JP2004165985A - 携帯電話カバー - Google Patents

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Emiko Matake
恵見子 真武
Keiko Hayata
恵子 早田
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Abstract

【課題】携帯電話の電話としての機能を損なうことなく、携帯電話より発生する電磁波の周囲への放出を効果的に防ぐ効果を有すると共に、抗菌効果、滑り止め効果も有する携帯電話カバーを提供すること。
【解決手段】携帯電話のカバーにおいて、カバー本体は携帯電話の上半部と下半部とを覆う上半カバー体と下半カバー体とにより構成し、各カバー体は電磁波のシールド機能を有する素材で形成すると共に、同カバー体の外表面にスリップ防止用の加工、及び抗菌加工を施すこととした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近のエレクトロニクス技術の進歩で、身近には電子機器・家庭電化製品やパーソナル無線機器があふれている。これらの電子機器からは電磁波が放出されており、同電磁波は有用ではあるものの、一方で人体への悪影響の可能性が指摘されている。
【0003】
特に、携帯電話についても受信・送信時には電磁波を多く放出することが知られており、携帯電話の使用形態からして通話中に携帯電話を頭部に近接した状態で使用するため、放出された電磁波は人の頭部を直撃することになり、携帯電話の使用者は電磁波の影響を最も危険な形で受けることになる。
【0004】
そこで、このような危険性を防止すべく、携帯電話の送受信機能を維持しつつも電磁波の放出をシールド可能とした電磁波シールド材からなる電磁波シールド機能を有する携帯電話カバーが用いられるようになってきている。
【0005】
かかる電磁波シールド機能を有する携帯電話カバーの一例として、例えばポリエステルの布地に少なくとも強磁性体および良導体を層状に形成したものを混用した電磁波遮断材や、ポリエステルの布地に少なくとも強磁性体および良導体からなる合金を層状に形成した電磁波遮断材等を袋状に形成し、その内部に携帯電話を収納することによって、携帯電話の全面を電磁波遮断材で覆うようにした携帯電話カバーがあった。かかる携帯電話カバーでは携帯電話から放出される電磁波を、携帯電話カバーを構成する電磁波遮断材で遮断することによって、電磁波の悪影響から使用者の健康を守るようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
しかも、携帯電話カバーにおける携帯電話の表示部やプッシュボタン操作面に対応する部分は、電磁波遮断材を配設した透明シート材で形成して、電磁波をシールドしつつも、表示部やプッシュボタンに表示される文字や数字等を識別できるようにしていた。すなわち、前記透明シート材には、カーボンブラック等の導電性塗料が電磁波遮断材として網目状に印刷されていた。
【0007】
また、携帯電話カバーにおける携帯電話の通話音声入力部に対応する部分には、使用者の音声を携帯電話に入力するための複数の孔が形成されるとともに、携帯電話カバーにおける携帯電話の通話音声出力部に対応する部分には、携帯電話から出力される通話相手の音声を使用者に伝達するための複数の孔が形成されていた。
【0008】
【特許文献1】
特開平11−032824号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の携帯電話カバーは、電磁波シールド機能が最優先されていたため、携帯電話カバーは電磁波遮断材により一体に形成されており携帯電話をすっぽりと被覆するようになっていた。
【0010】
しかも、同電磁波遮断材としては電磁波シールド効果を有するクロスが使用されていたため、携帯電話カバーを複雑な形状をした携帯電話に密着するように形成することが容易ではなく、単に袋状に形成されていた。
【0011】
したがって、携帯電話カバーと携帯電話の間にはズレや緩みが存在し、携帯電話カバーと携帯電話との密着性を悪くしており、使用者は通話中やプッシュボタンにより入力操作を行う等の携帯電話使用時において不快感を感じることがあった。
【0012】
また、携帯電話の表示部とプッシュボタン操作面においては、透明シートに導電性塗料を網目状に印刷したものが使用されているため、網目状の模様が目障りであるとともに、表示部やプッシュボタンに記載された文字や数字等が認識しにくいという不具合があった。
【0013】
また、従来の携帯電話カバーにおける携帯電話の通話音声入出力部に対応する部分に形成された複数の孔は、音声を明確に伝達するには不十分であり、使用者が通話時において相手の声が聞き取りにくかったり、小さな声で話をすると相手に伝わりにくかったり等の不具合を感じることがあった。
【0014】
さらに、従来の携帯電話カバーは電磁波シールド機能に目的が絞られ、抗菌効果や滑り止め効果を有しないという問題点があり、不衛生であるとともに、携帯電話を収納したポケットやバッグから取り出す際等に、携帯電話が不用意に滑り落ちて落下衝撃により故障するという事故が発生するという不具合があった。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記問題点を解決するために、携帯電話カバーにおいて、カバー本体は携帯電話の上半部と下半部とを覆う上半カバー体と下半カバー体とにより構成し、各カバー体は電磁波のシールド機能を有する素材で形成すると共に、同カバー体の外表面にスリップ防止用の加工を施してなる携帯電話用カバーを提供せんとするものである。
【0016】
また、本発明は、以下の構成にも特徴を有する。
【0017】
(1)素材に抗菌機能をもたせたこと。
【0018】
(2)上半カバー体と下半カバー体とを別体により構成したこと。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明に係る携帯電話カバーは、中央より重合状態に折りたたみ可能とするフリップタイプの携帯電話用携帯電話カバーであり、携帯電話の上半部を覆う上半カバー体と、携帯電話の下半部を覆う下半カバー体とよりなり、しかも、上半カバー体と下半カバー体を別体として構成している。
【0020】
さらに、上半カバー体は下面と、携帯電話の中央部側の側面とを開口した略直方体に形成されるとともに、下半カバー体は上面を開口した略直方体に形成されている。
【0021】
そして、携帯電話を携帯電話カバーに装着するにあたっては、上半カバー体と下半カバー体のそれぞれの開口面から携帯電話を挿入可能とすることにより、上半カバー体と下半カバー体における開口面以外の形状を携帯電話の形状に可及的に近似できるようにしている。
【0022】
したがって、携帯電話カバーの素材を皮やクロス等のように柔軟な素材ではなく、形状を一定保持する樹脂とすることができ、携帯電話カバーの形状を複雑な携帯電話の形状に密着させることができるとともに、薄く成形することができる。
【0023】
特に、上半カバー体は、携帯電話のアンテナと上半カバー体との密着部を同アンテナの膨出形態に合わせて丸みを持たせて形成するとともに、前記密着部の先端を筒状に形成している。したがって、同先端に携帯電話のアンテナを挿入することによって、携帯電話カバーが携帯電話から外れないようにするとともに、携帯電話カバーの形状と携帯電話の形状をほぼ同一として密着することができる。
【0024】
しかも、上半カバー体と携帯電話の上半部の間には弾力性のある粘着テープを貼設して、上半カバー体と携帯電話の上半部を密着させるとともに、上半カバー体と携帯電話の上半部の間にわずかな空間を形成している。
【0025】
したがって、使用者が誤って携帯電話を落としたりぶつけたりした場合に、上半カバー体が受けた衝撃の一部を前記空間と粘着テープとに吸収させて、衝撃が携帯電話に直接伝わらないようにすることができる。
【0026】
一方、下半カバー体は、携帯電話の下半部の側面に形成された充電器との掛止用の凹部に掛止させるべく、内側面に凸部を形成しており、同凸部を携帯電話の前記凹部に掛止することによって、携帯電話に固定装着するようにしている。
【0027】
しかも、凸部の位置を下半カバー体と携帯電話の下半部を密着させる位置よりもわずかに上方に配設することにより、下半カバー体と携帯電話との下半部の間にわずかな空間を形成している。
【0028】
したがって、使用者が誤って携帯電話を落としたりぶつけたりした場合、下半カバー体が受けた衝撃は凸部を通じて携帯電話の前記凹部に伝達されることになり、衝撃が携帯電話に直接伝わらないようにすることができる。ここで、凹部は携帯電話の下半部の角部と、上半部と下半部の連結部に設けられており、これらの部分はもともと衝撃等に対して強く構成されている。したがって、下半カバー体は、下半カバー体が受けた衝撃を携帯電話の衝撃に対して強い部分に伝達することになり、携帯電話が実際に受けるダメージを小さくして損傷を抑え、携帯電話を衝撃から守ることができる。
【0029】
このように、上半カバー体と携帯電話の上半部間、及び、下半カバー体と携帯電話の下半部間に設けた空間は、携帯電話カバーが受けた衝撃がそのまま携帯電話に伝達されないように、衝撃の一部を吸収したり、或は、携帯電話の衝撃に対して強い部分にだけ衝撃が伝達されるように働き、緩衝用の空間として作用して衝撃から携帯電話を守ることができる。
【0030】
さらに、上半カバー体と下半カバー体を別体としたことにより、携帯電話カバーを携帯電話に装着・脱着する行為を上半カバー体と下半カバー体とで別々に行うことができる。したがって、携帯電話を充電する際には下半カバー体だけを脱着して充電することができる。
【0031】
また、携帯電話カバーを構成する樹脂は金属微粉末を混入して製造しているため優れた電磁波シールド特性を有しており、携帯電話から放出される電磁波を遮断することにより電磁波の悪影響から使用者の健康を守っている。すなわち、この携帯電話から放出される電磁波はマイクロ波と呼ばれる極超短波であり、その強さは100〜200ミリガウスと本体そのものは小型ながら放出される電磁波のパワーは強力であるため、携帯電話の周囲を金属導体の仕切りでシールドして、携帯電話より発生した電磁波を仕切りとしての金属導体に吸収させ外部に出さないようにすることによって電磁波シールドを行っている。
【0032】
また、携帯電話カバーの外表面は、有機ヨウ素系抗菌剤を含む塗料を上塗りすることによって抗菌加工されており、現代人の清潔志向に沿ったものとなっている。したがって、携帯電話使用者に衛生面での安心を与え、気持ち良く使用してもらうことができる。
【0033】
さらに、発泡ゴム等を用いた滑り止めシールを、携帯電話カバーの外表面における携帯電話カバーと手との接触面に使用することにより、両者間における滑り止め効果を得るようにしている。したがって、ポケット等からの携帯電話の取り出し時、携帯電話の開閉時、携帯電話を持ってのデータ入力、表示確認、送受信等の動作時において、誤って携帯電話を落としたりすることがなく、しっかりと手に馴染んで使い勝手を良くすることができる。
【0034】
【実施例】
以下、本発明に係る携帯電話カバーAの実施例を図面に基づき説明する。図1は本発明にかかる携帯電話カバーAを装着した携帯電話Kの使用状態における斜視図、図2は本発明にかかる携帯電話カバーAを装着した携帯電話Kの使用状態における断面説明図、図6は携帯電話Kの斜視図を示す。
【0035】
まず、携帯電話Kについて説明すると、携帯電話Kは、受信した通話相手の音声を出力したり、映像や文字等を表示する上半部K1と、上半部K1の一側に配設された送受信のためのアンテナK2と、使用者の音声を入力したり、携帯電話Kを操作するための下半部K3と、回転自在な枢支連結部K4とよりなる。
【0036】
上半部K1は、上面に日付、時間、メールの着信状況等、常時必要とするデータを表示するサブ表示部K5を配設し、下面に、映像や文字等を表示する表示部K6を配設している。また、表示部K6の端部側には携帯電話Kが受信した相手の音声を出力するための孔を形成して通話音声出力部K7としている。
【0037】
アンテナK2は、上半部K1の上面の一側に開閉部方向に伸長するように取り付けられている。
【0038】
下半部K3は、上面にそれぞれ文字や数字等を割り付けたプッシュボタンK8を配設しており、同プッシュボタンK8を押すことによって携帯電話Kに文字や数字等の情報を入力できるようにしている。また、プッシュボタンK8の端部側には、使用者の音声を携帯電話Kに入力するための孔を形成して通話音声入力部K9としている。
【0039】
また、下半部K3の側面には、イヤホン等の外部装置との入出力端子K10と、携帯電話Kを操作するための操作ボタンK11を配設している。さらに、携帯電話Kは充電式であり、電池残量が少なくなる度に充電器によって充電しなければならないので、充電時において携帯電話Kを充電器に固定するために、下半部K3の開閉部側の両側面に掛止用の凹部K12,K12を形成するとともに、枢支連結部K4側の側面の中途部に掛止用の凹部K13を形成している。
【0040】
また、下半部K3の下面には、充電端子K14と、スピーカーK15を配設している。さらに、下半部K3の所定の位置にストラップK17を取り付けるために、側面から下面へと通ずるストラップのための凹部K16を配設している。
【0041】
このような構造により、携帯電話Kは中央より重合状態に折りたたみ可能な、いわゆる、フリップタイプで、収納時には表示部K6、プッシュボタンK8を保護して内側に折りたたむと同時に全体の形状を更に小型化し、使用時には開いて通話音声出力部K7が耳に、通話音声入力部K9が口元に届くような形状とする。
【0042】
携帯電話Kは、以上のように構成しており、本発明に係る携帯電話カバーAは、このようなフリップタイプの携帯電話Kに対して使用する。
【0043】
図3は本発明にかかる携帯電話カバーAを斜め上方より斜視した斜視図、図4は本発明にかかる携帯電話カバーAを斜め下方より斜視した斜視図、図5は下半カバー体2の斜視図を示す。
【0044】
同携帯電話カバーAは、携帯電話Kの上半部K1に装着する上半カバー体1と、携帯電話Kの下半部K3に装着する下半カバー体2とよりなる。しかも、上半カバー体1と下半カバー体2とは別体である。
【0045】
上半カバー体1は、下面と携帯電話Kの枢支連結部K4側の側面を開口した略直方体に形成している。
【0046】
そして、上半カバー体1の一側に、前記アンテナK2を収納するためのアンテナ収納部3を形成しており、同アンテナ収納部3はアンテナK2部分の膨出形態に合わせて丸みを持たせた形状とするとともに、先端部は筒状に形成してアンテナK2の引き出し用孔4としている。
【0047】
さらに、携帯電話Kは上半部K1の上面に前記サブ表示部K5を有するため、上半カバー体1にサブ表示部K5のための切欠部5を形成して、サブ表示部K5を被覆しないようにしている。
【0048】
下半カバー体2は、下半カバー体2の上面を開放した略直方体に形成している。そして、携帯電話Kは回転自在な枢支連結部K4により上半部K1を開いて使用するため、枢支連結部K4の回転を阻止しないように、下半カバー体2の枢支連結部K4側の側面は高さを半分としている。また、同側面端部における中途部に突片6を設けて、同突片6に爪をかけて携帯電話Kから下半カバー体2を脱着するようにしている。
【0049】
また、図1に示すように、携帯電話Kは下半部K3の側面に外部装置との入出力端子K10や、操作ボタンK11を有するため、下半カバー体2の側面に入出力端子K10と操作ボタンK11のための切欠部7を形成して、入出力端子K10や操作ボタンK11を被覆しないようにしている。
【0050】
また、図6に示すように、携帯電話Kの下半部K3の側面には充電器との掛止用の凹部K12,K12,K13が形成されており、同凹部K12,K12,K13を利用して下半カバー体2を下半部K3に固定すべく、下半カバー体2の開閉部側の両内側面に凹部K12,K12に掛止する掛止用の凸部8,8を形成するとともに、枢支連結部K4側の内側面の中途部に凹部K13に掛止する掛止用の凸部9を形成している(図5参照)。
【0051】
また、携帯電話Kは下半部K3の下面にスピーカーK15を有するため、同スピーカーK15よりも若干大きな円形とするスピーカーK15のための切欠部10を下半カバー体2の下面に形成して、着信音やアラーム音等がこもらないようにしている。
【0052】
さらに、携帯電話Kは下半部K3の下面における所定の位置にストラップK17を取り付けられるようにしている。そのため、使用者がストラップK17を取り付けた場合、携帯電話K使用時にストラップK17があらゆる方向に向けられてしまう。したがって、下半カバー体2の下面から側面にかけてL字状にストラップK17のための凹部11を形成して、ストラップK17が携帯電話カバーAと接触してストラップK17の動きを妨げないようにしている。
【0053】
携帯電話カバーAは以上のように構成されており、同携帯電話カバーAは以下の説明のように携帯電話Kに装着される。
【0054】
携帯電話カバーAは、上半カバー体1と下半カバー体2とを別体として形成しているため別々に装着する。
【0055】
まず、上半カバー体1の装着について説明する。
【0056】
図1、及び図2に示すように、上半カバー体1を携帯電話Kの上半部K1に装着するにあたっては、上半部K1を上半カバー体1の開口面より挿入し、携帯電話KのアンテナK2を上半カバー体1の引き出し用孔4から引き出す。
【0057】
そして、上半カバー体1と上半部K1との間に弾力性を有する両面テープ12を貼付することによって上半カバー体1と上半部K1を密着させるとともに、上半カバー体1と上半部K1との間に約0.2ミリメートルの隙間を形成する。
【0058】
このように、携帯電話KのアンテナK2を筒状の引き出し用孔4に挿入して上半カバー体1を上半部K1に固定するとともに、上半カバー体1と上半部K1を両面テープ12により貼付して支持固定するので、携帯電話K使用時において上半カバー体1と上半部K1との間にズレや緩みを生起することはない。したがって、携帯電話Kの使い勝手を良くして、使用者は携帯電話Kを快適に使用することができる。
【0059】
また、使用者が万一誤って携帯電話Kを落としたり、ぶつけることによって上半カバー体1が強い衝撃を受けた場合、上半カバー体1は携帯電話Kの上半部K1側に強く押されるが、上半カバー体1と上半部K1の間には弾力性を有する両面テープ12が貼付されているので、両面テープ12と前記隙間により携帯電話カバーAと携帯電話Kとが接触して衝撃を直接伝達することはない。しかも、携帯電話カバーAから伝達された衝撃は両面テープ12によって一部吸収されて、携帯電話カバーAが受けた衝撃よりも小さな衝撃となって上半部K1に伝達されることになる。したがって、隙間は緩衝用の空間Sとして働き、同緩衝用の空間Sと、両面テープ12とは携帯電話Kを衝撃から守るように作用する。
【0060】
さらに、上半カバー体1は、下面を開放しているので、表示部K6を被覆することがなく使用者は表示部K6による表示が見やすいとともに、通話音声出力部K7を被覆することがなく使用者は通話相手の音声を聞き取りやすい。
【0061】
ここで、上半カバー体1の下面が開放されているため、携帯電話Kの上半部K1の下面からの電磁波の放出が心配されるが、携帯電話Kの通話時等における電磁波の放出量は携帯電話Kの上半部K1の下面よりも同上半部K1の上面からの放出のほうが圧倒的に多く、本実施例における携帯電話カバーAは、携帯電話Kの上半部K1の下面における電磁波シールド効果よりも操作性を優先させ、上半カバー体1の下面を開放して形成している。このように、本実施例における携帯電話カバーAは、電磁波シールド効果だけではなく、操作性、デザイン、抗菌性等、携帯電話Kに要求される多項目についてバランスよく満たすように構成されている。
【0062】
なお、上半カバー体1と上半部K1間に両面テープ12を貼付して支持固定する方法は、上記したように両面テープ12を上半カバー体1と上半部K1間の1箇所において貼付する他に、対向する2箇所に貼付しても良い。さらに、両面テープ12の代わりに滑り止めシール13を用いても良い。
【0063】
次に、下半カバー体2の装着について説明する。
【0064】
下半カバー体2を装着するにあたっては、携帯電話Kの下半部K3を下半カバー体2の開口面より挿入する。そして、下半部K3の側面に形成された充電器との掛止用の凹部K12,K12,K13に、下半カバー体2の内側面に形成した掛止用の凸部8,8,9を掛止して下半部K3に下半カバー体2を固定する(図5、及び図6参照)。このように、下半カバー体2と下半部K3を3ポイントにおいて全体的に掛止するので、下半部K3を下半カバー体2にしっかりと固定することができ、下半カバー体2と下半部K3との間にズレや緩みを生起することはなく、携帯電話K使用時において使用者が違和感を感じることはない。
【0065】
この時、下半カバー体2と下半部K3との間には約0.2ミリメートルの隙間を有する。
【0066】
また、使用者が万一誤って携帯電話Kを落としたり、ぶつけることによって下半カバー体2が強い衝撃を受けた場合、下半カバー体2と下半部K3との間には隙間を有するため、下半カバー体2は衝撃を下半カバー体2と下半部K3とが接触している凸部8,8,9により下半部K3の凹部K12,K12,K13に伝達することになる。しかし、これらのポイントは携帯電話Kの角部や枢支連結部K4周辺であるため、もともと補強して形成されており衝撃にも強い構成となっているため、たとえ衝撃を受けたとしても実際に受けるダメージを小さくして携帯電話Kが受ける損傷を小さくすることができる。したがって、前記隙間は緩衝用の空間Sとして働き、同緩衝用の空間Sと、掛止用の凹部K12,K1 2,K13と、掛止用の凸部8,8,9とは、下半カバー体2が受けた衝撃を下半部K3の衝撃に強い部分に伝達することによって、携帯電話Kが実際に受けるダメージを抑えて携帯電話Kを衝撃から守るように作用する。
【0067】
しかも、下半部K3を下半カバー体2から脱着する場合は、下半部K3の突片6に爪をかけて下半部K3から下半カバー体2を容易に脱着することができるので、携帯電話Kを充電する際にも容易に充電することができる。この時、上半カバー体1と下半カバー体2とは別体となっているので、下半カバー体2だけを脱着することにより容易に充電することができる。
【0068】
また、下半部K3に下半カバー体2を装着することにより下半部K3の下面に配設した充電端子K14を被覆して、充電端子K14が汚れたり、水で濡れたりすることを防止して常に正常な状態を保つことができる。
【0069】
さらに、下半カバー体2は上面を開口しているので、プッシュボタンK8を被覆することがなく、使用者はプッシュボタンK8に記載されている文字や数字等を認識しやすく、また入力操作も快適に行うことができる。さらに、通話音声入力部K9を開放しているので、通話時において音声を携帯電話Kに伝達しやすい。
【0070】
ここで、下半カバー体2の上面が開放されているため、携帯電話Kの下半部K3の上面からの電磁波の放出が心配されるが、携帯電話Kの上半部K1と同様に携帯電話Kの通話時等における電磁波の放出量は携帯電話Kの下半部K3の上面よりも同下半部K3の下面からの放出のほうが圧倒的に多いため、本実施例における携帯電話カバーAは、携帯電話Kの下半部K3の上面における電磁波シールド効果よりも操作性を優先させ、下半カバー体2の上面を開放して形成している。
【0071】
次に、本携帯電話カバーAにおける上下半カバー体1,2に使用する素材について説明する。
【0072】
本携帯電話カバーAの素材は、ABS樹脂とPC樹脂のアロイである。したがって、ABS樹脂の性質とPC樹脂の性質を併せ持っている。
【0073】
ABS樹脂の優れた特徴は良成形性であるため、携帯電話カバーAの形状を携帯電話Kの複雑な形状に合わせて自由に、しかも容易に形成することができる。例えば、前述したようにアンテナを挿入するために携帯電話カバーAを一部筒状に形成することができる。また、携帯電話カバーAの形状と携帯電話Kの形状をほぼ同一に、しかも、薄く形成することもできる。さらに、携帯電話Kに設けられた掛止用の凹部K12,K12,K13に掛止すべく掛止用の凸部8,8,9を携帯電話カバーAに形成して、携帯電話カバーAと携帯電話Kを固定するとともに、携帯電話カバーAと携帯電話Kの間に前記緩衝用の空間Sを形成することもできる。したがって、使用者は携帯電話カバーAと携帯電話Kとのズレ,緩み等からくる使用不快感を感じることなく快適に携帯電話Kを使用することができるとともに、携帯電話カバーAを衝撃に対して強い構成として、衝撃から携帯電話Kを守ることができる。
【0074】
また、同樹脂は成型品の表面状態が良好であるため、無塗装化が図れるとともに、着色も可能である。したがって、ファッション性に優れた見映えの良い携帯電話カバーAとすることができる。
【0075】
また、PC樹脂の優れた特徴としての耐衝撃性も有するため、携帯電話カバーAは衝撃に強く耐久性が優れている。
【0076】
次に、携帯電話カバーAにおける電磁波シールド効果について説明する。
【0077】
本携帯電話カバーAの素材である樹脂は、ステンレス等の金属微粉末を混入させて製造されているため、導電性に優れ高い電磁波シールド特性を有しており、携帯電話Kから放出される電磁波を遮断し使用者の安全性を確保している。
また、激化する携帯電話Kの販売商戦を背景に、メーカーは携帯電話Kの性能を良くするために使用する周波数をより高くすることも行っている。このように、悪影響のより強い高域の電磁波を発生する携帯電話Kに対しては、混入する金属微粉末の量を増加することで、より高い電磁波シールド特性にて電磁波を遮断し、安全に携帯電話Kを使用したいという使用者のニーズにマッチしたグレード展開も可能である。
【0078】
次に、本携帯電話カバーAにおける抗菌効果について説明する。
【0079】
本携帯電話カバーAの外表面には、有機ヨウ素系抗菌剤を含む塗料を塗装することにより抗菌加工されている。
【0080】
有機ヨウ素系抗菌剤は、大腸菌や黄色ブドウ球菌等のように人間にとって有害な細菌やアレルギー原因菌やかび毒産生菌等、様々な菌に対して抗菌効果を有する。
【0081】
したがって、携帯電話カバーAの表面に菌が付着したとしても前記塗料に含まれる抗菌剤に接した菌は死滅してしまい、携帯電話カバーAの表面は常に清潔に保たれ、現代人の清潔志向にマッチして携帯電話K使用者に衛生面での安心を与え、気持ち良く使用してもらうことができる。
【0082】
また、同抗菌効果は半永久的に持続するものであり、携帯電話カバーAの使用中において安心して使用することができる。
【0083】
次に、本携帯電話カバーAにおける滑り止め効果について説明する。
【0084】
本携帯電話カバーAにおいては、滑り止め効果を有する滑り止めシール13を携帯電話カバーAの外表面における携帯電話カバーAと手との接触面に使用することにより両者間の滑り止め効果を得るようにしている。
同滑り止めシール13は、原料のゴム、プラスチック、ウレタン、塩化ビニール等にガスを発生する発泡剤を混入する等の方法により発泡体を生成したものである。同発泡体は原料を発泡させることによって原料の表面に凹凸を多数形成して発泡体表面における摩擦係数を大きくし、その結果滑り止め効果を有するものである。
【0085】
このように、滑り止めシール13を貼付することによって滑り止め効果を得るようにしたので、個人の希望によって貼付する場所を決定して、使用者の好みや使用形態に合わせて滑り止め効果を自由に設定することができる。また、滑り止め効果が不要であれば貼付する必要はない。
【0086】
したがって、滑り止めシール13を貼付した場合、ポケット等からの携帯電話Kの取り出し時、携帯電話Kの開閉時、携帯電話Kを持ってのデータ入力、表示確認、送受信等の操作時において、誤って携帯電話Kを落としたりすることがなく、しっかりと手に馴染んで使い勝手が良い。
【0087】
さらに、携帯電話カバーAは携帯電話Kへの装着が容易なので、携帯電話カバーAが古くなった場合には新しい携帯電話カバーAと簡単に交換可能とし、また、気分転換したい場合等には別の、例えば色違いの携帯電話カバーAと簡単に交換可能として、携帯電話Kを常に美しく、また、ファッショナブルに装うことができる。
【0088】
【発明の効果】
発明は上記のような形態で実施されるもので、以下の効果を奏する。
【0089】
(1)請求項1記載の本発明では、携帯電話のカバーにおいて、カバー本体は携帯電話の上半部と下半部とを覆う上半カバー体と下半カバー体とにより構成し、各カバー体は電磁波のシールド機能を有する素材で形成すると共に、同カバー体の外表面にスリップ防止用の加工を施したことにより、携帯電話が発生する電磁波が携帯電話カバー外に放出されることがなく、使用者の健康を守ることができる効果を有する。
【0090】
また、携帯電話カバーは同携帯電話カバーの表面に滑り止めシールを貼付することによって滑り止め効果を得ることができるので、手に持った時にしっかりと手に馴染んで安定感があるため使い勝手が良い。また、携帯電話を収納したポケットやバッグから携帯電話が不用意に滑り落ちて落下衝撃により故障する事故を防止できる効果を有する。
【0091】
(2)請求項2記載の本発明では、素材に抗菌機能を持たせたことにより、携帯電話カバーを衛生的に保つことができ、携帯電話使用者に気持ち良く使用してもらえる効果を有する。
【0092】
(3)請求項3記載の本発明では、上半カバー体と下半カバー体とを別体により構成したので、上半カバー体を、下面と携帯電話の上半部と下半部の連結部側の側面を開口した略直方体状に、下半カバー体を、上面を開口した略直方体状に形成することができ、携帯電話を携帯電話カバーに装着する際には、上半カバー体と下半カバー体のそれぞれの開口面から携帯電話を挿入可能として、上半カバー体と下半カバー体における開口面以外の形状を携帯電話の形状に可及的に同形として形成できる。したがって、携帯電話カバーの素材を樹脂とすることができ、携帯電話カバーの形状を複雑な形状に加工することができるとともに、薄く成形することができる。そして、携帯電話カバーを携帯電話に密着固定することによって、携帯電話使用時において携帯電話カバーと携帯電話間にズレや緩みを生じることなく、使い勝手の良い携帯電話カバーとすることができる効果を有する。
【0093】
また、上半カバー体の下面と、下半カバー体の上面が開口しているため、携帯電話の表示部やプッシュボタンが開放されており、同表示部や同プッシュボタンに記載された文字や数字等が認識しやすいという効果を有する。また、携帯電話の通話音声入力部と通話音声出力部も開放されており、音声が伝達されやすく通話時において相手の声が聞き取りにくかったり、小さな声で話をすると相手に伝わりにくかったり等の不具合が生起することはなく、使用者は携帯電話を快適に使用できる効果を有する。
【0094】
さらに、携帯電話カバーを携帯電話へ装着・脱着する行為を上半カバー体と下半カバー体とで別々に行うことができる。したがって、携帯電話を充電する際には下半カバー体だけを脱着して充電することができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯電話カバーを装着した携帯電話使用状態の斜視図である。
【図2】本発明に係る携帯電話カバーを装着した携帯電話使用状態の断面説明図である。
【図3】本発明に係る携帯電話カバーを斜め上方より斜視した斜視図であり、(a)は上半カバー体の斜視図であり、(b)は下半カバー体の斜視図である。
【図4】本発明に係る携帯電話カバーを斜め下方より斜視した斜視図であり、(a)は上半カバー体の斜視図であり、(b)は下半カバー体の斜視図である。
【図5】下半カバー体の斜視図である。
【図6】携帯電話の斜視図である。
【符号の説明】
A 携帯電話カバー
K 携帯電話
S 緩衝用の空間
K1 上半部
K2 アンテナ
K3 下半部
K4 枢支連結部
1 上半カバー体
2 下半カバー体
4 引き出し用孔
13 滑り止めシール

Claims (3)

  1. 携帯電話のカバーにおいて、
    カバー本体は携帯電話の上半部と下半部とを覆う上半カバー体と下半カバー体とにより構成し、各カバー体は電磁波のシールド機能を有する素材で形成すると共に、同カバー体の外表面にスリップ防止用の加工を施してなる携帯電話用カバー。
  2. 素材に抗菌機能をもたせたことを特徴とする請求項1記載の携帯電話用カバー。
  3. 上半カバー体と下半カバー体とを別体により構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の携帯電話用カバー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006245861A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Nec Saitama Ltd 締結具隠蔽用キャップ及び携帯用電子機器
WO2009035038A1 (ja) * 2007-09-12 2009-03-19 Nissha Printing Co., Ltd. 二重成形インサート成形品及びこれを用いた電子機器
JP2021012652A (ja) * 2019-07-09 2021-02-04 任天堂株式会社 カバー

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