押印部38を擦ることができ、押印部38に付着した異物を除去することができるようになっている。そして、押印部38から除去された異物は、そのまま落下させて異物回収容器68によって回収される。
一方、通常、食パン5を搬送しながら焼印を行う場合には、第1の駆動手段17のロッド19は短縮させた状態になっている。
【0022】
本実施の形態のスタンプ装置11では、刻印手段30、追従手段50、清掃手段60の駆動制御と加熱手段41の温度制御を行う制御手段(図示省略)は、成形装置1に装載されたものが用いられており、例えば、シーケンス制御等によって構成されている。
【0023】
次に、上記に構成したスタンプ装置11の作用について、図1、図2、図5、図7及び図8を用いて説明する。
はじめに、食パン5は成形装置1のストッカ4に供給されており、成形装置1は、すでに加工開始の操作によってサンドウィッチ7を連続加工することができる状態になっている。
この時、スタンプ装置11では、刻印部31は、第2の駆動手段33のロッド35を短縮させて上昇停止位置で停止され、かつ第3の駆動手段51のロッド53を延伸させて供給側へ傾斜させた状態、すなわち待機状態になっている。
【0024】
次に、成形装置1においてサンドウィッチ7の加工が開始され、食パン5がストッカ4からコンベア2に移動されてから所定の時間が経過した時に、スタンプ装置11での第2の駆動手段33のロッド35を延伸させて下降停止位置まで刻印部31を下降させる。
そして、刻印部31が下降停止位置に到達したら、そのままの状態で、コンベア2の搬送速度に対応させながら第3の駆動手段51のロッド53を短縮させて刻印部31を排出側に移動させる。
【0025】
これにより、刻印部31は、支持軸13を支点とする円弧状の揺動軌跡に基づいて回動し、加熱手段41により蓄熱された刻印部材37の押印部38が、上下方向に対する食パン5の押印位置と常に対面しながらそれらの相対距離を次第に短縮させる。
そして、押印部38が、仮想基準線より供給側において仮想基準線と近づいたところで、食パン5の押印位置と当接し始め、押印位置における食パン5をある程度の深さまで押印して焼印を付する(図7の状態)。
【0026】
その後、押印部38は、仮想基準線より排出側において仮想基準線から少し離れたところで押印位置から離れ始め、第3の駆動手段51のロッド53が完全に短縮された状態になるまで刻印部31を移動させる。
【0027】
この後、刻印手段30における刻印部31は、第2の駆動手段33のロッド35の上方向への退駆動と、第3の駆動手段51のロッド53の供給側への退駆動とを複合させた搬送方向とは逆方向への揺動により待機状態の位置へ戻される。
【0028】
以上により、本実施の形態のスタンプ装置11は、搬送されている食パン5に対して、押印部38が押印位置に押印する手前の位置から追従手段50によって食パン5の押印位置に刻印部31を相対的に近接させ、蓄熱された押印部38を押印位置に徐々に押印しながら押印位置の全域にわたって焼印するため、焼印による表示8(図8参照)を食パン5に確実に付することができる。
【0029】
また、搬送中の食パン5に対して刻印手段30を追従手段50により円弧状の揺動軌跡に基いて回動させ、加熱手段41により蓄熱された刻印部材37の押印部38を食パン5の押印位置に近接させて押印することで、押印位置に対して押印部38が押印している時間(焼印時間)をある程度確保することができることから、程合い具合の焼印で食パン5に表示することができる。
したがって、図8に示すように、サンドウィッチ7に封入されたフィリング6の種類についての表示8が、そのサンドウィッチ7自体に表示できる。
【0030】
また、押印部38に付着した異物を除去して浄化する清掃手段60が設けられていることにより、素材に対し連続的に焼印を行っている間に異物が押印部に付着しても、清掃手段によって押印部を浄化することができる。このため、きれいな状態の焼印を食パン5に付する。
【0031】
また、清掃手段60は、刻印手段30を支持軸13に基いて一定のところまで回動させることにより持ち上げた状態で、ワイヤブラシ67を往復運動させて押印部38を擦る機構から構成されていることにより、押印部38を簡単に清掃することができる。これにより、押印部38をブラシがけで擦って清掃するため、押印部38に付着した異物を除去し易くなる。また、除去した異物を回収する異物回収容器68をワイヤブラシ67の下方位置に設置する場合には、このような異物回収容器68は、スペース上において配置し易くなる。
【0032】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によるシート状加工物用のスタンプ装置を用いれば、成形装置によって介在対象物が封入されたシート状加工物を連続的に加工する場合、シート状加工物の加工中において、素材の押印位置に対して自動的かつ連続的に焼印として介在対象物の表示を付することができる。
このため、シート状加工物に封入された介在対象物の種類についての明記を、そのシート状加工物自体に表示することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スタンプ装置が設置された成形装置を示す概略正面図である。
【図2】スタンプ装置を供給側から示した概略側面図である。
【図3】スタンプ装置を上面から示した概略平面図である。
【図4】図1に示すスタンプ装置の拡大図である。
【図5】図2の矢視A方向によりスタンプ装置の内部を示した概略図である。
【図6】図2の矢視B方向によりスタンプ装置の内部を示した概略図である。
【図7】スタンプ装置の作用を説明する模式図である。
【図8】焼印による表示をサンドウィッチに付した図である。
【符号の説明】
1…成形装置
2…コンベア
5…食パン(素材)
7…サンドウィッチ(シート状加工物)
8…表示
11…スタンプ装置(シート状加工物用のスタンプ装置)
13…支持軸
30…刻印手段
37…刻印部材(刻印手段)
38…押印部(刻印手段)
41…加熱手段
50…追従手段
60…清掃手段
67…ワイヤブラシ
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に、成形装置で連続的に加工される介在対象物を封入したシート状加工物について、その加工時にシート状加工物の表面に該介在対象物を表示する焼印を付していくシート状加工物用のスタンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
シート状加工物は、クリーム、ジャム、ピーナツバター、ツナ、あんこ等の介在対象物(以下、「フィリング」ともいう。)が2枚状の食パンの内相の間に封入されたサンドウィッチとして一般に知られている。
従来、このようなサンドウィッチでは、その消費者が、サンドウィッチの外観から封入されているフィリングの種類を見分けることができないため、介在対象物の種類を明記したシールや印刷等の表示を、サンドウィッチを詰めた包装部材に付していた。
なお、上述した従来の技術は、当業者における周知な技術として実施されているため、特に技術文献等の調査は行っていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、異なる種類の介在対象物が封入されたサンドウィッチが複数ある場合、介在対象物の種類を包装部材に表示する方法では、サンドウィッチを購入した消費者が、包装部材の開封後、包装部材からサンドウィッチを取出して、手にしたサンドウィッチについて封入されている介在対象物の種類が分からなくなってしまう場合があり、包装部材の表示の効果が十分に生かされていなかった。
本発明は、このような問題点を解決するために創案されたものであり、連続的に加工されるシート状加工物について、その加工中においてシート状加工物の表面に表示を自動的に付することが可能なシート状加工物用のスタンプ装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するための本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりのシート状加工物用のスタンプ装置である。
請求項1に記載のシート状加工物用のスタンプ装置によれば、シート状の素材によって介在対象物を上下方向から挟んだ状態で封入されたシート状加工物において、その素材に対して介在対象物を表示する焼印を付すシート状加工物用のスタンプ装置であって、所定の表示が刻まれた押印部及びこの押印部に焼印用の熱を付与する加熱手段とを有する刻印手段と、素材の搬送方向及びその反対方向に対して刻印手段の押印部を相対移動させる追従手段とを備えている。
搬送中の素材が所定の位置に到達した時、搬送動作による素材の移動に対応させて押印部を素材の押印位置に近づけながら押印して素材に焼印として付すことができる。
これにより、成形装置によって連続的に加工されるシート状加工物に対し、その加工中において素材に対し介在対象物の表示を自動的かつ連続的に素材の押印位置に焼印として付すことができる。
【0005】
また、本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりのシート状加工物用のスタンプ装置である。
請求項2に記載のシート状加工物用のスタンプ装置によれば、追従手段は、素材の搬送方向に対し刻印手段を所定の範囲揺動させる揺動機構から構成されている。
これにより、搬送中の素材に対して刻印手段を円弧状の揺動軌跡に基いて近接させて押印位置に押印することができるようになり、搬送されている素材に対しても押印位置の全域にわたって確実に焼印を付すことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を、図1〜図8を用いて説明する。
本実施の形態におけるシート状加工物用のスタンプ装置(以下、「スタンプ装置」という。)11は、クリーム、ツナ等のフィリング6が2枚状の食パン5の内相の間に封入されたサンドウィッチ7を連続的に加工するための成形装置1に配設され、その加工時にフィリング6の種類が明記された表示8を食パン5の外面に焼印する手段として用いられる。
【0007】
なお、本実施の形態では、食パン5が本発明のシート状の素材に対応し、フィリング6が本発明の介在対象物に対応し、サンドウィッチ7が本発明のシート状加工物に対応するものである。
【0008】
本実施の形態の成形装置1は、図1及び図8に示すように、内相を2層状にスライスされた食パン5がストッカ4に複数蓄積されており、食パン5をストッカ4からコンベア2へ断続的に供給し、このコンベア2の搬送路3に載置された食パン5を図1の矢印方向にそのまま搬送しながらの流れ作業により、順にスタンプ装置11で搬送中の食パン5の外面にフィリング6に対応する表示8を焼印する表示工程、2層状の内相の間にフィリング6を充填する充填工程(図示省略)、両内相に挟まれた状態のフィリング6を上下方向から押圧して封入する押圧工程(図示省略)を行って、サンドウィッチ7が連続的に加工されるように構成されている。
【0009】
スタンプ装置11は、図1〜図3に示すように、コンベア2の搬送路3の途中となる位置に配置されており、成形装置1に配設固定される側板12、12aが搬送路3を跨いだ両側に設けられ、両側板12、12aの間に支持軸13が上方位置に回動可能に横架されていて、この支持軸13に後述する加熱手段41と共に刻印手段30が懸架され、排出側寄りに後述する追従手段50と清掃手段60とが配設された構成となっている。
【0010】
なお、スタンプ装置11の方向について、搬送されてくる食パン5がスタンプ装置11に入っていく側(図1の右側)を「供給側」とし、焼印された食パン5がスタンプ装置11から出ていく側(図1の左側)を「排出側」とする。
【0011】
支持軸13は、図2及び図4に示すように、その一方側の軸端部14が側板12aを貫通して搬送路3の外側へ延出され、この軸端部14にはリンク15の一端部が嵌合固定されている。
側板12aの下方位置には、側板12aに沿って配置されたエアシリンダ等の第1の駆動手段17の本体端部18が、側板12aに対し回動軸20を介して回動可能に取付けられ、本体端部18と反対側にあるロッド19先端側は、回動軸16を介してリンク15の他端側と回動可能に連接されている。
【0012】
これにより、支持軸13は、第1の駆動手段17のロッド19の伸縮動作に伴ってリンク15が一定の範囲を往復回動することによって、ロッド19のストローク範囲に相当する一定の範囲内を往復回動することができるようになっている。
また、リンク15の往復回動端に対応して、ロッド19の延伸状態と短縮状態とにおける両停止の際に発生する振動を緩衝させるため、このリンク15と当接可能なダンパ手段21、21が側板12、12aに配設されている。
【0013】
刻印手段30は、図2及び図5に示すように、加熱される刻印部材37を保持する刻印部31と、刻印部31を動作させる駆動部32とからなり、駆動部32の主体部を構成するエアシリンダ等の第2の駆動手段33の本体34が、支持軸13にブラケット34a、34aを介して垂下状に回動可能に懸架され、その下端側のロッド35(図5参照)の下端部には連結部材36を介して刻印部31が取付けられ、ロッド35の上下方向の往復動作とともに上下方向(図2の上下方向)に動作できるように構成されている。
また、刻印部31が上昇停止位置や下降停止位置で停止する際に発生する振動を緩衝させるため、各停止位置に対応するダンパ手段43、43が連結部材36及び第2の駆動手段33の本体34に配設された後述するブラケット56にそれぞれ配設され、ブラケット56側のダンパ手段43は、連結部材36に立設された作動片36aと当接可能で、連結部材36側のダンパ手段43は、ブラケット56の下面に当接可能に対向されている。
【0014】
刻印部31は、例えば黄銅等の導電性の高い金属材料で形成され、連結部材36に固定される保持ブロック39において、その保持穴40に複数個(図では1個の保持ブロック39に2個の計4個の場合を示す。)の刻印部材37を収納して着脱可能に定置すると共に、その内部にヒータ等の加熱手段41と温度調節器(図示省略)が配設されており、温度調節器に基いて加熱制御されたヒータ熱が保持ブロック39を介して常時刻印部材37に伝熱されるように構成され、刻印部材37に畜熱された熱を保温するため、断熱材42が保持ブロック39の周囲を覆った構成になっている。
【0015】
刻印部材37は、例えば黄銅等の導電性の高い金属材料で形成され、その先端(下端)の押印部38にはフィリング6の種類に関する名称等が形出されている。
【0016】
追従手段50は、図3及び図5に示すように、複数個(図では2個の場合を示す。)のエアシリンダ等の第3の駆動手段51を主体として構成され、第3の駆動手段51の本体52の一端側が、支持軸13に斜設状態で固定されたリンク54の下端側とブラケット52a、支持軸52bを介して回動可能に連結され、第3の駆動手段51のロッド53先端側は、第2の駆動手段33の本体34の下部側に配設されたブラケット56と回転軸55を介して回動可能に連結された構成になっている。
【0017】
そして、支持軸13の軸心から下方に向けた中心線を仮想基準線とした場合、刻印部31は、追従手段50における第3の駆動手段51のロッド53を延伸させると、仮想基準線より供給側(図5では左側)へ支持軸13の軸心に基づいて駆動部32と共に揺動され、ロッド53を短縮させると、仮想基準線より排出側(図5では右側)へ駆動部32と共に揺動される。
【0018】
すなわち、刻印手段30における刻印部31は、第2の駆動手段33のロッド35の上下方向への進退駆動と、支持軸13を軸とした第3の駆動手段51のロッド53の斜め方向の進退駆動とを複合させて、下降、搬送方向への揺動、上昇、搬送方向とは逆方向への揺動のサイクルで動作されるものであり、これによって搬送路3に載置された移動中の食パン5に対して、その外面に焼印を付する押印位置に刻印部材37を相対的に近づけた状態にして、刻印部材37ごと加熱された各押印部38により各押印位置に押印して焼印を付すようになっている。
【0019】
清掃手段60は、図3及び図6に示すように、エアシリンダ等の第4の駆動手段61を主体部として構成され、そのロッド63先端側をコンベア2の搬送方向に対して上方となるように傾斜させた状態で、その本体62が両側板12、12aに跨がせた支持部材64に固定されたほぼ「く」の字状のブラケット65に取付けられており、そして、第4の駆動手段61のロッド63先端側には、ほぼクランク状の取付具66を介してワイヤブラシ67が配設され、その周囲下方には押印部38に付着した異物を回収する異物回収容器68が設けられた構成になっている。
【0020】
すなわち、押印部38の清掃時には、図4〜図6に示すように、第2の駆動手段33のロッド35を短縮して刻印部31を上昇させておき、第1の駆動手段17のロッド19を延伸させた状態にすると、リンク15の他端側が持ち上げられて前記の揺動範囲よりさらに大きく支持軸13が時計方向に回動し、支持軸13とともに回動するリンク54及び第3の駆動手段51を介して刻印部31が排出側にさらに揺動することにより押印部38が傾斜した状態で上方に持ち上げられ、ワイヤブラシ67上面側に対向される(図6参照)。
【0021】
この位置に押印部38を保持させた状態で、ワイヤブラシ67が、第4の駆動手段61のロッド63の進退動によって往復運動され、そのブラシ先で押印部38を擦ることができ、押印部38に付着した異物を除去することができるようになっている。そして、押印部38から除去された異物は、そのまま落下させて異物回収容器68によって回収される。
一方、通常、食パン5を搬送しながら焼印を行う場合には、第1の駆動手段17のロッド19は短縮させた状態になっている。
【0022】
本実施の形態のスタンプ装置11では、刻印手段30、追従手段50、清掃手段60の駆動制御と加熱手段41の温度制御を行う制御手段(図示省略)は、成形装置1に装載されたものが用いられており、例えば、シーケンス制御等によって構成されている。
【0023】
次に、上記に構成したスタンプ装置11の作用について、図1、図2、図5、図7及び図8を用いて説明する。
はじめに、食パン5は成形装置1のストッカ4に供給されており、成形装置1は、すでに加工開始の操作によってサンドウィッチ7を連続加工することができる状態になっている。
この時、スタンプ装置11では、刻印部31は、第2の駆動手段33のロッド35を短縮させて上昇停止位置で停止され、かつ第3の駆動手段51のロッド53を延伸させて供給側へ傾斜させた状態、すなわち待機状態になっている。
【0024】
次に、成形装置1においてサンドウィッチ7の加工が開始され、食パン5がストッカ4からコンベア2に移動されてから所定の時間が経過した時に、スタンプ装置11での第2の駆動手段33のロッド35を延伸させて下降停止位置まで刻印部31を下降させる。
そして、刻印部31が下降停止位置に到達したら、そのままの状態で、コンベア2の搬送速度に対応させながら第3の駆動手段51のロッド53を短縮させて刻印部31を排出側に移動させる。
【0025】
これにより、刻印部31は、支持軸13を支点とする円弧状の揺動軌跡に基づいて回動し、加熱手段41により蓄熱された刻印部材37の押印部38が、上下方向に対する食パン5の押印位置と常に対面しながらそれらの相対距離を次第に短縮させる。
そして、押印部38が、仮想基準線より供給側において仮想基準線と近づいたところで、食パン5の押印位置と当接し始め、押印位置における食パン5をある程度の深さまで押印して焼印を付する(図7の状態)。
【0026】
その後、押印部38は、仮想基準線より排出側において仮想基準線から少し離れたところで押印位置から離れ始め、第3の駆動手段51のロッド53が完全に短縮された状態になるまで刻印部31を移動させる。
【0027】
この後、刻印手段30における刻印部31は、第2の駆動手段33のロッド35の上方向への退駆動と、第3の駆動手段51のロッド53の供給側への退駆動とを複合させた搬送方向とは逆方向への揺動により待機状態の位置へ戻される。
【0028】
以上により、本実施の形態のスタンプ装置11は、搬送されている食パン5に対して、押印部38が押印位置に押印する手前の位置から追従手段50によって食パン5の押印位置に刻印部31を相対的に近接させ、蓄熱された押印部38を押印位置に徐々に押印しながら押印位置の全域にわたって焼印するため、焼印による表示8(図8参照)を食パン5に確実に付することができる。
【0029】
また、搬送中の食パン5に対して刻印手段30を追従手段50により円弧状の揺動軌跡に基いて回動させ、加熱手段41により蓄熱された刻印部材37の押印部38を食パン5の押印位置に近接させて押印することで、押印位置に対して押印部38が押印している時間(焼印時間)をある程度確保することができることから、程合い具合の焼印で食パン5に表示することができる。
したがって、図8に示すように、サンドウィッチ7に封入されたフィリング6の種類についての表示8が、そのサンドウィッチ7自体に表示できる。
【0030】
また、押印部38に付着した異物を除去して浄化する清掃手段60が設けられていることにより、素材に対し連続的に焼印を行っている間に異物が押印部に付着しても、清掃手段によって押印部を浄化することができる。このため、きれいな状態の焼印を食パン5に付する。
【0031】
また、清掃手段60は、刻印手段30を支持軸13に基いて一定のところまで回動させることにより持ち上げた状態で、ワイヤブラシ67を往復運動させて押印部38を擦る機構から構成されていることにより、押印部38を簡単に清掃することができる。これにより、押印部38をブラシがけで擦って清掃するため、押印部38に付着した異物を除去し易くなる。また、除去した異物を回収する異物回収容器68をワイヤブラシ67の下方位置に設置する場合には、このような異物回収容器68は、スペース上において配置し易くなる。
【0032】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によるシート状加工物用のスタンプ装置を用いれば、成形装置によって介在対象物が封入されたシート状加工物を連続的に加工する場合、シート状加工物の加工中において、素材の押印位置に対して自動的かつ連続的に焼印として介在対象物の表示を付することができる。
このため、シート状加工物に封入された介在対象物の種類についての明記を、そのシート状加工物自体に表示することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スタンプ装置が設置された成形装置を示す概略正面図である。
【図2】スタンプ装置を供給側から示した概略側面図である。
【図3】スタンプ装置を上面から示した概略平面図である。
【図4】図1に示すスタンプ装置の拡大図である。
【図5】図2の矢視A方向によりスタンプ装置の内部を示した概略図である。
【図6】図2の矢視B方向によりスタンプ装置の内部を示した概略図である。
【図7】スタンプ装置の作用を説明する模式図である。
【図8】焼印による表示をサンドウィッチに付した図である。
【符号の説明】
1…成形装置
2…コンベア
5…食パン(素材)
7…サンドウィッチ(シート状加工物)
8…表示
11…スタンプ装置(シート状加工物用のスタンプ装置)
13…支持軸
30…刻印手段
37…刻印部材(刻印手段)
38…押印部(刻印手段)
41…加熱手段
50…追従手段
60…清掃手段
67…ワイヤブラシ
Claims (2)
- シート状の素材によって介在対象物を上下方向から挟んだ状態で封入されたシート状加工物において、その素材に対して介在対象物を表示する焼印を付すシート状加工物用のスタンプ装置であって、
所定の表示が刻まれた押印部及びこの押印部に焼印用の熱を付与する加熱手段とを有する刻印手段と、素材の搬送方向及びその反対方向に対して刻印手段の押印部を相対移動させる追従手段とを備え、
搬送中の素材が所定の位置に到達した時、搬送動作による素材の移動に対応させて押印部を素材の押印位置に近づけながら押印して素材に焼印を付すことを特徴とするシート状加工物用のスタンプ装置。 - 請求項1に記載のシート状加工物用のスタンプ装置であって、追従手段は、素材の搬送方向に対し刻印手段を所定の範囲揺動させる揺動機構から構成されていることを特徴とするシート状加工物用のスタンプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002338256A JP2004167940A (ja) | 2002-11-21 | 2002-11-21 | シート状加工物用のスタンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002338256A JP2004167940A (ja) | 2002-11-21 | 2002-11-21 | シート状加工物用のスタンプ装置 |
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JP2004167940A true JP2004167940A (ja) | 2004-06-17 |
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Family Applications (1)
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JP2002338256A Pending JP2004167940A (ja) | 2002-11-21 | 2002-11-21 | シート状加工物用のスタンプ装置 |
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JP (1) | JP2004167940A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017209643A1 (ru) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | Игорь Иванович ЗАХАРОВ | Способ горячего тиснения и устройство для его осуществления |
CN112428709A (zh) * | 2020-11-23 | 2021-03-02 | 黄承芳 | 一种陶瓷用底部商标盖章设备 |
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2002
- 2002-11-21 JP JP2002338256A patent/JP2004167940A/ja active Pending
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