JP2004167042A - 画像表示装置 - Google Patents

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Toshihide Shimayama
稔英 嶋山
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Abstract

【課題】被写体を表す3次元医用画像データに基づく大量の断面画像を順次表示しながら診断を行う場合に、順次表示される画像中で判断を保留した画像を短時間に再表示し、操作性の向上や異常部位の見落としの防止を図り、診断効率を向上させる。
【解決手段】指定手段10によって、順次表示される複数の断面画像から利用者の所望する断面画像を指定し、第1の記憶手段20によって、断面に垂直な方向の位置を含む、断面画像の表示のための第1の表示パラメータPiを記憶し、パラメータ表示手段30によって、記憶された1以上の第1の表示パラメータP1からPnの各々を識別可能な状態にして表示し、選択手段40によって、表示された1以上の第1の表示パラメータP1からPnの中から利用者の所望する第1の表示パラメータPjを選択し、第1の画像表示手段50によって、選択された第1の表示パラメータPjに基づき断面画像が再表示される。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像表示装置に関し、より詳細には、被写体を表す3次元の医用画像データを基に断面画像を表示する画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
CT(Computerized Tomography;コンピュータ断層撮影)やMRI(Magnetic Resonance Imaging;磁気共鳴映像法)により取得された複数のスライス画像データの集合体として構成される3次元画像データに基づいて生成される断面画像や3次元表示画像から、病変部を発見し、またその病変部の状態を観察して、疾病の有無や進行状況の診断を行うことが行われている。この3次元画像データは、従来の2次元の放射線画像データと比較して、被写体についてより多くの情報を有しているため、精度の高い診断が可能となってきている。
【0003】
このような断面画像等を用いた実際の診断に際しては、断面に垂直な方向を軸として断面を移動させながら軸の方向に連続的に撮影した大量の断面画像を読影する必要があり、読影の効率を向上させるための技術として、本のページを1枚ずつめくるように表示される断面画像を切り替えるブラウジング技法(例えば、特許文献1)や、複数の断面画像を1枚ずつ手動または自動的に連続に切り替えて表示するページャー機能(スタック表示機能)(例えば、特許文献2)等が知られている。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−336322号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2002−165787号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
3次元画像データに基づく大量の断面画像を順次表示しながら診断を行う場合、表示される断面画像の中には、異常の有無を即断できないような画像も存在しうる。
【0007】
従来の画像表示装置では、このような画像に対する判断を保留しておき、後続の画像を表示、閲覧した後、再度保留した画像を表示、閲覧することが行われている。このためには、大量の断面画像から保留した画像を探し直す必要があり、これは非常に面倒で困難な作業であった。また、他の画像の閲覧後には、診断者は保留した画像のことを忘れてしまい、結果的に異常部位を見落として診断が終了してしまう可能性もあった。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、3次元画像データに基づく大量の断面画像を順次表示しながら診断を行う場合に、表示される画像中で判断を保留した画像を短時間に再表示し、操作性の向上や異常部位の見落としの防止を図ることによって、診断効率を向上させる画像表示装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明による画像表示装置は、被写体を表す3次元の医用画像データに基づき、表示する断面画像の断面を該断面に垂直な方向を軸として移動させながら、軸の方向に連続的な複数の断面画像を順次表示するものであって、順次表示される複数の断面画像のうち、利用者の所望する断面画像を指定する指定手段と、指定手段によって指定された断面画像の断面に垂直な方向の位置を含む、断面画像の表示のための第1の表示パラメータを記憶する第1の記憶手段と、利用者の要求に応じて、第1の記憶手段が記憶した第1の表示パラメータに基づき、指定された断面画像を表示する第1の画像表示手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0010】
「被写体を表す3次元の医用画像データ」とは、所定の軸に沿って、軸に垂直な断面で被写体を順次スライスした状態を表す複数の断面画像データの集合体として構成されることによって、各画素の位置が3次元空間に定義される画像データをいう。具体例としては、CTやMRIによる画像データが考えられる。なお、本発明による画像表示装置は、この3次元の医用画像データを構成要素する個々の断面画像データに基づく断面画像を順次表示するものに限定されない。すなわち、本発明による画像表示装置は、3次元の医用画像データに基づき新たな断面画像を再構成して順次表示するものであってもよい。例えば、他の方向から見た断面による断面画像データの集合体やボリュームデータ等に基づいて、所定の軸に垂直な断面の断面画像データをその都度生成して表示してもよいし、撮影時のスライス面に平行でない断面による断面画像を3次元の医用画像データに基づいてその都度再構成して順次表示するものであってもよい。
【0011】
「順次表示する」方法については、連続的な複数の断面画像を装置により自動的に切り替えながら表示を行う方法と、利用者によるマウスやキーボード等の操作に基づき手動で画像を切り替えながら表示を行う方法が考えられる。
【0012】
「指定手段」は、具体例としては、CRTディスプレイ等の出力装置に表示されたボタンやレバー等と、ボタンやレバー等を操作するマウスやキーボード等の入力装置と、その操作内容をCPUや主記憶装置に送る入出力インターフェースと、このような制御を行う命令を格納したプログラムと、プログラムの実行を行うCPUと主記憶装置とから構成されるものが考えられる。
【0013】
「断面画像の断面に垂直な方向の位置を含む、断面画像の表示のための第1の表示パラメータ」は、具体例としては、断面に垂直な軸方向における断面の位置の他、具体例としては、断面に垂直な軸の向きのような断面画像の位置を特定するための情報や、断面の厚さ、画像の濃度レベルやコントラストを調整するための階調処理、画像の特定の空間周波数成分を強調させるための周波数処理に関する設定等が考えられる。
【0014】
「第1の記憶手段」は、具体例としては、MOS(Metal Oxide Semiconductor;金属酸化膜半導体)等でできた主記憶装置の他、ハードディスク等の補助記憶装置と、補助記憶装置と主記憶装置の間のデータのやり取りを行う入出力インターフェースと、このような制御を行う命令を格納したプログラムと、プログラムの実行を行うCPUと主記憶装置とから構成されるものが考えられる。
【0015】
「利用者の要求」とは、具体例としては、既に指定した断面画像を識別可能な情報が画面に一覧表示され、その中から利用者が表示を所望する断面画像を表す情報を選択することが考えられる。
【0016】
「第1の画像表示手段」は、具体例としては、補助記憶装置から読み込まれたデータや命令を格納する主記憶装置と、主記憶装置に読み込まれた画像データや表示パラメータに基づき演算、制御を行い、主記憶装置にその結果を格納させるCPUと、その結果を出力するCRTディスプレイ等の表示装置と、主記憶装置中の結果を表示装置に送る入出力インターフェースと、このような制御を行う命令を格納したプログラムとから構成されるものが考えられる。
【0017】
本発明による画像表示装置は、第1の記憶手段が1以上の第1の表示パラメータを記憶するものであり、1以上の第1の表示パラメータの各々を識別可能な状態にして表示するパラメータ表示手段と、表示された1以上の第1の表示パラメータの中から、利用者の所望する第1の表示パラメータを選択する選択手段とをさらに備え、第1の画像表示手段が、選択された第1の表示パラメータに基づき、指定された断面画像を表示するものであることも考えられる。
【0018】
「1以上の第1の表示パラメータを記憶する」とは、指定手段によって、複数の断面画像を順次指定し、指定された複数の断面画像についての第1の表示パラメータの値を各々記憶することをいう。
【0019】
「1以上の第1の表示パラメータの各々を識別可能な状態にして表示する」とは、各々の表示パラメータ、またはそれに対応する断面画像が識別できるような情報が表示されればよい。具体例としては、各々の表示パラメータについてパラメータ1、パラメータ2のように、または、それらに対応する各々の断面画像について画像1、画像2というようにラベル付けして一覧表示することによって、各々の第1の表示パラメータを識別可能な状態にしてもよいし、各々の第1の表示パラメータ中に含まれる、断面画像の断面に垂直な方向の位置情報を各々表示することによって、各々の第1の表示パラメータを識別可能な状態にしてもよい。
【0020】
「パラメータ表示手段」は、具体例としては、具体例としては、補助記憶装置から読み込まれたデータや命令を格納する主記憶装置と、主記憶装置に読み込まれた1以上の第1の表示パラメータを識別可能な状態にして表示するための演算、制御を行い、主記憶装置にその結果を格納させるCPUと、その結果を出力するCRTディスプレイ等の表示装置と、主記憶装置中の結果を表示装置に送る入出力インターフェースと、このような制御を行う命令を格納したプログラムとから構成されるものが考えられる。
【0021】
「選択手段」は、具体例としては、CRTディスプレイ等の出力装置に表示された第1の表示パラメータを識別可能な一覧表と、一覧表から利用者の所望する第1の表示パラメータを選択するための操作を行うマウスやキーボード等の入力装置と、その操作内容をCPUや主記憶装置に送る入出力インターフェースと、このような制御を行う命令を格納したプログラムと、プログラムの実行を行うCPUと主記憶装置とから構成されるものが考えられる。
【0022】
本発明による画像表示装置は、指定手段が、表示された断面画像中の任意の位置を指示することにより、表示された断面画像を指定するものであり、第1の記憶手段が、第1の表示パラメータと、指示された位置についての断面画像中の2次元平面上の位置情報とを関連づけて記憶するものであり、第1の画像表示手段が、記憶された2次元平面上の位置情報に対応する断面画像中の位置を識別可能な状態にして、指定された断面画像を表示するものであることも考えられる。
【0023】
「断面画像中の任意の位置」とは、断面画像中の任意の点であってもよいし、任意の平面領域であってもよい。
【0024】
「第1の表示パラメータと、指示された位置についての断面画像中の2次元平面上の位置情報とを関連づけて記憶する」とは、断面画像の断面に垂直な方向の位置情報と断面画像中の2次元の位置情報を関連づけて記憶することによって、3次元画像データ中の3次元空間上の位置情報を記憶することをいう。
【0025】
「記憶された2次元平面上の位置情報を識別可能な状態にして、指定された断面画像を表示する」とは、具体例としては、記憶された2次元平面上の位置情報に対応する、指定された断面画像中の点または平面領域を強調表示したり、その領域の外縁に枠を付して表示したりすることによって、指定された断面画像を表示することが考えられる。
【0026】
本発明による画像表示装置は、第1の記憶手段が、第1の表示パラメータと、指定手段によって指定をした時における画像表示装置の利用者を識別する利用者識別情報とを関連づけて記憶するものであることも考えられる。
【0027】
「利用者識別情報」とは、指定手段によって指定をした時における画像表示装置の利用者を識別する情報であり、具体例としては、画像表示装置を起動しログインするときのユーザ名や、指定手段によって指定を行う際にユーザ名の入力を促す機能を有していれば、そこで入力されたユーザ名が考えられる。
【0028】
本発明による画像表示装置は、第1の画像表示手段によって指定された断面画像が表示される直前において表示されている断面画像の表示のための第2の表示パラメータを記憶する第2の記憶手段と、利用者の要求に応じて、第2の記憶手段に記憶されている第2の表示パラメータに基づき、直前において表示されていた断面画像を表示する第2の画像表示手段とをさらに備えたものであることも考えられる。
【0029】
「第2の表示パラメータ」とは、具体例としては、断面に垂直な軸方向における断面の位置や断面に垂直な軸の方向のような断面画像の位置を特定するための情報の他、断面の厚さ、画像の濃度レベルやコントラストを調整するための階調処理、画像の特定の空間周波数成分を強調させるための周波数処理に関する設定等が考えられる。
【0030】
「第2の記憶手段」は、具体例としては、MOS(Metal Oxide Semiconductor;金属酸化膜半導体)等でできた主記憶装置の他、ハードディスク等の補助記憶装置と、補助記憶装置と主記憶装置の間のデータのやり取りを行う入出力インターフェースと、このような制御を行う命令を格納したプログラムと、プログラムの実行を行うCPUと主記憶装置とから構成されるものが考えられる。
【0031】
「利用者の要求」とは、具体例としては、第2の表示パラメータに対応する断面画像データの表示を促すボタンが画面に表示され、利用者が表示されているボタンをマウス等の入力装置によって押下することが考えられる。
【0032】
「第2の画像表示手段」は、具体例としては、具体例としては、補助記憶装置から読み込まれたデータや命令を格納する主記憶装置と、主記憶装置に読み込まれた画像データや表示パラメータに基づき演算、制御を行い、主記憶装置にその結果を格納させるCPUと、その結果を出力するCRTディスプレイ等の表示装置と、主記憶装置中の結果を表示装置に送る入出力インターフェースと、このような制御を行う命令を格納したプログラムとから構成されるものが考えられる。
【0033】
【発明の効果】
本発明の画像表示装置によれば、所定の軸方向に連続的な複数の断面画像が順次表示される中で、判断を保留した断面画像を指定手段によって指定し、その断面画像の表示パラメータが第1の記憶手段によって記憶され、記憶された表示パラメータに基づき第1の画像表示手段によって指定した断面画像が再現表示されるため、判断を保留した画像を後から簡単な操作で短時間に再表示し、操作性の向上や異常部位の見落としの防止を図ることによって、診断効率を向上させることが可能になる。
【0034】
また、第1の記憶手段が指定した断面画像の断面に垂直な方向の位置を記憶することによって、指定した断面画像の断面の位置も再現されるため、指定された断面画像の再現表示の後、その断面画像の近傍の断面画像を表示したり、その断面画像の任意の点を通る、別の視点から見た断面画像を表示したりすることが容易になり、さらなる操作性の向上が図られる。
【0035】
パラメータ表示手段と選択手段をさらに備え、パラメータ表示手段によって表示された表示パラメータを利用者が選択手段によって選択するようにした場合には、簡単な操作で注目すべき画像の再現表示が可能になり、さらなる操作性の向上に資する。
【0036】
この場合において、パラメータ表示手段が第1の表示パラメータ中の断面に垂直な方向の位置情報を表示すれば、利用者は位置を手がかりにして再現表示したい画像を想起することが多いと考えられることから、再現したい断面画像の選択が容易になり、さらなる操作性の向上と異常部位の見落としの防止に資する。
【0037】
指定手段が、表示された断面画像中の任意の位置を指示することによって、断面画像を指定し、第1の記憶手段が、第1の表示パラメータと指示された位置の2次元平面上の位置情報とを関連づけて記憶し、第1の画像表示手段が、指示した位置を識別可能な状態にして指定された断面画像を表示するようにした場合には、注目すべき画像の注目すべき位置まで再現表示することが可能になり、異常部位の見落としの防止が図られることにより、診断効率のさらなる向上に資する。
【0038】
第1の記憶手段が、第1の表示パラメータと利用者識別情報とを関連づけて記憶すれば、本発明による画像表示装置を複数の利用者で使用する場合にも、各利用者が自らの注目すべき画像の再現表示が容易になり、また、他の利用者が指定した断面画像の再現表示も可能になり、操作性の向上に資する。
【0039】
第2の記憶手段と第2の画像表示手段をさらに備え、第2の記憶手段が、指定された断面画像が表示される直前において表示されている断面画像の表示のための第2の表示パラメータを記憶し、第2の画像表示手段が、第2の表示パラメータに基づき、指定された断面画像が表示される直前において表示されている断面画像を表示できるようにした場合には、利用者は、指定した断面画像を再現表示した後、再度、指定した画像が表示される直前に表示されていた断面画像の断面に垂直な方向の位置に戻って、表示された画像及びその後続の画像の閲覧が可能になり、診断効率が向上する。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
【0041】
本発明の第1の実施形態となる画像表示装置Xは、順次表示される連続的な複数の断面画像の中から、利用者の指定した断面画像を表示するためのパラメータを記憶し、後に利用者の要求に応じて、記憶したパラメータを参照し、指定された断面画像を再現するブックマーク機能を有するものである。
【0042】
図1は同装置Xの外観を示した図であり、図2は同装置Xの構成を示すブロック図である。
【0043】
図1に示すように、同装置Xは、本体1と、画像や、メニュー、スライドレバー等のユーザーインターフェースを表示するディスプレイ2と、断面画像の指定等の操作を行うキーボード3とマウス4とを備えている。本体1は、画像表示に必要な入出力の制御やプログラムの実行等の演算等を行うCPUと、CPUが直接使用するデータや命令等を格納する主記憶装置と、CT画像データ等を格納するハードディスク等の補助記憶装置と、主記憶装置と補助記憶装置や入出力装置との間のやり取りを仲介する入出力インターフェースと、他の装置が格納している画像データ等にネットワークを経由してアクセスするためのネットワークインターフェース装置と、電源装置等から構成されている。
【0044】
また、図2で、同装置Xは、CT画像データに基づき、表示する断面画像の断面を該断面に垂直な方向を軸として移動させながら、前記軸の方向に連続的な複数の断面画像を順次表示するものであって、順次表示される複数の断面画像のうち、利用者の所望する断面画像を指定する指定手段10と、指定された断面画像の断面に垂直な方向の位置を含む、断面画像の表示のための第1の表示パラメータPiを記憶する第1の記憶手段20と、記憶された1以上の第1の表示パラメータP1からPnの各々を識別可能な状態にして表示するパラメータ表示手段30と、表示された1以上の第1の表示パラメータP1からPnの中から、利用者の所望する第1の表示パラメータPjを選択する選択手段40と、選択された第1の表示パラメータPjに基づき、指定された断面画像を表示する第1の画像表示手段50とから構成されている。
【0045】
以下、同装置Xが表示する画面例を参照しながら、本発明により実現される機能を説明する。
【0046】
まず、図3は、同装置Xが表示する画面の構成を示すものである。表示画面90は、画面のタイトルを表示するタイトルバー91と、画像表示に関する操作、設定等を行うためのメニューを表示するメニューバー92と、断面画像を表示する断面画像表示領域93と、表示される断面画像の断面に垂直な方向の位置を表し、その位置を移動させるための操作を行うレバー部94aを有するスライドレバー94と、前画面の表示を行うスクロールボタン95aと、次画面の表示を行うスクロールボタン95bと、前々画面の表示を行うスクロールボタン96aと、次々画面の表示を行うスクロールボタン96bと、マウス4(図1)の操作により画面上の位置を指示するポインタ97とから構成されている。
【0047】
図4は、指定手段10(図2)で断面画像を指定し、ブックマーク登録する場合の画面例を示すものである。利用者は、CT画像データに基づき、表示する断面画像の断面を該断面に垂直な方向を軸として移動させながら、前記軸の方向に連続的な複数の断面画像を順次表示させ、表示される複数の断面画像のうち、断面画像表示領域93に表示されている断面画像を閲覧する。その画像を後で再度表示させたいと所望する場合には、マウス4(図1)を操作して画面中のポインタ97を移動させ、メニューバー92のメニュー「ブックマーク」をクリックすることによって、さらにブックマークについてのメニューを表示させ、その中から「登録」を選択してクリックする。これにより指定手段10(図2)による断面画像の指定が行われたことになる。
【0048】
「登録」がクリックされると、記憶手段20(図2)は、表示されている断面画像を表示するための第1の表示パラメータPi(図2)をブックマークとして本体1(図1)のハードディスクに格納する。第1の表示パラメータPi(図2)は、断面に垂直な軸方向における断面の位置や、断面に垂直な軸の方向、断面の厚さを含むものである。
【0049】
なお、登録の操作は、上記のようなメニューバー92からの選択によらず、マウスを右クリックすることでブックマーク、登録のメニューを表示、選択することによって行うこともできる(図10参照)。
【0050】
このようにして、利用者は表示されている断面画像をブックマーク登録した後、スライドレバー94やスクロールボタン95b等を操作して、さらに後続の画像を順次表示させ、閲覧を続ける。
【0051】
図5は、パラメータ表示手段30(図2)によって表示されたブックマークの一覧から、選択手段40(図2)によって利用者が再表示させたい断面画像を示すブックマークを選択する場合の画面例を示すものである。
【0052】
利用者は、既にブックマーク登録した断面画像を表示させる場合には、マウス4(図1)を操作して画面中のポインタ97を移動させ、メニューバー92のメニュー「ブックマーク」をクリックすることによって、さらにブックマークについてのメニューを表示させ、その中から「参照」を選択する。そうすると、さらに登録されているブックマークの一覧が表示される。
【0053】
この表示は、パラメータ表示手段30(図2)が、第1の記憶手段20のハードディスクに格納されている全ての第1の表示パラメータP1からPnを読み込み、各々をブックマーク1からブックマークn(図5ではn=4)として表示することによって行われる。
【0054】
なお、ブックマークの表示は、上記のようなメニューバー92からの選択によらず、マウスを右クリックすることでブックマーク、参照のメニューを表示、選択することによって行うこともできる(図10参照)。また、図6に示すように、断面画像表示領域93の下部等にブックマークの一覧表示領域98を設け、そこに登録されたブックマークの一覧を随時表示することも考えられる。さらに、図7に示すように、スライドレバー94に沿って、登録されたブックマークの示す断面画像の断面に垂直な方向の位置に対応するスライドレバー94上の位置の側部に、ブックマークを示す記号(図中では「*」)を表示することも考えられる。
【0055】
利用者は一覧の中から再表示させたい断面画像を示すブックマークにポインタ97を合わせ、クリックする。これにより選択手段40による第1の表示パラメータの選択が行われたことになる。
【0056】
図8は、選択されたブックマークに対応する断面画像が再表示された場合の画面例を示すものである。断面画像表示領域93には選択されたブックマークに対応する断面画像が表示され、同時に、スライドレバー94のレバー部94aの位置が表示された断面画像の断面に垂直な方向の位置に対応するスライドレバー94上の位置に移動する。
【0057】
この表示は、第1の画像表示手段50(図2)が、選択手段40(図2)により第1のパラメータPjに対応するブックマークj(図5ではj=2)が選択されたことを受けて、第1の記憶手段20(図2)のハードディスクから第1のパラメータPjの内容を読み込み、それに基づいてCT画像データから断面画像を再構成し、断面画像表示領域93に表示することによって行われる。このとき、スライドレバー94のレバー部94aの位置も上記のように移動させて表示する。
【0058】
このように本発明の第1の実施形態となる画像表示装置Xによれば、指定手段10によって、順次表示される複数の断面画像から利用者の所望する断面画像を指定し、第1の記憶手段20によって、指定された断面画像の断面に垂直な方向の位置を含む、断面画像の表示のための第1の表示パラメータPiを記憶し、パラメータ表示手段30によって、記憶された1以上の第1の表示パラメータP1からPnの各々を識別可能な状態にして表示し、選択手段40によって、表示された1以上の第1の表示パラメータP1からPnの中から利用者の所望する第1の表示パラメータPjを選択し、第1の画像表示手段50によって、選択された第1の表示パラメータPjに基づき指定された断面画像が再表示されるため、指定した画像を後から簡単な操作で短時間に再表示し、操作性の向上や異常部位の見落としの防止を図ることによって、診断効率を向上させることが可能になる。
【0059】
また、第1の記憶手段20が指定した断面画像の断面に垂直な方向の位置を記憶することによって、指定した断面画像の断面の位置も再現されるため、指定された断面画像の再現表示の後、図9に示すようなその断面画像の近傍の断面画像を瞬時に表示することや、その断面画像の任意の点を通る、別の視点から見た断面画像を表示(図12参照)したりすることが容易になり、さらなる操作性の向上が図られる。
【0060】
パラメータ表示手段30によって表示された表示パラメータを、選択手段40によって利用者が選択することができるようにしたことによって、簡単な操作で注目すべき画像の再現表示が可能になり、さらなる操作性の向上に資する。
【0061】
さらに、図7に示したように、パラメータ表示手段30が第1の表示パラメータP1からPn中の断面に垂直な方向の位置情報を各々表示すれば、利用者は、位置を手がかりにして再現表示したい画像を想起することが多いと考えられることから、再現したい断面画像の想起が容易になり、さらなる操作性の向上と異常部位の見落としの防止に資する。
【0062】
本発明の第2の実施形態となる画像表示装置Yは、同装置Xの機能に加え、指定した断面画像中の任意の部位までもブックマークとして記憶し、再表示する機能を有するものである。
【0063】
外観及び構成は同装置Xと同様である。
【0064】
以下、同装置Xとの相違点を中心に説明を行う。
【0065】
図10は、指定手段10(図2)で断面画像中の任意の部位を指示し、ブックマーク登録する場合の画面例を示すものである。利用者は断面画像表示領域93に表示されている断面画像を閲覧し、その画像の特定の部位に注目し、後でその断面画像を再度表示させ、その特定の部位を閲覧したいと所望する場合には、マウス4(図1)を操作して画面中のポインタ97を移動させ、その特定の部位をドラッグ操作により枠で囲む。さらに、マウスの右クリックにより、ブックマーク、登録のメニューを表示、選択することによって、ブックマークの登録操作を行う。これにより指定手段10(図2)で、断面画像中の任意の部位を指示することによって断面画像の指定が行われたことになる。
【0066】
「登録」が選択されると、記憶手段20(図2)は、表示されている断面画像を表示するための第1の表示パラメータPi(図2)と断面画像中の指示された部位についての断面画像中の2次元平面上の位置情報とを関連づけて、ブックマークとして本体1(図1)のハードディスクに格納する。
【0067】
利用者は同装置Xと同様に後続の断面画像を表示、閲覧し、さらに再度表示させたい断面画像に対応するブックマークの選択を行う(図5、6、7、10参照)。
【0068】
図11は、選択されたブックマークに対応する断面画像及び断面画像中の指示された部位が表示された画面例を示すものである。断面画像表示領域93には選択されたブックマークに対応する断面画像が表示されるとともに、断面画像中の指示された部位を囲む枠も再現され、同時に、スライドレバー94のレバー部94aの位置が、表示された断面画像の断面に垂直な方向の位置に対応するスライドレバー94上の位置に移動する。
【0069】
この表示は、第1の画像表示手段50(図2)が、選択手段40(図2)により第1のパラメータPjに対応するブックマークj(例えば図6ではj=2)が選択されたことを受けて、第1の記憶手段20(図2)のハードディスクから第1のパラメータPj及び第1のパラメータPjに関連づけて格納されている断面画像中の指示された部位についての断面画像中の2次元平面上の位置情報の内容を読み込み、それに基づいてCT画像データから断面画像を再構成し、さらに指示された部位の囲み表示を再現して、断面画像表示領域93に表示することによって行われる。このとき、スライドレバー94のレバー部94aの位置も上記のように移動して表示される。
【0070】
このように本発明の第2の実施形態となる異常陰影候補検出装置Yによれば、同装置Xと同様の効果が得られる他、指定手段10が、表示された断面画像中の任意の位置を指示することによって断面画像を指定し、第1の記憶手段20が第1の表示パラメータPiと指示された位置の2次元平面上の位置情報とを関連づけて記憶し、第1の画像表示手段50が、指示した位置を識別可能な状態にして指定された断面画像を表示することによって、判断を保留した画像の注目すべき部位まで再現表示することが可能になり、異常部位の見落としの防止が図られることにより、診断効率のさらなる向上に資する。
【0071】
また、図12に示すように、MPR(MultiPlanar Reconstruction;多断面再構成)の技術を用いて(例えば、特開2002−11000号公報参照)、再表示された断面画像中の指示された部位を通る、別の視点から見た断面画像を表示したり、指定された断面画像の再現表示の後、その断面画像の近傍の断面画像を表示(図9参照)したりすることが容易になり、さらなる操作性の向上が図られる。
【0072】
本発明の第3の実施形態となる画像表示装置Zは、同装置Xの機能に加え、選択されたブックマークの示す断面画像を表示する直前に表示されていた断面画像を、ブックマークの示す断面画像の表示後に再度表示する機能を有するものである。
【0073】
外観は同装置Xと同様である。
【0074】
図13は同装置Yの構成を示すブロック図である。図に示すとおり、第1の画像表示手段50によって指定された断面画像が表示される直前において表示されている断面画像の表示のための第2の表示パラメータQを記憶する第2の記憶手段60と、利用者の要求に応じて、記憶されている第2の表示パラメータQに基づき、指定された断面画像が表示される直前において表示されている断面画像を表示する第2の画像表示手段70とを同装置Xに付加したものである。
【0075】
以下、同装置Xとの相違点を中心に説明を行う。
【0076】
図14(a)は、1つのブックマークを登録後、後続の断面画像が表示されている状態の画面例を示している。
【0077】
ここで、マウス4(図1)を操作して、スライドレバー94の側部に表示されているブックマークを選択し、クリックすると、同装置Xと同様にして、図14(b)に示すような選択されたブックマークの示す断面画像が再表示され、スライドレバー94のレバー部94aの位置が移動するが、この時、第2の記憶手段60(図13)は、ブックマークの示す断面画像が再表示される直前に表示されていた断面画像を表示するための第2のパラメータQ(図13)を本体1のハードディスクに格納する。第2の表示パラメータQ(図13)は、断面に垂直な軸方向における断面の位置や、断面に垂直な軸の方向、断面の厚さを含むものである。
【0078】
図14(b)で、現在表示されている断面画像に対応するブックマークを選択し、ダブルクリックすると、図14(a)に示すブックマークの示す断面画像が再表示される直前の断面画像を表示する画面に戻ることができる。
【0079】
この表示は、第2の画像表示手段70(図13)が、第2の記憶手段60のハードディスクに格納されている第2の表示パラメータQの内容を読み込み、それに基づいてCT画像データから断面画像を再構成し、断面画像表示領域93に表示することによって行われる。同時に、スライドレバー94のレバー部94aの位置も、第2の表示パラメータQ中の断面に垂直な方向の位置に対応して移動して表示される。
【0080】
このように本発明の第3の実施形態となる異常陰影候補検出装置Zによれば、第2の記憶手段60が、指定された断面画像が表示される直前において表示されている断面画像の表示のための第2の表示パラメータQを記憶し、第2の画像表示手段70が、第2の表示パラメータQに基づき、指定された断面画像が表示される直前において表示されている断面画像を表示できるようなり、利用者は、指定した断面画像を再現表示した後、再度、指定した画像が表示される直前に表示されていた断面画像の断面に垂直な方向の位置に戻って、表示された画像及びその後続の画像の閲覧が可能なため、診断効率が向上する。
【0081】
以上の実施の形態の他にも、上記の同装置X、Y、Zの第1の記憶手段20(図2、図13)が、第1の表示パラメータPi(図2、図13)と、指定手段10(図2、図13)で指定をした時における同装置の利用者を識別する利用者識別情報とを関連づけて記憶するものであることが考えられる。この場合、パラメータ表示手段30(図2、図13)は、図5、図10で表示されているブックマークの一覧において、「ユーザ1・ブックマーク1」、「ユーザ1・ブックマーク2」、「ユーザ2・ブックマーク1」というように利用者毎に識別可能な状態でブックマークの一覧を表示したり、図7において、ユーザ1は「*」、ユーザ2は「#」というように利用者毎に異なる記号を用いてブックマークの示す断面画像の断面に垂直な方向の位置を表示したりすることが可能になり、他の利用者が指定した断面画像の再現表示も可能になる。また、同装置にログインしているユーザのブックマークのみを表示したりすることも可能になり、各利用者が自らの注目すべき画像の再現表示が容易になる。これにより、同装置の操作性の向上に資するものと考えられる。
【0082】
なお、以上の実施の形態では、レバー部94a(図3)を有するスライドレバー94(図3)を手動で操作して、表示される断面画像の断面に垂直な方向の位置を移動させたり、スクロールボタン95aを押下して前画面の表示を行ったり、スクロールボタン95bを押下して次画面の表示を行ったり、スクロールボタン96aを押下して前々画面の表示を行ったり、スクロールボタン96bを押下して次々画面の表示を行ったりしてきたが、このような手動操作を行わず、同装置の設定ファイル等に順次表示される個々の画像の表示時間等を予め設定しておき、それに基づいて、断面画像が自動的に順次切り替わりながら表示され、利用者がその中で断面画像を指定するものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による画像表示装置X、Y、Zの外観を示す図
【図2】本発明の第1、第2の実施の形態による画像表示装置X、Yの構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態による画像表示装置X、Y、Zの画面の構成を示す図
【図4】本発明の第1の実施の形態による画像表示装置Xで断面画像を指定する画面の例
【図5】本発明の第1の実施の形態による画像表示装置Xで利用者が再表示を所望する断面画像を選択する画面の例(メニューバーに表示)
【図6】本発明の第1の実施の形態による画像表示装置Xで利用者が再表示を所望する断面画像を選択する画面の例(一覧表示領域に表示)
【図7】本発明の第1の実施の形態による画像表示装置Xで利用者が再表示を所望する断面画像を選択する画面の例(スライドレバー側部に表示)
【図8】本発明の第1の実施の形態による画像表示装置Xで選択された断面画像が再表示された画面の例
【図9】本発明の第1の実施の形態による画像表示装置Xで再表示された断面画像とその近傍の断面画像を同時に表示した画面の例
【図10】本発明の第2の実施の形態による画像表示装置Yで断面画像中の任意の部位を指示する画面の例
【図11】本発明の第2の実施の形態による画像表示装置Yで選択された断面画像及び断面画像中の指示された部位が表示された画面の例
【図12】本発明の第2の実施の形態による画像表示装置Yで再表示された断面画像中の指示された部位を通る、別の視点から見た断面画像を同時に表示した画面の例
【図13】本発明の第3の実施の形態による画像表示装置Zの構成を示すブロック図
【図14】本発明の第3の実施の形態による画像表示装置Zで再表示を所望する断面画像を選択する画面の例(a)と再表示された断面画像から再表示直前の断面画像に戻る操作をする画面の例(b)
【符号の説明】
1 本体
2 ディスプレイ
3 キーボード
4 マウス
10 指定手段
20 第1の記憶手段
30 パラメータ表示手段
40 選択手段
50 第1の画像表示手段
60 第2の記憶手段
70 第2の画像表示手段
90 表示画面
91 タイトルバー
92 メニューバー
93 断面画像表示領域
94 スライドレバー
94a レバー部
95a スクロールボタン(前画面)
95b スクロールボタン(次画面)
96a スクロールボタン(前々画面)
96b スクロールボタン(次々画面)
97 ポインタ
98 ブックマーク一覧表示領域
P1 第1番目の第1の表示パラメータ
Pi 第i番目の第1の表示パラメータ
Pj 第j番目の第1の表示パラメータ
Pj’ 第j番目の第1の表示パラメータを選択したことを示す情報
Pn 第n番目の第1の表示パラメータ
Q 第2の表示パラメータ
X 本発明の第1の実施の形態による画像表示装置
Y 本発明の第2の実施の形態による画像表示装置
Z 本発明の第3の実施の形態による画像表示装置

Claims (6)

  1. 被写体を表す3次元の医用画像データに基づき、表示する断面画像の断面を該断面に垂直な方向を軸として移動させながら、前記軸の方向に連続的な複数の断面画像を順次表示する画像表示装置において、
    前記順次表示される複数の断面画像のうち、利用者の所望する断面画像を指定する指定手段と、
    該指定手段によって指定された前記断面画像の該断面に垂直な方向の位置を含む、前記断面画像の表示のための第1の表示パラメータを記憶する第1の記憶手段と、
    利用者の要求に応じて、前記第1の記憶手段が記憶した前記第1の表示パラメータに基づき、前記指定された断面画像を表示する第1の画像表示手段とを備えたことを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記第1の記憶手段が1以上の前記第1の表示パラメータを記憶するものであり、
    前記1以上の第1の表示パラメータの各々を識別可能な状態にして表示するパラメータ表示手段と、
    該パラメータ表示手段によって表示された前記1以上の第1の表示パラメータの中から、利用者の所望する前記第1の表示パラメータを選択する選択手段とをさらに備え、
    前記第1の画像表示手段が、前記選択手段によって選択された前記第1の表示パラメータに基づき、前記指定された断面画像を表示するものであることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 前記パラメータ表示手段が、前記第1の表示パラメータ中に含まれる前記指定された断面画像の該断面に垂直な方向の位置情報を表示することによって、前記1以上の第1の表示パラメータを識別可能な状態にすることを特徴とする請求項2記載の画像表示装置。
  4. 前記指定手段が、表示された断面画像中の任意の位置を指示することにより、該表示された断面画像を指定するものであり、
    前記第1の記憶手段が、前記第1の表示パラメータと、前記指示された位置についての断面画像中の2次元平面上の位置情報とを関連づけて記憶するものであり、
    前記第1の画像表示手段が、前記記憶された2次元平面上の位置情報に対応する前記指定された断面画像中の位置を識別可能な状態にして、前記指定された断面画像を表示するものであることを特徴とする第1項から第3項のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  5. 前記第1の記憶手段が、前記第1の表示パラメータと、前記指定をした時における前記画像表示装置の利用者を識別する利用者識別情報とを関連づけて記憶するものであることを特徴とする第1項から第4項のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  6. 前記第1の画像表示手段によって前記指定された断面画像が表示される直前において表示されている断面画像の表示のための第2の表示パラメータを記憶する第2の記憶手段と、
    利用者の要求に応じて、前記第2の記憶手段に記憶されている前記第2の表示パラメータに基づき、前記直前において表示されている断面画像を表示する第2の画像表示手段とをさらに備えたことを特徴とする第1項から第5項のいずれか1項に記載の画像表示装置。
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